JPH06304839A - アングル材のnc切断ライン及びこれに使用するアングル材搬送台 - Google Patents

アングル材のnc切断ライン及びこれに使用するアングル材搬送台

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JPH06304839A
JPH06304839A JP11778993A JP11778993A JPH06304839A JP H06304839 A JPH06304839 A JP H06304839A JP 11778993 A JP11778993 A JP 11778993A JP 11778993 A JP11778993 A JP 11778993A JP H06304839 A JPH06304839 A JP H06304839A
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JP
Japan
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angle material
angle
cutting
stage
conveyor
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JP11778993A
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Motoji Oya
統士 大矢
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CHIYOURIYOU HIGHTECH KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 NC切断機でアングル材を自動切断するよう
にして、NC切断で確率されているソフトを使用可能と
し、ティーチングやセンシングの手間を不要にしてロボ
ットを使用することによる種々の不都合を解消し、しか
も、その搬送ラインも大幅に簡略化し、アングル材の切
断作業の効率化を図る。 【構成】 素材ストックステージ21、準備ステージ3
1、切断ステージ41、搬出ステージ51、戻しステー
ジ61及びアングル材aをNC切断機42で切断可能な
状態に載せるアングル材搬送台71とを少なくとも備
え、素材ストックステージ21にはクレーン22を設
け、準備ステージ31には横送りチェーンコンベヤ32
及び昇降式の送りローラーコンベヤ33と戻しローラー
コンベヤ34を設け、切断ステージ41にはNC切断機
42及びスラットコンベヤ43を設け、搬出ステージ5
1には横送りチェーンコンベヤ52及び昇降式の送りロ
ーラーコンベヤ53と戻しローラーコンベヤ54を設
け、戻しステージ61には搬送用のコンベヤ62を配設
した構成よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アングル材を自動切
断するラインの技術の改良に係り、特に、NC(数値制
御)切断機が適用出来る姿勢でアングル材を搬送するこ
とを可能にしたアングル材のNC切断ライン及びこれに
使用するアングル材搬送台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アングル材aの素材を所定寸法に
自動切断するのはロボット切断が主流である。アングル
材aのロボット切断では、図6に図示するように、アン
グル材aの背面を上向き、つまり直角な内角側を下向き
にセットして切断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アング
ル材aのロボット切断では、X軸、Y軸の2面があり、
且つ、アングル材aの直角な内角側(コーナー部)は切
断厚みが一定でなくこの処理のため、切断条件に制約が
多く、ロボット制御用ソフトの構築が難しく、現場での
切断以前の生産設計段階でのコストが多大となる。
【0004】また、ロボット切断ではティーチング(ロ
ボットに切断ポイントを教え込むこと)の手間もかか
る。更に、図6に図示する姿勢でロボット切断するには
A,B面に切断トーチの座標軸を合わせる必要があり、
このためのセンシング(アングル材aの状態、つまり、
A,B面を検知すること)にも時間がかかる。
【0005】一方、NC切断が出来る姿勢でアングル材
aを搬送してやれば、従来の板切断で確率されているソ
フトをそのまま適用でき、生産設計でのコストも少なく
て済み、ティーチングも必要なく、又センシングの手間
もなく、ロボット切断に比べて生産能力が高くなる利点
があり、アングル材aの各種形状に対して、NC切断機
が適用できるシステムが望まれていた。
【0006】また、NC切断機を適用する場合、切断機
をフルに稼働させるため、切断機へのアングル材aの供
給が途切れることなく、又切断後のアングル材aの搬出
先がつまることなく、部材を流していく必要があり、こ
のため、搬送ラインは任意のサイズのアングル材aや任
意の寸法に切断されたアングル材aを搬送できる機構で
ある必要があるが、任意のサイズのアングル材aや任意
の寸法に切断されたアングル材aを搬送できる機構は複
雑且つ多額の設備費を要する。
