JPH0157003B2 - - Google Patents

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JPH0157003B2
JPH0157003B2 JP19459483A JP19459483A JPH0157003B2 JP H0157003 B2 JPH0157003 B2 JP H0157003B2 JP 19459483 A JP19459483 A JP 19459483A JP 19459483 A JP19459483 A JP 19459483A JP H0157003 B2 JPH0157003 B2 JP H0157003B2
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Nobuhiro Tanaka
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Kao Corp
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Publication date
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Publication of JPH0157003B2 publication Critical patent/JPH0157003B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/137Storage devices mechanical with arrangements or automatic control means for selecting which articles are to be removed
    • B65G1/1373Storage devices mechanical with arrangements or automatic control means for selecting which articles are to be removed for fulfilling orders in warehouses

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大型の倉庫に物品の入出庫を自動的
に行う自動物品入出庫装置に関する。特にコンピ
ユータのコントロールによつて、物品が必要な時
期に、必要な量を面単位で手作業によらずに入出
庫できる自動物品入出庫装置に関する。なおここ
で「面単位」とは、箱状の物品を複数個平面上に
一層だけ並べた移送のための単位をいう。
〔従来の技術〕
自動物品入出庫装置に用いるピツキングシステ
ムに関する従来の技術としては、昭和56年10月1
日荷役研究所発行の臨時増刊「荷役と機械」オー
ダーピツキングシステムハンドブツク(以下文献
1という)、実公昭49−24144号公報に記載のもの
等が知られている。上記文献1の第19頁右欄下第
12行〜第20頁左欄第8行には、同一品種の荷が複
数個積載されているパレツトから任意の個数を直
接人手で取り出し、フオークリフトがコンベアな
どを用いて搬出するピツキングシステムが記載さ
れている。また、第21頁左欄下第14行〜第22頁左
欄第3行には、傾斜収納棚(フローラツク)から
ピツキングシステムにおいて傾斜収納棚の1間口
あたりの長さを1パレツト分(保管する荷全体を
集めた長さ)以上の荷を並べ得る長さにし、先端
から上記荷を取り出すピツキングシステムが、ま
た比較的短い長さのフリーローラコンベアを前方
に傾斜させて荷を保管し、供給単位を特別に定め
ず、任意の個数を必要なときに供給し、先端から
上記荷を取り出すピツキングシステムが記載され
ている。
また、実公昭49−24144号公報には、傾斜収納
棚に収納された物品を搬出する搬出装置が記載さ
れている。
また、自動物品入出庫装置に用いる面単位把持
装置に関する従来の技術としては、実開昭56−
142988号公報に記載のもの等が知られている。上
記公報には、パレツト等に立方体、直方体状に積
み上げられた物品を4面から押圧クランプし得る
荷役用4面クランプ装置が記載されている。
また、自動物品入出庫装置に用いる物品を分離
する分離手段に関する従来の技術としては、実開
昭54−126387号公報に記載のもの等が知られてい
る。上記公報には、パレツトに積み上げられた物
品を1段ずつレイヤーコンベアローラに払い出す
ことができる積荷搬送装置が記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の従来の技術は以下のよう
