JPH0532178A - 移動車輌ルーフの雨滴排出案内装置 - Google Patents
移動車輌ルーフの雨滴排出案内装置Info
- Publication number
- JPH0532178A JPH0532178A JP19197191A JP19197191A JPH0532178A JP H0532178 A JPH0532178 A JP H0532178A JP 19197191 A JP19197191 A JP 19197191A JP 19197191 A JP19197191 A JP 19197191A JP H0532178 A JPH0532178 A JP H0532178A
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- Japan
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- top plate
- deck
- rain
- roof
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】キヤビン屋根上に溜る雨滴を、外部に排出す
る。 【構成】平面状の天板1の前部に前方仕切突部2を設
け、左右両側部に側方仕切突部3,3を設け、さらに、
天板1後方の下部機体側に外方突設するデッキ6を配設
する移動車輌のルーフにおいて、天板1の後部に前方開
口の断面コ字状の雨滴受入口4を備えた排水案内具5
を、左右の側方仕切突部3,3間に亘って取り付けたこ
とを特徴とする移動車輌ルーフの雨滴排出案内装置。
る。 【構成】平面状の天板1の前部に前方仕切突部2を設
け、左右両側部に側方仕切突部3,3を設け、さらに、
天板1後方の下部機体側に外方突設するデッキ6を配設
する移動車輌のルーフにおいて、天板1の後部に前方開
口の断面コ字状の雨滴受入口4を備えた排水案内具5
を、左右の側方仕切突部3,3間に亘って取り付けたこ
とを特徴とする移動車輌ルーフの雨滴排出案内装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動車輌ルーフの雨
滴排出案内装置に関する。
滴排出案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ルーフ上面に落下し集まった雨滴
等は、前方仕切突部と左右両側部の側方仕切突部によっ
て前方と側方への落下を防止し、後方に垂れ流ししてい
る。
等は、前方仕切突部と左右両側部の側方仕切突部によっ
て前方と側方への落下を防止し、後方に垂れ流ししてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のもの
は、ルーフ上に集まった雨滴が一度に落下すると、後部
デッキ上であちこちに飛散し、デッキ廻りの部材である
後部ガラスの視界性を悪くしたり、デッキ近傍の機械部
品や電装品等に不要に雨滴を浴びせて耐久性を低下して
いた。
は、ルーフ上に集まった雨滴が一度に落下すると、後部
デッキ上であちこちに飛散し、デッキ廻りの部材である
後部ガラスの視界性を悪くしたり、デッキ近傍の機械部
品や電装品等に不要に雨滴を浴びせて耐久性を低下して
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な、従来装置の不具合を解消しようとするものであっ
て、次のような技術的手段を講じた。即ち、平面状の天
板1の前部に前方仕切突部2を設け、左右両側部に側方
仕切突部3,3を設け、さらに、天板1後方の下部機体
側に外方突設するデッキ6を配設する移動車輌のルーフ
において、天板1の後部に前方開口の断面コ字状の雨滴
受入口4を備えた排水案内具5を、左右の側方仕切突部
3,3間に亘って取り付けたことを特徴とする移動車輌
ルーフの雨滴排出案内装置の構成とした。
な、従来装置の不具合を解消しようとするものであっ
て、次のような技術的手段を講じた。即ち、平面状の天
板1の前部に前方仕切突部2を設け、左右両側部に側方
仕切突部3,3を設け、さらに、天板1後方の下部機体
側に外方突設するデッキ6を配設する移動車輌のルーフ
において、天板1の後部に前方開口の断面コ字状の雨滴
受入口4を備えた排水案内具5を、左右の側方仕切突部
3,3間に亘って取り付けたことを特徴とする移動車輌
ルーフの雨滴排出案内装置の構成とした。
【0005】
【発明の作用効果】この発明は、前記の構成により次の
ような技術的効果を奏する。即ち、天板1上面に落下し
た雨滴等は、天板1前部の前方仕切突部2と左右側部の
側方仕切突部3,3により天板1の後部に案内され、天
板1後部に備えた雨滴受入口4から排水案内具5へと排
出されてしまうから、天板1を乗り越えて後方に落下す
る雨滴が無くなり、デッキ廻りの部材である後部ガラス
の視界性を悪くしたり、デッキ近傍の機械部品や電装品
等に不要に雨滴を浴びせて耐久性を低下することがな
い。
ような技術的効果を奏する。即ち、天板1上面に落下し
た雨滴等は、天板1前部の前方仕切突部2と左右側部の
側方仕切突部3,3により天板1の後部に案内され、天
板1後部に備えた雨滴受入口4から排水案内具5へと排
出されてしまうから、天板1を乗り越えて後方に落下す
る雨滴が無くなり、デッキ廻りの部材である後部ガラス
の視界性を悪くしたり、デッキ近傍の機械部品や電装品
等に不要に雨滴を浴びせて耐久性を低下することがな
い。
【0006】
【実施例】以下に、図面を参照して、この発明の実施例
をくわしく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、
特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそ
れらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例
にすぎない。
をくわしく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、
特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそ
れらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例
にすぎない。
【0007】図例は、農用トラクター8のキャビン7で
あって、このキャビン7の天板1廻りに、この発明を折
り込んだものである。農用トラクター8のキャビン7
は、運転者用の座席9とハンドル10廻りを覆ってお
り、通常形態の農用トラクター8では機体の中央から後
部に亘って配設される。
あって、このキャビン7の天板1廻りに、この発明を折
り込んだものである。農用トラクター8のキャビン7
は、運転者用の座席9とハンドル10廻りを覆ってお
り、通常形態の農用トラクター8では機体の中央から後
部に亘って配設される。
【0008】機体の前後四隅には、前後車輪11,1
1,12,12が設けられ、後車輪12,12後方に
は、作業具13がトップリンク14と左右のロワーリン
ク15,15により吊持される。キャビン7は前後四隅
部に、前後の支柱16,16,17,17を設け、その
上端部に天板1を取付けている。
1,12,12が設けられ、後車輪12,12後方に
は、作業具13がトップリンク14と左右のロワーリン
ク15,15により吊持される。キャビン7は前後四隅
部に、前後の支柱16,16,17,17を設け、その
上端部に天板1を取付けている。
【0009】天板1は、図1、図3で示すように略平面
状であって、その前部と側方に上方に向かって突出す
る、前方仕切突部2と左右側方仕切突部3,3を設けて
いる。天板1上に落下し集まった雨滴は、この仕切突部
2,3,3,により天板1の後方にしか移動しない。天
板1後部の左右側方仕切突部3,3間には、図1,図2
で示すゴムや樹脂等の弾性体から成る排水案内具5の雨
滴受入口4が開口しており、この雨滴受入口4に雨滴は
案内される。雨滴受入口4部は接着剤37により、天板
1後部上面の角覆い板38部に一体的に取付けられる。
状であって、その前部と側方に上方に向かって突出す
る、前方仕切突部2と左右側方仕切突部3,3を設けて
いる。天板1上に落下し集まった雨滴は、この仕切突部
2,3,3,により天板1の後方にしか移動しない。天
板1後部の左右側方仕切突部3,3間には、図1,図2
で示すゴムや樹脂等の弾性体から成る排水案内具5の雨
滴受入口4が開口しており、この雨滴受入口4に雨滴は
案内される。雨滴受入口4部は接着剤37により、天板
1後部上面の角覆い板38部に一体的に取付けられる。
【0010】18は排水パイプであって、断面四角状で
その一面を後支柱17,17外方に接着取り付けされ、
フェンダー19に開口した孔(図示せず)から雨滴を排
出する。図3の排水案内具5aは別形態のものであっ
て、雨滴の後部への移動を阻止する上方突起の阻止具2
0と左右側方仕切突部3,3後端部の開口22から後支
柱17,17内で下方に延出する排水ホース21,21
とから成っており、天板1上の雨滴をフェンダー19に
開口した孔(図示せず)から外部に排出する。
その一面を後支柱17,17外方に接着取り付けされ、
フェンダー19に開口した孔(図示せず)から雨滴を排
出する。図3の排水案内具5aは別形態のものであっ
て、雨滴の後部への移動を阻止する上方突起の阻止具2
0と左右側方仕切突部3,3後端部の開口22から後支
柱17,17内で下方に延出する排水ホース21,21
とから成っており、天板1上の雨滴をフェンダー19に
開口した孔(図示せず)から外部に排出する。
【0011】左右のフェンダー19,19後部から上方
に後支柱17,17は突設されており、この左右フェン
ダー19,19間をデッキ6で連結している。天板1後
部とこのデッキ6間に、後部の開閉窓である後部ガラス
33が取付けられる。後支柱17と下部の伝動ケース3
4やアクスルケース35等の機枠間は、下部支柱36,
36で連結される。
に後支柱17,17は突設されており、この左右フェン
ダー19,19間をデッキ6で連結している。天板1後
部とこのデッキ6間に、後部の開閉窓である後部ガラス
33が取付けられる。後支柱17と下部の伝動ケース3
4やアクスルケース35等の機枠間は、下部支柱36,
36で連結される。
【0012】前後支柱16,17間には、左右夫れ夫れ
ドア23,23が設けられている。ドア23は、後支柱
17に設けた上下のヒンジ24,24を回動中心として
開閉される。25は開閉握り部であって、握りを動かす
ことによりロック具26を揺動させ(連動は、図示せ
ず。)、前支柱16に設けた係止ピン27に対し着脱作
動する。
ドア23,23が設けられている。ドア23は、後支柱
17に設けた上下のヒンジ24,24を回動中心として
開閉される。25は開閉握り部であって、握りを動かす
ことによりロック具26を揺動させ(連動は、図示せ
ず。)、前支柱16に設けた係止ピン27に対し着脱作
動する。
【0013】図5,図6,図7は、運転者乗降時のハン
ドキャッチャー28に関する説明図である。左右の前支
柱16,16間にはフロントガラス32が設けられてい
る。ドア23の開閉保持のため前支柱16から後方に向
かって突設する係止ピン27の上方に、ハンドキャッチ
ャー28を設ける。
ドキャッチャー28に関する説明図である。左右の前支
柱16,16間にはフロントガラス32が設けられてい
る。ドア23の開閉保持のため前支柱16から後方に向
かって突設する係止ピン27の上方に、ハンドキャッチ
ャー28を設ける。
【0014】このハンドキャッチャー28は、ドア23
閉時にはドア23と干渉しない位置に取付けており、ロ
ックボルト29を外すと軸30を中心に上部が外方に回
動突出可能としている。ハンドキャッチャー28の上端
部には係止軸31が設けられ、この係止軸31はドア2
3のロック具26に係合する。
閉時にはドア23と干渉しない位置に取付けており、ロ
ックボルト29を外すと軸30を中心に上部が外方に回
動突出可能としている。ハンドキャッチャー28の上端
部には係止軸31が設けられ、この係止軸31はドア2
3のロック具26に係合する。
【0015】ハンドキャッチャー28を図7の状態とす
ると、ドア23の前縁を開口した状態で走行でき、キャ
ビン7内に外気を採り入れることができる。