【0007】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、アングル材をNC切断機で切断可能な
状態にアングル材搬送台に載せてNC切断ライン上を搬
送させて、NC切断機でアングル材を自動切断するよう
にして、NC切断で確率されているソフトを使用可能と
し、ティーチングやセンシングの手間を不要にしてロボ
ットを使用することによる種々の不都合を解消し、しか
も、その搬送ラインも大幅に簡略化し、アングル材の切
断作業の効率化を図ることのできるアングル材のNC切
断ライン及びこれに使用するアングル材搬送台を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、素材ストックステージ、準備
ステージ、切断ステージ、搬出ステージ、戻しステージ
及びアングル材をNC切断機で切断可能な状態に載せる
アングル材搬送台とを少なくとも備え、前記素材ストッ
クステージには、切断前のアングル材を準備ステージの
アングル材搬送台上に搬送して載せるクレーンを設け、
前記準備ステージには、切断前のアングル材をNC切断
機で切断可能な状態に載せたアングル材搬送台を横送り
する横送りチェーンコンベヤを所定間隔を隔てて複数並
設し、横送りチェーンコンベヤの両端側に、切断前のア
ングル材をNC切断機で切断可能な状態に載せたアング
ル材搬送台を切断ステージに送る昇降式送りローラーコ
ンベヤと、戻しステージから戻される空のアングル材搬
送台を横送りチェーンコンベヤ上に戻す昇降式戻しロー
ラーコンベヤとを設け、前記切断ステージには、アング
ル材搬送台のアングル材を自動切断するNC切断機を設
け、切断前のアングル材を載せたアングル材搬送台を所
定の切断位置まで搬送し且つ切断後のアングル材を載せ
たアングル材搬送台を搬出ステージまで送るスラットコ
ンベヤを配設し、アングル材を切断する際に生じたスク
ラップをアングル材搬送台の隙間を落下させて下方で回
収するスクラップ回収台をスラットコンベヤに設け、搬
出ステージ側のスラットコンベヤの端部に、スラットコ
ンベヤのスクラップ回収台が反転する際にそこから落下
するスクラップを下方で回収するスクラップ回収容器を
設け、前記搬出ステージには、切断後のアングル材を載
せたアングル材搬送台を横送りする横送りチェーンコン
ベヤを所定間隔を隔てて複数並設し、横送りチェーンコ
ンベヤの両端側に、切断ステージから送られた切断後の
アングル材を載せたアングル材搬送台を横送りチェーン
コンベヤ上に送る昇降式送りローラーコンベヤと、空の
アングル材搬送台を戻しステージに送る昇降式戻しロー
ラーコンベヤとを設け、前記戻しステージには、空のア
ングル材搬送台を準備ステージの昇降式戻しローラーコ
ンベヤ上に搬送して戻す搬送用のコンベヤを配設した構
成よりなるものである。
【0009】また、請求項2の発明は、左右一対の主桁
間に、アングル材の最小切断長さの2分の1以下の間隔
で複数の部材支持桁を横設し、各部材支持桁の上端の一
端の隅角部に、アングル材の直角な内角側を部材支持桁
側に少し傾けた状態で載置支持するアングル材支持コー
ナーを形成し、該アングル材支持コーナーにアングル材
をNC切断機で切断可能及び切断後も載置可能な状態に
載置支持した構成よりなるものである。
【0010】
【作用】以上のような構成を有するこの発明は、次のよ
うに作用する。すなわち、請求項1の発明によれば、素
材ストックステージから切断前のアングル材を天井クレ
ーンを使って準備ステージに搬送し、準備ステージ上の
空のアングル材搬送台上にNC切断機で切断可能な状態
に載せ、アングル材を載せたアングル材搬送台を横送り
チェーンコンベヤで横送りして昇降式送りローラーコン
ベヤ上に移し、そこから切断ステージのスラットコンベ
ヤ上に移す。
【0011】アングル材を載せたアングル材搬送台はス
ラットコンベヤによって所定の切断位置まで移動して停
止し、NC切断機によってアングル材搬送台上のアング
ル材は所定寸法に切断され、切断の際に生じるスクラッ
プはアングル材搬送台の隙間から下方に落ちてスラット
コンベヤのスクラップ回収台に回収される。
【0012】アングル材の切断が完了すると、スラット
コンベヤが駆動して切断後のアングル材を載せたアング
ル材搬送台を前方の搬出ステージに送る。このとき、ス
ラットコンベヤのスクラップ回収台内のスクラップは、
スクラップ回収台が反転する際に下方に落ちてスクラッ
プ回収容器内に回収される。
【0013】搬出ステージに送られた切断後のアングル
材を載せたアングル材搬送台は、昇降式受取りローラー
コンベヤから横送りチェーンコンベヤに移されて、搬出
ステージを横送りされている間に切断後のアングル材は
搬出整理され、空となったアングル材搬送台は、昇降式
送りローラーコンベヤに送られ、戻しステージに通って
準備ステージに戻される。
【0014】また、請求項2の発明によれば、アングル
材支持コーナーにアングル材の内角側を載置することに
より、どのサイズのアングル材に対しても、アングル材
の背面(外角側)を上にした状態で、且つ同一の傾きを
保った状態で搬送することができ、アングル材の各種形
状に対して、NC切断機が適用出来る姿勢で搬送するこ
