JPH05337776A - 棒材搬出入装置 - Google Patents
棒材搬出入装置Info
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- JPH05337776A JPH05337776A JP14947592A JP14947592A JPH05337776A JP H05337776 A JPH05337776 A JP H05337776A JP 14947592 A JP14947592 A JP 14947592A JP 14947592 A JP14947592 A JP 14947592A JP H05337776 A JPH05337776 A JP H05337776A
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- bar material
- bar
- shelf
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 棒材加工機により種々の形状,寸法の棒材の
加工を行なうに当り、無人化,省力化及び省スペース化
を図ることのできる棒材搬出入装置を提供することを目
的とする。 【構成】 棒材Bを載置したパレット3を出入可能に収
納するパレット収納棚5を複数段備えてなる棚フレーム
9と、この棚フレーム9の一側において上下動自在かつ
各パレット収納棚5あるいは基準棚5Aに対して前記パ
レット3を出入するエレベータ装置21と、このエレベ
ータ装置21によって前記パレット収納棚から取出され
たパレット3上の棒材Bを押上げる棒材押上げ装置73
と、この棒材押上げ装置73によって押上げられた棒材
Bを支持せしめる棒材支持搬送装置81と、を備えてな
ることを特徴とする。
加工を行なうに当り、無人化,省力化及び省スペース化
を図ることのできる棒材搬出入装置を提供することを目
的とする。 【構成】 棒材Bを載置したパレット3を出入可能に収
納するパレット収納棚5を複数段備えてなる棚フレーム
9と、この棚フレーム9の一側において上下動自在かつ
各パレット収納棚5あるいは基準棚5Aに対して前記パ
レット3を出入するエレベータ装置21と、このエレベ
ータ装置21によって前記パレット収納棚から取出され
たパレット3上の棒材Bを押上げる棒材押上げ装置73
と、この棒材押上げ装置73によって押上げられた棒材
Bを支持せしめる棒材支持搬送装置81と、を備えてな
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鋸盤のごとき棒
材加工機に対して棒材の搬出入を行ない、かつ棒材を必
要により元の位置へ再び収納することのできる棒材搬出
入装置に関する。
材加工機に対して棒材の搬出入を行ない、かつ棒材を必
要により元の位置へ再び収納することのできる棒材搬出
入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋸盤のごとき棒材加工機に対して棒材の
搬出入を行なう技術の先行例として特開平2−1452
09号公報がある。また、本発明に関連すると思われる
先行例としては、米国特許4362454号,独国公開
特許DE4018139A1等がある。
搬出入を行なう技術の先行例として特開平2−1452
09号公報がある。また、本発明に関連すると思われる
先行例としては、米国特許4362454号,独国公開
特許DE4018139A1等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば鋸盤のごとき棒
材加工機においては、長尺の棒材を必要な長さだけ加工
した後に、適宜長さの棒材が残材として残ることがあ
り、この残材を廃棄処分するか又は再使用のために再び
保存する必要がある。すなわち、棒材加工機に対して
は、棒材を供給搬入するのみならず棒材(残材)を搬出
して再び貯蔵する必要がある。
材加工機においては、長尺の棒材を必要な長さだけ加工
した後に、適宜長さの棒材が残材として残ることがあ
り、この残材を廃棄処分するか又は再使用のために再び
保存する必要がある。すなわち、棒材加工機に対して
は、棒材を供給搬入するのみならず棒材(残材)を搬出
して再び貯蔵する必要がある。
【0004】一方、工場の無人化,省力化,多種少量生
産等に対応でき得るように、棒材加工機に対して、種々
の形状,寸法の棒材を自動的に供給搬入,搬出すること
が要望されている。
産等に対応でき得るように、棒材加工機に対して、種々
の形状,寸法の棒材を自動的に供給搬入,搬出すること
が要望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述のごとき従来の要望
に対応すべく、この発明は、棒材を載置したパレットを
出入可能に収納するパレット収納棚を複数段備えてなる
棚フレームと、この棚フレームの一側において上下動自
在かつ各パレット収納棚あるいは基準棚に対して前記パ
レットを出入するエレベータ装置と、このエレベータ装
置によって前記パレット収納棚から取出されたパレット
上の棒材を押上げる棒材押上げ装置と、この棒材押上げ
装置によって押上げられた棒材を支持せしめる棒材支持
搬送装置と、を備えて棒材搬出入装置を構成した。
に対応すべく、この発明は、棒材を載置したパレットを
出入可能に収納するパレット収納棚を複数段備えてなる
棚フレームと、この棚フレームの一側において上下動自
在かつ各パレット収納棚あるいは基準棚に対して前記パ
レットを出入するエレベータ装置と、このエレベータ装
置によって前記パレット収納棚から取出されたパレット