ると、ドア23の前縁を開口した状態で走行でき、キャ
ビン7内に外気を採り入れることができる。
図は、この発明の実施例を示す。
【図1】要部斜視図である。
【図2】一部断面した要部側面図である。
【図3】別図例の、要部斜視図である。
【図4】全体側面図である。
【図5】別要部の斜視図である。
【図6】図5の平面断面図である。
【図7】ドア開状態の、図5の平面断面図である。
1 天板 2 前方仕切突部 3 側方仕切突部 4 雨滴受入口 5 排水案内具 6 デッキ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 平面状の天板1の前部に前方仕切突部2
を設け、左右両側部に側方仕切突部3,3を設け、さら
に、天板1後方の下部機体側に外方突設するデッキ6を
配設する移動車輌のルーフにおいて、天板1の後部に前
方開口の断面コ字状の雨滴受入口4を備えた排水案内具
5を、左右の側方仕切突部3,3間に亘って取り付けた
ことを特徴とする移動車輌ルーフの雨滴排出案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19197191A JPH0532178A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 移動車輌ルーフの雨滴排出案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19197191A JPH0532178A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 移動車輌ルーフの雨滴排出案内装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532178A true JPH0532178A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16283490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19197191A Pending JPH0532178A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 移動車輌ルーフの雨滴排出案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532178A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109466489A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-03-15 | 宁波超锐特工贸有限公司 | 一种沙滩车用车顶架及沙滩车 |
CN109515370A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-03-26 | 宁波超锐特工贸有限公司 | 一种沙滩车 |
CN109552229A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-04-02 | 宁波超锐特工贸有限公司 | 一种分体式沙滩车 |
JP2020199935A (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 株式会社クボタ | 作業車両の保護機構、及びこれを備える作業車両 |
JP2020199936A (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 株式会社クボタ | 作業車両の保護機構、及びこれを備える作業車両 |
WO2020250754A1 (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 株式会社クボタ | 作業車両の保護機構、及びこれを備える作業車両 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP19197191A patent/JPH0532178A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109466489A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-03-15 | 宁波超锐特工贸有限公司 | 一种沙滩车用车顶架及沙滩车 |
CN109515370A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-03-26 | 宁波超锐特工贸有限公司 | 一种沙滩车 |
CN109552229A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-04-02 | 宁波超锐特工贸有限公司 | 一种分体式沙滩车 |
JP2020199935A (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 株式会社クボタ | 作業車両の保護機構、及びこれを備える作業車両 |
JP2020199936A (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 株式会社クボタ | 作業車両の保護機構、及びこれを備える作業車両 |
WO2020250754A1 (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 株式会社クボタ | 作業車両の保護機構、及びこれを備える作業車両 |
US11884141B2 (en) | 2019-06-11 | 2024-01-30 | Kubota Corporation | Protection mechanism for working vehicle, and working vehicle including the same |
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