とを可能にし、また、アングル材の最小切断長さの2分
の1以下の間隔で複数の部材支持桁を横設したから、切
断後のアングル材をそのまま載置することができる一方
で、切断の際に生じる不要なスクラップを部材支持桁の
間から自然落下させる。
【0015】
【実施例】以下、図面に記載の実施例に基づいてこの発
明をより具体的に説明する。ここで、図1はアングル材
のNC切断ラインの全体平面図、図2は切断ステージの
端部側の側面図、図3はアングル材搬送台の全体斜視
図、図4はアングル材搬送台の正面図、図5(A)
(B)はアングル材搬送台にアングル材を載せた状態の
部分拡大図である。
【0016】図において、アングル材のNC切断ライン
1は、アングル材搬送台71上のアングル材aをNC
(数値制御)切断機42を使用して自動切断するライン
で、素材ストックステージ21、準備ステージ31、切
断ステージ41、搬出ステージ51、戻しステージ61
などから構成され、アングル材搬送台71にアングル材
aを載せて搬送中にNC切断機42で自動切断するシス
テムになっている。
【0017】素材ストックステージ21は、NC切断機
42で切断されるアングル材aの素材をストックする箇
所であり、素材ストックステージ21には例えば天井ク
レーン22がその天井側に設けられている。天井クレー
ン22はストックされているアングル材aを吊って準備
ステージ31上に横並びされた空のアングル材搬送台7
1上に搬送する装置で、左右方向及び前後方向に移動自
在となっている。
【0018】準備ステージ31は素材ストックステージ
21からアングル材aをアングル材搬送台71上に受け
取り、アングル材aをアングル材搬送台71に載せた状
態で切断ステージ41に送り込む箇所であり、準備ステ
ージ31にはアングル材aを載せるアングル材搬送台7
1が横並びされている。準備ステージ31には直交方向
に載置された各アングル材搬送台71を横送りする横送
りチェーンコンベヤ32が横断方向に一定間隔で複数並
設されている。横送りチェーンコンベヤ32は一対のス
プロケット間に無端チェーンが回装された構造からな
り、又各スプロケットは同一の軸に軸設されている。
【0019】横送りチェーンコンベヤ32の両端側には
これに直交する方向に、昇降式送りローラーコンベヤ3
3と昇降式戻しローラーコンベヤ34がそれぞれ平行に
配設されている。各横送りチェーンコンベヤ32は昇降
式戻しローラーコンベヤ34側から昇降式送りローラー
コンベヤ33に向けて循環回動するように並設されてい
る。昇降式送りローラーコンベヤ33及び昇降式戻しロ
ーラーコンベヤ34にはアングル材搬送台71の到着の
有無を検出するセンサーがそれぞれ設けられている。
【0020】昇降式送りローラーコンベヤ33は、アン
グル材aを載せたアングル材搬送台71を前方の切断ス
テージ41に送り出す搬送装置で、複数の昇降式のロー
ラー33aから構成されている。昇降式送りローラーコ
ンベヤ33を構成する各昇降式のローラー33aは切断
ステージ41に向かって前後方向に一定間隔で一列に配
置されている。上記の各横送りチェーンコンベヤ32の
端部はこの前後配置されたローラー33aの間に取り付
けられている。
【0021】昇降式送りローラーコンベヤ33を構成す
る各昇降式のローラー33aは、最上昇位置では横送り
チェーンコンベヤ32の上面より上方に昇り、最下降位
置では横送りチェーンコンベヤ32の上面より下方に下
がるように、その昇降範囲が設定されている。即ち、ア
ングル材搬送台71を搬送中は各昇降式のローラー33
aは最上昇位置に昇っており、また、アングル材搬送台
71を横送りチェーンコンベヤ32から受け取るときに
は最下降位置に下がるようになっている。
【0022】昇降式戻しローラーコンベヤ34は、戻し
ステージ61から送り戻された空のアングル材搬送台7
1を準備ステージ31に戻す搬送装置で、複数の昇降式
のローラー34aから構成されている。昇降式戻しロー
ラーコンベヤ34を構成する各昇降式のローラー34a
は戻しステージ61に向かって前後方向に一定間隔で一
列に配置されている。上記の各横送りチェーンコンベヤ
32の端部はこの前後配置されたローラー34aの間に
取り付けられている。
【0023】昇降式戻しローラーコンベヤ34を構成す
る各昇降式のローラー34aは、最上昇位置では横送り
チェーンコンベヤ32の上面より上方に昇り、最下降位
置では横送りチェーンコンベヤ32の上面より下方に下
がるように、その昇降範囲が設定されている。即ち、空
のアングル材搬送台71を搬送中は各昇降式のローラー
34aは最上昇位置に昇っており、また、空のアングル
材搬送台71を横送りチェーンコンベヤ32に戻すとき
には最下降位置に下がるようになっている。
【0024】切断ステージ41は、アングル材搬送台7
1にアングル材aを載せて搬送中にNC切断機で自動切
断する箇所であり、切断ステージ41では、NC切断機
42がスラットコンベヤ43に沿って前後に移動して、
アングル材搬送台71上のアングル材aを所定寸法に切
断するシステムになっている。
【0025】切断ステージ41にはNC切断機42及び
アングル材aの載ったアングル材搬送台71を搬送する
