JP2002332106A - 材料入出庫システム - Google Patents

材料入出庫システム

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JP2002332106A
JP2002332106A JP2001139604A JP2001139604A JP2002332106A JP 2002332106 A JP2002332106 A JP 2002332106A JP 2001139604 A JP2001139604 A JP 2001139604A JP 2001139604 A JP2001139604 A JP 2001139604A JP 2002332106 A JP2002332106 A JP 2002332106A
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fork
fork unit
axis direction
dimensional warehouse
crane
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JP2001139604A
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Naohito Aihara
尚仁 相原
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体型切断システムにおいて、クレーンのフ
ォークユニットの構造上の無駄を無くし、立体倉庫から
加工機に材料を供給する時間を短縮するすることにあ
る。 【解決手段】 上下方向(Z軸方向)と左右方向(X軸
方向)と前後方向(Y軸方向)に材料Tを収納可能な立
体倉庫2と、該立体倉庫2に対して複数のフォーク14
を備えたフォークユニット15を用いて材料Tを入出庫
するクレーン3を設け、上記フォークユニット15を材
料Tの長手方向に移動自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は材料入出庫システ
ム、特にクレーンのフォークユニットの構造上の無駄を
無くし、立体倉庫から加工機に材料を供給する時間を短
縮するようにした材料入出庫システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】従来より、立体型切断システム50(図1
1)においては、よく知られているように、クレーン5
3が使用され、Y軸方向に複数配置された立体倉庫51
に対して材料Tを入出庫するようになっている。
【0004】上記立体倉庫51は、上下方向(Z軸方
向)と左右方向(X軸方向)と前後方向(Y軸方向)に
配置された棚52に材料Tを収納し、図示する例では、
左右方向(X軸方向)に2分割されていて、それぞれ例
えば長尺物の材料Tが収納されている。
【0005】これに対応して、クレーン53のフォーク
57も左右方向に2分割され、左側フォークユニットA
と右側フォークユニットBが設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】上記構成により、例えば立体倉庫51から
材料Tを取り出す場合には、クレーン53が所定の立体
倉庫51に接近し、該立体倉庫51の左側の材料Tは、
左側フォークユニットAで取り出し、左側の材料Tは、
右側フォークユニットBで取り出す。
【0008】上記立体倉庫51から材料Tを取り出した
後、クレーン53は、コンベアローラ54側に移動し、
その取り出した材料Tをコンベアローラ54に載せ、そ
の載せた材料Tは、コンベアローラ54を介して加工機
55に搬送されて加工され、加工後の製品は、製品搬出
装置56を介して搬出される。
【0009】しかし、既述したように、従来のクレーン
53のフォークユニットA、Bは、左右方向に分割され
ており、そのため、片方のフォークユニットA又はBが
使用されない場合がある。
【0010】例えば、図11において、立体倉庫51の
左側の材料Tだけを取り出す場合には、クレーン53の
左側フォークユニットAだけが使用され、右側フォーク
ユニットBは使用されない。
【0011】このことは、立体倉庫51の右側の材料T
だけを取り出す場合でも同様であり、この場合には、ク
レーン53の右側フォークユニットAだけが使用され、
左側フォークユニットBは使用されない。
【0012】その結果、従来の立体型切断システムにお
いては、クレーンのフォークユニットがその構造上無駄
がある。
【0013】また、従来の立体型切断システムにおいて
は、加工機55に対する材料Tの供給時間が長くなり、
加工効率が低下する場合がある。
【0014】例えば、図11において、立体倉庫51の
左側の材料Tは、クレーン53の左側フォークユニット
