JPH0653504B2 - 小型車両の荷物箱装置 - Google Patents

小型車両の荷物箱装置

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JPH0653504B2
JPH0653504B2 JP59016151A JP1615184A JPH0653504B2 JP H0653504 B2 JPH0653504 B2 JP H0653504B2 JP 59016151 A JP59016151 A JP 59016151A JP 1615184 A JP1615184 A JP 1615184A JP H0653504 B2 JPH0653504 B2 JP H0653504B2
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seat
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隆 金森
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、操向バーハンドル後方に位置する運転シート
の下方に荷物箱を設けた小型車両に適用される荷物箱装
置に関するものである。
(従来の技術) 操向バーハンドルの後方に開閉可能な運転シートを設
け、この運転シートの下方に荷物箱を配設した小型車両
がある。例えば実開昭58−184392号には運転シ
ートの下縁とほぼ同じ高さに開口縁が位置するように物
入れを配設した二輪車が示されている。
この場合雨中走行・停車時や洗車時などに雨や水が物入
れに入り易くなるため、運転シートの底板の左右縁を外
側へ斜めに広げながら下方へ長く伸ばし、荷物箱の開口
縁をこのシート底板の内側へ下方から深く進入させるこ
とが考えられる。すなわち運転シートの周囲を下縁が広
がるように略台形に形成し、このシートの内側に下から
荷物箱の開口縁を深く進入させるものである。
しかしこのようにすると、荷物箱の開口面積特に車体幅
方向の開口幅を十分に大きく確保するのが困難になり、
大型の荷物の出し入れができなかったり、出し入れしに
くいという問題が生じる。また運転シートの底板側には
荷物箱の開口を覆う深い凹部を形成する必要があるた
め、シートに詰めるラバーフォームも薄くなり着座感が
悪くなるという問題も生じる。
一方荷物箱の外周を車体カバーで覆いこの車体カバーが
後輪の上方も同時に覆うようにしたものがある。この場
合には、後輪が巻き上げる泥水やほこりなどが、この荷
物箱の外周と車体カバーとで挟まれる間隙に入り込むこ
とになる。そしてこの間隙に入った泥水などは車体カバ
ーの上縁から運転シートの底板付近に当たり、さらには
荷物箱内にも入り易いという問題もあった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、荷
物箱の開口を大きくでき、荷物箱のシールをよくして雨
や後輪が巻き上げる泥水などが流入しにくくし、しかも
運転シートに詰めるラバーフォームを十分厚くして着座
感を良くすることができる小型車両の荷物箱装置を提供
することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、操向バーハンドルの後方に
開閉可能な運転シートを備え、この運転シートの下方に
この運転シートと略同幅の荷物箱を配設し、この荷物箱
の側方および後輪上方を車体カバーで囲むと共に、前記
運転シートの底板を前記荷物箱の蓋とした小型車両にお
いて、前記荷物箱上面の開口縁を外側へ略水平に折曲
し、この折曲部に前記車体カバーの上縁を連続させると
共に、この折曲部の上面と前記底板との間にシール部材
を介在させ、前記底板の少くとも車体幅側の周縁に前記
車体カバーの上縁の外側にのびるひさし部を形成したこ
とを特徴とする小型車両の荷物箱装置により達成され
る。
(実施例) 以下図面に基づき、本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例である4輪車の側面図、第2
図は跨座式シートを取外した状態の平面図、第3図は荷
物箱付近の側断面図、第4、5図はそのIV−IV線および
V−V線端面図である。
これらの図でフレーム10は、斜め後下方へのびる大径
の主チューブ12、その前端から末広がりに下降する一
対の立チューブ14(一方のみ図示)、その下端に固着
された前車軸16、この前車軸16と主チューブ12後
端とをつなぐ一対の下チューブ18(一方のみ図示)、
主チューブ12の途中から後方へのびる左右一対のシー
トレール20(20a、20b)、シートレール20と
主チューブ12後端とをつなぐ一対の後チューブ22
(一方のみ図示)を備える。前車軸16には左右一対の
前輪24(24a、24b)が、また主チューブ12後
端に固着されたプラケット26には軸受筒(図示せず)
が固定される。この軸受筒に保持された後輪軸(図示せ
ず)には、後輪28(28a、28b)が固定されてい
る。これら前・後輪24、28には幅広超低圧タイヤが
装着されている。30は主チューブ12の前端と前車軸
16とに保持された操向軸で、その上端には操向バーハ
ンドル32が取付けられている。
34は操向軸30の上部の後方に配設された燃料タン
ク、36はその後方の跨座式運転シートである。エンジ
ン38は、燃料タンク34の下方に搭載されている。4
0は前フェンダで、この前フェンダ40には操向軸30
の前方に位置する吸気清浄器42が組込まれ、吸気はこ
こから気化器44を通ってエンジン38に吸入される。
46は合成樹脂製の後フェンダであり本発明の車体カバ
ーを構成するものである。なおこの実施例ではこの後フ
ェンダ46に後記の荷物箱48が一体に形成され、結局
この後フェンダ46は車体カバーと荷物箱48とを兼ね
るものである。
この後フェンダ46は、シートレール20を左右に跨ぎ