上の棒材を押上げる棒材押上げ装置と、この棒材押上げ
装置によって押上げられた棒材を支持せしめる棒材支持
搬送装置と、を備えて棒材搬出入装置を構成した。
【0006】前記棒材搬出入装置において、パレット,
棒材押上げ装置,棒材支持搬送装置のいずれか1つが棒
材の長手方向と直交した方向へ移動自在であること、ま
たは前記棒材支持搬送装置は、棚フレーム内に設けてあ
ること、あるいは、棚フレームの外側に位置しているこ
とが望ましい。
棒材押上げ装置,棒材支持搬送装置のいずれか1つが棒
材の長手方向と直交した方向へ移動自在であること、ま
たは前記棒材支持搬送装置は、棚フレーム内に設けてあ
ること、あるいは、棚フレームの外側に位置しているこ
とが望ましい。
【0007】
【作用】上記構成により、エレベータ装置を適宜に上下
動し、棚フレームの適宜高さ位置のパレット収納棚に対
応して位置決めすることにより、当該パレット収納棚に
対してパレットを出入することができる。パレット収納
棚からエレベータ装置上にパレットを取出した後、エレ
ベータ装置を下降せしめる。そして、パレット上の棒材
は棒材押上げ装置によって押上げられ、さらに棒材支持
搬送装置上に移載される。棒材支持搬送装置を作動せし
めることにより、例えば棒材加工機へ供給搬入される。
動し、棚フレームの適宜高さ位置のパレット収納棚に対
応して位置決めすることにより、当該パレット収納棚に
対してパレットを出入することができる。パレット収納
棚からエレベータ装置上にパレットを取出した後、エレ
ベータ装置を下降せしめる。そして、パレット上の棒材
は棒材押上げ装置によって押上げられ、さらに棒材支持
搬送装置上に移載される。棒材支持搬送装置を作動せし
めることにより、例えば棒材加工機へ供給搬入される。
【0008】前記棒材加工機によって棒材の加工を行な
った後、適宜長さの棒材が残材として残った場合には、
前記棒材支持搬送装置の作用によって上記残材を前記パ
レット上へ搬出することができる。また、パレットは前
記エレベータ装置の作用によって元のパレット収納棚に
再び収納することができる。
った後、適宜長さの棒材が残材として残った場合には、
前記棒材支持搬送装置の作用によって上記残材を前記パ
レット上へ搬出することができる。また、パレットは前
記エレベータ装置の作用によって元のパレット収納棚に
再び収納することができる。
【0009】すなわち棒材加工機に対して種々の形状,
寸法の棒材を自動的に搬出入することができ、従来の要
望に対応することができる。
寸法の棒材を自動的に搬出入することができ、従来の要
望に対応することができる。
【0010】
【実施例】図1,図2および図3を参照するに、本実施
例に係る棒材搬出入装置1は、角棒,丸棒などのごとき
適宜形状の長尺の棒材Bを載置したパレット3を出入可
能に収納するパレット収納棚5を複数段備えてなる棚フ
レーム7を備えている。
例に係る棒材搬出入装置1は、角棒,丸棒などのごとき
適宜形状の長尺の棒材Bを載置したパレット3を出入可
能に収納するパレット収納棚5を複数段備えてなる棚フ
レーム7を備えている。
【0011】上記棚フレーム7は、ベース9に立設した
複数の支柱11及び各支柱11を連結した複数の連結ビ
ーム13並びに前記パレット収納棚5を上下に区画する
複数のパレット支持レール15により、直方体形状の枠
体構造に構成してある。
複数の支柱11及び各支柱11を連結した複数の連結ビ
ーム13並びに前記パレット収納棚5を上下に区画する
複数のパレット支持レール15により、直方体形状の枠
体構造に構成してある。
【0012】前記パレット3は、図3に示されるよう
に、プレートを格子状に組合せてなる長方形状をなして
おり、このパレット3の上面には、図1に示されるよう
に、X軸方向(図1においては紙面に垂直な方向、図
2,3において左右方向)に長い棒材Bを安定した状態
に載置すべく適宜形状の凹部例えばV溝が適宜間隔に形
成してある。
に、プレートを格子状に組合せてなる長方形状をなして
おり、このパレット3の上面には、図1に示されるよう
に、X軸方向(図1においては紙面に垂直な方向、図
2,3において左右方向)に長い棒材Bを安定した状態
に載置すべく適宜形状の凹部例えばV溝が適宜間隔に形
成してある。
【0013】このパレット3の移動方向(Y軸方向)の
後側(図1,図3においては左側)の両側及び中央部に
は、移動を円滑にするためのローラ17が複数取付けて
あり、前側には下側から上下方向に係止自在のフック1
9が複数設けてある。
後側(図1,図3においては左側)の両側及び中央部に
は、移動を円滑にするためのローラ17が複数取付けて
あり、前側には下側から上下方向に係止自在のフック1
9が複数設けてある。
【0014】したがって、上記パレット3は、パレット
収納棚5に収納された状態においては、パレット3の前
側が僅かに低くなるように傾斜した状態にあって、パレ
ット3の前側はパレット支持レール15に接触した状態
にある。
収納棚5に収納された状態においては、パレット3の前
側が僅かに低くなるように傾斜した状態にあって、パレ
ット3の前側はパレット支持レール15に接触した状態
にある。
【0015】よって、常態においては、パレット収納棚
5内のパレット3は前記接触による摩擦抵抗により不動
状態に維持されている。
5内のパレット3は前記接触による摩擦抵抗により不動
状態に維持されている。
【0016】前記棚フレーム7の各パレット収納棚5に
対してパレット3を出入するために、棚フレーム7の前
側にエレベータ装置21が上下動自在に設けられてい
る。
対してパレット3を出入するために、棚フレーム7の前
側にエレベータ装置21が上下動自在に設けられてい
