JPH06313443A - 摩擦クラツチ - Google Patents

摩擦クラツチ

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Publication number
JPH06313443A
JPH06313443A JP5350572A JP35057293A JPH06313443A JP H06313443 A JPH06313443 A JP H06313443A JP 5350572 A JP5350572 A JP 5350572A JP 35057293 A JP35057293 A JP 35057293A JP H06313443 A JPH06313443 A JP H06313443A
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JP
Japan
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rings
friction clutch
pressing plate
clutch
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP5350572A
Other languages
English (en)
Inventor
Reinhold Weidinger
ラインホルト・ヴァイディンガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZF Sachs AG
Original Assignee
Fichtel and Sachs AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Fichtel and Sachs AG filed Critical Fichtel and Sachs AG
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • F16D13/757Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/38Slack adjusters
    • F16D65/40Slack adjusters mechanical
    • F16D65/52Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価でかつ簡単に製造できそして容易に取り
付けられ得る自動磨耗補償を備えた摩擦クラツチを提供
することにある。 【構成】 本発明は押圧板の内部に自動磨耗補償を備え
た摩擦クラツチに関する。このためにダイアフラムばね
(7)と押圧板(5)との間にはブリキリング(27,
29)が相前後して配置され、これらのリングは傾斜を
生じる部分面を互いに向かい合った範囲に生じ、そのさ
い両リングがばね装置を介して回転モーメントにより相
互に作用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラツチケースに回転
固定しかつ軸方向に移動可能に配置された押圧板、前記
クラツチケースと前記押圧板との間に配置され、かつ前
記クラツチケースおよび前記押圧板において支持されそ
して前記押圧板をフライホイールの方向に負荷するダイ
アフラムばね、前記押圧板と前記フライホイールとの間
に摩擦コーテイングを備えたクラツチ円板、前記押圧板
の案内直径において摩擦クラツチの回転軸線に対して同
中心的に案内されるリング要素の形において摩擦コーテ
イングの磨耗に対応して前記ダイアフラムばね−押圧板
の間隔を増加するための調整装置を含んでいる、内燃機
関のフライホイールに固定された押圧板の内部に自動磨
耗補償を備えた摩擦クラツチに関する。
【0002】
【従来の技術】かかる摩擦クラツチは例えばドイツ連邦
共和国特許第2920932号明細書により知られてい
る。公知の摩擦値クラツチにおいて自動磨耗調整装置の
構成要素は1つのリング要素からなり、該リング要素は
押圧板の案内直径において回転部軸線に対して同中心的
に案内されそして周部で延びる傾斜面と押圧板の対応す
る対向傾斜面に隣接する。引っ張りばねの上方にリング
要素は、該リング要素が押圧板に対する相対的な回転の
ために間隔増大がこの押圧板に対して実施しなければな
らないように押圧板に対して周部で力が作用される。リ
ング要素の押圧板から離れた側にダイアフラムばねが横
たわる。クラツチ円板の摩擦コーテイングの磨耗に際し
てかつリング要素からのダイアフラムばねの上昇に際し
てこれらはばねにより発生している間隙において回転さ
れかつ磨耗調整が確立される。ダイアフラムばねはそれ
ゆえ全体の磨耗過程にわたつてクラツチケースに対する
その相対的な位置が一定のままであり、その結果ダイア
