JP2567903Y2 - 開閉ドアのロック装置 - Google Patents

開閉ドアのロック装置

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JP2567903Y2
JP2567903Y2 JP270292U JP270292U JP2567903Y2 JP 2567903 Y2 JP2567903 Y2 JP 2567903Y2 JP 270292 U JP270292 U JP 270292U JP 270292 U JP270292 U JP 270292U JP 2567903 Y2 JP2567903 Y2 JP 2567903Y2
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locking plate
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opening
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喜夫 綿貫
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は開閉ドアのロック装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の開閉ドアのロック装置としては、
特公平2−45747号公報にて知られているものや、
図6及び図7に示すようなものがある。1は自動車のト
ランクリッドで、トランクルーム2の開閉を行うもので
ある。そして、このトランクリッド1はロック装置3の
操作により開閉できるようになっている。
【0003】次に、このロック装置3の説明をする。ま
ず、トランクリッド1の先端部にはロックベース4が設
けられており、これにラッチ5とロッキングプレート6
とが各々回動自在に取付けられている。そして、この両
者はコイルスプリング7にて連結されており、共にロッ
ク方向A及び解除方向Bへ連動するようになっている。
ロッキングプレート6の下端部8はロックベース4の下
端よりも下方へ突出した状態となっており、上端部9は
図示せぬキーシリンダにて操作されるべく上方へ延びて
いる。また、ラッチ5には後述するストライカ10に係
合する爪部11と、ロッキングプレート6の凹部12と
係合してロック状態を維持するための突起13が形成し
てある。
【0004】一方、車体14側にはストライカベース1
5が固定されており、このストライカベース15には前
記ラッチ5の爪部11と係合するストライカ10が一体
的に形成されていると共に、バネ16にてロック方向A
へ付勢せしめられた回転レバー17が取付けられてい
る。そして、この回転レバー17の下端部18にはケー
ブル19が接続され、上端部20は前記ロッキングプレ
ート6の下端部8と対応する位置にある。
【0005】従って、ロック状態においては、ラッチ5
の爪部11がコイルスプリング7の付勢力によりストラ
イカ10へ係合しているため、トランクリッド1の閉状
態は維持される。
【0006】そして、ロック解除のために、車室内にあ
る図示せぬオープナを操作してケーブル19を引っ張る
と、回転レバー17が解除方向Bへ回転するため、突起
13が凹部12から外れると共に、回転レバー17の上
端部20がロッキングプレート6の下端部8を押し、ロ
ッキングプレート6を解除方向Bへ回動させる。する
と、ラッチ5もコイルスプリング7により引っ張られ、
ロッキングプレート6と連動して解除方向Bへ回動し、
ラッチ5の爪部11がストライカ10から外れるため
に、トランクリッド1を開けることができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、トランクリッド1の開時に
おいて、ロッキングプレート6の下端部8が下方へ突出
した状態となっているため、トランクルーム2内へ荷物
の出し入れを行う際に荷物等がこの下端部8に当たっ
て、この下端部8を変形させてしまうおそれがある。
【0008】この考案はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、荷物等と干渉して変形するよう
な突出物のない開閉ドアのロック装置を提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案に係る開閉ドア
のロック装置は、上記の目的を達成するために、開閉ド
ア側に固定されたロックベースに、コイルスプリングに
てロック・解除方向へ連動するラッチ及びロッキングプ
レートを、各々ロックベース下端よりも下方へ突出しな