る。
【0017】上記エレベータ装置21は、概略的には長
方形状をなしている。より詳細には、エレベータ装置2
1は、前記棚フレーム7の前側で両側の支柱11に、複
数の案内ローラ23を介して上下動自在に案内される両
側の昇降ベース25と、両側の上記昇降ベース25を一
体的に連結した複数の連結部材27によって概略的に長
方形状に構成してある。
方形状をなしている。より詳細には、エレベータ装置2
1は、前記棚フレーム7の前側で両側の支柱11に、複
数の案内ローラ23を介して上下動自在に案内される両
側の昇降ベース25と、両側の上記昇降ベース25を一
体的に連結した複数の連結部材27によって概略的に長
方形状に構成してある。
【0018】上記エレベータ装置21を前側の支柱11
に沿って上下動するために、前記ベース9の上部には昇
降用モータ29が装着してあり、この昇降用モータ29
によって駆動される減速装置31と棚フレーム7の下部
両側に設けたスプロケット33は、チェン,タイミング
ベルト等よりなる適宜の動力伝達機構35を介して連動
連結してある。そして、前記スプロケット33の同軸に
設けたスプロケット37と棚フレーム7の上部に設けた
複数の従動スプロケット39とに掛回した上下方向の各
チェン41がエレベータ装置21の前記各昇降ベース2
5に連結してある。
に沿って上下動するために、前記ベース9の上部には昇
降用モータ29が装着してあり、この昇降用モータ29
によって駆動される減速装置31と棚フレーム7の下部
両側に設けたスプロケット33は、チェン,タイミング
ベルト等よりなる適宜の動力伝達機構35を介して連動
連結してある。そして、前記スプロケット33の同軸に
設けたスプロケット37と棚フレーム7の上部に設けた
複数の従動スプロケット39とに掛回した上下方向の各
チェン41がエレベータ装置21の前記各昇降ベース2
5に連結してある。
【0019】したがって、前記昇降用モータ29を適宜
に制御回転することによりエレベータ装置21が両側の
支柱11に沿って上下動されることとなる。
に制御回転することによりエレベータ装置21が両側の
支柱11に沿って上下動されることとなる。
【0020】なお、棚フレーム7における各パレット収
納棚5に対応した高さ位置へのエレベータ装置21の位
置決めは、詳細な図示,説明は省略するが、例えば各パ
レット収納棚5に対応した位置に適宜のセンサを設け、
エレベータ装置21に備えた作動子によって上記センサ
を作動したとき、エレベータ装置21の昇降を停止する
構成とすることにより、容易に実施され得るものであ
る。
納棚5に対応した高さ位置へのエレベータ装置21の位
置決めは、詳細な図示,説明は省略するが、例えば各パ
レット収納棚5に対応した位置に適宜のセンサを設け、
エレベータ装置21に備えた作動子によって上記センサ
を作動したとき、エレベータ装置21の昇降を停止する
構成とすることにより、容易に実施され得るものであ
る。
【0021】前記各パレット収納棚5に対してパレット
3を出入するために、前記エレベータ装置21にはトラ
バーサ43がY軸方向(図1において左右方向)へ移動
自在に備えられている。
3を出入するために、前記エレベータ装置21にはトラ
バーサ43がY軸方向(図1において左右方向)へ移動
自在に備えられている。
【0022】より詳細には、上記トラバーサ43はX軸
方向の両端部が前記両昇降ベース25に支持された長尺
の移動部材45よりなるものである。この移動部材45
の両端部および中央部には、エレベータ装置21におけ
る両側の昇降ベース25に設けたガイド部47上を転動
自在のローラ49が回転自在に設けられている。
方向の両端部が前記両昇降ベース25に支持された長尺
の移動部材45よりなるものである。この移動部材45
の両端部および中央部には、エレベータ装置21におけ
る両側の昇降ベース25に設けたガイド部47上を転動
自在のローラ49が回転自在に設けられている。
【0023】また上記トラバーサ43の移動部材45に
は自走用モータ51が装着してあると共に、この自走用
モータ51によって回転されるX軸方向の長尺の回転軸
53が回転自在に支承されている。そして、この回転軸
53の両端部に設けたピニオン55は、前記エレベータ
装置21における両側の昇降ベース25にそれぞれ設け
た前後方向(Y軸方向)のラック57に噛合してある。
は自走用モータ51が装着してあると共に、この自走用
モータ51によって回転されるX軸方向の長尺の回転軸
53が回転自在に支承されている。そして、この回転軸
53の両端部に設けたピニオン55は、前記エレベータ
装置21における両側の昇降ベース25にそれぞれ設け
た前後方向(Y軸方向)のラック57に噛合してある。
【0024】上記構成により、自走用モータ51を適宜
に回転駆動して回転軸53を回転することにより、この
回転軸53の両端部に設けた前記ピニオン55を介して
トラバーサ43をY軸方向(図1,図2において左右方
向)へ自走せしめることができることとなる。
に回転駆動して回転軸53を回転することにより、この
回転軸53の両端部に設けた前記ピニオン55を介して
トラバーサ43をY軸方向(図1,図2において左右方
向)へ自走せしめることができることとなる。
【0025】上記トラバーサ43のY軸方向の移動に連
動して前記パレット3を前記パレット収納棚5に対して
出入するために、前記トラバーサ43には、前記パレッ
ト3の前側に備えた前記フック19に下側から係脱自在
のフック59が複数設けられている。
動して前記パレット3を前記パレット収納棚5に対して
出入するために、前記トラバーサ43には、前記パレッ
