JP2004168486A - 搬送システム - Google Patents

搬送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004168486A
JP2004168486A JP2002335831A JP2002335831A JP2004168486A JP 2004168486 A JP2004168486 A JP 2004168486A JP 2002335831 A JP2002335831 A JP 2002335831A JP 2002335831 A JP2002335831 A JP 2002335831A JP 2004168486 A JP2004168486 A JP 2004168486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller conveyor
tray
automatic warehouse
transport
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002335831A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3966167B2 (ja
Inventor
Yoichi Mototsugu
陽一 本告
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2002335831A priority Critical patent/JP3966167B2/ja
Priority to TW92128446A priority patent/TWI265904B/zh
Publication of JP2004168486A publication Critical patent/JP2004168486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3966167B2 publication Critical patent/JP3966167B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

【課題】処理工程の順番に列置される複数の処理装置と、該複数の処理装置に沿って配置される搬送手段とを備え、ワークを個別又は複数個単位で搬送容器に収容して該搬送手段により搬送する搬送システムおいて、搬送手段の下流側で回収された搬送容器を上流側まで搬送するための搬送設備等を不要にすることが課題である。
【解決手段】前記搬送手段は往路と復路とから成るローラコンベア2・3とし、往路のローラコンベア2の上流側端部と、復路のローラコンベア3の下流側端部との間に、自動倉庫5を介設して、該ローラコンベア2の上流側端部と、該ローラコンベア3の下流側端部との間の移送を可能に構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、処理工程の順番に列置される複数の処理装置と、該複数の処理装置に沿って配置される搬送手段とを備えた搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子ディスプレイ(液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ)等に用いる板ガラスを製造するための搬送経路が、一本の直線経路として形成された搬送システムが知られている。
搬送経路には搬送手段としてローラコンベアが敷設されており、該ローラコンベアに沿って複数の処理装置が処理工程の順番に列置されている。
この搬送システムでは、搬送経路の上流側から未処理の板ガラスが投入され、該板ガラスは直接ローラコンベア上を搬送されながら、各処理装置で処理されていき、完成品に成形された後、搬送経路の下流側から取り出されるように構成されている。
このような搬送システムは、例えば、特許文献1で開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−255338号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に示される技術では、搬送経路に沿って搬送される物品は、板ガラスそのものである。
ところで、近年、液晶テレビなどに用いられる板ガラス(液晶ガラス)は、市場のニーズから大型化する傾向にあり、板ガラスが大型化すると、当然、その重量も増える結果、前記のローラコンベアで搬送する際に、ローラとの接触を繰り返す板ガラスの表面に傷が入る可能性が高くなる。
【0005】
このような不具合を解消するために、板ガラスを直接、ローラコンベアに載せるのではなく、板ガラスを搬送容器に収容して、保護した状態でローラコンベアに載せて搬送することが検討されている。この構成では、搬送経路の上流側から未処理の板ガラスは搬送容器に収容された状態で投入され、保護された状態でローラコンベアで搬送され、処理装置の前まで搬送されてくると、移載装置によって該搬送容器内から板ガラスだけが取り出されて処理装置内へ投入される。処理を終えた板ガラスは、移載装置によって、再び、搬送容器に収容され、保護された状態でローラコンベアで搬送される。こうして、各処理装置での処理を終えた板ガラスは完成品として、搬送経路の下流側で搬送容器から取り出されて、トラック等の運搬車に荷積みされる。
【0006】
