JPH0627716A - カプセル化トナーの製造方法 - Google Patents
カプセル化トナーの製造方法Info
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- JPH0627716A JPH0627716A JP5084307A JP8430793A JPH0627716A JP H0627716 A JPH0627716 A JP H0627716A JP 5084307 A JP5084307 A JP 5084307A JP 8430793 A JP8430793 A JP 8430793A JP H0627716 A JPH0627716 A JP H0627716A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カプセル化トナー組成物の界面重合法によら
ない改良された製造方法を提供することである。 【構成】 オレフィン系モノマー、顔料、および有機相
に可溶性の第1樹脂Aとを含む有機相を混合し;この有
機相を、界面活性剤を含有する水溶液中の微細液滴とし
て分散させ;得られた混合物を加熱することによってフ
リーラジカル重合に供して上記オレフィン系モノマーを
第2樹脂Bに転化することを含み;上記樹脂Bが上記樹
脂Aと非相溶性であって相分離し、それによってコアと
シェルが生ずることを特徴とするコアとその表面上のシ
ェルを含むカプセル化トナー組成物の製造方法。
ない改良された製造方法を提供することである。 【構成】 オレフィン系モノマー、顔料、および有機相
に可溶性の第1樹脂Aとを含む有機相を混合し;この有
機相を、界面活性剤を含有する水溶液中の微細液滴とし
て分散させ;得られた混合物を加熱することによってフ
リーラジカル重合に供して上記オレフィン系モノマーを
第2樹脂Bに転化することを含み;上記樹脂Bが上記樹
脂Aと非相溶性であって相分離し、それによってコアと
シェルが生ずることを特徴とするコアとその表面上のシ
ェルを含むカプセル化トナー組成物の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、トナーの製造
方法に関し、さらに詳細には、カプセル化トナー組成物
の製造方法に関する。1つの実施態様においては、本発
明は、オレフィン系モノマー、フリーラジカル開始剤、
顔料、任意成分としての帯電調節剤および有機相に可溶
性のポリマーAとを含む有機相を混合し;この混合物
を、界面活性剤を含有する水溶液中に分散させ;得られ
た安定化微細液滴を加熱して上記オレフィン系モノマー
のポリマー樹脂Bへのフリーラジカル重合を行うことを
含み;両樹脂AとBが非相溶性であって相分離してコア
およびシェルの形態を形成することを特徴とするコアと
シェルを含むカプセル化トナー組成物の製造方法に関す
る。もう1つの実施態様においては、本発明は、例えば
イソブチルメタクリレートまたはスチレンのようなオレ
フィン系モノマー、フリーラジカル開始剤、顔料、任意
成分としての帯電調節剤および有機相に可溶性のポリエ
ステル、ポリウレア、ポリアミドまたはポリウレタンの
ような縮合ポリマー樹脂Aとを含む有機相を混合し;こ
の混合物を、界面活性剤を含有する水溶液中に分散さ
せ;得られた安定化微細液滴を加熱して上記オレフィン
系モノマーの樹脂Bへのフリーラジカル重合を行い;上
記縮合ポリマー樹脂Aとポリマー樹脂Bが非相溶性であ
ってシェルおよびコアの形態が得られるように相分離す
るしてカプセル化トナーを得ることを特徴とするカプセ
ル化トナーの製造方法に関する。従って、本発明の1つ
の実施態様においては、縮合ポリマーAは、マイクロカ
プセルトナーの表面に相分離してポリエステルシェルの
ような縮合ポリマーシェルを生じ;コアは、ポリ(イソ
ブチルメタクリレート)のような付加タイプのポリマー
樹脂B、顔料および任意成分としての帯電調節添加剤を
含む。他の実施態様においては、上記のポリ(イソブチ
ルメタクリレート)樹脂Bが、マイクロカプセル表面に
相分離し;コアは、顔料、任意成分としての帯電調節剤
およびポリエステルのような縮合ポリマーを含む。
方法に関し、さらに詳細には、カプセル化トナー組成物
の製造方法に関する。1つの実施態様においては、本発
明は、オレフィン系モノマー、フリーラジカル開始剤、
顔料、任意成分としての帯電調節剤および有機相に可溶
性のポリマーAとを含む有機相を混合し;この混合物
を、界面活性剤を含有する水溶液中に分散させ;得られ
た安定化微細液滴を加熱して上記オレフィン系モノマー
のポリマー樹脂Bへのフリーラジカル重合を行うことを
含み;両樹脂AとBが非相溶性であって相分離してコア
およびシェルの形態を形成することを特徴とするコアと
シェルを含むカプセル化トナー組成物の製造方法に関す
る。もう1つの実施態様においては、本発明は、例えば
イソブチルメタクリレートまたはスチレンのようなオレ
フィン系モノマー、フリーラジカル開始剤、顔料、任意
成分としての帯電調節剤および有機相に可溶性のポリエ
ステル、ポリウレア、ポリアミドまたはポリウレタンの
ような縮合ポリマー樹脂Aとを含む有機相を混合し;こ
の混合物を、界面活性剤を含有する水溶液中に分散さ
せ;得られた安定化微細液滴を加熱して上記オレフィン
系モノマーの樹脂Bへのフリーラジカル重合を行い;上
記縮合ポリマー樹脂Aとポリマー樹脂Bが非相溶性であ
ってシェルおよびコアの形態が得られるように相分離す
るしてカプセル化トナーを得ることを特徴とするカプセ
ル化トナーの製造方法に関する。従って、本発明の1つ
の実施態様においては、縮合ポリマーAは、マイクロカ
プセルトナーの表面に相分離してポリエステルシェルの
ような縮合ポリマーシェルを生じ;コアは、ポリ(イソ
ブチルメタクリレート)のような付加タイプのポリマー
樹脂B、顔料および任意成分としての帯電調節添加剤を
含む。他の実施態様においては、上記のポリ(イソブチ
ルメタクリレート)樹脂Bが、マイクロカプセル表面に
相分離し;コアは、顔料、任意成分としての帯電調節剤
およびポリエステルのような縮合ポリマーを含む。
【0002】各実施態様における本発明方法の基本的な
利点は、縮合ポリマー樹脂を、例えば米国特許第4,0
00,087号および第4,307,169号に例示さ
れているような界面重合によって調製しないことであ
る。即ち、本発明方法においては、縮合ポリマーを形成
させるための望ましくない毒性のあるジ酸クロリドとジ
イソシアネートモノマーの使用を回避し、かつ塩化ナト
リウム、塩化水素およびアルキルアミノクロリド等の無
機塩または有機塩のような界面重縮合に伴う副生成物の
生成を回避する。さらに、本発明によれば、ポリエステ
ルのような縮合ポリマー、顔料および帯電調節剤を含む
コアと、その表面上のポリ(イソブチルメタクリレー
ト)またはポリスチレンのような付加タイプのポリマー
樹脂からなるシェルとを含むカプセル化トナーが得られ
る。このポリスチレンシェル−ポリエステルコアは、例
えば、公知の従来技術の方法によっては容易に得られな
いものであり、本発明の方法は、約70〜約100%透
過性の優れた顔料分散性を得るのに有利である。優れた
顔料分散性は、像を透明体上に定着させ、マッチ スキ
ャン(Match Scan) II フォトスペクトロメーターを用い
て投影効率を得ることによって測定し得る。さらにま
た、本発明方法によれば、低熱定着性、優れた摩擦電気
特性と混合特性、高投影効率、高光沢、非ブロッキング
性、非ゴースト性および非スミアリング特性を有するカ
プセル化トナーが得られる。
利点は、縮合ポリマー樹脂を、例えば米国特許第4,0
00,087号および第4,307,169号に例示さ
れているような界面重合によって調製しないことであ
る。即ち、本発明方法においては、縮合ポリマーを形成
させるための望ましくない毒性のあるジ酸クロリドとジ
イソシアネートモノマーの使用を回避し、かつ塩化ナト
リウム、塩化水素およびアルキルアミノクロリド等の無
機塩または有機塩のような界面重縮合に伴う副生成物の
生成を回避する。さらに、本発明によれば、ポリエステ
ルのような縮合ポリマー、顔料および帯電調節剤を含む
コアと、その表面上のポリ(イソブチルメタクリレー
ト)またはポリスチレンのような付加タイプのポリマー
樹脂からなるシェルとを含むカプセル化トナーが得られ
る。このポリスチレンシェル−ポリエステルコアは、例
えば、公知の従来技術の方法によっては容易に得られな
いものであり、本発明の方法は、約70〜約100%透
過性の優れた顔料分散性を得るのに有利である。優れた
顔料分散性は、像を透明体上に定着させ、マッチ スキ
ャン(Match Scan) II フォトスペクトロメーターを用い
て投影効率を得ることによって測定し得る。さらにま
た、本発明方法によれば、低熱定着性、優れた摩擦電気
特性と混合特性、高投影効率、高光沢、非ブロッキング
性、非ゴースト性および非スミアリング特性を有するカ
プセル化トナーが得られる。
【0003】
【従来の技術】カプセル化トナーが通常の微粉砕法より
も多くの利点を有することは公知である。通常の微粉砕
方法は、樹脂、顔料および帯電調節剤のようなトナー成
分を溶融混合し、次いで、押出、磨砕およびエネルギー
消費性のジェット化工程を行って、コールター カウン
ターで測定したときに約7〜約21ミクロンの所望容積
平均粒度を得ることを含む。さらに、この粒度がリプロ
グラフィー法において紙に定着させるまでに変化しない
ままであるためには、通常のトナーのガラス転移温度
が、製造、輸送または貯蔵後に50℃よりも好ましくは
55℃よりも低くてはならない。このトナーのガラス転
移温度は、リプログラフィー定着システムで用いる定着
ロールの種類並びにトナーを紙上に適切に定着させ得る
ための150℃以上好ましくは160℃以上の定着温度
を制限し得る。カプセル化トナー法は、例えば、約−7
0℃〜約50℃のガラス転移温度を有するコアであって
かつ50℃より高いガラス転移温度のシェル材料で包囲
されたコアの調製を可能にする。シェルの基本的な機能
は、定着工程に使用するまでトナーの凝集を防止し、定
着時に、定着ロールによる加圧によってシェルの破壊が
