JPH109285A - 摩耗補償装置を有する摩擦クラッチ - Google Patents

摩耗補償装置を有する摩擦クラッチ

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Publication number
JPH109285A
JPH109285A JP9066572A JP6657297A JPH109285A JP H109285 A JPH109285 A JP H109285A JP 9066572 A JP9066572 A JP 9066572A JP 6657297 A JP6657297 A JP 6657297A JP H109285 A JPH109285 A JP H109285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure plate
friction clutch
spring
adjusting
guide pins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9066572A
Other languages
English (en)
Inventor
Winfried Bokisch
ヴィンフリート・ボキッシュ
Achim Link
アキム・リンク
Reinhold Weidinger
ラインホールド・ヴィーディンガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZF Sachs AG
Original Assignee
Fichtel and Sachs AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Fichtel and Sachs AG filed Critical Fichtel and Sachs AG
Publication of JPH109285A publication Critical patent/JPH109285A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • F16D13/757Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦クラッチにおいて、摩擦ライニングの摩
耗を補償するための装置が、構造において簡単に、かつ
運転において軽快に構成されるようにする。 【解決手段】 摩擦ライニングの摩耗を自動的に補償す
るための装置を有する摩擦クラッチにおいて、少なくと
も1つの調整部材18,19が、周面で分配されていて
かつ回転軸線に対して平行に延びる複数のガイドピン1
7,25によってプレッシャープレート5に対して心定
めされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸線を限定す
る例えばフライホイールの形の対抗プレッシャープレー
トと、この対抗プレッシャープレートに固定されている
クラッチケースと、このクラッチケースの内部に相対回
転不能に、かつ軸方向で変位可能に配置されているプレ
ッシャープレートと、クラッチケースとプレッシャープ
レートとの間に配置されていてかつクラッチディスクを
プレッシャープレートと対抗プレッシャープレートとの
間に締め込むことができる作動手段及びアキュムレータ
と、摩擦ライニングの摩耗を補償するための、クラッチ
ケース、作動手段又はアキュムレータとプレッシャープ
レートとの間に配置されている装置と、回転軸線に対し
て同心的に配置されていて周方向に形成された当て付け
面を含む少なくとも1つの調整部材とから成る、特に自
動車のための摩擦クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】前述の形式の摩擦クラッチは、例えばド
イツ連邦共和国特許出願公開第4412107号明細書
により公知である。このような公知の構成では、2つの
調整部材が回転軸線に対して同心的にプレッシャープレ
ートにおいてガイドされており、しかも突出する突起に
よって形成されている内径上でガイドされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の形式の摩擦クラッチにおいて、摩擦ライニングの摩耗
を補償するための装置が、構造において簡単に、かつ運
転において軽快に構成されるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、本発明に