しかしながら、この構成でいくと、搬送経路の下流側で回収された搬送容器を一時的に収納する収納設備が必要となり、また、該収納設備に収納されている空の搬送容器を搬送経路の上流側まで搬送するための搬送設備も必要となってくる。さらに、搬送経路の上流側でも、下流側から送られて来た空の搬送容器を、未処理の板ガラスが搬入されるまで、収納しておく収納設備も必要となってくる。
そこで、本発明では、板ガラス等ワークを傷つけることなく搬送容器に収容して搬送することを前提に、これらの収容設備、搬送設備を必要としない搬送システムを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段は、以下に示すとおりである。
まず、請求項1に記載のように、処理工程の順番に列置される複数の処理装置と、該複数の処理装置に沿って配置される搬送手段とを備え、ワークを個別又は複数個単位で搬送容器に収容して該搬送手段により搬送する搬送システムであって、前記搬送手段は往路と復路とを備え、該往路の上流側端部と、該復路の下流側端部との間に、自動倉庫を介設して、該往路の上流側端部と、該復路の下流側端部との間の移送を可能に構成し、前記自動倉庫では、未処理のワークが搬送容器に収容されて前記搬送手段の往路へ出庫され、前記搬送手段の復路からはワークの完成品が収容された搬送容器が入庫される。
【0008】
そして、請求項2に記載のように、前記搬送手段の往路の下流側端部と、復路の上流側端部との間に第2の自動倉庫を介設して、該往路の下流側端部と、該復路の上流側端部との間の移送を可能に構成する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る搬送システム1の概略構成を示す側面図、図2はローラコンベア2(3)上の保管装置31・32・33の斜視図、図3は別実施例に係る自動倉庫5付近の側面図、図4は別実施例に係る自動倉庫6付近の側面図である。
【0010】
まず、搬送システム1の概略構成から説明する。
図1に示すように、搬送システム1は、工場の上下の階に渡って構成されており、各階には複数の処理装置4・4・・・が列置されて、各階の処理装置4・4・・・に沿ってローラコンベア2(3)が一直線状に配置され、該ローラコンベア2・3の長手方向の両端部に自動倉庫5・6が配置されている。この自動倉庫5・6は下の階から上の階のフロアーを突き抜けて上下の階に渡って構築されている。
【0011】
処理装置4・4・・・は、同図の矢印方向に下の階から上の階へ、処理工程の順番に配置されており、下の階のローラコンベア2が往路、上の階のローラコンベア3が復路として構成されている。この下の階のローラコンベア2の上流側端部と、上の階のローラコンベア3の下流側端部との間に自動倉庫5が介設されて、該ローラコンベア2の上流側端部と、該ローラコンベア3の下流側端部との間の移送が可能に構成されている。また、下の階のローラコンベア2の下流側端部と、上の階のローラコンベア3の上流側端部との間に自動倉庫6が介設されて、該ローラコンベア2の下流側端部と、該ローラコンベア3の上流側端部との間の移送が可能に構成されている。
以上のように構成された搬送システム1により、ワークが個別又は複数個単位で搬送容器に収容されて、保護された状態で搬送される。
【0012】
以下では、具体的に、ワークを電子ディスプレイ(液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等)や、有機EL用樹脂板等に用いられる板ガラス10として、該板ガラス10を収容する搬送容器を上方と少なくとも一側方とが開口したトレイ11として説明するが、該ワーク、及び該搬送容器はこれらに限定するものではない。
また、トレイ11等の搬送容器を搬送する搬送手段としては、ローラコンベア2・3に替えてベルトコンベア等を適用することもでき、搬送手段についても特に限定はしないものとする。
【0013】
次に、搬送手段たるローラコンベア2・3について説明する。
図2に示すように、ローラコンベア2(3)は、トレイ11を繰り送る多数のローラと、該ローラの駆動伝達機構を収納するコンベア本体20とを備えている。コンベア本体20の長手方向にローラ軸が所定間隔を開けて多数配置され、該ローラ軸の長手方向(コンベア本体20の短手方向)に所定間隔を開けて複数のローラが取り付けられている。コンベア本体20は、複数の支持脚21・21・・・によって、床面上方で支持されている。この支持脚21・21・・・はコンベア本体20の長手方向に所定間隔を開けて立設されている。
【0014】
ローラコンベア2(3)の、各処理装置4に対向する位置は移載位置に指定されて、移載ロボット8によって、該移載位置で停止しているトレイ11と、処理装置4のステーション49との間で板ガラス10が移載されるようになっている。ローラコンベア2(3)と処理装置4のステーション49との間にはスペースが設けられており、該スペースに自走式の移載ロボット8が配置されている。
【0015】
移載ロボット8は、ローラコンベア2(3)及びステーション49に沿って前後(トレイ11の搬送方向の前後)に走行自在な走行台車と、その上に配置される移載装置とを備え、該移載装置は、該走行台車に対して昇降可能な昇降台と、該昇降台に対して旋回可能な旋回台と、該旋回台上に配置された水平多関節式のロボットハンドとから成り、該ロボットハンドは該昇降台と該旋回台とを介して、該走行台車に対して昇降及び旋回可能に構成されている。この水平他関節式のロボットハンドは旋回台に対して伸縮するように構成されており、該ロボットハンドの先端部はフォークのような形状で、該先端部で板ガラス10をすくい取るようにしている。
