JPH04106034U - 自動車用カツプホルダー付き物入れ - Google Patents

自動車用カツプホルダー付き物入れ

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JPH04106034U
JPH04106034U JP1599891U JP1599891U JPH04106034U JP H04106034 U JPH04106034 U JP H04106034U JP 1599891 U JP1599891 U JP 1599891U JP 1599891 U JP1599891 U JP 1599891U JP H04106034 U JPH04106034 U JP H04106034U
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JP
Japan
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tray
opening
pulled out
guide
cup
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Application number
JP1599891U
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English (en)
Inventor
篤 金子
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用カップホルダー付き物入れにおい
て、カップやビンや缶類を安定して保持させる。 【構成】 物入れ本体9の上部に、カップ保持穴25を
備えて、しかも撓めることができる平板状のトレー26
を、引出せるように取付け、物入れ本体9の両側面に円
弧状のトレーガイド31を引出せるように取付け、トレ
ー26とトレーガイド31における物入れ本体9の開口
5側の部分のみを連結して、トレー26を引出した時
に、トレーガイド31によってトレー26が曲げられる
ようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用カップホルダー付き物入れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は自動車の車室前面にあるインストルメントパネルを示しており、イン ストルメントパネルの運転席側にはメータパネル1が形成され、助手席側にはグ ローブボックス等の物入れ2が設けられている。
【0003】 このような物入れ2の中には、図15に示すように、蓋体3の内側に凹み4を 形成してカップやビンや缶類の底部を嵌合係止し得るようにしたカップホルダー 付きのものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の自動車用カップホルダー付き物入れには、蓋体3の 内側に形成した凹み4にカップやビンや缶類の底部を嵌合して係止するようにし ていたので、カップやビンや缶類を安定して保持させることが困難であるという 問題があった。
【0005】 本考案は、上述の実情に鑑み、カップやビンや缶類を安定して保持させ得るよ うにした自動車用カップホルダー付き物入れを提供することを目的とするもので ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前面に開口を形成されると共に該開口の下辺部に開口を開閉可能な 蓋体を上下に回動可能に取付けられた箱状の物入れ本体と、該物入れ本体の上面 に前記開口側へ引出し収納可能に設けられると共にカップ保持穴を形成された可 撓性を有する板状のトレーと、物入れ本体の両側部に配設されると共にトレーに おける前記開口側の端部にそれぞれの開口側の端部を連結されることにより、前 記トレーと共に開口側へ引出し収納可能で且つ引出し状態のトレーに上方へ突出 するほぼ円筒面状の曲げを付与可能な一対の円弧状のトレーガイドとを備えたこ とを特徴とする自動車用カップホルダー付き物入れにかかるものである。
【0007】
【作用】
本考案によれば、蓋体を下方へ回動して物入れ本体を開き、トレーを引出すと 、トレーに一端を連結されたトレーガイドも引出され、トレーガイドによって、 トレーはほぼ円筒面状に曲げられる。
【0008】 この状態で、トレーのカップ保持穴にカップ類を挿入することにより、カップ 保持穴と蓋体の間でカップ類が保持される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0010】 図1〜図13は、本考案の一実施例である。