スラットコンベヤ43が配設されている。スラットコン
ベヤ43は準備ステージ31から搬出ステージ51に向
けて搬送するように配設されており、また、NC切断機
42はスラットコンベヤ43の長手方向に沿ってその前
後方向に移動するように設けられる。
【0026】スラットコンベヤ42は左右一対のチェー
ンコンベヤ43aと、左右一対のチェーンコンベヤ43
a間に横設された複数の溝型のスクラップ回収台43b
から構成されている。スクラップ回収台43bはアング
ル材aを切断する際に生じるスクラップbを回収するも
のであり、アングル材aを切断する際に生じるスクラッ
プbはアングル材搬送台71の隙間から落ちてその下方
のスクラップ回収台43b上に落ちて回収される。各ス
クラップ回収台43bはチェーンコンベヤ43aの回動
方向に連接して横設されている。
【0027】また、スラットコンベヤ43の端部の搬出
ステージ51側に接する箇所には、スクラップ回収台4
3b内のスクラップbを回収するスクラップ回収容器4
4が設置されている。スラットコンベヤ43の端部でス
クラップ回収台43bが反転する際に、スクラップ回収
台43b内のスクラップbが落下してスクラップ回収容
器44内に収容回収される。スラットコンベヤ43の側
部側にはアングル材aを載せたアングル材搬送台71の
スラットコンベヤ43上での位置を検出するセンサー
と、アングル材搬送台71上のアングル材aの位置を検
出するセンサーがそれぞれ設けられている。
【0028】搬出ステージ51はアングル材搬送台71
上の所定寸法に切断された各アングル材aを切断ステー
ジ41から受け取って搬出する箇所であり、横送りチェ
ーンコンベヤ52上に載置されたアングル材搬送台71
上の所定寸法に切断された各アングル材aはクレーンな
どによって搬出整理される。
【0029】搬出ステージ51には直交方向に載置され
たアングル材搬送台71を横送りする横送りチェーンコ
ンベヤ52が横断方向に一定間隔で複数並設されてい
る。横送りチェーンコンベヤ52は一対のスプロケット
間に無端チェーンが回装された構造からなり、又各スプ
ロケットは同一の軸に軸設されている。
【0030】横送りチェーンコンベヤ52の両端側には
これに直交する方向に、昇降式受取りローラーコンベヤ
53と昇降式送りローラーコンベヤ54がそれぞれ平行
に配設されている。各横送りチェーンコンベヤ52は昇
降式受取りローラーコンベヤ53側から昇降式送りロー
ラーコンベヤ54側に向けて循環回動するように並設さ
れている。昇降式受取りローラーコンベヤ53及び昇降
式送りローラーコンベヤ54にはアングル材搬送台71
の到着の有無を検出するセンサーがそれぞれ設けられて
いる。
【0031】昇降式受取りローラーコンベヤ53は、切
断ステージ41から送り出された切断後の各アングル材
aの載ったアングル材搬送台71を搬出ステージ51に
並べるための装置で、複数の昇降式のローラー53aか
ら構成されている。昇降式受取りローラーコンベヤ53
を構成する各昇降式のローラー53aは切断ステージ4
1のスラットコンベヤ42に向かって前後方向に一定間
隔で一列に配置されている。上記の各横送りチェーンコ
ンベヤ52の端部はこの前後配置されたローラー53a
の間に取り付けられている。
【0032】昇降式受取りローラーコンベヤ53を構成
する各昇降式のローラー53aは、最上昇位置では横送
りチェーンコンベヤ52の上面より上方に昇り、最下降
位置では横送りチェーンコンベヤ52の上面より下方に
下がるように、その昇降範囲が設定されている。即ち、
切断された各アングル材aの載ったアングル材搬送台7
1を搬送中は各昇降式のローラー34aは最上昇位置に
昇っており、また、アングル材搬送台71を横送りチェ
ーンコンベヤ52に載せるときには最下降位置に下がる
ようになっている。
【0033】昇降式送りローラーコンベヤ54は、空の
アングル材搬送台71を戻しステージ61に送り出す搬
送装置で、複数の昇降式のローラー54aから構成され
ている。昇降式送りローラーコンベヤ54を構成する各
昇降式のローラー54aは戻しステージ61に向かって
前後方向に一定間隔で一列に配置されている。上記の各
横送りチェーンコンベヤ52の端部はこの前後配置され
たローラー54aの間に取り付けられている。
【0034】昇降式送りローラーコンベヤ54を構成す
る各昇降式のローラー54aは、最上昇位置では横送り
チェーンコンベヤ52の上面より上方に昇り、最下降位
置では横送りチェーンコンベヤ52の上面より下方に下
がるように、その昇降範囲が設定されている。即ち、空
のアングル材搬送台71を戻しステージ61に向けて搬
送中は各昇降式のローラー54aは最上昇位置に昇って
おり、また、空のアングル材搬送台71を横送りチェー
ンコンベヤ52から受け取るときには最下降位置に下が
るようになっている。
【0035】戻しステージ61は空のアングル材搬送台
71を搬出ステージ51から準備ステージ31に戻すた
めの搬送装置で、戻しステージ61には搬送用のコンベ
ヤとして例えばローラーコンベヤ62が搬出ステージ5
1から準備ステージ31に向けて配設されている。この
実施例では戻しステージ61のローラーコンベヤ62は
前記の切断ステージ41のスラットコンベヤ42に平行
