JP3379737B2 - 車両の下部車体構造 - Google Patents

車両の下部車体構造

Info

Publication number
JP3379737B2
JP3379737B2 JP30954094A JP30954094A JP3379737B2 JP 3379737 B2 JP3379737 B2 JP 3379737B2 JP 30954094 A JP30954094 A JP 30954094A JP 30954094 A JP30954094 A JP 30954094A JP 3379737 B2 JP3379737 B2 JP 3379737B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
fuel tank
floor
wheel
body structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30954094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08142926A (ja
Inventor
一朗 神本
博和 山崎
俊史 鈴木
智範 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP30954094A priority Critical patent/JP3379737B2/ja
Publication of JPH08142926A publication Critical patent/JPH08142926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3379737B2 publication Critical patent/JP3379737B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、左右の前後輪を備え
た車両において車両下面の空気流を制御するような車両
の下部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に沿う空気流をコントロール
する構成としては、例えば、特開平4−8681号公報
に記載の構造がある。すなわち、車体の左右各側部にそ
の上縁が斜め外向きとなるように立設されたフィンを有
する車両において、上述のフィンがルーフエンドからリ
ヤデッキエンドにかけて車体側面と車体上面との境界部
分に沿って車体前後方向に連続的に延在し、かつ上述の
車体側面におけるフィンとの接続部近傍の断面輪郭が外
向きに凹形を成した車両の車体後部構造である。
【0003】この従来の構造においては直進安定性に対
する横風の影響を低減し、操縦安定性を高めることがで
きる。この従来の構造はあくまでもリヤ側の構造であっ
て、車両下部つまり床面部分の構成ではない。車両の床
面部分の空気抵抗係数(C値)を低減するには、例え
ば図6に示すように床面を下方に出張りのない平らな形
状に成すとよいが、車両60の下面には左右の前輪6
1,61および左右の後輪62,62(いわゆるタイ
ヤ)が存在するため、これら各車輪61,62の後部で
発生する渦63,64が床面65中央側に寄って、却っ
て車両の床面部分の空気抵抗係数が悪化する問題点があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、車両下面の空気の流れを車輪によって乱さ
れた流れと、スムーズな流れとの合計三層に分離するこ
とで、車両中心側の空気の流れが外側の車輪によって乱
された流れの影響を受けることなく、空気抵抗係数値
(C値)の低減を図ることができ、また、サイドシル
アウタとサイドシルインナとの合せフランジ位置を車輪
より内側に位置させることで、既存の部材を有効利用し
つつ、空気の流れを車両中心側の整流領域と、車輪側の
乱流領域とに分離することができ、しかも、燃料タンク
の最下部をその前方のフロアよりも上方になるように配
置すると共に、燃料タンク前方のフロアを燃料タンク最
下部に向けて前低後高状に傾斜させることで、該フロア
と燃料タンク配設凹部との連設部分において渦が発生す
ることを防止して、整流領域の空気の流れが乱されるの
を防止することができる車両の下部車体構造の提供を目
的とする。
【0005】この発明の請求項2記載の発明は、車両下
面の空気の流れを車輪によって乱された流れと、スムー
ズな流れとの合計三層に分離することで、車両中心側の
空気の流れが外側の車輪によって乱された流れの影響を
受けることなく、空気抵抗係数値の低減を図ることがで
き、またリヤフロアとクオータパネルとの合せフランジ
位置を車輪より内側に位置させることで、既存の部材を
有効利用しつつ、空気の流れを車両中心側の整流領域
と、車輪側の乱流領域とに分離することができ、しか
も、フロアと燃料タンク配設凹部との連設部分において
渦が発生することを防止して、整流領域の空気の流れ
が、乱されるのを防止することができる車両の下部車体
構造の提供を目的とする。
