JPH0345905Y2 - - Google Patents

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JPH0345905Y2
JPH0345905Y2 JP1984190005U JP19000584U JPH0345905Y2 JP H0345905 Y2 JPH0345905 Y2 JP H0345905Y2 JP 1984190005 U JP1984190005 U JP 1984190005U JP 19000584 U JP19000584 U JP 19000584U JP H0345905 Y2 JPH0345905 Y2 JP H0345905Y2
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JP
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vehicle body
water
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drainage
car
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JP1984190005U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案はタイヤ後方の車体部分に固定されたマ
ツドガードに関する。
従来技術 自動車の走行時に泥水や小石等を跳ね上げるこ
とを防止するため、タイヤ後方の車体部分にマツ
ドガードを固定することは従来より周知である。
第7図はタイヤ5の後方の車体1の部分に取付
けられたマツドガード2を示し、第8図は従来の
マツドガード2の一例を示す斜視図である。矢印
Aは自動車の進行方向、Bは自動車の横方向をそ
れぞれ示している。第8図に示したマツドガード
2は、車体1に固定される取付部3と、泥よけ部
4とを有し、取付部3に穿設された取付孔6に図
示していないボルトを通し、該ボルトを車体1に
螺着することによりマツドガード2を車体1に固
定することができる。この場合、従来のマツドガ
ード2は第9図にも示すようにその取付部3が車
体1の面に沿つた状態で取付けられていたため、
車体面と、これに沿う取付部3との間に泥水等の
水が浸入すると、これが排出されずここに溜ま
り、これが車体1に錆を生ぜしめる原因となつて
いた。
一方、車体の外面に接するマツドガードの周縁
に段差を設け、これによつて上部の開放した〓間
部を形成し、ここを通して水滴を排水せしめる構
成も提案されているが、この構成によると、〓間
部の上部が開放されたままであるため、ここに泥
水等の水が浸入しやすくなり、しかも浸入した泥
水が自動車の加速時等に、開放された〓間上部か
ら飛び出して車体外面に付着する恐れがある。ま
た〓間部の開放された上部が外部に露出している
ため、その見栄えが損われる恐れも免れない。
目 的 本考案の目的は上記従来の欠点を全て除去した
マツドガードを提供することである。
構 成 本考案は、上記目的を達成するため、車体への
マツドガード取付部に、該取付部と車体面の間に
浸入した水を自動車の後方へ向けて排出する排水
通路が形成され、該排水通路の上方の全体が車体
によつて覆われている構成を提案する。
作 用 上記構成によれば、マツドガードの取付部と車
体面との間に浸入した泥水等の水は排水通路を通
して車体外に積極的に排出される。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本考案に係るマツドガード2の一例を
示す、第8図と同様な斜視図であり、A及びBは
第8図と同様に自動車の進行方向及びその横方向
を示している。第1図に示したマツドガード2
も、車体1(第7図参照)への取付部3と、これ
から下方へ垂下した泥よけ部4とから成り、取付
孔6に差込まれた図示していないボルト、ねじ等
が車体1に螺着され、マツドガード2がタイヤ5
(第7図)後方の車体部分に固定される。
第2図及び第3図にも示す如く、取付部3には
自動車の後方、すなわち矢印Aと反対の方向に延
びる適数の、本例では2つの排水溝7から成る排
水通路が形成され、これら排水溝7の上方はその
全体が車体1によつて覆われている。
このような排水溝7を設けることにより、取付
部3の周辺部から該取付部3と車体1の面の間に
浸入した泥水等の水は、矢印Cで示すように排水
溝7に案内されつつ積極的に車体の後方へ向けて
排出される。よつて取付部・車体面間に水が溜ま
ることを抑制でき、車体面の発錆現象を効果的に
抑制することが可能である。排水溝7は自動車の
後方へ向けて延びているので、タイヤにより跳ね
上げられた泥水が排水溝7を通して取付部・車体
面間に浸入することもない。
また排水溝7の上方はその全体が車体1によつ
て覆われているので、この溝7に直に泥水等の水
が浸入することはない。しかも一且浸入した水
は、排水溝の上部から飛散することはなく、排水
溝7とその上部の車体面とによつてガイドされつ
つ流れ、溝7から排出される。よつて、車体面に
泥水が付着するようなことはない。また排水溝7
が外部から見えることはないため、車体の外観が
害されることもない。しかも排水溝7の上部を車
体自体で覆つているので、この上部を覆う特別な
部材は必要なく、コストの上昇を阻止できる。
第2図に示す如く排水溝7を、自動車の後方へ
向け下方に傾斜させれば、排出効果を一層高める
ことができ、しかも泥水が排水溝7を逆流して取
付部3と車体面間に浸入する不都合をより確実に
防止する。
第4図乃至第6図に示す実施例においては、マ
ツドガード取付部3に、自動車の横方向Bに延び
る排水路8が形成され、この排水路8を区画する
一方の壁部、すなわち自動車後方側の壁部9に適
数の孔7aから成る排水通路が形成されている。
これらの孔7aの上方もその全体が車体1によつ
て覆われている。
この構成においても、取付部3と車体面の間に
浸入した泥水等の水を、孔7aを通して自動車の
後方へ向けて排出させることができ(矢印C)、
しかもタイヤの跳ね上げた泥水が直接孔7aを通
して取付部・車体面間に浸入する不都合を防止で
きる。また孔7aの上方は全体が車体1によつて
覆われているので、先の実施例と同様に、孔7a
のところに直に水が浸入することはなく、しかも
浸入した水は孔7aの上方から飛散することなく
排出される。孔7aによつて自動車の外観が害さ
れることがないこと、及びコストの上昇を阻止で
きることも先の実施例と同様である。
またこの実施例では排水路8自体も矢印Dで示
すように排出させる機能を有しており、その際第
6図に示す如く排水路8を自動車横方向Bの内側
へ向けて下方へ傾斜させれば、排水路8自体の排
水効果を高めることができる。
また取付部3と車体面の間に、排出しきれなか
つた泥が経時的に溜まるようなことがあつたとし
ても、排水溝7または孔7aに、外側からホース
9(第6図参照)等によつて水をかければ簡単に
溜つた泥を洗い流すことができる。
効 果 本考案によれば、コストの上昇を伴うことな
く、簡単な構成によつてマツドガードと車体の間
に水が溜まる不都合を防止でき、車体の発錆を抑
制することが可能である。また、排水通路から水
が飛散することもなく、しかも車体の外観を害す
る恐れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るマツドガードの一例を示
す斜視図、第2図および第3図は第1図の−
線および−線断面図を示し、鎖線で車体を付
加した図、第4図は他の実施例を示す斜視図、第
5図及び第6図は、第4図の−線及び−
線断面図であつて鎖線で車体を付加して示した
図、第7図はマツドガードの取付けられた自動車
の外観を示す斜視図、第8図は従来のマツドガー
ドの斜視図、第9図は第8図の−線断面図で
あつて、他の断面図と同様に鎖線で車体を付加し
た図である。 1……車体、2……マツドガード、3……取付
部、5……タイヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タイヤ後方の車体部分に固定された自動車のマ
    ツドガードにおいて、 車体へのマツドガード取付部に、該取付部と車
    体面の間に浸入した水を自動車の後方へ向けて排
    出する排水通路が形成され、該排水通路の上方の
    全体が車体によつて覆われていることを特徴とす
    る前記マツドガード。
JP1984190005U 1984-12-17 1984-12-17 Expired JPH0345905Y2 (ja)

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JP1984190005U JPH0345905Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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JP1984190005U JPH0345905Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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JPS61104281U JPS61104281U (ja) 1986-07-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2758641B2 (ja) * 1989-03-30 1998-05-28 鬼怒川ゴム工業株式会社 自動車のマッドガード

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58145577A (ja) * 1982-02-24 1983-08-30 Nissan Motor Co Ltd 自動車の水抜き構造
JPS5927973B2 (ja) * 1978-12-13 1984-07-10 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン デイスク状記録担体読取装置

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Publication number Publication date
JPS61104281U (ja) 1986-07-02

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