JP2535963Y2 - 自動車におけるバンパ取付部のボディ構造 - Google Patents

自動車におけるバンパ取付部のボディ構造

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JP2535963Y2
JP2535963Y2 JP1991086020U JP8602091U JP2535963Y2 JP 2535963 Y2 JP2535963 Y2 JP 2535963Y2 JP 1991086020 U JP1991086020 U JP 1991086020U JP 8602091 U JP8602091 U JP 8602091U JP 2535963 Y2 JP2535963 Y2 JP 2535963Y2
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英之 紙野
幹雄 中岩
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のフロント側ボ
ディ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にフェンダパネルの下方にバンパを
配置した自動車にあっては、例えば実開平2−3997
4号公報に示され、また図4に概略的に示すように、該
フェンダパネルAとバンパBとの境界の外観を向上する
ために、前記フェンダパネルAの下端部を車幅方向内方
に屈曲して、前記バンパBの上端縁と対向するフランジ
Cを形成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで以上のボディ
構造の自動車にあっては、例えば雨天での走行時に、タ
イヤが跳ね上げる泥水が前記フランジCを伝って、該フ
ランジCの下面と前記バンパBの上端面との隙間から該
バンパBの外側面に流れ出して、バンパBを汚損する不
具合がある。
【0004】以上の不具合に対しては、前記フランジC
の遊端部を下方に延長して、前記バンパBの内側面に対
向する対向壁を設け、泥水が前記隙間に流入しないよう
にすることが考えられるが、フェンダパネルにおける例
えば前端部のコーナ部の前記フランジC部分に前記対向
壁をプレス成形することは困難であり、前記フェンダパ
ネルの前端部と対向するバンパの汚損を解消することが
難しい。
【0005】本考案は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、フェンダパネルの下端
部を工夫することにより、タイヤが跳ね上げる泥水をバ
ンパの内側方に流下させて、バンパの外側面が汚損され
る不具合のないボディ構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本考案は、フェ
ンダパネル2の下方にバンパ3を配置すると共に、前記
フェンダパネル2の内方側にタイヤを配置した自動車の
ボディ構造において、前記フェンダパネル2の下端部
に、車幅方向内方に屈曲して前記バンパ3の上端縁と対
向する第1棚部4と、該第1棚部4の車幅方向内方側端
部から下方に屈曲して前記バンパ3の上端部内側面と対
向する対向壁5と、該対向壁5の下端部から車幅方向内
方に屈曲して、前記バンパ3の上端縁よりも下方で且つ
車幅方向内側方に配置される第2棚部6とを設けたこと
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】本考案によれば、車両の走行に伴いフェンダパ
ネル2の内方側に配設されたタイヤの跳ね上げる泥水等
が、前記フェンダパネル2の内側方で飛散して前記第1
棚部4上に流下しても、前記対向壁5から前記第2棚部
6を伝ってバンパ3の上端よりも下方で且つ該バンパ3
の内側面よりも車幅方向内方において下方に流下するの
で、バンパ3の外面側に流れ出す虞がないのである。
【0008】
【実施例】図3はフロントボディにおけるヘッドランプ
Rの周縁部を概略的に示したものであって、図中1は、
エンジンルームの上方を覆うフード、2は該フード1の
車幅方向両側に連続して配置されるフェンダパネルであ
って、該フェンダパネル2の下縁及び前記フード1の前
端縁に沿って樹脂製のフロントバンパ3を配設してい
る。
【0009】前記フロントバンパ3は、前記フード1の
前端縁に沿って配設されるバンパ本体31と、該バンパ
本体31の車幅方向両端から後方に屈曲して前記フェン
ダパネル2の下端縁に沿って配設されるバンパサイド部
32とから成り、前記バンパサイド部32における内側
面上部には、車幅方向内方に向かって突出する補強フラ
ンジ33を一体形成している。
【0010】しかして以上の構成において、前記フェン
ダパネル2の下端部を図1に示すように階段状に屈曲し
て、該フェンダパネル2の下端部に、車幅方向内方に向
けてほぼ水平方向に屈曲して前記バンパサイド32の上
端縁と対向する第1棚部4と、該第1棚部4の遊端から
下方に屈曲して前記バンパサイド32の上端部内側面と
対向する第1対向壁5と、該第1対向壁5の下端からを
車幅方向内方に向けてほぼ水平に屈曲して前記バンパサ
イド32の上端縁よりも下方で且つ車幅方向内側方に配
置される第2棚部6と、該第2棚部6の遊端から下方に
屈曲して前記バンパサイド32の内側面と対向する第2
対向壁7とを設けるのである。
【0011】図に示す実施例では、前記第1棚部4の幅
S1を前記第2棚部6の幅S2よりも狭くする一方、前
記第2該対向壁7にラジエータサポート(図示せず)を
ボルト止めするようにしている。
【0012】また実施例では、図2に示すように前記フ
ェンダパネル2における下端部の前端部分は、前記第1
棚部4のみを形成している。
【0013】以上の構成から成るボディ構造において、
車両の走行に伴いフロントタイヤの跳ね上げる泥水等
が、前記フェンダパネル2の内側方で飛散して、前記第
1、第2棚部4・6上に流下するのであるが、前記第1
棚部4上に流下する泥水の大半は、前記第1対向壁5、
前記第2棚部6、第2対向壁7を順次伝ってバンパサイ
ド32の内側面よりも車幅方向内方において下方に流下
し、前記バンパ3の外面側に流れ出す虞がないのであ
る。
【0014】また前記第1棚部4上に流下した泥水の一
部が、前記フェンダパネル2の前端側に流れようとして
も、該第1棚部4を前記第2棚部6に比較して幅を狭く
しているので、該第1棚部4上に流下する泥水は非常に
少なくしかも該第1棚部4上に流下した泥水の大半はフ
ェンダパネル2の前端側に流れ付くまでに前記したごと
く前記第1対向壁5、第2棚部6、及び第2対向壁7を
順次伝ってバンパサイドの内側方で流下してしまうの
で、前記第1棚部4においてその前端側まで流れる泥水
は非常に少なく、一方、前記第2棚部6に流下した泥水
がフェンダパネル2の前端側に流れて、該第2棚部6の
前端から流れ落ちるにしても、該第2棚部6がバンパサ
イド32の上端縁よりも下方で且つ車幅方向内側方に位
置しているので、該第1棚部4から流れ落ちる泥水によ
りバンパサイド32の外側面が汚損される虞はないので
ある。
【0015】尚、以上の実施例において前記第2棚部6
を前記第1棚部4の途中から分岐すると共に、該第2棚
部6をフェンダパネル2の前端側に向かうに従って、徐
々に前記第1棚部4よりも低くするようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】以上のごとく本考案は、フェンダパネル
2の下端部に、車幅方向内方に屈曲して前記バンパ3の
上端縁と対向する第1棚部4と、該第1棚部4の車幅方
向内方側端部から下方に屈曲して前記バンパ3の上端部
内側面と対向する対向壁5と、該対向壁5の下端部から
車幅方向内方に屈曲して、前記バンパ3の上端縁よりも
下方で且つ車幅方向内側方に配置される第2棚部6とを
設けたことにより、車両の走行に伴いフェンダパネル2
の内方側に配設されたタイヤの跳ね上げる泥水等が、前
記フェンダパネル2の内側方で飛散して、前記第1棚部
4上に流下しても、前記対向壁5から前記第2棚部6を
伝ってバンパ3の上端よりも下方で且つ該バンパ3の内
側面よりも車幅方向内方において下方に流下し、バンパ
3の外面側に流れ出す虞がなく、従ってバンパ外面の汚
損を確実に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3におけるXーX線拡大断面図。
【図2】フェンダパネルを内側方から見た概略斜視図。
【図3】ヘッドランプ周りのボディの概略斜視図。
【図4】従来のバンパ取付部におけるボディの概略断面
図。
【符号の説明】
2 フェンダパネル 3 バンパ 4 第1棚部 5 第1対向壁(対向壁) 6 第2棚部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェンダパネル2の下方にバンパ3を配
    すると共に、前記フェンダパネル2の内方側にタイヤ
    を配置した自動車のボディ構造において、 前記フェンダパネル2の下端部に、車幅方向内方に屈曲
    して前記バンパ3の上端と対向する第1棚部4と、
    第1棚部4の車幅方向内方側端部から下方に屈曲して前
    記バンパ3の上端部内側面と対向する対向壁5と、該対
    向壁(5)の下端部から車幅方向内方に屈曲して、前記
    バンパ3の上端よりも下方で且つ車幅方向内側方に配
    置される第2棚部6とを設けたことを特徴とする自動車
    におけるバンパ取付部のボディ構造。
JP1991086020U 1991-10-22 1991-10-22 自動車におけるバンパ取付部のボディ構造 Expired - Fee Related JP2535963Y2 (ja)

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JPH0535559U JPH0535559U (ja) 1993-05-14
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