フラムばねの力関係はまた維持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による実施
は、押圧板の正確な加工が必要でありならびに複雑なリ
ング要素が利用されねばならい。
【0004】それゆえ、本発明の目的は、安価でかつ簡
単に製造できそして容易に取り付けられ得る自動磨耗補
償を備えた摩擦クラツチを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、リング要素が2つの軸方向に相前後して配置され
たリングからなり、それにより一方で押圧板にかつ一方
でダイアフラムばねに軸方向に支持されかつ両方に互い
に向けられた範囲において周辺にわたつて1またはそれ
以上の傾斜を生じる部分面が支持されかつそのさいばね
装置が設けられ、該ばね装置が両リングを互いに緊張し
かつ磨耗に際して軸方向の構造空間拡大の方向に回転す
ることにより解決される。
【0006】2つの軸方向に相前後して配置されたリン
グにおけるリング要素の分割によりかつ両リングの互い
に向かい合った範囲における傾斜を生じる部分面の配置
により、両リングが軸方向に外方に、押圧板に対して同
時にかつダイアフラムばねに対して同時に、簡単に回転
する隅部を備え得ることが可能で、そのさい押圧板は製
造が実質上簡単である対応する隅部を備えることができ
る。両リング間のばね装置の配置により、ユニツトのよ
うな両リングは、リングと押圧板との間の周部で正確な
配置において考えられねばならないことなしに、押圧板
に容易に形成され得る。
【0007】本発明の他の特徴によれば、両リングの部
分面がその場合に付与された傾斜に対応して連続的に延
びることが有利であり、かかる実施はとくに安価に製造
し得る。
【0008】しかしながらまた、両リング部分面が回転
軸線に対して垂直な平面に対して平行に段状に延びる個
々の部片からなり、それらがその場合に軸方向段部を備
えることが可能である。
【0009】かかる形成は、ばね装置によつてもまたダ
イアフラムばねの押圧板によつても周部に向けられた力
成分が生じ、それが両リングを一方または他方の回転装
置に負荷する。部分面かつその場合に段部を備えた実施
に際して調整作用は発生されるコーテイング磨耗によ
り、ダイアフラムばねによる力放出に際して連動解除の
間中内燃機関の振動が、部分面がその場合に段部を超え
て現され得るように考慮し、その結果両リングの相対的
な回転が可能であるようにもたらされる。個々の段部は
そのさい約0.2mmの大きさ指示に維持される。
【0010】さらに、ばね装置が少なくとも1つの引っ
張りばねからなり、該引っ張りばねが実質上正接してか
つ両リングの内側に延びかつ前記一方のリングの開口の
端部にかつ前記他方のリングの開口の他端に取り付けら
れることが提案される。かかる形成は容易に予め取り付
けられることができかつその場合に押圧板に組み込まれ
る。
【0011】とくに簡単に製造しかつ安価な解決は、両
リングがブリキ帯片から製造されるということに留意す
ることである。かかるブリキ帯片は製造方法(好ましく
は打ち抜き)に際して非常に僅かな劣化を持ち来しかつ
その後容易にリングに屈曲され得る。
【0012】そのように屈曲されたブリキリングはその
さい周部で閉止して実施(例えば溶接によつて)される
ことができるが、また、それは周部で開放して実施され
得る。かかる実施は製造においてとくに簡単である。
【0013】本発明を以下に実施例に基づいてより詳細
に説明する。
【0014】
【実施例】図1は内燃機関のクランク軸12に固定され
るフライホイール2との摩擦クランク1を示す。フライ
ホイール12はクランク軸12とともに回転軸線11の
まわりに回転する。フライホイール2にはクラツチケー
ス6が固定され、該クラツチケースはクラツチ円板3、
押圧板5およびダイアフラムばね7を取り囲んでいる。
押圧板5はより詳しくは説明されない方法において回転
に対して固定されるが軸方向に移動可能にクラツチケー
ス6に取り付けられる。ダイアフラムばね7の配置はい
わゆる引っ張り摩擦クラツチを示し、そのさいダイアフ
ラムばねはその外径によりり線リング31を介してクラ
ンクケース6において支持されかつ中央範囲において軸
方向に向けられた力は押圧板5上でクラツチ円板3とフ
ライホイール2との間でクラツチ円板3の摩擦コーテイ
ング4の緊張のために作用する。クラツチ円板3はその
さい回転に対して固定であるが軸方向に移動可能に駆動
軸10に取り付けられる。力伝達は摩擦クラツチ1の挿
入された状態においてダイアフラムばね7からリング要
素を介して行われ、それは押圧板5の案内直径Bに半径
方向に案内される。リング要素は両リング27および2
9からなり、その正面図”B”が図3の上方部分におい
て見ることができる。両リング27および29は少なく
