JP3378219B2 - 棒材用倉庫 - Google Patents

棒材用倉庫

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JP3378219B2
JP3378219B2 JP32275599A JP32275599A JP3378219B2 JP 3378219 B2 JP3378219 B2 JP 3378219B2 JP 32275599 A JP32275599 A JP 32275599A JP 32275599 A JP32275599 A JP 32275599A JP 3378219 B2 JP3378219 B2 JP 3378219B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒材用倉庫に係り、特
に切断機の如き作業機械に棒状材料を供給する搬送装置
及びこの搬送装置と適宜の棚との間で前記棒状材料を搬
送するクレーン装置とを備えた棒材用倉庫に関する。
【0002】前記搬送装置は、とくに前記作業機械に棒
状材料を供給するローラ軌道へ前記棒状材料を供給し或
いは当該軌道から棒状材料を取り出す。前記搬送装置
は、前記ローラ軌道とクレーン装置のような操作装置と
の間で材料を搬送するために、前記ローラ軌道の両側に
配置された可動受取手段を備えている。前記搬送装置
は、とくに前記切断装置或いは適宜の材料排出装置と整
列されたローラ軌道へ、倉庫の棚から取り出した材料を
搬送し、又、残材を、前記操作装置へ引き渡すべく前記
ローラ軌道から取出すために設けられている。
【0003】一方、前記クレーン装置は、棒状材料を搬
送するために上下動自在の積荷横梁手段と、この横梁手
段に設けた積荷取出し手段を備えてなる。
【0004】
【従来の技術】特公平3−39924は、棒状材料を収
納し且つこれらを切断機に供給する装置を開示してい
る。ここに、棒状材料は、複数の棚を有する片持ち梁式
棚に収納されており、上記倉庫の上方を移動自在のクレ
ーン橋と前記棚の間に下降自在の積荷横梁とを備えた橋
形クレーンにより操作される。上下にローラ軌道を備え
た垂直キャリッジが、棚が設けられていない棚支柱に設
けてある。前記垂直キャリッジの作業位置即ちローラ軌
道の位置は、前記切断機に対する棒状材料の供給位置に
対応する。搬送位置に位置決めされたローラ軌道上の材
料が前記切断機に供給され加工されている間に、前記ク
レーン装置は、次に加工される材料を前記ローラ軌道上
に載置し或いは、ローラ軌道上から取出し棚に返送す
る。
【0005】上記装置は、二個の駆動ローラ軌道を必要
とする。即ち、前記機械に対応させられるローラ軌道及
びこのための駆動手段が必要となる。さらにこの装置に
おいては、切断機の位置と棚の位置との位置関係が固定
されてしまう。
【0006】DE−A−3817745も、作業機械に
棒状材料を供給する装置を開示する。この装置において
は、材料は、適宜の同期駆動手段で駆動される垂直・水
平無限コンベアベルトによりローラ軌道上へ載置され、
又これによりローラ軌道上から取出されクレーン装置へ
返送される。
【0007】しかし、上記装置においては、ローラ軌道
の走行方向に沿って複数のコンベアベルトを、当該ロー
ラ軌道のローラの間に配置しなければならず、又これを
クレーン装置のフォーク状突出部及び棚の支持アームの
位置とも整合させなければならない。
【0008】さらに、前記二つの先行技術の装置では、
ローラ軌道に対して片側から材料が供給されるという欠
点がある。即ち、両側に棚の在る倉庫の場合には、前記
搬送装置と対向する、クレーン装置の横梁或いはフォー
ク状突出部により材料が取出されるように材料の再配置
が必要となる。
【0009】特公昭60−54201も、棒状材料を収
納すると共に、プログラム制御された態様で切断機に当
該材料を自動供給する装置を開示する。ここに、ローラ
軌道は、棚支柱に沿って移動自在の垂直キャリッジによ
り上下動自在である。さらに、前記棚から材料を取出す
ための横梁を備えたクレーン装置が設けてある。前記横
梁は、作業位置にある垂直キャリッジの上方で、次に加
工する材料を支持して待機する。そして、前記横梁は、
二本の棚の間で移動自在の作業キャリッジ上へ残材を載
置するために、前記ローラ軌道を備えた垂直キャリッジ
が下降したとき前記ローラ軌道の作業位置へ材料を下ろ
す。前記棚支柱に沿って前記垂直キャリッジにより作業
位置へ戻された後、前記ローラ軌道は前記クレーン装置
から材料を受け取る。かくして前記切断機への材料供給
が継続される。
【0010】橋形クレーンの横梁は、前記作業キャリッ
ジから残材を取出すために、水平方向に移動されると共
に下降移動される。
【0011】前記装置も、構造上の問題点が有るのみで
なく、実質的な作業停止時間をそれ程短縮化することが
出来ない。即ち、クレーン装置の横梁を中間倉庫とする
ことにより材料搬送工程全体の柔軟性が制限されるので
ある。
【0012】従来の棒材用倉庫における搬送装置の他の
例は、特開平1−145909に示されている。この先
行技術において、片持ち梁式倉庫の隣接する棚ユニット
間であって片持ち梁の存在しない領域にクレーンが設け
てある。このクレーンは、適宜の切断機等に棒状材料を
供給するために、当該切断機と接続したローラ軌道に対
して前記棚から棒状材料を搬送し或いは返送する。前記
引例には、前記ローラ軌道の両側に上広がりの傾斜ガイ
ドが示されおり、この傾斜ガイドに、前記棒状材料を支
持するための皿を備えたキャリッジが移動自在に支持さ
れている。従って前記キャリッジは、前記皿が前記ロー
ラ軌道支持面の下側に位置する下端位置と前記皿が前記
支持面斜め外側上方位置に位置する上端位置との間で移
動できる。
【0013】しかしながら、前記傾斜ガイドを用いた搬
送装置は、構造及び駆動機構が高価になるという問題が
ある。更に前記ローラ軌道の両側の2つの皿は、前記ク
レーンによって交互にその上の棒状材料が排除され得る
のみである。従って、交互にしか新規の材料を受け取る
ことができず、無駄な待期時間が生ずる。すなわち、残
材等を支持した皿を、クレーン等に対する引渡位置へ上
昇させた後、前記クレーンにより前記残材を取り去った
後当該皿に次の棒状材料が載置される。その際、前記ロ
ーラ軌道に事前の工程で棒状材料を載置した他の皿は、
当該ローラ軌道のローラ台の下方位置に止められる。更
に前記傾斜ガイドが上広がりの形状となっているため
に、この搬送装置を収容するために前記棚の間に比較的
大きな幅の通路が必要となる。更に前記クレーンに対す
る協働作用の位置である前記受取/引渡位置が前記ロー
ラ軌道から相当程度横方向に離間しているため前記棚の
間に広いスペースが必要となる。
【0014】次に、前記棒材用倉庫に設置された従来の
クレーン装置の構造等を説明する。
【0015】すでに説明したように、棒状材料を収納す
るために片持ち梁式倉庫が使用される。この倉庫は、平
行に配置された複数の棚からなる。この棚は、棚の長手
方向に離間して配置されると共に棚の両側に突出して設
けた支持アーム列を含む。前記棚は、棒状材料を、材料
の特性、断面等に応じて同じものごと或いは異なるもの
を含んで収納する。
【0016】隣接する棚の間には、材料を搬送するため
の通路が形成される。前記棚からの材料の取出しおよび
