JPH0626961B2 - 物品の取扱い方法及びその装置 - Google Patents

物品の取扱い方法及びその装置

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JPH0626961B2
JPH0626961B2 JP63255484A JP25548488A JPH0626961B2 JP H0626961 B2 JPH0626961 B2 JP H0626961B2 JP 63255484 A JP63255484 A JP 63255484A JP 25548488 A JP25548488 A JP 25548488A JP H0626961 B2 JPH0626961 B2 JP H0626961B2
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栄治 平田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、保管設備等への物品の供給を能率よく迅速且
つ連続的に行うことのできる物品の取り扱い方法及びそ
の装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の技術として、例えば、特開昭62−25
9902号公報記載の物品仕分け設備がある。該公報記
載の物品仕分け設備は、横巾方向に複数個の物品収納ゾ
ーンを備える棚が設けられ、物品収納用の容器を搬送す
る容器搬送ラインが、前記棚の前面側箇所に設けられ、
前記棚からの物品取出し情報を指示する指示手段が設け
られた物品仕分け設備であって、前記棚に補充する物品
を搬送する物品搬送ラインが、前記棚の背面側箇所に設
けられると共に、前記物品搬送ラインにて搬送されてく
る物品を前記物品納ゾーンに分配供給する分配供給手段
が設けられたものとして構成してある。
従って、上記物品仕分け設備によれば、物品搬送ライン
によって搬送されてくる物品を、上記分配供給手段によ
って上記棚の各物品収納ゾーンに分配供給することによ
り、上記棚への物品を自動的に補充することができる。
更に具体的には、上記分配供給手段の車体を所望の物品
収納ゾーンに対応する箇所に移動させ、その状態におい
て、車体に付属した押出し具を作動させて物品を棚に自
動的に補充するものである。
この補充に際し、上記車体を定量づつ物品搬送ラインの
下手側に移動させると共に、押出し具を作動させて、物
品搬送ラインの上手側の物品収納ゾーンから物品搬送ラ
インの下手側の物品収納ゾーンへ順次物品を分配供給し
て、一連の分配供給作業を完了すると、車体を物品搬送
ラインの上手側に移動させて初期位置に戻すものであ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記公報記載の物品仕分け設備は、分配
供給手段(取込装置)を物品搬送ラインの上手側に戻す
とき、棚(保管設備)の上手側に離れて位置する分岐コ
ンベア上で物品を待機させておく必要があるため、待機
させておいた物品が分配供給位置(取込位置)に到着す
るまでの時間をロスすると言う問題がある。即ち、上記
取込装置が上記分岐コンベアに最も近い初期位置に戻る
場合には、分岐コンベアと取込装置の初期位置が近いた
めロスタイムは、比較的少ないが、取込装置が初期位置
から遠く離れた取込位置から上手側に僅かだけ戻る場合
には多大なロスタイムが生じ、物品の取込み能力が大幅
に低下する。
従って、本発明の目的は、次に取込む物品をその取込位
置に常に接近させた位置に待機させておくことにより、
取込まれる物品の取込位置に影響をされることなく、保
管設備等に対する物品の取込みを能率よく迅速且つ連続
的に行い得るようにした物品の取り扱い方法及びその装
置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、下記の物品の取扱い方法を提供することによ
り、前記目的を達成したものである。
物品の保管設備の入庫側の間口に沿って物品搬送コンベ
アを配設するとともに、上記保管設備と上記物品搬送コ
ンベアとの間において上記間口に沿って移動可能な物品
の取込装置を備えた物品の取り扱い装置を用い、該取込
装置を所望の取込位置に移動させて、上記物品搬送コン
ベアによって搬送されている物品を上記取込位置から上
記保管設備の間口に入庫するようにした物品の取扱い方
法において、 上記保管設備を仮想的に複数の小区画に分割するととも
に、上記物品搬送コンベアとして、上記各小区画に対応
して分割された物品搬送コンベアを用い、 先に物品を入庫した間口より上流の間口へ物品を入庫す
る際、 物品を入庫する間口が属する保管設備の小区画に対応す
る物品搬送コンベアの小区画の一つ上流側の物品搬送コ
