JP3016181B2 - 摩耗補償機構を有する摩擦クラッチ - Google Patents

摩耗補償機構を有する摩擦クラッチ

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JP3016181B2
JP3016181B2 JP7288196A JP28819695A JP3016181B2 JP 3016181 B2 JP3016181 B2 JP 3016181B2 JP 7288196 A JP7288196 A JP 7288196A JP 28819695 A JP28819695 A JP 28819695A JP 3016181 B2 JP3016181 B2 JP 3016181B2
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JP
Japan
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friction clutch
spring
annular member
pressure plate
disc spring
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JP7288196A
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Inventor
ラインホルト・ヴァイディンガー
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マンネスマン ザックス アクチエンゲゼルシャフト
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • F16D13/757Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のフライ
ホイールに固着されてこれと一緒に回転軸の周りを回転
することのできるクラッチハウジングと、クラッチハウ
ジング内に相対回転不能にかつ軸方向移動可能に配置さ
れるプレッシャプレートと、フェーシングを有しかつプ
レッシャプレートとフライホイールとの間に位置するク
ラッチディスクと、一端をプレッシャプレートで、また
他端をハウジングで支えられ、プレッシャプレートをフ
ライホイールの方向に付勢して押付け力を発生する皿ば
ねと、そのばね力によって一端を間座ボルトを介してク
ラッチハウジングに、また他端を摩擦補償機構を介して
皿ばねに支承され、半径方向に延びる溝孔を有するダイ
ヤフラムスプリングで構成されるリリース要素と、リリ
ース要素の半径方向内側部分に対して、クラッチをリリ
ースするための押し付け力を軸方向に沿って作用するよ
うに、該内側部分に接続されたリリース装置とを有する
内燃機関用摩擦クラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記型式の摩擦クラッチが例えばドイツ
公告特許公報第 1 294 229号により公知である。公知の
摩擦クラッチでは皿ばねが設けられており、この皿ばね
は一端がクラッチハウジングに、また他端がプレッシャ
プレートに支えられており、摩擦クラッチの操作は周面
に配設される1組のリリースレバーを介して行われ、こ
れらのレバーはリリース過程の間、皿ばねによる押付け
力を消勢する。クラッチディスクのフェーシングの摩耗
が増すのに伴ってプレッシャプレートはフライホイール
の方向に遊動し、従ってリリース要素の位置も変化す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、皿ば
ねを有するクラッチにおいて、クラッチフェーシングの
寿命にわたってリリース要素がリリース装置に対するそ
の相対位置を維持し又は少なくとも近似的に維持するよ
うにする摩耗補償機構を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、前記摩擦補償機構が、ばね機構と、該ばね機構に
より前記皿ばねに対し周方向に付勢される環状部材とを
備え、且つ、前記フェーシングに摩耗が生ずるとその支
承力が低下するリリース要素の取付位置を、前記ばね機
構のばね力に依存して再調整し又はその再調整位置に維
持することによって、フェーシングの摩耗を自動的に補
償するように成したことによって解決される。
【0005】本発明による摩擦クラッチの構成によっ
て、クラッチに対するリリース要素及びリリース装置全
