JPH03186444A

JPH03186444A - 自動車における収納装置

Info

Publication number: JPH03186444A
Application number: JP1325295A
Authority: JP
Inventors: Michiya Maeda; 道也前田; Toshimitsu Ohira; 大平　年光
Original assignee: Suzuki Motor Corp
Current assignee: Suzuki Motor Corp
Priority date: 1989-12-15
Filing date: 1989-12-15
Publication date: 1991-08-14
Anticipated expiration: 2013-12-09
Also published as: JP2833079B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ａ、　産業上の利用分野本発明は自動車における収納装置に関するものである。

ｂ、　従来の技術ワゴン車等には、リヤシート下方にフロアロアパネルと
フロアアッパパネルによって両底される収納部を利用し
、そこにウィンドウオンシャタンク、冷却水のリザーバ
タンク等を収納するようにしたものはある。

Ｃ８発明が解決しようとする課題ところで、このような収納装置に上記タンクを収納する
場合には、タンクを適宜な固定手段によって収納部内に
保持させなければならない。

したがって、液の補充等の必要からタンクを取出す場合
には、上記固定手段の締結を解除しなければならず、作
業が煩雑になる。

そこで、本発明の目的は、収納物を容易に取出すことの
できる自動車における収納装置を提供することにある。

ｄ、　課題を解決するための手段本発明の自動車における収納装置は、フロアロアパネル
とフロアアッパパネルとによって、車体側方に開口する
収納部をｉ！ｉｉ或するとともに、該収納部の開口を閉
塞する蓋を備え、かつ該蓋に容器を固定し、さらに、上
記収納部の底壁に断面が台形のレールを設置し、かつ上
記容器の底壁に上記レールを跨ぐ溝を形成し、該溝を上
記レールに摺接させ、上記蓋の開底に伴って、該蓋と共
に上記容器を取出し得るようにしている。

ｅ、　実施例第１図乃至第８図は、本発明に係る自動車における収納
装置を示している。

この収納装置は、第２図に示したように、リヤシート１
の下方に構成されている。

リヤシート下方の車体は、第３図に示したように、リヤ
フロア・ロアパネル２と、リヤフロア・アッパパネル３
と、スライドレールカバー４とによって構成され、それ
らを互いに溶接して第１図に示したように、収納部５を
両底している。そして、この収納部５は、車体の側方に
開口６を有しており、アッパパネル３における開口６の
周縁にはネジ穴３ａが形成されており、スライドレール
カバー４における開口６の周縁には孔４ａが形成されて
いる。さらにまた、ロアパネル２によって両底される収
納部５の底壁２ａには、断面が台形をなすガイドレール
７が設置されている。

一方、上記間口６には、蓋ｌＯが取付けられる。

この蓋１０は、第４図に示したように、面板１０ａの周
縁に天井壁１０ｂ、側壁１０ｃ、　１０ｃ、底壁１０ｄ
を有している。そして、面板１０ａには、その中央部に
２本のスリット１１．１２が形成され、それらのスリン
）１１．１２間には、Ｌ字状の係止片１３が形成されて
いる。さらに、この面板１０ａには、上部にネジ挿通孔
１４が形成されている。また天井壁１０ｂには、面板１
０ａ　と平行を威す舌片１５が形成され、該舌片１５に
は、第８図に示したように、上記ネジ挿通孔１４と軸心
を同じくするネジ挿通孔１６が形成されている。さらに
、底壁１０ｄには、外方へ突出する爪１７が形成されて
いる。

そして、この１１１．０には、容器２０が取付けられる
。

容器２０は第４図および第５図に示したように、冷却水
のリザーバタンク２１とウィンドウオッシャタンク２２
を一体に底形したものである。この容器２゜におけるリ
ザーバタンク２１とウィンドウオッシャタンク２２との
境界の底壁には、楔状の溝２３が形成されている。また
、この容器２０の底部は、後部を下方へ膨出させ、その
膨出部２０ａの端部に段２４を形成している。さらに、
この容器２０の前面周縁には、フランジ２５が形成され
、該フランジ２５の上部には、ネジ挿通孔２６が形成さ
れている。また、容器２０の前面中央部には、第５図に
示したように、かすがい状の保合具２７が配設されてい
る。