【0006】この発明の請求項記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の目的と併せて、平面(もし
くは底面)から見て車幅方向に傾斜するサイドフレーム
を車室内側に配設することで、整流領域の空気の流れが
車幅方向に傾斜するサイドフレームにより乱されるのを
防止することができる車両の下部車体構造の提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、左右の前輪および左右の後輪を備えた車両の
下部車体構造であって、上記車輪の内側に直近する位置
において車両前方から車両後方にわたって、車幅方向外
方の車輪側と車幅方向内方の車両中心側をとを仕切る仕
切部材を連続して設け、上記仕切部材を、サイドシルア
ウタとサイドシルインナとの下方へ突出するフランジ接
合部を上記車輪より内側に位置させて車両前後方向に延
設して、構成し、燃料タンクの最下部が燃料タンク前位
のフロアに対して上方に位置するように配設すると共
に、上記燃料タンク前位のフロアを上記燃料タンクの最
下部に向けて傾斜させたスラント部を形成し、該スラン
ト部を、後端が上記燃料タンクの最下部と略同一高さと
なるように形成した車両の下部車体構造であることを特
徴とする。
【0008】この発明の請求項2記載の発明は、左右の
前輪および左右の後輪を備えた車両の下部車体構造であ
って、上記車輪の内側に直近する位置において車両前方
から車両後方にわたって、車幅方向外方の車輪側と車幅
方向内方の車両中心側とを仕切る仕切部材を連続して設
け、上記仕切部材を、リヤフロアとクオータパネルとの
下方へ突出するフランジ接合部を上記車輪により内側に
位置させて車両前後方向に延設して構成し、燃料タンク
の最下部が燃料タンク前位のフロアに対して上方に位置
するように配設すると共に、上記燃料タンク前位のフロ
アを上記燃料タンクの最下部に向けて傾斜させたスラン
ト部を形成し、該スラント部を、後端が上記燃料タンク
の最下部と略同一高さとなるように形成した車両の下部
車体構造であることを特徴とする。
【0009】この発明の請求項記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の構成と併せて、平面もしく
は底面から見て車体前後方向に対して車幅方向に傾斜す
るサイドフレームを車室内側に配設した車両の下部車体
構造であることを特徴とする。
【0010】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、左右の前後輪の内側に直近する位置において
車両前方から後方にわたって車輪側と車両中心側とを仕
切る仕切部材を連続して設けたので、車両下面の空気の
流れは車輪によって乱された流れと、中心側のスムーズ
な流れとの合計三層に分離することができる。この結
果、車両中心側のスムーズな空気の流れが外側の車輪に
よって乱された流れの影響を受けるのを上述の連続する
仕切部材で防止するので、空気抵抗係数値(C値)の
低減を図ることができる効果がある。
【0011】また、サイドシルアウタとサイドシルイン
ナとの下方へ突出するフランジ接合部を上述の車輪より
も内側に位置させて車両前後方向に延設したので、既存
の部材を有効利用しつつ、空気の流れを上述のフランジ
接合部で車両中心側の整流領域と、車輪側の乱流領域と
に確実に分離することができる効果がある。
【0012】しかも、燃料タンクの最下部が燃料タンク
前位のフロアに対して上方に位置するように配設すると
共に、上述の燃料タンク前位のフロアを同タンク最下部
に向けて傾斜させたスラント部を形成して、その後端が
燃料タンクの最下部と略同一高さとなるように形成した
ので、フロアと燃料タンク配設凹部との連設部分におい
て渦が発生することを防止して、整流領域の空気の流れ
乱されるのを防止することができる効果がある。因に
上述のフロアと燃料タンク配設凹部とが直角の角部で連
設されている場合には、前方から流れてきた空気の流れ
が直角の角部で切れて、渦が発生するが、このような問
題点を解消することができる。
【0013】この発明の請求項2記載の発明によれば、
左右の前後輪の内側に直近する位置において車両前方か
ら後方にわたって車輪側と車両中心側とを仕切る仕切部
材を連続して設けたので、車両下面の空気の流れは車輪
によって乱された流れと、中心側のスムーズな流れとの
合計三層に分離することができる。 この結果、車両中心
側のスムーズな空気の流れが外側の車輪によって乱され
流れの影響を受けるのを上述の連続する仕切部材で防
止するので、空気抵抗係数値(C 値)の低減を図るこ
とができる効果がある。
【0014】また、リヤフロアとクオータパネルとの下
方へ突出するフランジ接合部を上述の車輪よりも内側に
位置させて車両前後方向に延設したので、既存の部材を
有効利用しつつ、空気の流れを上述のフランジ接合部で
車両中心側の整流領域と、車輪側の乱流領域とに確実に
分離することができる効果がある。
【0015】しかも、燃料タンクの最下部が燃料タンク
前位のフロアに対して上方に位置するように配設すると
共に、上述の燃料タンク前位のフロアを同タンク最下部
に向けて傾斜させたスラント部を形成して、その後端が
