JP2758641B2 - 自動車のマッドガード - Google Patents

自動車のマッドガード

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JP2758641B2
JP2758641B2 JP1079507A JP7950789A JP2758641B2 JP 2758641 B2 JP2758641 B2 JP 2758641B2 JP 1079507 A JP1079507 A JP 1079507A JP 7950789 A JP7950789 A JP 7950789A JP 2758641 B2 JP2758641 B2 JP 2758641B2
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真 北片
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のマッドガードに関する。
従来の技術 一般にマッドガードは、第2,3図に示すような構造と
なっている。
このマッドガード100は、車体パネルに固定される取
付基部1と、タイヤ後方に臨ませる跳ね避け部2と、取
付基部1と跳ね避け部2をこの二部材に略直角な面で連
結する連結部3とが備えられている。そしてこのマッド
ガード100は、車体パネルに装着された状態において車
体パネルと取付基部1との間に入り込んだ泥水aを取付
基部1から連結部3の上面、連結部3の上面から跳ね避
け部2の後部面へと流し落とすようになっている。尚、
図中矢印Fは車体前方を示す。
また、従来のマッドガードとして第4図に示すような
ものも開発されている。このマッドガードは、上述した
構成に加えて取付基部1に車体内側方向に傾斜するガイ
ド溝4が形成され、車体パネルと取付基部1との間に入
り込んだ泥水aを取付基部1からガイド溝4に沿わせて
車体内側方向に流し落とすようになっている。
尚、これらの技術は、例えば実開昭61−101074号公報
や同61−104281号公報等に示されている。
発明が解決しようとする課題 前者マッドガード100においては、泥水aが外部から
目につく跳ね避け部2の後部面から流れ落ちる構造とな
っているために見栄えが悪く、このうえ、走行時の風圧
によって跳ね避け部2の後部面から泥水aが飛散し、フ
ェンダーパネル等の車体パネルを汚すという問題があ
る。
また、後者マッドガードにおいては、泥水aが車体内
側方向から流れ落ちる構造であるが、車体内側方向に流
れ出た泥水aは実際には走行風等によって跳ね避け部2
の後部面に流れてしまうため、前者マッドガード100と
同様な問題が生じる。
そこで本発明は、車体パネルと取付基部の間に侵入し
た泥水を車体の目につく部分を汚すことなくスムースに
車外に排出し得る自動車のマッドガードを提供せんとす
るものである。
課題を解決するための手段 本発明は上述した課題を解決するための手段として、
車体パネルに固定される取付基部と、タイヤ後方に臨ま
せる跳ね避け部と、該取付基部と跳ね避け部を連結する
連結部とを備えたマッドガードにおいて、前記連結部の
上面に、車体内側方向に傾斜するガイド斜面を形成する
と共に、該ガイド斜面と跳ね避け部のタイヤ側に位置す
る連結部の下面とを連通する排出口を形成し、前記ガイ
ド斜面の該排出口の下流側に堰を配設するようにしたも
のである。
作用 このような手段を講じたため、車体パネルと取付基部
の間に侵入した泥水は取付基部から連結部の上面側のガ
イド斜面に沿って車両内側方向に流れ、堰によって流れ
を止められた後排出口から跳ね避け部のタイヤ側に位置
する連結部の下面に流れ落ちる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。尚、第2〜4図に示したものと同一部分には同一符
号を用い、重複する部分の説明は一部省略するものとす
る。
第1図において、本発明にかかるマッドガードは、取
付基部1と跳ね避け部2が連結部3によって連結されて
いる点等の基本的な構成は第2〜4図に示したものとほ
ぼ同様であるが、連結部3の構造だけが大きく異なる。
連結部3の上面は車体外側方向から内側方向(図中手前
方向)にかけて緩やかに下方に傾斜し、この部分が泥水
aの流れを案内するガイド斜面5となっている。そし
て、このガイド斜面5の車体内側の端部には堰6が配設
されており、ガイド斜面5に沿って流れてきた泥水aを
この堰6によって止め、連結部3の車体内側の端面から
流れ落ちないようにしている。また連結部3には、ガイ
ド斜面5となる上面と、タイヤ(図示せず)に臨む側の
下面7を貫通する排出口8が形成されている。尚、この
実施例の場合、連結部3の上面、即ち、ガイド斜面5
は、車体内側方向ばかりでなく取付基部1方向にも僅か
に傾斜しており、このためガイド斜面5に沿って流れる
泥水aは主にこの取付基部1との境界部を通過するよう
になって車体後方側には流れ落ちない。
以上のような構成であるため、車体パネルと取付基部
1の間に泥水aが侵入すると、この泥水aはガイド斜面
5に沿って車体内側に流れて行き、排出口8部分から直
接下方に、或は、連結部3の下面から跳ね避け部2のタ
イヤ側の面を伝って下方に流れ落ちる。したがって、泥
水aは跳ね避け部2の後部面には流れ込まなくなり、泥
水aによるこの後部面の汚れは生じなくなる。
尚、ここでは、車体パネルと取付基部1の間に侵入し
た泥水aの流れについてのみ説明したが、泥水aに限ら
ず洗浄水や雨水、泥、埃等が侵入した場合にも同様にし
て流れ落ちる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、車体パネルと取付基部
の間に侵入した泥水がすべて連結部の上面側のガイド斜
面から排出口を通過して跳ね避け部のタイヤ側の面に流
れ落ちるため、跳ね避け部の後部面の見栄えの低下や泥
水の車体パネルへの飛散等が生じなくなる。
また、連結部に排出口が開口しているため、水抜けが
良く、通気性も良いため、水分の溜りによる車体パネル
の錆び発生も防止出来るようになる。
さらに、水抜けが良いため、従来のものに比較して
水、或は、洗浄水による洗浄が行い易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2,3図は一
般のマッドガードを示す斜視図、第4図は従来のマッド
カードを示す斜視図である。 1……取付基部、2……跳ね避け部、3……連結部、5
……ガイド斜面、6……堰、8……排出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−104281(JP,U) 実開 昭62−112913(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 25/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体パネルに固定される取付基部と、タイ
    ヤ後方に臨ませる跳ね避け部と、該取付基部と跳ね避け
    部を連結する連結部とを備えたマッドガードにおいて、
    前記連結部の上面に、車体内側方向に傾斜するガイド斜
    面を形成すると共に、該ガイド斜面の跳ね避け部のタイ
    ヤ側に位置する連結部の下面とを連通する排出口を形成
    し、前記ガイド斜面の該排出口の下流側に堰を配設した
    ことを特徴とする自動車のマッドガード。
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