JPH0629424A - 電子回路パッケージ・モジュール及びその製造方法 - Google Patents
電子回路パッケージ・モジュール及びその製造方法Info
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- JPH0629424A JPH0629424A JP3337908A JP33790891A JPH0629424A JP H0629424 A JPH0629424 A JP H0629424A JP 3337908 A JP3337908 A JP 3337908A JP 33790891 A JP33790891 A JP 33790891A JP H0629424 A JPH0629424 A JP H0629424A
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- resin layer
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- H05K2201/01—Dielectrics
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、従来の多層剛性ボ−ドの製造環境に
おいて容易に製造できる超小型電子パッケ−ジ内に与え
る、積層時には引き裂き抵抗及び靱性を示す高電気性能
の薄い合成コア構造を提供することを目的とする。 【構成】本発明の電子パッケ−ジ・モジュ−ル1は、少
なくとも一つの表面に回路化21された薄い誘電体コア
11を備えている。誘電体コア11は、二つの分離した
接着層15、17の間に挿入される熱塑性層13を備え
る積層合成物であり、該熱塑性層と該接着層の間は良好
な接着が与えられる。
おいて容易に製造できる超小型電子パッケ−ジ内に与え
る、積層時には引き裂き抵抗及び靱性を示す高電気性能
の薄い合成コア構造を提供することを目的とする。 【構成】本発明の電子パッケ−ジ・モジュ−ル1は、少
なくとも一つの表面に回路化21された薄い誘電体コア
11を備えている。誘電体コア11は、二つの分離した
接着層15、17の間に挿入される熱塑性層13を備え
る積層合成物であり、該熱塑性層と該接着層の間は良好
な接着が与えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超小型電子回路パッケ
ージ、とりわけ、高密度I/Oパッケージに関するもの
である。回路パッケージは、製造時における可撓性及び
引き裂き抵抗、仕上げられたモジュールの高引き裂き抵
抗、熱膨張の効率のよい制御と、3.8未満のモジュー
ル誘電率、2.54mm未満の全モジュール厚、100
万分の200未満の割合をなす積層時における寸法の安
定性(成長及び収縮)を組み合わせる個々のコアまたは
モジュールを特徴としている。
ージ、とりわけ、高密度I/Oパッケージに関するもの
である。回路パッケージは、製造時における可撓性及び
引き裂き抵抗、仕上げられたモジュールの高引き裂き抵
抗、熱膨張の効率のよい制御と、3.8未満のモジュー
ル誘電率、2.54mm未満の全モジュール厚、100
万分の200未満の割合をなす積層時における寸法の安
定性(成長及び収縮)を組み合わせる個々のコアまたは
モジュールを特徴としている。
【0002】パッケージの個々のモジュールは、少なく
とも1つの表面に表面回路化が施された誘電体コアを備
えている。モジュールの誘電体コアは、例えば、エポキ
シ・プリプレグ誘電体薄膜または接着誘電体薄膜といっ
た、熱硬化誘電体材料の独立した層の間に挿入された有
機熱塑性誘電体層を有する誘電体合成物である。熱塑性
層は、ポリイミドが望ましいが、熱硬化誘電体は、均質
な(非強化)接着薄膜、または、例えば、織ポリテトラ
フルオロエチレンまたは不織ポリテトラフルオロエチレ
ンまたはガラス繊維で強化したエポキシ・プリプレグと
いった強化プリプレグとすることができる。
とも1つの表面に表面回路化が施された誘電体コアを備
えている。モジュールの誘電体コアは、例えば、エポキ
シ・プリプレグ誘電体薄膜または接着誘電体薄膜といっ
た、熱硬化誘電体材料の独立した層の間に挿入された有
機熱塑性誘電体層を有する誘電体合成物である。熱塑性
層は、ポリイミドが望ましいが、熱硬化誘電体は、均質
な(非強化)接着薄膜、または、例えば、織ポリテトラ
フルオロエチレンまたは不織ポリテトラフルオロエチレ
ンまたはガラス繊維で強化したエポキシ・プリプレグと
いった強化プリプレグとすることができる。
【0003】電子パッケージに関する一般構造及び製造
プロセスについては、例えば、ニューヨーク州ニューヨ
ーク市の McGraw-Hill Book Company が刊行した Donal
d P.Seraphim, Ronald Lasky, 及び、Che-Yo Li による
Principles of ElectronicPackaging(1988年)、
及び、ニューヨーク州ニューヨーク市の Van Nostrand
Reinhold が刊行した Rao R. Tummala 及び、Eugene J.
Rymazewski によるMicroelectronic Packaging Handbo
ok(1988年)に解説がある。
プロセスについては、例えば、ニューヨーク州ニューヨ
ーク市の McGraw-Hill Book Company が刊行した Donal
d P.Seraphim, Ronald Lasky, 及び、Che-Yo Li による
Principles of ElectronicPackaging(1988年)、
及び、ニューヨーク州ニューヨーク市の Van Nostrand
Reinhold が刊行した Rao R. Tummala 及び、Eugene J.
Rymazewski によるMicroelectronic Packaging Handbo
ok(1988年)に解説がある。
【0004】Seraphim 他及び Tummala 他の説明によれ
ば、電子回路には、例えば、数千ないし数百万もの独立
した抵抗器、コンデンサ、インダクタ、ダイオード、及
び、トランジスタといった、多数の独立した電子回路コ
ンポーネントが含まれている。これらの独立した回路コ
ンポーネントは、相互接続されて回路を形成し、独立し
た回路が相互接続されて機能ユニットを形成する。これ
らの相互接続によって、電力及び信号の配分が行われ
る。独立した機能ユニットには、機械的な支持と構造上
の保護が必要になる。電気回路は、機能を果たすために
電気エネルギを必要とし、また、機能を保持するために
熱エネルギの除去を必要とする。チップ、モジュール、
回路カード、及び、回路ボードといった超小型電子パッ
ケージは、回路コンポーネント、及び、回路を保護し、
収容し、冷却し、相互接続するのに用いられる。
ば、電子回路には、例えば、数千ないし数百万もの独立
した抵抗器、コンデンサ、インダクタ、ダイオード、及
び、トランジスタといった、多数の独立した電子回路コ
ンポーネントが含まれている。これらの独立した回路コ
ンポーネントは、相互接続されて回路を形成し、独立し
た回路が相互接続されて機能ユニットを形成する。これ
らの相互接続によって、電力及び信号の配分が行われ
る。独立した機能ユニットには、機械的な支持と構造上
の保護が必要になる。電気回路は、機能を果たすために
電気エネルギを必要とし、また、機能を保持するために