い状態で回動自在に取付け、車体側に固定されたストラ
イカベースに、前記ラッチと係合するストライカ及びケ
ーブル操作にて上端部が上下動する作動体を各々設け、
該作動体の上端部が上昇時に前記ロッキングプレートの
下端部を解除方向へ回動せしめるようにしたものであ
る。
【0010】
【作用】この考案によれば、開閉ドア側にラッチ及びロ
ッキングプレートを各々ロックベース下端よりも下方へ
突出しない状態で取付け、且つ車体側に前記ロッキング
プレートの下端部を解除方向へ回動せしめる上下動自在
な作動体を設けるようにしたので、開閉ドア側に突出し
たものがなくても、車体側にある作動体の上端部が上昇
することによりロック解除を確実に行うことができる。
従って、荷物等が開閉ドアに当たってもロッキングプレ
ートやラッチには直接当たらないので、これらの変形を
招くようなことはない。
【0011】
【実施例】以下、この考案の好適な実施例を図面に基づ
いて説明する。尚、従来と共通する部分には同一の符号
を付し、重複する説明は省略する。
【0012】図1及び図2はこの考案の第1実施例を示
す図である。トランクリッド(開閉ドア)1に設けられ
たロックベース22には、ラッチ23とロッキングプレ
ート24とが各々支点25、26を中心にして回動自在
に取付けられている。特に、これらラッチ23及びロッ
キングプレート24はロックベース22の下端27より
も下方へ突出しないように取付けられている。具体的に
詳述すると、ロックベース22は、従来のもの(一点鎖
線で示す形状)と比べ、ロッキングプレート24取付側
に延設された拡張部22Aが形成されており、この拡張
部22A内にロッキングプレート24の曲折した下端部
35が収まるようになっている。そして、ラッチ23の
支点25よりも上側の部分と、ロッキングプレート24
の支点26よりも下側の部分とをコイルスプリング28
にて連結している。従って、この両者の回動方向自体は
時計回りと反時計回りの逆になるが、それぞれロック方
向A及び解除方向Bにおいては一致している。つまり、
ロッキングプレート24をロック方向Aへ回動させれ
ば、ラッチ23も連動してロック方向Aへ回動する。
【0013】また、ロックベース22の下端27には、
後述するストライカ29及び作動レバー(作動体)30
の上端部31が入り込む切欠部32、33が形成されて
おり、ラッチ23の爪部34ならびにロッキングプレー
ト24の下端部35は各々この切欠部32、33に対応
せしめられている。尚、ロッキングプレート24の下端
部35は作動レバー30の上端部31の上下運動を回転
運動に変換すべく曲折形状となっている。また、ラッチ
23とロッキングプレート24には、ラッチ23のロッ
ク状態を維持するための突起36、37が形成してあ
る。
【0014】次に、車体38側に形成されたロック開口
39内には、ストライカベース40が固定されており、
このストライカベース40には前記ラッチ23の爪部3
4と係合するストライカ29が一体的に形成されている
と共に、図示せぬバネにてロック方向Aへ付勢せしめら
れた作動レバー30が支点41を中心に回動自在に取付
けられている。そして、この作動レバー30の下端部4
2にはケーブル19が接続され、上端部31は前述の如
く前記ロックベース22に形成された切欠部33内へ入
り込むようになっている。尚、ケーブル19の端部はケ
ーブルブラケット44にてストライカベース40に固定
されている。
【0015】従って、ロック状態においては、ラッチ2
3の爪部34がコイルスプリング28の付勢力によりス
トライカ29へ係合しているため、トランクリッド1の
閉状態は維持される。
【0016】そして、ロック解除のために、車室内にあ
る図示せぬオープナを操作してケーブル19を引っ張る
と、作動レバー30が解除方向Bへ回転するため、突起
36、37の係合が解除されると共に、作動レバー30
の上端部31が上昇して切欠部33内へ入りこみ、ロッ
キングプレート24の下端部35を押し上げる。ロッキ
ングプレート24の下端部35が押し上げられると、ロ
ッキングプレート24が解除方向Bへ回動するため、ラ
ッチ23もコイルスプリング28により引っ張られ、ロ
ッキングプレート24と連動して解除方向Bへ回動す
る。すると、ラッチ23の爪部34がストライカ29か
ら外れるために、トランクリッド1を開くことができ
る。
【0017】この実施例の場合は、トランクリッド1側
にロックベース22よりも突出したものがないため、荷
物がトランクリッド1に当たっても、ロッキングプレー
ト24やラッチ23には直接当たらないので、これらの
変形を招くようなことはない。
【0018】図3及び図4はこの考案の第2実施例を示
す図である。この実施例では、回動レバー45とピスト
ン46とで作動体47を形成したものである。すなわ
ち、ストライカベース48には回動レバー45が取付け
てあり、この回動レバー45の下端部49にはケーブル
19が接続されている。また、回動レバー45の上端部
50にはピストン46が載せられている。ストライカベ
ース48には支持プレート51が取付けてあり、この支
持プレート51の開口から前記ピストン46の上端部6
0が上下動するようになっている。そして、支持プレー
ト51とピストン46の下端部52との間にはスプリン
グ53が設けてあり、該ピストン46を下方へ向け付勢
している。尚、トランクリッド1側のロックベース22
にはピストン46に合わせて真っ直ぐな切欠部54が形
成されている。
【0019】従って、ロック解除のために、ケーブル1
9を引っ張って回動レバー45を解除方向Bへ回動させ
ると、該回動レバー45の上端部50によりピストン4
6が押し上げられて切欠部54内に入り込む。そして、
このピストン46の上端部60によりロッキングプレー
ト24の下端部35が押し上げられて解除方向Bへ回動
するため、ラッチ23の爪部34がストライカ29から
外れ、トランクリッド1が開かれる。その他の構成及び
作用効果は先の第1実施例と同様に付き重複説明を省略
する。
【0020】図5はこの考案の第3実施例を示す図であ
る。この実施例は、先の第2実施例の回動レバー45を
左右兼用の湾曲状回動レバー55に変え、この湾曲状回
動レバー55とピストン46とで作動体56を構成する
ようにしたものである。つまり、湾曲状回動レバー55
の中央部に付近に支点57を設定し、この支点57を中
心にして左右両端部58、59を上下に揺動自在とした
ものである。従って、ケーブル19を左右どちら側から
配索してもこの湾曲状回動レバー55を操作でき、便利
である。その他の構成及び作用効果は先の第2実施例と
同様に付き重複説明を省略する。
【0021】尚、以上の説明において、「開閉ドア」と
してトランクリッド1を例としたが、これに限定され
ず、エンジンフードやバックドア等であっても良い。
【0022】
【考案の効果】この考案に係る開閉ドアのロック装置
は、以上説明してきた如き内容のものであって、開閉ド
ア側にラッチ及びロッキングプレートを各々ロックベー
ス下端よりも下方へ突出しない状態で取付け、且つ車体
側に前記ロッキングプレートの下端部を解除方向へ回動
せしめる上下動自在な作動体を設けるようにしたので、
開閉ドア側に突出したものがなくても、車体側にある作
動体の上端部が上昇することによりロック解除を確実に
行うことができる。従って、荷物等が開閉ドアに当たっ
てもロッキングプレートやラッチには直接当たらないの
で、これらの変形を招くようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例に係る開閉ドアのロック
装置を示す側面図である。
【図2】図1中矢示DA方向から見た側面図である。
【図3】この考案の第2実施例に係る開閉ドアのロック
装置を示す側面図である。
【図4】図3中矢示DB方向から見た側面図である。
【図5】この考案の第3実施例を示す作動体の説明図で
ある。
【図6】従来例を示す自動車後部の斜視図である。
【図7】従来のロック装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 トランクリッド(開閉ドア) 19 ケーブル 22 ロックベース 23 ラッチ 24 ロッキングプレート 27 ロックベースの下端 28 コイルスプリング 29 ストライカ 30 作動レバー(作動体) 35 ロッキングプレートの下端部 40 ストライカベース 47 作動体 56 作動体 A ロック方向 B 解除方向

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉ドア側に固定されたロックベース
    に、コイルスプリングにてロック・解除方向へ連動する
    ラッチ及びロッキングプレートを、各々ロックベース下
    端よりも下方へ突出しない状態で回動自在に取付け、 車体側に固定されたストライカベースに、前記ラッチと
    係合するストライカ及びケーブル操作にて上端部が上下
    動する作動体を各々設け、該作動体の上端部が上昇時に
    前記ロッキングプレートの下端部を解除方向へ回動せし
    めることを特徴とする開閉ドアのロック装置。
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