上記容器２０は、係合具２７を蓋１０の係止片１３に係
合させながら、フランジ２５の上部２５ａを蓋１０の天
井壁１０ｂ、舌片１５１面板１０ａ　とによって両底さ
れた間隙１８に嵌入させ、さらにフランジ２５の下端２
５ｂを蓋ｌＯの底壁１０ｄ上に載置させることによって
、第６図に示したように、蓋１０に組付けられる。

このようにして組付けられた蓋１０および容器２０は、
容器２０の楔状溝２３を車体の収納部５内のガイドレー
ル７に係合させ、該ガイドレール７に沿ってＭｌｏを押
込むことによって収納部５内に装填される。第７図に示
したように、蓋１０の爪１７をレールカバー４の孔４ａ
に嵌入させ、ネジ３０をＩＩＯの孔１４に挿通し、アッ
パパネル３のネジ穴３ａに締結して蓋１０をアッパパネ
ル３に固定する。

このように車体の収納部５に収納された容器２゜は、ガ
イドレール７を介して収納部５内に位置決めされる。そ
して、各タンク２１．２２内の水位は、スリット１１．
１２を介して、外部から確認することができる。

タンク２１．２２に液を補充する場合には、まずネジ３
０を取外し、爪１７を孔４ａから抜き、次いでｌｌｌ０
を引出せば、蓋ＩＯと共にタンク２１．２２の一部を引
出すことができる。

このようにして、引出された容器２ｏは、第８図に示し
たように、段２４がロアパネル２の開口縁２ｂに突当り
、そこで停止される。この状態において、各タンク２１
．２２のキャップ２１ａ、　２２ａば、外部に露出する
。したがって、この状態で、各タンク２１゜２２への液
の補給が行える。

なお、上記実施例では、収納部５内に収納する容器とし
てタンク２１．２２を示したが、タンクに限らず、上方
に開口するボックス状の容器でも良い。

ｆ、　発明の効果上記したように、本発明に係る自動車における収納装置
は、容器が蓋と一体に設置されており、しかもガ・イド
レールによって容器が位置決めされているので、蓋を取
外すだけで蓋と共に容易に取出すことができ、作業が極
めて容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第８図は本発明に係る自動車にお（・プる収
納装置を示したもので、第１図はその装置の分解斜視図
、第２図はその装置を備えた車両を示した斜視図、第３
図は装置の収納部を構成する部材の分解斜視図、第４図
は装置の蓋および容器を示した分解斜視図、第５図は容
器のみを示した斜視図、第６図は蓋と容器の保合状態を
示し７た断面図、第７図は容器を収納部へ収納した状態
を示した断面図、第８図は容器を収納部から引出した状
態を示した断面図である。２・・・リヤフロア２ａ・・・底壁、３・・・リヤフロア３ａ・・・ネジ穴、４ａ・・・孔、ロアパネル、２ｈ・・・開口縁、アッパパネル、４・・・ガイドレールカバー５・・・収納部、６・・・開口、１０・・・蓋、１０ｂ・・・天井壁、１０ｄ・・・底壁、１３・・・係止片、１５・・・舌片、１７・・・爪、２０・・・容器、２３・・・楔状溝、２５・・・フランジ、２５ｂ・・・下端、２７・・・係止具、７・・・ガイドレール、１０ａ・・・面板、１０ｃ・・・側壁、１１．１２・・・スリット、１４・・・ネジ挿通孔、１６・・・ネジ挿通孔、１８・・・間隙、２１、２２・・・タンク、２４・・・段、２５ａ・・・上部、２６・・・ネジ挿通孔、３０・・・ネジ。

Claims

【特許請求の範囲】

フロアロアパネルとフロアアッパパネルとによって、車
体側方に開口する収納部を画成し、かつ該収納部の開口
を閉塞する蓋に容器を固定するとともに、上記収納部の
底壁に断面が台形のガイドレールを配設し、かつ上記容
器の底壁に上記ガイドレールを跨ぐ溝を形成して該溝を
上記ガイドレールに摺接させ、上記蓋の開閉に伴って、
上記容器を上記ガイドレール上でスライドさせるように
したことを特徴とする自動車における収納装置。