【0011】 図1〜図3に示すように、前面に矩形の開口5を形成された箱体6と、該箱体 6の開口5の下辺部にヒンジピン7を用いて上下に回動可能に取付けられて開口 5を開閉可能とされた蓋体8とにより物入れ本体9を構成する。
【0012】 図2、4、5に示すように物入れ本体9における箱体6の開口5の上辺部に、 該上辺部に沿ってサポート兼抜け止め片取出し用スリット10を形成する枠体1 1を設け、該枠体11の上面に水平面12を形成すると共に、サポート兼抜け止 め片取出し用スリット10の上下面に開口5を基準として反箱体6側へ進むに従 って下り勾配となる傾斜面13,14を形成して、振分けガイド15を形成する 。
【0013】 図1・図2に示すように、物入れ本体9における箱体6の上部に、図6のよう なトレー収納ケース16を熱カシメ等により取付けて、前記サポート兼抜け止め 片取出し用スリット10の上部にトレー取出し用スリット17を形成し、且つ、 図7に示すような、トレー収納ケース16におけるトレー取出し用スリット17 の両端部の下部に連通するトレーガイド取出し口18を有して、該トレーガイド 取出し口18から前記ヒンジピン7を中心とした円弧状に延びるトレーガイド収 納ケース19を、熱カシメ等により前記物入れ本体9における箱体6の両側面に 取付ける。
【0014】 前記物入れ本体9を構成する蓋体8の反ヒンジピン7側の辺部の幅中央位置に 、図1〜図4に示すような、ロック用爪20と弾性片21を備えた開閉レバー2 2を設け、前記トレー収納ケース16の上部に開閉レバー22のロック用爪20 を受ける係合穴23を備えたロックブロック24を設ける。
【0015】 前記トレー収納ケース16と箱体6との間に、図8に示すような、板状をして 楕円形あるいは長円形のカップ保持穴25を形成された可撓性を有するトレー2 6を、図1・図2に示すように、前記トレー取出し用スリット17から引出し収 納可能に挿入配置すると共に、前記トレー収納ケース16と箱体6との間に、ト レー26の反トレー取出し用スリット17側の端部に一体に形成されたサポート 兼抜け止め片27をサポート兼抜け止め片取出し用スリット10から引出し収納 可能となるようトレー26の下側に折り曲げた状態で挿入配置する。
【0016】 図1、2、8に示すように、トレー26のトレー取出し用スリット17から外 部へ突出した部分に操作用突起部28を突設すると共に、サポート兼抜け止め片 27のサポート兼抜け止め片取出し用スリット10から取り出される側の辺部に 前記上側の傾斜面13とほぼ平行な傾斜面を有しサポート兼抜け止め片取出し用 スリット10内部へ案内される先細り案内部29を形成し、且つ、該先細り案内 部29の前記カップ保持穴25と対応する位置に弧状のサポート用切欠き30を 形成する。
【0017】 前記各トレーガイド収納ケース19の内部にそれぞれ、図9に示すような、円 形断面をして円弧状に延びるトレーガイド31を引出し収納可能に挿入配置する と共に、前記トレー26のトレー取出し用スリット17側の両端部に突設した球 ピン32を図10に示すようにそれぞれ各トレーガイド31の対応する端部に形 成した球ピン受けスリット33に嵌合して、トレー26とトレーガイド31のト レー取出し用スリット17側の部分を一体に結合する。
【0018】 尚、34はビン、缶等のカップ類、35はインストルメントパネル面、36は トレー収納ケース16に形成された操作用突起部28を収容するための凹部であ る。
【0019】 次に、作動について説明する。
【0020】 箱体6に対して物を出し入れする場合には、蓋体8の開閉レバー22を手前に 引き、弾性片21をたわませることにより、開閉レバー22に設けられたロック 用爪20とロックブロック24の係合穴23との係合状態を解除し、蓋体8をヒ ンジピン7を中心に下方へ回動して箱体6の開口5を開き、箱体6に対して物を 出し入れした後、蓋体8をヒンジピン7を中心に上方へ回動して、前記ロック用 爪20を係合穴23に係合させ、開口5を閉じるようにする。
【0021】 カップ類34を保持する場合には、前記と同様にして蓋体8を下方へ回動し、 開口5を開いた状態にした後、図11の状態から操作用突起部28を掴んでトレ ー26を引出す。
【0022】 すると、トレーガイド31は球ピン32と球ピン受けスリット33との嵌合に より一端をトレー26に連結されているので、図12に示すように、トレー26 と共に引出され、この時、トレー26は可撓性を有しているため、円弧状のトレ ーガイド31に沿って円筒面状に曲げられる。