ンベアの下流端で、該間口に入庫する物品を停止し、 上記物品の取込装置が到着するまで待機させておくこと
を特徴とする物品の取り扱い方法。
また、本発明は、上記物品の取扱い方法を実施する場合
に好適な装置として物品搬送コンベアと、該物品搬送コ
ンベアと略平行方向に移動する物品の取込装置とを備え
る物品の取扱い装置において、上記物品搬送コンベア
が、複数の区画に分割され、分割された各物品搬送コン
ベアが互いに独立して物品を搬送または停止し得るよう
になしてあることを特徴とする物品の取扱い装置を提供
するものである。
〔作用〕
本発明の物品の取扱い装置を用いた物品の取扱い方法に
よれば、物品搬送コンベアと略平行方向に移動する物品
の取込装置を所望の取込位置に移動させて、上記物品搬
送コンベアによって搬送されている物品を上記取込位置
から取込むことに際して、 上記物品取込装置が所望の取込位置に移動するまで、取
込まれる物品を上記取込位置の上流側に位置する物品搬
送コンベアで待機させておくことができる。
〔実施例〕
以下、先ず、本発明の物品の取扱い方法に用いる物品の
取扱い装置を図面に示す一実施例について説明する。
第1図は本発明の物品の取扱い方法に用いる物品の取扱
い装置の概略的な平面図を示すもので、同図において、
Aは複数列複数段の間口(保管部)を有する保管設備、
Bは保管設備Aの出庫側の間口に沿って左右に走行する
取出装置(以下、出庫側のスタッカークレーンとい
う)、Cは該スタッカークレーンBの走行面の外側に配
設した出庫側の物品搬送コンベア(以下、物品搬出コン
ベアという)、Dは保管設備Aの入庫側の間口に沿って
左右に走行する取込装置(以下、入庫側のスタッカーク
レーンという)、Eは該スタッカークレーンDの走行面
の外側に配設した入庫側の物品搬送コンベア(以下、物
品搬入コンベアという)、E-1,E-2,E-3は物品搬入
コンベアEへ物品F,F,・・・を供給する物品供給コ
ンベア(以下、ストレージライン(ストレージコンベ
ア)という)、J-1,J-2,J−3はストレージライン
E-1,E-2,E-3に出荷ラインK-1,K-2,K-3から物
品を必要に応じて所定数取入れるゲート装置、L-1,L
-2,L-3はパレット化された物品F,F,・・・をパレ
ット化を解いて(デバレタイズして)出荷ラインK-1,
K-2,K-3に搬出するデパレタイザーで、この実施例の
物品の取扱い装置は、大略、各デパレタイザーL-1,L
-2,L-3から品種毎に各出荷ラインK-1,K-2,K-3に
搬出された物品F,F,・・・を各ゲート装置J-l,J
-2,J-3を介して各ストレージラインE-1,E-2,E-3
に供給し、各ストレージラインE-1,E-2,E-3に品種
毎にストレージされた物品F,F,・・・に対して品種
毎に物品搬入コンベアEへの所望の合流順序付けをな
し、合流順序付けのなされた物品F,F,・・・を物品
搬入コンベアEに供給し、物品搬入コンベアEにより搬
送されている物品F,F,・・・を所定の取込位置から
入庫側のスタッカークレーンDを介して保管設備Aの所
定の間口に入庫する(取込む)と共に、保管設備A内の
物品F,F,・・・を出庫側のスタッカークレーンBに
より出庫して物品搬出コンベアCにより搬出できるよう
に構成してある。
而して、上記保管設備Aは、上記出庫側のスタッカーク
レーンB及び入庫側のスタッカークレーンDによる物品
Fの出入庫を連続的に能率よく迅速に行うことができる
ように複数のブロック(この実施例では第1図に示す如
く4つのブロック)A1,A2,A3,及びA4に区画分割して
構成してある。また、上記保管設備Aの各ブロックA1
A2、A3,A3に対向させて、上記物品搬入コンベアEも独
立した4つの駆動ブロックE1,E2,E3及びE4に区画分割
して構成してあり、各駆動ブロックE1,E2,E3,E4は独
立して駆動制御できるように構成してある。
次に、実施例における各部について詳述すると、上記物
品搬出コンベアC及び上記駆動ブロックE1,E2,E3,E4
からなる物品搬入コンベアEは、それぞれ、第1図、第
3図及び第6図に示す如く、保管設備Aの出庫側のスタ
ッカークレーンB及び入庫側のスタッカークレーンDの
走行面の外側に位置させて、保管設備Aの中央段の間口
近傍の高さで略水平に配設してある。そして、物品搬入
コンベアEは、ストレージラインE-1,E-2,E-3から
適宜なゲート(図示せず)を介して供給される物品F,
F,・・・を適宜な位置に搬送できるようになしてあ
る。
また、出庫側の上記スタッカークレーンBは、第2図、
第3図及び第4図に示す如く、上下のレール21,22
に支持されて保管設備Aの出庫側の間口に沿って左右に
走行するクレーン本体3、クレーン本体3に追随し同じ
く上下のレール21,22に支持されて保管設備Aの出
庫側の間口に沿って左右に走行する台車4、及びクレー
ン本体3と台車4とを連繋する物品移載コンベア(俯仰
コンベア)5を主体として構成してあり、クレーン本体
3に設けた昇降部31に出庫装置32を載置して該出庫
装置32をクレーン本体3の走行及び昇降部31の上下
方向の移動により保管設備Aの間口に沿って上下左右に
走行可能になし、保管設備Aの任意の間口から物品F,
F,・・・を出庫装置32により取出して物品移載コン
ベア5を介し物品搬出コンベアCに搬出できるようにな
してある。
出庫側の上記スタッカークレーンBについて第2図、第
3図及び第4図に基づき更に詳述すると、クレーン本体
3における昇降部31は、昇降部駆動装置33により昇
降可能にクレーン本体3のフレームに設けてあり、昇降
部31上には出庫装置32の他、出庫装置32により保
管設備Aから取出された物品F,F,・・・を物品移載
コンベア5に移載するローラーコンベア34を載置して
ある。出庫装置32としては、保管設備Aの一対のレー
ルフレーム1,1の先端部間に進入して物品F,F,・
・・を保管設備Aから取出し得る一対の伸縮可能な揺動
コンベア32a,32aを備えた特開昭59−2073
04号公報に記載の如きピツキング装置を用いてある。
又、ローラーコンベア34のローラーは、物品の搬送方
向に対して直角に配設してあっても良いが、この実施例
においては斜めに配設してあり、これによって、出庫装
置32から乗り移った物品Fを第2図の矢印の如く搬送
し、ローラーコンベア34から物品移載コンベア5に物
品Fが乗り移る時点で物品Fをローラーコンベア34の
略中央部に位置させ得るようになしてある。又、この
他、クレーン本体3には、クレーン本体3を自走させる
走行駆動装置35、昇降部駆動装置33及び走行駆動装
置35を制御する制御装置36等を具備させてある。
又、出庫側の上記スタッカークレーンBにおける台車4
には、載置部41を設け、この載置部41上に物品移載
コンベア5からの物品Fを物品搬出コンベアCに搬出す
るコンベア42及び湾曲させた形状のコンベア43を物
品搬出コンベアCの高さと同一高さに位置させて順次設
けてある。そして、コンベア43の先端部は、物品搬出
コンベアCの上面の側縁部に近接させて位置させてあ
り、斯る先端部の一側には、物品Fを円滑に物品搬出コ
ンベアCに排出するフリーガイドローラー44を立設し
てある。
更に又、出庫側の上記スタッカークレーンBにおける物
品移載コンベア5は、クレーン本体3のローラーコンベ
ア34と台車4のコンベア42とを連繋するように、そ
の一端をクレーン本体3の昇降部31の支点31aに回
動自在に支持させ又はその他端を物品搬出コンベアCと
同一高さに位置させて台車4の載置部41の支点41a
に回動自在に支持させてある。従って、物品移載コンベ
ア5は、クレーン本体3の昇降部31の昇降により台車
4の支点41aを中心に揺動しながら、下り勾配、水平
勾配、又は登り勾配で出庫装置32から物品F,F,・
・・を物品搬出コンベアCに移載すると共に、クレーン
本体3の自走に追随させて台車4を牽引する機能を有す
る。尚、物品移載コンベア5は、上述の如く揺動できる
ため短くて良い。
また、入庫側の前記スタッカークレーンDは、第5図、
第6図及び第7図に示す如く、出庫側の上記スタッカー
クレーンBにおける出庫装置を入庫装置に置き換え、且
つ細部に若干の変更を加えて4つの駆動ブロックE1
E2、E3及びE4からなる物品搬入コンベアEから保管設備
Aへの物品の入庫に適するようにした以外は、出庫側上
記のスタッカークレーンBと略同様に構成してある。
即ち、入庫側スタッカークレーンDは、上下のレール2
1′,22′に支持されて保管設備Aの入庫側の間口に
沿って左右に走行するクレーン本体3′及びこれに物品
移載コンベア(俯仰コンベア)5′を介して追随する台
車4′を主体とし、物品搬入コンベアEの物品F,F,
・・・を、物品移載コンベア5′及びクレーン本体3′
の昇降部31′に載置した入庫装置32′により保管設
備Aの任意の間口に供給できるようになしてある。
入庫側の上記スタッカークレーンDについて更に詳述す
ると、クレーン本体3′における駆動装置33′により
昇降可能な昇降部31′上には、入庫装置32′の他、
物品移載コンベア5′から入庫装置32′物品F,F,
・・・を移載するローラーコンベア34′,34′,3
4′を直列に載置してある。入庫装置32′としては、
センタリングガイド32″付きのローラーコンベアから
なる供給装置を用いてある。入庫装装置32′のローラ
ーは、斜めに配設してあり、又、そのセンタリングガイ
ド32″は、保管設備Aに供給する物品Fを、その大き
さに応じてコンピューター制御されたパワーシリンダー
により入庫装置のローラーコンベアの中央部にセンタリ
ングするようになしてある。又、入庫装置32′に物品
移載コンベアから物品を移載するローラーコンベア3
4′,34′,34′は、入庫装置32′と直交するよ
うに設けてあり、その中央部のローラーコンベア34′
には、物品移載コンベア5′から供給された物品をガイ
ドするためのコンベア34″を付設してある。又、この
他、クレーン本体3′には、クレーン本体を自走させる
走行駆動装置35′、昇降部駆動装置33′及び走行駆
動装置35′を制御する制御装置36′等を具備させて
ある。
又、入庫側の上記スタッカークレーンDにおける台車
4′の載置部41′上には、物品搬入コンベアEから物
品移載コンベア5′に移載する湾曲させた形状のコンベ
ア43′及びコンベア42′を物品搬入コンベアEの高
さと同一高さに位置させて順次設けてある。そして、コ
ンベア43′の先端部は、物品搬入コンベアEの上面の
側縁部に近接させて位置させてあり、斯る先端部の一側
には、物品を円滑にコンベア43′に導入する案内コン
ベア43″を物品搬入コンベアE上に突出させて設けて
ある。
更に又、入庫側のスタッカークレーンDにおける物品移
載コンベア5′は、クレーン本体3′のローラーコンベ
ア34′台車4′のコンベア42′とを連繋するよう
に、その一端をクレーン本体3′の昇降部31′の支点
31a′に回動自在に支持させ又その他端を物品搬入コ
ンベアEと同一高さに位置させて台車4′の載置部4
1′の支点41a′に回動自在に支持させてある。
また、前記保管設備Aは、第3図及び第4図に示す如
く、複数列複数段の間口(保管部)を有する流動棚で形
成してあり、多数のローラーを有する一対のレールフレ
ーム1,1を各間口毎に傾斜配設してローラーに載置さ
れた物品F,F,・・・を重力により入庫側から出庫側
に移動できるように構成してある。そして、保管設備A
の保管部の格納可能高さは、前記物品移載コンベア5,
5′が略水平状態で物品F,F,・・・を移載する段及
びその近傍の段において大きくなしてあり、物品移載コ
ンベア5,5′が傾斜状態で物品F,F,・・・を移載
する段及びその近傍の段において小さくなしてある。更
に具体的には、この実施例の場合、物品移載コンベア
5,5′は、前述の如く、保管部に対して物品の移載を
行う昇降可能な移載装置、即ち出庫装置32は入庫装置
32′に対向して設けられており、その一端を斯る移載
装置32,32′の昇降に連動させ、回動及び揺動中心
としての他端を保管設備Aの中央段の保管部近傍の高さ
に配設してあるから、保管設備Aの保管部の格納可能高
さは、保管設備Aの中央段及びその近傍の段で最も大き
く、最上段及びその近傍、並びに最下段及びその近傍で
最も小さく、これらの中間の段で中位の大きさとなして
ある。このように物品移載コンベア5,5′が略水平状
態で物品F,F,・・・を移載する段及びその近傍の段
の保管部の物品の格納可能高さを大きくすることによ
り、これらの保管部に背の高い物品F,F,・・・を格
納することが可能となる。従って、背の高い物品F,
F,・・・を格納可能高さの大きな保管部に格納するよ
うにすれば、斯る背の高い物品F,F,・・・は、物品
移載コンベア5,5′により略水平に移載されるため、
一般に重心が高いにも拘わらず、移載時に転倒すること
がない。又、物品移載コンベア5,5′が傾斜状態で物
品F,F,・・・を移載する段及びその近傍の段の保管
部には、背の低い物品F,F,・・・を格納するように
すれば、斯る背の低い物品は、一般に重心が低いから、
傾斜状態で移載されても転倒する惧れはない。又、この
実施例における保管設備Aの保管部は、その格納可能幅
を搬出コンベアCの下流側及び物品搬入コンベアEの上
流側において大きくなしてあり、このように格納可能幅
を設定することにより、物品搬出コンベアCの下流側及
び物品搬入コンベアEの上流側に、一般に大きな寸法の
取扱い量の大きな(入出庫量の大きな)物品F,F,・
・・を格納可能として、大きな寸法の物品F,F,・・
・の取扱いに更に便宜を図ってある。
尚、物品移載コンベア5,5′の揺動中心を、上述の如
く保管設備Aの略中央段の高さに配設せず例えば最下段
に位置させた場合、保管設備Aの最下段及びその近傍の
段において保管部の格納可能高さを最大にすることは云
う迄もない。又、保管設備Aを流動棚で形成する場合、
レールフレーム1には、ローラーに代えてホイールを設
けることができる。もっとも、保管設備Aは必ずしも流
動棚でなくても良く、例えば、実開昭59−37206
号公報に記載の如き回転棚であっても良い。
勿論、この場合も、物品移載コンベアが略水平状態で物
品を移載する段及びその近傍の段の格納可能高さを大き
くする。しかし、格納可能幅は、回転棚の回転方向にお
いて等間隔で良い。何れにせよ、保管設備Aの格納高さ
及び格納可能幅はそれぞれ上述の如く異ならせるのが好
ましいが、これらはそれぞれ均一であっても良い。
次に、本発明の物品の取扱い方法を、第1図〜第7図に
示す物品の取扱い装置を用いた実施態様に基づいて説明
する。
上記物品の取扱い装置による物品の取扱いは、通常、出
庫の要請があった場合開に始する。即ち、メイン制御装
置(図示せず)から出庫指令信号がデパレタイザーL-
1,L-2,L-3の上流に設けられたユニットロード保管
設備(図示せず)のスタッカークレーン(図示せず)に
出力されると、ユニットロード保管設備に保管された物
品F,F.,・・・(図示せず)がパレット単位で品種
毎に出庫されると同時に、上記メイン制御装置からデパ
レ指令信号が各デパレタイザーL-1,L-2,L-3の制御
盤(図示せず)に出力され、これによってデパレが開始
する。このデパレ指令信号には入庫側のスタッカークレ
ーンDに対する動作指令(入庫すべき保管部の位置、入
庫すべき物品の品種、寸法、数等に関する指令)が含ま
れている。保管設備Aへの入庫態様及びそれに先立つデ
パレ態様等について先ず説明すると、上述の如くデパレ
が開始し、デパレされた物品F,F,・・・は、品種毎
に各出荷ラインK-1,K-2,K-3で搬送される。デパレ
された物品F,F,・・・のうち所望数の物品F,F,
・・・は、各ゲート装置J-1,J-2,J-3を介してそれ
ぞれ必要数だけストレージラインE-1,E-2,E-3に供
給(ストレージ)される。例えば、第図において、スト
レージラインE-1には品種F2の物品が、又ストージライ
ンE-2には品種Fの物品が、又ストージラインE-3に
は品種F4の物品がそれぞれストレージされる。
デパレが終了する(ストレージラインE-1,E-2,E-3
への供給が終了しゲート装置J-1,J-2,J-3が切替
る)と、各デパレタイザーL-1,L-2,L-3の上記制御
盤から、デパレタイザー及び入庫側のスタッカークレー
ン制御用の制御盤(図示せず)に、入庫側のスタッカー
クレーンDに対する動作指令信号が出力される。
上記デパレタイザー及び入庫側のスタッカークレーン制
御用の制御盤(合流順序付け及び物品搬入コンベアEの
制御を担当)は、3つのストレージラインE-1,E-2,
E-3のうちの何れか1ラインのストレージが完了する
(第1図においては品種F2の物品についてストレージが
完了している)と、ストレージの完了したストレージラ
インと異なる品種の物品がストレージ中である他のスト
レージラインとの間でこれらの物品がそれぞれ入庫され
るべき保管設備Aの所定の保管部の配列順序、換言すれ
ば入庫側のスタッカークレーンDによるそれぞれの品種
の物品についての入庫位置の配列順序に基づいて、それ
ぞれの物品の合流順序付けをなした後、入庫側のスタッ
カークレーンDの制御装置36′に例えば光通信を利用
して動作指令を出力し、しかる後、上記各デパレタイザ
ーL-1,L-2,L-3の前記制御盤(ストレージラインE
-1,E-2,E-3の制御も担当)に合流切出指令信号を出
力する。そして、この合流切出指令信号に基づいて各ス
トレージラインE-1,E-2,E-3の先頭の前記ゲートが
開き、上記合流順序付に従って物品がF,F,・・・物
品搬入コンベアEに搬入される。
上述の合流順序付けは、入庫を要する保管部に対して物
品搬入コンベアEの上流側から下流側に順次行うのが入
庫作業を効率的に行う上で好ましい。即ち、例えば、第
1図に示す如く、保管設備Aの保管部に入庫を要する物
品の品種がF,F,Fで、これらを格納する保管
部が物品搬入コンベアEの上流側からこの順序で並んで
いる場合、合流順序付けは、この順序、即ちF2,F3,F4
の順序でなすのが好ましい。この順序付けは、ストレー
ジラインE-1,E-2,E-3の何れか1ラインへの物品の
ストレージが完了した時点で決定し、一実施態様におい
ては、2つ目、3つ目のストレージラインについてスト
レージが完了した時点は見直しをしないようにする。そ
して、3つのストレージラインE-1,E-2,E-3の合流
が完了し、次の何れか1つのストレージラインについて
ストレージが完了すると(既に完了している場合もあ
る)、再び合流順序を決定するが、この時、入庫側のス
タッカークレーンDの現在位置よりも物品搬入コンベア
Eの上流側にある程度以上の距離(例えば保管設備Aの
6間口分以上)を入庫側のスタッカークレーンが走行す
る必要がある場合には、以下のような実施態様となる。
即ち、保管設備Aを前述の如く、制御上、間口方向に複
数のブロックA1,A2,A3,A4に分割し、物品搬入コンベ
アEを保管設備Aの該ブロックA1,A2,A3,A4に対応さ
せて駆動ブロックE1,E2,E3,E4に分割してあるから、
入庫側のスタッカークレーンDが物品搬入コンベアEの
上流側に走行しても、次に入庫すべき物品F,F,・・
・が入庫側のスタッカークレーンDの走行に干渉しない
ように、ストレージラインE-1,E-2,E-3で物品F,
F,・・・を待機しておくか、物品搬入コンベアEの駆
動ブロックE,E,Eのいずれかまで物品F,
F,・・・を先行させて合流、搬送しておく。そして、
入庫側のスタッカークレーンDが所望の取込位置に走行
を完了すると、物品搬入コンベアEが再駆動され、物品
F,F,・・・が入庫側のスタッカークレーンDへ搬送
され取込まれる。
これを入庫側のスタッカークレーンDが上流側に移動す
るパターン別に示すと下記表の如くなる。
上記表に示す如く、入庫側のスタッカークレーンDが次
の取込位置まで走行を完了していない時には物品F,
F,・・・をストレージラインE-1,E-2,E-3で待機
しておくか、入庫側のスタツカークレーンDの走行に先
行させてストレージラインE-1,E-2,E-3から物品
F,F,・・・を合流、搬送させ、物品F,F,・・・
が取取込まれる保れる保管設備Aの該当ブロックA2
A3,A4に対応する駆動ブロックE1,E2,E3のいずれかの
先端に物品F,F,・・・が到着したことをフォトスイ
ッチ(図示せず)で検出した後、物品搬入コンベアEの
駆動ブロックE1,E2,E3のいずれかの該当駆動ブロック
から上流側を停止させる。この時、入庫側のスタッカー
クレーンDが下流側で先行する物品F,F,・・・を保
管設備Aへ取込み中かこれから取込もうとしている場合
には、停止した上記駆動ブロックより下流側の物品搬入
コンベアEの駆動ブロックが駆動されていることは言う
までもない。尚、物品F,F,・・・がブロックA1に取
込まれる場合には、入庫側のスタッカークレーンDの走
行が完了するまでストレージラインE-1,E-2,E-3か
ら物品F,F,・・・は合流、搬送されない。
又、上記距離が6間口未満の場合には、合流を停止せず
に、合流されて物品搬入コンベアEにより搬送されてい
る物品を入庫側のスタッカークレーンDのフォトスイッ
チ45′(第5図及び第6図に示す如く、台車4′の載
置部41′の先端から物品搬入コンベアEの上流側方向
に保管設備Aの略6間口分突出している)で検出し、物
品がフォトスイッチ45′に到着した時点で物品搬入コ
ンベアEを停止し、入庫側のスタッカークレーンDを走
行後、再び物品搬入コンベアEを運転するのが好まし
い。尚、このような入庫側のスタッカークレーンDの動
作は、その制御装置36′の指令に基づいて行われ、上
述の如く入庫側のスタッカークレーンDが入庫側のスタ
ッカークレーンDの上流側に6間口以上走行を要する場
合には、スタッカークレーンDの制御装置36′からス
トレージラインE-1,E-2,E-3及び物品搬入コンベア
Eの該当駆動ブロックE1,E2,E3への搬送、停止指令が
出力される。又、上述の合流順序付けとしない場合、た
とえ前記メイン制御装置が保管設備Aの保管部の配列順
序に出庫指令信号を出力しても、各デパレタイザーL-
1,L-2,L-3のトラブル、配置上の遠近、及びデパレ
される物品の数の相違により各デパレタイザーL-1,L
-2,L-3が同期して運転されないこと等により、ストレ
ージラインE-1,E-2,E-3に供給された物品をそのま
まストレージ完了順で物品搬入コンベアEに供給する
と、保管設備Aの配例順序に入庫されるとは限らない。
従って、この順序を入れ替えるためにも上記合流順序付
けが必要なのである。しかしながら、合流順序付けのな
されたロットと次のロットとの間では合流順序付けがさ
れていないので、取込位置の配列順序が入れ替わる(次
のロットの取込位置が上流側にある)ことがあり、この
場合、物品搬入コンベアEの該当駆動ブロックE1,E2
E3の運転、停止制御が有効となる。
又、上記合流順序付けの別の態様として、ストレージラ
インE-1,E-2,E-3の何れか1ラインについてストレ
ージが完了する都度、合流順序の見直しをすることが挙
げられる。
上述の如くして物品搬入コンベアEにより搬送されて来
た物品F,F,・・・は、入庫側のスタッカークレーン
Dにおける案内コンベア43″からコンベア43′及び
コンベア42′に順次導入され、物品移載コンベア5′
により昇降部31′のローラーコンベア34′を経て入
庫装置32′に移載される。入庫装置32′に移載され
た物品F,F,・・・は、センタリングガイド32″に
よりセンタリングされた状態で保管設備Aの該当する間
口に入庫装置置32′によって供給される。
また、ストレージラインE-1からの物品F,F,・・・
における最終物品Fが物品搬入コンベアEへの供給を完
了した後の一定時間経過後、次のストレージラインE-2
のゲートが開放されて、ストレージラインE-1の物品
F,F,・・・を追いかけてストレージラインE-2の物
品F,F,・・・が物品搬入コンベアEへ合流する。
また、ストレージラインE-1からの物品F,F,・・・
の保管設備Aへの供給が完了すると、入庫側のスタッカ
ークレーンDにストレージラインE-2からの物品F,
F,・・・が搭載された(スタッカークレーンDが流側
に移動するときには、物品F,F,・・・が搭載されて
ない)状態において、入庫装置32′は、入庫側のスタ
ッカークレーンD自体の左右方向への走行又はその昇降
部31′の昇降により保管設備Aにおける次に入庫すべ
き間口に走行位置し、この間口について、ストレージラ
インE-2から物品F,F,・・・の供給が行われる。こ
れと同時に、ストレージラインE-3の物品F,F,・・
・は、物品搬入コンベアEにより搬送されて入庫側のス
タッカークレーンDの案内コンベア43″の手前に前詰
めされ、保管設備Aへの入庫に備える。
尚、上述の入庫態様においては、入庫側のスタッカーク
レーンDに次のストレージラインE-2からの物品F,
F,・・・を搭載した状態において、入庫装置32′を
走行させ、この走行後斯るストレージラインE-2からの
物品F,F,・・・の供給を行っているが、次のストレ
ージラインE-2からの物品F,F,・・・を入庫側のス
タッカークレーンDに搭載せずに物品搬入コンベアE上
に待機させておき、入庫装置32′の走行又は昇降完了
後、次のストレージラインE-2からの物品F,F,・・
・を入庫側のスタッカークレーンDに供給することも制
御設計の変更により行うことができる。
一方、保管設備Aからの物品F,F,・・・の出庫に際
しては、出庫側のスタッカークレーンBがその制御装置
36の指令に基づいて左右方向に走行し且つその昇降部
31が昇降してその出庫装置32が保管設備Aの任意の
間口に位置した後、斯る間口から任意の物品F,F,・
・・が出庫装置32によって順次ローラーコンベア34
上に取出され、ローラーコンベア34上の物品F,F,
・・・が物品移載コンベア5により順次台車4のコンベ
ア42及びコンベア43を介して物品搬出コンベアCに
移載され、移載された物品F,F,・・・が物品搬出コ
ンベアCにより搬出される。
そして、保管設備Aにおける所定の間口からの物品F,
F,・・・の取出しを完了したら、取出された物品F,
F,・・・を物品移載コンベア5を介して物品搬出コン
ベアCに搬出しながら、出庫装置32が次の間口に移動
し、この間口から再び任意数の物品F,F,・・・が出
庫される。
尚、上述の出庫態様においては、保管設備Aにおける次
の間口への出庫装置32の走行中に、保管設備Aから既
に取出された物品F,F,・・・を物品搬出コンベアC
に移載しているが、この移載を出庫装置32が次の間口
に到着するまで停止しておくこともできる。又、出庫装
置32を次の間口に到着させる前に出庫側のスタッカー
クレーンBを所定位置(荷受け渡し位置)まで走行さ
せ、この所定位置において取出された物品F,F,・・
・を物品搬出コンベアCに移載し、この移載完了後出庫
装置32を次の間口に走行させて次の出庫を行うことも
できる。
第8図は、出庫側のスタッカークレーンBの別の例を示
すもので、この図示のスタッカークレーンBは、台車4
を上方のレール21によっては支持せずに下方のレール
22のみを走行する構造となし、又、クレーン本体3と
台車4との間に、物品移載コンベア5とともにリンク機
構を構成する連接杆51をその両端部を回動自在支持に
させて連接することによって、台車4の走行方向への転
倒を防止するようになし、更に、台車4上のコンベア4
3の先端部の一側部に、フリーガイドローラーに代えて
ガイドコンベア44を設た以外は、第2図、第3図及び
第4図示す出庫側のスタッカークレーンBと同様に構成
してある。
尚、図示してはないが、入庫側のスタッカークレーンD
も、第8図と同様な構造となすことができる。又、第8
図に関連して、入庫側及び出庫側のスタッカークレーン
D,Bのクレーン本体3,3′も、第2図、第3図及び
第4図のものとは異なり、下方のレール22を走行する
リフト付き台車で構成したり、上方のレール21を走行
する吊り下げ式クレーンで構成したりすることもでき
る。
以上説明した本発明の物品の取扱い方法の実施態様及び
本発明品の物品の取扱い方法に用いる物品の取扱い装置
の実施例の特徴を列挙すると次の通りである。
・合流順序付けをなしたロットと次のロットとの間で保
管設備の配列順序が入れ替わる(入庫側のスタッカーク
レーンDが現在位置よりも上流側へ6間口以上移動しな
けら ならない)場合においても、保管設備Aの該当ブ
ロックに対応する物品搬入コンベアEの該当駆動ブロッ
クまで物品を予め搬送、待機させておくことができるた
め、物品の搬送時間のロスをなくし、能率よく迅速且つ
連続的に物品を取り込むことができる。
・物品搬入コンベアE、物品搬出コンベアC等の物品搬
送コンベアを、入庫側のスタッカークレーンD、出庫側
のスタッカークレーンB等のスタッカークレーンの走行
路上に設置せずに、スタッカークレーンの走行路に並設
し、しかも、物品搬送コンベアを保管設備の中間レベル
設置することができるため、物品移載コンベアを登り勾
配、水平勾配、下り勾配等に傾斜させて用いることがで
き、スタッカークレーンの全長を短くしてデットスペー
スを小さくすることができる。
・物品移載コンベアと物品搬送コンベアとが別体である
ため、それぞれを別個に起動、停止、又は速度制御し、
物品の入庫及び出庫を幅広い範囲で制御することができ
る。
・保管設備への物品の入庫は、物品搬送コンベアから送
られて来た物品をそのまま物品移載コンベアで受け、入
庫装置にするだけで行うことができる。
・複数のストレージラインの何れか1つのストレージラ
インへのストレートが完了した時、これらのストレージ
ラインの間で、それぞれの物品に対する入庫側のスタッ
カークレーンの入庫位置の配列順序に基づいて物品の合
流順序付けをなし、該合流順序付けに従って物品を物品
搬入コンベアに合流するようになしてあるため、保管設
備に対して物品の入庫を、能率良く迅速且つ連続的に、
しかもストレージラインに対する上流設備であるデパタ
イザーの影響を受けることなく行うことができる。
・保管設備の保管部の格納可能高さを物品移載コンベア
との関連において変えてあるため、保管設備への物品の
入庫及び出庫に際して物品を転倒させることなく、物品
を能率良く迅速且つ連続的に取扱うことができる。
尚、本発明の物品の取扱い方法及びその装置は、単独品
種の物品の入庫にも適用できるものであり、何れにして
も、上述の実施態様及び実施例に制限されるものではな
い。
〔発明の効果〕
本発明の物品の取扱い方法及びその装置によれば、特
に、分割された物品搬送コンベアを用いているため、物
品の保管設備等に対して物品の取込(入庫)を、能率良
く迅速且つ連続的に、しかもデパタイザー等の上流側の
設備の影響を受けることなく、更に物品の取込位置に影
響を受けることなく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の物品の取扱い方法に用いる物品の取扱
い装置の一実施例の概略を示す平面図、第2図、第3図
及び第4図はそれぞれの出庫側の装置の平面図、正面図
及び側面図、第5図、第6図及び第7図はそれぞれの入
庫側の装置の平面図、背面図及び側面図、第8図は別の
出庫側の装置の背面図である。 A……保管設備 A1〜A4……保管設備のブロック D……入庫側のスタッカークレーン(取付装置) E……入庫側の物品搬送コンベア(物品搬入コンベア) E〜E……駆動ブロック E-1,E-2,E-3……ストレージライン(物品供給コン
ベア) F……物品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品の保管設備の入庫側の間口に沿って物
    品搬送コンベアを配設するとともに、上記保管設備と上
    記物品搬送コンベアとの間において上記間口に沿って移
    動可能な物品の取込装置を備えた物品の取り扱い装置を
    用い、該取込装置を所望の取込位置に移動させて、上記
    物品搬送コンベアによって搬送されている物品を上記取
    込位置から上記保管設備の間口に入庫するようにした物
    品の取扱い方法において、 上記保管設備を仮想的に複数の小区画に分割するととも
    に、上記物品搬送コンベアとして、上記各小区画に対応
    して分割された物品搬送コンベアを用い、 先に物品を入庫した間口より上流の間口へ物品を入庫す
    る際、 物品を入庫する間口が属する保管設備の小区画に対応す
    る物品搬送コンベアの小区画の一つ上流側の物品搬送コ
    ンベアの下流端で、該間口に入庫する物品を停止し、 上記物品の取込装置が到着するまで待機させておくこと
    を特徴とする物品の取り扱い方法。
  2. 【請求項2】上記取込装置は、該取込装置に取り込むべ
    き物品を一定距離上流で検出するための検出器を備えて
    おり、 上記取込装置の移動量が一定間口数以下の場合には、上
    記取込装置の上記検出器が物品を検出した時に該当する
    物品搬送コンベアを停止させるようにしたことを特徴と
    する請求項(1)記載の物品の取り扱い方法。
  3. 【請求項3】物品搬送コンベアと、該物品搬送コンベア
    と略平行方向に移動する物品の取込装置とを備える物品
    の取扱い装置において、上記物品搬送コンベアが、複数
    の区画に分割され、分割された各物品搬送コンベアが互
    いに独立して物品を搬送または停止し得るようになして
    あることを特徴とする物品の取扱い装置。
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