Aで取り出し、そのまま下降してコンベアローラ54上
に載せる。
【0015】そのため、立体倉庫51の左側の材料T
は、クレーン53で取り出された後、コンベアローラ5
4上であって加工機55側からは遠い位置に載せられる
ことになる。
【0016】その結果、コンベアローラ54で材料Tを
加工機55に供給する時間が長くなり、効率が低下す
る。
【0017】本発明の目的は、立体型切断システムにお
いて、クレーンのフォークユニットの構造上の無駄を無
くし、立体倉庫から加工機に材料を供給する時間を短縮
するすることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、上下方向(Z軸方向)と左右方向(X軸
方向)と前後方向(Y軸方向)に材料Tを収納可能な立
体倉庫2と、該立体倉庫2に対して複数のフォーク14
を備えたフォークユニット15を用いて材料Tを入出庫
するクレーン3を設け、上記フォークユニット15を材
料Tの長手方向に移動自在としたことを特徴とする材料
入出庫システム(図1〜図9)という技術的手段を講じ
ている。
【0019】上記本発明の構成によれば、例えば立体倉
庫2の左側に収納された材料T2を取り出す場合には、
フォークユニット15を左側に移動して該材料T2を取
り出し(図10(A))、立体倉庫2の右側に収納され
た材料Tを取り出す場合には、フォークユニット15を
右側に移動して該材料Tを取り出すことができるので、
使用しない遊んでいるフォークユニット15が無くなっ
て、クレーン3のフォークユニット15の構造上の無駄
が無くなり、また、コンベアローラ4で前回取り出した
材料T1を(図10(B))加工機5へ搬送している間
に、上記フォークユニット15は、例えば立体倉庫2の
左側から取り出した(図10(A))前記材料T2を右
側へ移動できるので(図10(C))、その状態でフォ
ークユニット15を下降させれば(図10(D))、該
材料T2をコンベアローラ4上であって加工機5に近い
位置に載せることができるので、立体倉庫2から加工機
5に材料を供給する時間を短縮するすることが可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
の形態を示す全体図であり、同図において、Z軸方向を
上下方向、X軸方向を左右方向、Y軸方向を前後方向と
する。
【0021】図1において、本発明が適用される立体型
切断システム1は、加工機5(例えば帯鋸盤)と、該加
工機5の側方にそれぞれ配置された立体倉庫2と、クレ
ーン3と、コンベアローラ4、及び製品搬出装置6を有
する。
【0022】立体倉庫2は、前後方向(Y軸方向)に複
数配置され、各立体倉庫2は、上下方向(Z軸方向)に
立設した支柱7を有している。
【0023】上記支柱7は、X軸方向に複数配置され、
各支柱7は、連結部材7Aを介して連結されている。
【0024】上記各支柱7には、棚2AがZ軸方向に複
数段設けられ、該棚2Aには、例えば長尺物の材料Tが
収納されている。
【0025】即ち、各立体倉庫2は、上下方向(Z軸方
向)と左右方向(X軸方向)と前後方向(Y軸方向)の
3次元に配置された棚2Aを有し、これに対応して、材
料Tも、3次元方向に収納できるようになっている。
【0026】また、図示する例では、各立体倉庫2は、
上から見て(図3)左右方向(X軸方向)に例えば2分
割して材料Tを収納するようになっている。
【0027】クレーン3は、走行レール8に沿ってY軸
方向に移動自在であり、前記複数の立体倉庫2に対して
材料Tを入出庫するようになっている。
【0028】このクレーン3は、前記立体倉庫2を跨が
る門形フレーム9を有し、該門形フレーム9の両側の脚
部9Bは、車輪30を介して前記走行レール8に沿って
移動自在に案内されている。
【0029】クレーン3の門形フレーム9の両側の頭部
9Aと前記脚部9Bの内側には、上下方向に垂直ガイド
フレーム10が設けられ、該垂直ガイドフレーム10に
は、リフタ11が滑り結合し、各リフタ11には、後述
するフォークユニット15を支持する支持部材12が左
右方向(X軸方向)に延伸して設けられている。
【0030】上記リフタ11は(図9)、垂直ガイドフ
レーム10に車輪29を介して滑り結合し、該リフタ1
1には、ワイヤ28が取り付けられている。
【0031】そして、一方のリフタ11のワイヤ28は
(図1)、駆動プーリ31に、他方のリフタ11のワイ
ヤ28は、従動プーリ32にそれぞれ巻回され、駆動プ
ーリ31は、クレーン3の頭部9Aに取り付けられたモ
ータMで回転駆動するようになっている。
【0032】上記垂直ガイドフレーム10は、前記門形
フレーム9の頭部9Aから下方に延び(図2)、前記脚
部9Bを通り越し、クレーン3の走行レール8より下ま
で延びている。
【0033】この構成により、モータMを(図1)作動
させれば、リフタ11が垂直ガイドフレーム10に沿っ
