JP3708190B2 - シリンダ錠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キー操作以外のワイヤ操作によりロック機構をアンロックできるようにしたシリンダ錠の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ロータケース内で回動するロータの後端に、キーの解錠操作に伴う前記ロータの回動に対してのみ連動する作動部材を設け、該作動部材に連結したロック機構をアンロックするとともに、前記キーの操作以外の操作により該ロック機構をアンロックできるように、前記作動部材にケーブルを連結し、該ケーブルをブラケットにより保持するようにしたシリンダ錠は、既に開発されている。そして、乗用車のトランクリッドのロック機構の施・解錠に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記シリンダ錠は、ロータケースとブラケットが別部品として製作され、両者をかしめにより組み付けていた。従って、2部品間にがたが生じないように、各部品の寸法精度を高める必要がありコスト高となる等の問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、ロータケースとブラケットとの一体化により、コストの低減を図ることができるシリンダ錠を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に記載される本発明のシリンダ錠は、ロータケース内で回動するロータの後端に、キーの解錠操作に伴う前記ロータの回動に対してのみ連動する作動部材を設け、該作動部材に連結したロック機構をアンロックできるようにするとともに、前記キーの操作以外の操作により前記ロック機構をアンロックできるように、前記作動部材にケーブルを連結し、該ケーブルをブラケットにより保持するようにしたシリンダ錠において、前記ロータケースと前記ケーブルを保持するブラケットとを一体形成したことを特徴とする。
【0005】
また、請求項2に記載される本発明のシリンダ錠は、請求項1に記載される構成に於いて、前記ブラケットの前記ケーブル保持部に補強リブを形成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の作用及び効果】
請求項1に記載された構成のシリンダ錠によれば、ロータケースと作動部材に連結したケーブルを保持するブラケットとが一体形成されているから、部品点数の低減及びかしめ口数の削減が可能になりコストの低減を図ることができる。
【0007】
請求項2に記載された構成のシリンダ錠によれば、ブラケットのケーブル保持部に補強リブを形成したことにより、作動部材を引っ張るケーブルに作用する力により、ブラケットが変形するのを阻止して耐久性を向上できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1は本発明のシリンダ錠1の正面図、図2は同、側面図、図3は背面図、図4は作動部材12及びキャンセルレバー16の作用を示した説明図である。ロータケース2の前端面には、ケースカバー3が被着されている。該ケースカバー3には、シャッタ4を設けたキー挿入口5が形成されている。ロータケース2の径方向の両側には、取り付け用のフランジ片6,6が形成されている。そして、該各フランジ6片の先端部には、ボルト挿通孔7,7が形成されている。
【0009】
そして、上記フランジ片6の一方の上端部には、後ろ側に直角に屈曲したケーブル保持用のブラケット8が形成されている。ブラケット8の後端には、ケーブル保持部をなす二股部9が形成されている。さらに、二部9の下面からフランジ片6に掛けて、二条の補強用のリブ10,10が一体形成されている。上記フランジ片6,6、ブラケット8、二股部9及び補強用のリブ10,10は、ロータケース2とともに、一体鋳造される。該ロータケース2は、乗用車のトランクケース21に装着される。
【0010】
ロータケース2内に回動可能に装着されたロータ11の後端は、該ロータケース2から突出している。その突出部には、作動部材12が回動可能に嵌着されている。該作動部材12には連結レバー部13と軸支レバー部14が形成されている。連結レバー部13には、乗用車のトランクリッドのロック機構22のロック・アンロック部材23が連結されている。軸支レバー部14には、リターンバネ15を掛けたキャンセルレバー16が軸支されている。キー操作によらないで、ロック・アンロック部材23を作動させて、ロック機構22をアンロックできるように、該ロック・アンロック部材23の作動に連動して回動する回動角度分、作動部材12はロータ11と非連動で回動できるようになっている。
【0011】
キャンセルレバー16は、図1に示すキャンセルオン位置(x)でキーを抜いたとき、上記作動部材12によるロック機構22のアンロック作動を無効(キャンセル)にするものである。該キャンセルレバー16は、図3に示すようにロータ11の後端に形成した4分の1円軸部11aに係合用切欠17を係合させている。そして、作動部材12に設けたストッパ12aに当接させることにより、リターンバネ15によるキャンセルレバー16の復帰位置が規制されている。キャンセルレバー16に形成されたケーブル連結部18には、ケーブル20の先端の掛け止め駒20aが掛け止められている。そして、前記ブラケット8の二股部9には、アウタケース19が嵌着されてケーブル20が保持されている。また、ケーブル20の他端は、トランクオープナ(図示せず)に連結されている。
【0012】
トランクリッドを閉じてロックされた状態では、ロータ11の4分の1円軸部11aは図3に示す位置に有る。トランクオープナを操作してケーブル20を引ろくと、キャンセルレバー16とともに作動部材12がロータ11上を反時計回りに回動し、連結レバー部13に連結されたロック・アンロック部材23が引かれ、ロック機構22をアンロックする。また、キー挿入口5に挿入したキーを、図1に示すオープン位置(y)に回動させて解錠すると、ロータ11に連動して作動部材12が図4(a)に示すように反時計回りに回動し、上記と同様にロック機構22をアンロックする。
【0013】
キーを図1に示したキャンセルオン位置(x)に回動した場合は、ロータ11の4分の1円軸部11aは、図4(b)に示す位置に回動する。この状態に於いては、作動部材12は施錠されたロータ11に反時計回りの回動が阻止されている。そして、トランクオープナを操作してケーブル20を引くと、作動部材12の軸支レバー部14に軸支されたキャンセルレバー16が、単独で4分の1円軸部11aに係合することなく回動するのみで作動部材12が回動しないからロック・アンロック部材23が引かれることがなく、ロック機構22をアンロックすることができない。
【0014】
上記構成及び作用を有するシリンダ錠1は、 フランジ片6,6、ブラケット8、二股部9及び補強用のリブ10,10がロータケース2とともに、一体鋳造されるから、部品点数の低減及びかしめ口数の削減が可能となり、コストの低減を図ることができる。また、ブラケット8のケーブル保持部である二股部9の下面からブラケット8に掛けて補強リブ10,10を形成したことにより、剛性が高まりブラケット8が変形するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シリンダ錠1の正面図である。
【図2】 同、側面図である。
【図3】 同、背面図である。
【図4】 作動部材12及びキャンセルレバー16の作用を示した説明図である。
【符号の説明】
1...シリンダ錠
2...ロータケース
8...ブラケット
9...二股部
10,10...リブ
12...作動部材
20...ケーブル
22...ロック機構

Claims (2)

  1. ロータケース内で回動するロータの後端に、キーの解錠操作に伴う前記ロータの回動に対してのみ連動する作動部材を設け、該作動部材に連結したロック機構をアンロックできるようにするとともに、前記キーの操作以外の操作により前記ロック機構をアンロックできるように、前記作動部材にケーブルを連結し、該ケーブルをブラケットにより保持するようにしたシリンダ錠において、
    前記ロータケースと前記ケーブルを保持するブラケットとを一体形成したことを特徴とするシリンダ錠。
  2. 前記ブラケットの前記ケーブル保持部に補強リブを形成したことを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠。
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