燃料タンクの最下部と略同一高さとなるように形成した
ので、該フロアと燃料タンク配設凹部との連設部分にお
いて渦が発生することを防止して、整流領域の空気の流
れが乱されるのを防止することができる効果がある。
【0016】この発明の請求項記載の発明によれば、
上記請求項1または2記載の発明の効果と併せて、平面
もしくは底面から見て車幅方向に傾斜するサイドフレー
ムを車室内側に配設したので、整流領域の空気の流れが
車幅方向に傾斜するサイドフレームによって乱されるの
を防止することができる効果がある。因に、該部のサイ
ドフレームを車室内側に配設しない場合には、空気流は
フロア下面に突設されたサイドフレームの斯る傾斜部分
により車輪方向に向けて流れ、乱流発生の要因となる
が、このような問題点を解消することができる。
【0017】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両の下部車体構造を示し、図1、図2
において左右の前輪1,1と左右の後輪2,2とを備え
た車両3の床面部分において上述の車輪1,2の車幅方
向の内側に直近する位置には車両前方(図2の左側)か
ら車両後方(図2の右側)にわたって車幅方向外方の車
輪側と車幅方向内方の車両中心側とを仕切る仕切 部材
4,5を連続して設けている。
【0018】上述の連続する各仕切部材4,5のうちの
フロント側の仕切部材4は、図1(但し、図1はその左
側にフロント側の構成を、その右側にリヤ側の構成をそ
れぞれ示した)に示すように構成している。すなわち閉
断面6を構成するサイドシル7のサイドシルアウタ8と
サイドシルインナ9との下方へ突出するフランジ接合部
10を前輪1よりも内側に位置させて車両前後方向に延
設している。
【0019】このフランジ接合部10の内側にはフロン
トフロア11の下方折曲部12が一体的に接合固定さ
れ、このフロントフロア11の下面には車体前後方向に
延びる左右のフロントサイドフレーム13,13が取付
けられて、フロントフロア11とフロントサイドフレー
ム13との間には閉断面14が形成されている。なお、
上述のフランジ接合部10の下方への突出量は地上高と
の関係により40mm以内とすることが望ましい。
【0020】また上述の連続する各仕切部材4,5のう
ちのリヤ側の仕切部材5は、図1に示すようにリヤフロ
ア15とクオータパネルの一部分を構成するホイールハ
ウスインナ16との下方へ突出するフランジ接合部17
を後輪2よりも内側に位置させて、車両前後方向に延設
している。上述のリヤフロア15の下面には車体前後方
向に延びる左右のリヤサイドフレーム18,18が取付
けられて、リヤフロア15とリヤサイドフレーム18と
の間には閉断面19が形成されている。
【0021】上述の各フランジ接合部10,17により
形成された前後の各仕切部材4,5で、図2に示すよう
に、空気の流れを車両中心側の整流領域Aと、車輪1,
2側の乱流領域B,Bとの合計三層に分離すべく構成し
ている。ところで、図3に示すように上述のリヤフロア
15の下部には燃料タンク20を配設するが、この燃料
タンク20の最下部20aが燃料タンク20前位のフロ
ントフロア11(但し、フロントフロアとセンタフロア
とを分割形成する場合にはセンタフロア)に対して距離
Lだけ上方に位置するように配設し、かつ上述の燃料タ
ンク20前位のフロントフロア11を該燃料タンク20
の最下部20a前端に向けて前低後高状に傾斜させて、
スラント部11aを構成している。
【0022】この実施例では上述のスラント部11aの
傾斜角度θを15度に設定すると共に、燃料タンク20
は、フロントフロア11後端側とリヤフロア15前端側
とを連結するエクステンションパネル21の後部で、か
つリヤフロア15下部の燃料タンク配設凹部22に配置
している。また図3から明らかなように、スラント部1
1aをその後端が燃料タンク20の最下部20aと略同
一になるように形成している。
【0023】一方、上述のフロントサイドフレーム13
は図2に示すように、車両の平面もしくは底面から見て
車体前後方向に延びる直線部13a(いわゆるストレー
ト部)と、この直線部13aの後端から車幅方向外方へ
傾斜する傾斜部13bとを備えている。
【0024】而して、図2、図4、図5に示す如く、こ
のフロントサイドフレーム13の直線部13aの後端側
の一部分を含んだ状態で、上述の傾斜部13bの全体を
フロントフロア11の上部に導入して、この傾斜部13
bの全体を車室内側に配設している。この実施例では上
述のフロントフロア11の一部を下方に下げることで、
フロントサイドフレーム13の傾斜部13b全体を車室
内側に配設したが、フロントフロア11を下げることな
く、上述のフロントサイドフレーム13の傾斜部13b
を他部に対して上方へオフセットすることで、この傾斜
部13bの全体を車室内側に配設してもよい。
【0025】なお、図中、23はホイールハウスアウ
タ、24はリヤフェンダパネル、25,26は車幅方向
に沿って取り付けられた断面門形のクロスメンバ、27
はトンネル部、28はダッシュロアパネル、29はリヤ
エンドパネルである。
【0026】このように、左右の前後輪1,2の内側に