熱エネルギの除去を必要とする。チップ、モジュール、
回路カード、及び、回路ボードといった超小型電子パッ
ケージは、回路コンポーネント、及び、回路を保護し、
収容し、冷却し、相互接続するのに用いられる。
【0005】単一の集積回路内における回路コンポーネ
ント間及び回路間の相互接続、熱放散、及び、機械的保
護が、集積回路チップによって得られる。チップは、
「ゼロ次パッケージ」と呼ばれる。モジュール内に密閉
されたこのチップまたはゼロ次パッケージは、第1レベ
ルのパッケージングと呼ばれる。
ント間及び回路間の相互接続、熱放散、及び、機械的保
護が、集積回路チップによって得られる。チップは、
「ゼロ次パッケージ」と呼ばれる。モジュール内に密閉
されたこのチップまたはゼロ次パッケージは、第1レベ
ルのパッケージングと呼ばれる。
【0006】少なくとももう1つのパッケージング・レ
ベルがある。第2レベルのパッケージングは、回路カー
ドである。回路カードは、少なくとも4つの機能を果た
す。第1に、所望の機能を果たすのに必要な全回路また
はビット・カウントが、第1レベルのパッケージ、すな
わち、チップのビット・カウントを超え、複数チップが
必要になるので、回路カードが用いられる。第2に、回
路カードが、他の回路素子との信号の相互接続を可能に
する。第3に、第2レベルのパッケージ、すなわち、回
路カードは、第1レベルのパッケージ、すなわち、チッ
プまたはモジュールに対する集積化が容易でないコンポ
ーネントの配置を可能にする。これらのコンポーネント
には、例えば、コンデンサ、精密抵抗器、インダクタ、
電気機械式スイッチ、光学カップラ等がある。第4に、
第2レベルのパッケージは、熱管理、すなわち、熱放散
を可能にする。
ベルがある。第2レベルのパッケージングは、回路カー
ドである。回路カードは、少なくとも4つの機能を果た
す。第1に、所望の機能を果たすのに必要な全回路また
はビット・カウントが、第1レベルのパッケージ、すな
わち、チップのビット・カウントを超え、複数チップが
必要になるので、回路カードが用いられる。第2に、回
路カードが、他の回路素子との信号の相互接続を可能に
する。第3に、第2レベルのパッケージ、すなわち、回
路カードは、第1レベルのパッケージ、すなわち、チッ
プまたはモジュールに対する集積化が容易でないコンポ
ーネントの配置を可能にする。これらのコンポーネント
には、例えば、コンデンサ、精密抵抗器、インダクタ、
電気機械式スイッチ、光学カップラ等がある。第4に、
第2レベルのパッケージは、熱管理、すなわち、熱放散
を可能にする。
【0007】ほとんどの用途において、とりわけ、パー
ソナル・コンピュータ、高性能ワークステーション、ミ
ッド・レンジ・コンピュータ、及び、本体コンピュータ
においては、第3レベルのパッケージが存在する。これ
は、ボード・レベルのパッケージである。ボードには、
複数のカードを受けるコネクタ、カード間の通信を可能
にする回路、外部通信を可能にするI/O装置、及び、
しばしば、精巧な熱管理システムが含まれている。
ソナル・コンピュータ、高性能ワークステーション、ミ
ッド・レンジ・コンピュータ、及び、本体コンピュータ
においては、第3レベルのパッケージが存在する。これ
は、ボード・レベルのパッケージである。ボードには、
複数のカードを受けるコネクタ、カード間の通信を可能
にする回路、外部通信を可能にするI/O装置、及び、
しばしば、精巧な熱管理システムが含まれている。
【0008】ポリマ・ベースの合成物によるパッケージ
製造の基本プロセスについては、Principles of Electr
onic Packaging の334〜371頁における"Polymers
andPolymer Based Composites for Electronic Applic
ations"、及び、Microelectronics Packaging Handbook
の853〜922頁における"Printed Circuit Board
Packaging" を参照にされたい。
製造の基本プロセスについては、Principles of Electr
onic Packaging の334〜371頁における"Polymers
andPolymer Based Composites for Electronic Applic
ations"、及び、Microelectronics Packaging Handbook
の853〜922頁における"Printed Circuit Board
Packaging" を参照にされたい。
【0009】通常のパッケージ製造プロセスの場合、不
織マットまたは織ウェブのような繊維体に、積層樹脂が
含侵される。このステップには、繊維体に、例えば、エ
ポキシ樹脂溶液のコーティングを施すことと、その樹脂
に関連した溶剤を蒸発させることと、樹脂を部分的に硬
化させることが含まれる。部分的に硬化した樹脂は、B
段階樹脂と呼ばれる。繊維材料及びB段階樹脂による本
体は、プリプレグと呼ばれる。扱いが容易で、安定した
プリプレグは、後続の処理に備えて、裁断し、シートに
することができる。
織マットまたは織ウェブのような繊維体に、積層樹脂が
含侵される。このステップには、繊維体に、例えば、エ
ポキシ樹脂溶液のコーティングを施すことと、その樹脂
に関連した溶剤を蒸発させることと、樹脂を部分的に硬
化させることが含まれる。部分的に硬化した樹脂は、B
段階樹脂と呼ばれる。繊維材料及びB段階樹脂による本
体は、プリプレグと呼ばれる。扱いが容易で、安定した
プリプレグは、後続の処理に備えて、裁断し、シートに
することができる。
【0010】プリプレグの形成に用いられる一般的な樹
脂には、エポキシ樹脂、シアン酸エステル樹脂、ポリイ
ミド、炭化水素をベースにした樹脂、及び、フルオロポ
リマが含まれる。プリプレグの1つは、FR−4プリプ
レグである。FR−4は、エポキシ樹脂が、2,2’の
ジグリシジル・エーテル − ビス(4ヒドロキシフェニ
ール)プロパンである、難燃性のエポキシ・ガラス布材
料である。このエポキシ樹脂は、ビスフェノール−Aの
ジグリシジル(DGEBA)としても知られている。F
R−4プリプレグの難燃性は、樹脂に重量百分率が約1
5〜20の臭素を含めることによって得られる。これ
は、DGEBAの代わりに部分的に臭素化DGEBAを
用いることによって行われる。
脂には、エポキシ樹脂、シアン酸エステル樹脂、ポリイ
ミド、炭化水素をベースにした樹脂、及び、フルオロポ
リマが含まれる。プリプレグの1つは、FR−4プリプ
レグである。FR−4は、エポキシ樹脂が、2,2’の
ジグリシジル・エーテル − ビス(4ヒドロキシフェニ
ール)プロパンである、難燃性のエポキシ・ガラス布材
料である。このエポキシ樹脂は、ビスフェノール−Aの
ジグリシジル(DGEBA)としても知られている。F
R−4プリプレグの難燃性は、樹脂に重量百分率が約1
5〜20の臭素を含めることによって得られる。これ
は、DGEBAの代わりに部分的に臭素化DGEBAを
用いることによって行われる。
【0011】プリプレグを得るのに役立つ他のエポキシ
樹脂の化学式には、エポキシ化クレゾール・ノボラッ
ク、及び、トリフェニル・メタンのエポキシ化誘導体と
いった高官能性樹脂が含まれる。この多官能エポキシ樹
脂は、高ガラス遷移温度、高熱安定性、及び、水分によ
る縮充の減少を特徴とする。
樹脂の化学式には、エポキシ化クレゾール・ノボラッ
ク、及び、トリフェニル・メタンのエポキシ化誘導体と