て上下動し、それに伴ってリフタ11間に設けられた支
持部材12に支持されたフォークユニット15が、前記
立体倉庫2の一番上の棚2Aと一番下の棚2Aまで移動
することにより、各棚2Aに対して材料Tを入出庫でき
るようになっている。
【0034】上記フォークユニット15は、材料Tを載
せる複数のフォーク14を備え、前記各立体倉庫2に対
して材料Tを入出庫する。
【0035】このフォークユニット15は、スライダ1
3を有し、該スライダ13には、既述した複数のフォー
ク14が取り付けられており、該スライダ13は、材料
Tの長手方向に移動自在に取り付けられている。
【0036】そして、このスライダ13の長手方向移動
機構としては、例えば図4〜図6に示すものがある。
【0037】第1実施形態としては(図4)、スライダ
13が、前記支持部材12の下面に(図7)に敷設され
たLMガイド16に滑り結合し、該スライダ13には、
ボールねじ17が螺合し、該ボールねじ17の一端は
(図4)、前記一方のリフタ11に固定されたモータM
1に結合し、他端は、他方のリフタ11にベアリング3
2を介して結合している。
【0038】この構成により、モータM1を作動すれ
ば、ボールねじ17が回転することにより、それに螺合
しているスライダ13が長手方向(X軸方向)に移動
し、例えば立体倉庫2の左側の材料T2を取り出す場合
には(図10(A))、該スライダ13を左側へ移動さ
せる。
【0039】第2実施形態としては(図5)、図4のモ
ータ・ボールねじ機構の代わりにシリンダ18を長手方
向移動機構としたものがある。
【0040】即ち、図5において、スライダ13は、支
持部材12の下面に(図7)に敷設されたLMガイド1
6に滑り結合し、該スライダ13には、一方のリフタ1
1に固定されたシリンダ18のピストンロッド19が結
合されている。
【0041】この構成により、シリンダ18を作動すれ
ば、ピストンロッド19が出没することにより、それに
結合しているスライダ13が長手方向(X軸方向)に移
動し、例えば立体倉庫2の左側の材料T2を取り出す場
合には(図10(A))、該スライダ13を左側へ移動
させる。
【0042】また、第3実施形態としては(図6)、長
手方向移動機構がラック・ピニオン機構で構成され、し
かも図4、図5と異なり、スライダ13に内蔵したモー
タM2で走行する自走式のものがある。
【0043】即ち、図6において、支持部材12の側面
には、ラックが形成され、該ラック20には、スライダ
13に設けられたピニオン21が噛み合い、該ピニオン
21は、ベルト22を介して内蔵モータM2に結合し、
該スライダ13は、支持部材12の側面に敷設されてい
るLMガイド16に滑り結合している。
【0044】この構成により、モータM2を作動すれ
ば、ピニオン21が回転することにより、該ピニオン2
1を介して支持部材12のラック20に噛み合っている
スライダ13が長手方向(X軸方向)に移動し、例えば
立体倉庫2の左側の材料T2を取り出す場合には(図1
0(A))、該スライダ13を左側へ移動させる。
【0045】一方、前記スライダ13に取り付けられた
複数のフォーク14は、それぞれ所定の間隔でX軸方向
に配置され(例えば図10(A))、後述する突出機構
(図7、図8)を介して突出した部分が、前記立体倉庫
2の棚2Aの間や、コンベアローラ4の間に挿入するこ
とができるようになっている。
【0046】これにより、例えば、立体倉庫2から材料
T2を取り出す場合には(例えば図10(A))、複数
のフォーク14を立体倉庫2の棚2A間に挿入させ、後
述するモータM(図1)を作動してリフタ11を上昇さ
せれば、フォーク14も上昇して材料Tを載せてそれを
取り出すことができる。
【0047】また、例えば、立体倉庫2から取り出した
材料T2をコンベアローラ4上に載せる場合には(例え
ば図10(D))、モータMを作動してリフタ11を下
降させることにより、複数のフォーク14をコンベアロ
ーラ4間に挿入させれば、フォーク14上の材料Tを該
コンベアローラ4上に移し替えることができる。
【0048】図7は、フォーク14の突出機構の第1実
施形態である。
【0049】図7において、フォーク14の下面には、
ラック23が形成され、該ラック20は、スライダ13
に内蔵したピニオン24と噛み合っている。
【0050】また、ピニオン24は、伝動歯車25を介
して、内蔵モータM3に結合している。
【0051】この構成により、モータM3を作動させる
と、伝動歯車25を介してピニオン24が回転すること
により、それに噛み合っているラック23を介してフォ
ーク14が前後方向(Y軸方向)に突出する。
【0052】これにより、フォーク14を後方に突出さ
せた場合には(図10(A)、図1のコンベアローラ4
と反対側)、立体倉庫2の対向する位置、即ち立体倉庫