【0016】
以上のように移載ロボット8が構成され、該移載ロボット8によって、板ガラス10が、ローラコンベア2(3)上のトレイ11と、処理装置4のステーション49との間で移載される。
【0017】
また、各処理装置4と対向するローラコンベア2(3)の移載位置の上方には、下流側から、板ガラス10を取り出した後の空のトレイ11を保管する第1保管装置31と、板ガラス10を保管する第2保管装置32と、板ガラス10を収納したトレイ11を保管する第3保管装置33とが配置されている。
【0018】
第1保管装置31と第3保管装置33とは同じ構造で、トレイ11の四隅を保持する保持機構34と、トレイ11を昇降する昇降機構35とを備えている。昇降機構35は、前記移載位置でローラコンベア2(3)の下方に設けられており、側面視「凹」字型の支持部35bがローラコンベア2(3)のローラ軸の間から出没するように構成されている。昇降機構35の支持部35bは、通常は、ローラコンベア2(3)の搬送面より下方にあり、上昇すると、ローラコンベア2(3)の搬送面より上方に突き出て、トレイ11下面の上流側端部と下流側端部とを支持することで、トレイ11が搬送面から持ち上げられるようになっている。そして、持ち上げられたトレイ11は保持機構34で保持され、この保持されたトレイ11の下面と、ローラコンベア2(3)の搬送面との間はスペースが設けられて、他の搬送されるトレイ11が通過可能なようになっている。
【0019】
この保管装置31(33)は複数枚のトレイ11・11・・・を保管することができ、新たなトレイ11を保管するときには、該新たなトレイ11を昇降機構35で持ち上げて、該新たなトレイ11の上面の四隅と、保持機構34で保持されているトレイ11の下面の四隅とを突き合わせ、そして、保持機構34による保持を解除する。このとき、昇降機構75に支持された新たなトレイ11の上に、保持されていたトレイ11が載置された状態となり、該昇降機構75をやや上昇させて、今度は該新たなトレイ11を保持機構34で保持してやる。
【0020】
このような構成で、保管装置31(33)では、保持機構34で一番下のトレイ11だけが保持されて、その上には複数枚のトレイ11・11・・・が積載され状態で保管されている。
【0021】
また、第2保管装置32は、上下に複数の棚を有する収納棚38を、支持台39上に載置して構成されている。収納棚38は支持台39を介してローラコンベア2(3)の上方に配置され、収納棚38が載置された支持台39の載置部39bと、ローラコンベア2(3)の搬送面との間にはスペースが設けられて、他の搬送されるトレイ11が通過可能なようになっている。
この第2保管装置32の収納棚38には、移載ロボット8によって板ガラス10・10・・・が移載されるようになっている。
【0022】
以上のように、保管装置31・32・33が構成され、第1保管装置31は、以下のような目的で配置されている。板ガラス10はトレイ11に収容された状態で、ローラコンベア2(3)上を搬送されてきて、処理装置4と対向するローラコンベア2(3)上の移載位置では、板ガラス10のみが移載ロボット8によって処理装置4へ移載される。このため、移載位置には、板ガラス10が取り出された後の空のトレイ11が残されることになり、該空のトレイ11は第1保管装置31によってローラコンベア2(3)の上方に持ち上げられて一時保管されるようになっている。そして、処理装置4で板ガラス10の処理が終了すると、該第1保管装置31に保管されている一番下のトレイ11が、ローラコンベア2(3)の搬送面へ降ろされ、移載ロボット8によって該トレイ11に処理を終えた板ガラス10が移載される。
【0023】
また、第2保管装置32は、以下のような目的で配置されている。
処理装置4に投入可能な最大枚数の板ガラス10・10・・・が投入されていて、該板ガラス10・10・・・が処理されているときに、該処理装置4に新たな板ガラス10を載せたトレイ11が搬送されてきても、該処理装置4にはこれ以上板ガラス10を投入できないため、該新たな板ガラス10は移載ロボットによりトレイ10から取り出されて、一旦、第2保管装置32の収納棚38に移載され、このとき空になったトレイ11は下流側に搬送されて、第1保管装置31で保管される。そして、処理装置4で処理を終えた板ガラス10が取り出されると、処理装置4への投入が可能となると、移載ロボット8により、この第2保管装置32の収納棚38から板ガラス10が取り出されて、処理装置4のステーション49へ移載される。
【0024】
なお、移載ロボット8により、第2保管装置32で保管される板ガラス10・10・・・については、先入れ先出しが行なわれる。例えば、移載ロボット8により、板ガラス10を第2保管装置32に移載する際に、収納棚38の最上段の棚から順番に収納していき、板ガラス10・10・・・を取り出する際には、先に収納した最上段の棚の板ガラス10から順番に取り出すようにする。こうして、第2保管装置32では、板ガラス10を先に収納した順に、取り出し、先入れ先出しが行なわれる。
なお、第2保管装置32の最下段の棚から順番に収納・取出を行ってもよく、第2保管装置32に収納した順序を管理する手段を用いることにより、収納棚38の上下位置に関係なく、先入れ先出しを行うこともできる。
【0025】