いった高官能性樹脂が含まれる。この多官能エポキシ樹
脂は、高ガラス遷移温度、高熱安定性、及び、水分によ
る縮充の減少を特徴とする。
【0012】その他のエポキシ樹脂には、Ciba−G
iegy RD86−170(TM)、Ciba−Gieg
y RD87−211(TM)、Ciba−Giegy RD
87−212(TM)、Dow Quatrex(R)5010
(TM)、Shell Epon(R )1151(TM)等のよう
なフェノール硬化エポキシがある。これらのエポキシ
は、それぞれ、官能性が少なくとも2のエポキシと、官
能性が少なくとも2のフェノール硬化剤と、イミダゾー
ル触媒の混合物である。
iegy RD86−170(TM)、Ciba−Gieg
y RD87−211(TM)、Ciba−Giegy RD
87−212(TM)、Dow Quatrex(R)5010
(TM)、Shell Epon(R )1151(TM)等のよう
なフェノール硬化エポキシがある。これらのエポキシ
は、それぞれ、官能性が少なくとも2のエポキシと、官
能性が少なくとも2のフェノール硬化剤と、イミダゾー
ル触媒の混合物である。
【0013】プリプレグの形成には、シアン酸エステル
樹脂も用いられる。あるタイプのシアン酸エステル樹脂
には、メチレン・ジアニリン・ビスマレイミドと混合さ
れたジシアン酸塩が含まれる。この生成物と相溶性のエ
ポキシドをさらに混合することによって、積層材料が得
られる。こうした積層材料の1つは、50:45:5
(重量による割合)のエポキシ:シアン酸塩:マレイミ
ドである。プリプレグの形成に役立つ典型的なシアン酸
エステル樹脂は、積層時に重合して、架橋構造を形成す
るビスフェノール−Aのジシアン酸塩及びエポキシの生
成物である。
樹脂も用いられる。あるタイプのシアン酸エステル樹脂
には、メチレン・ジアニリン・ビスマレイミドと混合さ
れたジシアン酸塩が含まれる。この生成物と相溶性のエ
ポキシドをさらに混合することによって、積層材料が得
られる。こうした積層材料の1つは、50:45:5
(重量による割合)のエポキシ:シアン酸塩:マレイミ
ドである。プリプレグの形成に役立つ典型的なシアン酸
エステル樹脂は、積層時に重合して、架橋構造を形成す
るビスフェノール−Aのジシアン酸塩及びエポキシの生
成物である。
【0014】剛性多層ボード用のプリプレグの形成に役
立つもう1つのクラスの材料は、熱硬化ポリイミドであ
る。熱硬化ポリイミドは、吸水率が高く、コストも高い
が、熱特性に優れ、機械的特性も望ましい。プリプレグ
に用いるのに望ましいポリイミドは、低分子量のビスマ
レイミドをベースにしたポリイミドのような付加生成物
である。
立つもう1つのクラスの材料は、熱硬化ポリイミドであ
る。熱硬化ポリイミドは、吸水率が高く、コストも高い
が、熱特性に優れ、機械的特性も望ましい。プリプレグ
に用いるのに望ましいポリイミドは、低分子量のビスマ
レイミドをベースにしたポリイミドのような付加生成物
である。
【0015】これに対して、可撓性回路用の安定した可
撓性薄膜の形成に役立つもう1つのタイプのポリイミド
には、二無水物及びジアミンから誘導される高分子量の
ポリマがある。
撓性薄膜の形成に役立つもう1つのタイプのポリイミド
には、二無水物及びジアミンから誘導される高分子量の
ポリマがある。
【0016】ジフェニレン二無水物をベースにした縮合
ポリイミドの1つが、米国特許第4、725、484号
に開示されている。この特許では、Upilex(R)S
として市場では知られている、3, 3’, 4, 4’−ビ
フェニルテトラカルボキシル無水物及びP−フェニレン
・ジアミンの共重合体について解説されている。
ポリイミドの1つが、米国特許第4、725、484号
に開示されている。この特許では、Upilex(R)S
として市場では知られている、3, 3’, 4, 4’−ビ
フェニルテトラカルボキシル無水物及びP−フェニレン
・ジアミンの共重合体について解説されている。
【0017】上述のように、熱硬化ポリイミドを繊維で
強化して、剛性回路ボードを形成することができる。例
えば、ポリテトラフルオロエチレン繊維で強化された熱
硬化ポリイミドが、米国特許第4、772、509号に
開示されている。
強化して、剛性回路ボードを形成することができる。例
えば、ポリテトラフルオロエチレン繊維で強化された熱
硬化ポリイミドが、米国特許第4、772、509号に
開示されている。
【0018】ポリイミドは、例えば、米国特許第4、7
05、720号に記載のように、基板と回路化層との間
におけるコアの中間層とすることができる。この特許
は、例えば、回路化層が接着剤によって接合される完全
反応した、完全に芳香族の縮合タイプ・ポリイミドに完
全なカプセル封じを施された金属基板のような、基板を
備える可撓性回路パッケージについて説明している。こ
の特許の接着剤には、ポリアクリレート、ポリスルホ
ン、エポキシ、フルオロポリマ、シリコン、及び、ブチ
ル・ゴムがある。
05、720号に記載のように、基板と回路化層との間
におけるコアの中間層とすることができる。この特許
は、例えば、回路化層が接着剤によって接合される完全
反応した、完全に芳香族の縮合タイプ・ポリイミドに完
全なカプセル封じを施された金属基板のような、基板を
備える可撓性回路パッケージについて説明している。こ
の特許の接着剤には、ポリアクリレート、ポリスルホ
ン、エポキシ、フルオロポリマ、シリコン、及び、ブチ
ル・ゴムがある。
【0019】剛性ボードと可撓性回路の処理は、明らか
に、かなり異なる製造プロセスである。可撓性回路を製
造する場合、後続の処理には、回路化、すなわち、薄膜
に対するCu信号パターンまたは電力パターンの形成が
含まれる。回路化は、アディティブの場合もあれば、サ
ブトラクティブの場合もある。クロムまたは銅のスパッ
タリング等の直接金属被着プロセスが利用されないので
あれば、とりわけ、ポリイミド薄膜の場合、通常回路化
層と可撓性キャリヤ薄膜の間に接着剤が必要になる。可
撓性薄膜の処理は、薄膜幅が25.4cm以下のロール
間プロセスで処理されることが最も多い。
に、かなり異なる製造プロセスである。可撓性回路を製
造する場合、後続の処理には、回路化、すなわち、薄膜
に対するCu信号パターンまたは電力パターンの形成が
含まれる。回路化は、アディティブの場合もあれば、サ
ブトラクティブの場合もある。クロムまたは銅のスパッ
タリング等の直接金属被着プロセスが利用されないので
あれば、とりわけ、ポリイミド薄膜の場合、通常回路化
層と可撓性キャリヤ薄膜の間に接着剤が必要になる。可
撓性薄膜の処理は、薄膜幅が25.4cm以下のロール
間プロセスで処理されることが最も多い。
【0020】ポリイミド可撓性回路薄膜に対する積層銅
回路化のため、各種接着剤の報告がなされている。例え
ば、米国特許第4、634、631号には、可撓性ポリ
イミド回路に関する絶縁接着剤としてマイクロ・ガラス
強化フルオロポリマの利用について説明がある。
回路化のため、各種接着剤の報告がなされている。例え
ば、米国特許第4、634、631号には、可撓性ポリ
イミド回路に関する絶縁接着剤としてマイクロ・ガラス
強化フルオロポリマの利用について説明がある。
【0021】上述の米国特許第4、725、720号に
は、ポリイミド層と回路化部分と接着するため、ポリア
クリレート、ポリスルホン、エポキシ、フルオロポリ
マ、シリコン、及び、ブチル・ゴムといった接着剤の利
