JP2564900Y2 - クラッチカバー組立体 - Google Patents
クラッチカバー組立体Info
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D13/58—Details
- F16D13/583—Diaphragm-springs, e.g. Belleville
- F16D13/585—Arrangements or details relating to the mounting or support of the diaphragm on the clutch on the clutch cover or the pressure plate
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
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- F16D13/70—Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
- F16D13/71—Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members in which the clutching pressure is produced by springs only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、クラッチカバー組立
体、特に、プレッシャープレートを押圧する弾性部材を
有するクラッチカバー組立体に関する。
体、特に、プレッシャープレートを押圧する弾性部材を
有するクラッチカバー組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】クラッチカバー組立体は、一般に、エン
ジンのフライホイールに装着され、エンジンの駆動力を
変速機側に伝達するために用いられている。このような
クラッチカバー組立体は、フライホイールに接続される
クラッチカバーと、フライホイールとの間で摩擦部材
(クラッチディスク)を挟持するためのプレッシャープ
レートと、プレッシャープレートをフライホイール側に
押圧するための弾性部材とから主として構成されてい
る。
ジンのフライホイールに装着され、エンジンの駆動力を
変速機側に伝達するために用いられている。このような
クラッチカバー組立体は、フライホイールに接続される
クラッチカバーと、フライホイールとの間で摩擦部材
(クラッチディスク)を挟持するためのプレッシャープ
レートと、プレッシャープレートをフライホイール側に
押圧するための弾性部材とから主として構成されてい
る。
【0003】前記弾性部材としては、一般にダイヤフラ
ムスプリングが用いられている。ダイヤフラムスプリン
グは、プレッシャープレートを押圧するとともに、プレ
ッシャープレートの押圧を解除するレバー部材としても
機能している。このダイヤフラムスプリングはレバー部
材として機能するために一定の剛性が確保されなければ
ならず、そのため所望の押し付け荷重特性が得られにく
い。すなわち、図10に示すように、ダイヤフラムスプ
リングの剛性が高いと、磨耗代Bが小さく、セット荷重
変化Cが大きくなり過ぎてしまう。ここで図10では、
横軸が撓みS,縦軸が押し付け荷重Pであり、A点が初
期のセット荷重である。
ムスプリングが用いられている。ダイヤフラムスプリン
グは、プレッシャープレートを押圧するとともに、プレ
ッシャープレートの押圧を解除するレバー部材としても
機能している。このダイヤフラムスプリングはレバー部
材として機能するために一定の剛性が確保されなければ
ならず、そのため所望の押し付け荷重特性が得られにく
い。すなわち、図10に示すように、ダイヤフラムスプ
リングの剛性が高いと、磨耗代Bが小さく、セット荷重
変化Cが大きくなり過ぎてしまう。ここで図10では、
横軸が撓みS,縦軸が押し付け荷重Pであり、A点が初
期のセット荷重である。
【0004】そこで、レバー機能はレバー部材に行わ
せ、プレッシャープレートを押圧させる部材として、た
とえばコイルスプリング,コーンスプリング等の弾性部
材をクラッチカバー内に配置させたものが知られてい
る。
せ、プレッシャープレートを押圧させる部材として、た
とえばコイルスプリング,コーンスプリング等の弾性部
材をクラッチカバー内に配置させたものが知られてい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記のように、押し付
け荷重発生用の弾性部材とレバー部材とを分離した従来
のクラッチカバー組立体においても、好ましい荷重特性
を得ることが困難である。すなわち、磨耗代を充分に確
保できず、セット荷重変化が大き過ぎる。特に、コーン
スプリングでは、クラッチカバー内に配置するためのス
ペースが広くとれないために、押し付け荷重に対する撓
み量が少なく、充分な磨耗代を確保できない。
け荷重発生用の弾性部材とレバー部材とを分離した従来
のクラッチカバー組立体においても、好ましい荷重特性
を得ることが困難である。すなわち、磨耗代を充分に確
保できず、セット荷重変化が大き過ぎる。特に、コーン
スプリングでは、クラッチカバー内に配置するためのス
ペースが広くとれないために、押し付け荷重に対する撓