【0023】 そして、ある程度トレー26が引出されると、サポート兼抜け止め片27が枠 体11のサポート兼抜け止め片取出し用スリット10を構成する上側の傾斜面1 3に当り、傾斜面13に案内されてサポート兼抜け止め片取出し用スリット10 へと導かれるので、図13に示すように、サポート兼抜け止め片27も引出され る。
【0024】 トレー26とサポート兼抜け止め片27の折り曲げ部分が枠体11に突き当る と、それ以上トレー26を引出すことができなくなり、この状態で、トレー26 に形成されたカップ保持穴25にカップ類34を挿入して保持することが可能と なる。
【0025】 カップ保持穴25に挿入されたカップ類34は、蓋体8によって底部を支持さ れると共に、トレー26のカップ保持穴25とサポート兼抜け止め片27のサポ ート用切欠き30とによって中間部を支持されるので安定に保持される。尚、カ ップ類34を保持する際、サポート兼抜け止め片27のサポート用切欠き30の 位置がトレー26のカップ保持穴25の下限位置と同じかより低い位置となるよ うにすると、カップ類34に対する支持範囲が拡がるので、よりカップ類34を 安定に保持することができる。
【0026】 カップ類34の保持を止める場合には、上記とは反対の手順で、トレー26と トレーガイド31とをそれぞれトレー収納ケース16とトレーガイド収納ケース 19に別個に収納し、蓋体8を閉じる。又このような手順をふまなくても、蓋8 を閉じればトレー26とトレーガイド31は蓋8に押されてそれぞれトレー収納 ケース16とトレーガイド収納ケース19に収納される。
【0027】 このように、トレー26とトレーガイド31とをそれぞれ箱体6の上部と両側 部に設けられたトレー収納ケース16とトレーガイド収納ケース19に別個に収 納するようにしたので、物入れ本体9の収納スペースを大きく確保することがで きる。
【0028】 尚、本考案は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨を 逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の自動車用カップホルダー付き物入れによれば、 収納スペースを大きく確保しつつカップ類を安定して保持することができるとい う優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】図1の部分的に破断した側面図である。
【図3】図1の物入れ本体を示す斜視図である。
【図4】開閉レバー部分の拡大側断面図である。
【図5】振分けガイド部分の拡大側断面図である。
【図6】図1のトレー収納ケースとトレーガイド収納ケ
ースを示す斜視図である。
【図7】トレーガイド取り出し口部分の正面図である。
【図8】トレーとサポート兼抜け止め片を示す斜視図で
ある。
【図9】トレーガイドを示す斜視図である。
【図10】トレーガイドとトレーの球ピンとの嵌合状態
を示す斜視図である。
【図11】本考案の一実施例の第一の作動図である。
【図12】本考案の一実施例の第二の作動図である。
【図13】本考案の一実施例の第三の作動図である。
【図14】自動車のインストルメントパネルを示す図で
ある。
【図15】従来の自動車用カップホルダー付き物入れを
示す斜視図である。
【符号の説明】
5 開口 8 蓋体 9 物入れ本体 25 カップ保持穴 26 トレー 31 トレーガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口を形成されると共に該開口の
    下辺部に開口を開閉可能な蓋体を上下に回動可能に取付
    けられた箱状の物入れ本体と、該物入れ本体の上面に前
    記開口側へ引出し収納可能に設けられると共にカップ保
    持穴を形成された可撓性を有する板状のトレーと、物入
    れ本体の両側部に配設されると共にトレーにおける前記
    開口側の端部にそれぞれの開口側の端部を連結されるこ
    とにより、前記トレーと共に開口側へ引出し収納可能で
    且つ引出し状態のトレーに上方へ突出するほぼ円筒面状
    の曲げを付与可能な一対の円弧状のトレーガイドとを備
    えたことを特徴とする自動車用カップホルダー付き物入
    れ。
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