用についての説明がある。
は、ポリイミド層と回路化部分と接着するため、ポリア
クリレート、ポリスルホン、エポキシ、フルオロポリ
マ、シリコン、及び、ブチル・ゴムといった接着剤の利
用についての説明がある。
【0022】米国特許第4、725、504号には、C
u回路化層とプリント回路板のポリイミド層とのボンデ
ィングに用いる無電界NiまたはCoについての説明が
ある。
u回路化層とプリント回路板のポリイミド層とのボンデ
ィングに用いる無電界NiまたはCoについての説明が
ある。
【0023】米国特許第3、717、543号には、ポ
リイミドと回路化層としての金属、あるいは、別のポリ
イミド薄膜とのボンディング用接着剤についての説明が
ある。接着剤は、アンモニア化アクリル、及び、低分子
量エピクロロヒドリン・ビスフェノールA共重合体のよ
うなアクリル−エポキシ共重合体である。
リイミドと回路化層としての金属、あるいは、別のポリ
イミド薄膜とのボンディング用接着剤についての説明が
ある。接着剤は、アンモニア化アクリル、及び、低分子
量エピクロロヒドリン・ビスフェノールA共重合体のよ
うなアクリル−エポキシ共重合体である。
【0024】米国特許第3、904、813号には、カ
ルボキシル停止ポリマ(アゼライン酸及びネオペンチル
・グリコールのような)、及び、ビスフェノールAとエ
ピクロルヒドリンの高分子量ポリマ反応生成物による反
応生成物である接着剤について解説がある。
ルボキシル停止ポリマ(アゼライン酸及びネオペンチル
・グリコールのような)、及び、ビスフェノールAとエ
ピクロルヒドリンの高分子量ポリマ反応生成物による反
応生成物である接着剤について解説がある。
【0025】米国特許第4、762、747号には、ポ
リイミドに接着層を重ねたプリント回路板についての説
明がある。接着剤には、(1)アクリロニトリル、
(2)アルキル・アクリレートまたはメタクリレート、
(3)重合化エチレン単量体を含むオキシラン、(4)
アクリレートまたはメタクリレートを含むヒドロキシル
またはアミド、及び、(5)スチレンが含まれている。
リイミドに接着層を重ねたプリント回路板についての説
明がある。接着剤には、(1)アクリロニトリル、
(2)アルキル・アクリレートまたはメタクリレート、
(3)重合化エチレン単量体を含むオキシラン、(4)
アクリレートまたはメタクリレートを含むヒドロキシル
またはアミド、及び、(5)スチレンが含まれている。
【0026】米国特許第4、627、474号には、金
属箔をポリイミド薄膜に対して積層するための非強化エ
ポキシ接着剤に関する説明がある。
属箔をポリイミド薄膜に対して積層するための非強化エ
ポキシ接着剤に関する説明がある。
【0027】可撓性回路に関する上述のプロセスとは対
照的に、剛性多層合成物によるプリント回路パッケージ
は、コア(信号コア、信号/信号コア、電力コア、電力
/電力コア、信号/電力コア)に、プリプレグの追加シ
ート、及び、表面回路化層を交互に重ねることによって
製造される。積層、ドリル穴あけ加工、フォトリソグラ
フィ、及び、メッキ・プロセスを繰り返した後、剛性多
層合成物が得られる。剛性多層合成物のサイズは、43
22.5cm2(60.9cm × 71.12cm)以
上に達し、厚さは、6.35cm以上になる可能性があ
る。
照的に、剛性多層合成物によるプリント回路パッケージ
は、コア(信号コア、信号/信号コア、電力コア、電力
/電力コア、信号/電力コア)に、プリプレグの追加シ
ート、及び、表面回路化層を交互に重ねることによって
製造される。積層、ドリル穴あけ加工、フォトリソグラ
フィ、及び、メッキ・プロセスを繰り返した後、剛性多
層合成物が得られる。剛性多層合成物のサイズは、43
22.5cm2(60.9cm × 71.12cm)以
上に達し、厚さは、6.35cm以上になる可能性があ
る。
【0028】コアの初期製造は、86.4cm以上の大
面積の積層について実施され、該積層は、引き続き、小
面積のアセンブリに裁断される。特に重要なのは、これ
らの積層は、製造時に、剥離したり、引き裂かれたりす
ることがないという点である。さらに、これらのステッ
プの複雑なシーケンスと、これらのステップの多くに関
する化学的及び物理的にアグレッシブな性質が組み合わ
せられると、製品の妥協や損失が生じることになる。さ
らに、クロック速度が増すと、低インピーダンス、低誘
電率の薄いコアが必要になる。従って、高剥離強度、引
き裂き抵抗、及び、靱性を有し、製造しやすく、同時
に、従来の剛性コアの製造プロセスを用いることによっ
て、大表面積の、薄い、すなわち、厚さ2.03mmの
コアの生産を可能にする材料から製造される、層間にお
ける膨張係数に整合がとれ、薄く、丈夫で、熱的に安定
した超小型電子パッケージ・コアが、明らかに必要にな
る。
面積の積層について実施され、該積層は、引き続き、小
面積のアセンブリに裁断される。特に重要なのは、これ
らの積層は、製造時に、剥離したり、引き裂かれたりす
ることがないという点である。さらに、これらのステッ
プの複雑なシーケンスと、これらのステップの多くに関
する化学的及び物理的にアグレッシブな性質が組み合わ
せられると、製品の妥協や損失が生じることになる。さ
らに、クロック速度が増すと、低インピーダンス、低誘
電率の薄いコアが必要になる。従って、高剥離強度、引
き裂き抵抗、及び、靱性を有し、製造しやすく、同時
に、従来の剛性コアの製造プロセスを用いることによっ
て、大表面積の、薄い、すなわち、厚さ2.03mmの
コアの生産を可能にする材料から製造される、層間にお
ける膨張係数に整合がとれ、薄く、丈夫で、熱的に安定
した超小型電子パッケージ・コアが、明らかに必要にな
る。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、薄い合成物のコア構造に高い電気性能を与え、従来
の多層剛性ボードの製造環境における製造が容易になっ
ている超小型電子パッケージ内に、この合成物のコア構
造を設け、積層時における引き裂き抵抗及び靱性が得ら
れるようにすることにある。
は、薄い合成物のコア構造に高い電気性能を与え、従来
の多層剛性ボードの製造環境における製造が容易になっ
ている超小型電子パッケージ内に、この合成物のコア構
造を設け、積層時における引き裂き抵抗及び靱性が得ら
れるようにすることにある。
【0030】本発明のもう1つの目的は、例えば、織材
料または不織材料によって均質にする、あるいは、強化
することが可能な、接着層間の薄い、可撓性の熱塑性膜
によるプリント回路の薄いコア積層を提供することにあ
る。
料または不織材料によって均質にする、あるいは、強化
することが可能な、接着層間の薄い、可撓性の熱塑性膜
によるプリント回路の薄いコア積層を提供することにあ
る。
【0031】本発明のもう1つの目的は、製造時におけ
る靱性及び引き裂き抵抗を備え、同時に、回路化層から
有機層を経て反対側の回路化層に至る信号コア有機層の
厚さを2.54ミリ未満、できれば、2.03mm未満
に維持する超小型電子パッケージを提供することにあ
る。
る靱性及び引き裂き抵抗を備え、同時に、回路化層から
有機層を経て反対側の回路化層に至る信号コア有機層の
厚さを2.54ミリ未満、できれば、2.03mm未満
に維持する超小型電子パッケージを提供することにあ
る。
【0032】本発明のもう1つの目的は、従来の厚いコ
アの製造装置で、この薄いコアの積層を作れるようにす
