JPH0631105Y2 - 自動ドアの点検カバー装置 - Google Patents

自動ドアの点検カバー装置

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JPH0631105Y2
JPH0631105Y2 JP16351487U JP16351487U JPH0631105Y2 JP H0631105 Y2 JPH0631105 Y2 JP H0631105Y2 JP 16351487 U JP16351487 U JP 16351487U JP 16351487 U JP16351487 U JP 16351487U JP H0631105 Y2 JPH0631105 Y2 JP H0631105Y2
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JP
Japan
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cover
case body
plate
automatic door
opening
Prior art date
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Application number
JP16351487U
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JPH0168493U (ja
Inventor
憲次 吉田
Original Assignee
株式会社ソリック
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は自動ドアにおいて、ドアを走行自在吊持する無
目材の前面に装着することで、モーター等のドア駆動機
構等の機構部品や、モーターストップ制御用等の電気部
品等を収納するため用いられるケースにあって、その開
口部に開閉自在なるよう取り付けられる点検カバーに関
する。
《従来の技術》 従来、自動ドア装置のケースとしては、電気部品や機械
部品等を内装してしまうボックス型のものと、前面側に
開口部を設け、これにカバーをビス止めして閉成するよ
うにしたものとが知られている。
しかしながら、前者の場合は、内部部品の点検、修理や
交換に際し無目材への取付金具を取り外して当該ケース
を無目材から離脱させねばらなず作業が煩雑であり、か
つ時間もかかるといった問題点がある。
一方後者の場合は、前者の難点を是正できるもののカバ
ーをビス止めすることで、やはり着脱が面倒となるだけ
でなく取付金具類やビス並びにケースから外部へ引き出
されるリード線およびこれを固定するためのステップル
等がケースの前面とか上面等に露出するので外観が悪か
ったり、取付場所によっては電線等の劣化が早く、また
上記のステップル等が入用となるといった問題点を有し
ている。
《考案が解決しようとする問題点》 本考案は上述従来の問題点を解消しようとしたもので、
取付金具類やビス等が取付前面に露呈せず、かつケース
本体の頂板と本案カバーに形成されたハンドル兼用覆板
との間に電線等の収納部が形成されるよう構成したこと
によって、ステップル等の線材固定用部品を不要とし、
部品等が不良となった際には、上記ハンドル兼用覆板を
もって容易に係脱自在な開成ができて点検、修理や部品
交換が簡単となり、しかも、電線などの露呈しない外観
のよい自動ドアとすることのできる点検カバーを提供し
ようとするのが、その目的である。
《問題点を解決するための手段》 本考案は上記の目的を達成するため、電気部品、機械部
品等が収納可能なるよう器状に形成したケース本体の前
面である開口部に、これを閉鎖可能なるようケース本体
に設けた係止部と係脱自在に係止する係止片をもったカ
バーを着脱自在となし、当該カバーの前面板上端からハ
ンドル兼用覆板を裏側へ延設して、これと上記ケース本
体の頂板との間に電線等の収納空所が形成されるように
してなる自動ドアの点検カバー装置を提供しようとする
ものである。
《実施例》 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述すれば、第1
図ないし第3図に示したように、先ずケース本体1は、
横断面略コ字状の器状に形成して、内部に自動ドア装置
の電気部品や機械部品等の諸部材2を収納する収納部3
が設けられている。
上記ケース本体1内には、その夫々頂板1aと底板1bにあ
って、モーター2a等をケース本体1内に固定可能なるよ
う当該モーター2a等の固定用である基板4の上端縁4aと
下端縁4bとを係脱可能に係脱するため、凹状溝5,6が対
向して奥行中央にあって長手方向に形成されている。
又、上記頂板1aの後部上面には、当該ケース本体1に取
付金具7に固定するための固定金具8が係嵌される取付
凹部9が、上向き開口にて横断面略凸字状に、かつケー
ス本体1の長手方向に形成してあり、さらに、ケース本
体1における背面板1cの内面には、その上部と下部に、
部品取付用ボルト10,10の頭部係止用取付凹部11,11がケ
ース本体1内に開口して横断面略横向凸字状にてケース
本体1の長手方向に設けられている。
上記ケース本体1の前面に開口部1dが形成してあり、当
該開口部1dの上縁と下縁の内面には、係止部12,13,14が
夫々ケース本体1内へ突出されている。
上記開口部1dの上縁に形成される係止部12は、後に詳記
するカバーの係止片が係止し易いよう、前面を傾斜面12
aに形成してあり、一方係止部13,14は、開口部1dの下縁
にあって、前後方向へ適宜間隔だけ離して形成されてお
り、前端の係止部13は略鉛直状に形成されて、その前面
に係止箇所があり、後方の係止部14は、ケース本体1に
おける底板1bの内面から、後方(奥方)へ向け傾斜状に
起立して、係止箇所とは反対側である前面に傾斜面14a
が形成してある。
次に上記ケース本体1の開口部1dを開閉可能に閉鎖する
ためのカバー15について説示すると、当該開口部1dを閉
鎖する前面板15aと、該前面板15aの上端から裏側(後
方)へ直交状に屈曲して延出されたハンドル兼用覆板15
bとにより横断面略逆L字状に形成されている。