み量が少なく、充分な磨耗代を確保できない。
【0006】本考案の目的は、クラッチカバー組立体の
磨耗代を大きく確保でき、しかも、セット荷重変化を小
さくすることにある。
磨耗代を大きく確保でき、しかも、セット荷重変化を小
さくすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のクラッ
チカバー組立体は、入力側回転体に、出力側部材に連結
された摩擦部材を押圧あるいは押圧解除するためのもの
であり、クラッチカバーとプレッシャープレートとダイ
ヤフラムスプリングとコーンスプリングとを備えてい
る。 クラッチカバーは、入力側回転体と一体回転すると
ともに摩擦部材に軸方向に対向する。プレッシャープレ
ートは、クラッチカバーと摩擦部材との間に配置され、
入力側回転体との間で摩擦部材を挟持するための押圧面
を有する。ダイヤフラムスプリングは、内周部から半径
方向外側に延びる複数のスリットにより複数のレバー部
が形成された皿ばねからなる。ダイヤフラムスプリング
は、たわみ量を大きくしていくと荷重のピークが現れそ
の後に荷重が減少する谷間部分及びそれに続く荷重上昇
部分が生じる荷重特性を有する。ダイヤフラムスプリン
グは、クラッチカバーに支持される支持部と支持部から
半径方向に延びプレッシャープレートを入力側回転体側
に押圧する押圧部とを有する。コーンスプリングは、ク
ラッチカバーに支持され、ダイヤフラムスプリングの押
圧部を介してプレッシャープレートを入力側回転体側に
押圧する。コーンスプリングは、たわみ量を大きくして
いくと荷重のピーク部分が現れその後に荷重が減少する
谷間部分を有する荷重特性を有している。コーンスプリ
ングは、ピーク部分をダイヤフラムスプリングの荷重特
性の谷間部分に重ね合わせることで平坦部を形成する合
成荷重特性が得られるような荷重をプレッシャープレー
トに与える。
チカバー組立体は、入力側回転体に、出力側部材に連結
された摩擦部材を押圧あるいは押圧解除するためのもの
であり、クラッチカバーとプレッシャープレートとダイ
ヤフラムスプリングとコーンスプリングとを備えてい
る。 クラッチカバーは、入力側回転体と一体回転すると
ともに摩擦部材に軸方向に対向する。プレッシャープレ
ートは、クラッチカバーと摩擦部材との間に配置され、
入力側回転体との間で摩擦部材を挟持するための押圧面
を有する。ダイヤフラムスプリングは、内周部から半径
方向外側に延びる複数のスリットにより複数のレバー部
が形成された皿ばねからなる。ダイヤフラムスプリング
は、たわみ量を大きくしていくと荷重のピークが現れそ
の後に荷重が減少する谷間部分及びそれに続く荷重上昇
部分が生じる荷重特性を有する。ダイヤフラムスプリン
グは、クラッチカバーに支持される支持部と支持部から
半径方向に延びプレッシャープレートを入力側回転体側
に押圧する押圧部とを有する。コーンスプリングは、ク
ラッチカバーに支持され、ダイヤフラムスプリングの押
圧部を介してプレッシャープレートを入力側回転体側に
押圧する。コーンスプリングは、たわみ量を大きくして
いくと荷重のピーク部分が現れその後に荷重が減少する
谷間部分を有する荷重特性を有している。コーンスプリ
ングは、ピーク部分をダイヤフラムスプリングの荷重特
性の谷間部分に重ね合わせることで平坦部を形成する合
成荷重特性が得られるような荷重をプレッシャープレー
トに与える。
【0008】
【0009】
【作用】請求項1に記載のクラッチカバー組立体では、
クラッチ連結時にはダイヤラムスプリングとコーンスプ
リングの合成荷重がプレッシャープレートに与えられて
いる。コーンスプリングはダイヤフラムスプリングの押
圧部を介してプレッシャプレートに荷重を与えているた
め、コーンスプリングとダイヤフラムスプリングはプレ
ッシャープレートに並列に荷重を与えている。このとき
プレッシャープレートの押圧面が入力側回転体に対して
摩擦部材を押し付けている。 ダイヤフラムスプリングの
荷重特性の谷間部分にコーンスプリングのピーク部分を
重ね合わせることで、合成荷重特性に平坦部を形成して
いる。そのため、磨耗代を大きくとることができる。ま
た、磨耗による荷重変化を小さくすることができる。ク
ラッチレリーズ時には、ダイヤフラムスプリングの複数
のレバー部が変形させられる。それによりダイヤフラム
スプリングの押圧部がプレッシャープレートから離れる
とともにコーンスプリングのプレッシャープレートに対
する荷重を解除する。
クラッチ連結時にはダイヤラムスプリングとコーンスプ
リングの合成荷重がプレッシャープレートに与えられて
いる。コーンスプリングはダイヤフラムスプリングの押
圧部を介してプレッシャプレートに荷重を与えているた
め、コーンスプリングとダイヤフラムスプリングはプレ
ッシャープレートに並列に荷重を与えている。このとき
プレッシャープレートの押圧面が入力側回転体に対して
摩擦部材を押し付けている。 ダイヤフラムスプリングの
荷重特性の谷間部分にコーンスプリングのピーク部分を
重ね合わせることで、合成荷重特性に平坦部を形成して
いる。そのため、磨耗代を大きくとることができる。ま
た、磨耗による荷重変化を小さくすることができる。ク
ラッチレリーズ時には、ダイヤフラムスプリングの複数
のレバー部が変形させられる。それによりダイヤフラム
スプリングの押圧部がプレッシャープレートから離れる