よれば、少なくとも1つの調整部材のガイドが、半径方
向では、周面で分配されていてかつ軸方向に延びる複数
のガイドピンを介して行われており、これらのガイドピ
ンが、回転軸線に対して心定めされたプレッシャープレ
ートに固定的に配置されていることによって解決され
る。
【0005】周方向で分配されていてかつ軸方向で延び
る複数の、特に3つのガイドピンを配置することによっ
て、単数又は複数の調整部材がガイドピンの形状でガイ
ド部材と局所的にのみ接触するということが保証されて
おり、その結果、運転が長くなる際にも調整装置は軽快
なままである。さらに、従来技術に比べて、この領域で
プレッシャープレートにおける切削加工を省略すること
ができる。
【0006】さらに本発明によれば、アキュムレータが
ダイヤフラムスプリングとして構成されており、少なく
とも1つの調整部材はダイヤフラムスプリングとプレッ
シャープレートとの間に配置されており、さらにガイド
ピンはプレッシャープレート内に取り付けられている。
このような構成は、ダイヤフラムスプリングが圧着力を
生ぜしめ、並びに伝達部材をも一緒に含んでいるので、
構造において特に簡単である。
【0007】特に簡単な形式では、ガイドピンが少なく
とも1つの調整部材の内径上に配置されている。プレッ
シャープレートをクラッチケース内に同心的に配置する
ことによって、かつガイドピンをプレッシャープレート
内に配置することによって、単数又は複数の調整部材
は、その内径に沿って心定めされてガイドされている。
このような形式のガイドにおいて、回転数が極めて高い
場合にも、調整部材の回転運動性を常に維持したままに
するように配慮されている。
【0008】しかも、ガイドピンを少なくとも1つの調
整部材の外径上に配置することも即座に可能である。こ
のような構成は、遠心力が高い場合に調整部材を変形か
ら保護する。別の構成によれば、ガイドピンは、少なく
とも1つの調整部材の外径上及び内径上に交互に配置さ
れている。このようなガイドは、ガイドピンと調整部材
との間に多くの接触点を有しているけれども、調整部材
の特に効果的なガイドが存在している。
【0009】さらに本発明の構成によれば、軸方向で前
後して配置された2つの調整部材を使用する場合に、こ
れらの調整部材が相互に少なくとも1つのばね部材によ
って周方向で互いに緊定されている。合致する当て付け
面を備えていて相互にばね力負荷されている2つの調整
部材の使用は、プレッシャープレートの極めて簡単な加
工を可能にする。プレッシャープレートと、このプレッ
シャープレートに配設された調整部材との間の接触範囲
では、回転軸線に対して垂直に延びる環状の当接面しか
必要でない。プレッシャープレートに関して両方の調整
部材を組み立てかつ調整することは、少なくとも1つの
ばね部材が両方の調整部材の間でのみ効果的であるので
危険ではない。
【0010】しかし、一方の端部によってプレッシャー
プレートに固定されていて、かつ他方の端部によって相
応する調整部材に固定されている少なくとも1つのばね
部材を設けることもできる。さらに、2つの調整部材を
使用する場合にはもちろん、ばねによって負荷されない
調整部材は周方向で係止されている。このことは、例え
ばダイヤフラムスプリングを介して、あるいは遊び信号
発生器を介しても行うことができる。
【0011】単数又は複数のばね部材は、有利な形式で
コイル引張りばねとして構成されており、かつ単数又は
複数の調整部材の内径内に接線方向で延びており、かつ
一方の端部によって調整部材における開口内に懸架され
ており、かつ他方の端部によって、内径において延びて
いるガイドピンに懸架されている。これによって、一面
ではばねの安価な製造が可能であり、かつ他面では少な
くとも若干のガイドピンがばね力の支持になお付加的に
関係される。
【0012】この場合、ばねの他方の端部は、開放する
フックとして構成されていて、かつダイヤフラムスプリ
ングに対して平行な平面内でほぼ延びており、しかもプ
レッシャープレートと調整部材との間の間隙内に延びて
いることができる。これによって、極めて簡単に製造さ
れるばねをスペース節減して収容することができる。し
かし、ばねの他方の端部は、回転軸線に対して平行に延
びていて、相応するガイドピン上で重ねられていて、か
つ単数又は複数の調整部材に支持されているばね巻線と
して構成されることもできる。この場合、相応するガイ
ドボルトがばねの材料厚の寸法だけ半径方向で内方へず
らされているということのみが考慮に入れられている。