残材の再載置は適宜のクレーン装置により行われる。こ
のクレーン装置は、前記棚の長手方向外側に設けられ当
該長手方向と直交する方向へ延伸するレールに沿って移
動される。
【0017】前記クレーン装置は、一般に上下方向に移
動自在の積荷横梁手段及びこの横梁手段の下端部にフォ
ーク状突出部の形状で取り付けた積荷取出手段から構成
される。ここに前記積荷取出手段は、当該クレーン装置
の適宜のクレーン橋等から下降された後前記棚の間の通
路に下ろされ、更に前記棒状材料の取り出しのために棚
の内部に挿入される。前記棚から取り出された棒状材料
は、前記片持ち梁式倉庫の間に配置されたローラ軌道上
に搬送され、更に切断機等に供給される。
【0018】前記横梁は同時に、残材を、ローラ軌道上
から取出し棚へ返送するために用いられる。前記横梁の
長手方向両側に設けた複数の支持アームは、前記棚に長
手方向に沿って設けた支持アームの間に挿入され、棒状
材料を棚から取出し棚へ戻すために当該材料の底面に当
接する。
【0019】前記従来のクレーン装置には次のような欠
点があった。例えば前記棒状材料が前記片持ち梁式装置
の棚に斜めに載置されている場合、或いは前記棒状材料
が屈曲している場合には、前記フォーク状突出部の支持
アームで前記棒状材料を確実に支持することが困難であ
る。更に前記棚に長手方向に直列に並置された短尺棒状
材料を別々に取り出すことが困難である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、屈曲
或いは変形した棒状材料或いは比較的短尺の棒状材料を
容易に扱うことができるクレーン装置を備えた棒材用倉
庫を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】前述のごとき問題に鑑み
て、請求項1に係る発明は、片持ち梁式倉庫と当該片持
ち梁式倉庫の棚に対して棒状材料の搬出入を行うクレー
ン装置とを備えた棒材用倉庫において、前記クレーン装
置において前記片持ち梁式倉庫の上方を移動自在のクレ
ーン橋を上記移動方向に対して直交する水平方向に長く
設け、前記クレーン橋に当該クレーン橋の長手方向へ移
動自在に支持されたキャリッジに、前記クレーン橋の長
手方向と同方向に長い横梁を上下動自在に支持して設
け、前記横梁に個別に上下動可能に支持された複数の副
横梁を前記横梁の長手方向に配置して設け、かつ前記各
副横梁の両側に、前記片持ち梁式倉庫の棚に対して棒状
材料の取り出し及び載置を行うための複数の支持アーム
をフオーク状に横方向に突出して設けた構成である
【0022】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
棒材用倉庫において、前記各副横梁に設けた複数の支持
アームの間隔は、上記各副横梁の一端部側の支持アーム
の間隔よりも他端部側の支持アームの間隔を小さく設け
てある
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0032】図1は、3個の棚ユニット2の領域におけ
る片持ち梁式倉庫1の正面図である。
【0033】前記棚ユニット2は、図1の紙面に垂直な
方向へ延伸し且つ棚支柱2a及びこの棚支柱の両サイド
に固定された片持ち梁2bとを備えている。前記片持ち
梁2bは、材料の性質、断面形状等に従って分類される
同一或いは異質の棒状材料4を収納するための材料区画
部3を形成する。隣接する棚ユニット2の間には、前記
棒状材料4を搬送するための回廊5が形成されている。
【0034】前記片持ち梁式倉庫の作用、すなわち前記
材料区画部3に対する前記棒状材料4の取出し及び収納
は、図1に概略的に示されている橋形クレーン装置6に
より行なわれる。この橋形クレーン装置6は、前記片持
ち梁式倉庫1の長手方向外側に設けられ且つ前記棚ユニ
ット2の長手方向と直交する方向に延伸するレール8に
沿って移動自在に構成されている。この橋形クレーン装
置6のクレーン橋9は積荷横梁10を支持している。前
記積荷横梁10は、その両サイドにフォーク状に突出す
る積荷支持手段11を備えている。前記積荷横梁10
は、前記クレーン橋19から垂直に下降自在に構成さ
れ、棒状材料4の引出し及び引渡しのために、前記棚ユ
ニット2の間の回廊5及び前記材料区画部3の間へ移動
される。同時に、前記積荷横梁10は、取出した棒状材
料12を後述する搬送装置13へ搬送する。
【0035】図1において右側下方に示されている前記
搬送装置13は、棚ユニット2の間で前記片持ち梁2b
の存在しないトンネル部に配置されている。この搬送装
置13は、前記棚ユニット2の長手方向、すなわち図1
の紙面に直交する方向に延伸されている。この搬送装置
13は、同じく前記棚ユニット2の長手方向と平行方
向、すなわち図1の紙面に直交する方向に延びているロ
ーラ軌道14の上に棒状材料4を載置するために設けて
ある。しかして前記ローラ軌道14は、作動機械例え
ば、前記棒状材料を小片に切断するための鋸盤(図示せ
ず)へ前記棒状材料を供給する。
【0036】前記搬送装置13は、切断作業後前記ロー
ラ軌道14から残留材料(残材)を取り出し、対応する
棚ユニット2の材料区画部3に再分類するために、前記
橋形クレーン装置6の積荷横梁10へ当該残材を引渡
す。
【0037】なお図1(左半分)において中央及び左棚
ユニット2の間の片持ち梁2bは、前記橋形クレーン装
置6を明瞭に示すために省略されている。
【0038】図1〜図3を参照して、前記搬送装置13
の第1の実施の形態をより詳しく説明する。なお図1〜
図3において、前記搬送装置13は正面からの図が概略
的に示されている。図3に最もよく示されるように、こ
の第1の実施の形態のローラ軌道14は、実質的に水平
ローラ台15及び垂直ローラ台16を備えている。この
ローラ台15は、図1〜図3の紙面に直交する方向に互
いに離間して配置された複数の搬送ローラ17を含んで
いる(図1〜図3においては1つのローラ17のみが示
されている)。同様に垂直ローラ台16も複数の搬送ロ
ーラ18からなっている。更に、前記水平搬送ローラ1
7は、前記垂直ローラ台16の方向へ少し傾斜され、垂
直搬送ローラ18は鉛直線に対して少し外側へ傾斜して
いる。従って前記ローラ軌道14上に載置された棒状材
料12は、前記垂直ローラ台16に確実に接触し且つ横
方向に案内されて、ローラ軌道14の長手方向に搬送さ
れる。
【0039】前記ローラ軌道14は、前記水平搬送ロー
ラ17の支持部の下部に空洞部を有し、且つ下部に横移
動開口部20を少なくとも部分的に形成したフレーム1
9を備えている。
【0040】前記ローラ軌道14は、前記2個のローラ
台15,16により共用される駆動手段(図示せず)に
より駆動される。従って、前記ローラ軌道14は、前記
ローラ台15に載置された棒状材料12を搬送すること
ができる。この搬送は、例えば当該ローラ軌道14の延
長である他のローラ軌道を介して例えば切断鋸盤或いは
材料排出ステーションの如き、前記片持ち梁式倉庫外部
へ搬送される。そして残材12が前記搬送装置13へ戻
される。ここに、前記垂直ローラ台16は、搬送される
材料12の確実な横方向ガイドを構成する。なお上記に
おいて、前記連続する複数のローラ軌道のために共通の
駆動手段を設けることもできる。
【0041】図1〜3に詳細に示されているように、前