体の相対位置を一定に保つことが可能であり、クラッチ
ペダルで利用可能な行程はいつでも最適に利用すること
ができる。こうして更に、クラッチペダルとリリース装
置との間の経路において再調整機構を節約することがで
き、これにより車両の整備が簡素となる。リリース要素
は一定したリリース行程によって軸方向できわめて緻密
に実施することができる。
【0006】本発明の別の特徴によれば、摩擦クラッチ
がいわゆるプッシュ・タイプクラッチとして構成されて
いると有利である。摩耗補償機構が、その作用点をリリ
ース要素とプレッシャプレートとの間に位置付けてお
り、かつこの位置には前記環状部材及び前記皿ばねが配
置されており、支承力がリリース方向にこれら環状部材
および皿ばねに対して直接作用する。そのことから、内
部応力によるリリース要素及びそのホルダの簡単な配置
が可能となる。
【0007】更に、摩耗補償機構が、回転軸と同軸で配
置される少なくとも1つの皿ばねに対し周方向に付勢さ
れる環状部材からなり、周方向に勾配を生じる部分面を
有し、これらの部分面が対応する皿ばねに形成された相
手面と協働し、脚ばねで構成されるばね機構が環状部材
を相手面に対して周方向へ付勢して前記環状部材と前記
皿ばねとが成す軸方向間隔を縮小することが提案され
る。かかる配置は、フェーシングの摩耗が増すのに伴っ
て摩耗補償機構が必要とする軸方向空間を広く専有しな
いので、場所を節約して摩擦クラッチの内部に収容する
ことができる。
【0008】本発明の更に別の特徴によれば、リリース
要素の中間直径部が、ハウジングに固着される間座ボル
トを介して支えられ、また外周部分が、環状部材で支承
される。摩耗補償機構のための相手面が、別の環状部材
に設けられており、別途この部材を製造しておくことが
でき、この部材自体は皿ばねに支持される。しかし、こ
れらの相手面を皿ばね又はプレッシャプレートに直接設
けることも可能である。これにより、別の部材を節約す
ることができる。これにより、皿ばね或いはプレッシャ
プレートは二重の機能を果たす。
【0009】本発明によれば、皿ばねの内周部が、クラ
ッチハウジングに当接し、また外周部がプレッシャプレ
ートに当接し、リリース要素の中間直径部が間座ボルト
を介してやはりクラッチハウジングに当接し、また外周
部が環状部材を介して、皿ばねとプレッシャプレートと
の支承部の近傍及びその半径方向内側の直径範囲で皿ば
ねに当接する。この配置によって緻密な構造が可能であ
る。
【0010】本発明によれば、ばね機構が、周面に配設
される複数の脚ばねからなり、これらの脚ばねの一方の
脚がクラッチハウジングに支えられ、他方の脚が回転可
能且つ回転軸に対して変位可能な環状部材を周方向へば
ね付勢し、この環状部材が部分面を有する。しかし、複
数の脚ばねを周面に配設して設けて、(2つの環状部材
を使用する場合)それぞれそれらの脚で一方又は他方の
部材のなかに係合させることも、問題なく可能である。
【0011】更に、脚ばねの弾性巻き部がリリース要素
用間座ボルトの範囲で、但し周方向にずらして、固定さ
れており、環状部材を付勢する脚がこの部材に対する作
用点を超えて半径方向外側に延長され、クラッチハウジ
ングに周方向へ適宜大きく構成された開口部に挿通さ
れ、ここの初期位置において組付け過程の間係止されて
環状部材の負担を軽減することが提案される。こうし
て、摩擦クラッチの組付け過程の間に環状部材に周方向
の力が作用することのないように確保されている。とい
うのも、さもないと環状部材は軸方向間隔が最小となる
方向に位置がずれて、新品のフェーシングを備えた再調
整機構が機能し得なくなるであろうからである。
【0012】本発明の別の特徴によれば、前記脚の係止
が開口部内の鼻状端を介して行われ、この鼻状端が開口
部のフライホイール側境界から軸方向反対側境界の方に
延びており、最初のクラッチ操作の間に、脚ばねの脚が
鼻状端を介してスナップ移動して自動的に動作位置に進
むことが提案される。これにより、リリース要素から摩
耗補償機構に加えられるリリース力が実際に加えられる
ときにはじめて、環状部材に脚ばねの周方向の力による
付勢が開始されるように確保されている。
【0013】本発明の更に別の特徴によれば、摩擦クラ
ッチをいわゆるプル・タイプクラッチとして構成すると
有利である。プル・タイプクラッチでは、通常、当接面
の変動を危惧する必要がなく、この場合空行程なしにリ
リース操作を行うことができる。
【0014】摩耗補償機構が、作用点をリリース要素と
ハウジングに固定されて半径方向内方に伸びる支持リン
グとの間に形成されており、支承力がリリース方向に働
く。この構造は、皿ばねの配置に関して大きな自由裁量
の余地を可能とする。
【0015】摩耗補償機構が、回転軸と同軸に配置され
る少なくとも1つの環状部材からなり、周方向に勾配を
生じる部分面を有し、これらの部分面が対応した支持リ
ング上の相手面と協働し、引張ばねで構成されるばね機
構が部分面を相手面に対して周方向へ付勢して、前記支
持リングと前記環状部材とが成す軸方向間隔を縮小す
る。クラッチハウジングの内部でリリース要素の取付位
置が一定に保たれ、プル・タイプクラッチの場合に好ま
しくないことであるが、プレッシャプレートの支承円内
径とプレッシャプレートの支承円外径との間隔が約4〜
5:1となって、否定的に作用することのないように、
配置はなされている。提案された構造によって、リリー
ス要素の半径方向内側領域でも摩耗時に摩耗分だけの変
位が生じるように確保される。
【0016】更に、リリース要素の中間直径部が、プレ
ッシャプレートに当接し、同じ側でその外周部が摩耗補
償機構及び支持リングを介してハウジングに当接するこ
とが提案される。こうして、摩耗が現れ、摩耗補償機構
に対するリリース要素の支承力が低下したときに、摩擦
力が小さいが故に摩耗補償機構が再調整を行うことがで
きるように保証されている。
【0017】本発明の別の特徴によれば、相手面が支持
リング内に直接に嵌め込まれていることが提案される。
こうして、別の部材が節約される。
【0018】本発明によれば、皿ばねの内側部分が、リ
リース要素の環状部材から離れた方の側でリリース要素
に支承され、それもしかもプレッシャプレートとの支承
部とは反対の側で支承され、またその外周部がクラッチ
ハウジング内のプレッシャプレートから最も離れた位置
で支承される。皿ばねは、リリース要素に対してほぼ平
行に延びており、従って場所を節約して収容することが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】一実施例に基づいて、以下、本発
明を詳しく説明する。図1と図2に摩擦クラッチ1の主
要基本構造を見ることができる。このクラッチを構成す
るフライホイール3がクランク軸5に固着されている。
両者は内燃機関が起動すると回転軸4の周りを回転す
る。フライホイール3に固着されたクラッチハウジング
2がプレッシャプレート6を含み、このプレートは図示
されない方法で相対回転不能にかつ軸方向移動可能にハ
ウジング2と結合されている。この結合は例えば接線方
向板ばねを介して行うことができる。プレッシャプレー
ト6とフライホイール3との間にはフェーシング30を
有するクラッチディスク8が配置されており、このディ
スクは相対回転不能にかつ軸方向移動可能に、図示され
ない変速機軸に嵌着されている。
【0020】プレッシャプレート6は皿ばね7によって
フライホイール3の方向にばね付勢(FA)されてお
り、皿ばね7は外周部分がプレッシャプレート6の支承
部分で支承され、内周部分では支承部分を介してクラッ
チハウジング2で支承される。皿ばね7とプレッシャプ
レート6との間に配置されるリリース要素9は例えばダ
イヤフラムスプリングの形であり、その外周部分で摩耗
補償機構15を介して皿ばね7により支えられる。しか
しこの支えはプレッシャプレート6の適宜部分で直接に
行うこともできる。
【0021】リリース要素9は、小径部の周面に配設さ
れる複数の間座ボルト19を介してクラッチハウジング
2に支えられる。間座ボルト19をクラッチハウジング
2に固着することによって、これらのボルトはリリース
要素9においても皿ばね7においても適宜な切欠きに挿
通される。リリース要素9の半径方向内側部分には、回
転軸4と同軸にリリース軸受10が設けられており、こ
の軸受は図示されないリリース装置によるリリース力F
AUS によって矢印方向に付勢されて、摩擦クラッチ1の
接続を切ることができる。
【0022】摩耗補償機構15は、この場合、リリース
要素9の半径方向外側部分と皿ばね7との間の環状部材
16からなる。この環状部材16の構成は、特に図3
(A)に示した図1中のY方向矢視図から明らかとな
る。環状部材16は皿ばね7に向かって周方向へ傾いた
部分面17を有し、これらの部分面はすべて所定の同じ
勾配を有する。図1において、軸方向に対向した部材で
ある皿ばね7には、適宜な相手面18が設けられてお
り、これらの相手面は部分面17と同じ傾きを有し、運
