JP2005195077A - クラッチカバー組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、クラッチカバーの形状を工夫することで、クラッチ連結時及びクラッチレリーズ時のクラッチカバーの変形を抑え、トルク伝達のロスを低減させるとともに、クラッチ切れ不良を防止する。
【解決手段】 クラッチカバー組立体8は、フライホイール1と一体回転するように固定された環状のクラッチカバー9と、クラッチカバー9と一体回転するようになっており、クラッチディスク組立体4の摩擦連結部6をフライホイール1と挟み込むよう配置された環状のプレッシャープレート20と、クラッチカバー9に支持され、プレッシャープレート20を摩擦連結部6に弾性的に押圧するダイヤフラムスプリング23とを備えている。クラッチカバー9は、外周側全周にわたり環状に形成された環状部10を有している。環状部10は、全周にわたり、軸方向フライホイール1側と反対側に緩やかに隆起した概ね円弧状の円周方向断面を有している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、エンジンのトルクをトランスミッション側へ伝達するためのクラッチに用いられるクラッチカバー組立体に関する。
エンジンの動力を従動側へ任意に伝達、解除可能な手段としてクラッチ装置がある。クラッチ装置は、エンジンのドライブシャフトに設けられたフライホイールに装着され、主に、クラッチディスク組立体とクラッチカバー組立体とクラッチレリーズ装置とから構成されている。クラッチディスク組立体は、フライホイールの摩擦面に近接して配置された摩擦連結部(クラッチディスク)と、トランスミッション入力シャフトに連結されたハブと、摩擦連結部とハブとを回転方向に弾性的に連結するダンパー機構とから構成されている。クラッチカバー組立体は、クラッチディスク組立体の摩擦連結部をフライホイールの摩擦面に付勢するための装置であり、フライホイールに固定されたクラッチカバーと、クラッチカバーと一体回転し摩擦連結部に近接して配置されたプレッシャープレートと、クラッチカバーに支持されてプレッシャープレートを摩擦連結部側に付勢する弾性部材とから構成されている。クラッチレリーズ装置は、クラッチカバー組立体から摩擦連結部への付勢力を解除するための装置である。
クラッチ接続時には、弾性部材がプレッシャープレートを押圧して、摩擦連結部をフライホイールとプレッシャープレートによって挟み込む。その結果、エンジンのトルクはフライホイールとクラッチディスク組立体とからトランスミッション入力シャフトに伝達される。クラッチレリーズ時には、クラッチレリーズ装置が軸方向に移動して弾性部材を駆動し、弾性部材からプレッシャープレートへの荷重を解除する。この結果、プレッシャープレートは摩擦連結部から離れ、摩擦連結部はフライホイールの摩擦面から離れる。つまり、トランスミッション入力シャフトへの動力伝達が遮断される。
クラッチ装置では、弾性部材とクラッチカバーとの位置関係により、アンダーカバータイプとオーバーカバータイプとがある。オーバーカバータイプは、弾性部材がクラッチカバーの軸方向フライホイール側、つまりクラッチディスク組立体に対してクラッチカバーの内側(以下、クラッチカバー内側)に配置されているものをいう。一方、アンダーカバータイプは、弾性部材がクラッチカバーの軸方向フライホイール側と反対側、つまりクラッチディスク組立体に対してクラッチカバーの外側(以下、クラッチカバー外側)に配置されているものをいう。
オーバーカバータイプの特徴としては、弾性部材がクラッチカバーの内側に配置されているため、クラッチカバーのサイズが大きくなることが挙げられる。一方、アンダーカバータイプの特徴としては、弾性部材がクラッチカバーの外周部に配置されているため、クラッチカバーがオーバーカバータイプよりも小さくてすむこと、そして弾性部材がプレッシャープレートを押圧するための突起部をクラッチカバーの外側に貫通させる必要があることが挙げられる。よって、突起部の位置に合わせて円周方向に孔を配置する必要があり、クラッチカバーの強度が低下するおそれがある。
また、クラッチレリーズ動作の方向により、プッシュタイプとプルタイプとがある。プッシュタイプは、クラッチレリーズ時にレリーズ装置が弾性部材を軸方向フライホイール側へ押すことにより、プレッシャープレートへの荷重を解除する。一方、プルタイプは、クラッチレリーズ時にレリーズ装置が弾性部材を軸方向フライホイール側と反対側へ引っ張ることにより、プレッシャープレートへの荷重を解除する。