ることにある。
アの製造装置で、この薄いコアの積層を作れるようにす
ることにある。
【0033】本発明のもう1つの目的は、製造時におけ
る積層間剥離強度の高い超小型電子パッケージを提供す
ることにある。
る積層間剥離強度の高い超小型電子パッケージを提供す
ることにある。
【0034】本発明のもう1つの目的は、個々の層の熱
膨張係数の不整合を最小限にとどめる、1℃当たり10
0万分の8〜25の熱膨張係数を有する有機的部分を備
えた超小型電子パッケージを提供することにある。
膨張係数の不整合を最小限にとどめる、1℃当たり10
0万分の8〜25の熱膨張係数を有する有機的部分を備
えた超小型電子パッケージを提供することにある。
【0035】本発明のさらにもう1つの目的は、コンポ
ーネントと層との熱膨張係数の不整合がひどくならない
ようにする構造を備えた、超小型電子パッケージを提供
することにある。
ーネントと層との熱膨張係数の不整合がひどくならない
ようにする構造を備えた、超小型電子パッケージを提供
することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明に従う電子パッケ
ージ及びパッケージ・モジュールによって、従来技術の
欠陥が除去され、本発明の目的が達成される。
ージ及びパッケージ・モジュールによって、従来技術の
欠陥が除去され、本発明の目的が達成される。
【0037】本発明の電子パッケージ・モジュールは、
少なくとも1つの表面に回路化が施された、薄い誘電体
コアを備えている。誘電体コアは、2つの分離した接着
層の間に挿入された熱塑性層を備える積層合成物であ
り、該熱塑性層と該接着層の間は良好な接着が与えられ
る。熱塑性層は、Upilex(R)SGA(TM)のような
ポリイミドが望ましい。接着剤は、エポキシ接着剤また
はシアン酸エステル接着剤といった熱硬化接着剤が望ま
しく、均質なエポキシまたはシアン酸エステル接着剤
(例えば、非強化エポキシまたはシアン酸エステル接着
層)及び繊維による強化接着剤(例えば、織ガラス繊維
または不織ガラス繊維、または、ポリテトラフルオロエ
チレン強化エポキシまたはシアン酸エステル接着剤)の
いずれかである。
少なくとも1つの表面に回路化が施された、薄い誘電体
コアを備えている。誘電体コアは、2つの分離した接着
層の間に挿入された熱塑性層を備える積層合成物であ
り、該熱塑性層と該接着層の間は良好な接着が与えられ
る。熱塑性層は、Upilex(R)SGA(TM)のような
ポリイミドが望ましい。接着剤は、エポキシ接着剤また
はシアン酸エステル接着剤といった熱硬化接着剤が望ま
しく、均質なエポキシまたはシアン酸エステル接着剤
(例えば、非強化エポキシまたはシアン酸エステル接着
層)及び繊維による強化接着剤(例えば、織ガラス繊維
または不織ガラス繊維、または、ポリテトラフルオロエ
チレン強化エポキシまたはシアン酸エステル接着剤)の
いずれかである。
【0038】
【実施例】本発明の超小型電子パッケージ及びパッケー
ジ・モジュールは、例えば、信号平面層間が約2.54
mm未満といった、隣接する信号平面層間、及び、信号
平面層と隣接する電力及びアース・コア層の間といっ
た、回路化層間の極めて狭い間隔を特徴とする。これら
のパッケージは、頻度の高い用途を意図したものであ
る。薄い有機的な層に転換される平面間のこの狭い間隔
は、とりわけ、引き裂き及び積層剥離といった製造上の
問題を生じることになり、一方、信号平面におけるこの
狭い間隔と、予測される高頻度とが組み合わさると、パ
ッケージの主たる設計要素を消失する結果になる。平面
間の間隔が狭いため、複雑なインピーダンスの影響で信
号が散逸し、ひずみを生じることになる。インピーダン
スによって、失われる電気エネルギは熱エネルギHに変
換され、信頼性及び構造上の完全性の損失(熱膨張係数
の不整合による)を含む、熱管理問題の全範囲にわたっ
て、関連性が強くなる。
ジ・モジュールは、例えば、信号平面層間が約2.54
mm未満といった、隣接する信号平面層間、及び、信号
平面層と隣接する電力及びアース・コア層の間といっ
た、回路化層間の極めて狭い間隔を特徴とする。これら
のパッケージは、頻度の高い用途を意図したものであ
る。薄い有機的な層に転換される平面間のこの狭い間隔
は、とりわけ、引き裂き及び積層剥離といった製造上の
問題を生じることになり、一方、信号平面におけるこの
狭い間隔と、予測される高頻度とが組み合わさると、パ
ッケージの主たる設計要素を消失する結果になる。平面
間の間隔が狭いため、複雑なインピーダンスの影響で信
号が散逸し、ひずみを生じることになる。インピーダン
スによって、失われる電気エネルギは熱エネルギHに変
換され、信頼性及び構造上の完全性の損失(熱膨張係数
の不整合による)を含む、熱管理問題の全範囲にわたっ
て、関連性が強くなる。
【0039】図1には、本発明の電子パッケージ・モジ
ュールに関する実施例の1つが示されており、図2に
は、この電子パッケージ・モジュールを組み込んだプリ
ント回路板が示されている。電子パッケージ・モジュー
ル(1)は、少なくとも1つの表面に表面回路化層(2
1)及び集積回路チップ(31)が設けられた誘電体コ
ア(11)を備えている。誘電体コア(11)は、例え
ば、熱硬化エポキシ樹脂、シアン酸エステル、ポリイミ
ド等の高分子樹脂といった、接着剤の2つの分離した層
(15、17)の間に挿入された、ポリイミドのような
丈夫な熱塑性層(13)を備える合成物である。
ュールに関する実施例の1つが示されており、図2に
は、この電子パッケージ・モジュールを組み込んだプリ
ント回路板が示されている。電子パッケージ・モジュー
ル(1)は、少なくとも1つの表面に表面回路化層(2
1)及び集積回路チップ(31)が設けられた誘電体コ
ア(11)を備えている。誘電体コア(11)は、例え
ば、熱硬化エポキシ樹脂、シアン酸エステル、ポリイミ
ド等の高分子樹脂といった、接着剤の2つの分離した層
(15、17)の間に挿入された、ポリイミドのような
丈夫な熱塑性層(13)を備える合成物である。
【0040】望ましい実施例の場合、熱塑性層(13)
は、ポリイミドであり、接着層(15、17)は、シア
ン酸エステル及びエポキシ重合体である。この結果、熱
膨張係数が一様に低い、すなわち、熱膨張係数が銅の回
路化層に近い、寸法上の安定性の高い、製造しやすい、
すなわち、特に、少なくとも1つのディメンションが4
5.72cmを超える大形シートで形成される場合に、
引き裂き、剥離、または、積層剥離が生じない積層が得
られることになる。
は、ポリイミドであり、接着層(15、17)は、シア
ン酸エステル及びエポキシ重合体である。この結果、熱
膨張係数が一様に低い、すなわち、熱膨張係数が銅の回
路化層に近い、寸法上の安定性の高い、製造しやすい、
すなわち、特に、少なくとも1つのディメンションが4
5.72cmを超える大形シートで形成される場合に、
引き裂き、剥離、または、積層剥離が生じない積層が得
られることになる。
【0041】望ましい熱塑性プラスチックは、ポリイミ
ドであり、特に望ましいポリイミドは、Upilex
(R)SGA(TM)である。ポリイミド、とりわけ、Upi
lex( R)SGA(TM)は、耐湿性、熱特性に優れ、望ま
しい機械特性を有している。これらの特性のため、ポリ
イミドは、特に、プリント回路板モジュールに有効であ
る。薄膜として用いるのに望ましいポリイミドは、ビフ
ェニレン二無水物をベースにしたポリイミドのような縮