ト3の前側に備えた前記フック19に下側から係脱自在
のフック59が複数設けられている。
【0026】より詳細には、上記各フック59はトラバ
ーサ43における移動部材45に対して上下動可能に設
けられているものである。各フック59を上下動する構
成としては、各フック59に対応してそれぞれアクチュ
エータを設けて、各フック59を個々に上下動する構成
となっている。
ーサ43における移動部材45に対して上下動可能に設
けられているものである。各フック59を上下動する構
成としては、各フック59に対応してそれぞれアクチュ
エータを設けて、各フック59を個々に上下動する構成
となっている。
【0027】したがって、前記トラバーサ43における
フック59は、図示省略のフック上下用アクチュエータ
を作動することにより、移動部材45に対して上下動す
ることができ、前記パレット3のフック19に対して容
易に係合離脱することができる。
フック59は、図示省略のフック上下用アクチュエータ
を作動することにより、移動部材45に対して上下動す
ることができ、前記パレット3のフック19に対して容
易に係合離脱することができる。
【0028】既に理解されるように、エレベータ装置2
1を適宜に上下動して適宜高さ位置のパレット収納棚5
に対応せしめると共に、トラバーサ43に備えたフック
59を上記パレット収納棚5に収納されているパレット
3のフック19に係合して、上記パレット3の前側を僅
かに持上げた後、自走用モータ51を駆動することによ
り、前記トラバーサ43によって前記パレット収納棚5
からエレベータ装置21の昇降ベース25上にパレット
3を引出すことができる。
1を適宜に上下動して適宜高さ位置のパレット収納棚5
に対応せしめると共に、トラバーサ43に備えたフック
59を上記パレット収納棚5に収納されているパレット
3のフック19に係合して、上記パレット3の前側を僅
かに持上げた後、自走用モータ51を駆動することによ
り、前記トラバーサ43によって前記パレット収納棚5
からエレベータ装置21の昇降ベース25上にパレット
3を引出すことができる。
【0029】また逆に、エレベータ装置21に支承され
ているパレット3をトラバーサ43によって後側へ押進
することにより、エレベータ装置21上からパレット収
納棚5内へパレット3を搬入することができる。
ているパレット3をトラバーサ43によって後側へ押進
することにより、エレベータ装置21上からパレット収
納棚5内へパレット3を搬入することができる。
【0030】前記パレット3に載置されている棒材Bの
加工を行なうために、前記棚フレーム7の後方位置(図
2,図3において右方位置)には、例えば鋸盤のごとき
棒材加工機61が配置してある。
加工を行なうために、前記棚フレーム7の後方位置(図
2,図3において右方位置)には、例えば鋸盤のごとき
棒材加工機61が配置してある。
【0031】この棒材加工機61は、長尺の棒材Bを支
持するローラコンベア部63と、棒材Bの加工を行なう
棒材加工部65と、加工された棒材Bを搬送するための
棒材搬送部67とを備えるものである。
持するローラコンベア部63と、棒材Bの加工を行なう
棒材加工部65と、加工された棒材Bを搬送するための
棒材搬送部67とを備えるものである。
【0032】上記構成のごとき棒材加工機63の1例と
しては、例えば鋸盤が公知であるので、棒材加工機63
のより詳細についての説明は省略する。前記棒材搬送部
67は、図2,図3に示されているように、加工された
棒材Bをクランプして製品棚69に搬送せしめる棒材搬
送装置71を備えている。この棒材搬送装置71は図
2,図3においてX軸,Y軸およびZ軸方向へ移動自在
であると共に、加工された棒材Bをクランプ,アンクラ
ンプせしめるクランプ部を備えていて、このクランプ部
でクランプした棒材BをX軸,Y軸およびZ軸方向へ移
動せしめて製品棚69へ一時的に載置しておくものであ
る。なお、この棒材搬送装置71の具体的な構成は、特
開平2−303713号公報に詳述されているので参照
されたい。
しては、例えば鋸盤が公知であるので、棒材加工機63
のより詳細についての説明は省略する。前記棒材搬送部
67は、図2,図3に示されているように、加工された
棒材Bをクランプして製品棚69に搬送せしめる棒材搬
送装置71を備えている。この棒材搬送装置71は図
2,図3においてX軸,Y軸およびZ軸方向へ移動自在
であると共に、加工された棒材Bをクランプ,アンクラ
ンプせしめるクランプ部を備えていて、このクランプ部
でクランプした棒材BをX軸,Y軸およびZ軸方向へ移
動せしめて製品棚69へ一時的に載置しておくものであ
る。なお、この棒材搬送装置71の具体的な構成は、特
開平2−303713号公報に詳述されているので参照
されたい。
【0033】前記パレット収納棚5における最下段が基
準棚5Aとして設けられている。この基準棚5A内にお
ける図1において右端(A位置)の下方にはエレベータ
装置21によって前記パレット収納棚5から取出された
パレット3上の棒材Bを押上げる棒材押上げ装置73が
設けられている。この棒材押上げ装置73は、図1,図
2に示されているように、X軸方向へ延伸した押上げベ
ース75と、この押上げベース75上にX軸方向へ適宜
な間隔でZ軸方向へ立設した複数の押上げ棒77とで構
成されている。
準棚5Aとして設けられている。この基準棚5A内にお
ける図1において右端(A位置)の下方にはエレベータ
装置21によって前記パレット収納棚5から取出された
パレット3上の棒材Bを押上げる棒材押上げ装置73が
設けられている。この棒材押上げ装置73は、図1,図
2に示されているように、X軸方向へ延伸した押上げベ