プッシュタイプの特徴としては、弾性部材を支持しているクラッチカバーの支持部がプレッシャープレートの突起部より内周側に位置するため、クラッチ連結時にクラッチカバーの内周側が軸方向に変形しやすい傾向にあることが挙げられる。一方、プルタイプの特徴としては、弾性部材の支持部がプレッシャープレートの突起部より外周側に位置するため、クラッチカバーの変形はプッシュタイプに比べて少なくなることが挙げられる。また、レリーズ作動力を同じにした場合、突起部と支持部との位置関係の違いから、プルタイプの方がプレッシャープレートに対する押圧力が大きくなる。
以上より、クラッチ装置のタイプとしては、アンダーカバータイプにプッシュタイプとプルタイプを採用したもの、及びオーバーカバータイプにプッシュタイプとプルタイプを採用したもの、合計4種類のタイプが知られている。
また、クラッチカバーは通常、フライホイールに一体回転可能なよう固定するため、外周側にフランジ部を有しており、フランジ部をフライホイール外周側にボルトで固定している。よって、クラッチカバーの外周側は、環状の平面を有している。また、クラッチカバーは、フライホイール側にプレッシャープレートを納めているため、フランジ部から内周側にかけて、クラッチカバー外側に屈曲して膨らんだ形状を有している。屈曲部は、フランジ部に合わせて、ほぼ全周にわたり形成されている。
アンダーカバータイプにプッシュタイプを採用したクラッチ装置において、クラッチ連結時、プレッシャープレートの突起部は弾性部材により軸方向フライホイール側へ押圧されているため、その反力が支持部に作用する。円周方向に複数配置された支持部に、軸方向フライホイールと反対側に反力が作用するため、クラッチカバーの支持部周辺がクラッチカバー外側に変形する傾向にある。クラッチカバーの変形により、プレッシャープレートの押圧力が低下し、各摩擦面に発生する摩擦力も低下するため、エンジンからのトルクが大きくなると各摩擦面の間で滑りが発生する。つまり、トルク伝達のロスが大きくなる。
クラッチレリーズ時、支持部にはクラッチ連結時とは逆方向に反力が作用するため、クラッチカバーの支持部周辺がクラッチカバー内側に変形する傾向にある。クラッチカバーの変形により、支持部がクラッチカバー内側へ移動し、その移動量だけ環状弾性部の変形量も少なくなる。つまり、プレッシャープレートへの押圧力が残存した状態になりやすくなり、クラッチ装置の切れ不良につながる。
本発明は、クラッチカバーの形状を工夫することで、クラッチ連結時及びクラッチレリーズ時のクラッチカバーの変形を抑え、トルク伝達のロスを低減させるとともに、クラッチ切れ不良を防止する。
請求項1に記載のクラッチカバー組立体は、トランスミッション入力シャフトの回りに環状に配置され、エンジンのクランクシャフトに設けられたフライホイールに対してクラッチディスク組立体の摩擦連結部を付勢するためのものである。クラッチカバー組立体は、フライホイールと一体回転するように固定された環状のクラッチカバーと、クラッチカバーと一体回転するようになっており、クラッチディスク組立体の摩擦連結部をフライホイールと挟み込むよう配置された環状のプレッシャープレートと、クラッチカバーに支持され、プレッシャープレートを摩擦連結部に弾性的に押圧する弾性部材とを備えている。クラッチカバーは、外周側全周にわたり環状に形成された環状部を有している。また、環状部は、全周にわたり、軸方向フライホイール側と反対側に緩やかに隆起した概ね円弧状の円周方向断面を有している。
このクラッチカバー組立体では、環状部が全周にわたり軸方向フライホイール側と反対側に緩やかに隆起した概ね円弧状の円周方向断面を有しているため、断面形状が全周にわたり屈曲している部分がない。このため、円周方向断面が屈曲した通常のクラッチカバーに比べて、クラッチカバーに作用する応力が一部に集中しないため、クラッチカバーの板厚を変えることなくクラッチカバー全体の剛性を高めることができ、クラッチカバーの変形が抑えられる。
請求項2に記載のクラッチカバー組立体は、請求項1において、円周方向断面がクラッチカバーの外周縁まで形成されている。
このクラッチカバー組立体では、円周方向断面がクラッチカバーの外周縁まで形成されているため、外周側に環状の平面となるフランジ部を有しておらず、外周部の変形が抑えられる。
