JPH0215744Y2 - - Google Patents

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JPH0215744Y2
JPH0215744Y2 JP12797484U JP12797484U JPH0215744Y2 JP H0215744 Y2 JPH0215744 Y2 JP H0215744Y2 JP 12797484 U JP12797484 U JP 12797484U JP 12797484 U JP12797484 U JP 12797484U JP H0215744 Y2 JPH0215744 Y2 JP H0215744Y2
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ribs
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extending
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JP12797484U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車輌用マツドガードに関し、特に背面
に泥水の回り込むことのないように改良された車
輌用マツドガードに関する。
〈従来の技術〉 従来からタイヤにより跳ね上げられた泥水が車
体を汚すのを防止するために、マツドガードを各
タイヤの後部に取付けるようにしている。このよ
うなマツドガードにあつては、その背面に装飾的
な模様、文字などが記されているため、泥水がマ
ツドガードの背面に回り込むと著しく外観が損わ
れる問題があつた。そこで、前方に向けて下向き
に傾斜した棚面をマツドガードの背面に設けてお
いて、該棚面に集る泥水を前面に向けて導出する
ようなドレーン用通孔を設けることが提案されて
いる。
これは、タイヤにより跳ね上げられた泥水がマ
ツドガードの上端からマツトガードの取付部を経
て背面に向けて回り込む泥水を前記棚面により捕
捉し、ドレーン用通孔により前面に向けて排出し
ようとするものである。しかしながら、タイヤに
より跳ね上げられた泥水がドレーン用通孔に前面
から直接侵入することがあるため、通孔から棚面
に向けて勢い良く侵出した泥水が棚面から背面に
向けて溢れ出し、必ずしも満足できる結果を得る
ことができなかつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 このような先行技術の欠点に鑑み、本考案の主
な目的は、マツドガードの上部から背面に回り込
む泥水を効果的に阻止し得ると共に、棚面に設け
られたドレーン用通孔から泥水が前面から棚面に
向けて直接侵入することのないように改良された
マツドガードを提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、本体部分
と、その背面に向けて下向きに傾斜した棚面を郭
成するべく前記本体部分に一体的に結合された上
背部と、前記本体部分と前記上背部とを互いに連
結する少なくとも2つのリブと、前記上背部から
前記リブのいずれかを越えて横方向に延出する延
出部と、前記両リブ、前記本体部分の前記背面及
び前記上背部の前面とにより郭成される窪みの底
部に対応するように、前記延出部に隣接する前記
リブに開設されたドレーン用通孔とを有すること
を特徴とする車輌用マツドガードを提供すること
により達成される。
〈作用〉 このように窪みの底部から横向きのドレーン用
通孔を開設しておくことにより、該通孔からの雨
水等の迅速な排出が可能になると共に、タイヤに
より跳ね上げられた泥水が前記通孔内を逆流する
ことが回避される。
〈実施例〉 以下本考案の好適実施例を添付の図面について
詳しく説明する。
第1図は本考案に係るマツドガードの取付箇所
を示すもので、車輌aの前輪b及び後輪cのホイ
ールハウジングの後側下部にマツドガードd及び
eがそれぞれ垂設されている。第2図は先行技術
に基づくマツドガード1を示すもので、最下部か
ら上向きに次第に肉厚にされた本体部分1aと、
該本体部分1aの上端から上向きに一体的に延出
する薄肉の取付部1bとからなつている。従つて
本体部分1aと取付部1bとの間には背面側後方
に向けて延出する棚面2が形成されている。該棚
面は前方に向けてやや下向きに傾斜が付けられて
おり、該棚面2の前端の適所に通孔3が前面に向
けて設けられていることから、棚面2に集められ
た泥水が該通孔3を経てマツドガード前部に向け
て排出され得るようになつている。
この場合タイヤcにより跳ね上げられた泥水の
一部が取付部1bの上端4から侵入して、取付部
の螺着部分を経て背部に回り込み棚面2により捕
捉され、前記通孔3を介して前面に向けて排出さ
れることとなるが、タイヤcにより跳ね上げられ
た泥水の一部が通孔3に直接侵入し、侵入した泥
水が多い場合には、泥水が棚面2から溢れ出して