そうして、第3保管装置33は、処理装置4に投入可能な最大枚数の板ガラス10・10・・・が投入されていて、かつ、第2保管装置32の収納棚38の全ての棚にも板ガラス10・10・・・が収納されているときに、新たな板ガラス10を載せたトレイ11が搬送されてくると、利用される。
この第3保管装置33は前記第1保管装置31と同様に作動し、ただし、この第3保管装置33では、板ガラス10を載せたままのトレイ11が保管される。
そして、この第3保管装置33では、第2保管装置32と同様に、板ガラス10を取り出す際には、移載ロボット8により先入れ先出しが行われる。
【0026】
以上のように、第2保管装置32と、第3保管装置33とは板ガラス10・10・・・を一時保管しておくバッファとして構成され、特に、第3保管装置33は、第2保管装置32が満杯になったときの、非常用のバッファとして構成されている。
【0027】
次に、処理装置4について説明する。
処理装置4のローラコンベア2(3)と対向する側面には、入庫口と出庫口とが形成され、該入庫口と出庫口の手前(ローラコンベア2(3)側)には板ガラス10を載置するためのステーション49が設けられている。そして、この処理装置4内にも、前記移載ロボット8と同様の構成の移載ロボット7が配置され、該移載ロボット7により板ガラス10がステーション49と処理装置4内の処理部との間で移載されるようになっている。
【0028】
次に、自動倉庫5・6の構成について説明する。
これらの自動倉庫5・6は、詳しくは後述するが、多数の棚56・56・・・を上下及び左右に多数有した一対の収納部と、収納部間を収納部に沿って走行し、板ガラス10又はトレイ11を移載するためのスタッカクレーン50とを備えた略同様の溝成であるが、自動倉庫5は、板ガラス10、又はトレイ11を一時的に保管する保管庫として用いられ、自動倉庫6は主としてローラコンベア2の下流側端部とローラコンベア3の上流側端部との間の移送手段として利用されるが、板ガラス10を載せたトレイ11の一時保管庫としても用いられる。
【0029】
自動倉庫5には、上の階でローラコンベア3と対向する側面に処理済みの板ガラス10(完成品)が搬送システム1(液晶製造ライン)から入庫される入庫口5aが形成され、下の階でローラコンベア2と対向する側面に未処理の板ガラス10(ワーク)が搬送システム1へ出庫される出庫口5bが形成されている。さらに、自動倉庫5は、下の階で、反ローラコンベア2側の側面に入出庫口5cが形成されている。ここでは、搬送システム1の系外と、一つの入出庫口5cを介して板ガラス10・10・・・の受け渡しが行われるように構成している。つまり、入出庫口5cを介して、処理前の板ガラス10が搬入され、完成品の板ガラス10が搬出されるようになっている。なお、入庫口と出庫口とを別々に形成してもよく、また、入庫口と出庫口とを別々に形成する場合、入庫口を下の階で自動倉庫5の反ローラコンベア2側の側面に、出庫口を上の階で自動倉庫5の反ローラコンベア3側の側面に形成するなど、特にその構成は限定はしない。
【0030】
この自動倉庫5の入出庫口5cには板ガラス10を載置するためのステーション59が設けられており、該ステーション59は自動倉庫5の内部から外部へ突出するように配置されている。ステーション59はローラコンベア等の搬送コンベアを備え、該搬送コンベアによって板ガラス10がステーション59の上面の内側部の載置位置と、外側部の載置位置との間で搬送されるようになっている。
このステーション59の外側部の載置位置と、搬送システム1の系外のトラック等の運搬車との間で、板ガラス10・10・・・が移載されるようになっている。
【0031】
また、ローラコンベア2の上流側端部、及びローラコンベア3の下流側端部は、自動倉庫5の内部に配置されて、該ローラコンベア2の上流側端部の上面はトレイ11の出庫位置となって、該出庫位置に載置されたトレイ11は出庫口5bから出庫され、該ローラコンベア3の下流側端部の上面はトレイ11の入庫位置となって、入庫口5aから入庫したトレイ11は入庫位置で、自動倉庫5内の棚56に移載される。
【0032】
自動倉庫5内には、ローラコンベア2・3側の側部と、反ローラコンベア2・3側の側部とに収納部が形成されて、該収納部の間の中央のスペースにスタッカクレーン50が配置されている。収納部にはトレイ11を収納するための棚56・56・・・が多数設けられており、該スタッカクレーン50によって空のトレイ11が棚56上に移載され、あるいは、板ガラス10が棚56上の空のトレイ11に移載されるようになっている。前記収納部の間の中央のスペースの床面には、ローラコンベア2・3の長手方向と直交する方向にレール51が敷設されている。スタッカクレーン50は、該レール51上を走行する走行台車52と、該走行台車52上に立設されるマスト53と、該マスト53に沿って昇降する水平多関節式の移載装置54とを備え、該レール51に沿って水平方向に移動できるようになっている。移載装置54の先端部はフォークのような形状で、該移載装置54の先端部で、板ガラス10、又はトレイ11をすくい取り、走行台車52の水平方向の移動と、移載装置54の上下方向の移動との組み合わせで、ステーション59の内側部の載置位置、ローラコンベア2の上流側端部の出庫位置、ローラコンベア3の下流側端部の入庫位置、及び、どの位置の棚56・56・・・に対しても、板ガラス10、又はトレイ11を移載できるようになっている。
【0033】