生じ、それによって紙に対して主として粘着性で、定着
性でかつ付着性であるコア樹脂を放出させることであ
る。従って、カプセル化トナーの1つの主要な利点は、
これらのカプセル化トナーを約100℃〜約130℃の
ような低ロール低定着温度で紙上に適切に定着させ、そ
れによって定着機のエネルギー消費を低減しかつ定着機
の寿命を延長させることである。さらに、カプセル化ト
ナー法は、リプログラフィー用途における高解像力に必
要な7ミクロン未満の粒度のトナーを調製する能力のよ
うな通常の方法にはない他の利点も有する。
も多くの利点を有することは公知である。通常の微粉砕
方法は、樹脂、顔料および帯電調節剤のようなトナー成
分を溶融混合し、次いで、押出、磨砕およびエネルギー
消費性のジェット化工程を行って、コールター カウン
ターで測定したときに約7〜約21ミクロンの所望容積
平均粒度を得ることを含む。さらに、この粒度がリプロ
グラフィー法において紙に定着させるまでに変化しない
ままであるためには、通常のトナーのガラス転移温度
が、製造、輸送または貯蔵後に50℃よりも好ましくは
55℃よりも低くてはならない。このトナーのガラス転
移温度は、リプログラフィー定着システムで用いる定着
ロールの種類並びにトナーを紙上に適切に定着させ得る
ための150℃以上好ましくは160℃以上の定着温度
を制限し得る。カプセル化トナー法は、例えば、約−7
0℃〜約50℃のガラス転移温度を有するコアであって
かつ50℃より高いガラス転移温度のシェル材料で包囲
されたコアの調製を可能にする。シェルの基本的な機能
は、定着工程に使用するまでトナーの凝集を防止し、定
着時に、定着ロールによる加圧によってシェルの破壊が
生じ、それによって紙に対して主として粘着性で、定着
性でかつ付着性であるコア樹脂を放出させることであ
る。従って、カプセル化トナーの1つの主要な利点は、
これらのカプセル化トナーを約100℃〜約130℃の
ような低ロール低定着温度で紙上に適切に定着させ、そ
れによって定着機のエネルギー消費を低減しかつ定着機
の寿命を延長させることである。さらに、カプセル化ト
ナー法は、リプログラフィー用途における高解像力に必
要な7ミクロン未満の粒度のトナーを調製する能力のよ
うな通常の方法にはない他の利点も有する。
【0004】多くの従来技術のカプセル化トナー組成物
は、シェル成分として、ポリエステルまたはポリウレタ
ンのような縮合ポリマーを用いているが、これらは、ジ
イソシアネートまたはジ酸クロリドモノマーとジオー
ル、アミン、アミノエーテル等との界面縮合によって得
られ、塩および加水分解ジ酸クロリドまたはジイソシア
ネートモノマーのような副生成物を生成させ得る。本発
明方法のカプセル化トナー方法は、各実施態様におい
て、ジイソシアネートまたはジ酸クロリドのような高価
で有毒な反応物を用いず、また副生成物も生成させな
い。さらに、本発明方法によれば、各実施態様におい
て、ポリエステルのような50℃よりも低いガラス転移
温度を有する縮合ポリマー、顔料および帯電調節剤とを
含むコアと、その表面上のポリ(イソブチルメタクリレ
ート)またはポリスチレンのような50℃よりも高いガ
ラス転移温度を有する付加タイプのポリマーを含むシェ
ルとを含むカプセル化トナーを得ることができ、これ
は、従来技術の方法で得られたとしても、容易ではな
い。ある種のカプセル化トナーおよびその調製方法は、
公知である。例えば、米国特許第4,626,489号
および英国特許公報第1,538,787号は、共に、
コア樹脂をフリーラジカル重合で調製し、シェル材料を
界面重合で調製することを含む同じ様なカラーカプセル
化トナーの製造方法を開示している。米国特許第4,5
65,764号は、2つの樹脂シェル(内部シェルがコ
ア材料と外部シェル材料の両方に親和性を有する)でカ
プセル化したカラーコアを含むカラーマイクロカプセル
トナーを開示している。また、背景的興味としては、米
国特許第4,671,954号、第4,644,030
号、第4,482,606号および第4,309,21
3号がある。
は、シェル成分として、ポリエステルまたはポリウレタ
ンのような縮合ポリマーを用いているが、これらは、ジ
イソシアネートまたはジ酸クロリドモノマーとジオー
ル、アミン、アミノエーテル等との界面縮合によって得
られ、塩および加水分解ジ酸クロリドまたはジイソシア
ネートモノマーのような副生成物を生成させ得る。本発
明方法のカプセル化トナー方法は、各実施態様におい
て、ジイソシアネートまたはジ酸クロリドのような高価
で有毒な反応物を用いず、また副生成物も生成させな
い。さらに、本発明方法によれば、各実施態様におい
て、ポリエステルのような50℃よりも低いガラス転移
温度を有する縮合ポリマー、顔料および帯電調節剤とを
含むコアと、その表面上のポリ(イソブチルメタクリレ
ート)またはポリスチレンのような50℃よりも高いガ
ラス転移温度を有する付加タイプのポリマーを含むシェ
ルとを含むカプセル化トナーを得ることができ、これ
は、従来技術の方法で得られたとしても、容易ではな
い。ある種のカプセル化トナーおよびその調製方法は、
公知である。例えば、米国特許第4,626,489号
および英国特許公報第1,538,787号は、共に、
コア樹脂をフリーラジカル重合で調製し、シェル材料を
界面重合で調製することを含む同じ様なカラーカプセル
化トナーの製造方法を開示している。米国特許第4,5
65,764号は、2つの樹脂シェル(内部シェルがコ
ア材料と外部シェル材料の両方に親和性を有する)でカ
プセル化したカラーコアを含むカラーマイクロカプセル
トナーを開示している。また、背景的興味としては、米
国特許第4,671,954号、第4,644,030
号、第4,482,606号および第4,309,21
3号がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、前述の多くの利点を有するカプセル化トナー組成物
およびその製造方法を提供することである。本発明のも
う1つの目的は、1種以上のコアポリマーと顔料を含む
コアと、界面重合によって生成させたものでなくかくし
て本明細書で説明するようなその欠点を回避したシェル
とを含む2成分カプセル化トナー組成物の製造方法を提
供することである。
は、前述の多くの利点を有するカプセル化トナー組成物
およびその製造方法を提供することである。本発明のも
う1つの目的は、1種以上のコアポリマーと顔料を含む
コアと、界面重合によって生成させたものでなくかくし
て本明細書で説明するようなその欠点を回避したシェル
とを含む2成分カプセル化トナー組成物の製造方法を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、各実施
態様において、分散顔料、任意成分としての帯電調節
剤、1種以上のオレフィン系モノマー、重合開始剤およ
びポリエステル樹脂のような有機相に可溶性の縮合ポリ
マーとを含む有機相を混合し;その後、この有機相を界
面活性剤を含有する水溶液に分散させて微細液滴を生成
させ;ついで、加熱して上記モノマーのフリーラジカル
重合を行うことを含む。オレフィン系モノマーの重合中
または重合後は、生成中のまたは得られたポリマーは、
上記の縮合ポリマーと相溶性ではなく、2つの樹脂の相
分離が起こる。理論によって拘束する積もりはないけれ
ども、水溶液の極性故に、マイクロカプセル中の大きい
極性の樹脂材料が表面に移動してシェルを形成し、小さ
い極性の樹脂がコアを形成するものと考えられる。さら
に、顔料と任意成分の帯電調節剤は、マイクロカプセル
内に好ましくはコア樹脂内のみに、受動化が得られるよ
うに分散させる。各実施態様においては、縮合ポリマー
は、例えば、公知の架橋剤の存在下に分散液を加熱する
ことによりあるいは付加タイプのモノマーの重合におい
て用いるフリーラジカル開始剤により架橋させることに
よってゲル化、硬化または補強させ得る。
態様において、分散顔料、任意成分としての帯電調節
剤、1種以上のオレフィン系モノマー、重合開始剤およ
びポリエステル樹脂のような有機相に可溶性の縮合ポリ
マーとを含む有機相を混合し;その後、この有機相を界
面活性剤を含有する水溶液に分散させて微細液滴を生成
させ;ついで、加熱して上記モノマーのフリーラジカル
重合を行うことを含む。オレフィン系モノマーの重合中
または重合後は、生成中のまたは得られたポリマーは、
上記の縮合ポリマーと相溶性ではなく、2つの樹脂の相
分離が起こる。理論によって拘束する積もりはないけれ
ども、水溶液の極性故に、マイクロカプセル中の大きい
極性の樹脂材料が表面に移動してシェルを形成し、小さ
い極性の樹脂がコアを形成するものと考えられる。さら
に、顔料と任意成分の帯電調節剤は、マイクロカプセル
内に好ましくはコア樹脂内のみに、受動化が得られるよ
うに分散させる。各実施態様においては、縮合ポリマー
は、例えば、公知の架橋剤の存在下に分散液を加熱する
ことによりあるいは付加タイプのモノマーの重合におい
て用いるフリーラジカル開始剤により架橋させることに
よってゲル化、硬化または補強させ得る。
【0007】1つの実施態様においては、本発明のカプ
セル化トナー組成物は、(i) 約0.35モルのスチレ
ン、約0.55モルのイソブチルメタクリレート、約
0.1モルのn−ラウリルメタクリレートのようなモノ
マー、約0.01〜約0.015モルのヘリオゲン ブ
ルー(Heliogen blue、登録商標) のような着色剤、約
0.001〜約0.003モルのバゾ 67 [VAZO 67、登
録商標;2,2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレ
ロニトリル)]のようなフリーラジカル開始剤、および約
0.2〜約0.5モルのポリ(プロプキシ化ビスフェノ
ールA−フマレート)のような縮合ポリマーとを混合
し;(ii)この均質混合物を、ブリンクマン(Brin-kmann)
45G プローブのような高剪断装置を用いて、約8,0
00〜約10,000rpmで約30〜約120秒間、
約0.5〜約0.75リットルの水を含み、水の約0.