合生成物である。とりわけ望ましいのは、ビフェニレン
二無水物及びフェニレン・ジアミンから誘導される共重
合体である。特に望ましいのは、3, 3’, 4, 4’−
ビフェニルテトラカルボキシル無水物及びP−フェニレ
ン・ジアミンから誘導されるポリイミドである。この共
重合体は、下記に示す構造を有している。
ドであり、特に望ましいポリイミドは、Upilex
(R)SGA(TM)である。ポリイミド、とりわけ、Upi
lex( R)SGA(TM)は、耐湿性、熱特性に優れ、望ま
しい機械特性を有している。これらの特性のため、ポリ
イミドは、特に、プリント回路板モジュールに有効であ
る。薄膜として用いるのに望ましいポリイミドは、ビフ
ェニレン二無水物をベースにしたポリイミドのような縮
合生成物である。とりわけ望ましいのは、ビフェニレン
二無水物及びフェニレン・ジアミンから誘導される共重
合体である。特に望ましいのは、3, 3’, 4, 4’−
ビフェニルテトラカルボキシル無水物及びP−フェニレ
ン・ジアミンから誘導されるポリイミドである。この共
重合体は、下記に示す構造を有している。
【0042】
【化1】
【0043】この材料をベースにした特に望ましい合成
物であるUpilex(R)S(TM)は、誘電率が3.2〜
3.5であり、熱分解温度が約600℃を超える。この
材料に対する典型的なエポキシ接着力は、1インチ
(2.54cm)当たり約1ポンド(453g)であ
り、プリフレグ・ボードにとってとりわけ望ましいもの
にしている。
物であるUpilex(R)S(TM)は、誘電率が3.2〜
3.5であり、熱分解温度が約600℃を超える。この
材料に対する典型的なエポキシ接着力は、1インチ
(2.54cm)当たり約1ポンド(453g)であ
り、プリフレグ・ボードにとってとりわけ望ましいもの
にしている。
【0044】この特に望ましいポリイミドが、Upil
ex(R)SGA(TM)の場合のように、例えば、シラン結
合剤を高分子マトリックスに組み込むことによって適正
に改質されると、接着力は、約9ポンド/インチ(16
05g/cm)を超えることになる。シラン結合剤で改
質したポリイミドは、とりわけ、熱塑性コア材料にとっ
て望ましい。改質された該材料の特性は0.203mm
ぼどの薄いポリイミド厚さで、ポリエポキシド接着剤と
組み合わせて用いるのをとりわけ有効にする。
ex(R)SGA(TM)の場合のように、例えば、シラン結
合剤を高分子マトリックスに組み込むことによって適正
に改質されると、接着力は、約9ポンド/インチ(16
05g/cm)を超えることになる。シラン結合剤で改
質したポリイミドは、とりわけ、熱塑性コア材料にとっ
て望ましい。改質された該材料の特性は0.203mm
ぼどの薄いポリイミド厚さで、ポリエポキシド接着剤と
組み合わせて用いるのをとりわけ有効にする。
【0045】接着層は、エポキシ層と呼ばれるが、エポ
キシ接着剤が望ましいとは言うものの、他の接着剤を利
用することも可能である。エポキシ層(15、17)
は、均質な(非強化)エポキシ接着層及び繊維で強化し
たエポキシ接着層のいずれかである。望ましいエポキシ
は、BrDGEBAとフェノール樹脂の高分子反応生成
物である。これらの特に望ましいエポキシは、それぞ
れ、少なくとも2の官能性を有する2つ以上のエポキシ
と、やはり、2以上の官能性を備えたフェノール硬化
剤、及び、イミダゾール触媒の混合物である。これらの
エポキシは、Ciba−GiegyによってRD86−
170(TM)、RD87−211(TM)、及び、RD87−
212(TM)の名称で、Shell Chemical
Co.によってEPON(R)1151(TM)の名称で、D
ow Chemical Corp.によってQuat
rex(R)5010(TM)の名称で販売されている。
キシ接着剤が望ましいとは言うものの、他の接着剤を利
用することも可能である。エポキシ層(15、17)
は、均質な(非強化)エポキシ接着層及び繊維で強化し
たエポキシ接着層のいずれかである。望ましいエポキシ
は、BrDGEBAとフェノール樹脂の高分子反応生成
物である。これらの特に望ましいエポキシは、それぞ
れ、少なくとも2の官能性を有する2つ以上のエポキシ
と、やはり、2以上の官能性を備えたフェノール硬化
剤、及び、イミダゾール触媒の混合物である。これらの
エポキシは、Ciba−GiegyによってRD86−
170(TM)、RD87−211(TM)、及び、RD87−
212(TM)の名称で、Shell Chemical
Co.によってEPON(R)1151(TM)の名称で、D
ow Chemical Corp.によってQuat
rex(R)5010(TM)の名称で販売されている。
【0046】接着層(15、17)が強化される場合、
典型的な強化材には、織繊維及び不織繊維があり、ガラ
ス繊維からなる薄膜には、織溶融石英、Eガラス繊維、
Sガラス繊維、Dガラス繊維、及び、高シリカ・ガラス
繊維といったガラス繊維、及び、アラミド(aramids)
(例えば、Kevlar(R)及びNomex(R))、ポリ
エーテル・エーテル・ケトン、芳香族ポリエステル、ポ
リベンゾビスチアゾール(PBZT)、ポリベンゾビス
オキサゾール(PBO)、ポリテトラフルオロエチレン
のようなフルオロカーボン、及び、黒鉛繊維といった有
機の繊維がある。
典型的な強化材には、織繊維及び不織繊維があり、ガラ
ス繊維からなる薄膜には、織溶融石英、Eガラス繊維、
Sガラス繊維、Dガラス繊維、及び、高シリカ・ガラス
繊維といったガラス繊維、及び、アラミド(aramids)
(例えば、Kevlar(R)及びNomex(R))、ポリ
エーテル・エーテル・ケトン、芳香族ポリエステル、ポ
リベンゾビスチアゾール(PBZT)、ポリベンゾビス
オキサゾール(PBO)、ポリテトラフルオロエチレン
のようなフルオロカーボン、及び、黒鉛繊維といった有
機の繊維がある。
【0047】図に戻ると、図1に明示されているよう
に、合成物(11)は、非強化エポキシ接着剤またはガ
ラス繊維で強化したエポキシ接着剤、あるいは、織ポリ
テトラフルオロエチレンまたは不織ポリテトラフルオロ
エチレンで強化したエポキシ接着剤といった、エポキシ
接着剤の2つの分離した層(15、17)の間に挿入さ
れたポリイミド層(13)から構成される。図1に示す
特定の望ましい実施例の場合、ポリイミド熱塑性層(1
3)の厚さは、約0.203mm〜約0.508mmで
あり、エポキシ接着層(15、17)の厚さは、均質な
層の場合、約0.025mm〜約0.203mm、プリ
プレグ層の場合、約0.254mm〜約1.016mm
である。この範囲の厚さによって、製造時における引き
裂き、剥離、及び、積層剥離の大幅な減少を特徴とす
る、とりわけ、望ましい製造特性が得られる。図3に
は、代替構造が示されている。図3に示す構造の場合、
3つの接着層(315a、315b、315c)と2つ
の熱塑性層(313a、313b)が、回路化層(32
1a、321b)を分離している。この構造の場合、合
成物(311)は、それぞれ、ポリテトラフルオロエチ
レンで強化したエポキシ及びガラスで強化したエポキシ
を含む、1対のエポキシ接着層(315a及び315
b、315b及び315c)の間に挿入された、2つの
ポリイミド層(313a、313b)から構成される。
図3に示す実施例の場合、各ポリイミド熱塑性層(31
3a、313b)の厚さは、約0.203mm〜約0.