請求項3に記載のクラッチカバー組立体は、トランスミッション入力シャフトの回りに環状に配置され、エンジンのクランクシャフトに設けられたフライホイールに対してクラッチディスク組立体の摩擦連結部を付勢するためのものである。クラッチカバー組立体は、フライホイールと一体回転するように固定された環状のクラッチカバーと、クラッチカバーと一体回転するようになっており、クラッチディスク組立体の摩擦連結部をフライホイールと挟み込むよう配置された環状のプレッシャープレートと、クラッチカバーに支持され、プレッシャープレートを摩擦連結部に弾性的に押圧する弾性部材とを備えている。クラッチカバーは、全周にわたり、軸方向前記フライホイール側と反対側に緩やかに隆起した概ね円弧状の円周方向断面を有している。
このクラッチカバー組立体では、全周にわたり軸方向フライホイール側と反対側に緩やかに隆起した概ね円弧状の円周方向断面を有しているため、断面形状が全周にわたり屈曲している部分がない。このため、円周方向断面が屈曲した通常のクラッチカバーに比べて、クラッチカバーに作用する応力が一部に集中しないため、クラッチカバーの板厚を変えることなくクラッチカバー全体の剛性を高めることができ、クラッチカバーの変形が抑えられる。
請求項4に記載のクラッチカバー組立体は、請求項3において、円周方向断面がクラッチカバーの内周縁から外周縁にかけて形成されている。
このクラッチカバー組立体では、円周方向断面がクラッチカバーの内周縁から外周縁まで形成されているため、外周側に環状の平面となるフランジ部を有しておらず、外周部の変形が抑えられる。
請求項5に記載のクラッチカバー組立体は、トランスミッション入力シャフトの回りに環状に配置され、エンジンのクランクシャフトに設けられたフライホイールに対してクラッチディスク組立体の摩擦連結部を付勢するためのものである。クラッチカバー組立体は、フライホイールと一体回転するように固定された環状のクラッチカバーと、クラッチカバーと一体回転するようになっており、クラッチディスク組立体の摩擦連結部をフライホイールと挟み込むよう配置された環状のプレッシャープレートと、クラッチカバーに支持され、プレッシャープレートを摩擦連結部に弾性的に押圧する弾性部材とを備えている。クラッチカバーは、クラッチカバーの外周側全周にわたり環状に形成された環状部を有しており、環状部は、テーパ状の円周方向断面を有している。
このクラッチカバー組立体では、環状部がテーパ状の円周方向断面を有しているため、断面形状が全周にわたり屈曲している部分がない。このため、円周方向断面が屈曲した通常のクラッチカバーに比べて、クラッチカバーに作用する応力が一部に集中しないため、クラッチカバーの板厚を変えることなくクラッチカバー全体の剛性を高めることができ、クラッチカバーの変形が抑えられる。
請求項6に記載のクラッチカバー組立体は、請求項5において、円周方向断面がクラッチカバーの外周縁まで形成されている。
このクラッチカバー組立体では、円周方向断面がクラッチカバーの外周縁まで形成されているため、外周側に環状の平面となるフランジ部を有しておらず、外周部の変形が抑えられる。
請求項7に記載のクラッチカバー組立体は、請求項1から6において、クラッチカバーがフライホイールと一体回転するように固定するための固定部を外周縁に有している。
このクラッチカバー組立体では、クラッチカバーの外周縁に固定部を有しているため、フライホイールとクラッチカバーを確実に固定できる。
請求項8に記載のクラッチカバー組立体は、請求項1から7において、弾性部材をクラッチカバーの回転方向に対して一体回転可能に、かつ軸方向に対して変形可能に支持する支持部をクラッチカバーが有している。
このクラッチカバー組立体では、クラッチカバーが支持部を有しているため、弾性部材がクラッチカバーと一体回転しながら軸方向に変形してプレッシャープレートを押圧することができ、摩擦連結部を狭持してトルクを伝達することができる。
請求項9に記載のクラッチカバー組立体は、請求項8において、支持部がクラッチカバーの軸方向フライホイール側に配置されており、弾性部材も支持部と同じ側に配置されている。
このクラッチカバー組立体では、支持部と弾性部材とがクラッチカバーの軸方向フライホイール側に配置されているため、オーバーカバータイプのクラッチ装置において、クラッチカバー全体の剛性を高めることができる。その結果、クラッチカバーの変形を抑えることができ、クラッチ連結時にはトルク伝達のロスを低減でき、クラッチレリーズ時にはクラッチ装置の切れ不良を防止できる。
請求項10に記載のクラッチカバー組立体は、請求項8において、支持部がクラッチカバーの軸方向フライホイール側と反対側に配置されており、弾性部材も支持部と同じ側に配置されている。
