JPH02232298A

JPH02232298A - 洗浄剤組成物

Info

Publication number: JPH02232298A
Application number: JP5421489A
Authority: JP
Inventors: Hideaki Niwase; 庭瀬　英明
Original assignee: Kanebo Ltd
Current assignee: Kanebo Ltd
Priority date: 1989-03-06
Filing date: 1989-03-06
Publication date: 1990-09-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は安全性が高く、皮膚及び毛髪に対して温和な作
用を有し、しかも優れた起泡力，洗浄力を有する洗浄剤
組成物に関する。

（従来の技術および発明が解決しようとする課題〕従来、洗浄剤用の界面活性剤として、アルキル硫酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、
α−オレフィンスルホン酸塩などのアニオン界面活性剤
が広く使われている。しかし、これらアニオン界面活性
剤は皮膚刺激性に劣り、満足のいくものではない。

一方，（Ａ）成分のＮ−ポリオキシエチレン脂肪酸アミ
ド硫酸エステル塩については特開昭５８−１０４９９９
に開示されているが、Ｎ−ポリオキシエチレン脂肪酸ア
ミド及びラウリン酸又はヤシ油脂訪酸のジエタノールア
ミドとの組み合わせでは安全性について満足のいくもの
ではない。

又、（Ｂ）成分のスルホコハク酸エステル系界面活性剤
は刺激性の温和な界面活性剤として知られているが一般
に起泡力，洗浄力に劣るという欠点がある。

本発明は安全性が高く、皮膚及び毛髪に対して温和な作
用を有し、しかも優れた起泡力，洗浄力を有する洗浄剤
組成物を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段）本発明は、下記一般式（Ａ）で表わされるＮ−ポリオキ
シエチレン脂肪酸アミド硫酸エステル塩と下記一般式（
Ｂ）で表わされるスルホコハク酸エステル系界面活性剤
を含有する洗浄剤組成物である。

一般式（Ａ）：Ｒ　ＯＮＨ（ＯＨ，ＯＨ，０）ｎＳｏ，Ｍ，（式中、Ｒ
は炭素数７〜１７のアルキル基またはアルケニル基、Ｍ
　，　　はアルカリ金属またはアルヵノールアミンを示
す。ｎは２〜５の数）一般式（Ｂ）：８０，Ｍ，〔式中、ｒ　Ｉｔ　Ｉ’Ｌ，０＋　ＣＨ，ＣＨ，０　−
｝Ｈ　マ？：　＋，ｔ几，ＯＯＮＨ＋　（ＪＩ，ＣＨ，
０−３−Ｈ．　　（　Ｉｔ，　　は炭素数８〜２２の直
頼もしくは分岐鎮のアルキル基またはアルケニル基を、
Ｒ！は炭素数７〜２１の直頼もしくは分岐鎮のアルキル
基またはアルヶニル基を示す。

ｍはＯ〜１２の数）を示し、Ｍ，はアルカリ金属，アル
カリ土類金属，アンモニウムおよび有機アンモニウムか
らなる群より選ばれる水溶性塩を形成する陽イオンを示
す。〕本発明に用いられる一般式（Ａ）で表わされるＮ−ポリ
オキシエチレン脂肪酸アミド硫酸エステル塩としてはポ
リオキシエチレン（４Ｅ，０．）ヤシ油脂肪酸アミドエ
ーテル硫酸ナトリウム，ポリオキシエチレン（４Ｅ，Ｏ
，）ヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸トリエタノールア
ミン，ボリオキシエチレン（４Ｅ，０，）ラウリン酸ア
ミドエーテル硫酸トリエタノールアミン，ポリオキシエ
チレン（４Ｅ，０，）ラウリン酸アミドエーテル硫酸ナ
トリウムなどがある。

本発明の組成物の第２の必須成分である、一般式（Ｂ）
で表わされるスルホコハク酸エステル系界面活性剤とし
てはボリオキシエチレン（３Ｅ．Ｏ．）スルホコハク酸
ラウリルニナトリウム，スルホコハク酸ラウリルニナト
リウム，スルホコハク酸ポリオキシエチレン（５Ｅ，Ｏ
，）ラウロイルエタノールアミドニナトリウム，スルホ
コハク酸ココイルエタノールアミドニナトリウムなどが
ある。