に配設されている。
【0036】アングル材搬送台71は、NC切断機で切
断可能な状態にアングル材aを載せて搬送する台であ
り、また、アングル材aの切断はこの台上で行われる。
即ち、アングル材搬送台71は、準備ステージ31で切
断前のアングル材aを載せて搬送し、搬送中に載せた状
態で切断ステージ41のNC切断機でアングル材aを所
定寸法に切断させ、所定寸法に切断されたアングル材a
を載せた状態で搬出ステージ51まで搬送する。
【0037】アングル材搬送台71は、左右一対の主桁
72間に、アングル材aの最小切断長さの2分の1以下
の間隔で複数の部材支持桁73が横設されている。アン
グル材搬送台71は底抜きとなっていて、左右の主桁7
2間には十分な空間があり、また、左右の主桁72間に
横設された部材支持桁73間にも十分な空間があり、ア
ングル材aを切断中に発生するスクラップbはこの空間
の間から落下できるようになっている。
【0038】左右の主桁72の間隔は、前記のローラー
コンベヤ33,34,53,54,62の幅よりも狭
く、又載せるアングル材aの最大幅寸法よりも十分に大
きい。また、左右の各主桁72の長さは切断前のアング
ル材aの最大長さより長い。この左右の主桁72には剛
性が大きくて撓みの少ない例えば溝型鋼が使用されてい
る。
【0039】部材支持桁73は、アングル材aの背面を
上の状態、つまり、直角に尖った方を上向きに、しか
も、少し傾けた状態で載せるもので、上端の一端の隅角
部にアングル材aを載置支持するアングル材支持コーナ
ー73aが形成されている。このため、隅角部のアング
ル材支持コーナー73aは全体的に内側に傾いて略直角
に形成されている。
【0040】即ち、アングル材支持コーナー73aは、
アングル材aのどのサイズの部材に対しても、アングル
材aの背面を上にした状態で且つ、同一のX−Y軸を保
った状態で支持し、また、この状態でアングル材aを搬
送してNC切断機42で切断できるように支持してい
る。
【0041】即ち、アングル材支持コーナー73aは一
部の上辺と側辺からなり、アングル材支持コーナー73
aの上辺は少し下向きに傾斜しており、アングル材支持
コーナー73aの側辺は上部側が内側に傾斜している。
アングル材支持コーナー73aは少し傾けた状態でアン
グル材aの内側を支持する。また、直角の先端部分は例
えば円弧状のような曲線状に切断されている。この切断
の大きさはアングル材aの内角のコーナー部の膨らみ部
分が当たらない程度である。
【0042】部材支持桁73の上辺はアングル材支持コ
ーナー73aから他端に向けて下向きに傾斜しており、
その他端側は上向に垂直辺が形成されてスットパー部7
3bが形成されている。スットパー部73bはこのアン
グル材搬送台71にアングル材aの代わりに平板鋼を載
せて切断する場合に、平板鋼が傾斜する上辺を滑るの防
ぐ機能を果たす。
【0043】次に、上記実施例の構成に基づく作用につ
いて以下説明する。素材ストックステージ21にストッ
クされている切断前のアングル材aの素材を、天井クレ
ーン22を使って吊り上げて準備ステージ31まで搬送
する。そして、準備ステージ31の横送りチェーンコン
ベヤ32上に横並びされているアングル材搬送台71の
アングル材支持コーナー73a上に、NC切断機42で
切断可能な状態に切断前のアングル材aの素材を載せ
る。
【0044】この場合、アングル材aの直角な内角側を
下向きとし、この直角な内角側をアングル材搬送台71
のアングル材支持コーナー73a上に被せるようにして
載せる。アングル材aはアングル材搬送台71のアング
ル材支持コーナー73aに少し幅方向側に傾斜して、N
C切断機42で切断可能な状態に載る。即ち、アングル
材支持コーナー73aは、アングル材aのどのサイズの
部材に対しても、アングル材aの背面を上にした状態で
且つ、同一のX−Y軸を保った状態でアングル材支持コ
ーナー73aに載置されて支持され、この状態で搬送さ
れて、NC切断機42で切断される。
【0045】アングル材aをNC切断機42で切断可能
な状態に載せたアングル材搬送台71は、横送りチェー
ンコンベヤ32によって横送りされて、準備ステージ3
1の一端側に配設されている昇降式送りローラーコンベ
ヤ33上に移される。即ち、横送りされたアングル材a
を載せたアングル材搬送台71が昇降式送りローラーコ
ンベヤ33の位置まで移動して来ると、図示しないセン
サーがこれを検知する。
【0046】センサーが検知すると、最下降位置にあっ
た昇降式送りローラーコンベヤ33の各ローラー33a
は上昇して、各ローラー33aが横送りチェーンコンベ
ヤ32より上方になると、各ローラー33aはアングル
材搬送台71を下方から押し上げて支持し、アングル材
搬送台71は横送りチェーンコンベヤ32からの支持が
外れて、アングル材aをNC切断機42で切断可能な状
態に載せたアングル材搬送台71は横送りチェーンコン
ベヤ32から昇降式送りローラーコンベヤ33に移され
る。
【0047】アングル材aをNC切断機42で切断可能
な状態に載せたアングル材搬送台71が昇降式送りロー
ラーコンベヤ33上に移されると、各ローラー33aが
回転してアングル材搬送台71を前方へ移動させて、前