このクラッチカバー組立体では、支持部と弾性部材とがクラッチカバーの軸方向フライホイール側と反対側に配置されているため、アンダーカバータイプのクラッチ装置において、クラッチカバー全体の剛性を高めることができる。その結果、クラッチカバーの変形を抑えることができ、クラッチ連結時にはトルク伝達のロスを低減でき、クラッチレリーズ時にはクラッチ装置の切れ不良を防止できる。また、支持部の加工、取付が容易となり、製作コストも低減できる。
本発明にかかるクラッチカバー組立体であれば、クラッチカバーの形状を工夫することで、クラッチカバー全体の剛性を高めることができ、クラッチカバーの変形を抑えられる。その結果、クラッチ連結時にはトルク伝達のロスを低減でき、クラッチレリーズ時にはクラッチ装置の切れ不良を防止できる。また、支持部の製作、取付が容易となり、製作コストも低減できる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
(1)クラッチ装置の構造
本発明の実施形態として、アンダーカバータイプにプッシュタイプを採用したものを記載する。図1に本発明の一実施形態であるクラッチ装置の縦断面図、図2に平面図を示す。O−Oはクラッチ装置の回転中心線である。
クラッチ装置は、エンジンのトルクをトランスミッション入力シャフト3へ伝達、遮断するためのもので、フライホイール1と、クラッチディスク組立体4と、クラッチカバー組立体8と、クラッチレリーズ装置(図示せず)とから構成される。
フライホイール1は、エンジンのクランクシャフト(図示せず)に設けられた円板状の部材であり、クランクシャフトと一体回転するよう固定されている。
クラッチディスク組立体4は、クラッチ機能とダンパー機能とを実現するためのものであり、摩擦連結部6と、ハブ5と、ダンパー機構7とから構成される。摩擦連結部6は、クラッチディスク組立体4の外周部に環状に配置されており、フライホイール1とクラッチカバー組立体8のプレッシャープレート20(後述)に狭持されることにより、エンジンのトルクをトランスミッション入力シャフト3側へ伝達する。ハブ5は、トランスミッション入力シャフト3にスプライン係合しており、トランスミッション入力シャフト3とダンパー機構7とを連結している。ダンパー機構7は、摩擦連結部6とハブ5とを回転方向に弾性的に連結しており、クラッチ連結時の衝撃や振動を吸収する。
クラッチカバー組立体8は、クラッチディスク組立体4の摩擦連結部6をフライホイール1側に付勢するための装置であり、クラッチカバー9と、プレッシャープレート20と、ダイヤフラムスプリング23とから構成される。クラッチカバー9は、フライホイール1と一体回転するよう固定された環状の部材である。プレッシャープレート20は、クラッチカバー9と摩擦連結部6との間に環状に配置されており、クラッチカバー9に対して一体回転可能なようかつ軸方向に移動可能となるようにストラッププレート19にて固定されている。ダイヤフラムスプリング23は、プレッシャープレート20を軸方向に押圧するためのもので、この実施形態では、クラッチカバー9外側に配置されている。
プレッシャープレート20は、押圧部21と、突起部22とから構成される。押圧部21は、摩擦連結部6をフライホイール1へ付勢するための環状の部材である。突起部22は、ダイヤフラムスプリング23の環状弾性部24(後述)からの押圧力を受ける部分であり、押圧部21の軸方向クラッチカバー9側に円周方向に複数配置されている。また、プレッシャープレート20は、クラッチカバー9と一体回転可能なようかつ軸方向に移動可能なようストラッププレート19にて固定されている。
ダイヤフラムスプリング23は、環状弾性部24と、レバー部25と、切欠部26とから構成される。環状弾性部24は、ダイヤフラムスプリング23の外周側に環状に形成されており、プレッシャープレート20の突起部22を押圧するためのものである。レバー部25は、環状弾性部24から内周側へ複数延びた先細状の部材で、円周方向に一定間隔で配置されている。切欠部26は、レバー部25と環状弾性部24との連結部周辺であって、隣接するレバー部25同士の間に配置されており、クラッチカバー9の支持部(後述)により支持される部分である。
クラッチレリーズ装置は、フライホイール1に対する摩擦連結部6への付勢力を解除するために、トランスミッション入力シャフト3の廻りにシャフト軸方向へ移動可能に配置されている。この実施形態では、クラッチレリーズ装置は、軸方向フライホイール1側に移動してダイヤフラムスプリング23の内周側に配置されたレバー部25先端を押圧することで、クラッチレリーズ動作を行う。