直近する位置において車両前方から後方にわたって車輪
側と車両中心側とを仕切る仕切部材4,5を連続して設
けたので、車両下面の空気の流れは車輪1,2によって
乱された流れと、中心側のスムーズな流れとの合計三層
に分離することができる。
【0027】この結果、車両中心側のスムーズな空気の
流れが外側の車輪1,2によって乱された流れの影響を
受けるのを上述の連続する仕切部材4,5で防止するの
で、空気抵抗係数値(C値)の低減を図ることができ
る効果がある。
【0028】また、サイドシルアウタ8とサイドシルイ
ンナ9との下方へ突出するフランジ接合部10を上述の
車輪1よりも内側に位置させて車両前後方向に延設した
ので、既存の部材を有効利用しつつ、空気の流れを上述
のフランジ接合部10で車両中心側の整流領域Aと、車
輪側の乱流領域B,Bとに確実に分離することができる
効果がある。
【0029】さらに、リヤフロア15とクオータパネル
(ホイールハウスインナ16参照)との下方へ突出する
フランジ接合部17を上述の車輪2よりも内側に位置さ
せて車両前後方向に延設したので、既存の部材を有効利
用しつつ、空気の流れを上述のフランジ接合部17で車
両中心側の整流領域Aと、車輪側の乱流領域B,Bとに
確実に分離することができる効果がある。
【0030】しかも、燃料タンク20の最下部20aが
燃料タンク前位のフロア(フロントフロア11参照)に
対して上方に位置するように配設すると共に、上述の燃
料タンク前位のフロアを同タンク20の最下部20aに
向けて傾斜させたスラント部11aを形成して、このス
ラント部11aを、その後端が燃料タンク20の最下部
20aと略同一高さとなるように形成したので、整流領
域Aの空気の流れが、該フロアと燃料タンク配設凹部2
2との角部e(図3参照)により乱されるのを防止する
ことができる効果がある。つまり、フロアと燃料タンク
配設凹部22との連設部分において渦が発生することを
防止して、整流領域Aの空気の流れが乱 されるのを防止
することができる。
【0031】因に上述のフロアと燃料タンク配設凹部
22とが直角の角部で連設されている場合には、前方か
ら流れてきた空気の流れが直角の角部で切れて、渦が発
生するが、このような問題点を解消することができる。
【0032】また、平面もしくは底面から見て車幅方向
に傾斜するサイドフレーム(フロントサイドフレーム1
3の傾斜部13b参照)を車室内側に配設したので、整
流領域Aの空気の流れが車幅方向に傾斜するサイドフレ
ームによって乱されるのを防止することができる効果が
ある。
【0033】因に、該部のサイドフレームを車室内側に
配設しない場合には、空気流はフロア下面に突設された
サイドフレームの斯る傾斜部分により車輪方向(タイヤ
方向)に向けて流れ、乱流発生の要因となるが、このよ
うな問題点を解消することができる。
【0034】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のクオータパネルは、実施例のホイ
ールハウスインナ16に対応し、以下同様に、燃料タン
ク前位のフロアは、フロントフロア11に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両の下部車体構造を示す正面視
図。
【図2】 図1の底面図。
【図3】 燃料タンク配設部の構成を示す断面図。
【図4】 フロントサイドフレームの車室内配設構造を
示す断面図。
【図5】 フロントサイドフレームの車室内配設構造を
車室内から見た状態で示す概略斜視図。
【図6】 従来の車両の下部車体構造における空気の流
れを示す説明図。
【符号の説明】
1…前輪 2…後輪 3…車両 4,5…仕切部材 8…サイドシルアウタ 9…サイドシルインナ 10…フランジ接合部 11…フロントフロア11a…スラント部 13…フロントサイドフレーム 15…リヤフロア 16…ホイールハウスインナ 17…フランジ接合部 20…燃料タンク 20a…最下部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大坪 智範 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−166383(JP,A) 実開 昭64−22583(JP,U) 実開 平2−143370(JP,U) 実開 平3−71928(JP,U) 実開 昭63−196783(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 35/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の前輪および左右の後輪を備えた車両
    の下部車体構造であって、 上記車輪の内側に直近する位置において車両前方から車
    両後方にわたって、 車幅方向外方の車輪側と車幅方向内方の車両中心側をと
    を仕切る仕切部材を連続して設け 上記仕切部材を、サイドシルアウタとサイドシルインナ
    との下方へ突出するフランジ接合部を上記車輪より内側
    に位置させて車両前後方向に延設して構成し、 燃料タンクの最下部が燃料タンク前位のフロアに対して
