JPH0395110A

JPH0395110A - 洗浄剤組成物

Info

Publication number: JPH0395110A
Application number: JP23351889A
Authority: JP
Inventors: Hideaki Niwase; 庭瀬　英明
Original assignee: Kanebo Ltd
Current assignee: Kanebo Ltd
Priority date: 1989-09-08
Filing date: 1989-09-08
Publication date: 1991-04-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は安全性が高く、皮膚及び毛髪に対して温和な作
用を有し、しかも優れた起泡力，跣浄力を有する洗浄剤
組成吻に関する。

〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕

従来、洗浄剤用の界面活性剤として、アルキル硫酸塩．
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩．
α−オレフィンスルホン酸塩などのア二オン界面活性剤
が広く使われている。しかし、これらアニオン界面活性
剤を皮膚刺激性に劣り、満足のいくものではない。

一方、（Ａ）威分のＮ−ポリオキシエチレン脂肪酸アミ
ド硫酸エステル塩については特開昭５６１０４９９９に
開示されているが、Ｎ−ポリオキシエチレン脂肪酸アミ
ド及びラウリン酸又はヤシ油脂肪酸のジエタノールアミ
ドとの組み合わせでは安全性について満足のいくもので
はない。

又、（Ｂ）戒分のポリオキシエチレンアルキルエーテル
カルボン酸塩は刺激性の温和な界面活性剤とじて知られ
ているが一般に起泡力．洗浄力に劣るという欠点がある
。

本発明は安全性が高く、皮膚及び毛髪に対して温和な作
用を有し、しかも優れた起泡力３洗浄力を有する洗浄剤
１［１１ｆｆｌ物を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、下記一般式（Ａ）で表わされるＮ−ポリオキ
シエチレン脂肪酸アミド硫酸エステル塩と下記一般式（
Ｂ）で表わされるポリオキシエチレンアルキルエーテル
カルボン酸塩を含有する洗浄剤Ｍｉ戒物である．一般式（Ａ）：１１ＲＣＮＨ　（ＣＨｉ　　ＣＨｚ　Ｏ）　ＬＩ　Ｓ○３Ｍ
（式中、Ｒは炭素数７〜１７のアルキル基またはアルケ
ニル基、Ｍはアルカリ金属またはアルカノールアミンを
示す。ｎは２〜５の数）一般式（Ｂ〉：ＲＯ　　（ＣＨオ　ＣＨ２　　０）　　ｌｌ　ＣＨｚ　
　ＣＯＯＭ（式中、Ｒは炭素数６〜２２のアルキノレ基
またはアルケニル基．Ｍはアルカリ金属またはアノレカ
ノールアミンを示す。ｎは１〜１５の数）本発明に用い
られる一般式（Ａ）で表わされるＮボリオキシエチレン
脂肪酸アミド硫酸エステル塩としてはボリオキシエチレ
ン（４８．Ｏ．）ヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸ナト
リウム，ボリオキシエチレン（４Ｅ．Ｏ．　）ヤシ油脂
肪酸アミドエーテル硫酸トリエタノールアミン．ポリオ
キシエチレン（４Ｅ．Ｏ．）　ラウリン酸アミドエーテ
ル硫酸トリエタノールアミン．ポリオキシエチレン（４
Ｅ．Ｏ．）ラウリン酸アミドエーテル硫酸ナトリウムな
どがある。

本発明の組威物の第２の必須或分である、一般式（Ｂ）
で表わされるポリオキシエチレンアルキルエーテルカル
ボン酸塩としてはポリオキシエチレン（３Ｅ．Ｏ．）　
　ドデシルエーテルカルボン酸ナトリウム，ボリオキシ
エチレン（４Ｅ．○．）トリデシルエーテルカルボン酸
ナトリウム．ボリオキシエチレン（４Ｅ．０．）テトラ
デシルエーテルカルボン酸ナトリウム，ボリオキシエチ
レン（５Ｅ．０．）ヘキサデシルエーテルカルボン酸ナ
トリウム．ポリオキシエチレン（ＢＥ．Ｏ，）エイコシ
ルエーテルカルポン酸ナトリウム，ポリオキンエチレン
（５Ｅ．Ｏ．）テトラデシルエーテルカルボン酸トリエ
タノールアξン．ボリオキシエチレン（３Ｅ．Ｏ．１デ
シルエーテルカルボン酸トリエタノールアミン，ボリオ
キシエチレン４６Ｅ．０．）｝リデソルエーテルカルボ
ン酸トリエタノール７２ン．ボリオキシエチレン（５Ｅ
．○．）オクチルエーテルカルポン酸ナトリウムなどが
ある。

