JPH0554075U - 車両用カップホルダー構造 - Google Patents

車両用カップホルダー構造

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Publication number
JPH0554075U
JPH0554075U JP10495091U JP10495091U JPH0554075U JP H0554075 U JPH0554075 U JP H0554075U JP 10495091 U JP10495091 U JP 10495091U JP 10495091 U JP10495091 U JP 10495091U JP H0554075 U JPH0554075 U JP H0554075U
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JP
Japan
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cup holder
support
accommodating portion
cup
cups
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10495091U
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English (en)
Inventor
貴久 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロアコンソールのデッドスペースを有効利
用することができ、手近で非常に操作性がよく、また、
ラジオ操作や灰皿の開閉の邪魔になることがなくなる車
両用カップホルダー構造を提供することにある。 【構成】 フロアコンソール11の平面部に縦穴式に設
けられたカップホルダー収納部15と、このカップホル
ダー収納部15に出没操作可能に設けられた縦長扁平な
支持体17と、この支持体17の一側部に折畳み重合状
態に取り付けられ且つ該支持体17がカップホルダー収
納部15内から上昇するとばね付勢により自動的に略水
平状態まで跳ね上げ回動せしめられてカップ類Aを差し
込み保持できるカップホルダー18と、このカップホル
ダー18の裏面に取り付けられホルダー18の跳ね上げ
回動に伴い傾動してカップホルダー収納部15の上縁に
係止し支持体17の下降を阻止するストッパ21とを備
えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の車室内に設置されコップや缶などのカップ類を差し込み 保持するのに利用される車両用カップホルダー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に示す如く、車両のインストルメントパネル1にはラジオが埋込みで取り 付けられたり、灰皿が引出し式で取り付けられている。また、インストルメント パネル1には横穴式のカップホルダー収納部2が設けられている。このカップホ ルダー収納部2には引き出し式のカップホルダー3が水平状態で収納して設けら れている。前記カップホルダー3にはカップホルダー穴3aが設けられ、飲料用 のコップや缶などのカップ類が差し込み保持できるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した構成の車両用カップホルダー構造では、カップホルダー収 納部2がインストルメントパネル1のラジオ上部や灰皿上部等操作盤の近くに位 置するために、カップホルダー3を引き出してコップや缶などのカップ類を差し 込み支持させると、該カップホルダー3やこれに保持されたカップ類が邪魔にな ってラジオや灰皿などの操作がしずらかったり、あるいはまったく操作できない 場合があり、実用面や安全面で不便であった。
【0004】 また、そのインストルメントパネル1に組み込んだカップホルダー3を使用に 際し引き出したり、逆に押し込み収納したり、カップ類をカップホルダーに差し 込み保持させたりする際、手を遠くまで伸ばさなければならず、それらの作業が しずらいと共に、さらにはカップ類の内容物をこぼすおそれがある。万一、カッ プ類の内容物をこぼした場合には、インストルメントパネル1に配設されるエア コンやカーコンポなどの故障を招いてしまうなどの不具合があった。
【0005】 本考案は前記事情に鑑みなされ、その目的とするところは、フロアコンソール のデッドスペースを有効利用することができ、手を遠くまで延ばす必要がなく、 カップホルダーの出没操作及びそのカップホルダーへのカップ類の差し込み・取 り出しの操作がしやすく、適格にカップ類を差し込み保持させて、カップ類の内 容物をこぼす心配が少なくなると共に、従来のインストルメントパネルに組み込 んだ場合の如くラジオ操作や灰皿の開閉の邪魔になることがなくなる車両用カッ プホルダー構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の車両用カップホルダー構造は、前記目的を達成するために、フロアコ ンソール等の平面部に縦穴式に設けられたカップホルダー収納部と、このカップ ホルダー収納部に出没操作可能に設けられた縦長扁平な支持体と、この支持体の 一側部に折畳み重合状態に取り付けられ且つ該支持体がカップホルダー収納部内 から上昇するとばね付勢により自動的に略水平状態まで跳ね上げ回動せしめられ てカップ類を差し込み保持できるカップホルダーと、このカップホルダーの裏面 に取り付けられ該ホルダーの跳ね上げ回動に伴い傾動して前記カップホルダー収 納部の上縁に係止し支持体の下降を阻止するストッパとを備えたことを特徴とす る。
