JP3905685B2 - 車両用エンジン始動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等のエンジンを始動する車両用エンジン始動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の車両用エンジン始動装置は、キーを持つ運転者が車室内に設けられた操作部材を押し込み操作すると、車両内に搭載される送受信装置からキーにリクエスト信号が送信される。そのリクエスト信号をキーが受信すると、キーは予め設定されたIDコードを送受信装置に送信する。そして、そのIDコードと送受信装置に予め登録されたIDコードと一致するか否かの照合を行い、一致が確認されたときには、エンジンを始動するための操作部材が回動操作可能になる。この操作部材は、LOCK位置、ACC(アクセサリ)位置、ON(イグニッションオン)位置、及びST(スタータ駆動)位置に切り換えできるようになっている。操作部材は、IDコードが一致したときのみLOCK位置から他の位置に回動できるようになっている。従って、運転者は、キーをキー挿入口に差し込むことなく、操作部材を回動させるという簡単な操作でエンジンを始動させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の車両用エンジン始動装置においては、操作部材がLOCK位置以外の位置に切り換えられている場合に、キー挿入口にキーが挿入されるおそれがある。
【0004】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作部材が所定の位置にあるときに、キー挿入口にキーを差し込むことができないようにする車両用エンジン始動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、ボディ内にエンジンを始動させるための操作部材を同ボディの軸線周りに回動可能に設け、前記操作部材の外端部にキーが挿入されるキー挿入口を設け、そのキー挿入口を開口する開口位置と、前記キー挿入口を閉じる閉止位置とをとり得るように、前記キーの挿入方向に沿って移動可能なシャッタを前記操作部材内に設け、前記操作部材が所定の位置に切り換えられているときに、前記シャッタを前記閉止位置にロックするロック手段を設け、前記操作部材は、ボディの軸線方向に沿って移動可能であるとともに、前記シャッタはキー挿入方向に沿って移動可能であって、前記ロック手段は、前記操作部材に設けられ、前記操作部材をボディ内に押し込むのに伴い、前記シャッタに接近してそのシャッタに設けられた係合部に係合可能な移動体と、前記移動体を前記係合部から離間する側に付勢する弾性体とから構成されていることをその要旨とする。
【0007】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によると、操作部材が所定の位置に切り換えられている場合に、ロック手段によりシャッタは閉止位置にロックされる。そのため、使用時以外においてキー挿入口からキーが挿入されるのを防止することができる。
【0008】
また、ロック手段は、シャッタに設けられた係合部に係合可能な移動体と、移動体を係合部から離間する側に付勢する弾性体とから構成されている。従って、簡単な構成にも拘わらず、シャッタを閉止位置にロックすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を自動車のエンジン始動装置に具体化した一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0010】
図1,図2に示すように、運転席前方のインストルメントパネルに設けられているエンジン始動装置11は、略円筒状のボディ12を備えている。ボディ12の内部には、その軸線周りに回動可能かつ軸線方向に沿って移動可能な操作部材としてのノブ13が挿入されている。ノブ13の外端部(図1の右側)は、ボディ12の外端開口部12aから突出されている。
【0011】
ノブ13の外周面には段差部13aが形成されている。その段差部13aがボディ12の内周面に形成された段部12cに当接されることにより、ノブ13は外側(図1の右側)への移動が規制される。ノブ13の外端部には、その突出部分を覆うカバー14が設けられている。ノブ13の外端部中央及びカバー14の先端中央部には、長方形状のキー挿入口15が形成されている。
【0012】
図6に示すように、ノブ13は、それを回動操作することにより、LOCK位置、ACC(アクセサリ)位置、ON(イグニッションオン)位置、ST(スタータ駆動)位置に切り換えられる。そして、図7に示すキー42から送信されるIDコード信号が、予め登録してあるIDコードと一致するか否かを照合し、一致が確認されたときのみ、ノブ13がLOCK位置から他の位置に切り換え操作可能となっている。なお、本実施形態において、LOCK位置を除く他の位置(ACC位置、ON位置、ST位置)が所定の位置となっている。
【0013】