一般式（Ａ）　　と（Ｂ）　　との総量は、洗浄剤組或
物全量中大略３〜３０重量％が好ましく、更に好ましく
は５〜２５重盪％である。大略３重盪％より少ないと十
分な起泡力，洗浄力が得られず．大略３０重量％を超え
ると均一で完全な組戒物を得るのが困難となる。なお、
（Ａ）／（Ｂ）の重量比は０．　２〜１０の範囲となる
ように用いられるのが好ましい。この範囲以外の重量比
では起泡力．洗浄力が不充分であったり、低刺激性が発
揮されない。

本発明の洗浄剤組成物には、上記の必須戊分Ｇこ加えて
洗浄剤に常用されている戒分や添加剤を配合することも
可能である。例えば高級アルコーノレシリコン油．ラノ
リン誘導体，蛋白誘導体や、ポリエチレングリコールの
脂肪酸エステノレ類等の油性或分，脂肪酸アルカロール
アマイド，ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びア
ルキルアミンオキシド等の非イオン性界面活性剤，ヤシ
油脂肋酸アミドブロビルベタイン等の両性界面活性剤ヒ
ドロキシプ口ピルメチルセルロース，ヒドロキシエチル
セルロース等の水｝容性高分子，カチオン性高分子〔ポ
リマーＪＲ（ユニオンカ一ノ＼イドコーポレーション社
製），ボリコートＮＨ（ヘンケル社Ｖ＞　．マーコート
５５０　（メルク社製），ガフカ・７ト７　５　５Ｎ　
（ＣＡＦ社製）等〕，殺菌剤キレート剤，紫外線吸収剤
，ｐＨ調整剤，色素及び香料等を含むことができる。

本発明の洗浄剤組戒物はシャンプー．ポデイ洗浄剤，？
ｊｃ顔剤等に適用される。

〔実施例〕

次に実施例によって本発明を更に詳細に説明する。なお
、効果の測定は以下の評価法によった。

（泡立ち試験法）ロスマイルス試験法に準じて起泡力を測定した．但し、
試料は２％水ｉ８液（ＣａＣＯ＊　　５Ｑｐｐｍ人工硬
水使用）で温度４０℃である。

◎・・・泡立ちが極めて良好、起泡力２５０ｍｍ以上Ｏ
・・・泡立ちが良好、起泡力２１０ｍｍ以上２５０ｍｍ
未満 Δ・・・泡立ちが普通、起泡力１７０ｍｍ以上２１０ｍ
ｍ未満 ×・・泡立ちが不良、起泡力１７０ｍｍ未満（洗浄性試
験ｌ去）５ｃｍＸ５ｃｍのウールモスリン布にラノリン７％及び
スダン［１１　０．　Ｏ　Ｏ　５％のクロロホルム溶液
０１４ｍｅを均一に塗布し乾燥させ、この汚染布を３％
の洗浄剤ｉＳ液４０ｍｌが入った約１　０　０ｍＩｌの
ガラス製シリンダー中に入れ、４０℃の恒温槽中で１５
分振とうし、汚染布を流水中でよくずすぎ、乾燥させ、
反射率を調べ、次式により洗浄率を求めた。

また、評価の基準を次のように設定した。

◎：洗浄性優秀　洗浄効率　８５％以上Ｏ：洗浄性良好
　洗浄効率　７０％以上８５％未冫Ｉ：｝１ △：洗浄性普通　洗浄効率　５５％以上７０％未満 ×：洗浄性不良　洗浄効率　５５％未満（安全性試験法
） ■皮膚刺激性（蛋白質変性率）試験法水系高速戒体クロマトグラフィーを利用し、卵白アルブ
ミンｐ　Ｈ　７　車夏衝｝容液に、試料濃度１％になる
ように試料を加えた場合の卵白アルブミン変性率を、２
　２　０　ｎｍの吸収ピークを用いて測定した。