【0007】
【作用】
前記構成の車両用カップホルダー構造によれば、使用に際してはフロアコンソ ール等の平面部のカップホルダー収納部内に収納された支持体を上方に引出し操 作する。するとその支持体の側部のカップホルダーがばね付勢により自動的に略 水平状態に跳ね上げ回動せしめられる。これに伴い、ストッパが傾動してカップ ホルダー収納部の上縁に係止し支持体の下降を阻止する。この状態で前記カップ ホルダーにカップ類を差し込んで保持させたり、抜き取ったり楽にできるように なる。
【0008】 一方、カップホルダー不使用時には、カップホルダーを支持体側に折り畳み重 合するように回動させる。するとストッパがカップホルダーに押されて、ストッ パとカップホルダー収納部の上縁の係止が外れ、このときストッパもカップホル ダーと共に支持体に沿う状態まで回動して、支持体がカップホルダー及びストッ パと共にカップホルダー収納部に押し込み格納できるようになる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の車両用カップホルダー構造の一実施例を図1乃至図6に基づい て説明する。
【0010】 まず、図1及び図2に自動車の車体フロアの中央に進行方向に沿って設けられ たフロアコンソール11を示す。このフロアコンソール11には変速機のチェン ジレバー12が立設されていると共に、その後方には小物など収納しておけるコ ンソールボックス13が設けられている。このチェンジレバー12とコンソール ボックス13との間にはコイン等の小銭を収納しておける蓋付きトレイ14が設 けられ、このトレイ14の一側部の巾狭い平坦な場所にカップホルダー収納部1 5が設けられている。このカップホルダー収納部15はフロアコントロール11 の天板に形成した開口に上端開放の縦長偏平箱状をなす受枠16を下側から嵌め 込むことで、縦穴式に構成されている。
【0011】 なお、このカップホルダー収納部15を構成する受枠16は、図5に示す如く リブ16aを備え、このリブ16aをフロアコンソール11の天板裏面に形成し たリブ15aと係合すると共に、図6に示す如く前後端がねじ15bにより止め 付けられることで固定されている。
【0012】 このカップホルダー収納部15には上方から出没操作可能に支持体17が設け られている。この支持体17は横断面略コ字形状の縦長偏平状のものである。こ の支持体17はカップホルダー収納部15に上から押し込めばフロアコンソール 11の上面と略面一状態まで収納・保持され、もう一度上から押すとロック解錠 されて、図示しないばねにより上方に押し上げられるワンウェイプッシュロック 機構により支持されている。
【0013】 この支持体17の一側部にはカップホルダー18が設けられている。このカッ プホルダー18は、長方形状の天板18aと、この天板18aの周縁部から下方 に垂下された枠18bとからなる裏面開放の偏平箱状に構成されている。この天 板18aには前後一対のカップホルダー穴20,20が穿設されている。このカ ップホルダー穴20,20にはコップや缶などのカップ類Aが差し込み保持され るようになっている。
【0014】 このカップホルダー18はこの基端側前後端部が前記支持体17の前後板部に 軸19を介して回動可能に支持されている。この軸19には図4に示す如くねじ りコイルばね19aが取り付けられ、このばね19aにより、カップホルダー1 9が常時上方に向かって跳ね上げ回動するように付勢されている。また、このカ ップホルダー18は、図5(b)に示す如く前記支持体17の前後に突設された 長方板形状の係止部材17aにより略水平状態までしか上方に回動できないよう に構成されている。
【0015】 このカップホルダー18の裏面内部には図3に示す如く前記支持体18の下降 を阻止するストッパとしてのダウンストッパ21が設けられている。このダウン ストッパ21は略細長角棒形状で、且つ前記カップホルダー18の裏面内部の中 央内奥に設けられたブラケット22に枢支ピン23を介して回動可能に支持され ている。この枢支ピン23にはねじりコイルばね23aが取り付けられ、このば ね23aによりダウンストッパ21が前記カップホルダー18の跳ね上げ回動に 伴い、追従するように傾動して、前記カップホルダー収納部15の上縁の係合段 部24に係止し、前記支持体18の下降を阻止するような構成となっている。
【0016】 このように構成された車両用カップホルダー構造によれば、使用に際してはフ ロアコンソール11の平面部のカップホルダー収納部15に収納された支持体1 7の上面を軽く押し込むことで、支持体17を引き出し操作する。この支持体1 7が上昇するとカップホルダー18が軸19を支点にねじりコイルばね19aの 付勢力により自動的に略水平状態に跳ね上げ回動せしめられる。また、このカッ プホルダー18の回動に伴い、ダウンストッパ21が枢支ピン23を支点にねじ りコイルばね23aにより傾動してカップホルダー収納部15の上縁の係合段部 24に係止し支持体17の下降を阻止する。この状態でカップ類Aをカップホル ダー18に差し込み保持させることができるようになる。