方側の切断ステージ41にアングル材aを載せたアング
ル材搬送台71を送る。切断ステージ41に送られたア
ングル材aを載せたアングル材搬送台71は、切断ステ
ージ41のスラットコンベヤ43上に移される。
【0048】スラットコンベヤ43上に移されたアング
ル材aを載せたアングル材搬送台71は、スラットコン
ベヤ43上を所定の切断位置まで移動させられ、所定位
置まで来ると、図示しないセンサーがこれを検知する。
センサーが検知すると、スラットコンベヤ43は停止
し、アングル材aをNC切断機で切断可能な状態に載せ
たアングル材搬送台71は所定の切断位置で止まる。
【0049】アングル材搬送台71上に載せられている
アングル材aの位置を図示しないセンサーにより検出し
て、NC切断機42がスラットコンベヤ43に沿って移
動しながら、アングル材搬送台71のアングル材支持コ
ーナー73a上にNC切断機42で切断可能な状態に載
っているアングル材aを所定寸法毎に切断して行く。ア
ングル材aはアングル材搬送台71上で切断されるた
め、スラットコンベヤ43はNC切断機42での切断の
際に傷むことが殆どない。
【0050】切断の際にはスクラップbが発生するが、
スクラップbはアングル材aを載せたアングル材搬送台
71の部材支持桁73間の隙間から落ちて、その下方の
スラットコンベヤ43のスクラップ回収台43b上に落
ちる。これに対して、アングル材搬送台71のアングル
材aを支持する各部材支持桁73の間隔は、アングル材
aの最低切断長さの2分の1以下であるため、切断後の
各アングル材aは引き続きアングル材搬送台71上に残
る。
【0051】アングル材aの切断が完了すると、再びス
ラットコンベヤ43が駆動して、切断されたアングル材
aを載せたアングル材搬送台71を前方の搬出ステージ
51の昇降式受取りローラーコンベヤ53上に移す。
【0052】アングル材aを載せたアングル材搬送台7
1が前方の搬出ステージ51に移されるときに、スラッ
トコンベヤ43のスクラップ回収台43b上のスクラッ
プbは、スクラップ回収台43bがスラットコンベヤ4
3の端部で反転する際に、下方に落ち、下方に設けられ
ているスクラップ回収容器44内に落ちて、自動的に排
出回収される。
【0053】昇降式受取りローラーコンベヤ53は最上
昇位置で、切断されたアングル材aを載せたアングル材
搬送台71を受け取り、各ローラー53aが回転するこ
とによって、アングル材搬送台71を所定位置まで搬送
する。アングル材搬送台71が所定位置まで来ると、図
示しないセンサーがこれを検知する。センサーが検知す
ると、昇降式受取りローラーコンベヤ53はアングル材
搬送台71の搬送を停止すると共に、各ローラー53a
は下降する。
【0054】各ローラー53aが横送りチェーンコンベ
ヤ52より下降すると、切断されたアングル材aを載せ
たアングル材搬送台71は、ローラー53a上に支持さ
れていた横送りチェーンコンベヤ52の端部側で支持さ
れるようになり、昇降式受取りローラーコンベヤ53か
ら横送りチェーンコンベヤ52に移される。
【0055】横送りチェーンコンベヤ52上に移された
切断後のアングル材aを載せたアングル材搬送台71
は、横送りチェーンコンベヤ52によって横送りされて
反対側の昇降式送りローラーコンベヤ54側に移動させ
られるが、この間に、アングル材搬送台71の上の切断
された各アングル材aは、クレーン等によって搬出整理
される。そして、空になったアングル材搬送台71のみ
が横送りチェーンコンベヤ52の端部に設けられた昇降
式送りローラーコンベヤ54まで送られる。
【0056】空になったアングル材搬送台71が端部ま
で送られると、これを図示しないセンサーが検出して、
最下降位置に下降していた昇降式送りローラーコンベヤ
54の各ローラー54aは上昇する。各ローラー54a
が横送りチェーンコンベヤ52より上方になると、各ロ
ーラー54aはアングル材搬送台71を下方から押し上
げて支持し、アングル材搬送台71は横送りチェーンコ
ンベヤ52からの支持が外れて、空のアングル材搬送台
71は横送りチェーンコンベヤ52から昇降式送りロー
ラーコンベヤ54に移される。
【0057】空のアングル材搬送台71が昇降式送りロ
ーラーコンベヤ54上に移されると、各ローラー54a
が回転してアングル材搬送台71を前方へ移動させて、
前方側の戻しステージ61に空のアングル材搬送台71
を送る。戻しステージ61に送られた空のアングル材搬
送台71は、戻しステージ61のローラーコンベヤ62
上に移される。
【0058】戻しステージ61のローラーコンベヤ62
上に移された空のアングル材搬送台71は、ローラーコ
ンベヤ62によって前方の準備ステージ31に送られ
る。準備ステージ31に送られた空のアングル材搬送台
71は、準備ステージ31の昇降式戻しローラーコンベ
ヤ34上に移される。
【0059】昇降式戻しローラーコンベヤ34は最上昇
位置で、空のアングル材搬送台71を受け取り、各ロー
ラー34aが回転することによって、アングル材搬送台
71を所定位置まで搬送する。アングル材搬送台71が
所定位置まで来ると、図示しないセンサーがこれを検知
する。センサーが検知すると、昇降式戻しローラーコン