）ｌｏ：卵白アルブミンの２２０ｎｍ吸収ピークの高さ１■３：卵白アルブミゾ緩衝溶液に試料を加えた時の２
２０ｎｍ吸収ピークの高さ評価の基準を次のように設定した。

◎：卵白アルブミン変性率　　３０％未満○；卵白アル
ブミン変性率　　３０％以上６０％未満 △：卵白アルブミン変性率　　６０％以上８０％未満 ×；卵白アルブミン変性率　　８０％以上■手荒れ試験
法各試料につき、男女各５名、合計１０名のパネルを用い
、左右どちらか一方の手を、試ｒ４ｔＭ度５％、温度３
５℃の水溶液に、他方の手を同温度の水に１０分間浸漬
する操作を１日当り２回、２日間続けて行ない、左右の
手の肌荒れ状態の差を肉眼で判定した。、 ◎・・・手荒れ性著しく弱い　１０人中０−１名試料側
に手荒れが認められた ○・・・手荒れ性やや弱い　　ｌＯ人中２〜４名試料側
に手荒れが認められた △・・・手荒れ性やや強い　　１０人中５〜７名試料側
に手荒れが認められた ×・・・手荒れ性著しく強い　１０人中８〜１０名試料
側に手荒れが認められた実施例１〜５，比較例１〜６第１表に示す配合組戊のシャンプーを通常の方法で調整
し、前記諸試験を行ない、第１表にその（＃ｒＦ性〉実施例１〜５より明らかなように本発明の戒分を用いた
洗浄剤はいずれも優れた性能を示していた。

一方必須成分のどちらかを欠いた比較例１．　　２では
すべての点に於いて不充分であった。又、必須威分の一
つと、通常、洗浄剤に使われる泡立ち及び洗浄性に優れ
た界面活性剤との組み合わせ（比較例３〜５）や特開昭
５６−１０４９９９に記載の組み合わせ（比較例６）で
は皮膚刺激性手荒れ性の面で劣っており、本発明の目的
を達成できなかった。

実施例６次の配合組威よりなる頭髪用シャンプーを調製し、前記
の方法にて評価した。

配　　合　　組　　或　　　　　　　　　　　　（重量
％）；１４’ＪＴ−ＪＲ−４００（“：−　：１’　７
　″′−　′＜　　　。．３イ　　ト　社　製　）色７素，香料　　　　　　　　　　　　　　　適量精製
水　　　　　　　　　　　　　　　　　残余この頭髪用
シャンプーは泡立ち，洗浄性に優れ、皮膚に対する刺激
が少なかった。

実施例７次の配合組或よりなるボディーシャンプーを調製し、前
記の方法にて評価した。

配　　合　　Ｍｉ　　　戒　　　　　　　　　　　　（
重量％）ラウリン酸トリエタールアミン　　　　　　　
４．０色素．香料　　　　　　　　　　　　　　　適星
精製水　　　　　　　　　　　　　　　　　残余このボ
ディーシャンプーは泡立ち，洗浄性に優れ、皮膚に対す
る刺激が少なかった。

〔発明の効果〕

以上記載のごとく、本発明は安全性ｖＪ１高く、皮ラウ
リン酸アミドプロピルベタイン　　　　２．０膚及び毛
髪に対して温和な作用を有し、しかも優れた起泡力、洗
浄力を有する洗浄剤組威物を提供することは明らかであ
る。

Claims

【特許請求の範囲】下記一般式（Ａ）で表わされるＮ−ポリオキシエチレン
脂肪酸アミド硫酸エステル塩と下記一般式（Ｂ）で表わ
されるポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸
塩を含有する洗浄剤組成物。一般式（Ａ）： ▲数式、化学式、表等があります▼（ＣＨ＿２ＣＨ＿２
Ｏ）＿ｎＳＯ＿３Ｍ（式中、Ｒは炭素数７〜１７のアル
キル基またはアルケニル基、Ｍはアルカリ金属またはア
ルカノールアミンを示す。ｎは２〜５の数）一般式（Ｂ）：ＲＯ（ＣＨ＿２ＣＨ＿２Ｏ）＿ｎＣＨ＿２ＣＯＯＭ（式
中、Ｒは炭素数６〜２２のアルキル基またはアルケニル
基、Ｍはアルカリ金属またはアルカノールアミンを示す
。ｎは１〜１５の数）