ース75と、この押上げベース75上にX軸方向へ適宜
な間隔でZ軸方向へ立設した複数の押上げ棒77とで構
成されている。
【0034】前記押上げベース75の図2において両側
にはZ軸方向へ適宜な間隔で複数のガイドローラ79が
回転自在に支承されている。この各ガイドローラ79は
前記棚フレーム7における両側の支柱11に転動される
ようになっている。また、前記押上げベース75は図示
省略の例えば油圧シリンダなどの駆動手段によって上下
動自在に設けられている。
にはZ軸方向へ適宜な間隔で複数のガイドローラ79が
回転自在に支承されている。この各ガイドローラ79は
前記棚フレーム7における両側の支柱11に転動される
ようになっている。また、前記押上げベース75は図示
省略の例えば油圧シリンダなどの駆動手段によって上下
動自在に設けられている。
【0035】上記構成により、図示省略の駆動手段を駆
動せしめると、押上げ装置73の押上げベース75が図
1の2点鎖線の位置から実線の位置まで押上げられるこ
とになる。なお、押上げベース75が押上げられる際、
ガイドローラ79が前記支柱11の内側に案内されて転
動し、スムーズに押上げベース75が押上げられること
になる。
動せしめると、押上げ装置73の押上げベース75が図
1の2点鎖線の位置から実線の位置まで押上げられるこ
とになる。なお、押上げベース75が押上げられる際、
ガイドローラ79が前記支柱11の内側に案内されて転
動し、スムーズに押上げベース75が押上げられること
になる。
【0036】前記押上げ装置73の押上げベース75は
図2に示されているように、前記支柱11間にX軸方向
へ延伸された一体物で構成されている例で説明したが、
棒材Bが長手方向に複数本並んでいる場合もあるので、
押上げベース75をX軸方向へ複数分割して上下動せし
める構成とすれば、必要な押上げベース75を押上げる
ことによって対応することができる。
図2に示されているように、前記支柱11間にX軸方向
へ延伸された一体物で構成されている例で説明したが、
棒材Bが長手方向に複数本並んでいる場合もあるので、
押上げベース75をX軸方向へ複数分割して上下動せし
める構成とすれば、必要な押上げベース75を押上げる
ことによって対応することができる。
【0037】また、パレット収納棚5上に収納される棒
材Bは、前記押上げ装置73の押上げ棒77によってパ
レット収納棚5から押上げられるようになっているの
で、棒材B同志をパレット収納棚5上に隙間なく並べる
といった密着置きすることができる。
材Bは、前記押上げ装置73の押上げ棒77によってパ
レット収納棚5から押上げられるようになっているの
で、棒材B同志をパレット収納棚5上に隙間なく並べる
といった密着置きすることができる。
【0038】前記棒材押上げ装置73によって押上げら
れた棒材Bの下側へ出入可能な棒材支持搬送装置81が
前記基準棚5A内に設けられている。より詳細には、図
1,図2に示されているように、棒材支持搬送装置81
は前記支柱11の内壁に沿って設けられ、しかもY軸方
向へ延伸されたガイドレール83を上下から挟んだ複数
のガイドローラ85によってY軸方向へ移動自在な支持
搬送フレーム87を備えている。この支持搬送フレーム
87の図1において右側にはX軸方向へ適宜な間隔で複
数の回転自在な送材ローラ89が支承されていると共
に、この各送材ローラ89の図2において左脇の支持搬
送フレーム87上には複数の対立ローラ91が立設され
ている。
れた棒材Bの下側へ出入可能な棒材支持搬送装置81が
前記基準棚5A内に設けられている。より詳細には、図
1,図2に示されているように、棒材支持搬送装置81
は前記支柱11の内壁に沿って設けられ、しかもY軸方
向へ延伸されたガイドレール83を上下から挟んだ複数
のガイドローラ85によってY軸方向へ移動自在な支持
搬送フレーム87を備えている。この支持搬送フレーム
87の図1において右側にはX軸方向へ適宜な間隔で複
数の回転自在な送材ローラ89が支承されていると共
に、この各送材ローラ89の図2において左脇の支持搬
送フレーム87上には複数の対立ローラ91が立設され
ている。
【0039】上記構成により、図示省略の駆動装置を駆
動せしめることにより、支持搬送フレーム87がY軸方
向へ移動されて、送材ローラ89を図1におけるA位置
と、図3におけるB位置とに位置決めされることにな
る。上記B位置は前記ローラコンベア部63の位置と合
致されているものである。
動せしめることにより、支持搬送フレーム87がY軸方
向へ移動されて、送材ローラ89を図1におけるA位置
と、図3におけるB位置とに位置決めされることにな
る。上記B位置は前記ローラコンベア部63の位置と合
致されているものである。
【0040】所望のパレット収納棚5から棒材Bを取出
して棒材加工機61へ搬出入せしめる全体の作用につい
て説明する。
して棒材加工機61へ搬出入せしめる全体の作用につい
て説明する。
【0041】まず、エレベータ装置21が必要な棒材B
が入ったパレット収納棚5へ移動し位置決めする。図1
においては例えば基準棚5Aから数えて4段上方のパレ
ット収納棚5に相当する。エレベータ装置21のトラバ
ーサ43が図1においてY軸方向の左端へ移動した状態
でパレット3のフック19とトラバーサ43のフック5
9とが噛み合わされる。
が入ったパレット収納棚5へ移動し位置決めする。図1
においては例えば基準棚5Aから数えて4段上方のパレ
ット収納棚5に相当する。エレベータ装置21のトラバ
ーサ43が図1においてY軸方向の左端へ移動した状態
でパレット3のフック19とトラバーサ43のフック5
9とが噛み合わされる。