508mmであり、3つのエポキシ層(315a、31
5b、315c)の厚さは、均質な層の場合、約0.0
25mm〜約0.203mm、プリプレグの場合、約
0.254mm〜約1.016mmである。
に、合成物(11)は、非強化エポキシ接着剤またはガ
ラス繊維で強化したエポキシ接着剤、あるいは、織ポリ
テトラフルオロエチレンまたは不織ポリテトラフルオロ
エチレンで強化したエポキシ接着剤といった、エポキシ
接着剤の2つの分離した層(15、17)の間に挿入さ
れたポリイミド層(13)から構成される。図1に示す
特定の望ましい実施例の場合、ポリイミド熱塑性層(1
3)の厚さは、約0.203mm〜約0.508mmで
あり、エポキシ接着層(15、17)の厚さは、均質な
層の場合、約0.025mm〜約0.203mm、プリ
プレグ層の場合、約0.254mm〜約1.016mm
である。この範囲の厚さによって、製造時における引き
裂き、剥離、及び、積層剥離の大幅な減少を特徴とす
る、とりわけ、望ましい製造特性が得られる。図3に
は、代替構造が示されている。図3に示す構造の場合、
3つの接着層(315a、315b、315c)と2つ
の熱塑性層(313a、313b)が、回路化層(32
1a、321b)を分離している。この構造の場合、合
成物(311)は、それぞれ、ポリテトラフルオロエチ
レンで強化したエポキシ及びガラスで強化したエポキシ
を含む、1対のエポキシ接着層(315a及び315
b、315b及び315c)の間に挿入された、2つの
ポリイミド層(313a、313b)から構成される。
図3に示す実施例の場合、各ポリイミド熱塑性層(31
3a、313b)の厚さは、約0.203mm〜約0.
508mmであり、3つのエポキシ層(315a、31
5b、315c)の厚さは、均質な層の場合、約0.0
25mm〜約0.203mm、プリプレグの場合、約
0.254mm〜約1.016mmである。
【0048】図4には、本発明の薄いコア(411a、
411b)を組み込んだ多層構造が示されている。とり
わけ、図4に示す構造には、2つの信号コア(411
a、411b)が含まれている。各信号コア(411
a、411b)は、2つの回路化層(421aa及び4
21bb、421ba及び421bb)を備えており、
図1に示す信号熱塑性層タイプの構造と、図3に示す熱
塑性多層タイプの構造のいずれかを備えることができ
る。2つの信号コア(411a、411b)は、互い
に、2つの接着層(415a、415b)及び1つの熱
塑性層(413)によって分離されており、一方、各電
力層(423a、423b)は、熱塑性層(413a、
413b)が間に挿入された2つの接着層(417a
a、417ab;417ba、417bb)によって隣
接する信号コア(411a、411b)から分離されて
いる。図4に示す実施例の場合、各ポリイミド熱塑性層
(413a、413b)の厚さは、約0.203mm〜
約0.508mmであり、エポキシ接着層(415、4
17)の厚さは、均質な層の場合には約0.025mm
〜約0.203mm、プリプレグの場合には約0.25
4mm〜約1.016mmである。
411b)を組み込んだ多層構造が示されている。とり
わけ、図4に示す構造には、2つの信号コア(411
a、411b)が含まれている。各信号コア(411
a、411b)は、2つの回路化層(421aa及び4
21bb、421ba及び421bb)を備えており、
図1に示す信号熱塑性層タイプの構造と、図3に示す熱
塑性多層タイプの構造のいずれかを備えることができ
る。2つの信号コア(411a、411b)は、互い
に、2つの接着層(415a、415b)及び1つの熱
塑性層(413)によって分離されており、一方、各電
力層(423a、423b)は、熱塑性層(413a、
413b)が間に挿入された2つの接着層(417a
a、417ab;417ba、417bb)によって隣
接する信号コア(411a、411b)から分離されて
いる。図4に示す実施例の場合、各ポリイミド熱塑性層
(413a、413b)の厚さは、約0.203mm〜
約0.508mmであり、エポキシ接着層(415、4
17)の厚さは、均質な層の場合には約0.025mm
〜約0.203mm、プリプレグの場合には約0.25
4mm〜約1.016mmである。
【0049】図5には、本発明の薄いコア(501)を
組み込んだ2S/2P(2信号平面、2電力平面)構造
のさらにもう1つの実施例が示されている。詳述する
と、図5に示す構造には、信号コア(501)が1つ含
まれている。この信号コア(501)は、2つの回路化
層(521a、521b)を備えており、図1に示す信
号熱塑性層タイプの構造、または、図3に示す熱塑性多
層タイプの構造をとることができる。各電力層(523
a、523b)は、各対をなす接着層の間に熱塑性層
(513aa、513ab;513ba、513bb)
が挿入された、均質な接着層またはプリプレグ(強化)
層といった3つの接着層(515aa、515ab、5
15ac;515ba、515bb、515bc)によ
って信号コア(501)から分離されている。図5に示
す実施例の場合、各ポリイミド熱塑性層(513aa、
513ab、513ba、513bb)の厚さは、約
0.203mm〜約0.508mmであり、エポキシ接
着層(515aa、515ab、515ac;515b
a、515bb、515bc)の厚さは、均質な層の場
合、約0.025mm〜約0.203mm、プリプレグ
の場合、約0.254mm〜約1.016mmである。
組み込んだ2S/2P(2信号平面、2電力平面)構造
のさらにもう1つの実施例が示されている。詳述する
と、図5に示す構造には、信号コア(501)が1つ含
まれている。この信号コア(501)は、2つの回路化
層(521a、521b)を備えており、図1に示す信
号熱塑性層タイプの構造、または、図3に示す熱塑性多
層タイプの構造をとることができる。各電力層(523
a、523b)は、各対をなす接着層の間に熱塑性層
(513aa、513ab;513ba、513bb)
が挿入された、均質な接着層またはプリプレグ(強化)
層といった3つの接着層(515aa、515ab、5
15ac;515ba、515bb、515bc)によ
って信号コア(501)から分離されている。図5に示
す実施例の場合、各ポリイミド熱塑性層(513aa、
513ab、513ba、513bb)の厚さは、約
0.203mm〜約0.508mmであり、エポキシ接
着層(515aa、515ab、515ac;515b
a、515bb、515bc)の厚さは、均質な層の場
合、約0.025mm〜約0.203mm、プリプレグ
の場合、約0.254mm〜約1.016mmである。
【0050】特定の幾何学形状の接着層及び熱塑性層に
ついて図解し、説明したが、もちろん、こうした図解及
び説明は、例示のためのものであって、制限を意味する
ものではなく、他の幾何学形状及び構成も、本発明の範
囲内に含まれるものとする。
ついて図解し、説明したが、もちろん、こうした図解及
び説明は、例示のためのものであって、制限を意味する
ものではなく、他の幾何学形状及び構成も、本発明の範
囲内に含まれるものとする。
【0051】
【発明の効果】本発明は、従来の多層剛性ボードの製造
環境において容易に製造できる超小型電子パッケージ内
に与える、積層時には引き裂き抵抗及び靭性を示す高電
気性能の薄い合成コア構造を提供することを目的とす
る。
環境において容易に製造できる超小型電子パッケージ内
に与える、積層時には引き裂き抵抗及び靭性を示す高電
気性能の薄い合成コア構造を提供することを目的とす
る。
【図1】本発明の基本的な積層合成物を組み込んだ単純
な信号コア構造を示す側面図である。
な信号コア構造を示す側面図である。
【図2】図1の信号コアを組み込んだ単純化超小型電子
パッケージの部分的斜視図である。
パッケージの部分的斜視図である。
【図3】2つの熱塑性層及び3つの接着層を備えた代替
構造を示す図である。
構造を示す図である。
【図4】本発明の多回数反復を利用した多層超小型電子