以上のように、自動倉庫5では、各棚56に空のトレイ11、又は完成品の板ガラス10を1枚ずつ収納するようにしている。そして、自動倉庫5内で、搬送システム1に出庫する前に、トレイ11に入出庫ロ5cから入庫される未処理の板ガラス10を載置する。また、搬送システム1から入庫された処理済みの板ガラス10は、板ガラス10と空トレイ11とを別々にして、それぞれ棚56に収納される。なお、本実施の一形態では、処理済みの板ガラス10と、それが収納されていた空トレイ11とを別々に収納するようになっているが、処理済みの板ガラス10を収納した状態で棚56に収納しても良い。
【0034】
また、図3に示すように、自動倉庫5へは、より効率良く収納できるように、各棚56・56・・・にトレイ11・11・・・を積層した状態で収納しておいても良い。そのために、コンベア2の上方における、出庫口5bと、自動倉庫5に1番近い処理装置4との間、及びコンベア3の上方における、入庫口5aと、自動倉庫5に1番近い処理装置4との間に、前記保管装置31(33)と同じ同じ機構の積載装置41・42を配置し、自動倉庫5に入庫する前に、該積層装置42でトレイ11・11・・・を積み重ね、積層した状態で入庫口5aから入庫し、スタッカクレーン50で自動倉庫5内の棚56に移載する。また、棚56からはスタッカクレーン50により積層された状態でトレイ11・11・・・が取り出して出庫口5bへ移載し、該出庫口5bから出庫したところで、前記積層装置41で積層された状態のトレイ11・11・・・を1枚ずつバラし、コンベア2に投入するようにしても良い。なお、上記積層装置41・42は、自動倉庫5の内部に設けても良い。
【0035】
また、図1に示すように、前記自動倉庫5と同様に、自動倉庫6には、上の階でローラコンベア3と対向する側面に出庫口6aが形成され、下の階でローラコンベア2と対向する側面に入庫口6bが形成されている。なお、自動倉庫6については、搬送システム1の系外に、板ガラス10・10・・・を受け渡すための入出庫口を設けても、設けなくてもよい。自動倉庫6の内部の構成については、前記自動倉庫5と同様に構成されている。
【0036】
この自動倉庫6では、入庫口6bから板ガラス10を収容したトレイ11が入庫されて、スタッカクレーンによって、そのまますぐに、出庫口6aへと移載されて出庫されるようになっており、また、必要に応じて、板ガラス10を載せたトレイ11は、入庫口6bから入庫されて、一旦、自動倉庫6内の棚に載置され、出庫の時間調整が行なわれる。この出庫の時間調整は、上の階の処理装置4・4・・・で、板ガラス10・10・・・の供給が過剰になり、該処理装置4・4・・・の手前で、処理待ちの板ガラス10を載せたトレイ11が多数待機している場合などに行なわれる。このように自動倉庫6は、板ガラス10を載せたトレイ11を一時保管するバッファとしても利用される。また、自動倉庫6内に一時保管された、板ガラス10を収容したトレイ11の中に、特急品がある場合に、該特急品を優先的に先に出庫するなど、自動倉庫6内のトレイ11・11・・・を所望の順番で出庫することもでき、作業効率の向上が図られている。
【0037】
なお、この自動倉庫6の替わりに、下の階のローラコンベア2の下流側端部と、上の階のローラコンベア3の上流側端部との間に、マスト付きのリフターを設け、該リフターに板ガラス10を収容したトレイ11(空のトレイ11でもよい)を載せてマストに沿って昇降させ、該ローラコンベア2の下流側端部と、該ローラコンベア3の上流側端部との間で移送するように構成してもよく、下の階のローラコンベア2の下流側端部と、上の階のローラコンベア3の上流側端部との間に介設する移送手段は特に限定はしない。
【0038】
なお、図4に示すように、自動倉庫6、又はリフターへトレイ11を供給する際に、コンベア2の上方における、入庫口6bと、自動倉庫6に1番近い処理装置4との間、及びコンベア3の上方における、出庫口6aと、自動倉庫6に1番近い処理装置4との間に、前記保管装置31(33)と同じ機構の積載装置43・44を配置し、該積層装置43でトレイ11・11・・・を積み重ねて、積層した状態にし、この状態でコンベア2から自動倉庫6(又はリフター)へ供給する。また、自動倉庫6(又はリフター)からトレイ11・11・・・は積層された状態で取り出され、該積層されたトレイ11・11・・・を前記積層装置44で1枚ずつバラしてコンベア3に供給するようにしても良い。
【0039】
以上のように、工場の上下の階に渡って搬送システム1を構築し、ローラコンベア2・3を上下の異なる階に配置して、該ローラコンベア2・3に沿って処理装置4・4・・・を配置することで、平面視での設置スペースを減らすことができ、該搬送システム1を、比較的狭い敷地にも構築することができて、土地事情等にも有効に対処することができる。
【0040】
なお、搬送システム1の構成は、上記実施例中のレイアウトに限定するものではなく、同じ階の、同じフロアーでローラコンベア等の搬送手段を2列に配置して、一方を往路、他方を復路とし、そして、該往路と該復路に沿って処理装置を処理工程の順番に配置し、該往路の上流側端部と、該復路の下流側端部との間に、自動倉庫を介設して、該往路の上流側端部と、該復路の下流側端部との間の移送を可能に構成するとともに、該往路の下流側端部と、該復路の上流側端部との間にも別の自動倉庫を介設して、該往路の下流側端部と、該復路の上流側端部との間の移送を可能に構成してもよい。
【0041】