75〜約1重量%のメチルエチルヒドロキシセルロース
のようなセルロース界面活性剤と水の約0〜0.04重
量%のドデシル硫酸ナトリウムのようなイオン性界面活
性剤とを溶解させた容器内で分散させ;(iii) 混合物を
加熱して約60℃〜約95℃で約360〜約720分間
フリーラジカル重合を行うことによって調製し得る。生
成するフリーラジカルポリマーは、縮合樹脂から相分離
し表面に移動してシェルを形成し、縮合樹脂は、電子顕
微鏡をトンネル化することによって明らかなように、分
散顔料を含むコアを形成するものと考えられる(図
1)。次いで、このトナー生成物を、遠心により約4〜
約6回洗浄し、好ましくは約30〜約60℃で操作する
流動床を用いて約240〜約480分間乾燥させる。次
いで、トナーの約0.1〜約10重量%のエロジール(A
EROSIL、登録商標) R-200 等の流動性を改善するための
流動添加剤を必要に応じて使用し得る。
セル化トナー組成物は、(i) 約0.35モルのスチレ
ン、約0.55モルのイソブチルメタクリレート、約
0.1モルのn−ラウリルメタクリレートのようなモノ
マー、約0.01〜約0.015モルのヘリオゲン ブ
ルー(Heliogen blue、登録商標) のような着色剤、約
0.001〜約0.003モルのバゾ 67 [VAZO 67、登
録商標;2,2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレ
ロニトリル)]のようなフリーラジカル開始剤、および約
0.2〜約0.5モルのポリ(プロプキシ化ビスフェノ
ールA−フマレート)のような縮合ポリマーとを混合
し;(ii)この均質混合物を、ブリンクマン(Brin-kmann)
45G プローブのような高剪断装置を用いて、約8,0
00〜約10,000rpmで約30〜約120秒間、
約0.5〜約0.75リットルの水を含み、水の約0.
75〜約1重量%のメチルエチルヒドロキシセルロース
のようなセルロース界面活性剤と水の約0〜0.04重
量%のドデシル硫酸ナトリウムのようなイオン性界面活
性剤とを溶解させた容器内で分散させ;(iii) 混合物を
加熱して約60℃〜約95℃で約360〜約720分間
フリーラジカル重合を行うことによって調製し得る。生
成するフリーラジカルポリマーは、縮合樹脂から相分離
し表面に移動してシェルを形成し、縮合樹脂は、電子顕
微鏡をトンネル化することによって明らかなように、分
散顔料を含むコアを形成するものと考えられる(図
1)。次いで、このトナー生成物を、遠心により約4〜
約6回洗浄し、好ましくは約30〜約60℃で操作する
流動床を用いて約240〜約480分間乾燥させる。次
いで、トナーの約0.1〜約10重量%のエロジール(A
EROSIL、登録商標) R-200 等の流動性を改善するための
流動添加剤を必要に応じて使用し得る。
【0008】各実施態様において、本発明は、オレフィ
ン系モノマー、顔料、および有機相に可溶性の第1樹脂
Aとを含む有機相を混合し;この有機相を、界面活性剤
を含有する水溶液中に微細液滴として分散させ;得られ
た混合物を加熱によりフリーラジカル重合に供して、上
記オレフィン系モノマーを第2樹脂Bに転化し;上記樹
脂Bが上記樹脂Aと非相溶性であって相分離し、それに
よってコアとシェルが生ずることを特徴とするコアとそ
の表面上のシェルを含むカプセル化トナー組成物の製造
方法に関する。本発明において使用し、例えば、約10
〜約95好ましくは約40〜約90重量%の有効量で存
在するオレフィン系モノマーの例には、アクリル系、メ
タクリル系、スチレン系およびオレフィン系のモノマー
のような例えば2〜約25個の炭素原子好ましくは1〜
12個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素がある。
ン系モノマー、顔料、および有機相に可溶性の第1樹脂
Aとを含む有機相を混合し;この有機相を、界面活性剤
を含有する水溶液中に微細液滴として分散させ;得られ
た混合物を加熱によりフリーラジカル重合に供して、上
記オレフィン系モノマーを第2樹脂Bに転化し;上記樹
脂Bが上記樹脂Aと非相溶性であって相分離し、それに
よってコアとシェルが生ずることを特徴とするコアとそ
の表面上のシェルを含むカプセル化トナー組成物の製造
方法に関する。本発明において使用し、例えば、約10
〜約95好ましくは約40〜約90重量%の有効量で存
在するオレフィン系モノマーの例には、アクリル系、メ
タクリル系、スチレン系およびオレフィン系のモノマー
のような例えば2〜約25個の炭素原子好ましくは1〜
12個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素がある。
【0009】マグネタイトのような磁性顔料を包含し、
例えば、約0.1〜約60重量%好ましくは約2〜約7
重量%の有効量で存在する種々の公知の着色剤を、本発
明の方法において使用し得る。典型的な磁性顔料には、
モーベイ社のマグネタイトであるMO8029(登録商標)、
MO8060(登録商標);コロンビアン社のマピコ ブラッ
ク(MAPICO BLACK 、登録商標) および表面処理マグネタ
イト;ファイザー社のマグネタイトであるCB4799(登録
商標)、CB5300(登録商標)、MCX636(登録商標);バ
イエル社のマグネタイトであるバイフェロックス(BAYFE
RROX、登録商標) 8600、8610;ノーサン ピグメンツ社
のマグネタイトであるNP-604(登録商標)、NP-608(登
録商標);マグノックス社のマグネタイトであるTMB-10
(登録商標)またはTMB-10(登録商標);酸化鉄等があ
る。染料およびカラー顔料を包含し、好ましくは、例え
ばトナーの0.1〜約10重量%の有効量で存在する他
の着色剤の例には、レーガル 300(REGAL 300、登録商
標;キャボット社から入手し得るカーボンブラック)の
ようなカーボンブラック;パリオゲン バイオレット(P
ALIOGEN VIOLET)5100および5890(登録商標、BASF
社);ノルマンディマゼンタ(NORMANDY MAGENTA) RD-24
00(登録商標、ポール ユーリッヒ社);パーマネント
バイオレット(PERMANENT VIOLET) VT2645(登録商標、
ポール ユーリッヒ社);ヘリオゲン グリーン(HELIO
GEN GREEN) L8730(登録商標、BASF社);アーギル
グリーン(ARGYLE GREEN) XP-111-S(登録商標、ポール
ユーリッヒ社);ブリリアント グリーン トナー(B
RILLIANT GREEN TONER) GR0991(登録商標、ポール ユ
ーリッヒ社);リトール スカーレット(LITHOL SCARLE
T) D3700( 登録商標、BASF社);サーモプラスト(T
HERMOPLAST) NSD RE(登録商標)用のスカーレット(ア
ルドリッヒ社)がある。
例えば、約0.1〜約60重量%好ましくは約2〜約7
重量%の有効量で存在する種々の公知の着色剤を、本発
明の方法において使用し得る。典型的な磁性顔料には、
モーベイ社のマグネタイトであるMO8029(登録商標)、
MO8060(登録商標);コロンビアン社のマピコ ブラッ
ク(MAPICO BLACK 、登録商標) および表面処理マグネタ
イト;ファイザー社のマグネタイトであるCB4799(登録