とともにコーンスプリングのプレッシャープレートに対
する荷重を解除する。
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】第1実施例 本考案の一実施例が採用されたクラッチ装置を図1及び
図2に示す。このクラッチ装置は、主に、クラッチカバ
ー組立体31と、クラッチディスク組立体32と、エン
ジン側のクランクシャフト33に連結されたフライホイ
ール1とから構成されている。図示しないトランスミッ
ション側(図1右側)から延びるメインドライブシャフ
ト34は、クラッチディスク組立体32の中心にスプラ
イン嵌合している。メインドライブシャフト34の外周
には、レリーズ装置のレリーズベアリング35が軸方向
移動自在に配置されている。
図2に示す。このクラッチ装置は、主に、クラッチカバ
ー組立体31と、クラッチディスク組立体32と、エン
ジン側のクランクシャフト33に連結されたフライホイ
ール1とから構成されている。図示しないトランスミッ
ション側(図1右側)から延びるメインドライブシャフ
ト34は、クラッチディスク組立体32の中心にスプラ
イン嵌合している。メインドライブシャフト34の外周
には、レリーズ装置のレリーズベアリング35が軸方向
移動自在に配置されている。
【0013】図2及び図3において、このクラッチカバ
ー組立体31は、エンジン側のフライホイール1に固定
されるクラッチカバー2と、クラッチカバー2内に配置
されたプレッシャープレート3と、クラッチカバー2内
でプレッシャープレート3をフライホイール1側に押圧
するためのコーンスプリング5と、プレッシャープレー
ト3へのコーンスプリング5による押し付け荷重を解除
するためのレバー部材4とを備えている。クラッチカバ
ー2はフライホイール1は入力側回転体と一体回転する
とともにクラッチディスク組立体32の摩擦フェーシン
グに軸方向に対向している。
ー組立体31は、エンジン側のフライホイール1に固定
されるクラッチカバー2と、クラッチカバー2内に配置
されたプレッシャープレート3と、クラッチカバー2内
でプレッシャープレート3をフライホイール1側に押圧
するためのコーンスプリング5と、プレッシャープレー
ト3へのコーンスプリング5による押し付け荷重を解除
するためのレバー部材4とを備えている。クラッチカバ
ー2はフライホイール1は入力側回転体と一体回転する
とともにクラッチディスク組立体32の摩擦フェーシン
グに軸方向に対向している。
【0014】プレッシャープレート3は、概ね円環状の
部材であり、ストラッププレート(図示せず)を介して
クラッチカバー2に取り付けられている。プレッシャー
プレート3はクラッチカバー2と摩擦フェーシングとの
間に配置されている。プレッシャープレート3は、フラ
イホイール1側に押圧面3aを有している。この押圧面
3aは、フライホイール1との間でクラッチディスク組
立体32の摩擦フェーシング6を挟持するためのもので
ある。また、プレッシャープレート3の押圧面3aと反
対側の面には、レバー部材4の外周部4a(後述)を支
持するための複数の支持部3bが円周方向に所定の間隔
で形成されている。
部材であり、ストラッププレート(図示せず)を介して
クラッチカバー2に取り付けられている。プレッシャー
プレート3はクラッチカバー2と摩擦フェーシングとの
間に配置されている。プレッシャープレート3は、フラ
イホイール1側に押圧面3aを有している。この押圧面
3aは、フライホイール1との間でクラッチディスク組
立体32の摩擦フェーシング6を挟持するためのもので
ある。また、プレッシャープレート3の押圧面3aと反
対側の面には、レバー部材4の外周部4a(後述)を支
持するための複数の支持部3bが円周方向に所定の間隔
で形成されている。
【0015】レバー部材4はフラットな円板状部材であ
り、クラッチカバー2と同心に配置されている。図3に
示すように、レバー部材4は円環状の外周部4aと、こ
の環状部4aから半径方向内側に延びる複数のレバー部
材4bとから形成されている。外周部4aの内周部はプ
レッシャープレート3の支持部3bに支持され、そこか
ら半径方向に押圧部が延びている。押圧部の先端(外周
部4aの外周縁)はプレッシャープレート3の支持部3
bに当接している。また各レバー4bの先端は、レリー
ズベアリング35に当接している。各レバー部4b間に
は、第1スリット4cが形成されており、この半径方向
外周部端には孔4dが形成されている。孔4d内には、
クラッチカバー2の半径方向内側で屈曲された係止部2
a(図2)が挿入されており、間に2本のワイヤリング
7を介してレバー部材4を支持している。2本のワイヤ
リング7は、レバー部材4の作動支点となっている。各
レバー部4bには、それぞれを2分割するように、外周
部4aの端から半径方向内側に向かって第2スリット4
eが形成されている。また、外周部4aには軸方向に突
出する環状の突出部4fが形成されている。
り、クラッチカバー2と同心に配置されている。図3に
示すように、レバー部材4は円環状の外周部4aと、こ
の環状部4aから半径方向内側に延びる複数のレバー部
材4bとから形成されている。外周部4aの内周部はプ
レッシャープレート3の支持部3bに支持され、そこか
ら半径方向に押圧部が延びている。押圧部の先端(外周
部4aの外周縁)はプレッシャープレート3の支持部3