また、前記別の自動倉庫の替わりに、搬送手段の往路の下流側端部と、復路の上流側端部との間をローラコンベアで接続して、平面視で、「コ」字状の搬送経路に構成してもよく、該往路の下流側端部と、該復路の上流側端部との間のトレイ11の移送手段の構成は特に限定はしない。
【0042】
以上のように、本発明では、板ガラス10をトレイ11に収容して、保護した状態で搬送するため、ワークに傷が入るということもなくなり、品質が向上する。そして、自動倉庫5に保管されているトレイ11に未処理の板ガラス10を収容して、ローラコンベア2へ出庫し、各処理装置4・4・・・での処理を経て板ガラス10は完成品となり、該完成品を収容した該トレイ11はローラコンベア3から該自動倉庫5へ入庫され、該板ガラス10の完成品は該トレイ11から取り出されて該自動倉庫5内の棚56に一時保管され、そしてまた、この空になったトレイ11には新たな未処理のワーク11を収容してローラコンベア2へ出庫するというように、トレイ11を循環させて使い回すことができ、板ガラス10の完成品の搬送後に空になったトレイ11を回収するための専用の設備は不要となって、合理的な搬送システム1を提供することができる。
【0043】
なお、往路のローラコンベア2の上流側に配置される、自動倉庫5に1番近い処理装置4を、搬送システム1の系外との間で板ガラス10を受け渡す入出庫ステーションの機能も兼ねた構成として、該自動倉庫5に1番近い処理装置4から未処理の板ガラス10をトレイ11に載せてローラコンベア2上に投入し、該トレイ11に載った完成品の板ガラス10が戻ってくるように構成してもよい。この場合は、当該処理装置4の前(ローラコンベア2の長手方向に対しては側方)から未処理の板ガラス10はトレイ11に載せられ、保護された状態で、ローラコンベア2上を下流側へ搬送されていき、そして、各処理装置4・4・・・での処理を経て板ガラス10は完成品となって、該完成品を載せたトレイ11は復路のローラコンベア3上を搬送されて自動倉庫5の入庫口5aから入庫される。この入庫された完成品を載せたトレイ11は、スタッカクレーン50で、出庫口5bへと移載され、該出庫口5bで往路のローラコンベア2へ投入され、つまり、上の階から下の階へと自動倉庫5内を通過して、前記自動倉庫5に1番近い処理装置4の前で完成品はトレイ11から移載ロボット8によって取り出される。このとき、空になったトレイ11は、当該処理装置の前の保管装置31で保管され、あるいは、そのまま次の未処理の板ガラス10が移載されて、該未処理の板ガラス10を載せたトレイ11がローラコンベア2上に投入される。このようにトレイ11・11・・・を循環させて、使い回すように構成される。
【0044】
このように自動倉庫5には、未処理の板ガラス10・10・・・、板ガラス10・10・・・の完成品、及びトレイ11・11・・・を一時保管しておくことができ、この板ガラス10・10・・・の完成品はトラック等の運搬車によってまとめて搬出され、また、未処理の板ガラス10・10・・・についても運搬車により、ある程度の枚数がまとめて搬入されるようになっている。
【0045】
【発明の効果】
以上のように構成した本発明では、次のような効果を奏する。
まず、請求項1に記載の発明では、ワークを搬送容器に収容して、保護した状態で搬送するため、ワークに傷が入るということもなくなり、品質が向上する。また、この発明では、自動倉庫に保管されている搬送容器に未処理のワークを収容して、搬送手段の往路へ出庫し、各処理装置での処理を経てワークは完成品となり、該完成品を収容した該搬送容器は搬送手段の復路から該自動倉庫へ入庫され、該完成品は、該搬送容器から取り出されて、又は、搬送容器に収容された状態で一時保管され、そしてまた、完成品が取り出されて空になった搬送容器には新たな未処理のワークを収容して搬送手段の往路へ出庫するというように、完成品の搬送後に空になった搬送容器を回収するための専用の搬送設備を設けることなく、搬送容器を循環させて使い回すことができ、合理的な搬送システムを提供することができる。
さらに、この発明では、自動倉庫に、未処理のワーク、ワークの完成品、及び搬送容器を一時保管しておくこともできる。
【0046】
そして、請求項2に記載の発明では、第2の自動倉庫で、ワークを収容した搬送容器を、搬送手段の往路の下流側端部と、搬送手段の復路の上流側端部との間を移送することができ、また、必要に応じて、該第2の自動倉庫内に、該ワークを収容した搬送容器を一時的に保管しておくこともできる。例えば、搬送手段の復路に沿って配置された処理装置で、ワークの供給が過剰になり、該処理装置の手前で、処理待ちのワークを載せた搬送容器が多数待機している場合など、この後に第2の自動倉庫に入庫されてくる、ワークを収容した搬送容器が一時的に保管される。また、第2の自動倉庫内に一時保管された、ワークを収容した搬送容器の中に、特急品がある場合に、該特急品を優先的に先に出庫するなど、該第2の自動倉庫内の搬送容器を所望の順番で出庫することもでき、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る搬送システム1の概略構成を示す全体側面図。
【図2】ローラコンベア2(3)上の保管装置31・32・33の斜視図。
【図3】別実施例に係る自動倉庫5付近の側面図。
【図4】別実施例に係る自動倉庫6付近の側面図。
【符号の説明】
1 搬送システム
2 ローラコンベア
3 ローラコンベア
4 処理装置
5 自動倉庫
6 自動倉庫
7 移載ロボット
8 移載ロボット
10 板ガラス
11 トレイ

