JPS6039339Y2 - フエンダプロテクタ - Google Patents

フエンダプロテクタ

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Publication number
JPS6039339Y2
JPS6039339Y2 JP12246680U JP12246680U JPS6039339Y2 JP S6039339 Y2 JPS6039339 Y2 JP S6039339Y2 JP 12246680 U JP12246680 U JP 12246680U JP 12246680 U JP12246680 U JP 12246680U JP S6039339 Y2 JPS6039339 Y2 JP S6039339Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fender
fender protector
protector
air box
reinforcing ribs
Prior art date
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Expired
Application number
JP12246680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5745483U (ja
Inventor
勝雄 佐藤
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP12246680U priority Critical patent/JPS6039339Y2/ja
Publication of JPS5745483U publication Critical patent/JPS5745483U/ja
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Publication of JPS6039339Y2 publication Critical patent/JPS6039339Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、フェンダと車体側との間に設けるフェンダ
プロテクタの改良に関する。
従来のフェンダプロテクタとしては、例えばNl5S、
ANサービス周報昭和54年11月第401号ブルーバ
ード9W型系車の紹介の第133頁に示されたり、また
第1図〜第4図に示すようなものがある。
第1図に於いて1がフェンダプロテクタで、このフェン
ダプロテクタ1はフェンダ2のホイルオープニング部3
の内側でフェンダ2と車体側との間に設けられる。
具体的にはフェンダプロテクタ1は、外側部4がフェン
ダ2の取付部5に取付けられると共に、内側部6の前方
部分が第2図で示す如くフードレッジ7に、また内側部
6の後方部分が第3図で示す如くダッシュサイドパネル
8に取付けられる。
このダッシュサイドパネル8の上部には車幅方向に延び
る車室内への外気導入用のエアボックス9の側端部が位
置する。
更に、このエアボックス9の側端部に排水口10を形成
し、カウルグリル11よりカウルトップパネル12のエ
ア導入口13を経てエアと共にエアボックス9内に浸入
した水をフェンダプロテクタ1上に流出させる。
そしてフェンダプロテクタ1上に流出すせた水をフェン
ダプロテクタ1の後端部14より外部へ排出する。
このフェンダプロテクタ1の後端部14は、第4図で示
す如く、樋状に形成されサイドシル15の下方位置に配
され開口状態とされる。
尚、フェンダプロテクタ1には、第3図及び第5図で示
す如く、その長手方向にわたって補強用のリブ17が形
成される。
また、第2図中18はサイドメンバでアル。
しかしながら、このような従来のフェンダプロテクタ1
にあっては、補強用のリブ17等の強度対策を施こして
はいるものの、特に水処理対策を施こしていない状態と
なっていたため、エアボックス9の排水口10から流下
した氷がフェンダプロテクタ1の排水口10相当部位に
当って飛散し、この飛散した氷がフェンダ2の取付部5
側に流れて付着し、更には上記排水口10相当部位から
後方に流下する際にも水がフェンダ2の取付部5側に流
れて付着することもあり、フェンダ2の取付部5付近に
錆を発生させ、フェンダ2の耐用度を低下させることと
なるという問題点があった。
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、フェンダプロテクタのエアボックス側方の排
水口10相当部位より車両後方にわたり排水路形成用の
補強リブ兼仕切り壁を複数突出形威し、これら補強リブ
兼仕切り壁を介して水の飛散を防止し且つ外部へ導出す
ることにより、上記問題点を解決することを目的として
いる。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第6図〜第10図は、この考案の一実施例を示す図であ
る。
尚、以下では、従来と同様の部分は同一符号を以って示
し、重複する説明を省略する。
このフェンダプロテクタ1は、第10図で示す如く、そ
の上面19に突出形成した2枚の補強リブ兼仕切り壁2
0.21を備え、これら補強リブ兼仕切り壁20.21
の間に排水路22を形成している。
この例では2枚の補強リブ兼仕切り壁20.21を介し
て1個の排水路22を形成しているが、これに限らず3
枚以上の補強リブ兼仕切り壁を設けて複数の排水路を形
成しても良く、要は少なくとも2枚以上の補強リブ兼仕