記搬送装置13は、前記ローラ軌道14の両側に受取手
段21,22を備えている。すなわち前記ローラ軌道1
4の右側に第1受取手段21が、左側に第2受取手段2
2が備えてある。
【0042】各受取手段21,22は、受取アーム2
5,26をそれぞれ垂直方向に滑動自在に支持する垂直
案内手段23,24を備えている。前記受取アーム2
5,26は、前記ローラ軌道14へ棒状材料12を供給
し、且つ前記積荷横梁10へ棒状材料を搬送するために
前記ローラ軌道14から棒状材料12を取り出す(図1
及び2)。より詳細には、各受取アーム25,26は、
図1〜3の紙面に直交する方向に相互に離間された複数
の支持部材を含んでいる(図1〜3には、1つの支持部
材のみが示されれている)。この結果、各受取アーム2
5,26はフォーク状構造を有する。前記受取アーム2
5,26は、それぞれ前記ローラ軌道14の方へ横方向
に突出する態様で、対応する横木部材27,28に固定
されている。
【0043】この横木部材27,28は、図1〜図3の
紙面に直交する方向に延伸している。
【0044】そして各横木部材27,28は、対応する
垂直キャリッジ29,30に固定され、この垂直キャリ
ッジ29,30は、前記垂直案内手段23,24の対応
する垂直案内支柱31,32に垂直方向に滑動自在に支
持されている。なお、前記搬送装置13の長手方向に、
前記棚ユニット2と平行に、それぞれ前記垂直キャリッ
ジ29,30を備えた複数の垂直案内支柱32が設けら
れている。
【0045】各受取アーム25,26は、異なる高さを
有する垂直突起部34により規定され且つ棒状部材12
を収容する受取凹部33を有する。棒状材料12aを前
記凹部33に収容した第2受取手段22は、図3におい
て2点鎖線で記載され、図1においては棒状材料12を
支持した第2受取手段22が記載されている。図1〜3
において、各受取アーム25,26の左側にそれぞれ設
けてある垂直突起部34は、前記受取凹部33の傾斜底
部により支持された棒状材料に接触するようになってい
る。これに対して、高さの低い、右側の垂直突起部34
は、棒状材料4の確保のためのもので省略することがで
きる。前記左側の垂直突起部34は、前記棒状材料4が
ローラ軌道14の上に載置された時、その正確な位置決
めが可能となるように、棒状材料4の断面高さの半分或
いは棒状材料4の半径に相当する高さを持つことが望ま
しい。同様の理由により、前記垂直ローラ台16も材料
高さの半分に等しいか又はこれよりも大きい高さを有す
るのが好ましい。前記右側垂直突起部34は、前記受取
凹部33の幅すなわち当該凹部により支持可能の最大材
料幅を決定する。
【0046】図1において1点鎖線で示された受取アー
ム25,26の上端位置は、当該受取アーム25,26
が、前記橋形クレーン装置6の積荷横梁10と協働作用
をする受取/引渡位置36を示す。前記受取アーム2
5,26の幅を含む寸法、及び運動関係は、前記受取ア
ーム26の他の位置を実線で示した図1から理解される
であろう。すなわち受取アーム25,26は、当該受取
アーム25,26の独立な上下動運動が保証され、且つ
当該受取アーム25,26の横方向への移動が可能とな
るように設計されている。特に前記受取アーム25,2
6は、前記垂直キャリッジ29,30の垂直運動に対応
して相互に自由にすれ違うことができるようになってい
る。
【0047】前記ローラ軌道14へ材料12を供給し、
且つ前記積荷横梁10へ材料を引渡すべく前記ローラ軌
道14から残材を除去するために、前記各受取アーム2
5,26を水平方向に移動する必要がある。このため
に、前記垂直案内支柱31,32は、この実施の形態に
おいてキャリッジ状基台フレーム35に固定されてい
る。前記基台フレーム35は、前記横移動開口部20を
通って前記ローラ軌道14の長手方向に直交する方向
に、前記ローラ軌道14のフレーム19の底部へ延伸さ
れている。そして前記フレーム35は、ローラ軌道14
に直交する方向に延伸するレール38上のローラ37に
より水平移動する。
【0048】図1,図2において、実線で示した第1及
び第2受取手段21,22を備えた基台35は、右端位
置に位置決めされている。なお、前記第2受取手段22
の受取アーム26は前記受取/引渡位置に位置決めされ
ている。他方、図3において、第1及び第2受取手段2
1,22及び基台フレーム35から構成されるキャリッ
ジは、左端位置に位置決めされている。ここに前記第1
受取手段21の受取アーム25は、前記ローラ軌道14
上に残材として載置された棒状部材12を除去するため
に、ローラ台15下方の受取位置に位置決めされてい
る。
【0049】前記第1及び第2受取手段21,22を基
台フレーム35へ固定設置することにより、前記第1及
び第2受取手段21,22及び対応する受取アーム2
5,26を単一モータにより調和的且つプログラム制御
可能に移動させることができる。前記固定設置により、
更に当該一対の受取手段を確実に所定水平距離だけ離間
せしめておくことができる。従って前記構成により受取
アーム25,26の衝突を確実に防止することができ
る。
【0050】しかし、前記搬送装置13の他の実施態様
においては、前記第1及び第2受取手段21,22の水
平方向移動を完全に別途に行なうことが可能なように、
当該第1及び第2受取手段21,22を設けることもで
きる。この場合においては、対応するプログラム制御に
より、前記第1及び第2受取手段の突出アームが相互に
水平方向に離間して配置され従って相互に衝突すること
なく垂直移動するように制御する。
【0051】前記積荷横梁10からの材料を受取った
後、ローラ軌道14上への当該材料4を載置し、また前
記積荷横梁10への搬送のためにローラ軌道14から残
材を受け取るために、前記水平及び垂直ローラ台15,
16の隣接するローラ17,18は、前記受取アーム2
5,26の支持部材の長手方向間隔に対応する長手方向
間隔を有し、且つ各搬送ローラ17,18はローラ軌道
14の長手方向において、前記受取アーム25,26の
対応する隣接支持部材の間に配置されている。これによ
り、前記ローラ台15上への棒状材料の載置のために前
記受取アーム25,26を、前記ローラ台15,16の
上方から下方へ垂直移動し、また残材を取り出すために
ローラ台15,16の下方から上方へ垂直移動すること
が可能となる。すなわち、前記受取アーム25、26
は、ローラ台15、16とすれちがって移動することが
できる。
【0052】図1〜図3に示されるように、前記基台フ
レーム35上の垂直案内支柱31,32の間の横方向距
離は以下のように調整されている。すなわち、左端位置
(図3)或いは右端位置(図1及び図2)において、前
記隣接する棚支柱2aの近傍に位置決めされ従って前記
ローラ軌道14から最大距離離間された垂直案内支柱3
1,32は、前記受取アーム25,26の支持部材が、
前記ローラ14の横を通って垂直方向に移動自在である
ように前記ローラ軌道14から離間している。
【0053】そして同時に、前記ローラ軌道14に隣接
して位置決めされた他の案内支柱31,32は、図3に
おいて第1受取手段21の受取アーム25について示さ
れているように、前記ローラ台15下方の空洞部あるい
はローラ軌道14上方の受取・引渡位置に位置決め可能