(2)クラッチカバーの形状
クラッチカバー9は主に、環状部10と、中間部11、内周部12とから構成される。環状部10は、クラッチカバー9の外周側全周にわたり環状に形成されている。環状部10の円周方向断面は、軸方向フライホイール1側と反対側に緩やかに隆起した概ね円弧状を有している。円弧状の断面は、クラッチカバー9の外周縁まで形成されており、従来のように環状の平面により形成されるフランジ部は存在しない。また、全周にわたり屈曲する部分も存在せず、応力の集中する部分が従来より少ない。よって、クラッチカバー9を同じ板厚で製作しても全体として剛性が高くなる。
内周部12は、クラッチカバー9の内周側全周にわたり環状に形成されている。内周部12の円周方向断面は、環状部10同様、概ね円弧状を有しており、内周縁は軸方向フライホイール1側へ全周にわたり折り曲げられている。中間部11は、環状部10と内周部12との間に配置された部材であり、概ね環状の平面を形成している。環状部10、内周部12、中間部11は、一体となってクラッチカバー9を形成している。
環状部10は、第1固定部14aと、第2固定部14bとを有する。第1固定部14aは、クラッチカバー9とフライホイール1とを一体回転が可能なようボルトにて固定している。フライホイール1の外周部には、軸方向クラッチカバー9側に突出した、第1固定部14aに対応した外周固定部2が設けられている。第2固定部14bは、クラッチカバー9とストラッププレート19とをリベット27にて固定している。また、プレッシャープレート20は、軸方向クラッチカバー側に第3固定部14cを有する。第3固定部14cは、ストラッププレート19とプレッシャープレート20とをボルトにて固定している。よって、ストラッププレート19は、両端に第2固定部14bと第3固定部14cとを有し、クラッチカバー9内側のクラッチカバー9とプレッシャープレート20との間に取り付けられている。
各部の断面図を参照しながら詳細を説明する。図3に図2のA−A断面を示す。A−A断面の位置は、環状部10に第1固定部14a及び第2固定部14cを有していない箇所である。環状部10は、固定部14を有していないため、円周方向の断面が概ね円弧状となっている。円弧状の断面は、クラッチカバー9の外周縁まで形成されており、クラッチカバー9とフライホイール1の外周縁は円周方向にほぼ同位置となっている。フライホイール1の外周側には、軸方向クラッチカバー9側に突出した外周固定部2が設けられているため、環状部10の円周方向断面の円弧の半径も大きくなり、軸方向フライホイール1側と反対側への隆起も緩やかとなる。ダイヤフラムスプリング23がクラッチカバー9外側に配置されているため、環状部10と中間部11との間には、プレッシャープレート20の突起部22が貫通する連通部16が設けられている。中間部11には、ダイヤフラムスプリング23を支持するための支持部13が設けられている。支持部13は、中間部11の一部を切り欠いて、外周側へ折り曲げ加工し形成されているため、支持部13の内周側には窓孔15が形成されている。内周部12は、環状部10同様、円周方向断面が概ね円弧状をしており、内周側は軸方向フライホイール1側へ全周にわたり折り曲げられている。
支持部13には、2本のリング部材18が取り付けられており、リング部材18に挟み込まれるようにダイヤフラムスプリング23が取り付けられている。支持部13を折り曲げ加工した後では、リング部材18とダイヤフラムスプリング23とを取り付けできないため、支持部13を加工する前に、ダイヤフラムスプリング23とリング部材18とをセットしておき、各支持部13を外周側に折り曲げる。支持部13の折り曲げ方向がクラッチカバー9外側であるため、クラッチカバー9内側へ折り曲げる場合に比べて加工が容易であり、クラッチカバー9を反転させる工程が少なくなるため加工コストも低減できる。
図4に図2のB−B断面を示す。B−B断面の位置は、環状部10に第1固定部14aのみを有している箇所である。環状部10は、第1固定部14aを有しているため、外周縁が一部半円状の平面となるよう加工されている。加工部周辺の屈曲部分は、可能な限り曲げ半径を大きくとっている。クラッチカバー9は、第1固定部14aと外周固定部2とをボルトにて固定することで、フライホイール1と一体回転が可能となっている。環状部10と中間部11との間には、プレッシャープレート20の突起部22が貫通する連通部16が設けられている。また、中間部11から内周部12にかけて、支持部13加工用の窓孔15が形成されている。
図5に図2のC−C断面を示す。C−C断面の位置は、環状部10に第1固定部14a及び第2固定部14bを有している箇所である。その箇所は、外周側に第1固定部14a、内周側に第2固定部14bを有しているため、外周縁が一部平面となるよう加工されている。よって、第1固定部1a及び第2固定部14bは、第1固定部14aのみを有するB−B断面よりも、平面の部分が内周側に若干広くなっている。第2固定部14bには、ストラッププレート19の一端がクラッチカバー9内側からリベット27にて取り付けられている。C−C断面では、プレッシャープレート20は突起部22を有していないため、環状部10と中間部11との間には連通部16は設けられていない。また、支持部13を有していないため、支持部13加工用の窓孔15も形成されていない。
図6に図2のD−D断面を示す。D−D断面の位置は、環状部10に第1固定部14aを有している箇所である。また、プレッシャープレート20に第3固定部14cを有している箇所である。よって、環状部10は、外周縁が一部半円状の平面となるよう加工されており、第1固定部14aはB−B断面と同じ形状を有している。第3固定部14cには、ストラッププレート19の第2固定部14bに固定されていない一端が、プレッシャープレート20にボルトで固定されている。クラッチ装置の組立工程上、クラッチカバー外側よりボルトを取り付けることとなるため、第3固定部14cに対応する位置にはボルトが挿入可能な固定孔17を設けている。D−D断面では、プレッシャープレート20は突起部22を有していないため、環状部10と中間部11との間には連通部16は設けられていない。また、支持部13を有していないため、支持部13加工用の窓孔15も形成されていない。
(3)クラッチ装置の動作
本発明に係るクラッチ装置の動作について説明する。
1)クラッチ連結時
クラッチカバー9は、フライホイール1に固定されているため、フライホイール1と一体となって回転する。プレッシャープレート20は、ストラッププレート19によってクラッチカバー9に固定されているため、クラッチカバー9と一体回転可能かつ軸方向に移動可能となっている。ダイヤフラムスプリング23は、クラッチカバー9の支持部13及びリング部材18に支持されているため、クラッチカバー9と一体回転可能かつ軸方向に弾性変形可能となっている。ダイヤフラムスプリング23は、環状弾性部24がプレッシャープレート20の突起部22を軸方向フライホイール1側へ押圧するよう、支持部13を中心に軸方向に変形した状態でセットされている。
プレッシャープレート20がダイヤフラムスプリング23に押圧されているため、プレッシャープレート20とフライホイール1との間にあるクラッチディスク組立体4の摩擦連結部6は、プレッシャープレート20とフライホイール1との間の摩擦面に発生する摩擦力によりフライホイール1及びクラッチカバー組立体8と一体となって回転する。通常、エンジンの最大トルクよりも摩擦力により伝達可能なトルクを大きく設定するため、クラッチディスク組立体4が連結されているトランスミッション入力シャフト3もフライホイール1及びクラッチカバー9と一体となって回転する。その結果、エンジンのトルクがトランスミッション入力シャフト3に伝達される。
ダイヤフラムスプリング23は、プレッシャープレート20の突起部22を軸方向フライホイール1側へ押圧しているため、その反力が支持部13に作用する。一般に、円周方向に複数配置された支持部に、軸方向フライホイールと反対側に反力が作用するため、クラッチカバーの中間部周辺がクラッチカバー外側に変形することがある。クラッチカバーの変形により、プレッシャープレートへの押圧力が低下し、各摩擦面に発生する摩擦力も低下するため、エンジンからのトルクが大きくなるとフライホイール及びプレッシャープレートの間で摩擦連結部が滑り、トルク伝達のロスが大きくなる。しかし、本発明では、支持部13の外周側に環状部10を有しているため、クラッチカバー9の板厚を変えることなく、クラッチカバー9の剛性を高くすることができ、クラッチカバー9の変形量も抑えられる。その結果、トルク伝達のロスが低減できる。
2)クラッチレリーズ時
ダイヤフラムスプリング23のレバー部25先端には、クラッチレリーズ装置が軸方向に移動可能に係合している。クラッチレリーズ装置が軸方向に移動すると、円周方向に複数配置されたレバー部25の先端も同時に移動し、ダイヤフラムスプリング23全体が軸方向に変形する。具体的には、クラッチレリーズ装置は、レバー部25先端を軸方向フライホイール1側へ移動させ、支持部13を中心に環状弾性部24をクラッチカバー9外側に変形させる。その結果、突起部22の押圧力が解除され、摩擦連結部6がフライホイール1とプレッシャープレート20に狭持されなくなり、トルク伝達は遮断される。
一般に、クラッチレリーズ状態において、支持部にはクラッチ連結時とは逆方向に反力が作用するため、クラッチカバーの支持部周辺がクラッチカバー内側に変形しやすい。クラッチカバーの変形により、支持部がクラッチカバー内側へ移動し、その移動量だけ環状弾性部の変形量も少なくなる。つまり、プレッシャープレートへの押圧力が残存した状態になりやすくなり、クラッチ装置の切れ不良につながる。しかし、本発明では、支持部13の外周側に環状部10を有してるため、クラッチカバー9の剛性が高くなり、クラッチカバー9の変形量も少なくなる。その結果、クラッチ装置の切れ不良を防止できる。
(4)その他の実施形態
本発明はかかる上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。以下に他の実施形態について説明する。
1)円弧状の円周方向断面
前述の実施形態では、環状部10の円周方向断面の形状を円弧状としたが、環状部10の範囲に限定せず、クラッチカバー9の内周縁から外周縁まで概ね円弧状の円周方向断面を有している場合も考えられる。図7にクラッチカバーの内周縁から外周縁まで円弧状の円周方向断面を形成している場合の断面図を示す。内周縁から外周縁まで円弧状の円周方向断面を有しているため、前述の実施形態における環状部10と中間部11と内周部12とが概ね円弧状の円周方向断面を有している。図7の断面の位置において、クラッチカバーの外周縁には第1固定部14a及び第2固定部14bを有していないが、前述の実施形態と同様に設けられる。このような形状を有することにより、クラッチカバー9全体の剛性が高まり、前述の実施形態と同等の効果が得られる。
2)テーパ状
前述の実施形態では、環状部10の円周方向断面の形状を円弧状としたが、テーパ状としてもよい。図8に環状部10をテーパ状とした場合の断面図を示す。この実施形態においても、環状部10の形状はクラッチカバー9の外周縁まで形成されていることが望ましい。図8の断面の位置において、環状部10は第1固定部14a及び第2固定部14bを有していないが、前述の実施形態と同様に設けられる。テーパ状を有することにより、クラッチカバー9全体の剛性が高まり、前述の実施形態と同等の効果が得られる。
3)ダイヤフラムスプリング
前述の実施形態では、ダイヤフラムスプリング23はダイアフラムスプリング式にて記載したが、コイルスプリング式でも同等の効果が得られる。
4)オーバーカバータイプ
前述の実施形態では、ダイヤフラムスプリング23がクラッチカバー9外側に配置されているアンダーカバータイプにて記載したが、クラッチカバー9内側に配置されているオーバーカバータイプでも同等の効果が得られる。
5)プルタイプ
前述の実施形態では、プッシュタイプにて記載したが、プルタイプでも同等の効果が得られる。
6)外周固定部
前述の実施形態では、フライホイール1の外周側に、クラッチカバー9側へ突出した外周固定部2が設けられていたが、外周固定部2がなくても同等の効果が得られる。図9にフライホイール1の外周固定部2がない場合の断面図を示す。この実施形態では、外周固定部2がないため、環状部10の円周方向断面の円弧の半径が小さくなっている。また、この実施形態に図7の実施形態を採用してもよい。
本発明にかかるクラッチカバー組立体であれば、クラッチカバーの形状を工夫することで、クラッチカバー全体の剛性を高めることができ、クラッチカバーの変形を抑えられる。その結果、クラッチ連結時にはトルク伝達のロスを低減でき、クラッチレリーズ時にはクラッチ装置の切れ不良を防止する効果を有する。また、支持部の製作、取付が容易となり、製作コストを低減する効果も有し、クラッチ装置のクラッチカバー組立体として有用である。
本発明の一実施形態であるクラッチ装置の縦断面図。 本発明の一実施形態であるクラッチ装置の平面図。 A−A断面図。 B−B断面図。 C−C断面図。 D−D断面図。 クラッチカバーの内周縁から外周縁まで円弧状の円周方向断面を形成している場合の断面図。 環状部がテーパ状である場合のクラッチカバーの断面図。 フライホイールに外周固定部を有していない場合のクラッチカバーの断面図。
符号の説明
O−O 回転中心線
1 フライホイール
3 トランスミッション入力シャフト
4 クラッチディスク組立体
6 摩擦連結部
8 クラッチカバー組立体
9 クラッチカバー
10 環状部
11 中間部
12 内周部
13 支持部
14 固定部
14a 第1固定部
14b 第2固定部
14c 第3固定部
15 窓孔
16 連通部
17 固定孔
18 リング部材
19 ストラッププレート
20 プレッシャープレート
23 ダイヤフラムスプリング

Claims (10)

  1. トランスミッション入力シャフトの回りに環状に配置され、エンジンのクランクシャフトに設けられたフライホイールに対してクラッチディスク組立体の摩擦連結部を付勢するためのクラッチカバー組立体であって、
    前記フライホイールと一体回転するように固定された環状のクラッチカバーと、
    前記クラッチカバーと一体回転するようになっており、前記クラッチディスク組立体の前記摩擦連結部を前記フライホイールと挟み込むよう配置された環状のプレッシャープレートと、
    前記クラッチカバーに支持され、前記プレッシャープレートを前記摩擦連結部に弾性的に押圧する弾性部材とを備え、
    前記クラッチカバーは、外周側全周にわたり環状に形成された環状部を有し、
    前記環状部は、全周にわたり、軸方向前記フライホイール側と反対側に緩やかに隆起した概ね円弧状の円周方向断面を有する、クラッチカバー組立体。
  2. 前記円周方向断面は、前記クラッチカバーの外周縁まで形成されている、請求項1に記載のクラッチカバー組立体。
  3. トランスミッション入力シャフトの回りに環状に配置され、エンジンのクランクシャフトに設けられたフライホイールに対してクラッチディスク組立体の摩擦連結部を付勢するためのクラッチカバー組立体であって、
    前記フライホイールと一体回転するように固定された環状のクラッチカバーと、
    前記クラッチカバーと一体回転するようになっており、前記クラッチディスク組立体の前記摩擦連結部を前記フライホイールと挟み込むよう配置された環状のプレッシャープレートと、
    前記クラッチカバーに支持され、前記プレッシャープレートを前記摩擦連結部に弾性的に押圧する弾性部材とを備え、
    前記クラッチカバーは、全周にわたり、軸方向前記フライホイール側と反対側に緩やかに隆起した概ね円弧状の円周方向断面を有する、クラッチカバー組立体。
  4. 前記円周方向断面は、前記クラッチカバーの内周縁から外周縁にかけて形成されている、請求項3に記載のクラッチカバー組立体。
  5. トランスミッション入力シャフトの回りに環状に配置され、エンジンのクランクシャフトに設けられたフライホイールに対してクラッチディスク組立体の摩擦連結部を付勢するためのクラッチカバー組立体であって、
    前記フライホイールと一体回転するように固定された環状のクラッチカバーと、
    前記クラッチカバーと一体回転するようになっており、前記クラッチディスク組立体の前記摩擦連結部を前記フライホイールと挟み込むよう配置された環状のプレッシャープレートと、
    前記クラッチカバーに支持され、前記プレッシャープレートを前記摩擦連結部に弾性的に押圧する弾性部材とを備え、
    前記クラッチカバーは、外周側全周にわたり環状に形成された環状部を有し、
    前記環状部は、全周にわたり、テーパ状の円周方向断面を有する、クラッチカバー組立体。
  6. 前記円周方向断面は、前記クラッチカバーの外周縁まで形成されている、請求項5に記載のクラッチカバー組立体。
  7. 前記クラッチカバーは、前記フライホイールと一体回転するように固定するための固定部を前記外周縁に有する、請求項1から6のいずれかに記載のクラッチカバー組立体。
  8. 前記クラッチカバーは、前記弾性部材を前記クラッチカバーの回転方向に対して一体回転可能に、かつ軸方向に対して変形可能に支持する支持部を有する、請求項1から7のいずれかに記載のクラッチカバー組立体。
  9. 前記支持部は、前記クラッチカバーの軸方向前記フライホイール側に配置されており、前記弾性部材は、前記支持部と同じ側に配置されている、請求項8に記載のクラッチカバー組立体。
  10. 前記支持部は、前記クラッチカバーの軸方向前記フライホイール側と反対側に配置されており、前記弾性部材は、前記支持部と同じ側に配置されている、請求項8に記載のクラッチカバー組立体。
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