JPH06293223A - フューエルリッドの開閉装置 - Google Patents

フューエルリッドの開閉装置

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Publication number
JPH06293223A
JPH06293223A JP10193993A JP10193993A JPH06293223A JP H06293223 A JPH06293223 A JP H06293223A JP 10193993 A JP10193993 A JP 10193993A JP 10193993 A JP10193993 A JP 10193993A JP H06293223 A JPH06293223 A JP H06293223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel lid
lock pin
fuel
coil
ignition switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP10193993A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kaneko
利昭 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP10193993A priority Critical patent/JPH06293223A/ja
Publication of JPH06293223A publication Critical patent/JPH06293223A/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フューエルリッドを開く操作を簡単に、しか
もエンジンの停止時にのみ行なえるようにし、いたずら
の被害にも遭わないようにする。 【構成】 自動車1の車体2にフューエルリッド3を開
閉自在に設け、このフューエルリッド3を閉じた状態に
保持するロックピン31を設けると共に、このロックピン
31をロック方向に付勢するスプリング41と、この付勢を
解除するコイル32を設け、このコイル32をイグニッショ
ンスイッチ17の回動接点18とリレー接点27を介してバッ
テリ15に接続した。イグニッションスイッチ17の回動接
点18をリレー接点27に接触させると、コイル3の発生す
る電磁力でロックピン31が引込むことになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のフューエルタ
ンクに連通するフューエルパイプの先端に装着されるフ
ューエルキャップを覆う、フューエルリッドの開閉装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のフユーエルキャップを車体から
突出させておくと外観が悪く、また、いたずらされる心
配もあるので、とくに乗用車等にあっては、車体の一部
を凹ませ、ここにフューエルキャップを設けるととも
に、このフューエルキャップの外側を、車体に対して開
閉自在に設けたフューエルリッドで覆うようにしてい
る。
【0003】これを図を用いて説明する。図6におい
て、1は自動車であり、2は車体、3はこの車体2に図
示しないヒンジによって開閉自在に取付けられたフュー
エルリッドである。フューエルリッド3の内部は車体2
の一部が凹ませてあり、その部分に、図示しないフュー
エルタンクに連通するフューエルパイプの先端が臨ませ
てある。フューエルパイプの先端にはフューエルキャッ
プが装着される。
【0004】このように構成されたフューエルリッド3
を有する自動車1において、フューエルタンクに燃料を
供給するときには、車室内の運転者が操作できる場所に
設けられたレバーを引くことによりフューエルリッド3
を開けることになる。図7はこの部分の構造の概略を示
すものである。
【0005】これを説明する。この図はフューエルリッ
ド3を裏側から見たものであり、フューエルリッド3は
部材4の部分でヒンジを構成し、この部分を回動中心に
して車体2の外側に開くことになる。フューエルリッド
3のヒンジと反対側部位にはロック爪5が突出して設け
られており、車体2の内側でその近傍部位には、ブラケ
ット6が設けられている。ブラケット6にはロックピン
7がロック爪5側に突出自在に設けられており、このロ
ックピン7の基端には二重ワイヤー8のインナーワイヤ
ー9の先端が係止されている。
【0006】二重ワイヤー8は図示しない運転席の近傍
部位まで延びており、ブラケット10に支持されている。
ブラケット10にはL字形をしたレバー11が軸12によって
回動自在に支持されており、インナーワイヤー9の基端
は、その一部に係止されている。レバー11とブラケット
10との間にはスプリング13が張設されており、レバー11
に一定の方向、すなわち、ロックピン7がロック爪5に
係合する方向の力を与えている。14はレバー11の先端に
取付けられたノブである。
【0007】このように構成されたこのフューエルリッ
ドの開閉装置においては、運転者がノブ14の部分に指を
掛け、レバー11を軸12を中心にして回動させてフューエ
ルリッド3を開くことになる。すなわち、レバー11が軸
12を中心にして回動すれば、これに基端が係止されたイ
ンナーワイヤー9が図における左方に引かれるので、ロ
ックピン7が引込み、ロック爪5から外れることにな
る。これによってフューエルリッド3は開くことにな
る。フューエルリッド3を閉じるときには、運転者がレ
バー11から指を離した状態でフューエルリッド3を押せ
ばよい。スプリング13の復元力で元のロック状態にな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように作動するこ
のフューエルリッドの開閉装置は、運転者がレバーを引
くのみの簡単な操作でロック解除ができる便利なもので
はあるが、一般にシート側部にレバーが設けられるので
操作性が良いとは言えず、またエンジンの作動とはまっ
たく関連性がないので運転者が不注意でエンジンの作動