とも1つの引っ張りばね25により周方向に互いに力に
より作用され、該力は両リングを矢印Eの方向に相互に
回転しようとする。さらに図1からダイアフラムばね7
のばね舌片8に係合しかつ摩擦値クラツチの連動解除の
ために矢印A方向に動かされる連動解除レバー9を見る
ことができる。摩擦クラツチ1の解放に際して右方への
連動解除レバー9の運動Aに対応してダイアフラムばね
7は線リング31のまわりに傾斜されかつ摩擦コーテイ
ングの緊張が解放される。押圧板5に作用する空気力に
より矢印Cに対応して押圧板は両リング27および29
を介してダイアフラムばね7の中央範囲に保持されかつ
同時にリング27は遊び付与器13の作動レバー14に
隣接する。他方のリング29は見られた軸方向において
押圧板5の回転範囲に隣接する。両リング27および2
9は半径方向において駆動力板5の案内直径Dにより固
定される。連動解除過程の間中、それにより周部で多数
に分割される遊び付与器13が、押圧板5とともに右方
に動かされ、そのさい各作動レバー14が摺動ボルト1
7を備え、その軸線が回転軸線11に対して平行に延び
かつ孔20に押圧板5が侵入する。この孔20に摺動ボ
ルト17がこの過程の間中傾斜により固定される。この
傾斜はその場合に引っ張りばね18により支えられる。
摺動ボルト17はそのさい対応する開口内で十分に大き
な遊びをもつてクラツチケース6に侵入する。作動レバ
ー14は同様に摺動ボルト17の半径方向に内包に開口
22においてクラツチケース6Iかつ開口21において
ダイアフラムばね7に侵入する。作動レバーはその端部
によりリング27上に直接横たわる。
【0015】次の挿入過程において高い負荷により磨耗
が摩擦コーテイング4に生じ、その結果ダイアフラムば
ね7は押圧板5をフライホイール2に対してより近い位
置に持ち来す。対応する差の運動は、クラツチケース6
の外側に図に対応して摺動ボルト17の範囲にあるの
で、作動レバー14に追随しない。それにより挿入過程
の間中リング27と作動レバー14の半径方向内方範囲
との間に間隙が生じる。両リング27および29はしか
しながらこの状態においてダイアフラムばねの軸方向の
力作用により磨耗補償を引き起こさない。まず次の連動
解除過程の間中、又だばね7の緊張力が高められかつた
だ比較的僅かな空気力が押圧板5とダイアフラムばね7
との間で矢印Cに対応して有効であるとき、リング27
と作動レバー14との間の間隙は、少なくとも1つの引
っ張りばね25からなるばね装置が両リング27および
29を矢印Eの方向に対応して互いに回転し、その結果
回転軸線11に対して垂直な平面に対して傾斜を有する
部分33および34が互いに上昇するようにすることに
より補償され得る。そのさい保持されることは、引っ張
りばね25が一端により一方のリング27の開口24に
取り付けられかつ他端によりり他方のリング29の開口
24に取り付けられるということである。ダイアフラム
ばね7は再びその最初の空間の配置になりかつ磨耗コー
テイング4の全体の磨耗範囲にわたつてこの配置が維持
されるように考慮する。それによりダイアフラムばね7
の力関係は寿命全体にわたつて維持される。
【0016】図2は図1に対して幾らか違う構造を示し
かつ詳しくは摩擦クラツチがいわゆる「押圧された構
造」を有するという差異に関し、そのさいダイアフラム
ばね7はその外径により押圧板5に作用しかつその中央
直径において間隔ボルト30かつ少なくとも線リング3
2を介してクラツチケース6に固定されかつそこに傾斜
傾斜円を形成する。さらに他の構造からなる遊び付与器
13があり、該構造においてここでは作動レバー15が
ダイアフラムばね7の押圧板5から離れた側に横たわり
そして対応する摺動ボルト17が押圧板5の孔20によ
つて、摺動ボルトが対応するヘツド16によりフライホ
イール2に配置されるように十分に達する。そのさい圧
縮ばね19がヘツド16と押圧板5との間に、摺動ボル
トが孔20内で傾斜されかつ軸方向の相対的運動は、押
圧板5がその挿入された位置を採る前に、摩擦コーテイ
ング4において発生された磨耗によりヘツド16がフラ
イホイール2に配置する場合にのみ行われる。
【0017】継ぎに作動を説明する。連動解除過程の導
入のために、ここでは図示されない連動解除レバーを介
して力は矢印Aの方向にダイアフラムばね7のばね舌片
8に働かされる。それによりダイアフラムばね7はその
緊張位置のまわりにクラツチケース6において回転し、
その結果ダイアフラムばね7はその直径によりフライホ
イール2から動かされる。それは押圧板5を作動レバー
15および孔20内で傾斜される摺動ボルト17を介し
て強制的に解放する。両方のリング27および29は引
っ張りばね25により永続的な配置において、一方で押
圧板5においてかつ他方でダイアフラムばね7に保持さ
れる。摩擦値コーテイング4の対応する磨耗により次の