    上方に位置するように配設すると共に、上記燃料タンク
    前位のフロアを上記燃料タンクの最下部に向けて傾斜さ
    せたスラント部を形成し、 該スラント部を、後端が上記燃料タンクの最下部と略同
    一高さとなるように形成した 車両の下部車体構造。
  2. 【請求項2】左右の前輪および左右の後輪を備えた車両
    の下部車体構造であって、 上記車輪の内側に直近する位置において車両前方から車
    両後方にわたって、車幅方向外方の車輪側と車幅方向内
    方の車両中心側とを仕切る仕切部材を連続して設け、 上記仕切部材を、リヤフロアとクオータパネルとの下方
    へ突出するフランジ接合部を上記車輪により内側に位置
    させて車両前後方向に延設して構成し、 燃料タンクの最下部が燃料タンク前位のフロアに対して
    上方に位置するように配設すると共に、 上記燃料タンク前位のフロアを上記燃料タンクの最下部
    に向けて傾斜させたスラント部を形成し、 該スラント部を、後端が上記燃料タンクの最下部と略同
    一高さとなるように形成した 車両の下部車体構造。
  3. 【請求項3】平面もしくは底面から見て車体前後方向に
    対して車幅方向に傾斜するサイドフレームを車室内側に
    配設した請求項1または2記載の車両の下部車体構造。
JP30954094A 1994-11-18 1994-11-18 車両の下部車体構造 Expired - Fee Related JP3379737B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30954094A JP3379737B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 車両の下部車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30954094A JP3379737B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 車両の下部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08142926A JPH08142926A (ja) 1996-06-04
JP3379737B2 true JP3379737B2 (ja) 2003-02-24

Family

ID=17994250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30954094A Expired - Fee Related JP3379737B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 車両の下部車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3379737B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08142926A (ja) 1996-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10829168B2 (en) Aerodynamic trucking systems
JP2006001490A (ja) エアデフレクタ
JP3379737B2 (ja) 車両の下部車体構造
JP2591995Y2 (ja) 車両のバックドア補強構造
JPS6359912B2 (ja)
JPH06107245A (ja) 自動車
JP3261335B2 (ja) 車体前部構造
JP3592135B2 (ja) パネルの補強構造
US11420576B2 (en) Vehicle body lower structure of vehicle
JP3281310B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JP3082542B2 (ja) 自動車の車体構造
JP4025936B2 (ja) フェンダーライニング
JP3649003B2 (ja) エアクリーナダクト構造
JP4154135B2 (ja) 車体のフロア構造
JP2535963Y2 (ja) 自動車におけるバンパ取付部のボディ構造
JP3168916B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP4693022B2 (ja) トラックの走行抵抗減少装置
JPH018465Y2 (ja)
JP2023094371A (ja) 吸気ダクト
JPS6322146Y2 (ja)
KR930007220B1 (ko) 자동차의 후부 차체구조
JPH0248296Y2 (ja)
JPS6130469A (ja) カウルボツクス結合部構造
JP2023094375A (ja) 吸気ダクト
JPS644625Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees