JPH0752727Y2 - 自動車のカウル構造 - Google Patents
自動車のカウル構造Info
- Publication number
- JPH0752727Y2 JPH0752727Y2 JP2259890U JP2259890U JPH0752727Y2 JP H0752727 Y2 JPH0752727 Y2 JP H0752727Y2 JP 2259890 U JP2259890 U JP 2259890U JP 2259890 U JP2259890 U JP 2259890U JP H0752727 Y2 JPH0752727 Y2 JP H0752727Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cowl
- port
- outside air
- air introduction
- drainage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カウルトップアウタに空気導入穴が形成され
ると共に、カウルトップインナ底部に、外気導入口が形
成され、その周壁の周囲が排水路としてカウルトップサ
イドの排水口に連通している自動車のカウル構造に関す
るものである。
ると共に、カウルトップインナ底部に、外気導入口が形
成され、その周壁の周囲が排水路としてカウルトップサ
イドの排水口に連通している自動車のカウル構造に関す
るものである。
第３図は通常のカウル構造を例示するもので、カウルト
ップアウタ１に空気導入穴２が形成されると共に、この
カウルトップアウタ１に対して下方に離間したカウルト
ップインナ３に、空気導入穴２からの空気が導入される
外気導入口４が形成されている。その周壁4aの周囲は排
水路９として形成され、カウルトップサイドインナ５の
排水口5a及びそれを側方からカバーするカウルトップサ
イドアウタ６の排水口6aに連通している。
ップアウタ１に空気導入穴２が形成されると共に、この
カウルトップアウタ１に対して下方に離間したカウルト
ップインナ３に、空気導入穴２からの空気が導入される
外気導入口４が形成されている。その周壁4aの周囲は排
水路９として形成され、カウルトップサイドインナ５の
排水口5a及びそれを側方からカバーするカウルトップサ
イドアウタ６の排水口6aに連通している。
このような構造において、空気導入穴２が、意匠、設計
条件等により大きさを充分に確保されていない車両の場
合、外気導入口４に後続するブロアモータ７を作動させ
ると、側方パネルの排水口5a、6aからも空気が導入され
る。その際、雨天時には、特に風速が早い場合でもこれ
らの排水口から外気導入口４を通って車室内に雨水が侵
入するのを確実に防止するのが好ましい。
条件等により大きさを充分に確保されていない車両の場
合、外気導入口４に後続するブロアモータ７を作動させ
ると、側方パネルの排水口5a、6aからも空気が導入され
る。その際、雨天時には、特に風速が早い場合でもこれ
らの排水口から外気導入口４を通って車室内に雨水が侵
入するのを確実に防止するのが好ましい。
本考案は、この点に鑑みて、排水口から外気導入口への
雨水が侵入するのを確実に抑制できる冒頭に述べた類の
カウル構造を提供することを目的とする。
雨水が侵入するのを確実に抑制できる冒頭に述べた類の
カウル構造を提供することを目的とする。
本考案は、この目的を達成するために、防水板が、外気
導入口側から排水口に向けて延在するように配置され、
防水板の高さ位置が排水口内の上部に外気導入用の隙間
を残して排水路のカバーを構成するように設定してあ
る。
導入口側から排水口に向けて延在するように配置され、
防水板の高さ位置が排水口内の上部に外気導入用の隙間
を残して排水路のカバーを構成するように設定してあ
る。
防水板は排水口から手前寄りに排水路をカバーすること
により、水の吸い込みを防止すると共に、排水口上部の
隙間を通して外気導入を確保させる。
により、水の吸い込みを防止すると共に、排水口上部の
隙間を通して外気導入を確保させる。
本考案を第３図のカウル構造に適用した場合の実施例に
ついて第１図及び第２図を基に説明する。したがって、
これらの図において、第３図のものと同一符号は同一も
しくは同等部分を示す。
ついて第１図及び第２図を基に説明する。したがって、
これらの図において、第３図のものと同一符号は同一も
しくは同等部分を示す。
即ち、第３図の外気導入口４における排水口5a側の周壁
4aには、カウルトップインナ３の底部に沿って曲げら
れ、かつカウルトップサイドインナ５の排水口5aに対応
した横幅を有する防水板10が固設されている。この防水
板は、垂直方向のカウルトップサイドインナ５の排水口
5a内の上部に隙間11を残し、かつカウルトップインナ３
に対して離間した高さ位置を占め、排水口5aの僅かに外
側まで延在している。
4aには、カウルトップインナ３の底部に沿って曲げら
れ、かつカウルトップサイドインナ５の排水口5aに対応
した横幅を有する防水板10が固設されている。この防水
板は、垂直方向のカウルトップサイドインナ５の排水口
5a内の上部に隙間11を残し、かつカウルトップインナ３
に対して離間した高さ位置を占め、排水口5aの僅かに外
側まで延在している。
雨天時に排水路９に溜った水は排水口5a、6aを通って排
水され、ブロアモータ７を作動させると空気導入穴２か
らだけでなく、排水口5a、6aからも空気が吸入される。
その際、排水路９の雨水が排水口5aから直接或はカウル
トップサイドインナ５を伝わって外気導入口４に飛沫に
なって侵入しようとするが、防水板10が排水口5aの領域
で排水路９の水面をカバーしていることにより、飛沫の
発生を防止すると共に、隙間11を通して外気の導入を許
容する。
水され、ブロアモータ７を作動させると空気導入穴２か
らだけでなく、排水口5a、6aからも空気が吸入される。
その際、排水路９の雨水が排水口5aから直接或はカウル
トップサイドインナ５を伝わって外気導入口４に飛沫に
なって侵入しようとするが、防水板10が排水口5aの領域
で排水路９の水面をカバーしていることにより、飛沫の
発生を防止すると共に、隙間11を通して外気の導入を許
容する。
尚、防水板は外気導入口に取付けるのでなく、カウルト
ップインナ３の底部に立設して排水口から内側寄りに配
置することも考えられる。
ップインナ３の底部に立設して排水口から内側寄りに配
置することも考えられる。
以上、本考案によれば、排水口に防水板を設けて外気導
入路及び排水路を上下に仕切ることにより、換気性能を
損なうことなく排水口からの水吸い込みを防止できる。
入路及び排水路を上下に仕切ることにより、換気性能を
損なうことなく排水口からの水吸い込みを防止できる。
第１図は本考案の一実施例によるカウル構造の要部斜視
図、第２図は同実施例の要部断面図及び第３図は本考案
が適用される従来のカウル構造の概略斜視図である。 １……カウルトップアウタ、２……空気導入穴、３……
カウルトップインナ、４……外気導入口、4a……周壁、
５……カウルトップサイドインナ、5a、6a……排水口、
10……防水板。
図、第２図は同実施例の要部断面図及び第３図は本考案
が適用される従来のカウル構造の概略斜視図である。 １……カウルトップアウタ、２……空気導入穴、３……
カウルトップインナ、４……外気導入口、4a……周壁、
５……カウルトップサイドインナ、5a、6a……排水口、
10……防水板。
Claims (1)
- 【請求項１】カウルトップアウタに空気導入穴が形成さ
れると共に、このカウルトップアウタに対して下方に離
間したカウルトップインナに外気導入口が形成され、こ
の外気導入口周壁の周囲が排水路としてカウルトップサ
イドの排水口に連通している自動車のカウル構造におい
て、 防水板が、外気導入口側から排水口に向けて延在するよ
うに配置され、 前記防水板の高さ位置が、前記排水口内の上部に外気導
入用の隙間を残して排水路のカバーを構成するように設
定されている、ことを特徴とする自動車のカウル構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2259890U JPH0752727Y2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 自動車のカウル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2259890U JPH0752727Y2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 自動車のカウル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03113216U JPH03113216U (ja) | 1991-11-19 |
| JPH0752727Y2 true JPH0752727Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31525604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2259890U Expired - Lifetime JPH0752727Y2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 自動車のカウル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752727Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-08 JP JP2259890U patent/JPH0752727Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03113216U (ja) | 1991-11-19 |
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