である(図3においてアーム25は、ローラ台15の下
方に位置決めされている)。前記搬送装置13全体が水
平方向に移動され、前記基台フレーム35及び第1,第
2受取手段21,22が他端位置に位置決めされる場合
には、それぞれ他の受取手段21,22の受取アーム2
5,26が当該他端位置に応じて適宜に移動され且つ位
置決めされる。
【0054】次に、図4〜図23を参照して、前記搬送
装置13の第1の動作態様を説明する。各受取アーム2
5,26の指定された位置については、すでに説明した
図1〜図3をも参照する。図4〜図23は、前記ローラ
軌道14の水平、垂直ローラ台15,16及び前記第
1,第2受取手段21,22の受取アーム25,26の
みを図式的に示している。
【0055】図4に示すように、作業工程は図1及び図
2に示す搬送装置13の位置から開始される。すなわ
ち、搬送装置13は右端位置に位置決めされ、第2受取
手段22の受取アーム26はローラ軌道14上方の受取
/引渡位置36に位置決めされている。前記受取/引渡
位置において棒状材料12は、前記橋形クレーン装置6
の横梁10(図4〜図23には図示せず)により前記受
取アーム26の受取凹部33へ供給される。前記第1受
取手段21の受取アーム25は、前記水平ローラ台15
に隣接する位置に位置決めされている。
【0056】図5に示すように、次に前記左受取アーム
26が下降し棒状材料12がローラ軌道14上に載置さ
れる。すなわち前記受取アーム26の複数の支持部材が
前記水平、垂直ローラ台15,16の搬送ローラ17,
18の間の長手方向間隙を通過し、前記第2受取手段2
2の受取アーム26は前記水平ローラ台15下方の空洞
部に位置決めされ前記棒状材料12は、前記ローラ軌道
14上に載置される。
【0057】前記受取アーム26の下降中に、右受取ア
ーム25は、前記横梁10により他の棒状材料12aが
前記受取アーム25に載置されるところの受取/引渡位
置36へ移動する。
【0058】図6及び図7に示すように、前記ローラ軌
道14上に棒状材料が存在しない時間を最小限にするた
めに、前記棒状材料12aの受取の後、前記受取アーム
25は、前記ローラ台15の斜め上方の中間位置へ直ち
に下降される。前記受取アーム25の下降動作中に、前
記棒状材料12は、前記ローラ軌道14上に依然として
載置されているか又は前記ローラ台15,16の間を通
過する左受取アーム26によりローラ軌道14から残材
として除去される(図7)。
【0059】前記左受取アーム26が上端位置に到達し
且つ右受取アーム25が前記ローラ台15の斜め上方の
中間位置に到達した後、前記可動基台フレーム35は左
方他端位置へ水平移動される(図8)。図8において、
前記左受取アーム26は前記受取/引渡位置36に位置
決めされ、右受取アーム25は、前記ローラ軌道14を
通って下降し当該ローラ軌道14上に棒状材料12aを
載置することを可能とするように前記ローラ台15上に
位置決めされる。
【0060】図9に示すように、続いて前記左受取アー
ム25が、前記ローラ台15下方の下端位置まで下降し
前記ローラ台15上に棒状材料12aを載置する。他
方、前記左受取アーム26上の棒状材料12は、前記橋
形クレーン装置6の積荷横梁10により除去され前記棚
ユニット上の対応する区画部3内へ戻される。そして次
の供給動作に必要な棒状材料12bが、前記横梁10に
より前記受取アーム26へ供給される。
【0061】図10に示すように、続いて前記左受取ア
ーム26は、前記垂直ローラ台16の斜め上方の中間位
置へ下降する。一方、前記棒状材料12aは、前記右受
取アーム25により前記ローラ軌道14から上方に持ち
上げられ除去される。
【0062】図11に示すように、前記右受取アーム2
5が上端位置に到達した後、搬送装置13全体が再びレ
ール38に沿って右方に水平移動される。この結果、前
記右受取アーム25は前記受取/引渡位置に位置決めさ
れる。ここで前記棒状材料12aは、前記積荷横梁10
へ引渡され前記区画部3の一つへ戻される。また新規の
棒状材料12cがアーム25に供給される(図12)。
図12において、左受取アーム26は、前記ローラ台1
5下方の下端位置に位置決めされ、前記棒状材料12b
は前記ローラ軌道14上へ載置される。かくして、前記
第1及び第2受取手段21,22の作業工程が再び開始
される。
【0063】上記説明から明らかなように、本実施の形
態の搬送装置13によれば、前記ローラ軌道14上に棒
状材料が供給されていない非生産的時間を最小限にする
ことができる。これは、前記2つの受取アーム25,2
6の同時的且つ平行動作の結果である。これにより前記
ローラ軌道上に棒状材料が載置されていない実質的停止
時間を最小化することができる。
【0064】図13に示すように、前記搬送装置13の
第2の動作態様においては、前記受取アーム25,26
の上端位置におけるスペースを節約するため、前記2つ
の受取アーム25,26についての別個の受取/引渡位
置は省略される。すなわち、各棒状材料をローラ軌道1
4上に載置した後、前記搬送装置13を水平方向に他端
位置まで移動することにより、単一の中央受取/引渡位
置36を前記ローラ軌道14直上に形成することができ
る(図11及び図13参照)。前記搬送装置13の追加
的水平移動により、前記横梁10から棒状材料12cを
受取るとともに当該横梁10へ棒状材料12aを引渡す
ための受取/引渡位置36を、前記受取アーム25,2
6の種類に拘りなく同一位置に設けることができる。こ
の中央受取/引渡位置は、図3においてローラ軌道14
上に一点鎖線で示されている。
【0065】前記受取アーム25,26の移動工程に関
する限り、図14〜図17は図5〜図9に対応する他の
搬送工程を示す。
【0066】図18〜図23は、図13を参照して説明
した、受取アーム25,26について同一の中央受取/
引渡位置36を有する搬送工程を示す。すなわち図18
において、棒状材料12は、前記横梁10(図示せず)
により、前記受取/引渡位置36上の左受取アーム26
に載置される。なお事前の搬送工程により供給された棒
状材料12aが前記ローラ軌道14上に載置されてい
る。続いて搬送装置13全体が、前記基台フレーム35
により左端位置まで水平移動され、前記右受取アーム2
5が図19に示すように、前記水平ローラ台15の下方
に位置決めされる。図20に示すように、前記ローラ台
15から棒状材料12aを持ち上げるために右受取アー
ム25が上方に移動し、一方左受取アーム26は前記中
間位置へ下降する。
【0067】前記右受取アーム25が前記受取/引渡位
置に到達した後、図21に示すように、前記左受取アー
ム26がローラ台15直上に位置するように前記搬送装
置13全体が水平方向に移動される。
【0068】続いて棒状材料12が前記ローラ軌道14
に載置され、前記左受取アーム26は下端位置へ位置決
めされる(図22)。搬送装置13は再び左端位置まで
水平方向に移動される(図23)。ここで、前記棒状材
料12aを支持した右受取アーム25は再び前記中央受
取/引渡位置36に位置決めされ、前記棒状材料12a
は前記積荷横梁10へ引渡され、新規棒状材料が供給さ
れる。
【0069】図24−図39は、前記中央受取/引渡位
置36を有する他の搬送工程の説明図である。図24に
おいて、第1棒状材料W1は前記横梁10により前記中