Claims (2)

  1. 処理工程の順番に列置される複数の処理装置と、該複数の処理装置に沿って配置される搬送手段とを備え、ワークを個別又は複数個単位で搬送容器に収容して該搬送手段により搬送する搬送システムであって、
    前記搬送手段は往路と復路とを備え、該往路の上流側端部と、該復路の下流側端部との間に、自動倉庫を介設して、該往路の上流側端部と、該復路の下流側端部との間の移送を可能に構成し、
    前記自動倉庫では、未処理のワークが搬送容器に収容されて前記搬送手段の往路へ出庫され、前記搬送手段の復路からはワークの完成品が収容された搬送容器が入庫されることを特徴とする搬送システム。
  2. 前記搬送手段の往路の下流側端部と、復路の上流側端部との間に第2の自動倉庫を介設して、該往路の下流側端部と、該復路の上流側端部との間の移送を可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の搬送システム。
JP2002335831A 2002-11-19 2002-11-19 搬送システム Expired - Fee Related JP3966167B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002335831A JP3966167B2 (ja) 2002-11-19 2002-11-19 搬送システム
TW92128446A TWI265904B (en) 2002-11-19 2003-10-14 Transportation system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002335831A JP3966167B2 (ja) 2002-11-19 2002-11-19 搬送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004168486A true JP2004168486A (ja) 2004-06-17
JP3966167B2 JP3966167B2 (ja) 2007-08-29