本体部分1aの背面5に沿つて流下し、見苦しい
外観を呈することとなる。
第3図及び第4図は本考案の好適実施例を示し
ている。図示されているように、概ね四角形をな
す本体部分32の背面上部から後方に向けて斜め
上方に分岐する上背部33が設けられている。こ
の上背部33は本体部分32の外側側端縁から幾
分間隔をおいて設けられ、本体部分32の内側側
端縁を越えて延出する延出部33aを有してい
る。上背部33は更に前後方向に延在するリブ3
4,35及び36により本体部分32に一体的に
連結されており、これらリブ間に二つの窪み37
及び38を郭定している。リブ43及び44の前
端部の上面には、取付時に車体の一部が嵌り込む
切欠部43及び44が切設されている。更にこれ
ら両リブ35及び36の下部には通孔45及び4
6が穿設されている。
最も内側のリブ36の前方には、本体部分32
より更に前方に向けて延出する取付部39が同じ
く一体的に設けられている。該取付部39に設け
られた孔41と、本体32の上部外側の隅に上向
きに延出する延出部32aに穿設された2個の孔
42とにより、該マツドガード31を車体に取付
けることができる。
この実施例によれば、本体32の延出部32a
が車輌のバンパーフエースまたはフエンダーフエ
ースに取付けられ、取付部39がホイールハウス
に取付けられることとなるが、必要に応じて上背
部33をマツドガードの全幅に亘つて設けるよう
にすることもできる。
次に、本実施例の作用を説明する。マツドガー
ド上部から回り込む泥水は、2個の窪み37また
は38のいずれかに集められ、通孔45及び46
を経て横方向に排出されることとなる。特に通孔
36が左右方向を向いているため、タイヤにより
跳ね上げられた泥水が直接窪み38に侵入し難
い。しかもリブ35及び36がいずれもバツフル
板として機能するため、タイヤにより跳ね上げら
れた泥水が窪み38内に向けて一層侵入し難い。
〈効果〉 このように本考案によれば、従来のマツドガー
ドに僅かな変更を加えるのみで、背面の装飾、文
字などを常に美麗に保つことが可能となる。しか
も、バツフル部の構成も極めて単純であるから、
マツドガードを形成するに際して一体的に成形し
てそのまま或いは通孔を穿設するのみでマツドガ
ードを製造することができるため、極めて実用的
価値が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るマツドガードの取付箇所
を示す側面図である。第2図は従来のマツドガー
ドを示す側面図である。第3図は本考案に基づく
マツドガードの好適実施例を示す斜視図である。
第4図は第3図のマツドガードの平面図である。 31……マツドガード、32……本体部分、3
2a……延出部、33……上背部、33a……延
出部、34,35,36……リブ、37,38…
…窪み、39……取付部、41,42……孔、4
3,44……切欠部、45,46……通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体部分と、その背面に向けて下向きに傾斜し
    た棚面を郭成するべく前記本体部分に一体的に結
    合された上背部と、前記本体部分と前記上背部と
    を互いに連結する少なくとも2つのリブと、前記
    上背部から前記リブのいずれかを越えて横方向に
    延出する延出部と、前記両リブ、前記本体部分の
    前記背面及び前記上背部の前面とにより郭成され
    る窪みの底部に対応するように、前記延出部に隣
    接する前記リブに開設されたドレーン用通孔とを
    有することを特徴とする車輌用マツドガード。
JP12797484U 1984-08-22 1984-08-22 Expired JPH0215744Y2 (ja)

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JP12797484U JPH0215744Y2 (ja) 1984-08-22 1984-08-22

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JP12797484U JPH0215744Y2 (ja) 1984-08-22 1984-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS6159169U JPS6159169U (ja) 1986-04-21
JPH0215744Y2 true JPH0215744Y2 (ja) 1990-04-26

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JP12797484U Expired JPH0215744Y2 (ja) 1984-08-22 1984-08-22

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