bに当接している。また各レバー4bの先端は、レリー
ズベアリング35に当接している。各レバー部4b間に
は、第1スリット4cが形成されており、この半径方向
外周部端には孔4dが形成されている。孔4d内には、
クラッチカバー2の半径方向内側で屈曲された係止部2
a(図2)が挿入されており、間に2本のワイヤリング
7を介してレバー部材4を支持している。2本のワイヤ
リング7は、レバー部材4の作動支点となっている。各
レバー部4bには、それぞれを2分割するように、外周
部4aの端から半径方向内側に向かって第2スリット4
eが形成されている。また、外周部4aには軸方向に突
出する環状の突出部4fが形成されている。
【0016】図2に示すように、コーンスプリング5
は、クラッチカバー2内に配置されており、外周部はク
ラッチカバー2内に形成された突起部2bに支持され、
内周部はレバー部材4の突出部4fに支持されている。
このように、コーンスプリング5は、レバー部材4の外
周部4aの押圧部(外周部4aにおいて2本のワイヤリ
ング7に支持されている以外の部分)を介してプレッシ
ャープレート3をフライホイール1側に付勢している。
コーンスプリング5とレバー部4の外周部4aはプレッ
シャープレートに対して並列に作用している。
は、クラッチカバー2内に配置されており、外周部はク
ラッチカバー2内に形成された突起部2bに支持され、
内周部はレバー部材4の突出部4fに支持されている。
このように、コーンスプリング5は、レバー部材4の外
周部4aの押圧部(外周部4aにおいて2本のワイヤリ
ング7に支持されている以外の部分)を介してプレッシ
ャープレート3をフライホイール1側に付勢している。
コーンスプリング5とレバー部4の外周部4aはプレッ
シャープレートに対して並列に作用している。
【0017】このような構成の実施例では、コーンスプ
リング5の内周端が、レバー部材4の外周部4aととも
に、プレッシャープレート3をフライホイール1側に押
圧する。そして、レリーズベアリング35の移動によ
り、レバー部材4の内周端がフライホイール1側に押さ
れると外周部4aは図の右方に移動し、コーンスプリン
グ5によるプレッシャープレート3の押し付け荷重を解
除する。この結果、ストラッププレート(図示せず)の
力により、プレッシャープレート3はフェーシング6か
ら離れクラッチ連結を解除する。
リング5の内周端が、レバー部材4の外周部4aととも
に、プレッシャープレート3をフライホイール1側に押
圧する。そして、レリーズベアリング35の移動によ
り、レバー部材4の内周端がフライホイール1側に押さ
れると外周部4aは図の右方に移動し、コーンスプリン
グ5によるプレッシャープレート3の押し付け荷重を解
除する。この結果、ストラッププレート(図示せず)の
力により、プレッシャープレート3はフェーシング6か
ら離れクラッチ連結を解除する。
【0018】この場合のクラッチカバー組立体の荷重特
性を図4を用いて説明する。Fが、コーンスプリング5
とレバー部材4の荷重特性を合成して得られる荷重特性
曲線である。この特性曲線下において、セット押し付け
荷重がA1 点であり、磨耗代がXであり、セット荷重変
化がYである。図から明らかなように従来例に比べて磨
耗代Xを大きくとることができ、セット荷重変化Yが小
さくなっている。
性を図4を用いて説明する。Fが、コーンスプリング5
とレバー部材4の荷重特性を合成して得られる荷重特性
曲線である。この特性曲線下において、セット押し付け
荷重がA1 点であり、磨耗代がXであり、セット荷重変
化がYである。図から明らかなように従来例に比べて磨
耗代Xを大きくとることができ、セット荷重変化Yが小
さくなっている。
【0019】ここで、曲線Fは、コーンスプリング5の
荷重特性曲線Gとレバー部材4の荷重特性曲線Hが合成
されたものである。また、レバー部材4には、第2スリ
ット4eが形成されているために、レバー部材としての
最低限の剛性のみが確保されており、その結果通常のダ
イヤフラムスプリングに比較して剛性を著しく低くでき
る。図に示すIが、第2スリット4eが形成される前の
レバー部材4の荷重特性曲線である。このようにして、
従来のコーンスプリング5の荷重特性曲線Gのみでは得
られなかった優れた荷重特性が得られる。
荷重特性曲線Gとレバー部材4の荷重特性曲線Hが合成
されたものである。また、レバー部材4には、第2スリ
ット4eが形成されているために、レバー部材としての
最低限の剛性のみが確保されており、その結果通常のダ
イヤフラムスプリングに比較して剛性を著しく低くでき
る。図に示すIが、第2スリット4eが形成される前の
レバー部材4の荷重特性曲線である。このようにして、
従来のコーンスプリング5の荷重特性曲線Gのみでは得
られなかった優れた荷重特性が得られる。
【0020】〔変形例〕 (a) 前記実施例では剛性を低下させたレバー部材を
用いたが、従来の荷重特性を有するダイヤフラムスプリ
ングをレバー部材に用いてもよい。すなわち、このダイ
ヤフラムスプリングには外周縁から半径方向内側に延び
る複数のスリットが形成されていない。クラッチカバー
組立体全体の構造は前記実施例と同様である。ここで
は、図2のレバー部材4に代えて従来の荷重特性を有す
るダイヤフラムスプリングを使用した場合について説明
する。このダイヤフラムスプリングは、厚みをT,高さ
をHとしたときのH/Tが大きく設定されており、図5
