JPH0627231U - トラクタの外気導入路の防水構造 - Google Patents

トラクタの外気導入路の防水構造

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JPH0627231U
JPH0627231U JP6458492U JP6458492U JPH0627231U JP H0627231 U JPH0627231 U JP H0627231U JP 6458492 U JP6458492 U JP 6458492U JP 6458492 U JP6458492 U JP 6458492U JP H0627231 U JPH0627231 U JP H0627231U
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JP
Japan
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outside air
roof
air introduction
tractor
filter
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Pending
Application number
JP6458492U
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English (en)
Inventor
勇 河合
健吾 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラクタのキャビンのルーフに設けた外気導
入口から入る水を遮断する。 【構成】 キャビンのルーフ11の外部側を構成するアウ
タルーフ12の側部下面側には、下方からルーフ11内に外
気を導入する外気導入口19を備えている。そして、ルー
フ11内に、外気導入口19の上方に位置する水よけプレー
ト31を、外気導入口19全域を覆うように設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トラクタの外気導入路の防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラクタには運転席を覆うキャビンを備え、このキャビンのルーフ内に空調装 置を設け、キャビンのルーフの外周部に、ルーフ内に外気を導入する外気導入口 を形成したものがある。そして、外気導入口は雨水が侵入しないように下方側か ら外気を取入れるように、キャビン本体から左右方向外方に突出するアウタール ーフの側部下面に形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のものにあっては、外気導入口がアウタールーフの側部下面に形成さ れているので、洗車時、下から水を吹きかけると、外気導入口からルーフ内に水 が侵入する惧れがある。 そこで本考案は、外気導入口に、下から水を吹かけても支障のないよう考慮す ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、キャビン3 のルーフ 11外周部に、下方からルーフ11内に外気を導入する外気導入口19を備えたトラク タにおいて、 前記ルーフ11内に、外気導入口19から入った水を遮断するように、外気導入口 19の上方に位置する水よけプレート31を設けた点にある。
【0005】
【作用】
洗車時、下方から水を吹きかけると、外気導入口19から水が入るが、この外気 導入口19から入った水は、水よけプレート31に当って遮断され、下に落ちる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1乃至図5は第1の実施 例を示し、図4において、1 はトラクタで、2 はその車体であり、該車体2 はエ ンジン、クラッチハウジング、ミッションケース等を直結して主構成されている 。そして、車体2 の後部には一体形キャビン3 が搭載されている。
【0007】 キャビン3 は、左右一対の、前支柱4 、後支柱5 及び中間支柱6 と、これら支 柱4,5,6 の上端に取付けられた上部枠7 等とから主構成されて骨格体をなすキャ ビンフレームを有する。このキャビンフレームの前部左右両側にはドア8 が取付 けられ、後上部の左右両側にはサイドガラス9 が嵌め込まれ、後下部の左右両側 には後輪フェンダ10が固定され、上部にはルーフ11が装着されている。なお、底 部には鋼板によって形成された床板が張られ、前面にはフロントガラスが、後面 にはリヤガラスが夫々取付けられている。
【0008】 ルーフ11は、外部のアウタルーフ12と室内天井部を構成するインナールーフ( 図示省略)とから中空状に形成され、内部に空調装置等が設けられている。アウ タルーフ12の外周部はキャビン3 の上部枠7 から突出し、その突出部分下面が上 部枠7 に取付固定されている。また、図3に示すように、アウタルーフ12の側部 後部は、左右方向外方に開放状のコ字形に切欠かれており、この切欠開口部13の 周縁12は下方に凹設されて樋14が形成されている。また、切欠開口部13の上面側 及び左右方向外面側は、蓋体15によって覆われている。
【0009】 図1及び図2に示すように、蓋体15は上壁15a と、該上壁15a の左右方向外端 側から下方に向けて弯曲状に延設された側壁15b とから成り、アウタルーフ12の 外形状に合致した形状に形成されている。また、蓋体15の前後端部及び上壁15a の側縁は下方に折曲されて前記樋14内に収められると共に、蓋体15の上壁15a の 左右方向内端側は前後方向の回動軸心を有するヒンジ16によってアウタルーフ12 に取付けられ、蓋体15が上下動自在とされている。
【0010】 また、切欠開口部13縁部の左右方向外側部下部間はプレート17によって連結さ れ、このプレート17には、多数の通気孔18が形成されて成る外気導入口19が形成 され、下方からルーフ11内に外気が導入されるように構成されている。 蓋体15の下方側には、フィルタ取付板20が設けられ、このフィルタ取付板20は フィルタ21を載置する底壁部20a と、底壁部20a の前後及び左右方向内端から立 上る側壁部20b とから成り、側壁部20b 上端はアウタルーフ12下面に取着されて いる。したがって、該蓋体15、プレート17及びフィルタ取付板20でフィルタ収納 室22が形成され、蓋体15を開放することで、フィルタ21が出し入れ自在となって いる。なお、蓋体15はロック金具28を介してプレート17に設けた係合片29にロッ クされるようになっている。
【0011】 前記フィルタ取付板20の底壁部20a には開口部23が形成されていて、外気導入 口19から取入れられる外気はフィルタ21を通して開口部23からルーフ11内に導入 される。 前記フィルタ21は、その下部のフランジ部24が押え部材25によって押え込まれ るようになっており、押え部材25は棒材によって左右方向内方側が開放状のコ字 形に形成され、押え部材25の両端部は、フィルタ取付板20に固着されたブラケッ ト26に前後方向の軸廻り回動自在に枢支されている。そして、押え部材25の左右 方向外方側に設けた摘み部25a が、蓋体15に設けた押圧片30に押圧されるように なっている。図5にも示すように、ブラケット26下部には、フィルタ21に接当す るガイド27が一体形成されていて、フィルタ21装着の容易化が図られていると共 に、フィルタ21の前後のずれ動きを防止している。
【0012】 前記外気導入口19の上方には、外気導入口19の全範囲を覆うように、水よけプ レート31が間隔をおいて配置され、該水よけプレート31は蓋体15内面に固着され ている。そして、この水よけプレート31によって、洗車時、下方から外気導入口 19に水が吹きかけられて、通気孔18から入ってくる水が遮断されて下へおとされ る。また、外気導入口19から導入される外気は、水よけプレート31の前後端部と フィルタ取付板20の側壁部20b の前後との間の間隔、及び、水よけプレート31と フィルタ21との間の間隙からフィルタ21へと流通する。
【0013】 図6及び図7は第2の実施例を示し、水よけプレート31を板バネで形成すると 共に、該水よけプレート31の先端側を、フィルタ21のフランジ部24上面に接当さ せ、これでフィルタ21を押え込むようにしたものであり、水よけプレート31でフ ィルタ押えを兼用させたものである。この場合、外気は、水よけプレート31の前 後両側からフィルタ21に至る。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、キャビン3 のルーフ11に設けた外気導入口19の上方に水よけ プレート31を設けたので、洗車時、下方から水を吹きかけて外気導入口19から吹 き込んだ水は、水よけプレート31に当たって遮断され、下方へ落とされ、これに よって、ルーフ11内への水の侵入が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示し、図4のA−A線矢視断面
図である。
【図2】蓋体の斜視図である。
【図3】フィルタ収納室の平面図である。
【図4】トラクタの側面図である。
【図5】フィルタのガイド構造を示す斜視図である。
【図6】第2の実施例を示す蓋体の斜視図である。
【図7】第2の実施例を示す背面断面図である。
【符号の説明】
3 キャビン 11 ルーフ 19 外気導入口 31 水よけプレート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビン(3) のルーフ(11)外周部に、下
    方からルーフ(11)内に外気を導入する外気導入口(19)を
    備えたトラクタにおいて、 前記ルーフ(11)内に、外気導入口(19)から入った水を遮
    断するように、外気導入口(19)の上方に位置する水よけ
    プレート(31)を設けたことを特徴とするトラクタの外気
    導入路の防水構造。
JP6458492U 1992-09-16 1992-09-16 トラクタの外気導入路の防水構造 Pending JPH0627231U (ja)

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JP6458492U JPH0627231U (ja) 1992-09-16 1992-09-16 トラクタの外気導入路の防水構造

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JPH0627231U true JPH0627231U (ja) 1994-04-12

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ID=13262446

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JP6458492U Pending JPH0627231U (ja) 1992-09-16 1992-09-16 トラクタの外気導入路の防水構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950812A (ja) * 1982-09-17 1984-03-24 Iseki & Co Ltd 乗用車両におけるキヤビンの換気装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950812A (ja) * 1982-09-17 1984-03-24 Iseki & Co Ltd 乗用車両におけるキヤビンの換気装置

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