中にフューエルリッドを開けてしまう可能性があり、さ
らに停車してドアのロックを忘れて自動車を離れたと
き、いたずらによりフューエルリッドを開けられてしま
う虞がある等、なお、解決されるべき問題が残されてい
た。
【0009】本発明は、従来構造のものが有するこのよ
うな問題を解決したフューエルリッドの開閉装置を提供
しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、自動車の車体にフューエルリ
ッドを開閉自在に設け、該フューエルリッドを閉じた状
態に保持するロックピンを設けると共に、該ロックピン
をロック方向に付勢する付勢手段と、該付勢手段を解除
する解除手段としての電磁手段を設け、該電磁手段をイ
グニッションスイッチのスイッチ回路を介して電源に接
続した構成としたものである。
【0011】
【作用】このような構成としたことにより、イグニッシ
ョンスイッチを操作してスイッチ回路をオンにすれば電
磁手段が作動するので、ロック状態のロックピンを引込
ませてフューエルリッドのロックを解くことができるこ
とになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1について説明
する。15は自動車1に搭載されたバッテリであり、本発
明装置の電源となるものである。このバッテリ15の負極
側は車体接地による接地回路16に接続されており、正極
側はイグニッションスイッチ17の回動接点18に接続され
ている。イグニッションスイッチ17には、従来のものと
同様に、いずれの回路にも接続されていないオフ接点19
と、イグニッション回路および他の電源供給回路に接続
されるオン接点20とが設けられている。
【0013】図3に示すように、イグニッションスイッ
チ17にはキー挿入口21があり、図示しないイグニッショ
ンキーを挿入するようになっている。イグニッションキ
ーは「オフ」の点22に向けて挿入し、これを時計方向に
回動させて「アクセサリ」の点23、「オン」の点24およ
び「スタータ」の点25に順次接触することになる。これ
らは従来の自動車と同様である。本発明にあっては、キ
ー挿入口21に挿入したイグニッションキーを反時計方向
に回動させることができるようにし、適当角度のところ
に「オープン」の点26を設けてある。
【0014】この「オープン」の点26にイグニッション
キーを向けると、図1において可動接点18がリレー接点
27に接触することになる。図1においてリレー接点27と
接地回路16との間には、リレー28のコイル29が接続され
ている。このリレー28には常開接点30が設けられてお
り、その一極はバッテリ15の正極側に接続されている。
また他極と接地回路16との間には、ロックピン31を車体
側からフューエルリッド側に突出させる付勢手段を解除
する電磁手段としてのコイル32が接続されている。
【0015】図2は、ロックピン31を車体2側からフュ
ーエルリッド3側に突出させる付勢手段と、これを解除
する解除手段としての電磁手段を示すものである。これ
を説明すると、33は車体のアウタパネルであり、3はフ
ューエルリッドである。フューエルリッド3は図示しな
い左端において、ヒンジにより車体2に対して矢印方向
に開くように取付けられている。フューエルリッド3の
内側には、一部に突部34を形成したプレート35が取付け
られており、一方、車体2側にはこの突部34に臨ませて
ロックピン31が設けられている。
【0016】車体2のアウタパネル33はフューエルリッ
ド3に臨む部分が内側に屈折しており、この部分にハウ
ジング36が配設されナット37で取付けられている。ハウ
ジング36には孔38が設けられており、この孔38から、先
端を斜面に形成したロックピン31が突出している。ロッ
クピン31には、ハウジング36の端部に臨む位置にフラン
ジ39が設けられており、このフランジ39とハウジング36
内の仕切壁40との間に、スプリング41が圧縮状態で介装
されている。このスプリング41は、ロックピン31を車体
2側からフューエルリッド3側に突出させる付勢手段を
形成する。
【0017】ロックピン31の少なくとも後方部分は磁性
体で製作されており、この後方部分の外周には、前述の
付勢手段の付勢力を解除する電磁手段の一部としてのコ
イル32が巻回されている。このコイル32とこれが巻回さ
れた部分のロックピン31とは、スプリング41が形成する
付勢手段を解除する解除手段を形成する。コイル32は図
1に示すように、リレー28の常開接点30を介して電源で
あるバッテリ15に接続される。
【0018】図4は、イグニッションスイッチ17のキー
挿入口21にイグニッションキーを挿入して「オープン」
の点26側に回動させ、イグニッションキーを持つ手の力
を緩めたときに、イグニッションキーが「オフ」の点22
に戻るための機構を示すものである。これを説明する
と、42はキーシリンダであり、図示しない後部に孔が開
けてあって、その孔から軸43が突出して後方に伸びてい
る。この軸43はイグニッションキーを回動させたとき、
それとともに回動するものであるが、必ずしも両方向に
回動する必要はなく、イグニッションキーを「オープ
ン」の点26側に回動させたときにのみ回動するものであ
ってもよい。
【0019】軸43には、その一部に突片44が一体に形成
されており、この突片44に対向するところにリターンピ
ン45が臨ませてある。リターンピン45は図5に示すよう
に、リターンスプリング46でハウジング47から突出する
方向に付勢されている。この構造によって、イグニッシ
ョンキーを「オープン」の点26側に回動させたとき突片
44がリターンピン45に当たってこれをリターンスプリン
グ46に抗して押圧する。このためイグニッションキーを
持つ手の力を緩めたときに、イグニッションキーが「オ
フ」の点22に戻ることになる。
【0020】このように構成されたこのフューエルリッ
ドの開閉装置は、図2に示すように、ロックピン31の先
端がプレート35に形成された突部34に係合してロック状
態にあるとき、このロック状態を解除してフューエルリ
ッド3を開けるときには、図3および図4に示すイグニ
ッションスイッチ17のキー挿入口21にイグニッションキ
ーを挿入し、これを図における反時計方向に回動させ
て、「オープン」の点26に合わせる。このとき、イグニ
ッションキーには、軸43を介してリターンスプリング46
の力が復元力として作用する。
【0021】イグニッションキーを「オープン」の点26
に合わせると、イグニッションスイッチ17の回動接点18
がリレー接点27に接触するのでリレー28のコイル29に電
流が流れて励磁され、常開接点30が閉じる。常開接点30
が閉じるとコイル32が励磁されるので、このコイル32が
巻回されたロックピン31は図1および図2において右方
に引込み、先端の突部34への係合が外れることになる。
これによってフューエルリッド3は、図2における矢印
方向に開くことができることになる。
【0022】フューエルリッド3が開いたら、イグニッ
ションキーを持つ手の力を弛めれば、リターンスプリン
グ46の復元力でイグニッションキーは元の「オフ」の点
22に戻ることになる。このためロックピン31の先端は再
び突出するが、フューエルリッド3が開いているので、
なんら支障がない。図示しないフューエルタンクに燃料
を供給し、フューエルキャップを装着したら、フューエ
ルリッド3を強く押せばロックピン31の先端が斜面に形
成されていることにより、フューエルリッド3は確実に
閉じることになる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たフューエルリッドの開閉装置であるから、イグニッシ
ョンスイッチを操作してフューエルリッドを開くので、
従来のレバーを引くものに対して操作性が著しく向上す
る。また、イグニッションスイッチを操作しなければフ
ューエルリッドを開くことができないことになるので、
イグニッションスイッチのスイッチ回路をエンジンが停
止する位置にしておくことにより、エンジン作動中に不
用意に開けてしまうことがない。さらにいたずらを確実
に予防できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】本発明の実施例中のロック機構を示す断面図で
ある。
【図3】本発明を適用したイグニッションスイッチの正
面図である。
【図4】イグニッションスイッチに設けたスイッチ機構
を示す斜視図である。
【図5】図4中のスイッチ機構の部分を示す断面図であ
る。
【図6】フューエルリッド部分を示す自動車の斜視図で
ある。
【図7】従来のフューエルリッド開閉装置を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 自動車 2 車体 3 フューエルリッド 15 バッテリ 17 イグニッションスイッチ 18 回動接点 27 リレー接点 28 リレー 29 コイル 30 常開接点 31 ロックピン 32 コイル 33 車体のアウタパネル 34 突部 41 スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体にフューエルリッドを開閉
    自在に設け、該フューエルリッドを閉じた状態に保持す
    るロックピンを設けると共に、該ロックピンをロック方
    向に付勢する付勢手段と、該付勢手段を解除する解除手
    段としての電磁手段を設け、該電磁手段をイグニッショ
    ンスイッチのスイッチ回路を介して電源に接続したこと
    を特徴とするフューエルリッドの開閉装置。
JP10193993A 1993-04-05 1993-04-05 フューエルリッドの開閉装置 Pending JPH06293223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10193993A JPH06293223A (ja) 1993-04-05 1993-04-05 フューエルリッドの開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10193993A JPH06293223A (ja) 1993-04-05 1993-04-05 フューエルリッドの開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06293223A true JPH06293223A (ja) 1994-10-21

Family

ID=14313880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10193993A Pending JPH06293223A (ja) 1993-04-05 1993-04-05 フューエルリッドの開閉装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06293223A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100316238B1 (ko) * 1999-10-12 2001-12-20 김형만 자동차의 연료필러 기구
KR20030039782A (ko) * 2001-11-14 2003-05-22 기아자동차주식회사 자동차용 lpg 과충전 방지 시스템
JP2008529879A (ja) * 2005-02-10 2008-08-07 ゲルデス ゲーエムベーハー 給油接続パイプ用の無蓋の接続パイプ終端部
DE10024817B4 (de) * 2000-05-19 2012-08-16 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verschlussanordnung für einen Kraftstofftank

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KR20030039782A (ko) * 2001-11-14 2003-05-22 기아자동차주식회사 자동차용 lpg 과충전 방지 시스템
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