2から見て前方(図1のコンベアローラ4側)に収納さ
れた材料T2を取り出すことができる。
【0053】また、これとは反対に、フォーク14を前
方に突出させた場合には(図1のコンベアローラ4
側)、立体倉庫2の対向する位置、即ち立体倉庫2から
見て後方(図1のコンベアローラ4と反対側)に収納さ
れた材料を取り出すことができる。
【0054】図8は、フォーク14の突出機構の第2実
施形態である。
【0055】図8において、フォーク14の側面には、
チェーン26が設けられ、該チェーン26は、スライダ
13に内蔵したスプロケット27と噛み合っており、該
スプロケット27は、内蔵モータM4に結合している。
【0056】この構成により、モータM4を作動させる
と、スプロケット27が回転することにより、それに噛
み合っているチェーン26を介してフォーク14が前後
方向(Y軸方向)に突出する。
【0057】これにより、同様に、フォーク14を後方
に突出させた場合には(図10(A)、図1のコンベア
ローラ4と反対側))、立体倉庫2の対向する位置、即
ち立体倉庫2から見て前方(図1のコンベアローラ4
側)に収納された材料T2を取り出すことができる。
【0058】また、これとは反対に、フォーク14を前
方に(図1のコンベアローラ4側)突出させた場合に
は、立体倉庫2の対向する位置、即ち立体倉庫2から見
て後方(図1のコンベアローラ4と反対側)に収納され
た材料を取り出すことができる。
【0059】以下、上記構成を有する本発明の動作を図
10に基づいて説明する。
【0060】図10においては、フォークユニット15
を用いて立体倉庫2の前方(図1のコンベアローラ4
側)の左側に収納されているの材料T2を取り出し、そ
の取り出した材料T2をコンベアローラ4へ載せて加工
機5へ供給するものとする。
【0061】(1)クレーン3を立体倉庫2に接近させ
る動作。
【0062】先ず、クレーン3を走行レール8上でY軸
方向に移動させることにより、所定の立体倉庫2まで接
近させる。
【0063】この場合、モータMを(図1)作動し、予
めリフタ11を最上位まで上昇させることにより、支持
部材12とフォークユニット15を退避させておいてか
らクレーン3を走行レール8上でY軸方向に移動させ、
所定の立体倉庫2の前方(コンベアローラ4側)で停止
させる。
【0064】(2)フォークユニット15を所定の棚2
Aまで接近させる動作。
【0065】次いで、再度モータMを(図1)作動し、
最上位のリフタ11を下降させると共に、例えばモータ
M1を(図4)作動してスライダ13を左側に移動させ
ることにより、図10(A)に示すように、フォークユ
ニット15を所定の棚2Aの前方(コンベアローラ4
側)に位置決めする。
【0066】(3)所定の棚2Aから材料T2を取り出
す動作。
【0067】所定の棚2A(図10(A))の前方(コ
ンベアローラ4側)に位置決めされたフォークユニット
15において、例えばモータM3(図7)を作動し伝動
歯車25を介してピニオン24を回転させると、該ピニ
オン24にラック23を介して噛み合っているフォーク
14がコンベアローラ4と反対側の後方に突出する。
【0068】これにより、図10(A)に示すように、
各フォーク14は、所定の立体倉庫2の棚2A間に挿入
されるので、この状態でモータM(図1)を作動してリ
フタ11を上昇させれば、支持部材12に支持されたフ
ォークユニット15も上昇する。
【0069】従って、前記棚2A上の材料T2をフォー
ク14に載せ、それを取り出すことができる。
【0070】そして、この間、前回取り出した材料T1
は(図10(B))、コンベアローラ4上に載せられ、
加工機5側へ搬送されている。
【0071】(4)取り出した材料T2を右側へ移動さ
せる動作。
【0072】前記材料T2を取り出した後は(図10
(A))、モータM(図1)を作動してリフタ11を最
上位まで上昇させることにより、材料T2を取り出した
フォークユニット15を上方に退避させておいてからク
レーン3を走行レール8上でY軸方向に移動させ、図1
0(C)に示すように、該クレーン3を立体倉庫2から
離反させる。
【0073】同時に、モータM1を(図4)作動してス
ライダ13を今度は右側に、即ち加工機5に近い方に移
動させ、この状態でクレーン3をコンベアローラ4に接
近させる。
【0074】(5)コンベアローラ4上に載せる動作。
【0075】そして、クレーン3がコンベアローラ4の
直上方に到達したときに、モータM(図1)を作動して
リフタ11を最上位から下降させれば、材料T2を取り
出したフォークユニット15も下降する。
【0076】そして、図10(D)に示すように、複数
のフォーク14をコンベアローラ4間に挿入させれば、
フォーク14上の材料T2を該コンベアローラ4上であ
って加工機5に近い位置に移し替えられる。