な問題点を有していた。
即ち、文献1または実公昭49−24144号公報に
記載のピツキングシステムは、個々に分離された
物品を傾斜収納棚に対して自動的に搬入したり搬
出したりすることはできるが、多層に積載された
物品を個々の物品に分離する分離手段を備えてな
いため、多層に積載された物品を傾斜収納棚に搬
入することはできない。
また、実開昭56−142988号公報に記載の荷役用
4面クランプ装置(面単位把持装置)または実開
昭54−126387号公報に記載の積荷搬送装置(分離
手段)は、所望の数量の物品をピツキングするこ
とはできない。
本発明は、これらを改良するもので、本願出願
人による第一先願(特開昭57−77123)にかかわ
るダンボール箱などの面単位把持装置と、第二先
願(特開昭58−212501)にかかわるピツキング装
置と、第三先願(特開昭59−182104)にかかわる
垂直循環コンベア付クレーンによるピツキング倉
庫設備とを組合せ一体化し、さらに新しい要素を
付加してシステム化することによつて、上記の問
題を解決できる新しい総合的な自動物品入出庫装
置を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、 (a) 多層に積載された物品を面単位毎に傾斜収納
棚に供給することができる、 (b) 傾斜収納棚に傾斜された多種類のケースを所
定量だけ自動的にピツキングすることができ
る、 (c) 傾斜収納棚への収納をパレツト単位ではなく
面単位とすることによつて、傾斜収納棚が専有
する面積を少なくすることができる、 (d) 物品の入出庫処理を総合的、自動的、かつ流
れ作業として円滑に行うことができる、 (e) 製品の種類の変化、在庫量の変動、在庫期間
の変動などに対しても柔軟に対応することがで
きる、 自動物品入出庫装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、多層に積載されて保管された物品を
一層ずつ面単位で分離する面単位分離装置と、こ
の面単位分離装置によつて面単位で移送された物
品を個々の物品に分離する個別分離手段と、この
個別分離手段により分離された物品を一時保管す
るように構成され、多数の傾斜コンベアで構成さ
れた傾斜収納棚と、上記個別分離手段からこの傾
斜収納棚の上記傾斜コンベアの傾斜の上側に物品
を分配供給する供給手段と、上記傾斜収納棚の各
傾斜コンベアの傾斜の下側から物品を所望の数だ
け自動的に取り出す自動ピツキング装置と、この
自動ピツキング装置により取り出された物品を搬
送する搬出コンベアとを備え、上記傾斜収納棚の
奥行が一層分以上の物品を保管なし得る長さであ
り、上記面単位分離装置と、上記個別分離手段
と、上記供給手段と、上記ピツキング装置と、上
記搬出コンベア装置とが相互に関連動作を行うよ
うに制御するコンピユータ装置を備えたことを特
徴とする。
個別分離手段には、面単位に配列された物品を
列方向に切り離す列切り離しコンベアと、この列
切り離しコンベアにより搬送される物品を個々の
物品に切り離す切り離しコンベアと、この切り離
しコンベアで個々に切り離された物品の向きを転
換させるターン装置とを含み、供給手段には、個
別分離手段により分離された物品を傾斜収納棚の
近傍へ搬送する供給コンベアと、この供給コンベ
アの上の物品を傾斜収納棚の各傾斜コンベアの傾
斜の上側に持ち上げる自動供給機とを含むことが
できる。
また応用として1品種あたりのピツキング数量
が一層分以上になる場合には、面単位分離装置ま
ではデパレタイザで面単位のピツキングを行い、
面単位に満たない端数を自動ピツキング装置でピ
ツキングし、両者を足し合わせることもできる。
さらにパレツトの供給および回収の頻度を少な
くするために、面単位分離装置またはデパレタイ
ザで、面単位のピツキングを行うとき、傾斜収納
棚への供給分もまとめてデパレタイズすることも
できる。
〔実施例〕
次に本発明実施例装置を図面に基づいて詳しく
説明する。この実施例は本発明を二階建の大型倉
庫に実施したものであり、この倉庫は製品の一時
保管用に使用される。保管される製品の種類は数
十種類に及び、各製品は原則的にボール箱に包装
されている。しかしこのボール箱の形状は一様で
ない。
第1図は本発明実施例装置の一階部分の構成
図、第2図は本発明実施例装置の二階部分の構成
図、第3図aは本発明実施例装置の面単位送出し
状態の正面図、第3図(b)は本発明実施例装置の面
単位送出し状態の平面図、第4図は本発明実施例
装置の列切離し状態の正面図、第5図aは本発明
実施例装置の列切離し後の状態の正面図、第5図
bは本発明実施例装置の列切離し後の状態の平面
図、第6図a,bおよびcは本発明実施例装置に
備えられたターン装置の動作説明図、第7図は本
発明実施例装置の荷流れを示すフローチヤートで
ある。
本発明実施例装置は、自動倉庫とピツキング装
置が一体に構成されたものである。この自動倉庫
はパレツト荷をフオークリフトなどで供給する入
庫ステーシヨン1と、このパレツト荷や空パレツ
トを出庫する出庫ステーシヨン2と、パレツト荷
などを入出庫する入出庫コンベアライン3と、入
出庫の補助コンベアである入庫サブライン4およ
び出庫サブライン5と、パレツト荷などの搬送・
分配をするスタツカクレーン6と、パレツト荷を
格納する高層ラツク7を備えている。
また本発明のピツキング装置には、荷の入出庫
を制御するコンピユータコントロールルーム8を
有する。このコンピユータコントロールルーム8
には、コンピユータ装置、この倉庫内の各電動装
置の制御装置が配置され、この制御装置にはこれ
ら各装置の状態を検出する検出手段が導入され
る。このコンピユータ装置は上記各電動装置の状
態を検知しながら、相互に関連する動作を制御す
る。
さらに本発明実施例装置は、高層ラツク7から
の荷を供給する供給ライン9と、荷の必要量をデ
パレタイズした後のパレツト荷を自動倉庫に回収
する回収ライン10と、レール11上を無人で走
行しパレツト荷の供給および回収をするトラバー
サ12とが設けられている。
さらにこのトラバーサ12からの荷を受取る受
取コンベア13と、この受取コンベア13からの
荷を一層単位でパレツトから切離す面単位分離装
置14と、デパレタイズ後の残りのパレツト荷を
自動倉庫に払出す払出しコンベア15と、空パレ
ツトの回収集積を行う空パレツト集積装置16と
を有している。
上記デパレタイズ機能は、面単位切離装置14
で取つた荷を昇降することによつて受取る面受取
りコンベア17と、面単位で荷を送出する面単位
送出しコンベア18と、荷を面から列に切離す列
切離しコンベア19と、荷の1列分を横送りする
列送出しコンベア20と、列から1個単位に切離
す切離しコンベア21と、エンドストツパで位置
決めをした後横送りをする方向転換機22と、
個々の荷の向きを長手方向に変えるターン装置2
3およびターン用コンベア24とによつて構成さ
れる。
上記列切離しコンベア19には、箱体40の移
動を感知し、指令を出す光電管41と、この光電
管41の指令によつて列切離しコンベア19を昇
降させるリフタ42とが備えられ、また上記ター
ン装置し23には、流れてくる箱体40を止める
アーム43と、先端ローラ44とが備えられてい
る。
このようにして分離された荷の供給に関係する
装置は、荷の行先を切換える矯正ガイド兼分岐装
置25と、供給前に荷をストレージする搬送・ス
トレージライン26と、一層分の数量の荷を供給
する供給コンベア27と、この供給コンベア27
から荷を受取り供給する自動供給機28と、前後
に複数の間口を持ち、上下に多段を有する棚で、
奥行方向に傾斜コンベアを配列して、下流端にス
トツパを設け、荷を格納する傾斜収納棚29と、
コンピユータコントロールルーム8からの指令を
受けて傾斜収納棚29から荷を取出す自動ピツキ
ング装置30と、ピツキングした荷を必要な場所
に運び出す搬出コンベア31とによつて構成され
ている。
さらに搬送関係の装置として、搬出コンベア3
1によつて運ばれた荷をストレージし、合流させ
るピツキングストレージライン32と、デパレタ
イズしたものを直接必要な場所に運び出すデパレ
搬出コンベア33と、この運び出された荷をスト
レージし、合流させるデパレストレージライン3
4と、このデパレストレージライン34からの荷
を搬送するメインライン35と、このメインライ
ン35からの荷の分岐を行うソータ36と、この
ソータ36によつて分岐後荷をストレージするサ
ブライン37を備えている。
このように構成された本発明実施例装置の動作
について説明する。まず自動倉庫の荷の流れは、
第1図に示すようにトラツクなどの輸送手段によ
つて運ばれてきた一つのパレツトに1品種があら
かじめ決められた数量積載されているパレツト積
載荷が、フオークリフトなどの運搬機器によつ
て、入庫ステーシヨン1の載荷される。載荷され
たパレツト荷は、入出庫コンベアライン3および
入庫サブライン4を経由して、スタツカクレーン
6によつて運ばれて、高層ラツク7に格納され
る。またパレツト荷のまま出庫する場合や、空パ
レツト集積体の出庫をする場合は、高層ラツク7
からスタツカクレーン6によつて荷が取出され、
出庫サブライン5を経て、入出庫コンベアライン
3から出庫ステーシヨン2に搬送され、倉庫外に
出庫される。
次に本発明実施例装置における荷の流れを説明
する。第2図に示すように、コンピユータコント
ロールルーム8における入出庫管理により、補充
指令が出されると、その補充指令に基いづて、ス
タツカクレーン6はパレツト荷をラツク7から取
り出して供給ライン9におろす。このパレツト荷
は左右に移動できるトラバーサ12に積載され受
取りコンベア13によつて面単位分離装置14に
渡される。面単位分離装置14は、コンピユータ
コントロールルーム8からの指令により、一層分
の複数の箱体を把持して面受取りコンベア17に
渡し、この受取りコンベア17は、下降して、第
3図に示すように、面単位送出しコンベア18に
箱体40を渡す。この箱体40が列切離しコンベ
ア19上に移り、その先端が光電管41を遮る
と、リフタ42が動作して、列切離しコンベア1
9を持上げて第4図に示す状態になり、最前端に
ある一列の箱体40は、第5図に示すようにこの
列切離しコンベア19上に移り、残りの箱体群は
段差19aで止まり、列切離しコンベア19がダ
ウンするまで面単位送出しコンベア18上で待機
する。
一列単位になつた荷は、列送出しコンベア20
で横方向に搬送された後、切離しコンベア21で
1個ずつ方向転換機22に送り込む。その際1個
ずつ箱の端末が、エンドストツパ22aにあた
り、エンド位置決めされてから方向転換される。
1個ずつ方向転換された箱体40は、向きが長手
方向のものはそのまま直進し、横向きに流れてい
るものは、ターン装置23に衝突して、長手方向
に向きを変える。このようにしてターン用コンベ
ア24から搬出されるすべての箱体40は1個ず
つ長手方向に向きを統一して流れる。
このターン装置23は、コンピユータコントロ
ールルーム8から品種ごとに前後ストローク情報
を受け取り、第6図a,bおよびcに示すように
横向きに流れてくる物だけがアーム43で止めら
れて、点線で示す長手方向に変わるように、パル
スモータなどを用いて先端ローラ44の位置を適
当量移動される動作をする。
以上は面単位分離装置14を用いた場合の説明
であるが、他に従来から用いられているデパレタ
イザを用いても同じような搬送を行うことができ
る。
ターン用コンベア24の末端部には、矯正ガイ
ド兼分岐装置25が配置され、傾斜収納棚29へ
の供給および直接デパレ搬出コンベア33側への
切換えを行う。
傾斜収納棚29に供給する側に切換えていると
きは、搬送・ストレージライン26を経て、供給
コンベア27で、1個ずつ適当な間隔を保ち自動
供給機28に連続的に供給する。この自動供給機
28は、本出願人によつて特開昭59−182104で出
願したもので垂直循環コンベア付クレーンの昇降
台上に入庫用のコンベアを装置したものであり、
適当間隔をあけて供給されてくる荷を傾斜収納棚
29の該当棚間口に供給する。この自動供給機2
8の供給棚番地もコンピユータコントロールルー
ム8から指令される。また別の本出願人が特公昭
62−3042で出願したケース供給機を用いても行う
ことができる。
傾斜収納棚29は前後に複数間口、上下方向に
多段に構成された棚で、奥行方向に傾斜コンベア
を配列し、下流側にストツパを設けた格納棚であ
る。奥行方向の長さは一層分以上の物品を保管な
し得る長さ、好ましくは一層分に加えて箱体の3
個程度多い長さである。多種類の箱体の寸法が大
小さまざまな場合には、各間口の一層分の長さは
それぞれ異なるが、一番長いものにあわせて奥行
長さを決めれば良いが、数品種だけ極端に長い場
合には、その品種については2間口を割りあて、
2間口分の奥行長さを合計して一層分を超えるよ
うにすることもできる。
箱体3個分を多くする理由は、箱体の重心が高
いものの場合に間口を空にしてから供給すると先
頭の1個目はストツパに衝突して、そのまま転倒
脱落することがあるので、少なくとも1〜3個を
先端部に残しておけば、一層分を供給しても衝撃
が緩和されて、転倒脱落することがないためであ
る。
コンピユータコントロールルーム8から自動ピ
ツキング装置30にピツキング棚番地および任意
の数量があたえらと、このピツキング装置30は
傾斜収納棚29の該当間口へ移動して、荷のピツ
キングを行い、搬出コンベア31へ払い出す。こ
の自動ピツキング装置は本出願人が特開昭58−
212501で出願したピツキング装置を昇降台上に搭
載した前記垂直循環コンベア付クレーンによるピ
ツキング設備で行うことができる。
一品種あたりのピツキング数量が一層分単位以
上になるときは、一層分単位のものについては面
単位分離装置14またはデパレタイザでデパレタ
イズしたものを、矯正ガイド兼分岐装置25をデ
パレ搬出コンベア33側に切り換えておいて、直
接搬出して一層分単位を超える分の端数について
は自動ピツキング装置30で取出し搬出する方法
が効率が良く、短時間でピツキングすることがで
きる。
また制御上複雑になるが、例えば一層分の数量
が12個で構成されていて、ピツキング数量が5個
であり、なおかつ傾斜収納棚29の該当間口の収
容量が7個〜11個分のスペースが空いている場合
には、面単位分離装置14で一層分12個をデパレ
タイズし、5個はデパレ搬出コンベア33に分岐
して7個は供給コンベア27側に分岐することも
できる。
なお、面単位分離装置14で一層単位で荷を取
り去つた残りのパレツト荷は、払出コンベア15
を経由してトラバーサ12によつて回収ライン1
0に返却され、スタツカクレーン6によつて高層
ラツク7に格納される。
以上のようにしてピツキングされた荷は、階下
のピツキングストレージライン32およびデパレ
ストレージライン34を経由して、メインライン
35に載荷され、ソータ36によつて多数のサブ
ライン37に必要量分岐することができる。
またこのような分岐ラインを用いずに必要量を
直接必要とするところへ搬送することも可能であ
る。
以上説明したように、この本発明実施例の特徴
を列記する。
パレツトに積載された品物を一層分(一面
分)単位で取り出す面単位分離装置14または
デパレタイザを備え、一層分単位で取出された
後に、個々の物品がターン用コンベア24上で
同じ向きになるようなターン装置23を有す
る。
すなわち、一層分単位で取り出され、整列さ
れた複数の品物を傾斜収納棚29の間口と平行
に配置された供給コンベア27で搬送し、この
傾斜収納棚29の供給間口と平行および上下に
供給台が走行および昇降が可能に構成された自
動供給機28に渡し、この傾斜収納棚29の該
当間口に1個ずつ順次供給する。
傾斜収納棚29の各間口奥行長さは一層分よ
り長めに設定しておき、傾斜収納棚29の取出
間口から一層分以上のケースが取り出されたと
き、一層分単位で供給する。
上記傾斜収納棚29の各間口保管量は別途コ
ンピユータにより計数管理し、一層分のスペー
スがあいたとき、供給指令を発する。
傾斜収納棚29の各間口奥行長さは一層分よ
り長めに設定することは簡単であるが、場合に
よつては一層分のストレージ長さが、長くなり
すぎる場合にも2間口を用いて一層分以上の長
さを確保することも可能である。
傾斜収納棚29の取出間口先端には、ストツ
パを設け、このストツパで先頭の荷を係止する
が自動ピツキングにより、傾斜収納棚29のコ
ンベア上のストレージ量が1〜3個になつたと
きには、ピツキングは行わない。これは前記し
たように先端ストツパに少数の物品を残さずに
一層分の荷を自動供給すると、品物が加速され
て、ストツパに衝突し、背の高い荷物の場合に
は転倒・脱落することがあるためである。
傾斜収納棚29の取出間口側には間口と平行
および上下に走行かつ昇降可能に構成された自
動ピツキング装置30が配置され、別途コンピ
ユータからの指令により、任意の間口(任意の
種類の品物)から、任意の数量を1個ずつカウ
ントしながら取り出し、附属の垂直循環コンベ
アまたは傾斜コンベアなどに移載することによ
り、ピツキングした品物を任意の場所に搬出す
る。
応用としては、面単位分離装置14、またはデ
パレタイザ、供給コンベア27、自動供給機2
8、傾斜収納棚29、自動ピツキング装置30お
よび搬出コンベア31の前にパレツト単位で出し
入れ自在なラツク倉庫およびスタツカクレーン
(自動倉庫)と、パレツト搬送コンベアをつなげ
ればなお一層効率的である。
また1品種あたりのピツキング数量が一層分以
上の多量に渡る場合などは、自動ピツキング装置
30のみで取り出すのでなく、面単位分離装置1
4も併用して、ピツキングを行うこともできる。
最近の傾向のように多品種小量ピツキングが多い
場合は、面単位分離装置14で一層分単位の品物
のピツキングと傾斜収納棚29への自動供給を行
い、自動ピツキング装置30で一層分未満の分の
ピツキングを行うように併用してピツキングを行
うとなお一層効率的である。
面単位分離装置14でデパレタイズして直接搬
出する場合には分岐装置を設けて、傾斜収納棚2
9の供給側か、デパレ搬出側かどちらかに切り替
える必要がある。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、 倉庫管理において入出庫を行う基本的な各種
要素とコンピユータ管理システムを合理的に組
合わせることにより、物品の入出庫処理を総合
的、自動的、かつ流れ作業として円滑に行うこ
とができる、 製品の種類の変化、在庫量の変動、在庫期間
の変動などに対しても柔軟に対応することがで
きる、 多種類の物品の入出庫を正確に管理すること
ができる、 多層に積載された物品を自動的に傾斜収納棚
に供給し、傾斜収納棚から物品を自動的にピツ
キングすることにより、多層に積載された物品
のピツキングにおける労力が不要となり省人化
をはかることができる、 傾斜収納棚が面単位でよいので専有する面積
を少なくすることができる、 などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置の一階部分の構成
図。第2図は本発明実施例装置の二階部分の構成
図。第3図aは本発明実施例装置の面単位送出し
状態の正面図。第3図bは本発明実施例装置の面
単位送出し状態の平面図。第4図は本発明実施例
装置の列切離し状態の正面図。第5図aは本発明
実施例装置の列切離し後の状態の正面図。第5図
bは本発明実施例装置の列切離し後の状態の平面
図。第6図a,bおよびcは本発明実施例装置に
備えられたターン装置の動作説明図。第7図は本
発明実施例装置の荷流れを示すフローチヤート。 1…入庫ステーシヨン、2…出庫ステーシヨ
ン、3…入出庫コンベアライン、4…入庫サブラ
イン、5…出庫サブライン、6…スタツカクレー
ン、7…高層ラツク、8…コンピユータコントロ
ールルーム、9…供給ライン、10…回収ライ
ン、11…レール、12…トラバーサ、13…受
取りコンベア、14…面単位分離装置、15…払
出しコンベア、16…空パレツト集積装置、17
…面受取りコンベア、18…面単位送出しコンベ
ア、19…列切離しコンベア、20…列送出しコ
ンベア、21…切離しコンベア、22…方向転換
機、23…ターン装置、24…ターン用コンベ
ア、25…矯正ガイド兼分岐装置、26…搬送・
ストレージライン、27…供給コンベア、28…
自動供給機、29…傾斜収納棚、30…自動ピツ
キング装置、31…搬出コンベア、32…ピツキ
ングストレージライン、33…デパレ搬出コンベ
ア、34…デパレストレージライン、35…メイ
ンライン、36…ソータ、37…サブライン、4
0…箱体、41…光電管、42…リフタ、43…
アーム、44…先端ローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多層に積載されて保管された物品を一層ずつ
    面単位で分離する面単位分離装置14と、 この面単位分離装置によつて面単位で移送され
    た物品を個々の物品に分離する個別分離手段1
    9,21,23と、 この個別分離手段により分離された物品を一時
    保管するように構成され、多数の傾斜コンベアで
    構成された傾斜収納棚29と、 上記個別分離手段からこの傾斜収納棚の上記傾
    斜コンベアの傾斜の上側に物品を分配供給する供
    給手段27,28と、 上記傾斜収納棚の各傾斜コンベアの傾斜の下側
    から物品を所望の数だけ自動的に取り出す自動ピ
    ツキング装置30と、 この自動ピツキング装置により取り出された物
    品を搬送する搬出コンベア31と を備え、 上記傾斜収納棚の奥行が一層分以上の物品を保
    管なし得る長さであり、 上記面単位分離装置と、上記個別分離手段と、
    上記供給手段と、上記ピツキング装置と、上記搬
    出コンベア装置とが相互に関連動作を行うように
    制御するコンピユータ装置を備えた ことを特徴とする自動物品入出庫装置。 2 個別分離手段には、 面単位に配列された物品を列方向に切り離す列
    切り離しコンベア19と、 この列切り離しコンベアにより搬送される物品
    を個々の物品に切り離す切り離しコンベア21
    と、 この切り離しコンベアで個々に切り離された物
    品の向きを転換させるターン装置23と を含む特許請求の範囲第1項に記載の自動物品入
    出庫装置。 3 供給手段には、 個別分離手段により分離された物品を傾斜収納
    棚の近傍へ搬送する供給コンベア27と、 この供給コンベアの上の物品を傾斜収納棚の各
    傾斜コンベアの傾斜の上側に持ち上げる自動供給
    機28と を含む特許請求の範囲第1項に記載の自動物品入
    出庫装置。
JP58194594A 1983-10-17 1983-10-17 自動物品入出庫装置 Granted JPS6087108A (ja)

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