ばねのこのような構成も製造を簡単にし、かつ突出する
ばね端部のために付加的なスペースを提供する必要はな
い。
【0013】さらに、ガイドピン及び/又は調整部材は
腐食されないように構成されている。このことは、摩擦
クラッチの耐用寿命全体にわたる全ての構成部材の摩耗
のない運動経過に役立つ。この場合、ガイドピン及び/
又は調整部材自体を腐食しない材料から製造することも
でき、又はこのような材料によって被覆することもでき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明を複数の実施例を用
いて詳しく説明する。図1は、いわゆる押しつけられる
摩擦クラッチ1を示しており、この摩擦クラッチ1のク
ラッチケース6は、輪郭で示された対抗プレッシャープ
レート2と例えばフライホイールの形で固定的に結合さ
れている。クラッチケース6内にはプレッシャープレー
ト5が配置されており、このプレッシャープレート5
は、相対回転不能に、しかし軸方向で変位可能に(例え
ば接線方向板ばねを介して)クラッチケース6と結合さ
れている。プレッシャープレート5とクラッチケース6
との間にはダイヤフラムスプリング7(アキュムレー
タ)が配置されており、このダイヤフラムスプリング7
は、中くらいの直径上で、周面において分配された複数
のスペースボルト10を介してクラッチケース6に傾倒
可能に支承されており、例えばワイヤリング12を介し
て支承されている。ダイヤフラムスプリング7は、半径
方向で内方へスプリング舌片8を備えており、このスプ
リング舌片8は、図示しない遮断機構に作用するために
構成されている。摩擦クラッチ1の全ての部材は、対抗
プレッシャープレート2と一緒に共通の回転軸線11を
中心にして回転することができる。対抗プレッシャープ
レート2とプレッシャープレート5との間に、摩擦ライ
ニング4を備えたクラッチディスクが、対抗プレッシャ
ープレート2から図示しない伝動装置入力軸へトルクを
伝達するために締め込まれており、前記伝動装置入力軸
は回転軸線11に対して同心的に延びている。摩擦クラ
ッチ1は、自動的な摩耗補償のための装置3を備えてい
る。このために、周面において分配された単数又は複数
の遊び信号発生器13が設けられており、前記遊び信号
発生器は、一面では、回転軸線11に対して平行に延び
ていて、しかもプレッシャープレート5の孔20内で延
びているスライドボルト14から成っている。それぞれ
の遊び信号発生器13は、他面では、レバー15から成
っており、このレバー15は、スライドボルト14と固
定的に結合されていて、かつダイヤフラムスプリング7
のプレッシャープレート5から離れる側に、または調整
部材18,19のプレッシャープレート5から離れる側
に載るように半径方向で内方へ延びている。図2からも
分かるように、この実施例の場合には、軸方向で前後し
て連結される2つの調整部材18,19が設けられてお
り、これらの調整部材のうち、符号19で示された一方
の調整部材は直接プレッシャープレート5に支持されて
おり、かつ符号18で示された他方の調整部材はダイヤ
フラムスプリング7に支持されている。両方の調整部材
18,19はリング状に構成されていて、かつ互いに向
い合っている領域に周面で分配された複数の当て付け面
22,23を有している。さらに、両方の調整部材1
8,19の間で、ばね力は、両方の調整部材18,19
を周方向で互いに押しつけていて、かつ周方向の相対運
動及び当て付け面22及び23への乗り上げによってそ
れらの軸方向の延びを拡大しようとするように作用す
る。このために、この実施例では周面で分配された複数
の脚ばね21が設けられており、これらの脚ばねは両方
の調整部材18,19の相応する開口24内に係合して
いる。両方の調整部材18,19は、プレッシャープレ
ート5に対して相対的に半径方向でガイドされかつ心定
めされており、しかもプレッシャープレート5の周面で
分配されていて、このプレッシャープレート5内に取り
付けられていてかつ回転軸線11に対して平行に延びる
複数のガイドピン17によってガイドかつ心定めされて
いる。さらに、それぞれのスライドボルト14はコイル
ばね9を備えており、この場合、コイルばね9は一面で
はプレッシャープレート5に支持されており、かつ他面
ではスライドボルト14のヘッド16に支持されてお
り、これによって、スライドボルト14は対抗プレッシ
ャープレート2に向かう方向でプレロードをかけられ
る。さらにコイルばね9は、スライドボルト14をプレ
ッシャープレート5の孔20内に締め付けるためにモー
メントもスライドボルト14に及ぼすように配置されて
いる。
【0015】一般的な作用のために、ここでもう一度、
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4412107号明細
書による従来技術を引用する。しかし、この従来技術に
対して、本発明の構成では、両方の調整部材18及び1
9のガイドは、周面で分配された複数のガイドピン17
がプレッシャープレート5内に回転軸線11に対して平
行に配置されていて、かつこれらのガイドピン17が調
整部材18及び19の半径方向の固定を引き受けるよう
に行われている。この場合、有利には、全体で3つのガ
イドピン17が考えられている。有利には、これらのガ
イドピン17は調整部材18及び19の半径方向で内側
に配置されている。これによって、小さな誤差問題すら
生ぜず、かつ調整部材18,19とガイドピン17との
間の永続的かつ強制的な接触は重要な問題ではない。あ
らゆる場合に、接触個所では線接触が行われており、こ
れによって、自動的な後調整の場合に調整運動は摩擦な
しに極めて順調に進む。運転が長い場合にも摩擦なしの
調整を維持するために、有利には、ガイドピン及び/又
は調整部材は腐食されないように構成されることができ
る。この場合、このことは、関係する構成部材の1つが
耐摩耗性の被覆またはさび保護被覆を備えていることに
よって達成され、しかも、これらの部材の少なくとも幾
つかがさびない材料から製造されることもできる。
【0016】図3は、プレッシャープレートの平面図を
示し、しかもダイヤフラムスプリング側から示してい
る。一方又は両方の調整部材18,19は、回転軸線1
1に対して同心的に配置されており、かつこの実施例で
は、半径方向で内側に位置する3つのガイドピン17
と、半径方向で外側に位置する3つのガイドピン25と
によって固定されている。両方の種類のガイドピンは、
周方向で互いにずらして配置されており、従って、単数
又は複数の調整部材は半径方向で外方へ、かつ半径方向
で内方へ均一にガイドされている。さらに、周面で分配
された3つのコイル引張りばね26が配置されており、
これらのコイル引張りばねはそれぞれ、一方の端部によ
って調整部材の一方における開口28内に懸架されてい
て、かつ他方の端部は、調整部材の半径方向で内側に存
在するガイドピン17の1つに懸架されている。特に、
図4の軸方向及び半径方向で見た拡大部分図から分かる
ように、コイル引張りばね26は一方の端部29によっ
て調整部材19における開口28内に懸架されている。
他方の端部30はそれぞれ、調整部材18,19を半径
方向で内方へガイドするガイドピン17に懸架されてい
る。他方の端部30を問題なくガイドピン17に懸架す
ることができるように、この実施例では調整部材19と
プレッシャープレート5との間に間隙32が設けられて
いる。このような間隙32は、選択的に調整部材19又
はプレッシャープレート5に形成することができる。こ
の実施例では、間隙32はプレッシャープレート5に直
接形成されている。半径方向内側から見た図で分かるよ
うに、コイル引張りばね26は、プレッシャープレート
5に直接載せられる調整部材19に懸架されている。そ
れ故に、プレッシャープレートによって直接負荷される
他方の調整部材18が周方向で係止されていることが必
要である。このような係止は、例えば、調整部材18の
相応する区分内に係合する、遊び信号発生器13のレバ
ー15によって行うことができる。
【0017】図5においても同様に、軸方向及び半径方
向で見た部分拡大図が示されている。この実施例で使用
されるコイル引張りばね27は、一方の端部29によっ
て内側に位置する調整部材19の開口28内に懸架され
ており、かつ他方の端部31は、回転軸線11に対して
平行に延びるばね巻線として構成されており、しかしば
ねコイルとしては効力がなく、ガイドピン17の外径上
で重ねられている。この場合、相応するこのようなガイ
ドピン17は、コイル引張りばね27の材料厚だけ半径
方向で内方へずらされており、従って、両方の調整部材
18及び19はこのばね巻線の外径上でガイドされてい
る。このような構成によって、突出するばね端部のため
に別個のスペースが存在している必要はない。さらに、
このようなコイル引張りばね27の組み立ては簡略化さ
れる。
【0018】図3〜図5に示されているように、ダイヤ
フラムスプリングと直接接触しない調整部材19がコイ
ル引張りばね26,27によって周方向で負荷されると
有利である。この場合、コイル引張りばねは調整部材1
9をわずかに変形することができ、その結果、正確なリ
ング形状はもはや存在していない。しかし、このこと
は、前方に位置する調整部材18がダイヤフラムスプリ
ングと接触していてかつこの調整部材がこの変形を受け
ないのでこの個所において危険ではない。
【0019】図6は、平面を介してプレッシャープレー
ト5に載せられていてかつダイヤフラムスプリングに向
かう方向で複数の当て付け面33を備えている唯1つの
調整部材18の配置を示している。これらの当て付け面
33は、ダイヤフラムスプリング7の周方向で突出する
複数の領域34に載っている。これらの領域34は当て
付け面33と同じ傾斜を有している。このような構成
は、第2の調整部材を代用なしに省略することができる
ので特に構成が簡単である。コイル引張りばね27の構
成及び作用は既に図5の実施例により周知である。
【0020】使用されたダイヤフラムスプリングは、押
しつけられる構成形式でも、引っ張られる構成形式でも
使用できることを指摘しておく。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、周方向
で分配されていてかつ軸方向で延びる複数の、特に3つ
のガイドピンを配置することによって、単数又は複数の
調整部材がガイドピンの形状でガイド部材と局所的にの
み接触するということが保証されており、その結果、運
転が長くなる際にも調整装置は軽快なままである。さら
に、従来技術に比べて、この領域でプレッシャープレー
トにおける切削加工を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】摩擦クラッチの上方半部の縦断面図である。
【図2】(A)は調整部材の平面図であり、(B)はそ
の部分図である。
【図3】調整部材及びばねを有するプレッシャープレー
トをダイヤフラムスプリングの方向から見た平面図であ
る。
【図4】(A)は、ばね及び調整部材の構成を軸方向で
みた部分図であり、(B)は、ばね及び調整部材の構成
を半径方向で見た部分図である。
【図5】(A)は、ばね及び調整部材の構成を軸方向で
みた部分図であり、(B)は、ばね及び調整部材の構成
を半径方向で見た部分図である。
【図6】(A)は、ばね及び調整部材の構成を軸方向で
みた部分図であり、(B)は、ばね及び調整部材の構成
を半径方向で見た部分図である。
【符号の説明】
1 摩擦クラッチ 2 対抗プレッシャープレート 3 摩擦補償装置 4 摩擦ライニング 5 プレッシャープレート 6 クラッチケース 7 ダイヤフラムスプリング 8 スプリング舌片 9 コイルばね 10 スペースボルト 11 回転軸線 12 ワイヤリング 13 遊び信号発生器 14 スライドボルト 15 レバー 16 ヘッド 17 ガイドピン 18,19 調整部材 20 孔 21 脚ばね 22,23 当て付け面 24 開口 25 ガイドピン 26,27 コイル引張りばね 28 開口 29,30,31 端部 32 間隙 33 当て付け面 34 領域
フロントページの続き (72)発明者 ラインホールド・ヴィーディンガー ドイツ連邦共和国 ウンタースピーシャイ ム、アウガッセ 2

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸線を限定するフライホイールの形
    の対抗プレッシャープレートと、 前記対抗プレッシャープレートに固定されているクラッ
    チケースと、 前記クラッチケースの内部に相対回転不能に、かつ軸方
    向で変位可能に配置されているプレッシャープレート
    と、 前記クラッチケースと前記プレッシャープレートとの間
    に配置されていてかつクラッチディスクをプレッシャー
    プレートと対抗プレッシャープレートとの間に締め込む
    ことができる作動手段及びアキュムレータと、 摩擦ライニングの摩耗を補償するための、前記クラッチ
    ケース、前記作動手段又は前記アキュムレータと前記プ
    レッシャープレートとの間に配置されている装置と、 回転軸線に対して同心的に配置されていて周方向に形成
    された傾斜した当て付け面を含む少なくとも1つの調整
    部材とから成る、特に自動車のための摩擦クラッチにお
    いて、 少なくとも1つの前記調整部材(18,19)のガイド
    が、半径方向では、周方向で分配されていてかつ軸方向
    に延びる複数のガイドピン(17,25)を介して行わ
    れており、これらのガイドピン(17,25)が、回転
    軸線(11)に対して心定めされたプレッシャープレー
    ト(5)に固定的に配置されていることを特徴とする、
    摩耗補償装置を有する摩擦クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記アキュムレータがダイヤフラムスプ
    リング(7)として構成されており、少なくとも1つの
    調整部材(18,19)がダイヤフラムスプリング
    (7)とプレッシャープレート(5)との間に配置され
    ており、さらにガイドピン(17,25)がプレッシャ
    ープレート(5)に取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の摩擦クラッチ。
  3. 【請求項3】 ガイドピン(17)が少なくとも1つの
    調整部材(18,19)の内径上に配置されていること
    を特徴とする請求項2記載の摩擦クラッチ。
  4. 【請求項4】 ガイドピン(25)が少なくとも1つの
    調整部材(18,19)の外径上に配置されていること
    を特徴とする請求項2記載の摩擦クラッチ。
  5. 【請求項5】 ガイドピン(17,25)が、少なくと
    も1つの調整部材(18,19)の外径上及び内径上に
    交互に配置されていることを特徴とする請求項2記載の
    摩擦クラッチ。
  6. 【請求項6】 軸方向で前後して配置された2つの調整
    部材(18,19)を使用する場合に、これらの調整部
    材(18,19)が相互に少なくとも1つのばね部材
    (21)によって周方向に沿って互いに緊定されている
    ことを特徴とする請求項3から5までのいずれか1記載
    の摩擦クラッチ。
  7. 【請求項7】 1つの調整部材(18)を使用する場合
    には、この調整部材(18)が周方向に係止されてお
    り、かつ2つの調整部材(18,19)を使用する場合
    には、一方の調整部材が、少なくとも1つのばね部材
    (26,27)によってプレッシャープレート(5)に
    対して周方向に沿って緊定されていて、かつ他方の調整
    部材が周方向に係止されていることを特徴とする請求項
    3から5までのいずれか1記載の摩擦クラッチ。
  8. 【請求項8】 前記ばね部材が、コイル引張りばね(2
    6,27)として構成されており、かつ単数又は複数の
    調整部材(18,19)の内径内に接線方向へ延びてお
    り、かつ一方の端部(29)によって調整部材における
    開口(28)内に懸架されており、かつ他方の端部(3
    0)によって、内径内に延びているガイドピン(17)
    に懸架されていることを特徴とする請求項7記載の摩擦
    クラッチ。
  9. 【請求項9】 他方の端部(30)が、開放するフック
    として構成されていて、かつダイヤフラムスプリング
    (7)に対して平行な平面内にほぼ延びており、しかも
    プレッシャープレート(5)と調整部材(19)との間
    の間隙(32)内に延びていることを特徴とする請求項
    7記載の摩擦クラッチ。
  10. 【請求項10】 他方の端部(31)がばね巻線として
    構成されており、前記ばね巻線は、回転軸線に対して平
    行に延びており、相応するガイドピン(17)上で重ね
    られており、かつ単数又は複数の調整部材(18,1
    9)を支持していることを特徴とする請求項7記載の摩
    擦クラッチ。
  11. 【請求項11】 ガイドピン(17,25)及び/又は
    調整部材(18,19)が腐食されないように構成され
    ていることを特徴とする請求項3から5までのいずれか
    1記載の摩擦クラッチ。
JP9066572A 1996-03-21 1997-03-19 摩耗補償装置を有する摩擦クラッチ Pending JPH109285A (ja)

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DE19611100A DE19611100C2 (de) 1996-03-21 1996-03-21 Reibungskupplung mit Verschleißausgleich
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