JPS59971Y2 - ベンチレ−シヨン装置 - Google Patents

ベンチレ−シヨン装置

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Publication number
JPS59971Y2
JPS59971Y2 JP11793179U JP11793179U JPS59971Y2 JP S59971 Y2 JPS59971 Y2 JP S59971Y2 JP 11793179 U JP11793179 U JP 11793179U JP 11793179 U JP11793179 U JP 11793179U JP S59971 Y2 JPS59971 Y2 JP S59971Y2
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JP
Japan
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plate
panel
outer panel
intake port
air
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Expired
Application number
JP11793179U
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English (en)
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JPS5635409U (ja
Inventor
邦久 志村
Original Assignee
日産デイ−ゼル工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ベンチレーション装置に関する。
トラックやバス等の自動車のベンチレータは、車内に空
気を取入れるため、第1図に示す如く、フロントグラス
2上方の車体前部の外板1に空気取入口3を単に設けた
り、或いは庇4を取り付けたものであった。
しかしながらこれらの場合、自動車の走行中、直接ベン
チレータ内に雨水が飛び込むことが多く、次の段階の気
水分離装置に多大の負担がかかった。
例えば実開昭54−11457号公報および特公昭51
−3988号公報には車両のルーフに設けたベンチレー
ション装置が示されている。
しがしながら、かかる公知のベンチレーション装置はい
ずれも下向きの吸気口が形成されているが、吸気口がら
流入した水は重力の作用で吸気口から流出するようにな
っている。
しかしながら、自動車の走行中は風力の方が水の重力に
まさるので、結局水が空気取入口がらキャブ内に浸入す
ることになる。
したがって本考案の目的は吸気口から流入した水が風力
による慣性力(遠心力)によって排出することができる
ベンチレーション装置を提供するにある。
本考案によるベンチレーション装置は水平部と垂下部を
有する断面路のくの字形に折曲された外板と、この外板
から一定間隔離された内板と、外板および内板の両端を
閉塞する側板とがらなり、外板、内板および側板により
下向きの吸気口および空気取入口が形成されており、が
っ外板の上方に突出する段部が設けられ、その段部は水
抜き孔を形成している。
したがって下向きの吸気口から流入した雨水は外板によ
って案内されて水抜き孔がら排出される。
外板はくの字形に折曲されているために、風と共に吸気
口から水は空気より重いので、遠心力の作用で外板に沿
って流れ、他方、風は空気取入口から流入する。
それ故にくの字形の外板が空気と水との分離作用を行い
、水は段部で形成した水抜き孔から風力によって流出す
る。
このように空気のみを空気取入口からキャップ内に導く
ことができる。
以下本考案の一実施例を第2図乃至第4図について説明
する。
図において、ベンチレーション装置は、水平部6および
垂下部7からなる、断面が略くの字状に折曲された外板
8、外板8から後方に一定距離隔てられた内板9および
外板8および内板9の左右両端部を閉塞する側板10と
が合成樹脂で一体に底型されており、その一端には空気
取入口14が形成され、車体前部の外板1から車内に連
通している。
外板8の垂下部7、内板9および側板10により、空気
取入口14よりも下方で、且つ下向きの吸気口11が形
成されている。
又水平部6には、複数の段部6aが上方へ突出し吸気口
11から入る空気中に混入した水を抜く水抜き孔13が
形成される。
外板8、内板9は車体前部の外板1に固着され、水滴が
入らないように内板9と外板1は間隔d離されている。
上記構成を有するベンチレーション装置の作動について
説明すると、自動車の走行中に、前方から来る雨風は、
一度フロントガラス2および外板1に当たり、次いで方
向を変えてフロントガラス2、外板1に沿って上方へ流
れる。
その際、雨水はフロントガラスに当たって滴下し、大部
分の雨水が除去されて空気のみが吸気甲11から入り、
空気取入口14から車体内部に入ることになる。
吸気口11から入る空気に混入された雨水は、水抜き孔
13により、更に除去される。
以上説明したように、本考案によるベンチレーション装
置は、略くの字形の外板と一定間隔離れた内板とにより
、下向きの吸気口および空気取入口を形成しているので
、フロントガラス等により雨水を分離した空気のみを取
入れることができ、又吸気口は下向きで空気の流れの方
向に開口しているので空気取入量が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のベンチレーション装置の断面図、第2図
は本考案によるベンチレーション装置の一実施例を示す
側面図、第3図および第4図はそれぞれ要部の断面図お
よび斜視図で゛ある。 6・・・水平部、7・・・垂下部、8・・・外板、9・
・・内板、10・・・側板、11・・・吸気口、13・
・・水抜孔、14・・・空気取入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平部と垂下部を有する断面路くの字形に折曲された外
    板と、この外板から一定間隔離された内板と、外板およ
    び内板の両端を閉塞する側板とからなり、外板、内板お
    よび側板により下向きの吸気口および空気取入口が形成
    されており、かつ外板の上方に突出する段部が設けられ
    、その段部は水抜き孔を形成していることを特徴とする
    ベンチレーション装置。
JP11793179U 1979-08-29 1979-08-29 ベンチレ−シヨン装置 Expired JPS59971Y2 (ja)

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JP11793179U JPS59971Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 ベンチレ−シヨン装置

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JPS5635409U JPS5635409U (ja) 1981-04-06
JPS59971Y2 true JPS59971Y2 (ja) 1984-01-12

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ID=29350148

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833327U (ja) * 1981-08-31 1983-03-04 三菱自動車工業株式会社 チルトハンドル連動メ−タの取付構造
JPS58182839U (ja) * 1982-05-31 1983-12-06 日野自動車株式会社 自動車のインストルメントパネル

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JPS5635409U (ja) 1981-04-06

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