Family

ID=32699822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002335831A Expired - Fee Related JP3966167B2 (ja) 2002-11-19 2002-11-19 搬送システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3966167B2 (ja)
TW (1) TWI265904B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012199304A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
CN107032032A (zh) * 2017-06-19 2017-08-11 湖北鄂西北中药材物流基地有限公司 中药材智能仓储系统
CN112938281A (zh) * 2021-01-29 2021-06-11 珠海创智科技有限公司 Ems小车入库存储系统及其工作方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020006857T5 (de) * 2020-03-10 2022-12-22 Fuji Corporation Komponentenlager

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012199304A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
CN107032032A (zh) * 2017-06-19 2017-08-11 湖北鄂西北中药材物流基地有限公司 中药材智能仓储系统
CN112938281A (zh) * 2021-01-29 2021-06-11 珠海创智科技有限公司 Ems小车入库存储系统及其工作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3966167B2 (ja) 2007-08-29
TW200408597A (en) 2004-06-01
TWI265904B (en) 2006-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI314542B (ja)
US11180327B2 (en) Method for automatically stacking packages in layers on a support
JP4200387B2 (ja) 搬送システム
JP4036097B2 (ja) 処理及び保管設備
JP2008019017A (ja) 物品収納装置
JP2007186319A (ja) 搬送システム
JP2004168486A (ja) 搬送システム
JP4078959B2 (ja) 一時保管装置
JP4192568B2 (ja) 搬送システム
JP2004168483A (ja) 搬送システム
JPH0157003B2 (ja)
TW200408595A (en) Carrier system
JP4378640B2 (ja) 搬送設備
JPH11130214A (ja) 自動倉庫設備におけるパレットおよびケースの搬送装置
JPH0739853Y2 (ja) 円筒状物の搬送装置
JP4650679B2 (ja) 物品搬送装置
JPH0626961B2 (ja) 物品の取扱い方法及びその装置
JPS5974825A (ja) 供給装置
JPH0327443B2 (ja)
JP3603986B2 (ja) 自動倉庫の物品搬送システム
JPH0369803B2 (ja)
JP5185191B2 (ja) ローラコンベア装置
JPH0333605B2 (ja)
JPH11292288A (ja) タイヤ解載装置
JPH05213442A (ja) パレット積み被搬送物の積込み装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040407

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060426

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060502

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060615

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060711

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20060908

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070129

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20070314

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070521

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees