JP2648821B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、食器、調理用具、野菜、果物などの台所
用洗剤や、シャンプー、皮膚洗浄剤などの香粧品等に使
用する、アルキルエーテルカルボン酸塩を主剤とした液
体洗浄剤組成物に関する。
[従来の技術] かって台所用洗剤としては、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩を主剤とし、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルや脂肪酸アルキロールアミドなどを助剤とて配合した
ものが主流であったが、主婦などが常時素手で食器等を
洗浄していると大部分の人が手荒れなどの何等かの皮膚
障害を起し、また河川へ洗剤成分が流出した場合、生分
解性の悪さから河川の汚濁などの問題が惹起したことか
ら、その後アルキルベンゼンスルホン酸塩の代替として
アルファオレフィンスルホン酸塩やアルキル硫酸エステ
ル塩、アルキルエーテル硫酸塩等のいわゆる高級アルコ
ール系と言われる洗剤が登場した。
最近では、手荒れ防止など安全性に重点が置かれるよ
うになり、高級アルコール系サルフェートを主剤とし、
ポリオキシエチレンアルキルエーテルや脂肪酸アルキロ
ールアミドを助剤とし、さらに手荒れ防止目的として第
3級アミンオキサイド、アルキルベタイン、イミダゾリ
ン型両性界面活性剤などを配合して皮膚にいわゆるマイ
ルドな洗浄剤組成物が種々提供されている。
しかしながら市場には、マイルドタイプの台所用洗剤
と称する商品が増えつつあるにもかかわらず、一向に主
婦の手荒れが減る傾向になく、逆に、増えつつあるとも
言われている。これは湯沸かし器や温水器などの普及に
よって、常時、湯で洗浄する機会が増えたことにより、
手肌の皮脂の脱脂や皮膚中の天然保湿因子(略してNMF
と称す)の流出が促進されることに起因するものと思わ
れる。また手荒れ防止剤を配合しても、主剤としてサル
フェートやスルホネート系の洗浄成分を配合している以
上、皮膚の荒れの原因である皮膚たんぱく質の変性に対
して何ら根本的解決になり得ていないことに原因があ
る。
一方、動植物抽出エキス等の薬効成分や、保湿成分、
加水分解コラーゲン等を添加したものもあるが根本的に
解決になり得ていない。
また石けん(脂肪酸塩)は、生分解性、安全性への問
題は少ないが、硬水での洗浄性、また低温での洗浄性、
溶解性が落ちる等の欠点を持っている。また液性が弱ア
ルカリ性であるため長時間使用した場合、皮膚中のNMF
の流出を促進し手がカサカサしたりアルカリ過敏体質の
人には、刺激があるなどの欠点があり万能でない。
アミノ酸系界面活性剤や食品添加物として認められた
界面活性剤(たとえばショ糖脂肪酸エステル、グリセリ
ン糖脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸エステルなど
の非イオン界面活性剤)を主剤として赤ちゃん用の哺乳
びん、野菜洗いなどや業務用としての特殊な用途の洗浄
剤も市販されている。安全性には問題はないが、洗浄
力、起泡力などが悪く汎用性がある洗浄剤とはなり得て
いない。
[発明が解決しようとする課題] ところで最近の台所用洗剤に対する要求はさらに一層
厳しくなり、安全性、対環境性が良く、洗浄力、泡立
ち、泡切れが良いのは当然であるが、使用時の洗剤の粘
性、泡嗜好性や使用後の手に対する感触が良いこと、物
性面においては液性も皮膚上皮に近い中性〜弱酸性で長
期保存安定性が良いこととされているが、未だこのよう
な性能を有する液体洗浄剤組成物は開発されていない。
この点アルカリエーテルカルボン酸塩は、サルフェー
トやスルホン系の界面活性剤でないため、皮膚荒れの根
本原因であるたんばく質の変性を起こさないので、手荒
れなどの皮膚障害が起こらず、また単独で用いた場合は
洗浄力、起泡力がそれらの界面活性剤より若干低く低温
安定性も良くないが、両性イオン界面活性剤の第3級ア
ミンオキサイド、アルキルベタイン、非イオン界面活性
剤である脂肪酸アルキロールアミド等を併用することに
より、手荒れを起こさず、しかもひどい油汚れに対する
洗浄力の優れた泡コントロール性を発揮し得ることが報
告されている(特公昭50−23683、特公昭50−23684、特
公昭50−36848公報参照)。
しかしながらこれらの方法では、未だ洗浄力の点で好
ましくなく、また起泡力、泡切れ等の特性や消費者が使
用時に重要視する洗剤の粘性、泡嗜好性、さらには使用
中乃至使用後の手に対する感触の点で必ずしも満足すべ
きものでなく、商品とするには不満足なものである。
また特公昭60−158298号公報に一定の無機塩を添加す
ることによって粘性を使用時に調整し適切な洗浄剤組成
物とすることが開示されているが、無機塩を添加するこ
とは、従来から増粘させるために一般に用いられてきた
一つの方法であるが、この系の組成物では、粘性は、擬
塑性を示し、温度によるコントロールも難しく、消費者
の好む粘性、泡嗜好性や使用中、使用後の手肌に対する
皮脂の脱脂によるカサカサ感などの感触の点で決して満
足を得ることはできない。
さらにこれらの粘性などの感触を改良するために、従
来から液浮体洗浄剤などの増粘剤として無機塩等の電解
質以外に非イオン界面活性剤、油分等が使用されてお
り、最近では天然又は合成の水溶性高分子も使用されて
きているが、特に感触等の問題で非イオン界面活性剤の
ポリエチレングリコール脂肪酸エステルが汎用されてい
るものの、粘度の温度依存性、経時変化、アルカリ又は
酸性雰囲気下での粘度低下等の問題があり、満足の得ら
れるものではなかった。
本発明の目的は、洗浄力、起泡力などの洗浄特性に優
れ、皮膚に対して安全で刺激もなく温和な作用を有し、
肌有れ特に手荒れを起こさず手肌にしっとり感を与え、
中性−弱酸性で、しかも粘性、泡嗜好性、感触の面で良
好であり、生分解性及び長期保存安定性に優れた透明の
洗浄剤組成物を提供するものである。
[課題を解決するための手段] そこで上記条件を満足する新規の液体洗浄剤組成物を
得るべく鋭意研究を重ねた結果、アルキルエーテルカル
ボン酸塩に、直鎖アルキル基の少なくとも50%以上が炭
素数12もしくは14である炭素数8〜18のアルキル基を有
する第3級アミンオキシドと高級脂肪酸アルキロールア
ミドを補助洗浄剤(つまり洗浄性能向上剤)として用い
ることにより、手荒れの問題や洗浄力などの洗浄特性や
泡立ち、泡切れなどの泡特性などの優れた洗浄剤組成物
が得られることを見出だした。
更に鋭意研究を重ねた結果、増粘剤としてポリオキシ
ミリスチレンポリオキシエチレンアルキルエーテルを使
用することにより、消費者が使用時に重要視する洗剤の
粘性、泡嗜好性や使用後の手に対する感触、特に手のカ
サカサ感が同時に改善されること、及び経時的安定性に
優れ、温度依存性のない洗浄剤組成物とし得ることを見
出だした。
即ち本発明は、下記の(a)〜(d)で示される4成
分を必須成分としてそれぞれ (a)10.0〜20.0w/w% (b)0.5〜7.0w/w% (c)4.0〜10.0w/w% (d)0.1〜1.0w/w% の規定量含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物で
ある。
(a)次の一般式(I)で示されるアルキルエーテルカ
ルボン酸塩 R1−O−(CH2CH2O)nCH2COOM …(I) (但し、R1は、平均炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のア
ルキル基、n=1〜5、Mは、アルカリ金属、アルカリ
土類金属、アンモニウム又は、アルキロールアミン) (b)次の一般式(II)で示される第3級アミンオキサ
イド (但し、R2は、少なくとも50%以上が炭素数が12もしく
は、14である平均炭素数8〜18のアルキル基であり、R3
及びR4は、それぞれメチル基又はエチル基) (c)次の一般式(III)で示される高級脂肪酸アルキ
ロールアミド (但し、R5は、平均炭素数9〜17の飽和あるいは、不飽
和のアルキル基、アルキレン基、R6は、水素又は、ヒド
メキシエチル基) (d)次の一般式(IV)で示されるポリオキシミリスチ
レンポリオキシエチレンアルキルエーテル (但し、R7は、平均炭素数14〜20の飽和あるいは、不飽
和を含む直鎖又は、分岐鎖のアルキル基、アルキレン
基、n=50〜70) 本発明に使用できるアルキルエーテルカルボン酸塩と
しては、式(I)に示されたものであれば出発原料とし
て天然源、合成源にはこだわらず使用することができ、
また直鎖或は分岐鎖でも問題はない。但しアルキル基
(R1)の平均炭素数8未満のものは皮膚刺激が認められ
起泡力も低い。平均炭素数18を越えた場合は、起泡力、
溶解性、低温安定性が著しく悪化する。酸化エチレン鎖
を有する場合、弱酸性下でも洗浄力、起泡力が優れる
が、5モルを超える付加物は、起泡力も低く使用感も良
くない。従ってエチレンオキサイド付加モル数は、1〜
5モルであることを要する。アルキルエーテルカルボン
酸の対イオンとしては、カリウム、ナトリウム等のアル
カリ金属、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類
金属、アンモニウム及びモノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン等のアルキロールアミンを挙げることがで
きる。またこのアルキルエーテルカルボン酸塩は、一般
に洗浄剤として汎用されているサルフェート系やスルホ
ン系界面活性剤と比較して若干洗浄力が劣るため、配合
量は組成物中で最低10%を必要とするが、20%を超えて
配合しても洗浄力は配合量に関係なくほぼ一定になり、
さらに溶液の安定性を悪くするなどから10〜20%である
ことが好ましい。
本発明で用いられる第3級アミオンオキサイドとして
は、式(II)に示された長鎖アルキル基(R2)が直鎖で
あるか分岐鎖であるかは問題としない。但し少なくとも
50%以上が炭素数12もしくは14であることを要する。
又、この第3級アミンオキサイドは、少量で非常に効果
があり、多くなると起泡力は良くなるが1%以上配合し
ても変わらず、さらに溶液安定性を悪くするため、0.5
〜7.0%であることが好ましい。
本発明に用いられる高級脂肪酸アルキロールアミド
は、式(III)に示され、平均炭素数10〜18の飽和或は
不飽和の脂肪酸の1種または2種以上の混合物とモノエ
タノールアミンまたはジエタノールアミンとから得られ
る化合物である。その配合量は3%以下では効果はな
く、少なくとも4%以上必要で、10%を越えると、溶液
の安定性を悪くするため、4〜10%であることが好まし
い。
ポリオキシミリスチレンポリオキシエチレンアルキル
エーテルは、増粘作用と泡の安定作用、液および泡の感
触の改善作用及び洗浄成分から手肌を保護する刺激抑制
作用を有するものであり、式(IV)で示され、平均炭素
数14〜22の飽和或は不飽和を含み、直鎖または分岐鎖で
あるかは問題としない。酸化エチレン付加モル数は、50
〜70モルで、特に平均重合度が60モルが好ましく、また
最終的に付加重合されるα−酸化ミリスチレンは平均1
モルである。この場合酸化エチレン付加モル数が感触や
安定性に影響し、50モル以下のときは溶液の増粘に効果
がなく、泡嗜好性や使用後の手に対する感触の点で好ま
しくない。逆に付加モル数が70モルを越えると、溶液の
安定性を悪くする。又、ポリオキシミリスチレンポリオ
キシエチレンアルキルエーテルの洗浄剤組成物中での配
合量は少量で非常に効果があり、組成物溶液の適切な粘
度を安定して保ち、泡が非常に細かくクリームのように
滑らかで適切な粘性のある泡を得ることができる。しか
しこの組成物中での配合量は、1%を越えると増泡効果
は減少し反対に制泡効果が現れるため配合量は0.1〜1
%であることが好ましい。
本発明による洗浄剤の皮膚に対する安全性、対環境
性、泡立ち、泡切れが良いのは勿論であるが使用時の洗
剤の粘性、泡嗜好性や使用後の手に対する感触が良いと
いう優れた効果は、上記各成分を上記配合割合で配合す
ることにより始めて達成されるものであり、どの一成分
を欠いても又、それらの成分の割合が本発明に規定する
割合をはずれても達成することはできない。
なお本発明の洗浄剤組成物には、以上の4種の必須成
分の他に、洗浄剤組成物として通常配合される公知の成
分を必要に応じて配合できる。例えば、本発明の効果を
妨げない量のアニオン性界面活性剤(特に手荒れの原因
のたんぱく質変性という意味からは、サルフェート系、
スルホン系の界面活性剤を好ましくは配合しない方が良
い)、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、更にハ
イドロトロープ剤、粘度調整剤としてエチレンアルコー
ル、グリセリン、プロピレングリコール、1−3ブチレ
ングリコール、無機塩、尿素などや特に保湿剤として天
然多糖類、ポリオール類、天然動植物油、天然動植物抽
出エキス、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防
腐剤、外観変化剤(例えばパール化剤)等を必要に応じ
て配合することができる。
[実施例] 以下、実施例により本発明を説明するが、本発明の範
囲はこれらの実施例に制約されるものではない。
第1表に示す成分を所定の配合量含有する液体洗浄剤
組成物について、洗浄力、起泡力、泡安定性、低温安定
性、粘度に関する試験をした。その結果を同表に示す。
配合量はすべて重量%である。なお比較のため各成分が
異なる組成物についても試験した。
なお試験方法は次の通りである。
(1)洗浄力 JIS K3370−1979 4.9 洗浄力評価法による。JIS指標洗剤と同等以上のものを
合格、又、以下のものを不合格とした。
(2)起泡力、泡安定度 JIS K3362−1978 6.5 起泡力と泡安定度による。以上の測定濃度は、0.25W/
V%とする。
(3)低温安定性 約50mlのガラス製サンプルびんに試料約30gを入れ−1
8℃に凍らせ+5℃の恒温槽に5日間放置して異常発生
の有無を観察した。全く異常のないものは、○印、濁り
又は沈殿を生じたものは、×印で表示する。
(4)粘度 B型粘度系 25℃ 一定とする。この場合の評価は、
粘度100〜150cpsを○印とし、それ以下を×印で表示す
る。
(5)泡嗜好性 これは実際にモニター者20人に比較品と本発明品を使
用してもらい、泡の嗜好性、状態を感応的に判断し好む
場合○印、普通の場合△印、嫌いな場合×印で評価し、
それぞれ○印の割合の多いものを全体として○印とし、
同様に△印、×印の割合の多いものをそれぞれ△印、×
印で評価した。
[注] (a)アルキルエーテルカルボン酸塩 R1−O−(CH2CH2O)nCH2COOM R1=直鎖アルキル基、平均炭素数12、n=4.5、M=ナ
トリウム (b)第3級アミンオキサイド R2=炭素数10が5%、炭素数12が92%、炭素数14が3%
の直鎖アルキル基 R3,R4=CH3 (c)脂肪酸アルキロールアミド 脂肪酸がヤシ油脂肪酸、アルキロールアミンがジエタノ
ールアミン (d)ポリオキシミリスチレンポリオキシエチレンアル
キルエーテル R7=直鎖アルキル基、平均炭素数16〜18、n=60 第1表から明らかな様に、アルキルエーテルカルボン
酸塩、第3級アミンオキサイド、脂肪酸アルキロールア
ミド、ポリオキシミリスチレンポリオキシエチレンアル
キルエーテルの各成分を全て含み、かつ所定の配合量か