央位置36に位置決めされた右受取アーム25へ供給さ
れる。図25及び図26に示すように、前記棒状材料W
1は次に前記右受取アーム25を下降することにより前
記ローラ台15上に載置される。一方、左受取アーム2
6は上昇の後右方へ移動し前記中央受取/引渡位置36
へ位置決めされる。
【0070】図27において、第2棒状材料W2が、前
記横梁10により前記中央受取/引渡位置36上の左受
取アーム26へ供給される。図28−図31に示すよう
に、続いて前記第1棒状材料W1が右受取アーム25の
上昇により前記ローラ台15から取り出されたのち、前
記第2棒状材料W2が前記左受取アーム26の下降によ
りローラ台15上に載置される。図32−図35に示す
ように、次に前記受取アーム25,26はそれぞれ前記
ローラ台の回りを時計回りに移動し、前記左受取アーム
26は前記中央受取/引渡位置36に位置決めされ、右
受取アーム25は前記中間位置に位置決めされる。
【0071】図36において、前記中央受取/引渡位置
36に位置決めされた左受取アーム26に第3棒状材料
3が供給される。続いて図37で前記右受取アーム25
が上昇した後、図38で前記搬送装置13全体が左方へ
移動し、前記第1棒状材料W1を支持した右受取アーム
25が前記中央受取/引渡位置36へ達する。そして図
39で前記第1棒状材料W1が残材として前記右受取ア
ーム25から前記横梁10(図示せず)により排出され
る。
【0072】図40を参照して、前記搬送装置13の他
の実施の形態を説明する。この実施の形態の搬送装置は
図1−図3の搬送装置と、各受取手段21,22がそれ
ぞれ上下方向に重なる2つの受取アーム25,26を備
えている点で異なる。これらの受取アームは一体として
移動自在である。また、アーム間の垂直距離は、搬送さ
れる棒状材料4の最大直径或いは断面形状により決定さ
れる。この実施の形態において、各受取アーム25,2
6は、前記横梁10とローラ軌道14との間の搬送装置
として機能するのみならず、前記棚ユニット2とローラ
軌道14との間における中間倉庫としても機能する。こ
のような装置においては、材料交換中に、必ずしも前記
橋形クレーン装置6への材料搬送は必要とされず従って
前記ローラ軌道14の利便性及び切断工程速度が増大す
る。なお前記受取アーム25,26の高さ寸法の増大に
応じて、前記ローラ軌道14はより高い高さ位置に設置
されなければならない。これにより前記受取アーム2
5,26は前記水平ローラ台15の下を通過することが
できる。
【0073】図41−図49は、図40の搬送装置13
を用いた材料交換工程の一例を示すものである。この場
合においては、一体として構成された前記第1受取アー
ム21の2個の受取アーム25は、前記ローラ軌道14
から前記横梁10(図41−図49には図示せず)へ残
材を排出する目的にのみ使用される。一方前記第2受取
手段22の相互に結合された2個の受取アーム26は、
前記横梁10から棒状材料4を受け取りこれを前記ロー
ラ軌道14上に供給し載置するために使用される。
【0074】図41において、前記受取アーム26は受
取/引渡位置36に位置しそれぞれ事前に前記横梁10
により供給された第1及び第2棒状材料12,12aを
支持している。同時に、前記第1受取手段21の受取ア
ーム25は、下端位置に位置決めされ、搬送装置13全
体は、図1及び図2の位置に対応する右端位置に位置決
めされている。
【0075】図42に示すように、まず前記左受取アー
ム26の下降により当該受取アーム26上の棒状材料1
2がローラ軌道14上に載置される。続いて図43に示
すように、搬送装置13全体が左端位置へ移動され、前
記右受取アーム25の上側アームが、前記ローラ軌道1
4から棒状材料12を残材として搬送するために前記水
平ローラ台15下方に位置決めされる。
【0076】前記棒状材料12を用いた加工の後当該棒
状材料12は、前記受取アーム25により前記ローラ軌
道14から取り出される。そして、前記受取アーム25
は上昇し、上端位置又は下方受取アーム25がローラ台
15下に位置する図44に示す位置へ位置決めされる。
同時に、前記第2受取手段22の受取アーム26は下降
し前記残材12aは前記垂直ローラ台16の斜め上方の
中間位置に位置決めされる。
【0077】続いて、図45に示すように搬送装置13
全体が水平方向に移動され右端位置に位置決めされる。
続いて前記第2受取手段22の受取アーム26が上記位
置から更に下降し当該アーム26の上方アームに支持さ
れた棒状材料12aが前記ローラ軌道14上に載置され
る(図46)。その際、前記第1受取手段21の受取ア
ーム25は当初位置に止まり、前記右受取アーム25の
下方アームは前記水平ローラ台15の斜め下方位置に保
持される。
【0078】続いて図47に示すように搬送装置13全
体が再び左端位置に水平移動され、右受取アーム25の
下方アームが前記水平ローラ台15の下に侵入する。図
48に示すように、次に前記第2受取手段22の受取ア
ーム26が上昇し前記受取/引渡位置36に相当する上
端位置に位置決めされる。同時に前記右受取アーム25
が上方に移動され前記ローラ軌道14から棒状材料12
が排出される。
【0079】しかる後、搬送装置13全体が再び水平方
向に移動され右端位置に位置決めされる(図49)。そ
して新規の棒状材料12b,12cを支持した2つの左
受取アーム26が前記ローラ軌道14と垂直方向に整列
する位置に到達する。次に前記残材としての棒状材料1
2,12aを支持した右受取アーム25が上昇し、当該
棒状材料12,12aを前記横梁10へ引渡すための受
取/引渡位置に位置決めされる。
【0080】前記第2の実施の形態の搬送装置13(図
40)は、前記橋形クレーン装置6に対して当該搬送装
置13の作用の独立化を可能とし従って棒状材料を扱う
際における柔軟性を増大せしめる。
【0081】図50は、前記受取アーム25,26の構
造の他の実施の形態を示すものである。上記の受取アー
ム25,26の構造に対して、このアームはより幅広の
受取凹部を有し、受取アームの幅方向に少なくとも2本
の棒状材料12,12aを相互に隣接して収容するため
の、傾斜面を有する複数の収納部39を形成している。
すなわちこの搬送装置は同時に中間倉庫としても使用さ
れる。図40に示した垂直方向に重なる2つの受取アー
ムを有する搬送装置においても、前記複数の棒状材料を
相互に隣接して収容する受取アームを設けることができ
る。
【0082】以上説明したように、この発明の第1の特
徴の搬送装置は、比較的強固且つ簡単な構造を備えてい
る。そして棒状材料がローラ軌道上で操作されている最
中に、棚操作装置(橋形クレーン装置)と協働して、前
記ローラ軌道に対して棒状材料を供給しまた当該軌道か
ら棒状材料を取り出すことができる。更に当該装置にお
いては、前記倉庫から棒状材料を取り出し前記ローラ軌
道へ供給する際に、装置が実質的に休止する無駄な時間
が最小化される。前記棚からの棒状材料の取り出し及
び、前記ローラ軌道への搬送・載置及び、棚への残材の
送り戻し等の工程は、所定の作業に応じてプログラム制
御で自動的に実行することができる。
【0083】各受取手段の受取アームを水平方向及び垂
直方向に独立に移動させるために、複合キャリッジを用
いて前記受取アーム25,26の水平及び垂直移動を行
なうことができる。例えば前記垂直案内支柱31,32
を固定し、前記横木部材27,28が対応する水平方向
の移動キャリッジ案内部を備え、このキャリッジ案内部
に前記受取アーム25,26を水平方向に移動自在に支
持することができる。
【0084】次に、図51−56を参照して本発明の第
2の特徴である橋形クレーン装置を説明する。
【0085】図51は前記橋形クレーン装置の第1の実
施の形態を示すものであり、一般的には図1に示す橋形
クレーン装置6と同様の機能を有する。すなわち前記橋
形クレーン装置51は、棒状材料55,55′を取り出
すために、当該橋形クレーン装置51のクレーン橋52
が片持ち梁式倉庫70の上を通過する態様で当該倉庫に
沿って移動可能となっている。この実施の形態において
は、前記橋形クレーン装置51の積荷横梁手段53は、
上下方向に移動自在であり、且つ長手方向に2個の副横
梁56a,56bを備えた横梁56を有している。なお
図において前記横梁56は拡大して示されている。
【0086】前記横梁56は、キャリッジ或いは移送手
段54により前記クレーン橋52に沿って移動自在且つ
(当該クレーン橋52に対して)所定の位置に固定自在
に構成されている。前記横梁56或いは副横梁56a,
56bは、その下端部に積荷取出手段としての支持アー
ム57,58を備えている。この支持アーム57,58
は、前記倉庫70から棒状材料55,55′を取り出し
且つ当該材料を倉庫70に載置すべく、前記倉庫70の
棚の間に挿入されるように、前記横梁56或いは副横梁
56a,56bの両側にフォーク状突出部のように横方
向に突出して設けられている。前記複数の支持アーム5
7,58の間隔は、図53,図54,図55より明らか
なように、各副横梁56a,56bの一端部側の支持ア
ームの間隔よりも他端部側の支持アームの間隙を小さく
設けてある。前記支持アーム57,58は、前記倉庫7
0から取り出された棒状材料55,55′がそこへ搬送
され或いはそこから残材が取り出されるところの搬送手
段(例えば図1に示す搬送装置13)にも挿入されるよ
うになっている。前記棒状材料55,55′は、切断機
への供給のために、前記片持ち式倉庫70の間にクレー
ン橋長手方向に延伸して設けたローラ軌道(図1におい
て番号14)へ直接載置され或いはこのローラ軌道から
直接排出されることもある。前記横梁56の支持アーム
57,58は、前記2つの副横梁56a,56bにより
2つのグループに分割されている。これにより例えば、
前記片持ち式倉庫70の棚に実質的に軸方向に直列整列
して収納された短尺棒状材料55′を別々に取り出すこ
とができる。
【0087】図52〜図55に詳細に示すように、前記
2個の副横梁の56a,56bは前記横梁56に少なく
とも上下方向に相互に独立に移動自在に設けてある。例
えば、前記副横梁56a,56bの相互に独立な上下動
のために、前記横梁56と副横梁56a,56bとの間
に流体作動シリンダ59が設けてある。
【0088】上記構成により、前記支持アーム57,5
8を同一高さ位置、すなわちそれぞれの最下端位置に位
置決めした状態で、前記副横梁56a,56bが共に前
記片持ち梁式倉庫70棚上の棒状材料55′下方に位置
するように、前記横梁56を移動することができる。そ
して図51に示すように、取り出す棒状材料55′の下
方領域に位置決めした副横梁56a,56bの一方を、
前記作動シリンダ59の一方を作動させることにより少
しだけ上昇させる。かくして前記副横梁(図51におい
て前方の副横梁56a)の領域にある棒状材料55′
が、横梁56により前記棚から取出され当該片持ち梁式
倉庫70から運び出される。
【0089】図51に示すように、前記副横梁56a,
56bの上端位置・下端位置の高度差Aは、短尺棒状材
料55′がそれぞれ個別に前記棚から取り出され且つ各
棚に載置されるような値に設定されている。更に本実施
の形態によれば前記2個の副横梁56a,56bによ
り、変形或いは屈曲した棒状材料をも容易に支持するこ
とができる。これは前記副横梁56a,56bの支持ア
ーム57,58の間に適宜の高さ相関を持たせることが
できるからである。但しこのためには当該支持を可能と
するように適宜の高度差Aが設定されなければならな
い。
【0090】図51において、前側副横梁56aは上端
位置に位置決めされ、後側副横梁56bは下端位置に位
置決めされている。但し、図において高度差Aは拡大し
て示され、実際には数cmが好適である。
【0091】屈曲棒状材料55′は、前記2個の副横梁
56a,56b(或いは前記副横梁が更に分割されてい
る場合にはこれらの更に分割された副横梁56a,56
b)を相互に独立に移動させることにより、個々の支持
アーム57,58のそれぞれと垂直方向において整列さ
れる。前記屈曲棒状材料を搬送する際には、まずこの棒
状材料の一端部を持ち上げた後、当該棒状材料が前記横
梁56と整列するように水平方向に少し移動させる。続
いて、両方の副横梁56a,56bを用いて、全長に亘
って棒状材料を(横梁により)支持し前記片持ち梁式倉
庫70の棚から取り出す。
【0092】図52−54に示すように、前記副横梁5
6a,56bをそれぞれ垂直方向に案内するために、当
該副横梁の前端部及び後端部に直線案内部60が設けて
ある。従って各副横梁56a,56bは、前記直線案内
部に沿って垂直方向に移動する。図53において一点鎖
線で示す副横梁56bは、前記片持ち梁式倉庫70から
屈曲棒状材料を取り出し或いは当該倉庫70に屈曲材料
を搬入するのに適した垂直位置を示すものである。
【0093】図55図は、前記支持アーム57,58を
上下動自在に支持する横梁56の他の実施の形態を示
す。図55において、前記支持アーム57,58を備え
た副横梁56a,56bはそれぞれ、横梁56に上下方
向に摺動自在支持された吊下げプレート61a,61b
の下端部に固定されている。そして各吊下プレート61
a,61bにはそれぞれ、前記横梁56に水平長手方向
に移動自在に支持された楔71a,71bが係合してい
る。従って、この楔71a,71bを、それぞれa,b
グループ毎に同期的に移動させることにより、前記支持
アーム57、58を相互に独立に上下動させることがで
きる。前記楔71a,71bを、それぞれa,bグルー
プ毎に同期的に移動させるために、前記横梁56に各楔
71a,71bと連結した適宜のアクチュエータ(例え
ば流体シリンダ)72a,72bが設けてある。従って
前記アクチュエータ72a,72bを相互に独立に作動
することにより、前記副横梁56a,56bを相互に独
立に上下動させことができる。
【0094】本発明の橋形クレーン装置は、前記の態様
に限られるものではなく、例えば前記副横梁56a,5
6bを更に細かく分割することもできる。これにより、
例えば全ての支持アーム57,58を相互に独立に上下
方向に移動することができる。
【0095】前記相互に独立に上下動可能の副横梁56
a,56bを有する横梁56の実施の形態において、前
記横梁56は、前記クレーン橋52に沿って移動自在且
つ停止自在に前記橋形クレーン装置51に設けられてい
る。本発明は勿論この実施の形態に限られるものではな
い。すなわち、前記クレーン橋52を省略し前記横梁5
6の前後端部を、前記クレーン装置51の適宜の横方向
移動自在橋門支柱に直接取り付け上下動自在に支持する
ことができる。更に前記横梁56の前後端部を、適宜の
横方向案内部を有した横方向橋門支柱に直接支持させ当
該支柱により案内されるようにすることもできる。この
場合に適宜の駆動手段を前記横梁56と前記橋門支柱と
の間に設け、前記横梁56が前記クレーン橋52に対し
て調節自在に上下動するように構成することができる。
【0096】図52−図54に示す実施の形態は更に次
のように変形することも可能である。すなわち、上下動
案内部を構成する直線案内部60に加えて、水平案内部
を設けることができる。これにより、前記副横梁56
a,56bの間の相対的な水平方向移動が可能となり、
所望の場合にクレーン装置全体を移動させることなく棒
状材料55を良好に持上げ支持することが可能となる。
【0097】更にこの発明は、前記副横梁56a,56
bを有する単一の横梁手段53の構成に限定されるもの
ではない。図56に示すように、副横梁手段53a,5
3bを、前記クレーン橋52を分割する別個の横梁56
により構成することもできる。前記別個の横梁56は相
互に独立に上下方向及び水平方向に移動自在である。
【0098】前記横梁56は、前記クレーン橋52の前
方領域及び後方領域でキャリッジ若しくは移動手段54
により水平方向に移動する。
【0099】この実施の形態において、例えば6mの長
さを有する前記片持ち梁式倉庫70は、それぞれ3mの
長さを有する前方領域及び後方領域に分割することがで
きる。そして夫々の分割倉庫上の材料が、夫々前記横梁
56を有する前方若しく後方副横梁手段53a,53b
により操作される。この実施の形態においては、前記片
持ち梁式倉庫70の前方若しくは後方領域に収納された
棒状材料を、従来装置に比較して短時間で取り出すこと
ができる。前記倉庫70から取り出された棒状材料は、
前記片持ち梁式倉庫70の間に当該倉庫長手方向に延伸
して設けた前記ローラ軌道上に載置された後、例えば切
断機に供給される。
【0100】前記2個の副横梁手段53a,53bを上
下方向に夫々別個に案内すべく前記クレーン橋52を分
割することにより、変形或いは屈曲した棒状を良好に扱
うことができる。すなわち。前記棒状材料は棚の幅全体
に亘って延伸しているため、前記副横梁手段53a,5
3bにより同時に操作されるのが望ましいところ、前記
副横梁手段53a,53bは、相互に独立に制御可能で
あるため、前記屈曲棒状材料の屈曲具合を考慮してその
高さ位置を相互に若干変更調整することができる。更
に、まず前記副横梁手段53a,53bの一方を用い
て、前記棚状の棒状材料の一端部を少し持ち上げ、しか
る後、他の副横梁手段53a,53bを前記材料の下に
挿入し最終的に両方の副横梁手段53a,53bによ
り、前記材料を片持ち梁式倉庫70から取り出し、或い
は当該材料を倉庫に戻すことができる。
【0101】更に比較的短尺の棒状材料を容易に棚から
取り出し且つ戻すことができる。従って図56に示すこ
の実施の形態は、図51−55に示した、相互に異なっ
た高さ位置に位置決め自在の副横梁56a,56bを有
する実施の形態と同様の操作性能及び利点を有するもの
である。
【0102】図56において、各副横梁手段53a,5
3bは、それぞれ下端部に積荷取出手段としての支持ア
ーム57,58を備えた横梁56を有している。ここ
に、前記支持アーム57,58は、前記実施の形態と同
様に横梁56の両側にフォーク状突出部として突出して
設けてある。従って、前記支持アーム57,58は、前
記片持ち梁式倉庫70の棚及び、前記棒状材料55が搬
送され或いは当該材料が残材として取り出されるところ
の搬送手段(例えば図1における搬送装置13)の内部
に挿入することができる。所望により前記横梁56は、
例えば切断機に対して前記棒状材料を供給し或いは当該
切断機から棒状材料を取り出す供給手段(例えば図1に
おけるローラ軌道14)と直接協働作用することができ
る。
【0103】更に前記クレーン橋52を分割することに
より、変形若しくは屈曲した棒状材料を容易に取り出す
ことが可能となるばかりでなく、前記片持ち梁式倉庫7
0の棚に長手方向に整列して収容した比較的短尺の棒状
材料55′を別々に取り出すことも可能となる。
【0104】図56に示した実施の形態の副横梁手段5
3a,53bの横梁56は、図51−図55を参照して
前記横梁56について説明した態様に構成することもで
きる。これにより前記支持アーム57,58の、垂直方
向における一層の個々別々の独立移動が各横梁56にお
いて可能となる。すなわち各横梁56は、上述したよう
に相互に独立に上下動自在の副横梁56a,56bを有
することができる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、そ
れぞれ支持アームを備えた複数の副横梁手段を相互に独
立に上下動可能に設けたため、倉庫内に長手方向に直列
整列して収納した短尺材料を別々に取り出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の特徴である搬送装置の一実施の
形態を備えた片持ち梁式倉庫の概略正面図である。
【図2】図1の拡大図であり、片持ち梁式倉庫の2つの
棚の間に位置する搬送装置の正面図である。
【図3】図1,図2の更に拡大図であり、図1,図2と
は異なった水平位置に搬送装置が位置する場合の当該搬
送装置の正面図である。
【図4】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料交
換工程図である。
【図5】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料交
換工程図である。
【図6】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料交
換工程図である。
【図7】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料交
換工程図である。
【図8】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料交
換工程図である。
【図9】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料交
換工程図である。
【図10】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図11】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図12】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図13】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図14】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図15】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図16】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図17】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図18】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図19】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図20】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図21】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図22】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図23】図1−図3に示す搬送装置の動作を示す材料