パッケージを示す分解図である。
パッケージを示す分解図である。
【図5】本発明の多回数反復を利用して、誘電体の厚さ
を増す、代替多層超小型パッケージを示す分解図であ
る。
を増す、代替多層超小型パッケージを示す分解図であ
る。
1 電子パッケージ・モジュール 11 誘電体コア 13 熱塑性層 15 接着層 17 接着層 21 表面回路化層 31 集積回路チップ 311 合成物 313 熱塑性層 315 接着層 321 回路化層 411 信号コア 413 熱塑性層 415 接着層 417 接着層 421 回路化層 423 電力層 501 コア 513 熱塑性層 515 接着層 521 回路化層 523 電力層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチヤード・ウイリアム・カーペンター アメリカ合衆国ニユーヨーク州ジヨンソ ン・シテイ、ヨーク・ロード189番地 (72)発明者 ピーター・ジユエルゲン・ルーイツク ドイツ連邦共和国レオンバーグ、ハツケン ウエツグ40−4 (72)発明者 ウイリアム・ジヨセフ・サンマ アメリカ合衆国ニユーヨーク州エンドウエ ル、エルムウツド・ドライブ1022番地 (72)発明者 デビツド・ウエイ・ワン アメリカ合衆国ニユーヨーク州ベスタル、 オーバーブルツク・ドライブ800番地
Claims (25)
- 【請求項1】 熱硬化性樹脂からなる2つの独立した層
の間に挿入された熱塑性層を有する高分子誘電体合成物
から成る誘電体コアに、表面電気回路化が施される電子
パッケージ・モジュール。 - 【請求項2】 前記熱塑性層がポリイミドから成ること
を特徴とする、請求項1に記載の電子パッケージ・モジ
ュール。 - 【請求項3】 前記熱硬化性樹脂層が、強化熱硬化性樹
脂層であることを特徴とする、請求項2に記載の電子パ
ッケージ・モジュール。 - 【請求項4】 前記熱塑性ポリイミド層の厚さは、約
0.203mm〜0.508mmであり、前記強化熱硬
化性樹脂層の厚さは、約0.254mm〜約1.016
mmであることを特徴とする、請求項2に記載の電子パ
ッケージ・モジュール。 - 【請求項5】 前記強化熱硬化性樹脂層が、織ガラス繊
維および不織ガラス繊維、ポリテトラフルオロエチレ
ン、及び、有機繊維から成るグループから選択されるこ
とを特徴とする、請求項3に記載の電子パッケージ・モ
ジュール。 - 【請求項6】 前記熱硬化性樹脂層が均質層であること
を特徴とする、請求項2に記載の電子パッケージ・モジ
ュール。 - 【請求項7】 前記熱塑性ポリイミド層の厚さは、約
0.203mm〜0.508mmであり、前記均質な熱
硬化性樹脂層の厚さは、約0.025mm〜0.203
mmであることを特徴とする、請求項6に記載の電子パ
ッケージ・モジュール。 - 【請求項8】 前記熱硬化性樹脂層が、エポキシ樹脂及
びシアン酸エステル樹脂から成るグループから選択され
ることを特徴とする、請求項2に記載の電子パッケージ
・モジュール。 - 【請求項9】 複数の回路化積層電子パッケージ・モジ
ュールから構成され、電気信号平面と電力平面を備え、
前記モジュールの少なくとも1つが、2つの独立した熱
硬化性樹脂層の間に挿入された熱塑性層を有する高分子
誘電体合成物であることを特徴とする、剛性多層電子回
路パッケージ。 - 【請求項10】 前記熱塑性層がポリイミドから成るこ
とを特徴とする、請求項9に記載の剛性多層電子回路パ
ッケージ。 - 【請求項11】 前記熱硬化性樹脂層が、強化熱硬化性
樹脂層であることを特徴とする、請求項10に記載の剛
性多層電子回路パッケージ。 - 【請求項12】 前記熱塑性ポリイミド層の厚さが約
0.203mm〜約0.508mmであり、前記強化熱
硬化性樹脂層の厚さが、約0.254mm〜約1.01
6mmであることを特徴とする、請求項11に記載の剛
性多層電子回路パッケージ。 - 【請求項13】 前記強化熱硬化性樹脂層が、織ガラス
繊維及び不織ガラス繊維、ポリテトラフルオロエチレ
ン、及び、有機繊維から成るグループから選択されるこ
とを特徴とする、請求項11に記載の剛性多層電子回路
パッケージ。 - 【請求項14】 前記熱硬化性樹脂層が、均質層である
ことを特徴とする、請求項10に記載の剛性多層電子回
路パッケージ。 - 【請求項15】 前記熱塑性ポリイミド層の厚さが、約
0.203mm〜0.508mmであり、前記均質な熱
硬化性樹脂層の厚さが、約0.025mm〜0.203
mmであることを特徴とする、請求項14に記載の剛性
多層電子回路パッケージ。 - 【請求項16】 前記熱硬化性樹脂層が、エポキシ樹脂
及びシアン酸エステル樹脂から成るグループから選択さ
れることを特徴とする、請求項10に記載の剛性多層電
子回路パッケージ。 - 【請求項17】 2つの独立した熱硬化性樹脂接着層の
間に挿入されたポリイミド層を有する誘電体合成物から
成る誘電体コアに、表面電気回路化が施されるようにな
っている電子パッケージ・モジュール。 - 【請求項18】 2つの独立した熱硬化性樹脂層の間に
挿入された熱塑性層を有する高分子誘電体合成物から成
る誘電体コアに、表面電気回路化が施されるようになっ
ている電子パッケージ・モジュールの製造方法におい
て、熱硬化性樹脂層の間に熱塑性層を積層することと、
次に、熱硬化性樹脂表面に回路化を施すことから成る電
子パッケージ・モジュール製造方法。 - 【請求項19】 前記熱塑性層がポリイミドから成るこ
とを特徴とする、請求項18に記載の電子パッケージ・
モジュール製造方法。 - 【請求項20】 前記熱硬化性樹脂層が、強化熱硬化性
樹脂層であることを特徴とする、請求項19に記載の電
子パッケージ・モジュール製造方法。 - 【請求項21】 熱塑性ポリイミド層の厚さが、約0.
203mm〜約0.508mmであり、強化熱硬化性樹
脂層の厚さが、約0.254mm〜1.016mmであ
ることを特徴とする、請求項20に記載の電子パッケー
ジ・モジュール製造方法。 - 【請求項22】 前記強化熱硬化性樹脂層が、織ガラス
繊維及び不織ガラス繊維、ポリテトラフルオロエチレ
ン、及び、有機繊維から成るグループから選択されるこ
とを特徴とする、請求項20に記載の電子パッケージ・
モジュール製造方法。 - 【請求項23】 前記熱硬化性樹脂層が、均質な層であ
ることを特徴とする、請求項18に記載の電子パッケー
ジ・モジュール製造方法。 - 【請求項24】 前記熱塑性ポリイミド層の厚さが約
0.203mm〜約0.508mmであり、前記均質な
熱硬化性樹脂層の厚さが、約0.025mm〜0.20
3mmであることを特徴とする、請求項23に記載の電
子パッケージ・モジュール製造方法。 - 【請求項25】 前記熱硬化性樹脂層が、エポキシ樹脂
及びシアン酸エステル樹脂から成るグループから選択さ
れることを特徴とする、請求項19に記載の電子パッケ
ージ・モジュール製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US623823 | 1990-12-07 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629424A true JPH0629424A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=24499537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3337908A Pending JPH0629424A (ja) | 1990-12-07 | 1991-11-28 | 電子回路パッケージ・モジュール及びその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5103293A (ja) |
EP (1) | EP0490211A3 (ja) |
JP (1) | JPH0629424A (ja) |
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