の荷重特性図の曲線Jで荷重特性が示されている。この
ダイヤフラムスプリングの荷重特性は、H/Tが大きい
ために、たわみ量を大きくしていくと荷重のピークが現
れその後に荷重が減少する谷間部分及びそれに続く荷重
上昇部分が生じる荷重特性となっている。このダイヤフ
ラムスプリングをそのまま使用すると、ピーク荷重が高
くなっているが谷部にかけての押し付け荷重が不足する
ようになっている。一方、コーンスプリング5もたわみ
量を大きくしていくと荷重のピーク部分が現れその後に
荷重が減少する谷間部分を有する荷重特性を有してい
る。そこで、コーンスプリング5の荷重特性曲線Kの山
部分が、ダイヤフラムスプリングの荷重特性曲線Jの谷
部分に重なるように設定する。すなわち、その結果、曲
線Jの谷部分に曲線K山部分が付加され、比較的フラッ
トな合成荷重特性曲線Lが得られる。曲線Lにおいて
は、磨耗代Wは4mm以上と従来に比べて広くとれる。
また、磨耗による荷重変化高さはセット荷重から+−1
0%程度であり、充分に平坦である。 (b) 図6に示すクラッチカバー組立体は、フライホ
イール51に連結されたクラッチカバー42と、フライ
ホイール51との間にクラッチディスク(図示せず)の
フエーシング56を挟持する摩擦面43aを有する円環
状のプレッシャープレート43と、前記プレッシャープ
レート43をフライホイール51側に押圧するダイヤフ
ラムスプリング44と、ダイヤフラムスプリング44と
直列に前記プレッシャープレート43を押圧するように
配置されたコーンスプリング45とから主に構成されて
いる。
用いたが、従来の荷重特性を有するダイヤフラムスプリ
ングをレバー部材に用いてもよい。すなわち、このダイ
ヤフラムスプリングには外周縁から半径方向内側に延び
る複数のスリットが形成されていない。クラッチカバー
組立体全体の構造は前記実施例と同様である。ここで
は、図2のレバー部材4に代えて従来の荷重特性を有す
るダイヤフラムスプリングを使用した場合について説明
する。このダイヤフラムスプリングは、厚みをT,高さ
をHとしたときのH/Tが大きく設定されており、図5
の荷重特性図の曲線Jで荷重特性が示されている。この
ダイヤフラムスプリングの荷重特性は、H/Tが大きい
ために、たわみ量を大きくしていくと荷重のピークが現
れその後に荷重が減少する谷間部分及びそれに続く荷重
上昇部分が生じる荷重特性となっている。このダイヤフ
ラムスプリングをそのまま使用すると、ピーク荷重が高
くなっているが谷部にかけての押し付け荷重が不足する
ようになっている。一方、コーンスプリング5もたわみ
量を大きくしていくと荷重のピーク部分が現れその後に
荷重が減少する谷間部分を有する荷重特性を有してい
る。そこで、コーンスプリング5の荷重特性曲線Kの山
部分が、ダイヤフラムスプリングの荷重特性曲線Jの谷
部分に重なるように設定する。すなわち、その結果、曲
線Jの谷部分に曲線K山部分が付加され、比較的フラッ
トな合成荷重特性曲線Lが得られる。曲線Lにおいて
は、磨耗代Wは4mm以上と従来に比べて広くとれる。
また、磨耗による荷重変化高さはセット荷重から+−1
0%程度であり、充分に平坦である。 (b) 図6に示すクラッチカバー組立体は、フライホ
イール51に連結されたクラッチカバー42と、フライ
ホイール51との間にクラッチディスク(図示せず)の
フエーシング56を挟持する摩擦面43aを有する円環
状のプレッシャープレート43と、前記プレッシャープ
レート43をフライホイール51側に押圧するダイヤフ
ラムスプリング44と、ダイヤフラムスプリング44と
直列に前記プレッシャープレート43を押圧するように
配置されたコーンスプリング45とから主に構成されて
いる。
【0021】ダイヤフラムスプリング44は、半径方向
内周端がレリーズ装置(図示せず)のレバープレート4
9に係止されており、半径方向外周端(支持部)がワイ
ヤリング46を介してコーンスプリング45の外周端に
支持されており、半径方向中間部がプレッシャープレー
ト43をフライホイール51側に押圧している。レリー
ズ装置のレバープレート49が図の上方に移動してダイ
ヤフラムスプリング44の半径方向内周端を引き出す
と、プレッシャープレート43への押圧が解除される。
内周端がレリーズ装置(図示せず)のレバープレート4
9に係止されており、半径方向外周端(支持部)がワイ
ヤリング46を介してコーンスプリング45の外周端に
支持されており、半径方向中間部がプレッシャープレー
ト43をフライホイール51側に押圧している。レリー
ズ装置のレバープレート49が図の上方に移動してダイ
ヤフラムスプリング44の半径方向内周端を引き出す
と、プレッシャープレート43への押圧が解除される。
【0022】コーンスプリング45は、半径方向内周端
が間にワイヤリング47を介してクラッチカバー42に
支持されており、半径方向外周端がダイヤフラムスプリ
ング44の半径方向外周端を押圧している。すなわち、
コーンスプリング45の押圧荷重とダイヤフラムスプリ
ング44の押圧荷重は、プレッシャープレート43に直
列に作用するように配置されている。そのため、図7に
示すように全体の荷重特性曲線Jは、1個のコーンスプ
リングGの荷重特性曲線に比べて撓み量が2倍になり、
その結果磨耗代Zを大きくとることが可能となってい
る。また、撓み量に対するセット荷重変化が小さくな