切り壁があれば良い。
また、これら補強リブ兼仕切り壁20゜21は、エアボ
ックス9側端部の排水口10相当部位より車両後方にわ
たって形成され、エアボックス9より流出した水を第9
図に示す樋状の後端部14まで導き、そこより外部へ排
出させるようにしている。
更に補強リブ兼仕切り壁20.21は、第8図で示す如
く、その排水口10に相当する部分を、排水口10の下
辺と同程度の高さに形成し、排水口10から流出した水
のフェンダ2側への飛散を防止するようにしている。
また排水路22の底部を形成する部位23は、第8図で
示す如く、若干下方側に突出する湾曲形状にされている
このように、フェンダプロテクタ1に排水路形成用の補
強リブ兼仕切り壁20.21を突出形成することで、エ
アボックス9の排水口10より流出した水をフェンダ2
に付着させることなく外部へ排出可能としている。
そして更に、この実施例では、第7図で示す如く、フー
ドレッジ7の下端24に弾性材製のシール部材25を固
定し、このシール部材25の先端26をサイドメンバ1
8の上面27に当接させて、泥水その他がエンジンルー
ム内に浸入するのを防止し且つ遮音性を向上させるよう
にしている。
このシール部材25の先端26は第7図のように単にサ
イドメンバ18に当接させる例に限らず、先端26をサ
イドメンバ18上面にフックさせるように当接しても良
く、あるいは先端26をサイドメンバ18の上面27乃
至側面28に固着するようにしても良い。
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成
を、フェンダプロテクタにそのエアボックス9側方の排
水口相当部位より車両後方にわたり排水路形成用の補強
リブ兼仕切り壁を複数突出形成することとしたため、複
数の補強リブ兼仕切り壁間に形成された排水路を介して
エアボックスの排水口より流出した水を外部に導きフェ
ンダに付着させることなく確実に排出することができ、
その結果従来のようにフェンダに付着した水によってフ
ェンダの取付部付近に錆が発生するような状態をなくす
ことができ、フェンダの耐用性を向上させることができ
る上に、仕切り壁は補強リブ兼用であるためフェンダの
強度向上に最適であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフェンダプロテクタを用いた自動車の概
略説明図、第2図は第1図■−■線の拡大断面図、第3
図は第1図■−■線の拡大断面図、第4図は第1図TV
−IV線の拡大断面図、第5図は第1図のフェンダプロ
テクタの拡大斜視図、第6図はこの考案に係る一実施例
としてのフェンダプロテクタを用いた自動車の概略説明
図、第7図は第5図■−■線の拡大断面図、第8図は第
5図■−■線の拡大断面図、第9図は第5図IX−IX
線の拡大断面図、そして第10図は第1図のフェンダプ
ロテクタの拡大斜視図である。 1・・・・・・フェンダプロテクタ、2・・・・・・フ
ェンダ、9・・・・・・エアボックス、10・・・・・
・排水口、20.21・・・・・・補強リブ兼仕切り壁
、22・・・・・・排水路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フェンダと車体側との間に設けるフェンダプロテクタに
    於いて、 そのエアボックス側方の排水口相当部位より車両後方に
    わたり排水路形成用の補強リブ兼仕切り壁を複数突出形
    威したことを特徴とするフェンダプロテクタ。
JP12246680U 1980-08-29 1980-08-29 フエンダプロテクタ Expired JPS6039339Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12246680U JPS6039339Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29 フエンダプロテクタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12246680U JPS6039339Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29 フエンダプロテクタ

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Publication Number Publication Date
JPS5745483U JPS5745483U (ja) 1982-03-12
JPS6039339Y2 true JPS6039339Y2 (ja) 1985-11-25

Family

ID=29483079

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JP12246680U Expired JPS6039339Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29 フエンダプロテクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5489321B2 (ja) * 2008-12-02 2014-05-14 日本プラスト株式会社 フェンダプロテクタ

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JPS5745483U (ja) 1982-03-12

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