JPH0631412B2 - クリ−ム状洗浄剤 - Google Patents

クリ−ム状洗浄剤

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JPH0631412B2
JPH0631412B2 JP14426185A JP14426185A JPH0631412B2 JP H0631412 B2 JPH0631412 B2 JP H0631412B2 JP 14426185 A JP14426185 A JP 14426185A JP 14426185 A JP14426185 A JP 14426185A JP H0631412 B2 JPH0631412 B2 JP H0631412B2
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JP
Japan
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polymer compound
cationic polymer
fatty acid
cream
foaming
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JP14426185A
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清 宮澤
好博 大畠
正孝 小川
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクリーム状洗浄剤に関し、更に詳しくは起泡性
・速泡性に優れ、しかもクリームの硬度の温度依存性が
著しく少ないクリーム状洗浄剤に関する。クリーム状洗
浄剤とは、測定温度20℃にてカードメーターにより測定
した時に硬度値が3〜50の範囲にあるものをいう。クリ
ーム状洗浄剤は取扱いが容易で便利であり、水に対する
溶解性が良いので起泡性・速泡性に優れ、しかも外観が
きれいで洗浄性もよい等の理由が好んで使用されてい
る。
〔従来の技術〕
従来より用いられているクリーム状洗浄剤はプロピレン
グリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、ソ
ルビトール等の多価アルコールと、脂肪酸塩、N−アシ
ルアミノ酸塩、リン酸エステル塩等の陰イオン界面活性
剤とを含有し、いずれもクリーム状とする為に工夫をこ
らしている。
しかし、例えば、陰イオン界面活性剤を高濃度に配合す
るとか、固形油分を多量に配合するとかして高温での硬
度を向上させ、高温での安定性を向上させようとする
と、低温での硬度が上昇してクリーム状とは言えず固形
化し、チューブ等の容器から出しにくくなる等の問題が
あった。また逆に低温での硬度を低下させて使いやすい
硬さにすると、高温で硬度が低下し過ぎて液状化あるい
は分離が起こる等、クリーム状態の安定性が極めて劣っ
てしまう問題点を有していた。
本発明者らは、上記の点に着目し、鋭意研究を重ねた結
果、上記クリーム状洗浄剤に陽イオン性高分子化合物を
配合することにより、従来通り起泡性・速泡性・洗浄性
に優れ、しかもクリーム状洗浄剤の長年の問題点であっ
た温度変化に対する硬度の著しい変化が減少して安定性
・使用性を向上させ得る事を見い出し、本発明を完成す
るに至ったものである。
〔問題点を解決するための手段〕即ち、本発明は、陰イ
オン界面活性剤10〜50重量%を配合したクリーム状
洗浄剤に、陽イオン性高分子化合物0.05〜5重量%
を含有させたクリーム状洗浄剤であって、陽イオン性高
分子化合物が、ポリ(ジメチルジアリルアンモニウムハ
ライド)型陽イオン性高分子化合物、ジメチルジアリル
アンモニウムハライドとアクリルアミドのコポリマー型
陽イオン性高分子化合物、ポリエチレングリコール・エ
ピクロルヒドリン・プロピレンアミン・牛脂脂肪酸より
得られるタロイルアミンとの縮合生成物、およびポリエ
チレングリコール・エピクロルヒドリン・プロピレンア
ミン・ヤシ油脂肪酸より得られるココイルアミンとの縮
合生成物から選ばれるものであることを特徴とするクリ
ーム状洗浄剤を提供するものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に於いて用いられる陽イオン性高分子化合物とし
ては、 一般式(A) もしくは、 (式中、R1およびR2は水素原子−Hまたはメチル基−
CH3を、Xはハロゲンを表し、Pは150ないし6,200の整
数である。)で表されるポリ(ジメチルジアリルアンモ
ニウムハライド)型陽イオン性高分子化合物、 一般式(B) もしくは、 (式中、R3,R4は水素原子−H、またはメチル基−CH
3を、Xはハロゲンを表しq+rは150ないし9,000の整
数である。)で表されるジメチルジアリルアンモニウム
ハライドとアクリルアミドのコポリマー型陽イオン性高
分子化合物、ポリエチレングリコール・エピクロルヒド
リン・プロピレンアミン・牛脂脂肪酸より得られるタロ
イルアミンとの縮合生成物、およびポリエチレングリコ
ール・エピクロルヒドリン・プロピレンアミン・ヤシ油
脂肪酸より得られるココイルアミンとの縮合生成物が挙
げられる。
市販品としては次の第1表に揚げるようなものがある。
なお第1表の商品名で、マーコート100はポリ(ジメチ
ルジアリルアンモニウムハライド)型陽イオン性高分子
化合物、マーコート550はジメチルジアリルアンモニウ
ムハライドとアクリルアミドのコポリマー型陽イオン性
高分子化合物、ポリコートHはポリエチレングリコール
・エピクロルヒドリン・プロピレンアミン・牛脂脂肪酸
より得られるタロイルアミンとの縮合生成物である。
陽イオン性高分子化合物の好ましい配合量はクリーム状
洗浄剤全量中の0.05〜5重量%である。0.05重量%未満
の配合量では硬度の温度依存性減少効果が少なく、5重
量%を超えると起泡性・速泡性・洗浄性に悪影響を及ぼ