る。 (c) 前記実施例では、コーンスプリング5の半径方
向内周端とプレッシャープレート3の支持部3bとを半
径方向位置で一致させたが、図8に示すように、レバー
部材4の突出部4f及びコーンスプリング5の内周端を
支持部3bから半径方向内側にずらしてもよい。その結
果、コーンスプリング5のレバー比を大きくとることが
でき、コーンスプリングの設計が容易になる。 (d) 前記両実施例では、コーンスプリング5はクラ
ッチカバー2内に設けられていたが、図9に示すように
クラッチカバー2の外側に設けてもよい。
が間にワイヤリング47を介してクラッチカバー42に
支持されており、半径方向外周端がダイヤフラムスプリ
ング44の半径方向外周端を押圧している。すなわち、
コーンスプリング45の押圧荷重とダイヤフラムスプリ
ング44の押圧荷重は、プレッシャープレート43に直
列に作用するように配置されている。そのため、図7に
示すように全体の荷重特性曲線Jは、1個のコーンスプ
リングGの荷重特性曲線に比べて撓み量が2倍になり、
その結果磨耗代Zを大きくとることが可能となってい
る。また、撓み量に対するセット荷重変化が小さくな
る。 (c) 前記実施例では、コーンスプリング5の半径方
向内周端とプレッシャープレート3の支持部3bとを半
径方向位置で一致させたが、図8に示すように、レバー
部材4の突出部4f及びコーンスプリング5の内周端を
支持部3bから半径方向内側にずらしてもよい。その結
果、コーンスプリング5のレバー比を大きくとることが
でき、コーンスプリングの設計が容易になる。 (d) 前記両実施例では、コーンスプリング5はクラ
ッチカバー2内に設けられていたが、図9に示すように
クラッチカバー2の外側に設けてもよい。
【0023】図において、コーンスプリング5の半径方
向内周端は、クラッチカバー2の内周端から切り起こさ
れた折曲げ部2cに係止されている。コーンスプリング
5の半径方向外周端は、円周方向に複数個並べられたフ
ルクラムスプリング8を介してレバー部材4の半径方向
外周端を押圧している。なお、各フルクラムスプリング
8は、クラッチカバー2に設けられた孔内を貫通してい
る。このような実施例では、レバー部材4の半径方向外
周部を延長することができ、そのために内径を大きくと
ることができる。また、コーンスプリング5の配置スペ
ースを広くとれるので、コーンスプリング5の設計がさ
らに容易になる。第2実施例 図10に示すクラッチカバー組立体は、エンジン側のフ
ライホイール11に固定されるクラッチカバー12と、
クラッチカバー12内に配置されたプレッシャープレー
ト13と、プレッシャープレート13をフライホイール
11側から引き離すためのレリーズレバー14と、プレ
ッシャープレート13をフライホイール側に押圧するた
めの第1コーンスプリング15a及び第2コーンスプリ
ング15bとを備えている。
向内周端は、クラッチカバー2の内周端から切り起こさ
れた折曲げ部2cに係止されている。コーンスプリング
5の半径方向外周端は、円周方向に複数個並べられたフ
ルクラムスプリング8を介してレバー部材4の半径方向
外周端を押圧している。なお、各フルクラムスプリング
8は、クラッチカバー2に設けられた孔内を貫通してい
る。このような実施例では、レバー部材4の半径方向外
周部を延長することができ、そのために内径を大きくと
ることができる。また、コーンスプリング5の配置スペ
ースを広くとれるので、コーンスプリング5の設計がさ
らに容易になる。第2実施例 図10に示すクラッチカバー組立体は、エンジン側のフ
ライホイール11に固定されるクラッチカバー12と、
クラッチカバー12内に配置されたプレッシャープレー
ト13と、プレッシャープレート13をフライホイール
11側から引き離すためのレリーズレバー14と、プレ
ッシャープレート13をフライホイール側に押圧するた
めの第1コーンスプリング15a及び第2コーンスプリ
ング15bとを備えている。
【0024】プレッシャープレート13は、概ね円環状
の部材であり、ストラッププレート(図示せず)を介し
てクラッチカバー12に取り付けられている。プレッシ
ャープレート13は、フライホイール11側に押圧面1
3aを有している。この押圧面13aは、フライホイー
ル11との間でクラッチディスクのフェーシング16を
挟持するためのものである。また、プレッシャープレー
ト13の押圧面13aと反対側の面には、レリーズレバ
ー14の外周端部円曲部14a(後述)を支持するため
の支持部13bが形成されている。
の部材であり、ストラッププレート(図示せず)を介し
てクラッチカバー12に取り付けられている。プレッシ
ャープレート13は、フライホイール11側に押圧面1
3aを有している。この押圧面13aは、フライホイー
ル11との間でクラッチディスクのフェーシング16を
挟持するためのものである。また、プレッシャープレー
ト13の押圧面13aと反対側の面には、レリーズレバ
ー14の外周端部円曲部14a(後述)を支持するため
の支持部13bが形成されている。
【0025】レリーズレバー14は断面コ字状の剛性の
高い部材からなり、図11に示すように両端に屈曲して
形成された円曲部14aを有している。また、レリーズ
レバー14は、クラッチカバー12の半径方向内周端に
固定されたスタッドピン18が挿通される孔14bを有
している。スタッドピン18はワイヤリング17を介し
てレリーズレバー14を支持しており、ワイヤリング1
7がレリーズレバー14の支点となっている。レリーズ
レバーの外周端は、第2コーンスプリング15bの内周
端とプレッシャープレート13の支持部13aとの間に
挟持されている。また、レリーズレバー14の内周端に
は、図示しないレリーズ装置の押し部材19が当接して
いる。
高い部材からなり、図11に示すように両端に屈曲して
形成された円曲部14aを有している。また、レリーズ
レバー14は、クラッチカバー12の半径方向内周端に
固定されたスタッドピン18が挿通される孔14bを有
している。スタッドピン18はワイヤリング17を介し
てレリーズレバー14を支持しており、ワイヤリング1
7がレリーズレバー14の支点となっている。レリーズ
レバーの外周端は、第2コーンスプリング15bの内周
端とプレッシャープレート13の支持部13aとの間に
挟持されている。また、レリーズレバー14の内周端に
は、図示しないレリーズ装置の押し部材19が当接して
いる。
【0026】第1コーンスプリング15aと第2コーン
スプリング15bとは、直列に配置されており、レリー
ズレバー14の内側円曲部14aを介してプレッシャー
プレート13をフライホイール11側に押圧している。
第1コーンスプリング15aとクラッチカバー12との
間には第1ワイヤリング20aが配置されている。第1
コーンスプリング15aと第2コーンスプリング15b
との間には第2ワイヤリング20bが配置されている。
第1コーンスプリング15aの内周端は第1ワイヤリン
グ20aを介してクラッチカバー12に対して反発して
おり、その外周端が第2ワイヤリング20bを介して第
2コーンスプリング15bの外周端を押圧している。ま
た第2コーンスプリング15bの内周端がレリーズレバ
ー14の円曲部14aを押圧している。
スプリング15bとは、直列に配置されており、レリー
ズレバー14の内側円曲部14aを介してプレッシャー
プレート13をフライホイール11側に押圧している。
第1コーンスプリング15aとクラッチカバー12との
間には第1ワイヤリング20aが配置されている。第1
コーンスプリング15aと第2コーンスプリング15b
との間には第2ワイヤリング20bが配置されている。
第1コーンスプリング15aの内周端は第1ワイヤリン
グ20aを介してクラッチカバー12に対して反発して
おり、その外周端が第2ワイヤリング20bを介して第
2コーンスプリング15bの外周端を押圧している。ま
た第2コーンスプリング15bの内周端がレリーズレバ
ー14の円曲部14aを押圧している。
【0027】以上に説明したように、従来のように1つ
のコーンスプリングではなく、複数のコーンスプリング
が直列に作動するように配置しているため、一定の荷重
に対するたわみ量が大きくなり、磨耗代が大きくとれ
る。得られた荷重特性は、前記実施例図7に示す荷重特
性曲線Jと同様である。またコーンスプリングを配置す
るためのスペースは、従来の1つのコーンスプリングの
場合と同様である。
のコーンスプリングではなく、複数のコーンスプリング
が直列に作動するように配置しているため、一定の荷重
に対するたわみ量が大きくなり、磨耗代が大きくとれ
る。得られた荷重特性は、前記実施例図7に示す荷重特
性曲線Jと同様である。またコーンスプリングを配置す
るためのスペースは、従来の1つのコーンスプリングの
場合と同様である。
【0028】図10に示すようなクラッチカバー組立体
において、レリーズレバー14に代えて、前記実施例の
図2,図8,図9で示したような剛性の低いレバー部材
を用いてもよい。その場合は、レバー部材の剛性を調整
することにより、磨耗代が大きくとれ、しかもセット荷
重変化の小さい、優れた荷重特性が得られる。
において、レリーズレバー14に代えて、前記実施例の
図2,図8,図9で示したような剛性の低いレバー部材
を用いてもよい。その場合は、レバー部材の剛性を調整
することにより、磨耗代が大きくとれ、しかもセット荷
重変化の小さい、優れた荷重特性が得られる。
【0029】
【考案の効果】請求項1に記載のクラッチカバー組立体
では、ダイヤフラムスプリングとコーンスプリングの荷
重を並列にプレッシャープレートに与えることで、ダイ
ヤフラムスプリングの荷重特性の谷間部分にコーンスプ
リングのピーク部分を重ね合わせることで、合成荷重特
性に平坦部を形成している。そのため、磨耗代を大きく
とることができる。また、磨耗による荷重変化を小さく
することができる。
では、ダイヤフラムスプリングとコーンスプリングの荷
重を並列にプレッシャープレートに与えることで、ダイ
ヤフラムスプリングの荷重特性の谷間部分にコーンスプ
リングのピーク部分を重ね合わせることで、合成荷重特
性に平坦部を形成している。そのため、磨耗代を大きく
とることができる。また、磨耗による荷重変化を小さく
することができる。
【図1】本考案の第1実施例が採用されたクラッチの縦
断面図。
断面図。
【図2】本考案の第1実施例としてのクラッチカバー組
立体の縦断面部分図。
立体の縦断面部分図。
【図3】レバー部材の平面図。
【図4】前記実施例の荷重特性線図。
【図5】前記実施例の一変形例の図4に相当する図。
【図6】前記第1実施例の一変形例によるクラッチカバ
ー組立体の縦断面部分図。
ー組立体の縦断面部分図。
【図7】前記変形例の図4に相当する図。