らなる本実施例の洗浄剤組成物は、他の比較例のものと
比べて、洗浄力、起泡力、低温安定性、粘度及び泡嗜好
性の全ての面で良好であることが認められる。
次にこの実施例に係る液体洗浄剤組成物について、冬
季3か月の期間にわたり、主婦(25〜50才)各50名ずつ
に使用してもらい、実際の使用状態をモニター評価し
た。その結果を第2表に示す。
なお比較のため、アルキルエーテルカルボン酸塩がア
ルキルエーテルサルフェートである点を除いて本実施例
と同組成物である洗浄剤組成物(比較例7)、及び前記
第1表に示した比較例6の洗浄剤組成物のそれぞれにつ
いてもモニター評価した。
[注] 比較例7のアルキルエーテルサルフェートの組成は、 R8−O−(CH2CH2O)−SO3M R8=直鎖アルキル基、平均炭素数12、n=3、M=ナト
リウム である。
このモニター者による評価結果より、アルキルエーテ
ルサルフェートを主剤とした比較例7では手荒れの各症
状を起こす傾向が大きいのに対し、アルキルエーテルカ
ルボン酸塩を主剤とした実施例、比較例6では認められ
ない。さらにポリオキシミリスチレンポリオキシエチレ
ンアルキルエーテルを配合した本実施例では使用後の手
のカサカサ感を減らすことが認められた。
[発明の効果] 以上の如くこの発明は、洗浄力等の洗浄特性、泡立
ち、泡切れ等の発泡性等に優れ、皮膚に対して安全で刺
激もなく手荒れ等の肌荒れを起さず、しっとり感がある
ばかりでなく、消費者が使用時に重視する洗剤の粘性、
泡嗜好性が使用後の手に対する感触、特に手のカサカサ
感が同時に改善され、しかも経時的安定性に優れるとと
もに温度依存性等のなく長期保存に好適である等、従来
にない格別顕著な効果を奏する洗浄剤組成物を提供する
ことができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:52 1:72 1:75)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の4成分(a)〜(d)を必須成分とし
    てそれぞれ、 (a)10.0〜20.0w/w% (b)0.5〜7.0w/w% (c)4.0〜10.0w/w% (d)0.1〜1.0w/w% の規定量含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物。 (a)次の一般式(I)で示されるアルキルエーテルカ
    ルボン酸塩 R1−O−(CH2CH2O)nCH2COOM …(I) (但し、R1は、平均炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のア
    ルキル基、n=1〜5、Mは、アルカリ金属、アルカリ
    土類金属、アンモニウム又は、アルキロールアミン) (b)次の一般式(II)で示される第3級アミンオキサ
    イド (但し、R2は、少なくとも50%以上が炭素数が12もしく
    は、14である平均炭素数8〜18のアルキル基であり、R3
    及びR4は、それぞれメチル基又はエチル基) (c)次の一般式(III)で示される高級脂肪酸アルキ
    ロールアミド (但し、R5は、平均炭素数9〜17の飽和あるいは、不飽
    和のアルキル基、アルキレン基、R6は、水素又は、ヒド
    メキシエチル基) (d)次の一般式(IV)で示されるポリオキシミリスチ
    レンポリオキシエチレンアルキルエーテル (但し、R7は、平均炭素数14〜20の飽和あるいは、不飽
    和を含む直鎖又は、分岐鎖のアルキル基、アルキレン
    基、n=50〜70)
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JPH02245097A (ja) 1990-09-28

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