【0042】パレット収納棚5とトラバーサ43のガイ
ド部47とが同位置になったことを確認した後、トラバ
ーサ43は右へ移動し、必要な棒材Bが載ったパレット
3を引き出す。パレット3を引出し完了した後、エレベ
ータ装置21は下降し、基準棚5Aの位置で停止する。
ド部47とが同位置になったことを確認した後、トラバ
ーサ43は右へ移動し、必要な棒材Bが載ったパレット
3を引き出す。パレット3を引出し完了した後、エレベ
ータ装置21は下降し、基準棚5Aの位置で停止する。
【0043】次に、必要な棒材BのセンタがA位置に来
るまでトラバーサ43がパレット3をY軸方向の左側へ
運ぶ。A位置に棒材Bが来ると、棒材押上げ装置73が
上昇し、棒材Bをパレット3から持ち上げる。棒材Bを
上昇端まで持ち上げた後、送材ローラ89がY軸方向の
右側へ移動し、位置決めされながら、対立ローラ91が
棒材Bの側面に接するまで棒材支持搬送装置81を接近
させる。
るまでトラバーサ43がパレット3をY軸方向の左側へ
運ぶ。A位置に棒材Bが来ると、棒材押上げ装置73が
上昇し、棒材Bをパレット3から持ち上げる。棒材Bを
上昇端まで持ち上げた後、送材ローラ89がY軸方向の
右側へ移動し、位置決めされながら、対立ローラ91が
棒材Bの側面に接するまで棒材支持搬送装置81を接近
させる。
【0044】棒材押上げ装置73が下降し、棒材Bは送
材ローラ89上に載る。送材ローラ89は棒材Bを載せ
たまま、Y軸方向の左側へ移動し、対立ローラ91が、
加工基準面まで移動する。この状態にて例えば各送材ロ
ーラ89を回転せしめることによって、送材ローラ89
上の棒材Bは棒材加工機61側へ搬送され、ローラコン
ベア部63を経て、棒材Bの長さを棒材加工部65に位
置決めされて棒材加工される。棒材加工された棒材は、
棒材搬送装置71でクランプされた後、製品棚69上へ
持ち運ばれて製品棚69上に一旦貯蔵されることにな
る。
材ローラ89上に載る。送材ローラ89は棒材Bを載せ
たまま、Y軸方向の左側へ移動し、対立ローラ91が、
加工基準面まで移動する。この状態にて例えば各送材ロ
ーラ89を回転せしめることによって、送材ローラ89
上の棒材Bは棒材加工機61側へ搬送され、ローラコン
ベア部63を経て、棒材Bの長さを棒材加工部65に位
置決めされて棒材加工される。棒材加工された棒材は、
棒材搬送装置71でクランプされた後、製品棚69上へ
持ち運ばれて製品棚69上に一旦貯蔵されることにな
る。
【0045】また、棒材加工部65で棒材加工されて残
った残材は逆方向へ搬送せしめるこさによって、パレッ
ト3上に載せられ、パレット収納棚5に収納させること
も可能である。
った残材は逆方向へ搬送せしめるこさによって、パレッ
ト3上に載せられ、パレット収納棚5に収納させること
も可能である。
【0046】棒材加工中、他のパレット3を上げ降ろ
し、棒材Bの取り出しや補給を行なう場合、現在使用中
のパレット3をY軸方向の左端(基準棚5Aの位置にお
ける一番奥)へトラバーサ43にて運ぶ。その後エレベ
ータ装置21が下降し、トラバーサ43とパレット3と
を切離し、パレット3を基準棚5A内に置いておき、ト
ラバーサ43が右側へ移動し、他のパレット3を取出す
ためにエレベータ装置21が上昇されて棒材Bの取り出
しや補給が行なわれることになる。
し、棒材Bの取り出しや補給を行なう場合、現在使用中
のパレット3をY軸方向の左端(基準棚5Aの位置にお
ける一番奥)へトラバーサ43にて運ぶ。その後エレベ
ータ装置21が下降し、トラバーサ43とパレット3と
を切離し、パレット3を基準棚5A内に置いておき、ト
ラバーサ43が右側へ移動し、他のパレット3を取出す
ためにエレベータ装置21が上昇されて棒材Bの取り出
しや補給が行なわれることになる。
【0047】したがって、上記実施例においては、棒材
加工機61の送材ラインが棚フレーム7の内側にあるた
め、所望のパレット3上にある棒材Bを棒材加工機61
で棒材加工を行なっている間に、エレベータ装置21が
上昇,下降できる。而して、他のパレット収納棚5への
棒材Bの取り出しや補給を行なうことができる。
加工機61の送材ラインが棚フレーム7の内側にあるた
め、所望のパレット3上にある棒材Bを棒材加工機61
で棒材加工を行なっている間に、エレベータ装置21が
上昇,下降できる。而して、他のパレット収納棚5への
棒材Bの取り出しや補給を行なうことができる。
【0048】また、この実施例では、加工基準面に棒材
Bの最大径に合わせて行なっているが、棒材の最小径に
合わせてもよく、また、使用頻度の多い棒材径に合わせ
てもよいものである。
Bの最大径に合わせて行なっているが、棒材の最小径に
合わせてもよく、また、使用頻度の多い棒材径に合わせ
てもよいものである。
【0049】さらに、上記実施例においては、棒材支持
搬送装置81をY軸方向へ移動せしめる例で説明した
が、棒材支持搬送装置81を棒材加工機61の送材ライ
ンに固定しておき、棒材押上げ装置73をY軸方向へ移
動せしめても対応することができるし、また、棒材加工
機61の送材ラインに棒材支持装置81,棒材押上げ装
置73を固定しておいて、パレット5をY軸方向へ移動
せしめても対応することもできる。
搬送装置81をY軸方向へ移動せしめる例で説明した
が、棒材支持搬送装置81を棒材加工機61の送材ライ
ンに固定しておき、棒材押上げ装置73をY軸方向へ移
動せしめても対応することができるし、また、棒材加工
機61の送材ラインに棒材支持装置81,棒材押上げ装
置73を固定しておいて、パレット5をY軸方向へ移動
せしめても対応することもできる。
【0050】図4,図5には他の実施例が示されてい
