JPS6017412Y2 - 自動車の車体構造 - Google Patents
自動車の車体構造Info
- Publication number
- JPS6017412Y2 JPS6017412Y2 JP11145078U JP11145078U JPS6017412Y2 JP S6017412 Y2 JPS6017412 Y2 JP S6017412Y2 JP 11145078 U JP11145078 U JP 11145078U JP 11145078 U JP11145078 U JP 11145078U JP S6017412 Y2 JPS6017412 Y2 JP S6017412Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side frame
- duct
- water
- guide groove
- body structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の車体構造に関するもので、主としてカ
ウルパネル下部に形成される外気取入ダクト内に空気と
共に流入した雨水等の排出を的確に行わせることのでき
る構造を提供するものである。
ウルパネル下部に形成される外気取入ダクト内に空気と
共に流入した雨水等の排出を的確に行わせることのでき
る構造を提供するものである。
自動車においてフロントガラスの前部のカウルパネル下
部には空調装置への外気取入用ダクトが形成され外気が
カウルパネルに設けたスリットよりダクト内に入り空調
装置に送給されるようになっている。
部には空調装置への外気取入用ダクトが形成され外気が
カウルパネルに設けたスリットよりダクト内に入り空調
装置に送給されるようになっている。
該カウルパネルのスリットからは雨水等もダクト内に侵
入するが、該ダクト内の雨水等は該ダクトの両側部に流
れ車外に排出されるようになっている。
入するが、該ダクト内の雨水等は該ダクトの両側部に流
れ車外に排出されるようになっている。
ところが従来は該ダクト内の雨水は単に車体両側部より
下方にたれ流しているだけであるので自動車走行により
流出部周辺の部材に散乱してふりかかり非常に好ましく
ない。
下方にたれ流しているだけであるので自動車走行により
流出部周辺の部材に散乱してふりかかり非常に好ましく
ない。
本考案は特に新しい部品を追加することなく、従来の車
体構成部材を利用して上記のような従来の不具合を解消
しようとするもので、以下附図実施例につき説明する。
体構成部材を利用して上記のような従来の不具合を解消
しようとするもので、以下附図実施例につき説明する。
図において１はフェンダ、２はインナ２ａとアウタ２ｂ
の接合により構成される箱型断面のサイドフレームで、
カウルパネル１０とバルクヘッド６．７により車体巾方
向に形成されたダクト８の両側端部は上記サイドフレー
ム２に連通ずるよう結合され、該連通部はセパレータ９
により閉塞されている。
の接合により構成される箱型断面のサイドフレームで、
カウルパネル１０とバルクヘッド６．７により車体巾方
向に形成されたダクト８の両側端部は上記サイドフレー
ム２に連通ずるよう結合され、該連通部はセパレータ９
により閉塞されている。
そして外気はカウルパネル１０のスリット１０ａよりダ
クト８内を通り気水分離されて図示しない空調装置に送
給されるようになっている。
クト８内を通り気水分離されて図示しない空調装置に送
給されるようになっている。
セパレータ９の下部には切欠き９ａが設けられ、ダクト
８内にて分離された水はダクト８の底面を流れて該切欠
き９ａよりサイドフレーム２内に流入するようになって
いる。
８内にて分離された水はダクト８の底面を流れて該切欠
き９ａよりサイドフレーム２内に流入するようになって
いる。
サイドフレーム２の底面は第２図に示すように前方に向
けて傾斜（傾斜角θ）しており、該サイドフレーム２内
に流入した水は前方に流れる。
けて傾斜（傾斜角θ）しており、該サイドフレーム２内
に流入した水は前方に流れる。
又サイドフレーム２の前記セパレータ９の切欠き９ａに
より水の流入部よりやや前方には流れて来た水をそれ以
上前方に流れさせないよう区画するセパレータ４が設け
られ、該流れで来た水はサイドフレームのインナ２ａと
アウタ２ｂとの下方の接合部にビード形成した水抜き孔
３より下方に流出するようになっており、サイドフレー
ム２の底面は第３図に示すように該水抜き孔３方向に傾
斜（傾斜角α）させである。
より水の流入部よりやや前方には流れて来た水をそれ以
上前方に流れさせないよう区画するセパレータ４が設け
られ、該流れで来た水はサイドフレームのインナ２ａと
アウタ２ｂとの下方の接合部にビード形成した水抜き孔
３より下方に流出するようになっており、サイドフレー
ム２の底面は第３図に示すように該水抜き孔３方向に傾
斜（傾斜角α）させである。
一方タイヤハウス内にはタイヤによる泥はね等が車体各
部に悪影響を及ぼすのを防止する為にマッドガード（通
常合成樹脂製）５が設けられるのが普通であるが、本考
案では該マッドガード５の外周面に案内溝５ａを上方よ
り下方にかけて形威し、上記サイドフレーム２に設けた