ベヤ34はアングル材搬送台71の搬送を停止すると共
に、各ローラー34aは下降する。
【0060】各ローラー34aが横送りチェーンコンベ
ヤ32より下降すると、ローラー34a上に支持されて
いた空のアングル材搬送台71は、横送りチェーンコン
ベヤ32の端部側で支持されるようになり、昇降式戻し
ローラーコンベヤ34から横送りチェーンコンベヤ32
に移されて、準備ステージ31を横送りされる。そし
て、新しいアングル材aが天井クレーン22によって素
材ストックステージ21から供給されて、再び空のアン
グル材搬送台71に載せられて、以下同様な動作を繰り
返すことになる。
【0061】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々
の改変をなし得ることは勿論である。例えば、上記実施
例においては、戻しステージ61の搬送用のコンベヤが
ローラーコンベヤ62の場合で説明したが、これに限定
されるものではない。
【0062】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、請求項
1の発明に係るアングル材のNC切断ラインによれば、
次のような効果を奏することができる。
【0063】横送りから縦送りへ、又縦送りから横送り
へと、形状サイズのまちまちなアングル材を搬送するた
めの複雑な機構を、形状、サイズが一定のアングル材搬
送台に形状サイズのまちまちなアングル材を載せて搬送
することで、形状、サイズが一定のアングル材搬送台に
合わせて搬送ラインを造ればよく、このため、設備を簡
略化することができる。
【0064】NC切断機によるアングル材の切断後は、
長短入り混じったアングル材が同時に搬出ステージに送
られてきて、短尺部材がどこに位置するか決まらないた
め、搬出の全ステージ長に亘って、短尺部材の長さに合
わせて搬送装置や横送りコンベヤの間隔を短くする必要
があり、このため、搬送装置や横送りコンベヤの設置が
数多く必要となるが、この発明では、長短入り混じった
切断後のアングル材が当該アングル材に比べて非常に長
い一定長さのアングル材搬送台に載って搬出ステージに
送られてくるので、切断後のアングル材に比べて非常に
長いアングル材搬送台の長さに合わせて搬送装置や横送
りコンベヤの設置間隔を決めればよく、このため、搬送
装置や横送りコンベヤの設備数を大幅に減らすことがで
きる。
【0065】切断前のアングル材は細長のためにその撓
みも大きく、この撓みの大きい切断前のアングル材を直
にラインに流して搬送する場合には、搬送中に撓むのを
防ぐ必要から、搬送ラインのチェーンコンベヤやローラ
ーコンベヤの間隔を短くとり、数多く設置しなければな
らないところを、撓みの少ないアングル材搬送台にアン
グル材を載せて搬送することで、コンベヤの間隔を広く
とることができ、設備数を大幅に減少することができ
る。
【0066】アングル材搬送台を底抜きにして、スラッ
トコンベヤ上へ移送し、底抜きされたアングル材搬送台
上でアングル材を切断させるため、切断の際に生じるス
クラップは下方のスラットコンベヤのスクラップ回収台
へ落ち、搬出ステージへの移送時、スラットコンベヤの
端部でスクラップ回収台の反転の際に、スクラップ回収
台のスクラップはスクラップ回収容器内に落ちて自動的
に回収処理されるので、スクラップ片付け作業を不要に
することができる。
【0067】搬出ステージで切断後のアングル材が搬出
整理されて空となったアングル材搬送台は、戻しステー
ジを通って準備ステージに自動的に回収されるので、ア
ングル材搬送台のハンドリングは一切生じることがな
く、切断作業の生産を繰り返すことができる。
【0068】複雑な搬送ラインをシンプル化させること
により、故障、機械メンテナンス等による切断作業の生
産の中断が大幅に減少し、安定した操業を維持すること
ができる。
【0069】アングル材搬送台は構造が簡単で安価なも
ので済むので、準備ステージのクレーンタイミング、切
断〜搬出の作業間余裕に応じて適当な数量を準備すれば
良く、このために要する設備費のアップは搬送ラインを
大幅に簡略化したことによる設備費のダウンに比べれば
はるかに小さい。
【0070】また、請求項2の発明に係るアングル材搬
送台によれば、次のような効果を奏することができる。
【0071】部材支持桁の上端の一端の隅角部に形成し
たアングル材支持コーナーにアングル材の内角側を載置
することにより、どのサイズのアングル材に対しても、
アングル材の背面(外角側)を上にした状態で、且つ同
一の傾きを保った状態で搬送することができ、従って、
アングル材の各種形状に対して、NC切断機が適用出来
る姿勢で搬送することができる。
【0072】アングル材の最小切断長さの2分の1以下
の間隔で複数の部材支持桁を横設したから、切断後のア
ングル材をそのまま載置することができる一方で、切断
の際に生じる不要なスクラップは部材支持桁の間から自
然落下させて排出することができる。
【0073】アングル材搬送台上でアングル材が切断さ
れることにより、切断ステージのスラットコンベヤがN
C切断機によるアングル材の切断の際にきずつくことが