【0077】その後、材料T2は、加工機5へ供給さ
れ、所定の加工が施され、加工された製品は、製品搬出
装置6を(図1)介して搬出される。
【0078】尚、上記実施形態においては、材料Tを左
右方向(X軸方向)に2分割して収納する立体倉庫2
(図3)について詳述したが、本発明はこれに限定され
ず、一般に材料Tを左右方向(X軸方向)にn分割して
収納する立体倉庫2にも適用され、その場合には、フォ
ークユニット15は、各材料Tの位置に位置決め可能で
あり、更に、フォークユニット15は、材料Tの重心位
置に移動してそれを取り出すことも可能であり、いずれ
の場合にも、同様の効果を奏することは勿論である。
【0079】
【発明の効果】上記本発明の構成によれば、例えば立体
倉庫2の左側に収納された材料T2を取り出す場合に
は、フォークユニット15を左側に移動して該材料T2
を取り出し(図10(A))、立体倉庫2の右側に収納
された材料Tを取り出す場合には、フォークユニット1
5を右側に移動して該材料Tを取り出すことができるの
で、使用しない遊んでいるフォークユニット15が無く
なって、クレーン3のフォークユニット15の構造上の
無駄が無くなるという効果を奏することとなった。
【0080】また、上記本発明の構成によれば、コンベ
アローラ4で前回取り出した材料T1を(図10
(B))加工機5へ搬送している間に、上記フォークユ
ニット15は、例えば立体倉庫2の左側から取り出した
前記材料T2を右側へ移動できるので(図10
(C))、その状態でフォークユニット15を下降させ
れば(図10(D))、該材料T2をコンベアローラ4
上であって加工機5に近い位置に載せることができるの
で、立体倉庫2から加工機5に材料を供給する時間を短
縮するするという効果を奏することとなった。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本発明を構成するフォークユニット15の長手
方向移動機構の第1実施形態を示す図である。
【図5】本発明を構成するフォークユニット15の長手
方向移動機構の第2実施形態を示す図である。
【図6】本発明を構成するフォークユニット15の長手
方向移動機構の第3実施形態を示す図である。
【図7】本発明を構成するフォークユニット15のフォ
ーク突出機構の第1実施形態を示す図である。
【図8】本発明を構成するフォークユニット15のフォ
ーク突出機構の第2実施形態を示す図である。
【図9】本発明を構成するリフタ11を示す図である。
【図10】本発明の動作を説明する図である。
【図11】従来技術の説明図である。
【符号の説明】 1 立体型切断システム 2 立体倉庫 2A 棚 3 クレーン 4 コンベアローラ 5 加工機 6 製品搬出装置 7 支柱 7A 連結部材 8 走行レール 9 門形フレーム 9A 頭部 9B 脚部 10 垂直ガイドフレーム 11 リフタ 12 支持部材 13 スライダ 14 フォーク 15 フォークユニット 16 LMガイド 17 ボールねじ 18 シリンダ 19 ピストンロッド 20、23 ラック 21、24 ピニオン 22 ベルト 25 伝動歯車 26 チェーン 27 スプロケット 28 ワイヤ 29、30 車輪 31 駆動プーリ 32 従動プーリ M、M1、M2、M3、M4 モータ T 材料

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向と左右方向と前後方向に材料を
    収納可能な立体倉庫と、該立体倉庫に対して複数のフォ
    ークを備えたフォークユニットを用いて材料を入出庫す
    るクレーンを設け、上記フォークユニットを材料の長手
    方向に移動自在としたことを特徴とする材料入出庫シス
    テム。
  2. 【請求項2】 上記フォークユニットがスライダを有
    し、該スライダには複数のフォークが取り付けられてい
    る請求項1記載の材料入出庫システム。
  3. 【請求項3】 上記スライダの長手方向移動機構がモー
    タ・ボールねじ機構、シリンダ、又はラック・ピニオン
    機構により構成されている請求項2記載の材料入出庫シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 上記複数のフォークがスライダ上におい
    て長手方向に垂直な方向に突出する請求項2記載の材料
    入出庫システム。
  5. 【請求項5】 上記突出機構がラック・ピニオン機構、
    又はスプロケット・チェーン機構により構成されている
    請求項4記載の材料入出庫システム。
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Cited By (4)

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