その左右両端部が各後輪28の上方および前方を覆うよ
うに左右一体に成形されている。この後フェンダ46に
は、左右のシーロレール20間から左右の後輪28の間
へ陥没する荷物箱48が一体に成形され、この荷物箱4
8の前底部は主フレーム12を跨ぐようになっている。
すなわち荷物箱48の底は、後輪28の上縁よりも十分
に低くなっている。また荷物箱48内には内部を前後に
仕切る壁50が形成され、その後部に電池52が収容さ
れている。54はこの電池52を押えるゴムバンド、5
6は荷物箱48の後壁に設けられた電池液の点検窓(第
3図)である。また荷物箱48の底は、主チューブ12
に固着された支持台58に支持されている。なお第3図
で60は、荷物箱48の水抜き孔で、ここには通常ゴム
栓(図示せず)が装着される。
前記荷物箱48の開口縁は外側へ略水平に折曲され、こ
の折曲部には荷物箱48の外周を囲む車体カバーとして
機能する部分が連続している。なおこの略水平な折曲部
のうち車体前後方向の部分の下には前記シートレール2
0、20が入っている。
この後フェンダ46の上部は第2図に示すように、シー
トレール20間に掛け渡されたブラケット62、64に
4本のボルト66でフレーム10に固定され、荷物箱4
8の底が支持台58に固定される。
前記シート36は、燃料タンク34の後部から後フェン
ダ46の上面にかけて載せられる。シート36の底板3
6aの中央付近には、前記ブラケット62の下面に係入
する舌部36bが形成され、後部には着脱レバー68が
下方へ突出している。シート36を装着するには、まず
舌部36bをブラケット62下面に後方から押込み、底
板36aに突設した一対の位置決めピン70(一方のみ
図示、第3図)を後フェンダ46を貫通させてブラケッ
ト64に設けた位置決め孔72、72(第2図)に押込
む。この時着脱レバー68も後フェンダ46に設けた窓
を通り、ブラケット64に固着されたロッド74に係合
する(第2、3図)。この状態では、シート36の底板
36aは荷物箱48の開口を完全に塞ぐ。
運転シート36の底板36aの少くとも車体幅側の周縁
は、図4、5に明らかなように、荷物箱48の開口縁の
外側でこの開口縁より下方へひさし状に折曲されてい
る。そしてこのひさし部よりも荷物箱48の開口側すな
わちこの開口縁から外側の略水平にのびる折曲部の上面
には、荷物箱48と底板36aとの間の水密性を得るた
めにシール部材76が装着してある。
この実施例によれば、合成樹脂製の後フェンダ46が低
剛性のものであっても、前後の開口縁はブラケット6
2、64にそれぞれ支持されているので、後フェンダ4
6および荷物箱48を確実にシートレール20に保持で
きる。また深い荷物箱48の底は支持台58により主フ
レーム12に固定されているので、荷物箱48が左右に
振動することもなく、しっかりとフレーム10に固定で
きる。
さらに荷物箱48の開口縁の折曲部を囲むように底板3
6aがひさし状に折曲され、このひさし部よりも荷物箱
48の開口側はシール部材76を挟んでシート36の底
板36aで押えられるので防水性も良い。また後輪が巻
き上げる泥水などは、この折曲部に連続する車体カバー
の内面に添って上昇するが、折曲部やシール部材76が
この荷物箱48内に入るのを確実に防止する。
(発明の効果) 本発明は以上のように、荷物箱の開口縁を外側へ略水平
に折曲し、この折曲部に車体カバーの上縁を連続させ、
この折曲部の上面とシート底板との間にシール部材を介
在させたから、後輪が巻き上げる泥水などが車体カバー
と荷物箱との間隙を上昇していっても折曲部やシール部
材により荷物箱内に入るのを確実に防止することができ
る。
またシート底板の少くとも車体幅側の周縁には車体カバ
ーの上縁の外側へのびるひさし部を形成したから、ひさ
し部とシール部材とで二重に雨水の侵入を防止できる。
従って荷物箱の開口縁の外側にシート底板を長く伸ばし
て雨の流入を防ぐ必要がなくなり、荷物箱の開口を大き
くすることができる。またシート底板には深い凹部を形
成する必要がないので、シートの外見上の厚みを増大さ
せることなくラバーフォーム部分を厚くでき、着座感を
向上できる。
さらにシート底板にはひさし部を形成したのでその剛性
が増大し、シール性が一層向上すると共に、シール部材
はひさし部でかくされるから外観が悪くなることもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用した車輌の側面図、第
2図は平面図、第3図は要部の側断面図、第4、5図は
そのIV−IV線およびV−V線端面図である。 10…フレーム、20…シートレール、 28…後輪、 32…操向バーハンドル、 36、36A…跨座式運転シート、 36a…底板、 46…車体カバーとしての後フェンダ、 48、48A…荷物箱、76…シール部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操向バーハンドルの後方に開閉可能な運転
    シートを備え、この運転シートの下方にこの運転シート
    と略同幅の荷物箱を配設し、この荷物箱の側方および後
    輪上方を車体カバーで囲むと共に、前記運転シートの底
    板を前記荷物箱の蓋とした小型車両において、前記荷物
    箱上面の開口縁を外側へ略水平に折曲し、この折曲部に
    前記車体カバーの上縁を連続させると共に、この折曲部
    の上面と前記底板との間にシール部材を介在させ、前記
    底板の少くとも車体幅側の周縁に前記車体カバーの上縁
    の外側にのびるひさし部を形成したことを特徴とする小
    型車両の荷物箱装置。
JP59016151A 1984-02-02 1984-02-02 小型車両の荷物箱装置 Expired - Fee Related JPH0653504B2 (ja)

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