殆どなく、スラットコンベヤの耐用年数を長くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すアングル材のNC切断
ラインの全体平面図である。
【図2】この発明の実施例を示す切断ステージの端部側
の側面図である。
【図3】この発明の実施例を示すアングル材搬送台の全
体斜視図である。
【図4】この発明の実施例を示すアングル材搬送台の正
面図である。
【図5】(A)(B)はこの発明の実施例を示すアング
ル材搬送台にアングル材を載せた状態の部分拡大図であ
る。
【図6】(A)(B)は従来説明図である。
【符号の説明】
1 アングル材のNC切断ライン 21 素材ストックステージ 22 天井クレーン 31 準備ステージ 32 横送りチェーンコンベヤ 33 昇降式送りローラーコンベヤ 33a ローラー 34 昇降式戻しローラーコンベヤ 34a ローラー 41 切断ステージ 42 NC切断機 43 スラットコンベヤ 43a チェーンコンベヤ 43b スクラップ回収台 44 スクラップ回収容器 51 搬出ステージ 52 横送りチェーンコンベヤ 53 昇降式受取りローラーコンベヤ 53a ローラー 54 昇降式送りローラーコンベヤ 54a ローラー 61 戻しステージ 62 ローラーコンベヤ 71 アングル材搬送台 72 主桁 73 部材支持桁 73a アングル材支持コーナー 73b スットパー部 a アングル材 b スクラップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材ストックステージ、準備ステージ、
    切断ステージ、搬出ステージ、戻しステージ及びアング
    ル材をNC切断機で切断可能な状態に載せるアングル材
    搬送台とを少なくとも備え、前記素材ストックステージ
    には、切断前のアングル材を準備ステージのアングル材
    搬送台上に搬送して載せるクレーンを設け、前記準備ス
    テージには、切断前のアングル材をNC切断機で切断可
    能な状態に載せたアングル材搬送台を横送りする横送り
    チェーンコンベヤを所定間隔を隔てて複数並設し、横送
    りチェーンコンベヤの両端側に、切断前のアングル材を
    NC切断機で切断可能な状態に載せたアングル材搬送台
    を切断ステージに送る昇降式送りローラーコンベヤと、
    戻しステージから戻される空のアングル材搬送台を横送
    りチェーンコンベヤ上に戻す昇降式戻しローラーコンベ
    ヤとを設け、前記切断ステージには、アングル材搬送台
    のアングル材を自動切断するNC切断機を設け、切断前
    のアングル材を載せたアングル材搬送台を所定の切断位
    置まで搬送し且つ切断後のアングル材を載せたアングル
    材搬送台を搬出ステージまで送るスラットコンベヤを配
    設し、アングル材を切断する際に生じたスクラップをア
    ングル材搬送台の隙間を落下させて下方で回収するスク
    ラップ回収台をスラットコンベヤに設け、搬出ステージ
    側のスラットコンベヤの端部に、スラットコンベヤのス
    クラップ回収台が反転する際にそこから落下するスクラ
    ップを下方で回収するスクラップ回収容器を設け、前記
    搬出ステージには、切断後のアングル材を載せたアング
    ル材搬送台を横送りする横送りチェーンコンベヤを所定
    間隔を隔てて複数並設し、横送りチェーンコンベヤの両
    端側に、切断ステージから送られた切断後のアングル材
    を載せたアングル材搬送台を横送りチェーンコンベヤ上
    に送る昇降式送りローラーコンベヤと、空のアングル材
    搬送台を戻しステージに送る昇降式戻しローラーコンベ
    ヤとを設け、前記戻しステージには、空のアングル材搬
    送台を準備ステージの昇降式戻しローラーコンベヤ上に
    搬送して戻す搬送用のコンベヤを配設したことを特徴と
    するアングル材のNC切断ライン。
  2. 【請求項2】 左右一対の主桁間に、アングル材の最小
    切断長さの2分の1以下の間隔で複数の部材支持桁を横
    設し、各部材支持桁の上端の一端の隅角部に、アングル
    材の直角な内角側を部材支持桁側に少し傾けた状態で載
    置支持するアングル材支持コーナーを形成し、該アング
    ル材支持コーナーにアングル材をNC切断機で切断可能
    及び切断後も載置可能な状態に載置支持したことを特徴
    とするアングル材搬送台。
JP11778993A 1993-04-20 1993-04-20 アングル材のnc切断ライン及びこれに使用するアングル材搬送台 Pending JPH06304839A (ja)

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Cited By (1)

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JP2011143410A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 平鋼のnc切断ライン

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