JPS6039337Y2 - 農用トラクタの安全カバ− - Google Patents
農用トラクタの安全カバ−Info
- Publication number
- JPS6039337Y2 JPS6039337Y2 JP11361980U JP11361980U JPS6039337Y2 JP S6039337 Y2 JPS6039337 Y2 JP S6039337Y2 JP 11361980 U JP11361980 U JP 11361980U JP 11361980 U JP11361980 U JP 11361980U JP S6039337 Y2 JPS6039337 Y2 JP S6039337Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side cover
- fixed
- bonnet
- rods
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来のトラクタのボンネット及び側面カバーはエンジン
、バッテリー等の保守点検を行う場合、ボルト、ナツト
等で締付固定されていたので、それの着脱操作が非常に
面倒であり、かつ側面カバーを取りはずした時ナツト類
が紛失することが多かった。
、バッテリー等の保守点検を行う場合、ボルト、ナツト
等で締付固定されていたので、それの着脱操作が非常に
面倒であり、かつ側面カバーを取りはずした時ナツト類
が紛失することが多かった。
本考案はエンジン及びラジェータ等の全面をボンネット
と側面カバーとで覆うようにしたトラクタにおける側面
カバーを強固に構成すると共に締付具等を全く必要とせ
ず、側面カバーを押し引き及び回動操作等を加えるだけ
できわめて容易に着脱してエンジン、バッテリー等の保
守点検を行い得る農用トラクタの安全カバーを提供せん
とするものであって、前部に設けたエンジン及びラジェ
ータ等をボンネットと側面カバーとで完全に覆うように
したトラクタにおいて、ボンネットは端部を中心として
開閉し得るように機枠に枢着し、側面カバーは、鉄板を
折り曲げ成型することにより前後方向の突条を上下に配
列して構成し、該側面カバーの上部と下部に角部から前
後に突出した棒体を固定すると共にこの側面カバーを装
着する前部ブラケットと後部ブラケットの下部には下側
で対をなす前記棒体を着脱及び回動可能に支承する一対
の支持金を取付け、上部にはそれぞれ上方の棒体が上下
動により係脱する弾性板を固定したことを特徴とするも
のである。
と側面カバーとで覆うようにしたトラクタにおける側面
カバーを強固に構成すると共に締付具等を全く必要とせ
ず、側面カバーを押し引き及び回動操作等を加えるだけ
できわめて容易に着脱してエンジン、バッテリー等の保
守点検を行い得る農用トラクタの安全カバーを提供せん
とするものであって、前部に設けたエンジン及びラジェ
ータ等をボンネットと側面カバーとで完全に覆うように
したトラクタにおいて、ボンネットは端部を中心として
開閉し得るように機枠に枢着し、側面カバーは、鉄板を
折り曲げ成型することにより前後方向の突条を上下に配
列して構成し、該側面カバーの上部と下部に角部から前
後に突出した棒体を固定すると共にこの側面カバーを装
着する前部ブラケットと後部ブラケットの下部には下側
で対をなす前記棒体を着脱及び回動可能に支承する一対
の支持金を取付け、上部にはそれぞれ上方の棒体が上下
動により係脱する弾性板を固定したことを特徴とするも
のである。
以下図面に示す実施例について説明すると、1は機体2
の前部に、前端下部を支軸3により90゜回動させて開
放することのできるボンネットであって、エンジン、ラ
ジェータ、バッテリー、燃料タンク等の上面及びマフラ
ー4の基部より上方の側面並びにラジェータより前方の
側面全体を覆うように構成してあり、マフラー4の基部
より下方のラジェータ取付板からなる前部ブラケット5
と後方の燃料タンクカバーからなる後部ブラケット6と
の間は切欠されている。
の前部に、前端下部を支軸3により90゜回動させて開
放することのできるボンネットであって、エンジン、ラ
ジェータ、バッテリー、燃料タンク等の上面及びマフラ
ー4の基部より上方の側面並びにラジェータより前方の
側面全体を覆うように構成してあり、マフラー4の基部
より下方のラジェータ取付板からなる前部ブラケット5
と後方の燃料タンクカバーからなる後部ブラケット6と
の間は切欠されている。
7は鉄板を折り曲げ成型することにより前後方向の突条
を上下に平行に配列してなる側面カバーであって、その
上端部と下端部とには各隅部から前後に突出した2本の
丸棒8a、8bが溶接してあり、前記前部ブラケット5
の下部には上方が開口した溝を有する支持金9を、後部
ブラケット6の下部には丸孔を有する支持金10をそれ
ぞれ固定し、前部ブラケット5と後部ブラケット6の支
持金9,10の上方には斜め外下方に向うと共に外端部
を斜上方に向けて折り曲げたスプリング板11.11が
それぞれ鋲止めしである。
を上下に平行に配列してなる側面カバーであって、その
上端部と下端部とには各隅部から前後に突出した2本の
丸棒8a、8bが溶接してあり、前記前部ブラケット5
の下部には上方が開口した溝を有する支持金9を、後部
ブラケット6の下部には丸孔を有する支持金10をそれ
ぞれ固定し、前部ブラケット5と後部ブラケット6の支
持金9,10の上方には斜め外下方に向うと共に外端部
を斜上方に向けて折り曲げたスプリング板11.11が
それぞれ鋲止めしである。
そして、側面カバー7は通常、下部の丸棒8aの後端部
を支持金10の丸孔に挿入し、丸棒8aの前部を支持金
9の溝に嵌合させ、上部の丸棒8bの前後両端部は手で
押し込むことにより第3図に示すようにスプリング板1
1.11に係止されている。
を支持金10の丸孔に挿入し、丸棒8aの前部を支持金
9の溝に嵌合させ、上部の丸棒8bの前後両端部は手で
押し込むことにより第3図に示すようにスプリング板1
1.11に係止されている。
また、エンジン又はバッテリー等を保守点検する場合は
ホンネット1の後部を持ち上げて支軸3を中心として第
1図に鎖線で示す如<90°回動させて開放し、側面カ
バー7はその突条部に手を当てて下方に押すと側面カバ
ー7が彎曲して上方の丸棒8bの前後の突出部がスプリ
ング板11から離脱するからそのまま下方の丸棒8aを
中心として外方に回動させ、次いて前部を軽く持ち上げ
て丸棒8aの前部を支持金9の溝から出し、その状態で
少し前方へ移動させると下方の丸棒8aの後部は支持金
10の丸孔から抜は出すので容易に取りはずすことがで
きる。
ホンネット1の後部を持ち上げて支軸3を中心として第
1図に鎖線で示す如<90°回動させて開放し、側面カ
バー7はその突条部に手を当てて下方に押すと側面カバ
ー7が彎曲して上方の丸棒8bの前後の突出部がスプリ
ング板11から離脱するからそのまま下方の丸棒8aを
中心として外方に回動させ、次いて前部を軽く持ち上げ
て丸棒8aの前部を支持金9の溝から出し、その状態で
少し前方へ移動させると下方の丸棒8aの後部は支持金
10の丸孔から抜は出すので容易に取りはずすことがで
きる。
更に保守点検を終ったならば、前述の開放操作とは逆に
側面カバー7を持って下方の丸棒8aの後端を支持金1
0の丸孔に挿入すると共に丸棒8aの前部を前方の支持
金9の溝に嵌合してから上方の丸棒8bの前後両端をス
プリング板11,11の外端の折り曲げ部に当接させて
から押し込むと、側面カバー7は彎曲し、丸棒8bはス
プリング板11.11の傾斜部内に入り、側面カバー7
が伸びて原形に復するので完全に係止される。
側面カバー7を持って下方の丸棒8aの後端を支持金1
0の丸孔に挿入すると共に丸棒8aの前部を前方の支持
金9の溝に嵌合してから上方の丸棒8bの前後両端をス
プリング板11,11の外端の折り曲げ部に当接させて
から押し込むと、側面カバー7は彎曲し、丸棒8bはス
プリング板11.11の傾斜部内に入り、側面カバー7
が伸びて原形に復するので完全に係止される。
次いでボンネット1を閉じると、その前部側面の垂下部
の後縁1aが側面カバー7の前縁部を覆うので丸棒8a
、8bの端部及び支持金9、スプリング板11は被覆さ
れる。
の後縁1aが側面カバー7の前縁部を覆うので丸棒8a
、8bの端部及び支持金9、スプリング板11は被覆さ
れる。
なお、前記側面カバー7はエンジン等の他側にも設けで
ある。
ある。
本考案は前述のように前部に設けたエンジン及びラジェ
ータ等をボンネットと側面カバーとで完全に覆うように
したトラクタにおいて、ボンネットは端部を中心として
開閉し得るように機枠に枢着し、側面カバーは、鉄板を
折り曲げ成型することにより前後方向の突条を上下に配
列して構威し、該側面カバーの上部と下部に角部から前
後に突出した棒体を固定すると共にこの側面カバーを装
着する前部ブラケットと後部ブラケットの下部には下側
で対をなす前記棒体を着脱及び回動可能に支承する一対
の支持金を取付け、上部にはそれぞれ上方の棒体が上下
動により係脱する弾性板を固定したので、保守点検すべ
く側面カバーを着脱する場合、ボルト、ナツト等により
締付及びその戻し操作を一切必要とせず、側面カバーを
手で操作するだけですみ、側面カバーの着脱をきわめて
容易にかつ迅速に行うことができる。
ータ等をボンネットと側面カバーとで完全に覆うように
したトラクタにおいて、ボンネットは端部を中心として
開閉し得るように機枠に枢着し、側面カバーは、鉄板を
折り曲げ成型することにより前後方向の突条を上下に配
列して構威し、該側面カバーの上部と下部に角部から前
後に突出した棒体を固定すると共にこの側面カバーを装
着する前部ブラケットと後部ブラケットの下部には下側
で対をなす前記棒体を着脱及び回動可能に支承する一対
の支持金を取付け、上部にはそれぞれ上方の棒体が上下
動により係脱する弾性板を固定したので、保守点検すべ
く側面カバーを着脱する場合、ボルト、ナツト等により
締付及びその戻し操作を一切必要とせず、側面カバーを
手で操作するだけですみ、側面カバーの着脱をきわめて
容易にかつ迅速に行うことができる。
しかも側面カバーを取りはずした時、その係止手段であ
る支持金及び弾性板は前後のブラケットに、また、棒体
は側面カバー自体に固定されていて離脱することがなく
、ナツト等を止着手段とするもののようにそれが紛失す
ることがない。
る支持金及び弾性板は前後のブラケットに、また、棒体
は側面カバー自体に固定されていて離脱することがなく
、ナツト等を止着手段とするもののようにそれが紛失す
ることがない。
また側面カバーは上下方向に彎曲し得てその着脱を容易
に行い得るものでありながら外力に対しては強い対抗力
を有する。
に行い得るものでありながら外力に対しては強い対抗力
を有する。
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
トラクタの側面図、第2図は要部の分解斜視図、第3図
は断面図である。 1・・・・・・ボンネット、7・・・・・・側面カバー
、8a。 8b・・・・・・丸棒、9,10・・・・・・支持金、
11・・・・・・スプリング板。
トラクタの側面図、第2図は要部の分解斜視図、第3図
は断面図である。 1・・・・・・ボンネット、7・・・・・・側面カバー
、8a。 8b・・・・・・丸棒、9,10・・・・・・支持金、
11・・・・・・スプリング板。
Claims (1)
- 前部に設けたエンジン及びラジェータ等をボンネットと
側面カバーとで完全に覆うようにしたトラクタにおいて
、ボンネットは端部を中心として開閉し得るように機枠
に枢着し、側面カバーは、鉄板を折り曲げ成型すること
により前後方向の突条を上下に配列して構成し、該側面
カバーの上部と下部に角部から前後に突出した棒体を固
定すると共にこの側面カバーを装着する前部ブラケット
と後部ブラケットの下部には下側で対をなす前記棒体を
着脱及び回動可能に支承する一対の支持金を取付け、上
部にはそれぞれ上方の棒体が上下動により係脱する弾性
板を固定したことを特徴とする農用トラクタの安全カバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11361980U JPS6039337Y2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | 農用トラクタの安全カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11361980U JPS6039337Y2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | 農用トラクタの安全カバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5737082U JPS5737082U (ja) | 1982-02-26 |
JPS6039337Y2 true JPS6039337Y2 (ja) | 1985-11-25 |
Family
ID=29474629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11361980U Expired JPS6039337Y2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | 農用トラクタの安全カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039337Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6297927U (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-22 |
-
1980
- 1980-08-11 JP JP11361980U patent/JPS6039337Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5737082U (ja) | 1982-02-26 |
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