転状態のとき重なっている。しかし図1とは異なり、図
3(A)によれば第2環状部材20を設けておくことが
でき、この部材がこれらの相手面18を備えている。
【0023】部分面17と相手面18とを構成される部
材には、軸方向へリリース要素9の支承力Fが付加さ
れ、例えば図3に示すようにクラッチディスク8のフェ
ーシングが新品の場合、相互に摩擦接触して保持され
る。間座ボルト19に対して周方向にずらされるように
して、複数の脚ばね11が周面に配設して設けられてお
り、これらのばねは例えば図2に示す位置を占める。
【0024】一方の脚13は(弾性巻き部14から出発
して)クラッチハウジング2で支えられ、それもしかも
軸方向に曲折したカラー26で支えられている。他方の
脚12は、多かれ少なかれ半径方向に延び、図3に示す
ように環状部材16の穴25に挿通されると共に半径方
向外方に延長されて、クラッチハウジング2の開口部2
1に挿通される。
【0025】この配置が図3(B)に示した図1中のZ
方向矢視図に図示されている。クラッチハウジング2の
開口部21(各脚ばね一つごとに一つの独自の開口部)
は、フライホイール側境界23と反対側境界24とを有
する。この図における脚12の図示はフェーシングの新
品状態における動作位置に相当する。
【0026】図4は、図1に示す皿ばね7の部分図であ
る。この配置では、環状部材16の部分面17に対する
相手面18が皿ばね7に直接に設けられている。これら
の相手面18の周方向勾配は、図4(B)に示したA−
A断面図に認めることができる。しかしこれらの相手面
18はプレッシャプレート6の周方向範囲にも設けてお
くことができよう。又は(図3(A)に示すように)第
2環状部材20に設けておくことができよう。しかし皿
ばね7に組み入れると付加的部材が不要となり、個別部
品及び軸方向空間が節約される。
【0027】摩擦クラッチの組付け過程の間における摩
耗補償機構15の望ましくない位置ずれを防止するため
に、図2及び図3に示すように、脚ばね11のほぼ半径
方向に延びる脚12は、組付け過程の間、環状部材16
に対して回転運動を加えることができないように係止さ
れている。このために、図3(B)によれば開口部21
が鼻状端22を備えており、この鼻状端はフライホイー
ル側境界23から反対側境界24の方向に延びており、
但し残行程を開けたままにしておく。鼻状端22は、図
2によれば、開口部21の反時計回り周方向端範囲の近
傍に配置されている。
【0028】図3(B)の一点鎖線位置又は図2の一点
鎖線の位置において脚12は初期応力で鼻状端22に当
接させて取付けられている。最初のクラッチ操作の間、
即ち、リリース軸受10に矢印方向のリリース力FAUS
が加わるとき及びリリース要素9の半径方向外側部分が
矢印F方向に動くとき、各脚ばね11の脚12は鼻状端
22との当接から離れて反対側境界24の方向にクリッ
ク移動し、これにより各脚12は鼻状端22の周りを、
図3(B)の実線の形状に対応するその動作位置に進む
ことができる。
【0029】摩擦クラッチ1の機能は以下のとおりであ
る。摩擦クラッチの組付け状態のとき及び図1に示す圧
着状態のとき、リリース要素9は支承力Fで環状部材1
6に支承されて、この部材の部分面17を皿ばね7の相
手面18に当接させる。リリース過程の間、リリース力
は部分面17及び相手面18を介して、この場合皿ばね7
に直接に伝達される。圧着過程は逆に経過する。クラッ
チディスク8のフェーシングに摩耗が現れると、プレッ
シャプレート6は時間とともにフライホイールの方向に
遊動し、こうしてクラッチハウジング2から離れてい
く。この運動は、リリース要素9及び皿ばね7の半径方
向外側部分も一緒に行われる。
【0030】リリース要素9の適切な構成と適切な取付
けとによって、摩耗が進むと支承力Fが減少していき、
正しく調整されていると所定の摩耗行程後に支承力Fが
著しく低下し、すべての脚ばね11の力は、部分面17
及び相手面18の摩擦力に抗して環状部材16を回動さ
せることができ、プレッシャプレート6の摩耗行程にほ
ぼ対応してリリース要素9の半径方向外側部分と皿ばね
7との間で軸方向再調整を行うことができる。
【0031】環状部材16は図2では時計回りに、図3
(A)によれば左下に移動し、同時に脚ばね11の脚1
2が同じ方向に移動する。こうして、図3(A)に示す
ように環状部材16と当該相手部材との間の寸法Xが摩
耗分だけ低減する。これにより、リリース要素9は再び
その基本位置にきて、最初から調整された支承力Fを摩