交換工程図である。
【図24】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図25】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図26】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図27】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図28】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図29】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図30】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図31】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図32】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図33】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図34】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図35】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図36】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図37】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図38】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図39】図1−図3に示す搬送装置を用いた材料交換
工程の更に他の態様を示す図である。
【図40】本発明の第1の特徴に基づく搬送装置の第2
の実施の形態の正面図である。
【図41】図40に示す搬送装置による材料交換工程の
態様を示す図である。
【図42】図40に示す搬送装置による材料交換工程の
態様を示す図である。
【図43】図40に示す搬送装置による材料交換工程の
態様を示す図である。
【図44】図40に示す搬送装置による材料交換工程の
態様を示す図である。
【図45】図40に示す搬送装置による材料交換工程の
態様を示す図である。
【図46】図40に示す搬送装置による材料交換工程の
態様を示す図である。
【図47】図40に示す搬送装置による材料交換工程の
態様を示す図である。
【図48】図40に示す搬送装置による材料交換工程の
態様を示す図である。
【図49】図40に示す搬送装置による材料交換工程の
態様を示す図である。
【図50】図1−図3又は図40に示す搬送装置の受取
アームの他の実施態様を示す図である。
【図51】本発明の第2の特徴に基づく橋形クレーン装
置の第1の実施の形態の概略図である。
【図52】図51に示す横梁の詳細正面図である。
【図53】図51,図52に示す横梁の縦断面図であ
る。
【図54】図51,図52に示す横梁の底面図である。
【図55】本発明の第2の特徴に基づく横梁の第2の実
施の形態を示す図である。
【図56】本発明の第2の特徴に基づく橋形クレーン装
置の第2の実施の形態を示す概略図である。
【符号の説明】
2 棚ユニット 4、12 棒状材料 10 積荷横梁 13 搬送装置 14 ローラ軌道 25,26 受取アーム 29、30 垂直キャリッジ 35 キャリッジ状基台フレーム 52 クレーン橋 55、55´ 棒状材料 56 横梁 56a,56b 副横梁 57,58 支持アーム 70 片持ち梁式倉庫
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ワシオ、イソミ ドイツ連邦共和国 ダブリュー−7447 アイヒタル アイヒ イム ツァイルフ ェルド 20 (72)発明者 ベルナー ラテン ドイツ連邦共和国 ダブリュー−7410 ロイトリンゲン ゲェルデラーストラッ セ 47 (56)参考文献 特開 昭53−114168(JP,A) 特開 平1−299192(JP,A) 実開 昭61−148806(JP,U) 実開 昭55−129521(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 - 1/20 B66C 1/00 - 3/20 B66C 9/00 - 11/26 B66C 17/00 - 17/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片持ち梁式倉庫(70)と当該片持ち梁
    式倉庫(70)の棚に対して棒状材料(55,55′)
    の搬出入を行うクレーン装置(51)とを備えた棒材用
    倉庫において、前記クレーン装置(51)において前記
    片持ち梁式倉庫(70)の上方を移動自在のクレーン橋
    (52)を上記移動方向に対して直交する水平方向に長
    く設け、前記クレーン橋(52)に当該クレーン橋(5
    2)の長手方向へ移動自在に支持されたキャリッジ(5
    4)に、前記クレーン橋(52)の長手方向と同方向に
    長い横梁(56)を上下動自在に支持して設け、前記横
    梁(56)に個別に上下動可能に支持された複数の副横
    梁(56a,56b)を前記横梁(56)の長手方向に
    配置して設け、かつ前記各副横梁(56a,56b)の
    両側に、前記片持ち梁式倉庫(70)の棚に対して棒状
    材料(55,55′)の取り出し及び載置を行うための
    複数の支持アーム(57,58)をフオーク状に横方向
    に突出して設けたことを特徴とする棒材用倉庫
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の棒材用倉庫において、
    前記各副横梁(56a,56b)に設けた複数の支持ア
    ーム(57,58)の間隔は、上記各副横梁(56a,
    56b)の一端部側の支持アーム(57,58)の間隔
    よりも他端部側の支持アーム(57,58)の間隔を小
    さく設けてあることを特徴とする棒材用倉庫
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