上記カバー15の下端には、ケース本体1の前記係止部13
に係当する係合片15cが形成され、前面板15aの裏面から
は、その上部と下部より、前記の係止部12,14と係脱自
在に係止される係止片15d,15eが夫々端部に係止突部を
有して突出され、該両係止片15d,15e自体が弾性変形す
ることで、上記各係止部12,14と抜止め状態にて係脱自
在に係止されるようになっている。
さらに、上記カバー15がケース本体1の開口部1dを閉鎖
した第1図の状態にあるとき、ケース本体1における頂
板1aの上面と前記のハンドル兼用覆板15bとの間に所要
容積をもった電線等の収納空所16が形成されるよう、当
該ハンドル兼用覆板15bは、上記頂板1aと適当な間隔を
もって突出させてあり、これにより同上ハンドル兼用覆
板15bの端部を持って、第2図に矢印aで示した如く手
前側へ引張ることで、上記係止部12と係止片15d及び14
と15cとの係止を外して当該カバー15を開ける際のハン
ドルとして使用することができる。
又、図示のカバー15では、その前面板15aに窓孔15fが設
けられ、これによりモーター2aが外側へ突出されるよう
にしてあり、又、上記ケース本体1の左右両側における
側板17,17は図示しないビスによって固定されている。
上記ケース本体は、その取付凹部9に固定金具8を係嵌
した後、当該固定金具8に、取付金具7をボルト18、ナ
ット19により締着し、該取付金具7を無目材20にボトル
21で固定することによって、第1図、第4図、第5図の
ように取り付けられる。
尚、第1図、第4図、第5図において22は無目材20に吊
持され、下部を下レール23に係嵌したドア、24はドア22
の取付前面から突設したランニングバー、25はラックベ
ルト、26は同ベルト25と噛合するピニオンでモーター2a
により駆動され第1図、第3図の27は電線材、28はコネ
クターを夫々示す。
《考案の効果》 本考案に係る自動ドアの点検カバー装置は、上記の如く
構成されているから、カバー15がケース本体1の前面に
おける開口部1dに、係止部と係止片との係止により装着
されると共に、カバー15の上端からハンドル兼用覆板15
bが裏側へ屈曲延設してあるので、取付金具7等やビス
等が取付前方より見えなくなり、又、ケース本体1の頂
板1aと、上記ハンドル兼用覆板15bとの間に収納空所16
が形勢されるので、これに電線材27或は結線用のコネク
ター28等収納可能となり、上記電線材27やコネクター28
等も取付前方より見えなくなって、外観上の体裁が良好
となるのみでなく、電線材27等に直接日光が照射された
り、風雨にさらされることもないので、耐久性の点でも
望ましい結果が得られ、またステップル等の線材固定用
部品も不要となり、さらにケース本体1内部の電気部品
や機械部品2等に不良が発生した際には、ハンドル兼用
覆板15bをもって、前方へ引張るだけの容易な操作によ
って、カバー15を簡単に開けることができ、上記部品等
の修理、部品交換等の作業も簡易迅速に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る自動ドアの点検カバー装置の一実
施例を示す縦断側面図、第2図は同実施例のカバー開き
状態を示す縦断側面図、第3図は同実施例の斜視図、第
4図、第5図は本案点検カバー装置を備えた自動ドアの
正面図と縦断側面図である。 1……ケース本体 1a……頂板 1d……開口部 12,13,14……係止部 15……カバー 15a……前面板 15b……ハンドル兼用覆板 15c,15d,15e……係止片 16……収納空所

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気部品、機械部品等が収納可能なるよう
    器状に形成したケース本体の前面である開口部に、これ
    を閉鎖可能なるようケース本体に設けた係止部と係脱自
    在に係止する係止片をもったカバーを着脱自在となし、
    当該カバーの前面板上端からハンドル兼用覆板を裏側へ
    延設して、これと上記ケース本体の頂板との間に電線等
    の収納空所が形成されるようにしてなる自動ドアの点検
    カバー装置。
JP16351487U 1987-10-26 1987-10-26 自動ドアの点検カバー装置 Expired - Lifetime JPH0631105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16351487U JPH0631105Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26 自動ドアの点検カバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16351487U JPH0631105Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26 自動ドアの点検カバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0168493U JPH0168493U (ja) 1989-05-02
JPH0631105Y2 true JPH0631105Y2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=31448302

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16351487U Expired - Lifetime JPH0631105Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26 自動ドアの点検カバー装置

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Publication number Publication date
JPH0168493U (ja) 1989-05-02

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