挿入に際して押圧板5はダイアフラムばね7の力により
両方のリング27および29の挿入により新規な位置に
おいてフライホイール2の近くに持ち来される。作動レ
バー15を有する遊び付与器は摺動ボルト17のヘツド
16が前もつてフライホイール2に配置されるのでこの
運動を生じず、その結果ダイアフラムばね7の外径と作
動レバー15の半径方向に内方範囲との間に遊びが前も
つて現れた磨耗に応じて生じる。最も近い連動解除過程
においてダイアフラムばね7はこの範囲において連動解
除過程が押圧板5に関連することなく作動レバー15に
対して磨耗通路に横たえられる。それにより両リング2
7および29引っ張りばね25により反対の相対的運動
が磨耗通路に実施する可能性が付与され、その結果先行
の挿入過程において生じた磨耗通路は両リング27およ
び29の軸方向の延長によつて強制的に開放される。そ
れによりダイアフラムばね7に対する押圧板5の相対的
な移動が確立される。
【0018】図3にはリングの2つのことなる実施例さ
らに示される。既述のごとく、リング27および29は
互いに向かい合った範囲に部分面33または34を備
え、該部分面は周部で回転軸線11に対して垂直な平面
に対して配置される。ダイアフラムばね7と押圧板5と
の間力作用の中止に際して両リング27および29は引
っ張りばね25の力によつて、部分面33および34が
互いに傾斜しかつ両リングがそれにより磨耗通路に対応
して大きな軸方向構造空間を取るように矢印Eの方向に
互いに回転され得る。そのさい図3の下方図には変形例
が示され、該変形例によつてリング26または28が互
いに向かい合った範囲において部分面35または36を
備え、これらの部分面がその場合に回転軸線を通って垂
直な平面に対して平行に延びかつ段状に互いに並んで傾
斜を形成し、そのさい1つの最も近い部分面により軸方
向段部37が設けられる。この構造は、内燃機関のクラ
ンク軸から振動がクラツチ全体に導入され、該振動が設
けられた段部37より大きい磨耗に際して、摩擦クラツ
チが連動解除されるとき、両リング26および28の相
対的な運動が矢印Eの方向に互いに行われ得ることによ
り作用能力がある。それにともなつてすなわちダイアフ
ラムばね7と押圧板5との間の大きな軸方向の力作用が
低減する。
【0019】リング26および28はこの場合に周部で
開放して実施(間隙23)される。それにより簡単な製
造が可能である。予め屈曲されたリングはそれにより押
圧板5の案内直径Dに容易に置かれ得る。
【0020】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、クラツチケー
スに回転固定しかつ軸方向に移動可能に配置された押圧
板、前記クラツチケースと前記押圧板との間に配置さ
れ、かつ前記クラツチケースおよび前記押圧板において
支持されそして前記押圧板をフライホイールの方向に負
荷するダイアフラムばね、前記押圧板と前記フライホイ
ールとの間に摩擦コーテイングを備えたクラツチ円板、
前記押圧板の案内直径において摩擦クラツチの回転軸線
に対して同中心的に案内されるリング要素の形において
摩擦コーテイングの磨耗に対応して前記ダイアフラムば
ね−押圧板の間隔を増加するための調整装置を含んでい
る、内燃機関のフライホイールに固定された押圧板の内
部に自動磨耗補償を備えた摩擦クラツチにおいて、前記
リング要素が2つの軸方向に相前後して配置されたリン
グからなり、それにより一方で前記押圧板にかつ一方で
前記ダイアフラムばねに軸方向に支持されかつ両方に互
いに向けられた範囲において周辺にわたつて1またはそ
れ以上の傾斜を生じる部分面が支持されかつそのさいば
ね装置が設けられ、該ばね装置が両リングを互いに緊張
しかつ磨耗に際して軸方向の構造空間拡大の方向に回転
する構成としたので、2つの軸方向に相前後して配置さ
れたリングにおけるリング要素の分割によりかつ両リン
グの互いに向かい合った範囲における傾斜を生じる部分
面の配置により、両リングが軸方向に外方に、押圧板に
対して同時にかつダイアフラムばねに対して同時に、簡
単に回転する隅部を備え得ることが可能な、安価でかつ
製造容易な摩擦クラツチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】完全な摩擦クラツチを上方半分で示す軸方向断
面図である。
【図2】同様な構造の上半分を示す部分断面図である。
【図3】半径方向にに内方からの2つの異なるリングの
実施例を平面図”B”で示す説明図である。
【符号の説明】