耗補償機構15に加え、部分面17及び相手面18のそ
れ以上の相対位置変化が停止する。
【0032】脚ばね11は、部分面17又は相手面18
の軸方向間隔を最小寸法に調整するように努め、これ
が、完全に摩耗したフェーシングに相当することによっ
て、クラッチの組付け過程の間組付け位置を、従ってす
べての脚ばね11の無効を確保することが必要となる。
【0033】図5の摩擦クラッチ31は、実質的に、摩
擦クラッチがいわゆるプル・タイプクラッチである点
で、図1の摩擦クラッチ1と相違している。プル・タイ
プクラッチの場合リリース要素9の半径方向内端部分
は、クラッチディスクのリリースを達成するために、フ
ライホイールから離れる方に移動する。この場合クラッ
チハウジング2のなかに周知の如くにプレッシャプレー
ト6が相対回転不能かつ軸方向移動可能に配置されてお
り、皿ばね7によってフライホイールの方向に付勢され
る。
【0034】皿ばね7はその外周部が例えば支持リング
29を介してクラッチハウジング2に当接し、またその
内径部を介して充分な力をプレッシャプレート6に加え
る。Dvは支承直径である。更に、皿ばね7とプレッシ
ャプレート6との間に配置されるリリース要素9は、ダ
イヤフラムスプリングに類似して半径方向溝孔を備えて
おり、また独自の初期応力を有する。
【0035】リリース要素9は皿ばね7が中間直径部D
に力を加えることによってプレッシャプレート6に当接
保持される。リリース要素9は外周部が摩耗補償機構1
5を介して支持要素28に当接し、この支持要素はクラ
ッチハウジング2に強固に結合されている。摩耗補償機
構15は回転軸4と同軸に配置される少なくとも1つの
環状部材16からなり、この部材は部分面17を介して
図5に示すように支持要素28の当該相手面18に当接
する。
【0036】部材16は、例えば、図5に示すように周
面に配設される複数の引張ばね27によって予めばね付
勢されており、ばねは寸法Xを縮小するように努める。
摩擦クラッチの新品状態のときにリリース要素9が環状
部材16に加える力は、引張ばね27が部分面17と相
手面18との間の摩擦を克服することができないように
設定されている。同じ支承力Fでもってリリース要素9
が皿ばね7の中間直径部Dで支えられ、この支承力Fだ
け皿ばね7の押付け力FA が低減される。
【0037】図5に示す摩擦クラッチの機能は、図6に
示すばね力勾配と合わせて説明される。ばね力勾配Fr
は皿ばね7に関するものであり、リリース行程又は摩耗
行程の広い範囲にわたってほぼ一定である。リリース要
素9のばね力勾配FM は取付位置の範囲で強く傾いてい
る。支承力Fの減退後に皿ばね7の初期応力から残る押
付け力を充分に大きく保つために、取付位置のときリリ
ース要素9の支承力Fは比較的低く設定されている。
【0038】フェーシングに(取付位置から出発して)
摩耗が現れると、E点が斜め右下に移動する。これは、
リリース要素9の支承力Fが著しく減退することを意味
する。リリース要素9の外周部が環状部材16に加える
力も同程度に減少する。こうして部分面17と相手面1
8との間の摩擦力が大きく低下して、引張ばね27が環
状部材16を回すことができるようになり、図3に示す
寸法Xが縮小する。こうして取付位置は再び原位置に遊
動して戻り、リリース要素9はやはりハウジング2に対
する原相対位置に戻り、但し摩耗分だけフライホイール
の方向に平行にずれて戻る。
【0039】ここで指摘しておくなら、上記クラッチは
例えばダブルマスフライホイール等のあらゆる種類のフ
ライホイールに取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プッシュ・タイプクラッチの上半分の縦断面図
である。
【図2】同じ摩擦クラッチの部分図である。
【図3】(A)は脚ばねを有する環状部材を半径方向内
側(図1のY方向)から見た図であり、(B)はクラッ
チハウジングを半径方向外側(図1のZ方向)から開口
部の方に見た図である。
【図4】皿ばねの部分図と、皿ばねに設けられる相手面
の一部の断面図である。
【図5】プル・タイプクラッチの上半分の縦断面図であ
る。
【図6】リリース行程又は摩耗行程に依存したばね力勾
配を示す図である。
【符号の説明】1 摩擦クラッチ12 クラッチハウジ
ング3 フライホイール6 プレッシャプレート7 皿
ばね8 クラッチディスク9 リリース要素10 リリ
ース軸受11 脚ばね15 摩耗補償機構16 環状部
材17 部分面18 相手面19 間座ボルト21 開
口部22 鼻状短23 フライホイール側境界24 反
対側境界25 穴26 カラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−129446(JP,A) 実開 平6−16728(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 11/00 - 25/14

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のフライホイール(3)に固着
    されてこれと一緒に回転軸(4)の周りを回転すること
    のできるクラッチハウジング(2)と、 クラッチハウジング(2)内に相対回転不能にかつ軸方
    向移動可能に配置されるプレッシャプレート(6)と、 フェーシング(30)を有しかつプレッシャプレート
    (6)とフライホイール(3)との間に位置するクラッ
    チディスク(8)と、 一端をプレッシャプレート(6)で、また他端をハウジ
    ング(2)で支えられ、プレッシャプレート(6)をフ
    ライホイール(3)の方向に付勢して押付け力(FA
    を発生する皿ばね(7)と、 そのばね力によって一端を間座ボルト(19)を介して
    クラッチハウジング(2)に、また他端を摩擦補償機構
    (15)を介して皿ばね(7)に支承され、半径方向に
    延びる溝孔を有するダイヤフラムスプリングで構成され
    るリリース要素(9)と、 リリース要素(9)の半径方向内側部分に対して、クラ
    ッチをリリースするための押し付け力(FAUS )を軸方
    向に沿って作用するように、該内側部分に接続されたリ
    リース装置(10)とを有する内燃機関用摩擦クラッチ
    において、 前記摩擦補償機構(15)が、ばね機構(11)と、該
    ばね機構により前記皿ばね(7)に対し周方向に付勢さ
    れる環状部材(16)とを備え、且つ、前記フェーシン
    グ(30)に摩耗が生ずるとその支承力(F)が低下す
    るリリース要素(9)の取付位置を、前記ばね機構のば
    ね力に依存して再調整し又はその再調整位置に維持する
    ことによって、フェーシング(30)の摩耗を自動的に
    補償するように成したことを特徴とする摩擦クラッチ。
  2. 【請求項2】 摩擦クラッチがいわゆるプッシュ・タイ
    プクラッチとして構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の摩擦クラッチ。
  3. 【請求項3】 摩耗補償機構(15)が、その作用点を
    リリース要素(9)とプレッシャプレート(6)との間
    に位置付けており、かつこの位置には前記環状部材(1
    6)及び前記皿ばね(7)が配置されており、支承力
    (F)がリリース方向にこれら環状部材および皿ばねに
    対して直接作用することを特徴とする請求項2に記載の
    摩擦クラッチ。
  4. 【請求項4】 摩耗補償機構(15)が、回転軸(4)
    と同軸で配置される少なくとも1つの皿ばね(7)に対
    し周方向に付勢される環状部材(16)からなり、周方
    向に勾配を生じる部分面(17)を有し、これらの部分
    面が対応する皿ばね(7)に形成された相手面(18)
    と協働し、脚ばねで構成されるばね機構(11)が環状
    部材(16)を相手面(18)に対して周方向へ付勢し
    て前記環状部材と前記皿ばねとが成す軸方向間隔(X)
    を縮小することを特徴とする請求項3に記載の摩擦クラ
    ッチ。
  5. 【請求項5】 リリース要素(9)の中間直径部が、ハ
    ウジング(2)に固着される間座ボルト(19)を介し
    て支えられ、また外周部分が、環状部材(16)で支承
    されることを特徴とする請求項4に記載の摩擦クラッ
    チ。
  6. 【請求項6】 相手面(18)が、別の環状部材(2
    0)に設けられており、この部材が一方で皿ばね(7)
    に支持されていることを特徴とする請求項5に記載の摩
    擦クラッチ。
  7. 【請求項7】 相手面(18)が、プレッシャプレート
    (6)に直接に設けられていることを特徴とする請求項
    6に記載の摩擦クラッチ。
  8. 【請求項8】 相手面(18)が、皿ばね(7)に直接
    に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の摩
    擦クラッチ。
  9. 【請求項9】 皿ばね(7)の内周部が、クラッチハウ
    ジング(2)に当接し、また外周部がプレッシャプレー
    ト(6)に当接し、リリース要素(9)の中間直径部が
    間座ボルト(19)を介してやはりクラッチハウジング
    (2)に当接し、また外周部が環状部材(16)を介し
    て、皿ばねとプレッシャプレート(6)との支承部の近
    傍及びその半径方向内側の直径範囲で皿ばね(7)に当
    接することを特徴とする請求項5に記載の摩擦クラッ
    チ。
  10. 【請求項10】 ばね機構が、周面に配設される複数の
    脚ばね(11)からなり、これらの脚ばねの一方の脚
    (13)がクラッチハウジング(2)に支えられ、他方
    の脚(12)が回転可能且つ回転軸(4)に対して変位
    可能な環状部材(16)を周方向へばね付勢し、この環
    状部材が部分面(17)を有することを特徴とする請求
    項9に記載の摩擦クラッチ。
  11. 【請求項11】 脚ばね(11)の弾性巻き部(14)
    がリリース要素(9)用間座ボルト(19)の範囲で、
    但し周方向にずらして、固定されており、環状部材(1
    6)を付勢する脚(12)がこの部材に対する作用点を
    超えて半径方向外側に延長され、クラッチハウジング
    (2)に周方向へ適宜大きく構成された開口部(21)
    に挿通され、ここの初期位置において組付け過程の間係
    止されて環状部材(16)の負担を軽減することを特徴
    とする請求項10に記載の摩擦クラッチ。
  12. 【請求項12】 前記脚(12)の係止が開口部(2
    1)内の鼻状端(22)を介して行われ、この鼻状端が
    開口部(21)のフライホイール側境界(23)から軸
    方向反対側境界(24)の方に延びており、最初のクラ
    ッチ操作の間に、脚ばね(11)の脚(12)が鼻状端
    (22)を介してスナップ移動して自動的に動作位置に
    進むことを特徴とする請求項11に記載の摩擦クラッ
    チ。
  13. 【請求項13】 摩擦クラッチが、いわゆるプル・タイ
    プクラッチとして構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の摩擦クラッチ。
  14. 【請求項14】 摩耗補償機構(15)が、作用点をリ
    リース要素(9)とハウジング(2)に固定されて半径
    方向内方に伸びる支持リング(28)との間に形成され
    ており、支承力(F)がリリース方向に働くことを特徴
    とする請求項13に記載の摩擦クラッチ。
  15. 【請求項15】 摩耗補償機構(15)が、回転軸
    (4)と同軸に配置される少なくとも1つの環状部材
    (16)からなり、周方向に勾配を生じる部分面(1
    7)を有し、これらの部分面が対応した支持リング(2
    8)上の相手面(18)と協働し、引張ばねで構成され
    るばね機構(27)が部分面(17)を相手面(18)
    に対して周方向へ付勢して、前記支持リングと前記環状
    部材とが成す軸方向間隔(X)を縮小することを特徴と
    する請求項14に記載の摩擦クラッチ。
  16. 【請求項16】 リリース要素(9)の中間直径部
    (D)が、プレッシャプレート(6)に当接し、同じ側
    でその外周部が摩耗補償機構(15)及び支持リング
    (28)を介してハウジングに当接することを特徴とす
    る請求項13〜15に記載の摩擦クラッチ。
  17. 【請求項17】 相手面(18)が支持リング(28)
    内に直接に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1
    6に記載の摩擦クラッチ。
  18. 【請求項18】 皿ばね(7)の内側部分が、リリース
    要素(9)の環状部材(16)から離れた方の側でリリ
    ース要素に支承され、それもしかもプレッシャプレート
    (6)との支承部とは反対の側で支承され、またその外
    周部がクラッチハウジング(2)内のプレッシャプレー
    トから最も離れた位置で支承されることを特徴とする請
    求項17に記載の摩擦クラッチ。
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