【0017】 一方、カップホルダー18をカップホルダー収納部15に収納する時には、カ ップホルダー18を支持体17側に回動させる。するとこのカップホルダー18 の裏面にダウンストッパ21が押されて、このダウンストッパ21が係合段部2 4から外れて、支持体17側に回動する。こうして、図5(a)に示す如く、こ の支持体17の一側部に沿って、ダウンストッパ21とカップホルダー18が支 持体17に沿う垂下された折り畳み重合状態となる。こうした状態で支持体17 を下方に押し操作することにより、当該支持体17がカップホルダー18及びダ ウンストッパ21と一緒にカップホルダー収納部15に格納されるようになる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、前述の如く構成したから、フロアコンソールのデッドスペースを有 効利用することができ、手を遠くまで延ばす必要がなく、カップ類の差し込み・ 取り出しの操作がしやすく、楽にカップ類を差し込み保持させて、カップ類の内 容物をこぼす心配が少なくなると共に、従来のインストルメントパネルに組み込 んだ場合の如くラジオ操作や灰皿の開閉の邪魔になることがなくなる車両用カッ プホルダー構造を提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用カップホルダー構造の一実施例
を示す使用状態の斜視図。
【図2】同上実施例のカップホルダー格納状態を示す斜
視図。
【図3】同上実施例の車両用カップホルダー構造を斜め
下方から見た斜視図。
【図4】同上実施例の車両用カップホルダー構造の一部
断面した側面図。
【図5】図2のB−B線に沿う断面図で、(a)は支持
体を格納した状態図,(b)は支持体を上昇させた状態
図。
【図6】図2のC−C線に沿う断面図。
【図7】従来の車両用カップホルダー構造の使用状態の
斜視図。
【符号の説明】
11…フロアコンソール、15…カップホルダー収納
部、17…支持体、18…カップホルダー、21…スト
ッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアコンソール等の平面部に縦穴式に
    設けられたカップホルダー収納部と、このカップホルダ
    ー収納部に出没操作可能に設けられた縦長扁平な支持体
    と、この支持体の一側部に折畳み重合状態に取り付けら
    れ且つ該支持体がカップホルダー収納部内から上昇する
    とばね付勢により自動的に略水平状態まで跳ね上げ回動
    せしめられてカップ類を差し込み保持できるカップホル
    ダーと、このカップホルダーの裏面に取り付けられ該ホ
    ルダーの跳ね上げ回動に伴い傾動して前記カップホルダ
    ー収納部の上縁に係止し支持体の下降を阻止するストッ
    パとを備えたことを特徴とする車両用カップホルダー構
    造。
JP10495091U 1991-12-19 1991-12-19 車両用カップホルダー構造 Withdrawn JPH0554075U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10495091U JPH0554075U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 車両用カップホルダー構造

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JP10495091U JPH0554075U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 車両用カップホルダー構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0554075U true JPH0554075U (ja) 1993-07-20

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ID=14394381

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10495091U Withdrawn JPH0554075U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 車両用カップホルダー構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002362212A (ja) * 2001-06-01 2002-12-18 Nifco Inc 車載用のカップホルダー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002362212A (ja) * 2001-06-01 2002-12-18 Nifco Inc 車載用のカップホルダー
JP4592217B2 (ja) * 2001-06-01 2010-12-01 株式会社ニフコ 車載用のカップホルダー

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