る。図4,図5において、上記実施例における部品と同
一の部品には同一符号を付し、異なる点について説明す
る。すなわち、図4,図5において、昇降用モータ2
9,減速装置31および動力伝達機構35が上部の連結
ビーム13上に設けられている。また、押上げ装置73
が支柱11の外側(図4において右側)に設けられてい
る。さらに、棒材支持搬送装置81の送材ローラ89,
対立ローラ9が支柱11の外側に位置決めされて棒材加
工機61の送材ラインに一致されている。
る。図4,図5において、上記実施例における部品と同
一の部品には同一符号を付し、異なる点について説明す
る。すなわち、図4,図5において、昇降用モータ2
9,減速装置31および動力伝達機構35が上部の連結
ビーム13上に設けられている。また、押上げ装置73
が支柱11の外側(図4において右側)に設けられてい
る。さらに、棒材支持搬送装置81の送材ローラ89,
対立ローラ9が支柱11の外側に位置決めされて棒材加
工機61の送材ラインに一致されている。
【0051】上記した事項が、上述した実施例と異なっ
ている構成であるが実質的な構成についてはほぼ同じで
あるから、作用並びに効果については同じであり、説明
を省略する。なお、この実施例においては送材ラインが
棚フレーム11の外側にあるから、棒材加工機61で棒
材Bを加工している間、エレベータ装置21は上下動で
きないため、棒材Bの補給ができないが、それ以外の作
用並びに効果は前述の実施例と同じものである。
ている構成であるが実質的な構成についてはほぼ同じで
あるから、作用並びに効果については同じであり、説明
を省略する。なお、この実施例においては送材ラインが
棚フレーム11の外側にあるから、棒材加工機61で棒
材Bを加工している間、エレベータ装置21は上下動で
きないため、棒材Bの補給ができないが、それ以外の作
用並びに効果は前述の実施例と同じものである。
【0052】上記いずれの実施例おいては、パレット
3,棒材押上げ装置73および棒材支持搬送装置81の
3者において棒材Bをパレット3から棒材押上げ装置7
3を介して棒材支持搬送装置81へ転送しているが、例
えば図6に示されているように、棒材押上げ装置73を
なくして、パレット3から棒材押え装置81の送材ロー
ラ89上に載せることもできる。この場合には、送材ロ
ーラ89とパレット3がくし刃状になっているため可能
で、パレット3または送材ローラ89の一方が他方へ入
り込むと共に、パレット3または送材ローラ89が相対
的に上下方向へ移動されるものである。
3,棒材押上げ装置73および棒材支持搬送装置81の
3者において棒材Bをパレット3から棒材押上げ装置7
3を介して棒材支持搬送装置81へ転送しているが、例
えば図6に示されているように、棒材押上げ装置73を
なくして、パレット3から棒材押え装置81の送材ロー
ラ89上に載せることもできる。この場合には、送材ロ
ーラ89とパレット3がくし刃状になっているため可能
で、パレット3または送材ローラ89の一方が他方へ入
り込むと共に、パレット3または送材ローラ89が相対
的に上下方向へ移動されるものである。
【0053】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0054】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、棚フレームにおける複数
段のパレット収納棚に対するパレットの出入を容易に行
なうことができ、かつ各パレットに載置されている種々
の形状,寸法の棒材を棒材加工機へ供給搬入することが
できる。しかも、上記棒材加工機において残った残材を
再び元のパレット3に戻すことができる。
るように、この発明によれば、棚フレームにおける複数
段のパレット収納棚に対するパレットの出入を容易に行
なうことができ、かつ各パレットに載置されている種々
の形状,寸法の棒材を棒材加工機へ供給搬入することが
できる。しかも、上記棒材加工機において残った残材を
再び元のパレット3に戻すことができる。
【0055】したがって本発明によれば、棒材加工機に
対して多種の棒材を自動的に供給搬入,搬出することが
でき、棒材加工機による棒材加工の無人化,省力化を図
ることができ、また全体の省スペース化を図ることがで
きる。
対して多種の棒材を自動的に供給搬入,搬出することが
でき、棒材加工機による棒材加工の無人化,省力化を図
ることができ、また全体の省スペース化を図ることがで
きる。
【図1】この発明に係る装置の第1実施例を示す側断面
図で、図2のI−I線に沿った矢視部である。
図で、図2のI−I線に沿った矢視部である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】図1における平面図である。
【図4】この発明に係る装置の第2実施例を示す側面図
である。
である。
【図5】図4における平面図である。
【図6】パレットと棒材支持搬送装置との関係を示した
他の説明図である。
他の説明図である。
1 棒材搬出入装置 3 パレット 5 パレット収納棚 7 棚フレーム 21 エレベータ装置 43 トラバーサ 61 棒材加工機 73 棒材押上げ位置 81 棒材支持搬送装置 89 送材ローラ 91 対立ローラ
Claims (5)
- 【請求項1】 棒材を載置したパレットを出入可能に収
納するパレット収納棚を複数段備えてなる棚フレーム
と、この棚フレームの一側において上下動自在かつ各パ
レット収納棚あるいは基準棚に対して前記パレットを出
入するエレベータ装置と、このエレベータ装置によって
前記パレット収納棚から取出されたパレット上の棒材を