1 摩擦クラツチ 2 フライホイール 3 クラツチ円板 4 摩擦コーテイング 5 押圧板 6 クラツチケース 7 ダイアフラムばね 9 連動解除レバー 11 回転軸線 13 遊び付与器 14 作動レバー 17 摺動ボルト 24 開口 25 引っ張りばね 26 リング 27 リング 28 リング 29 リング 33 部分面 34 部分面 35 部分面 36 部分面 37 段部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラツチケースに回転固定しかつ軸方向
    に移動可能に配置された押圧板、前記クラツチケースと
    前記押圧板との間に配置され、かつ前記クラツチケース
    および前記押圧板において支持されそして前記押圧板を
    フライホイールの方向に負荷するダイアフラムばね、前
    記押圧板と前記フライホイールとの間に摩擦コーテイン
    グを備えたクラツチ円板、前記押圧板の案内直径におい
    て摩擦クラツチの回転軸線に対して同中心的に案内され
    るリング要素の形において摩擦コーテイングの磨耗に対
    応して前記ダイアフラムばね−押圧板の間隔を増加する
    ための調整装置を含んでいる、内燃機関のフライホイー
    ルに固定された押圧板の内部に自動磨耗補償を備えた摩
    擦クラツチにおいて、 前記リング要素が2つの軸方向に相前後して配置された
    リング(26,28;27,29)からなり、それによ
    り一方で前記押圧板(5)にかつ一方で前記ダイアフラ
    ムばね(7)に軸方向に支持されかつ両方に互いに向け
    られた範囲において周辺にわたつて1またはそれ以上の
    傾斜(en)を生じる部分面(33,34;35,3
    6)が支持されかつそのさいばね装置(25)が設けら
    れ、該ばね装置が両リングを互いに緊張しかつ磨耗に際
    して軸方向の構造空間拡大の方向に回転することを特徴
    とする摩擦クラツチ。
  2. 【請求項2】 前記両リング(27,29)の前記部分
    面(33,34)がその場合に付与された傾斜に対応し
    て連続的に延びることを特徴とする請求項1に記載の摩
    擦クラツチ。
  3. 【請求項3】 前記両リング(26,28)が前記回転
    軸線(11)に対して垂直な平面に対して平行に段状に
    延びる個々の部片からなり、それらがその場合に軸方向
    段部(37)を備えることを特徴とする請求項1に記載
    の摩擦クラツチ。
  4. 【請求項4】 前記ばね装置が少なくとも1つの引っ張
    りばね(25)からなり、該引っ張りばねが実質上正接
    してかつ前記両リング(26,28;27,29)の内
    側に延びかつ前記一方のリングの開口(24)の端部に
    かつ前記他方のリングの開口(24)の他端に取り付け
    られることを特徴とする請求項1ないし3の1またはそ
    れ以上に記載の摩擦クラツチ。
  5. 【請求項5】 前記両リング(26,28;27,2
    9)がブリキ帯片から製造されることを特徴とする請求
    項4に記載の摩擦クラツチ。
  6. 【請求項6】 前記両リング(27,29)が周部で閉
    止して実施されることを特徴とする請求項5に記載の摩
    擦クラツチ。
  7. 【請求項7】 前記両リング(26,28)は周部で開
    放して実施されることを特徴とする請求項5に記載の摩
    擦クラツチ。
JP5350572A 1993-04-29 1993-12-28 摩擦クラツチ Pending JPH06313443A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4314024 1993-04-29
DE43-14-024-6 1993-04-29

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JPH06313443A true JPH06313443A (ja) 1994-11-08

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ID=6486669

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JP5350572A Pending JPH06313443A (ja) 1993-04-29 1993-12-28 摩擦クラツチ

Country Status (6)

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US (1) US5540313A (ja)
EP (1) EP0622559B1 (ja)
JP (1) JPH06313443A (ja)
BR (1) BR9401460A (ja)
DE (1) DE59302921D1 (ja)
ES (1) ES2088624T3 (ja)

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