水抜き孔３が該案内溝５ａ内に臨むよう構成する。
部に悪影響を及ぼすのを防止する為にマッドガード（通
常合成樹脂製）５が設けられるのが普通であるが、本考
案では該マッドガード５の外周面に案内溝５ａを上方よ
り下方にかけて形威し、上記サイドフレーム２に設けた
水抜き孔３が該案内溝５ａ内に臨むよう構成する。
この構成により水抜き孔３より流下した水は残らず案内
溝５ａ内に入り、案内溝５ａに案内されて流下しその下
端部５ａ’より地上に落ちる。
溝５ａ内に入り、案内溝５ａに案内されて流下しその下
端部５ａ’より地上に落ちる。
従って流下した水が飛散し他の車体構成部材或は機器類
等にかかるような従来の不具合は全く解消され得る。
等にかかるような従来の不具合は全く解消され得る。
尚上記フレーム２内に区画するセパレータ４は、例えは
フレーム２の前方部を他の目的例えばエンジン系統の吸
入空気通路等として用いる場合等において該フレーム２
内を流れる雨水等が悪影響を及ぼすことのないようにす
る為に設けられるものであり、又雨水等を残らず水抜き
孔３より流出させる機能をも有している。
フレーム２の前方部を他の目的例えばエンジン系統の吸
入空気通路等として用いる場合等において該フレーム２
内を流れる雨水等が悪影響を及ぼすことのないようにす
る為に設けられるものであり、又雨水等を残らず水抜き
孔３より流出させる機能をも有している。
欠口において１１はフロントピラー、１２はトーボード
を示す。
を示す。
以上のように本考案によれば新部品の追加なしにカウル
パネル下部のダクト内に流入した雨水等を他の部材に飛
散することなく残らず誘導排出することができるもので
極めて効果的なるものである。
パネル下部のダクト内に流入した雨水等を他の部材に飛
散することなく残らず誘導排出することができるもので
極めて効果的なるものである。
第１図は本考案の実施例を示す一部切欠き斜視図、第２
図は第１図のサイドフレーム部の側面図、第３図は第１
図のサイドフレーム部の縦断正面図である。 １・・・・・・フェンダ、２・・・・・・サイドフレー
ム、３・・・・・・水抜き孔、４，９・・・・・・セパ
レータ、５・・・・・・マッドガード、５ａ・・・・・
・案内溝、６．７・・・・・・バルクヘッド、８・・・
・・・ダクト、９ａ・・・・・・切欠き、１０・・・・
・・カウルパネル、１０ａ・・・・・・スリット。
図は第１図のサイドフレーム部の側面図、第３図は第１
図のサイドフレーム部の縦断正面図である。 １・・・・・・フェンダ、２・・・・・・サイドフレー
ム、３・・・・・・水抜き孔、４，９・・・・・・セパ
レータ、５・・・・・・マッドガード、５ａ・・・・・
・案内溝、６．７・・・・・・バルクヘッド、８・・・
・・・ダクト、９ａ・・・・・・切欠き、１０・・・・
・・カウルパネル、１０ａ・・・・・・スリット。
Claims (1)
- カウルパネル下部に設けられるダクトの左右両端を箱型
断面のサイドフレームに結合し、該ダクトの左右両端と
箱型断面のサイドフレーム内とをセパレートする部材に
ダクト内の水をサイドフレーム内に流入させる切欠きを
設け、該サイドフレームに該サイドフレーム内に流入し
た水を流下させる水抜き孔を設けると共に、タイヤの泥
はねを防止するようタイヤハウス内に設けられたマッド
ガードの外周面に案内溝を上方より下方にかけて形成し
、該案内溝に上記サイドフレームに設けた水抜き孔が臨
むよう構成したことを特徴とする自動車の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145078U JPS6017412Y2 (ja) | 1978-08-14 | 1978-08-14 | 自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145078U JPS6017412Y2 (ja) | 1978-08-14 | 1978-08-14 | 自動車の車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5528514U JPS5528514U (ja) | 1980-02-23 |
| JPS6017412Y2 true JPS6017412Y2 (ja) | 1985-05-28 |
Family
ID=29059311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11145078U Expired JPS6017412Y2 (ja) | 1978-08-14 | 1978-08-14 | 自動車の車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6017412Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-14 JP JP11145078U patent/JPS6017412Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5528514U (ja) | 1980-02-23 |
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