一般式（Ａ）と（Ｂ）との総量は、洗浄剤組成物全量中
大略３〜３Ｇ，ｉｉｊｉ％が好ましく、更に好ましくは
５〜２５重量％である。大略３重量％より少ないと十分
な起泡力，洗浄力が得られず、大略３０重量％を超える
と均一で安定な組成物を得るのが困難となる。なお、（
Ａ）　／　（Ｂ）の重量比は約０．２〜１０の範囲とな
るように用いられるのが好ましい。この範囲以外の重量
比では起泡力，洗浄力が不充分であったり、低刺激性が
発揮されない。

本発明の洗浄剤組成物には、上記の必須成分に加えて洗
浄剤に常用されている成分や添加剤を配合することも可
能である。例えば高級アルコール，シリコン油，ラノリ
ン誘導体，蛋白誘導体や、ポリエチレングリコールの脂
肪酸エステル類等の油性成分，脂肪酸アルカロールアマ
イド，ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びアルキ
ルアミンオキシド等の非イオン性界面活性剤，ヤシ油脂
肪酸アミドプロビルベタイン等の両性界面活性剤，ヒド
ロキシプ口ビルメチルセルロース，ヒドロキシエチルセ
ルロース等の水溶性高分子，カチオン性高分子〔ボリマ
ーＪＲ（ユニオンカーバイドコーポレーション社製．）
，ポリコートＮＨ（ヘンケル社製），マーコート５５０
（メルク社！！！！），　　ガフカット７５５Ｎ（ＧＡ
Ｆ社製）等〕，殺菌剤，キレート剤，紫外線吸収剤，ｐ
Ｈ調整剤，色素及び香料等を含むことができる。

本発明の洗浄剤組成物はシャンプー　ボディ洗浄剤，洗
ｉ七等に適用される。

（実施例）次に実施例によクて本発明を更に詳細に説明する。なお
、効果の測定は以下の評価法によった。

（泡立ち試験法）ロスマイルス試験法に準じて起泡力を測定した。

但し、試料は２％水溶液（　ＣａＣ０，５　０　ｐｐｍ
　　人工硬水使用）でＵＲ４０’Ｃである。

◎・・・泡立ちが極めて良好、起泡力２　６　０　ｍｍ
以上○・・・泡立ちが良好、起泡力２１ＱｍｍＵ上，２
５０ｍｍ未満 △・・・泡立ちが普通、起泡力１７ｇｍｍ以上，２１０
ｍｍ未滴 ×・・・泡立ちが不良，起泡力１　７　０　ｍｍ未満（
洗浄性試験法）５　Ｃｍ　Ｘ　６　Ｃｍのウールモスリン布にラノリン
７％及びスダンｌ　Ｏ．　Ｏ　Ｏ　５％のクロロホルム
溶液・０．　４　ｍｌを均一に塗布し乾燥させ，この汚
染布をＳ％の洗浄剤溶液４０ｍｌが入った約ｔｏｏｍｌ
のガラス製シリンダー中に入れ、４０℃の恒温槽中で１
５分振とうし，汚染布を流水中でよくすすぎ、乾燥させ
，反射率を調べ、次式｝こより洗浄率を求めた。

また、評価の基準を次のように設定した。

◎：洗浄性優秀　洗浄効率　８５％以上Ｏ：洗浄性良好
　洗浄効率　７０％以上８５％未満 △：洗浄性普通　洗浄効率　５６％以上７０％未満 ×：洗浄性不良　洗浄効率　６６％未満（安全性試験法
） ■　皮膚刺漱性（蛋白質変性率）試験法水系高速液体ク
ロマトグラフィーを利用し、卵白アルブミンｐＨ７緩衝
溶液に，試料濃度１％になるように試料を加えた場合の
卵白アルブミン変性率を、２　２　０　ｎｍの吸収ピー
クを用いて測定した。

ＨＯ：卵白アルブミンの２　２　０　１ｍ吸収ピークの
高さｌ．ｓ　　：卵白アルブミンｊ［溶液に試料を加えた時
の２　２　０　ｎｍ吸収ピークの高さ評価の基準を次のように設定した。

◎：卵白アルブミン変性率　３０％未満○：卵白アルブ
ミン変性率　３０％以上ＢＯ％未満 △：卵白アルブミン変性率　６０％以上８０％未満 ×：卵白アルブミン変性率　８０％以上■手荒れ試験法
）各試料につき，男女各６名、合計１０名のパネルを用い
，左右どちらか一方の手を、試料濃度５％、温度３５゜
Ｃの水溶液に、他万の手を同温度の水に１０分間浸漬す
る操作を１日当り２回、２日間続けて行ない、左右の手
の肌荒れ状態の差を肉眼で判定した。

◎・・・手荒れ性著しく弱い　１０人中Ｏ〜１名試料側
に手荒れが認められた ○・・・手荒れ性やや弱い　　１０人中２〜４名試料側
に手荒れが認められた △・・・手荒れ性やや強い　　１０人中５〜７名試料側
に手荒れが認められた ×・・・手荒れ性著しく強い　１０人中８〜１０名試料
側に手荒れが認められた実施例１〜８，比較例１〜６第１表に示す配合組成のシャンプーを通常の方法で調整
し、各必須成分の効果を調べ第１表にその結果を示した
。

（特性）実施例１〜６より明らかなよう１こ本発明の成分を用い
た洗浄剤はいずれも優れた性能を示していた。

一方必須成分のどちらかを欠いた比較例１，２ではすべ
ての点に於いて不充分であクた。又、必須成分の一つと
、通常、洗浄剤に使われる泡立ち及び洗浄性に優れた界
面活性剤との組み合わせ（比較例３〜５）や特開昭５８
−１０４９９９１ζ記載の組み合わせ（比較例６）では
皮膚刺激性，手荒れ性の画で劣っており、本発明の目的
を達成できなかった．実施例６次の配合組成よりなる頭髪用シャンプーを調整し，前記
の方法にて評価した。

配合組成　　　（重量％）ポリオキシエチレン（４Ｂ，Ｏ．）ラウリン酸アミドエ
ーテル＠酸ナトリウム　　１６，０ポリオキシエチレン
ＩＥ，Ｏ，）スルホコハク酸ラウリルニナトリウム　　　　　３．０ラウ
リン酸ジエタノールアミド　　　　　　　５、０ポリマ
ーＪＲ４　０　０　（ユニオンカーバイト社製）　　　
　　　　　　　　　　　　　　　０・５色素，香料　　
　　　　　　　　　　　　　適量精　　製　　水　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　残余この頭
髪用シャンプーは泡立ち，洗浄性に優れ、皮膚に対する
刺激が少なかった。

実施例Ｔ次の配合組成よりなるボディーシャンプーを調整し、前
記の方法にて評価した。

配　合　組　成　　　　　　　（重量％）ポリオキシエ
チレン（４Ｅ，０，）ラウリン酸アミドエーテル硫酸ト
リエタノールアミン　　　　　　　　　　　　　　　　
１４．０スルホコハク酸ポリオキシエチレン（６Ｅ，Ｏ，）ラウロイルエタノールアミドニナトリウ
ム　　　　　　　　　　　　　　　　５．０ラウリン酸
アミドプロピルベタイン　　　　　２．０ミリステン酸
トリエタノールアミン　　　　　２．　０色素，香料　
　　　　　　　　　　　　　　適信精　　製　　氷　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　残余こ
のボディシャンプーは泡立ち，洗浄性に優れ，皮膚に対
する刺激が少なかった。

《発明の効果）以上，記載のごとく，本発明は安全性が高く、皮膚及び
毛髪に対して温和な作用を有し，しかも優れた起泡力，
洗浄力を有する洗浄剤組成物を提供することは明らかで
ある。

Claims

【特許請求の範囲】下記一般式（Ａ）で表わされるＮ−ポリオキシエチレン
脂肪酸アミド硫酸エステル塩と下記一般式（Ｂ）で表わ
されるスルホコハク酸エステル系界面活性剤を含有する
洗浄剤組成物。一般式（Ａ）： ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中、Ｒは炭素数７〜１７のアルキル基またはアルケ
ニル基、Ｍ＿１はアルカリ金属またはアルカノールアミ
ンを示す。ｎは２〜５の数）一般式（Ｂ）： ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ｒ′は▲数式、化学式、表等があります▼また
は▲数式、化学式、表等があります▼、（Ｒ＿１は炭素
数８〜２２の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはア
ルケニル基を、Ｒ＿２は炭素数７〜２１の直鎖もしくは
分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を示す。ｍは０
〜１２の数）を示し、Ｍ＿２はアルカリ金属、アルカリ
土類金属、アンモニウムおよび有機アンモニウムからな
る群より選ばれる水溶性塩を形成する陽イオンを示す。〕