商標)、CB5300(登録商標)、MCX636(登録商標);バ
イエル社のマグネタイトであるバイフェロックス(BAYFE
RROX、登録商標) 8600、8610;ノーサン ピグメンツ社
のマグネタイトであるNP-604(登録商標)、NP-608(登
録商標);マグノックス社のマグネタイトであるTMB-10
(登録商標)またはTMB-10(登録商標);酸化鉄等があ
る。染料およびカラー顔料を包含し、好ましくは、例え
ばトナーの0.1〜約10重量%の有効量で存在する他
の着色剤の例には、レーガル 300(REGAL 300、登録商
標;キャボット社から入手し得るカーボンブラック)の
ようなカーボンブラック;パリオゲン バイオレット(P
ALIOGEN VIOLET)5100および5890(登録商標、BASF
社);ノルマンディマゼンタ(NORMANDY MAGENTA) RD-24
00(登録商標、ポール ユーリッヒ社);パーマネント
バイオレット(PERMANENT VIOLET) VT2645(登録商標、
ポール ユーリッヒ社);ヘリオゲン グリーン(HELIO
GEN GREEN) L8730(登録商標、BASF社);アーギル
グリーン(ARGYLE GREEN) XP-111-S(登録商標、ポール
ユーリッヒ社);ブリリアント グリーン トナー(B
RILLIANT GREEN TONER) GR0991(登録商標、ポール ユ
ーリッヒ社);リトール スカーレット(LITHOL SCARLE
T) D3700( 登録商標、BASF社);サーモプラスト(T
HERMOPLAST) NSD RE(登録商標)用のスカーレット(ア
ルドリッヒ社)がある。
【0010】本発明の方法において使用する縮合樹脂、
即ち、第1樹脂Aの例には、ポリカーボネート類;ポリ
ウレタン類;ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポ
リペンチレンテレフタレート、ポリヘキサレンテレフタ
レート、ポリヘプタデンテレフタレート、ポリオクタレ
ンテレフタレート、ポリエチレンセバケート、ポリプロ
ピレンセバケート、ポリブチレンセバケート、ポリエチ
レンアジペート、ポリプロピレンアジペート、ポリブチ
レンアジペート、ポリペンチレンアジペート、ポリヘキ
サレンアジペート、ポリヘプタデンアジペート、ポリオ
クタレンアジペート、ポリエチレングルタレート、ポリ
プロピレングルタレート、ポリブチレングルタレート、
ポリペンチレングルタレート、ポリヘキサレングルタレ
ート、ポリヘプタデングルタレート、ポリオクタレング
ルタレート、ポリエチレンピメレート、ポリプロピレン
ピメレート、ポリブチレンピメレート、ポリペンチレン
ピメレート、ポリヘキサレンピメレート、ポリヘプタデ
ンピメレート、ポリ(プロポキシ化ビスフェノール−フ
マレート)、ポリ(プロポキシ化ビスフェノール−サク
シネート)、ポリ(プロポキシ化ビスフェノール−アジ
ペート)、ポリ(プロポキシ化ビスフェノール−グルタ
レート)、SPAR(登録商標、ジキシエ ケミカルズ社)
のようなポリエステル類がある。
即ち、第1樹脂Aの例には、ポリカーボネート類;ポリ
ウレタン類;ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポ
リペンチレンテレフタレート、ポリヘキサレンテレフタ
レート、ポリヘプタデンテレフタレート、ポリオクタレ
ンテレフタレート、ポリエチレンセバケート、ポリプロ
ピレンセバケート、ポリブチレンセバケート、ポリエチ
レンアジペート、ポリプロピレンアジペート、ポリブチ
レンアジペート、ポリペンチレンアジペート、ポリヘキ
サレンアジペート、ポリヘプタデンアジペート、ポリオ
クタレンアジペート、ポリエチレングルタレート、ポリ
プロピレングルタレート、ポリブチレングルタレート、
ポリペンチレングルタレート、ポリヘキサレングルタレ
ート、ポリヘプタデングルタレート、ポリオクタレング
ルタレート、ポリエチレンピメレート、ポリプロピレン
ピメレート、ポリブチレンピメレート、ポリペンチレン
ピメレート、ポリヘキサレンピメレート、ポリヘプタデ
ンピメレート、ポリ(プロポキシ化ビスフェノール−フ
マレート)、ポリ(プロポキシ化ビスフェノール−サク
シネート)、ポリ(プロポキシ化ビスフェノール−アジ
ペート)、ポリ(プロポキシ化ビスフェノール−グルタ
レート)、SPAR(登録商標、ジキシエ ケミカルズ社)
のようなポリエステル類がある。
【0011】本発明の方法において使用する適当な界面
活性剤または安定剤の具体的例には、ポリ(ビニルアル
コール);部分加水分解ポリ(ビニルアルコール);メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロースのよ
うなアルキル(例えば1〜15個の炭素原子を有する)
セルロース等がある。水性媒体中の界面活性剤の有効濃
度は、例えば、約0.1〜約5重量%の範囲にあるが、
好ましい量は、主として、トナープレカーサー材料の性
質および例えば2〜約20ミクロンである所望トナー粒
径とによって決まる。各実施態様において、無機界面活
性剤も有機界面活性剤と組合せて使用でき、例えば、平
均容積直径で約9ミクロン以下、より詳細には、1〜約
8ミクロンのより小さい微細液滴を得ることができる。
適し得る無機界面活性剤の具体的な特定の例には、硫酸
バリウム、リン酸リチウム、リン酸三カルシウム、オレ
イン酸カリウム、カプロン酸カリウム、ステアリン酸カ
リウム、ラウリン酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウ
ム、オレイン酸ナトリウム、ラウリル酸ナトリウム、コ
ロイド状シリカ等がある。微細液滴の粒度を9ミクロン
以下、即ち、各実施態様において約3〜約7ミクロンに
小さくするのに有効である無機界面活性剤の濃度は、例
えば、約0.005〜約1.0重量%好ましくは約0.
01〜約0.20重量%の範囲にある。
活性剤または安定剤の具体的例には、ポリ(ビニルアル
コール);部分加水分解ポリ(ビニルアルコール);メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロースのよ
うなアルキル(例えば1〜15個の炭素原子を有する)
セルロース等がある。水性媒体中の界面活性剤の有効濃
度は、例えば、約0.1〜約5重量%の範囲にあるが、
好ましい量は、主として、トナープレカーサー材料の性
質および例えば2〜約20ミクロンである所望トナー粒
径とによって決まる。各実施態様において、無機界面活
性剤も有機界面活性剤と組合せて使用でき、例えば、平
均容積直径で約9ミクロン以下、より詳細には、1〜約
8ミクロンのより小さい微細液滴を得ることができる。
適し得る無機界面活性剤の具体的な特定の例には、硫酸
バリウム、リン酸リチウム、リン酸三カルシウム、オレ
イン酸カリウム、カプロン酸カリウム、ステアリン酸カ
リウム、ラウリン酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウ
ム、オレイン酸ナトリウム、ラウリル酸ナトリウム、コ
ロイド状シリカ等がある。微細液滴の粒度を9ミクロン
以下、即ち、各実施態様において約3〜約7ミクロンに
小さくするのに有効である無機界面活性剤の濃度は、例
えば、約0.005〜約1.0重量%好ましくは約0.
01〜約0.20重量%の範囲にある。
【0012】コア樹脂形成フリーラジカル重合に用いる
適当なフリーラジカル開始剤には、2,2’−アゾビス
−(ジメチルバレロニトリル)、アゾビス−(イソブチ
ロニトリル)、アゾビス−(シクロヘキサンニトリ
ル)、アゾビス−(メチルブチロニトリル)およびこれ
らの混合物等のアゾタイプの開始剤;ベンゾイルパーオ
キサイド、ラウロイルパーオキサイド、メチルエチルケ
トンパーオキサイド、イソプロピルパーオキサイド、
2,5−ジメチル−2,5−ビス−(エチルヘキサノイ
ルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、キュメンヒドロパーオキサイド、ジクロロベンゾイ
ルパーオキサイド、およびこれらの混合物のようなパー
オキサイド開始剤があり、開始剤の量は、例えば、コア
モノマーの量の約0.1〜約10重量%である。水溶性
フリーラジカル抑制剤も、例えば、水性相でのエマルジ
ョン重合を禁止または抑制するのに使用し得る。
適当なフリーラジカル開始剤には、2,2’−アゾビス
−(ジメチルバレロニトリル)、アゾビス−(イソブチ
ロニトリル)、アゾビス−(シクロヘキサンニトリ
ル)、アゾビス−(メチルブチロニトリル)およびこれ
らの混合物等のアゾタイプの開始剤;ベンゾイルパーオ
キサイド、ラウロイルパーオキサイド、メチルエチルケ
トンパーオキサイド、イソプロピルパーオキサイド、
2,5−ジメチル−2,5−ビス−(エチルヘキサノイ
ルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、キュメンヒドロパーオキサイド、ジクロロベンゾイ
ルパーオキサイド、およびこれらの混合物のようなパー
オキサイド開始剤があり、開始剤の量は、例えば、コア
モノマーの量の約0.1〜約10重量%である。水溶性
フリーラジカル抑制剤も、例えば、水性相でのエマルジ
ョン重合を禁止または抑制するのに使用し得る。
【0013】例えば、金属塩、脂肪酸の金属塩、コロイ
ド状シリカ、粉末金属酸化物およびこれらの混合物等の
表面添加剤を、本発明のトナーにおいて使用し得、これ
らの添加剤は、約0.1〜約5重量%の量で存在し得る
(米国特許第3,590,000号、第3,720,6
17号、第3,655,374号および第3,983,
045号参照)。好ましい添加剤には、ステアリン酸亜
鉛、エロジール(AERO-SIL 、登録商標) R970、および粉
末金属酸化物がある。各実施態様において、公知の帯電
調節添加剤および導電性添加剤をトナーの表面に転化し
て、それぞれ、トナーの摩擦電気特性および導電特性を
調整し得る。帯電調節添加剤の具体的例には、酸化錫の
ような公知の粉末導電性金属酸化物、第4級アンモニウ
ム塩、サリチル酸およびカテコールのオルガノ金属コン
プレックスまたは塩等がある。例示としての導電性添加
剤には、カーボンブラック、グラファイト、導電性金属
酸化物等がある。これらの成分は、例えば約0.1〜約
3重量%のような種々の有効量で存在し得る。
ド状シリカ、粉末金属酸化物およびこれらの混合物等の
表面添加剤を、本発明のトナーにおいて使用し得、これ
らの添加剤は、約0.1〜約5重量%の量で存在し得る
(米国特許第3,590,000号、第3,720,6
17号、第3,655,374号および第3,983,
045号参照)。好ましい添加剤には、ステアリン酸亜
鉛、エロジール(AERO-SIL 、登録商標) R970、および粉
末金属酸化物がある。各実施態様において、公知の帯電
調節添加剤および導電性添加剤をトナーの表面に転化し
て、それぞれ、トナーの摩擦電気特性および導電特性を
調整し得る。帯電調節添加剤の具体的例には、酸化錫の
ような公知の粉末導電性金属酸化物、第4級アンモニウ
ム塩、サリチル酸およびカテコールのオルガノ金属コン
プレックスまたは塩等がある。例示としての導電性添加
剤には、カーボンブラック、グラファイト、導電性金属
酸化物等がある。これらの成分は、例えば約0.1〜約
3重量%のような種々の有効量で存在し得る。
【0014】2成分現像剤においては、コーティング有
りまたは無しのスチールフェライト、銅亜鉛フェライ
ト、ニッケル亜鉛フェライト等の公知のキャリヤー粒子
を、例えば、約100部のキャリヤー当たり約1〜約5
部のトナーの割合で、本発明のカプセル化トナーと混合
し得る(例えば、米国特許第4,937,166号、第
4,935,326号、第4,883,736号、第
4,560,635号、第4,298,672号、第
3,839,029号、第3,847,604号、第
3,849,182号、第3,914,181号、第
3,929,657号および第4,042,518号に
例示されているキャリヤーを参照されたい)。本発明の
カプセル化トナーは、前述ような種々の像形成システ
ム、さらに詳細には、潜像を像形成部材上で現像し、そ
の後、支持基体に転写し、冷圧力ロール、加熱および/
または熱と圧力の組合せによって定着させるようなシス
テムにおいて使用し得る。
りまたは無しのスチールフェライト、銅亜鉛フェライ
ト、ニッケル亜鉛フェライト等の公知のキャリヤー粒子
を、例えば、約100部のキャリヤー当たり約1〜約5
部のトナーの割合で、本発明のカプセル化トナーと混合
し得る(例えば、米国特許第4,937,166号、第
4,935,326号、第4,883,736号、第
4,560,635号、第4,298,672号、第
3,839,029号、第3,847,604号、第
3,849,182号、第3,914,181号、第
3,929,657号および第4,042,518号に
例示されているキャリヤーを参照されたい)。本発明の
カプセル化トナーは、前述ような種々の像形成システ
ム、さらに詳細には、潜像を像形成部材上で現像し、そ
の後、支持基体に転写し、冷圧力ロール、加熱および/
または熱と圧力の組合せによって定着させるようなシス
テムにおいて使用し得る。
【0015】
【実施例1】ポリエステルのポリ(プロポキシ化ビスフ
ェノールA−フマレート)とヘリオゲン ブルー顔料を
含有するコア、および付加タイプのポリマーであるポリ
(イソブチルメタクリレート)を含むシェルとを含む7
ミクロン(平均容積粒径)のシアンカラーカプセル化ト
ナーを、次のようにして調製した:235.0gのイソ
ブチルメタクリレート、80gのポリ(プロポキシ化ビ
スフェノールA−フマレート)樹脂および15gのヘリ
オゲン ブルー K7090顔料(BASF社)との混合物
を、24時間ボールミリングした。この混合物に、各
3.0gの2種のフリーラジカル開始剤、即ち、2,
2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)
と2,2’−アゾビス−(イソブチロニトリル)とを加
え、混合物を、フリーラジカル開始剤がすべて溶解する
までロール混合した。次いで、100gの得られた混合
物を、700mlの1.0%メチルエチルヒドロキシセ
ルロース水溶液と0.005%のドデシル硫酸ナトリウ
ムを含む2リットルの反応容器に移し、得られた混合物
を、10,000rpmで操作するブリンクマン ポリ
トロンを用いて2分間均質化した。次いで、混合物を、
1時間に亘って80℃に加熱し、この温度で、さらに1
0時間保った。室温(約25℃)に冷却後、反応生成物
を、水性相が透明になるまで繰り返し水洗し、24時間
凍結乾燥させた。得られたトナー生成物(245g)
は、約24重量%のポリエステルであるポリ(プロポキ
シ化ビスフェノールA−フマレート)、約4.5重量%
のヘリオゲン ブルー K7090顔料および約70重量%の
ポリ(イソブチルメタクリレート)シェルを含んでい
た。このトナーは、コールター カウンター測定によ
り、7.0ミクロンの容積平均粒径と1.38の粒度分
布を示した。さらにまた、このトナーのサンプル約25
gを、液体窒素内で凍結破壊し、酸化ルテニウムで着色
した。このマイクロカプセルの断面粒径は、電子顕微鏡
をトンネル化することによって6.95ミクロンである
ことが判り、厚さ約0.45ミクロンのポリ(イソブチ
ルメタクリレート)シェル、および上記の分散ブルー顔
料とマイクロカプセルの中心からシェルの内部境界まで
で測定したときに約3.3ミクロンの上記ポリエステル
を含むコアとからなっていた。
ェノールA−フマレート)とヘリオゲン ブルー顔料を
含有するコア、および付加タイプのポリマーであるポリ
(イソブチルメタクリレート)を含むシェルとを含む7
ミクロン(平均容積粒径)のシアンカラーカプセル化ト
ナーを、次のようにして調製した:235.0gのイソ
ブチルメタクリレート、80gのポリ(プロポキシ化ビ
スフェノールA−フマレート)樹脂および15gのヘリ
オゲン ブルー K7090顔料(BASF社)との混合物
を、24時間ボールミリングした。この混合物に、各
3.0gの2種のフリーラジカル開始剤、即ち、2,
2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)
と2,2’−アゾビス−(イソブチロニトリル)とを加
え、混合物を、フリーラジカル開始剤がすべて溶解する
までロール混合した。次いで、100gの得られた混合
物を、700mlの1.0%メチルエチルヒドロキシセ
ルロース水溶液と0.005%のドデシル硫酸ナトリウ
ムを含む2リットルの反応容器に移し、得られた混合物
を、10,000rpmで操作するブリンクマン ポリ
トロンを用いて2分間均質化した。次いで、混合物を、
1時間に亘って80℃に加熱し、この温度で、さらに1
0時間保った。室温(約25℃)に冷却後、反応生成物
を、水性相が透明になるまで繰り返し水洗し、24時間
凍結乾燥させた。得られたトナー生成物(245g)
は、約24重量%のポリエステルであるポリ(プロポキ
シ化ビスフェノールA−フマレート)、約4.5重量%
のヘリオゲン ブルー K7090顔料および約70重量%の
ポリ(イソブチルメタクリレート)シェルを含んでい
た。このトナーは、コールター カウンター測定によ
り、7.0ミクロンの容積平均粒径と1.38の粒度分
布を示した。さらにまた、このトナーのサンプル約25
gを、液体窒素内で凍結破壊し、酸化ルテニウムで着色
した。このマイクロカプセルの断面粒径は、電子顕微鏡
をトンネル化することによって6.95ミクロンである
ことが判り、厚さ約0.45ミクロンのポリ(イソブチ
ルメタクリレート)シェル、および上記の分散ブルー顔
料とマイクロカプセルの中心からシェルの内部境界まで
で測定したときに約3.3ミクロンの上記ポリエステル
を含むコアとからなっていた。
【0016】50.0gの上記で調製した乾燥トナー粒
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー(Grey )ブレンダーを用いて、0.75gのエ
ロジール R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化
錫の混合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像
剤を、2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリ
ヤー粒子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニ
ルトリエトキシシランのターポリマーで0.7gのコー
ティング量でコーティングしたもの;米国特許第3,4
67,634号および第3,526,533号参照)と
を混合することによって調製した。次に、トナー潜像
を、ゼロックス コーポレーション 9200と同様なゼロ
グラフィー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製
したトナーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、
加熱して定着させた。このトナーのクリーズ(crease)法
で測定したときの最低定着温度は、155℃であった。
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー(Grey )ブレンダーを用いて、0.75gのエ
ロジール R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化
錫の混合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像
剤を、2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリ
ヤー粒子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニ
ルトリエトキシシランのターポリマーで0.7gのコー
ティング量でコーティングしたもの;米国特許第3,4
67,634号および第3,526,533号参照)と
を混合することによって調製した。次に、トナー潜像
を、ゼロックス コーポレーション 9200と同様なゼロ
グラフィー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製
したトナーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、
加熱して定着させた。このトナーのクリーズ(crease)法
で測定したときの最低定着温度は、155℃であった。
【0017】
【実施例2】ポリエステルとヘリオゲン ブルー顔料を
含有するコアと、付加タイプのポリマーのポリ(スチレ
ン−n−ブチルメタクリレート)を含むシェルとを含む
6.5ミクロンのシアンカラーカプセル化トナーを、実
施例1の方法を繰り返すことによって調製した。ただ
し、120.0gのn−ブチルメタクリレート、80g
のスチレン、80gのポリ(プロポキシ化ビスフェノー
ルA−フマレート)樹脂および15gのヘリオゲン ブ
ルー K7090顔料との混合物を、24時間ボールミリング
した。この混合物に、各3.0gの2種のフリーラジカ
ル開始剤、即ち、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメ
チルバレロニトリル)と2,2’−アゾビス−(イソブ
チロニトリル)とを加え、混合物を、フリーラジカル開
始剤がすべて溶解するまでロール混合した。得られたト
ナー粒子生成物(140g)は、約24重量%のポリエ
ステルであるポリ(プロポキシ化ビスフェノールA−フ
マレート)、約4.5重量%の顔料および約70重量%
のポリ(スチレン−n−ブチルメタクリレート)を含ん
でいた。このトナーは、コールター カウンター測定に
より、6.5ミクロンの容積平均粒径と1.42の粒度
分布を示した。さらにまた、このトナーのサンプル約1
0gを、液体窒素内で凍結破壊し、酸化ルテニウムで着
色した。このマイクロカプセルの断面粒径は、電子顕微
鏡をトンネル化することによって6.3ミクロンである
ことが判り、厚さ約0.41ミクロンのポリ(スチレン
−n−ブチルメタクリレート)シェル、および分散ブル
ー顔料とマイクロカプセルの中心からシェルの内部境界
までで測定したときに約2.9ミクロンの上記ポリエス
テルを含むコアとからなっていた。
含有するコアと、付加タイプのポリマーのポリ(スチレ
ン−n−ブチルメタクリレート)を含むシェルとを含む
6.5ミクロンのシアンカラーカプセル化トナーを、実
施例1の方法を繰り返すことによって調製した。ただ
し、120.0gのn−ブチルメタクリレート、80g
のスチレン、80gのポリ(プロポキシ化ビスフェノー
ルA−フマレート)樹脂および15gのヘリオゲン ブ
ルー K7090顔料との混合物を、24時間ボールミリング
した。この混合物に、各3.0gの2種のフリーラジカ
ル開始剤、即ち、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメ
チルバレロニトリル)と2,2’−アゾビス−(イソブ
チロニトリル)とを加え、混合物を、フリーラジカル開
始剤がすべて溶解するまでロール混合した。得られたト
ナー粒子生成物(140g)は、約24重量%のポリエ
ステルであるポリ(プロポキシ化ビスフェノールA−フ
マレート)、約4.5重量%の顔料および約70重量%
のポリ(スチレン−n−ブチルメタクリレート)を含ん
でいた。このトナーは、コールター カウンター測定に
より、6.5ミクロンの容積平均粒径と1.42の粒度
分布を示した。さらにまた、このトナーのサンプル約1
0gを、液体窒素内で凍結破壊し、酸化ルテニウムで着
色した。このマイクロカプセルの断面粒径は、電子顕微
鏡をトンネル化することによって6.3ミクロンである
ことが判り、厚さ約0.41ミクロンのポリ(スチレン
−n−ブチルメタクリレート)シェル、および分散ブル
ー顔料とマイクロカプセルの中心からシェルの内部境界
までで測定したときに約2.9ミクロンの上記ポリエス
テルを含むコアとからなっていた。
【0018】50.0gの上記で調製した乾燥トナー粒
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー(Grey )ブレンダーを用いて、0.75gのエ
ロジール R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化
錫の混合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像
剤を、2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリ
ヤー粒子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニ
ルトリエトキシシランのターポリマーで0.7gのコー
ティング量でコーティングしたもの;米国特許第3,4
67,634号および第3,526,533号参照)と
を混合することによって調製した。次に、トナー潜像
を、ゼロックス コーポレーション 9200と同様なゼロ
グラフィー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製
したトナーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、
加熱して定着させた。このトナーのクリーズ法で測定し
たときの最低定着温度は、150℃であった。
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー(Grey )ブレンダーを用いて、0.75gのエ
ロジール R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化
錫の混合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像
剤を、2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリ
ヤー粒子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニ
ルトリエトキシシランのターポリマーで0.7gのコー
ティング量でコーティングしたもの;米国特許第3,4
67,634号および第3,526,533号参照)と
を混合することによって調製した。次に、トナー潜像
を、ゼロックス コーポレーション 9200と同様なゼロ
グラフィー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製
したトナーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、
加熱して定着させた。このトナーのクリーズ法で測定し
たときの最低定着温度は、150℃であった。
【0019】
【実施例3】ポリエステルとホスタパーム ピンク E
(登録商標)顔料を含有するコアと、付加タイプのポリ
(スチレン−イソブチルメタクリレート−n−ラウリル
メタクリレート)を含むシェルとを含む7.3ミクロン
のマゼンタカラーカプセル化トナーを、次のようにして
調製した:129.0gのイソブチルメタクリレート、
23.5gのn−ラウリルメタクリレート、82.2g
のスチレン、80gのポリ(プロポキシ化ビスフェノー
ル−サクシネート)ポリエステル樹脂および15gのホ
スタパーム ピンク E(ヘキスト社)顔料との混合物
を、24時間ボールミリングした。この混合物に、各
3.0gの2種のフリーラジカル開始剤、即ち、2,
2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)
と2,2’−アゾビス−(イソブチロニトリル)とを加
え、混合物を、フリーラジカル開始剤がすべて溶解する
までロール混合した。次いで、150gの得られた混合
物を、700mlの1.0%メチルエチルヒドロキシセ
ルロース水溶液と0.005%のドデシル硫酸ナトリウ
ムを含む2リットルの反応容器に移し、得られた混合物
を、10,000rpmで操作するブリンクマン ポリ
トロンを用いて2分間均質化した。次いで、混合物を、
1時間に亘って80℃に加熱し、この温度にさらに10
時間保った。室温(約25℃)に冷却後、反応生成物
を、水性相が透明になるまで繰り返し水洗し、24時間
凍結乾燥させた。得られたトナー生成物(245g)
は、約24重量%のポリエステルであるポリ(プロポキ
シ化ビスフェノール−サクシネート)、約4.5重量%
の顔料および約70重量%のポリ(スチレン−イソブチ
ルメタクリレート−n−ラウリルメタクリレート)を含
んでいた。このトナーは、コールター カウンター測定
により、7.3ミクロンの容積平均粒径と1.32の粒
度分布を示した。さらにまた、このトナーのサンプル
を、液体窒素内で凍結破壊し、酸化ルテニウムで着色し
た。このマイクロカプセルの断面粒径は、電子顕微鏡を
トンネル化することによって7.1ミクロンであること
が判り、厚さ約0.49ミクロンのポリ(スチレン−イ
ソブチルメタクリレート−n−ラウリルメタクリレー
ト)シェル、および分散顔料とマイクロカプセルの中心
からシェルの内部境界までで測定したときに約3.12
ミクロンの上記ポリエステルコアを含むコアとから成っ
ていた。
(登録商標)顔料を含有するコアと、付加タイプのポリ
(スチレン−イソブチルメタクリレート−n−ラウリル
メタクリレート)を含むシェルとを含む7.3ミクロン
のマゼンタカラーカプセル化トナーを、次のようにして
調製した:129.0gのイソブチルメタクリレート、
23.5gのn−ラウリルメタクリレート、82.2g
のスチレン、80gのポリ(プロポキシ化ビスフェノー
ル−サクシネート)ポリエステル樹脂および15gのホ
スタパーム ピンク E(ヘキスト社)顔料との混合物
を、24時間ボールミリングした。この混合物に、各
3.0gの2種のフリーラジカル開始剤、即ち、2,
2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)
と2,2’−アゾビス−(イソブチロニトリル)とを加
え、混合物を、フリーラジカル開始剤がすべて溶解する
までロール混合した。次いで、150gの得られた混合
物を、700mlの1.0%メチルエチルヒドロキシセ
ルロース水溶液と0.005%のドデシル硫酸ナトリウ
ムを含む2リットルの反応容器に移し、得られた混合物
を、10,000rpmで操作するブリンクマン ポリ
トロンを用いて2分間均質化した。次いで、混合物を、
1時間に亘って80℃に加熱し、この温度にさらに10
時間保った。室温(約25℃)に冷却後、反応生成物
を、水性相が透明になるまで繰り返し水洗し、24時間
凍結乾燥させた。得られたトナー生成物(245g)
は、約24重量%のポリエステルであるポリ(プロポキ
シ化ビスフェノール−サクシネート)、約4.5重量%
の顔料および約70重量%のポリ(スチレン−イソブチ
ルメタクリレート−n−ラウリルメタクリレート)を含
んでいた。このトナーは、コールター カウンター測定
により、7.3ミクロンの容積平均粒径と1.32の粒
度分布を示した。さらにまた、このトナーのサンプル
を、液体窒素内で凍結破壊し、酸化ルテニウムで着色し
た。このマイクロカプセルの断面粒径は、電子顕微鏡を
トンネル化することによって7.1ミクロンであること
が判り、厚さ約0.49ミクロンのポリ(スチレン−イ
ソブチルメタクリレート−n−ラウリルメタクリレー
ト)シェル、および分散顔料とマイクロカプセルの中心
からシェルの内部境界までで測定したときに約3.12
ミクロンの上記ポリエステルコアを含むコアとから成っ
ていた。
【0020】50.0gの上記で調製した乾燥トナー粒
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー ブレンダーを用いて、0.75gのエロジー
ル R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化錫の混
合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像剤を、
2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリヤー粒
子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニルトリ
エトキシシランのターポリマーで0.7gのコーティン
グ量でコーティングしたもの;米国特許第3,467,
634号および第3,526,533号参照)とを混合
することによって調製した。次に、トナー潜像を、ゼロ
ックス コーポレーション 9200 と同様なゼログラフィ
ー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製したトナ
ーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、加熱して
定着させた。このトナーのクリーズ法で測定したときの
最低定着温度は、150℃であった。
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー ブレンダーを用いて、0.75gのエロジー
ル R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化錫の混
合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像剤を、
2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリヤー粒
子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニルトリ
エトキシシランのターポリマーで0.7gのコーティン
グ量でコーティングしたもの;米国特許第3,467,
634号および第3,526,533号参照)とを混合
することによって調製した。次に、トナー潜像を、ゼロ
ックス コーポレーション 9200 と同様なゼログラフィ
ー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製したトナ
ーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、加熱して
定着させた。このトナーのクリーズ法で測定したときの
最低定着温度は、150℃であった。
【0021】
【実施例4】ポリエステルのポリ(プロポキシ化ビスフ
ェノール−サクシネート)とホスタパーム ピンク EB
(登録商標)顔料を含有するコアと、付加タイプのポリ
(イソブチルメタクリレート)を含むシェルとを含む5
ミクロンのマゼンタカラーカプセル化トナーを、実施例
3の方法を繰り返すことによって調製した。ただし、2
35.0gのイソブチルメタクリレート、80gのポリ
(プロポキシ化ビスフェノール−サクシネート)および
15gのホスタパーム ピンク EB 顔料(ヘキスト社)
との混合物を、24時間ボールミリングした。得られた
トナー生成物(245g)は、約24重量%のポリエス
テルであるポリ(プロポキシ化ビスフェノール−サクシ
ネート)、約4.5重量%の顔料および約70重量%の
ポリ(イソブチルメタクリレート)を含んでいた。この
トナーは、コールター カウンター測定により、5ミク
ロンの容積平均粒径と1.35の粒度分布を示した。さ
らにまた、このトナーのサンプルを、液体窒素内で凍結
破壊し、酸化ルテニウムで着色した。このマイクロカプ
セルの断面粒径は、電子顕微鏡をトンネル化することに
よって4.8ミクロンであることが判り、厚さ約0.4
ミクロンのポリ(イソブチルメタクリレート)シェル、
および分散ブルー顔料とマイクロカプセルの中心からシ
ェルの内部境界までで測定したときに約2.4ミクロン
の上記ポリエステルコアを含むコアとからなっていた。
ェノール−サクシネート)とホスタパーム ピンク EB
(登録商標)顔料を含有するコアと、付加タイプのポリ
(イソブチルメタクリレート)を含むシェルとを含む5
ミクロンのマゼンタカラーカプセル化トナーを、実施例
3の方法を繰り返すことによって調製した。ただし、2
35.0gのイソブチルメタクリレート、80gのポリ
(プロポキシ化ビスフェノール−サクシネート)および
15gのホスタパーム ピンク EB 顔料(ヘキスト社)
との混合物を、24時間ボールミリングした。得られた
トナー生成物(245g)は、約24重量%のポリエス
テルであるポリ(プロポキシ化ビスフェノール−サクシ
ネート)、約4.5重量%の顔料および約70重量%の
ポリ(イソブチルメタクリレート)を含んでいた。この
トナーは、コールター カウンター測定により、5ミク
ロンの容積平均粒径と1.35の粒度分布を示した。さ
らにまた、このトナーのサンプルを、液体窒素内で凍結
破壊し、酸化ルテニウムで着色した。このマイクロカプ
セルの断面粒径は、電子顕微鏡をトンネル化することに
よって4.8ミクロンであることが判り、厚さ約0.4
ミクロンのポリ(イソブチルメタクリレート)シェル、
および分散ブルー顔料とマイクロカプセルの中心からシ
ェルの内部境界までで測定したときに約2.4ミクロン
の上記ポリエステルコアを含むコアとからなっていた。
【0022】50.0gの上記で調製した乾燥トナー粒
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー(Grey )ブレンダーを用いて、0.75gのエ
ロジール R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化
錫の混合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像
剤を、2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリ
ヤー粒子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニ
ルトリエトキシシランのターポリマーで0.7gのコー
ティング量でコーティングしたもの;米国特許第3,4
67,634号および第3,526,533号参照)と
を混合することによって調製した。次に、トナー潜像
を、ゼロックス コーポレーション 9200と同様なゼロ
グラフィー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製
したトナーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、
加熱して定着させた。このトナーのクリーズ(crease)法
で測定したときの最低定着温度は、160℃であった。
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー(Grey )ブレンダーを用いて、0.75gのエ
ロジール R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化
錫の混合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像
剤を、2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリ
ヤー粒子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニ
ルトリエトキシシランのターポリマーで0.7gのコー
ティング量でコーティングしたもの;米国特許第3,4
67,634号および第3,526,533号参照)と
を混合することによって調製した。次に、トナー潜像
を、ゼロックス コーポレーション 9200と同様なゼロ
グラフィー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製
したトナーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、
加熱して定着させた。このトナーのクリーズ(crease)法
で測定したときの最低定着温度は、160℃であった。
【0023】
【実施例5】付加タイプのポリ(イソブチルメタクリレ
ート)を含有するコアと、ポリビニルピロリドンを含む
シェルとを含む8ミクロンのマゼンタカラーカプセル化
トナーを、実施例3の方法を繰り返すことによって調製
した。ただし、295.0gのイソブチルメタクリレー
ト、20gのポリビニルピロリドンおよび15gのホス
タパーム ピンク EB 顔料(ヘキスト社)との混合物
を、24時間ボールミリングした。得られたトナー生成
物(245g)は、約6重量%のポリビニルピロリド
ン、約4.5重量%の顔料および約89重量%のポリ
(イソブチルメタクリレート)を含んでいた。このトナ
ーは、コールター カウンター測定により、8ミクロン
の容積平均粒径と1.36の粒度分布を示した。さらに
また、このトナーのサンプルを、液体窒素内で凍結破壊
し、酸化ルテニウムで着色した。このマイクロカプセル
の断面粒径は、電子顕微鏡をトンネル化することによっ
て7.9ミクロンであることが判り、厚さ約0.2ミク
ロンのポリビニルピロリドンシェル、および分散ブルー
顔料とマイクロカプセルの中心からシェルの内部境界ま
でで測定したときに約3.8ミクロンのポリ(イソブチ
ルメタクリレート)を含むコアとからなっていた。
ート)を含有するコアと、ポリビニルピロリドンを含む
シェルとを含む8ミクロンのマゼンタカラーカプセル化
トナーを、実施例3の方法を繰り返すことによって調製
した。ただし、295.0gのイソブチルメタクリレー
ト、20gのポリビニルピロリドンおよび15gのホス
タパーム ピンク EB 顔料(ヘキスト社)との混合物
を、24時間ボールミリングした。得られたトナー生成
物(245g)は、約6重量%のポリビニルピロリド
ン、約4.5重量%の顔料および約89重量%のポリ
(イソブチルメタクリレート)を含んでいた。このトナ
ーは、コールター カウンター測定により、8ミクロン
の容積平均粒径と1.36の粒度分布を示した。さらに
また、このトナーのサンプルを、液体窒素内で凍結破壊
し、酸化ルテニウムで着色した。このマイクロカプセル
の断面粒径は、電子顕微鏡をトンネル化することによっ
て7.9ミクロンであることが判り、厚さ約0.2ミク
ロンのポリビニルピロリドンシェル、および分散ブルー
顔料とマイクロカプセルの中心からシェルの内部境界ま
でで測定したときに約3.8ミクロンのポリ(イソブチ
ルメタクリレート)を含むコアとからなっていた。
【0024】50.0gの上記で調製した乾燥トナー粒
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー(Grey )ブレンダーを用いて、0.75gのエ
ロジール R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化
錫の混合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像
剤を、2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリ
ヤー粒子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニ
ルトリエトキシシランのターポリマーで0.7gのコー
ティング量でコーティングしたもの;米国特許第3,4
67,634号および第3,526,533号参照)と
を混合することによって調製した。次に、トナー潜像
を、ゼロックス コーポレーション 9200と同様なゼロ
グラフィー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製
したトナーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、
加熱して定着させた。このトナーのクリーズ(crease)法
で測定したときの最低定着温度は、160℃であった。
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー(Grey )ブレンダーを用いて、0.75gのエ
ロジール R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化
錫の混合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像
剤を、2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリ
ヤー粒子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニ
ルトリエトキシシランのターポリマーで0.7gのコー
ティング量でコーティングしたもの;米国特許第3,4
67,634号および第3,526,533号参照)と
を混合することによって調製した。次に、トナー潜像
を、ゼロックス コーポレーション 9200と同様なゼロ
グラフィー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製
したトナーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、
加熱して定着させた。このトナーのクリーズ(crease)法
で測定したときの最低定着温度は、160℃であった。
【0025】
【実施例6】付加タイプのポリ(イソブチルメタクリレ
ート)を含有するコアと、ポリビニルピロリドンを含む
シェルとを含む4.9ミクロンのシアンカラーカプセル
化トナーを、実施例2の方法を繰り返すことによって調
製した。ただし、295.0gのイソブチルメタクリレ
ート、20gのポリビニルピロリドンおよび15gのヘ
リオゲン ブルー顔料(BASF社)との混合物を、2
4時間ボールミリングした。得られたトナー粒子生成物
(245g)は、約6重量%のポリビニルピロリドン、
約4.5重量%の顔料および約89重量%のポリ(イソ
ブチルメタクリレート)を含んでいた。このトナーは、
コールター カウンター測定により、4.9ミクロンの
容積平均粒径と1.32の粒度分布を示した。さらにま
た、このトナーのサンプルを、液体窒素内で凍結破壊
し、酸化ルテニウムで着色した。このマイクロカプセル
の断面粒径は、電子顕微鏡をトンネル化することによっ
て4.9ミクロンであることが判り、厚さ約0.1ミク
ロンのポリビニルピロリドンシェル、および分散ブルー
顔料とマイクロカプセルの中心からシェルの内部境界ま
でで測定したときに約2.4ミクロンのポリイソブチル
メタクリレートを含むコアとからなっていた。
ート)を含有するコアと、ポリビニルピロリドンを含む
シェルとを含む4.9ミクロンのシアンカラーカプセル
化トナーを、実施例2の方法を繰り返すことによって調
製した。ただし、295.0gのイソブチルメタクリレ
ート、20gのポリビニルピロリドンおよび15gのヘ
リオゲン ブルー顔料(BASF社)との混合物を、2
4時間ボールミリングした。得られたトナー粒子生成物
(245g)は、約6重量%のポリビニルピロリドン、
約4.5重量%の顔料および約89重量%のポリ(イソ
ブチルメタクリレート)を含んでいた。このトナーは、
コールター カウンター測定により、4.9ミクロンの
容積平均粒径と1.32の粒度分布を示した。さらにま
た、このトナーのサンプルを、液体窒素内で凍結破壊
し、酸化ルテニウムで着色した。このマイクロカプセル
の断面粒径は、電子顕微鏡をトンネル化することによっ
て4.9ミクロンであることが判り、厚さ約0.1ミク
ロンのポリビニルピロリドンシェル、および分散ブルー
顔料とマイクロカプセルの中心からシェルの内部境界ま
でで測定したときに約2.4ミクロンのポリイソブチル
メタクリレートを含むコアとからなっていた。
【0026】50.0gの上記で調製した乾燥トナー粒
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー(Grey )ブレンダーを用いて、0.75gのエ
ロジール R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化
錫の混合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像
剤を、2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリ
ヤー粒子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニ
ルトリエトキシシランのターポリマーで0.7gのコー
ティング量でコーティングしたもの;米国特許第3,4
67,634号および第3,526,533号参照)と
を混合することによって調製した。次に、トナー潜像
を、ゼロックス コーポレーション 9200と同様なゼロ
グラフィー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製
したトナーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、
加熱して定着させた。このトナーのクリーズ(crease)法
で測定したときの最低定着温度は、160℃であった。
上記の実施例すべてにおいて用いたフェライトは、特に
断らない限り、表面上に0.75重量%のコーティング
を有するニッケル亜鉛フェライトからなり、このフェラ
イトは、例えば、ステワード ケミカルズ社から入手し
得る。
子を、2,500rpmで操作する混合用羽根板を有す
るグレー(Grey )ブレンダーを用いて、0.75gのエ
ロジール R812 (登録商標) と0.80gの導電性酸化
錫の混合物と10分間ドライブレンドした。負帯電現像
剤を、2重量部の上記トナー粒子と98重量部のキャリ
ヤー粒子(メチルメタクリレート、スチレンおよびビニ
ルトリエトキシシランのターポリマーで0.7gのコー
ティング量でコーティングしたもの;米国特許第3,4
67,634号および第3,526,533号参照)と
を混合することによって調製した。次に、トナー潜像
を、ゼロックス コーポレーション 9200と同様なゼロ
グラフィー実験用像形成装置内で形成させ、上記で調製
したトナーで現像した後、像を紙と透明基体に転写し、
加熱して定着させた。このトナーのクリーズ(crease)法
で測定したときの最低定着温度は、160℃であった。
上記の実施例すべてにおいて用いたフェライトは、特に
断らない限り、表面上に0.75重量%のコーティング
を有するニッケル亜鉛フェライトからなり、このフェラ
イトは、例えば、ステワード ケミカルズ社から入手し
得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギュエリノ ジー サクリパント カナダ エル6ジェイ 7ケイ6 オンタ リオ オークヴィル アッディンガム ク レッセント 2578 (72)発明者 グラジナ クミエシク ローリノウィッツ カナダ エル7エム 1アール1 オンタ リオ バーリントン パークゲート クレ ッセント 3067
Claims (1)
- 【請求項1】 オレフィン系モノマー、顔料、および有
機相に可溶性の第1樹脂Aとを含む有機相を混合し;こ
の有機相を、界面活性剤を含有する水溶液中の微細液滴
として分散させ;得られた混合物を加熱することによっ
てフリーラジカル重合に供して上記オレフィン系モノマ
ーを第2樹脂Bに転化することを含み;上記樹脂Bが上
記樹脂Aと非相溶性であって相分離し、それによってコ
アとシェルが生ずることを特徴とするコアとその表面上
のシェルを含むカプセル化トナー組成物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/870,375 US5302486A (en) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | Encapsulated toner process utilizing phase separation |
US07/870375 | 1992-04-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627716A true JPH0627716A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=25355247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5084307A Withdrawn JPH0627716A (ja) | 1992-04-17 | 1993-04-12 | カプセル化トナーの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5302486A (ja) |
JP (1) | JPH0627716A (ja) |
Cited By (5)
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