すことがある。
また、本発明の洗浄剤にはクリーム状とするために従来
より用いられているエチレングリコール、ジエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ポリグ
リセリン、1,3ブチレングリコール、ソルビトール、マ
ンニトール、ブドウ糖、ショ糖等の多価アルコール類及
び脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸塩、アルキロイルアル
キルタウリン塩、イセチオネート型界面活性剤、リン酸
エステル塩、スルホコハク酸塩、アミノ酸塩、アミノ酸
縮合塩、α−スルフォン化脂肪酸塩等の陰イオン界面活
性剤が配合される。
クリーム状とする為の特に好ましい配合量は、多価アル
コール類10重量%〜50重量%、陰イオン性活性剤10重量
%〜50重量%である。
本発明のクリーム状洗浄剤は、所望により洗浄剤に一般
に洗浄剤に配合される成分、例えばポリエチレン、炭酸
カルシウム等の粉末、高級アルコール、スクワラン、ラ
ノリン誘導体等の油性成分、生薬等の植物抽出物、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテルやポリオキシエチレン
オキシドポリプロピレンオキシドブロックポリマー等の
非イオン界面活性剤、金属イオン封鎖剤、防腐剤、殺菌
剤pH調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、色素及び香料
等を含むことができる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例をもって詳細に説明するが、それに
先立ち、各実施例で採用した試験法・評価法を説明す
る。
硬度測定法 試験サンプルを、各恒温槽(0℃、20℃、40℃)に1日
放置後、表面を平らにきれいにカットし、カードメータ
ー(飯尾電機製)により硬度を測定した。カードメータ
ー測定条件は、感圧軸8φ、荷重200gを用いた。感圧
軸が試料の平らな表面より内部に侵入し始めた時点の目
盛りの数値をもって硬度とした。
チューブからの出し易さ 口径7mmのチューブに試験サンプルを入れ、各温度条件
下(0℃、20℃、40℃)で出し易さを判定した。
力を入れずになめらかに出る。……………○ ある程度の力を加えると出る。……………△ 硬くて出ない、あるいは液状となり、 チューブ口径の形状が保てない……………× 洗浄性試験法 CaO/MgO=3/1、5°DH人工硬水で、試料濃度1%溶
液を作成し、ウールサージを用いた人工皮脂汚染布を洗
浄した。
温度40℃の条件下でターゴトメーター(JISK−3371)
を用いて、洗浄し、洗浄前後の反射率より洗浄効率をも
とめた。
Ro:原布(ウールサージ)の反射率 Rs:汚染布の反射率 Rw:洗浄後の汚染布の反射率 ○…洗浄性良好 洗浄効率 80%以上 △…洗浄性普通 洗浄効率 60%以上 80%未満 ×…洗浄性不良 洗浄効率 60%未満 泡立ち試験法 CaCO370ppm人工硬水で試料濃度1%溶液400ccを作成
し、温度40℃の条件下で攪拌機つき円筒シリンダーを用
いて起泡量を測定した。攪拌開始時から30秒後の起泡量
の値を速泡性とし、60秒後の起泡量の値を起泡性とし
た。
起泡量2000cc以上 ◎ 起泡量1700cc以上 2000cc未満 ○ 起泡量1400cc以上 1700cc未満 △ 起泡量1400cc未満 ×
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−62997(JP,A) 特開 昭59−176204(JP,A) 特開 昭57−70101(JP,A) 特開 昭58−134198(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰イオン界面活性剤10〜50重量%を配
    合したクリーム状洗浄剤に、陽イオン性高分子化合物
    0.05〜5重量%を含有させたクリーム状洗浄剤であ
    って、陽イオン性高分子化合物が、ポリ(ジメチルジア
    リルアンモニウムハライド)型陽イオン性高分子化合
    物、ジメチルジアリルアンモニウムハライドとアクリル
    アミドのコポリマー型陽イオン性高分子化合物、ポリエ
    チレングリコール・エピクロルヒドリン・プロピレンア
    ミン・牛脂脂肪酸より得られるタロイルアミンとの縮合
    生成物、およびポリエチレングリコール・エピクロルヒ
    ドリン・プロピレンアミン・ヤシ油脂肪酸より得られる
    ココイルアミンとの縮合生成物から選ばれるものである
    ことを特徴とするクリーム状洗浄剤。
JP14426185A 1985-07-01 1985-07-01 クリ−ム状洗浄剤 Expired - Lifetime JPH0631412B2 (ja)

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JPS624799A JPS624799A (ja) 1987-01-10
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TWI400254B (zh) 2005-06-23 2013-07-01 Shiseido Co Ltd 聚合物及化粧料
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CN102307979B (zh) * 2009-02-13 2013-10-16 花王株式会社 清洁剂
JP2011020941A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Pola Chemical Industries Inc 水性洗浄料

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