キー42には、トランスポンダ、アンテナコイル、コンデンサ、IC等(いずれも図示せず)が内蔵されている。前記ICには車両側のIDコードと同じIDコードが記憶されている。車両内に搭載される図示しない送受信装置から送信されるリクエスト信号を受信すると、キー挿入口15にキー42を挿入することなく、予め設定されたIDコードがキー42に内蔵した発信器から送受信装置に送信される。リクエスト信号は、キー42を持つ運転者がノブ13を押し込むことにより送信されるようになっている。
【0014】
又、キー42がキー挿入口15に挿入されたとき、トランスポンダは、車両側に設けた図示しない磁気発生装置からの磁気を受け、アンテナコイルに発生した電流をコンデンサに蓄電する。そして、その蓄電された電圧が所定値以上に達すると、トランスポンダに予め設定された特定のIDコードが発信される。
【0015】
ノブ13にはシャッタ収容孔16が形成され、その内部にはボディ12の軸線方向に沿って移動可能なシャッタ17が収容されている。このシャッタ17は光透過性を有する合成樹脂材料によって形成されている。シャッタ17は、キー挿入口15を開放する開口位置(図7に示す位置)と、キー挿入口15を閉じる閉止位置(図1に示す位置)とを取り得るようになっている。
【0016】
図3(a),(b)、図5に示すように、ノブ13の外周面ほぼ中央部には、前記シャッタ収容孔16に連通する収容孔19が形成されている。収容孔19には合成樹脂製の移動体20がノブ13の径方向に沿って摺動可能に設けられている。移動体20の先端部(図3(a)の上側)には傾斜面20aが形成されている。移動体20は、その中央部に取付部としてのバネ取付孔20bが形成されており、全体がほぼ四角枠状に形成されている。バネ取付孔20bには弾性体としての圧縮バネ21が設けられている。この圧縮バネ21の一端は移動体20の内側面に当接され、他端は前記収容孔19の内側に突設された突部22に当接されている。そして、この圧縮バネ21の弾性力により、移動体20の先端はボディ12の内周面に押圧されている。
【0017】
ボディ12の外端開口部12aには、その軸線方向に沿って延びる案内溝23が形成され、その案内溝23には移動体20の先端部分が係入されている。案内溝23の内奥部には、前記移動体20に形成された傾斜面20aと平行である傾斜面23aが形成されている。そして、ノブ13を待機位置(図3(a)に示す位置)から、押圧位置(図4(a)に示す位置)に押し込むことにより、移動体20は案内溝23に沿って移動し、その先端部が圧縮バネ21の弾性力に抗して案内溝23内から抜け出る。この動作に伴い、移動体20はその基端が収容孔19からシャッタ収容孔16内に突出するようになっている。この突出状態において、移動体20の基端が前記シャッタ17に形成された係合部としての係合凹部24に移動配置されることにより、シャッタ17が閉止位置にロックされる。従って、本実施形態においては、移動体20と圧縮バネ21とからロック手段が構成されている。
【0018】
なお、ノブ13が待機位置に配置され、かつシャッタ17が開口位置に配置されている場合において、係合凹部24に隣接するように、シャッタ17に形成された突起17dは、移動体20の延長線上に配置されないようになっている。よって、キー挿入口15にキー42を挿入した状態で、ノブ13を押し込んでも、シャッタ17に形成された突起17dに移動体20が当たらないので、ノブ13を待機位置から押圧位置に移動させることができる。
【0019】
図1、図2に示すように、ボディ12の内端部には、位置決めストッパ27が固定されている。この位置決めストッパ27にはロータ28が回動可能に支持されている。ロータ28の中央部に設けられた支軸28aは位置決めストッパ27に貫通され、その支軸28aの先端はボディ12に固定されたイグニッションスイッチ29に駆動連結されている。
【0020】
ロータ28の外周面には、その軸線方向に沿って延びる係合溝31が形成され、この係合溝31にはノブ13の内端に形成された突出部32が係合されている。この係合により、ノブ13とロータ28とは一体的に回動するようになっている。従って、ノブ13を回動すると、ロータ28を介してイグニッションスイッチ29がオンするようになっている。
【0021】
ロータ28の中央部には、内側バネ収容部33が形成され、その内部には付勢部材としての小径圧縮スプリング34が収容されている。この小径圧縮スプリング34の一端は内側バネ収容部33の内奥面に当接され、他端は前記シャッタ17の内端部に突設された張出し部35に係止されている。そして、小径圧縮スプリング34の弾性力により、シャッタ17は図3(a)に示す閉止位置に常に付勢されている。
【0022】
ロータ28における内側バネ収容部33の外側箇所には、外側バネ収容部36が形成され、その内部には大径圧縮スプリング37が収容されている。この大径圧縮スプリング37の一端は外側バネ収容部36の内奥面に当接され、他端はノブ13の内端面に当接されている。そして、大径圧縮スプリング37の弾性力により、ノブ13は図3(a)に示す待機位置側に付勢されている。
【0023】
図2,図7に示すように、ノブ13の外周面には、2つのレバー収容穴38が対向して凹設され、その内部にはレバー39が軸40を中心にして回動可能に収容されている。各レバー39の先端にはフック部39aがそれぞれ形成され、そのレバー39はキー42に形成された係止突部42aの両側部に係合可能となっている。そして、そのフック部39aは、レバー収容穴38内に収容されたバネ41の弾性力により、係止突部42aをその両側から挟み込むようになっている。
【0024】
なお、キー42が電池切れした場合には、キー42からIDコード信号を送信できなくなるため、キー42に内蔵された図示しないトランスポンダを用いてエンジンの始動を行う。即ち、電池等の電源を必要としないトランスポンダには予め車両側のIDコードと同じIDコードが記憶されており、電池切れした場合には、キー挿入口15に係止突部42aを挿入することにより、トランスポンダからIDコードが発信され、その結果、ノブ13を回動操作してエンジンを始動させることができる。
【0025】
次に、上記のように構成されたエンジン始動装置11の作用について説明する。
キー42の電池による電力が蓄積されている正常時において、自動車のエンジンを始動するには次のように行う。ノブ13を大径圧縮スプリング37の弾性力に抗して図3(a)に示す待機位置から図4(a)に示す押圧位置に押し込む。すると、移動体20が案内溝23に沿ってスライドし、圧縮バネ21の弾性力に抗して案内溝23内から抜け出る。このとき、案内溝23に形成された傾斜面23aに対して、移動体20に形成された傾斜面20aが摺動するため、移動体20は案内溝23からスムーズに抜け出る。
【0026】
移動体20が抜け出ることにより、収容孔19から移動体20の基端部が突出し、係合凹部24に移動配置される。これにより、シャッタ17は閉止位置にロックされる。そして、ノブ13をLOCK位置からST位置に回動させると、ロータ28が回動することによりイグニッションスイッチ29が駆動し、エンジンが始動する。ノブ13を回動しても、係合凹部24に移動体20の基端部が係合されたままである。従って、ノブ13がLOCK位置以外の位置(ACC位置、ON位置、ST位置)にあるとき、シャッタ17は閉止位置にロック保持されているため、キー挿入口15に係止突部42aが挿入されることはない。
【0027】
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)ボディ12内にその軸線周りに回動可能なノブ13が設けられ、ノブ13の外端部にキー42の係止突部42aが挿入されるキー挿入口15が形成されている。ノブ13内には開口位置と閉じる閉止位置とをとり得るシャッタ17がスライド可能に設けられている。そして、ノブ13がLOCK位置以外の位置(所定の位置)に切り換えられている場合に、シャッタ17が閉止位置にロックされるようになっている。そのため、ノブ13がLOCK位置以外の位置に切り換えられている際に、キー挿入口15にキー42に設けた係止突部42aが挿入されるのを防止することができる。
【0028】
(2) シャッタ17を閉止位置にロックする手段は、ノブ13を待機位置から押圧位置に押し込むのに伴い、シャッタ17に形成された係合凹部24に係合可能な移動体20と、移動体20を係合凹部24から離間する側に付勢する圧縮バネ21とから構成されている。そのため、簡単な構成にも拘わらず、ノブ13がLOCK位置以外の位置に切り換えられている際に、シャッタ17が閉止位置に移動するのを確実に防止することができる。
【0029】
(3) 移動体20の内側に圧縮バネ21が配置されているため、移動体20の設置スペースとは別に圧縮バネ21の設置スペースを別に設ける必要がない。従って、エンジン始動装置11全体が大型化するのを防止することができる。
【0030】
(4) 収容孔19から突出されている移動体20の先端部は、ボディ12の内周面に圧縮バネ21の付勢力により当接されている。ノブ13をボディ12内に押し込んだ際に、案内溝23の傾斜面23aに移動体20の傾斜面20aが摺動する。これにより、案内溝23から移動体20をスムーズに抜け出させることができる。従って、エンジンを始動する際に、違和感が生じることなくノブ13を操作することができる。
【0031】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ シャッタ17を閉止位置にロックするのに、移動体20とシャッタ17との係合関係を逆にしてもよい。すなわち、シャッタ17に突部を形成し、その突部に係合可能な凹部を移動体20の基端部に形成する。そして、ノブ13を押し込んだ際に、移動体20に設けた凹部にシャッタ17に設けた突部が係合されるようにしてもよい。
【0032】
・ 前記実施形態では、移動体20を枠状に形成し、その内側であるバネ取付孔20bに圧縮バネ21を配置した。この構成以外にも、圧縮バネ21をバネ取付孔20bに配置するのではなく、移動体20の外側に配置するようにしてもよい。
【0033】
・ 前記実施形態では、移動体20を合成樹脂によって形成した。この材質に限定されることなく、任意の材質に変更してもよい。
・ 前記実施形態では、IDコード信号を送信する送信機のみを備えたキー42を用いた。これ以外に、送信機がないキー溝付きメカニカルキー、又はキー溝と送信機両方を備えたキーに変更してもよい。
【0034】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1) 請求項において、前記弾性体は、前記移動体の中央部に形成された取付部に配置されていることを特徴とする車両用エンジン始動装置。この構成にすれば、移動体の設置スペースとは別に弾性体の設置スペースを設ける必要がないので、車両用エンジン始動装置の大型化を防止することができる。
【0035】
(2) 請求項又は前記(1)において、前記移動体はその一部がノブに形成された収容部に収容され、前記収容部から突出されている前記移動体の先端部は、前記ボディの内周面に設けられた案内溝に前記弾性体の弾性力により挿入され、前記操作部材を前記ボディ内に押し込んだ際に、前記移動体は前記案内溝から傾斜面を介して抜け出るように構成されていることを特徴とする車両用エンジン始動装置。この構成にすれば、操作部材の移動に伴って案内溝から移動体をスムーズに抜け出させることができる。
【0036】
(3) 請求項、前記(1)、(2)のいずれかにおいて、前記移動体の先端面には前記段差部に当接する傾斜面が形成されていることを特徴とする車両用エンジン始動装置。この構成にすれば、案内溝から移動体をよりいっそうスムーズに抜け出させることができる。
【0037】
(4) 請求項、前記(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記移動体は係合部に凹凸の関係で係合されることを特徴とする車両用エンジン始動装置。
(5) 請求項1、前記(1)〜(4)のいずれかにおいて、前記シャッタを前記キー挿入口側に付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とする車両用エンジン始動装置。
【0038】
(6) 請求項1、前記(1)〜(5)のいずれかにおいて、前記操作部材の一部はボディから外端開口部を介して突出していることを特徴とするする車両用エンジン始動装置。
【0039】
(7) キーから車両に設けられた送受信装置にIDコードを送信し、そのIDコードと、前記送受信装置に予め登録されたIDコードと一致するか否かの照合を行い、一致が確認されたときに、エンジンを始動可能にした車両用エンジン始動装置であって、ボディ内にエンジンを始動させるための操作部材を同ボディの軸線周りに回動可能に設け、前記操作部材の外端部にキーが挿入されるキー挿入口を設け、そのキー挿入口を開口する開口位置と、前記キー挿入口を閉じる閉止位置とをとり得るように、前記キーの挿入方向に沿って移動可能なシャッタを前記操作部材内に設け、前記操作部材が所定の位置に切り換えられているときに、前記シャッタを前記閉止位置にロックするロック手段を設けたことを特徴とする車両用エンジン始動装置。
【0040】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、操作部材が所定の位置にあるときに、キー挿入口にキーを差し込むのを防止することができる。
【0041】
また、簡単な構成にも拘わらず、シャッタを閉止位置にロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態を示すエンジン始動装置の断面図。
【図2】ノブ、シャッタ、ロータ等を示す分解斜視図。
【図3】(a)はノブが待機位置にある場合の断面図、(b)は(a)の3b−3b断面図。
【図4】(a)はノブが押圧位置にある場合の断面図、(b)は(a)の4b−4b断面図。
【図5】シャッタや移動体等を示す分解斜視図。
【図6】エンジン始動装置の一部を示す正面図。
【図7】キーをエンジン始動装置に差し込んだ状態を示す断面図。
【符号の説明】
12…ボディ、13…ノブ(操作部材)、15…キー挿入口、17…シャッタ、20…移動体(ロック手段)、20b…バネ取付孔(取付部)、21…圧縮バネ(弾性体)、42…キー、42a…係止突部。

Claims (1)

  1. ボディ内にエンジンを始動させるための操作部材を同ボディの軸線周りに回動可能に設け、前記操作部材の外端部にキーが挿入されるキー挿入口を設け、そのキー挿入口を開口する開口位置と、前記キー挿入口を閉じる閉止位置とをとり得るように、前記キーの挿入方向に沿って移動可能なシャッタを前記操作部材内に設け、前記操作部材が所定の位置に切り換えられているときに、前記シャッタを前記閉止位置にロックするロック手段を設け
    前記操作部材は、ボディの軸線方向に沿って移動可能であるとともに、前記シャッタはキー挿入方向に沿って移動可能であって、
    前記ロック手段は、
    前記操作部材に設けられ、前記操作部材をボディ内に押し込むのに伴い、前記シャッタに接近してそのシャッタに設けられた係合部に係合可能な移動体と、
    前記移動体を前記係合部から離間する側に付勢する弾性体と
    から構成されていることを特徴とする車両用エンジン始動装置。
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