押上げる棒材押上げ装置と、この棒材押上げ装置によっ
て押上げられた棒材を支持せしめる棒材支持搬送装置
と、を備えてなることを特徴とする棒材搬出入装置。 - 【請求項2】 前記パレット,棒材押上げ装置,棒材支
持搬送装置のいずれか1つを棒材の長手方向と直交した
方向へ移動自在に設けてなることを特徴とする請求項1
記載の棒材搬出入装置。 - 【請求項3】 前記棒材支持搬送装置は、棒材の下側に
出入可能で、かつ棚フレーム内に設けてあることを特徴
とする請求項1記載の棒材搬出入装置。 - 【請求項4】 前記棒材支持搬送装置は、棒材の下側に
出入可能で、かつ棚フレームの外側に位置していること
を特徴とする請求項1記載の棒材搬出入装置。 - 【請求項5】 棒材を載置したパレットを出入可能に収
納するパレット収納棚を複数段備えてなる棚フレーム
と、この棚フレームの一側において上下動自在かつ各パ
レット収納棚あるいは基準棚に対して前記パレットを出
入するエレベータ装置と、このエレベータ装置によって
前記パレット収納棚から取出されたパレット上の棒材を
支持せしめる棒材支持搬送装置とを設け、エレベータ装
置上のパレットと棒材支持搬送装置とを相対的に上下方
向へ移動自在に設けてなることを特徴とする棒材搬出入
装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14947592A JP3224273B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 棒材搬出入装置 |
US08/073,063 US5427490A (en) | 1992-06-09 | 1993-06-08 | Bar storage apparatus |
EP93401463A EP0574307B2 (en) | 1992-06-09 | 1993-06-09 | Bar-storage apparatus |
DE69334128T DE69334128T2 (de) | 1992-06-09 | 1993-06-09 | Aufbewahrungsvorrichtung für Stangen |
DE69328391T DE69328391T3 (de) | 1992-06-09 | 1993-06-09 | Aufbewahrungsvorrichtung für Stangen |
EP98119925A EP0899218B1 (en) | 1992-06-09 | 1993-06-09 | Bar storage apparatus |
US08/396,610 US5490752A (en) | 1992-06-09 | 1995-03-01 | Bar storage apparatus |
US08/487,658 US5626454A (en) | 1992-06-09 | 1995-06-07 | Bar storage apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14947592A JP3224273B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 棒材搬出入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05337776A true JPH05337776A (ja) | 1993-12-21 |
JP3224273B2 JP3224273B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=15475967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14947592A Expired - Fee Related JP3224273B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 棒材搬出入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224273B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102699747A (zh) * | 2012-06-11 | 2012-10-03 | 安徽祥宇钢业集团有限公司 | 实心管坯剥皮机的直杆顶升装置 |
CN103848176A (zh) * | 2012-11-29 | 2014-06-11 | 加特可株式会社 | 搬运系统 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP14947592A patent/JP3224273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102699747A (zh) * | 2012-06-11 | 2012-10-03 | 安徽祥宇钢业集团有限公司 | 实心管坯剥皮机的直杆顶升装置 |
CN103848176A (zh) * | 2012-11-29 | 2014-06-11 | 加特可株式会社 | 搬运系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3224273B2 (ja) | 2001-10-29 |
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Legal Events
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