【図8】さらに他の変形例の図1に相当する図。
【図9】さらに他の変形例の図1に相当する図。
【図10】第2実施例の図1に相当する図。
【図11】第2実施例のレリーズレバーの斜視図。
【図12】従来装置の図1に相当する図。
1,11,51 フライホイール 2,12,42 クラッチカバー 3,13,43 プレッシャープレート 4 レバー部材 5,45 コーンスプリング 6,16,56 フェーシング 11 レリーズバー 14a 円曲部 15a 第1コーンスプリング 15b 第2コーンスプリング 31 クラッチカバー組立体 44 ダイヤフラムスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】入力側回転体に、出力側部材に連結された
摩擦部材を押圧あるいは押圧解除するためのクラッチカ
バー組立体であって、 前記入力側回転体と一体回転するとともに前記摩擦部材
に軸方向に対向するクラッチカバーと、 前記クラッチカバーと前記摩擦部材との間に配置され、
前記入力側回転体との間で前記摩擦部材を挟持するため
の押圧面を有するプレッシャープレートと、 内周部から半径方向外側に延びる複数のスリットにより
複数のレバー部が形成された皿ばねからなり、たわみ量
を大きくしていくと荷重のピークが現れその後に荷重が
減少する谷間部分及びそれに続く荷重上昇部分が生じる
荷重特性を有し、前記クラッチカバーに支持される支持
部と前記支持部から半径方向に延び前記プレッシャープ
レートを前記入力側回転体側に押圧する押圧部とを有す
るダイヤフラムスプリングと、 前記クラッチカバーに支持され、前記ダイヤフラムスプ
リングの前記押圧部を介して前記プレッシャープレート
を前記入力側回転体側に押圧し、たわみ量を大きくして
いくと荷重のピーク部分が現れその後に荷重が減少する
谷間部分を有する荷重特性を有し、前記ピーク部分を前
記ダイヤフラムスプリングの荷重特性の前記谷間部分に
重ね合わせることで平坦部を形成する合成荷重特性が得
られるような荷重を前記プレッシャープレートに与え
る、コーンスプリングと、 を備えたクラッチカバー組立体。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992055619U JP2564900Y2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | クラッチカバー組立体 |
US08/103,455 US5400887A (en) | 1992-08-07 | 1993-08-06 | Clutch cover assembly |
DE4326501A DE4326501B4 (de) | 1992-08-07 | 1993-08-06 | Kupplungsabdeckungsausbildung |
US08/359,078 US5551547A (en) | 1992-08-07 | 1994-12-19 | Clutch cover assembly |
US08/648,628 US5671834A (en) | 1992-08-07 | 1996-05-16 | Clutch cover assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992055619U JP2564900Y2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | クラッチカバー組立体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616728U JPH0616728U (ja) | 1994-03-04 |
JP2564900Y2 true JP2564900Y2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=13003800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992055619U Expired - Lifetime JP2564900Y2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | クラッチカバー組立体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US5400887A (ja) |
JP (1) | JP2564900Y2 (ja) |
DE (1) | DE4326501B4 (ja) |
Families Citing this family (42)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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ES2119668B1 (es) * | 1994-12-24 | 1999-04-01 | Fichtel & Sachs Ag | Embrague de friccion con muelle auxiliar para asistir a la fuerza de desembragado. |
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