JPH0710036A - キャビンのルーフ - Google Patents
キャビンのルーフInfo
- Publication number
- JPH0710036A JPH0710036A JP15940693A JP15940693A JPH0710036A JP H0710036 A JPH0710036 A JP H0710036A JP 15940693 A JP15940693 A JP 15940693A JP 15940693 A JP15940693 A JP 15940693A JP H0710036 A JPH0710036 A JP H0710036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- roof
- cabin
- gutter
- getting
- Prior art date
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- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乗降ドアを開けた際に、雨水がキャビン室内
に浸入しないよう考慮する。 【構成】 キャビン4のルーフ8側部の乗降ドア9の上
方位置に、該乗降ドア9の前後幅に亘って樋部19を設
け、この樋部19を乗降ドア9より前方に突出させると
共に、前下方に向けて傾斜状に形成する。
に浸入しないよう考慮する。 【構成】 キャビン4のルーフ8側部の乗降ドア9の上
方位置に、該乗降ドア9の前後幅に亘って樋部19を設
け、この樋部19を乗降ドア9より前方に突出させると
共に、前下方に向けて傾斜状に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の車両に搭
載されるキャビンのルーフに関するものである。
載されるキャビンのルーフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタに搭載されるキャビンにあって
は、フロントガラスの左右両側に位置する前支柱とその
後方に位置する中間支柱との間に、乗降ドアが設けら
れ、ルーフの側部には、乗降ドアの上方に位置する樋部
が設けられている。
は、フロントガラスの左右両側に位置する前支柱とその
後方に位置する中間支柱との間に、乗降ドアが設けら
れ、ルーフの側部には、乗降ドアの上方に位置する樋部
が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、樋部は乗降ドアの前後幅全長に対応して形成され
ており、雨水等は樋部の前後端から前支柱及び中間支柱
をつたって下方に流れるようになっている。このため、
乗降ドアを開ける際において、前支柱及び中間支柱をつ
たって下方に流れる雨水等がキャビン室内に入り易いと
いう問題があった。
ては、樋部は乗降ドアの前後幅全長に対応して形成され
ており、雨水等は樋部の前後端から前支柱及び中間支柱
をつたって下方に流れるようになっている。このため、
乗降ドアを開ける際において、前支柱及び中間支柱をつ
たって下方に流れる雨水等がキャビン室内に入り易いと
いう問題があった。
【0004】そこで本発明は前記問題点に鑑みて、乗降
ドアを開ける際の、雨水等の浸入を防止することを目的
とする。
ドアを開ける際の、雨水等の浸入を防止することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が、前記目的を達
成するために講じた技術的手段は、ルーフ8の側部の乗
降ドア9の上方位置に、該乗降ドア9の前後幅に亘って
樋部19を設けたキャビンにおいて、前記樋部19を乗
降ドア9より前方に突出させると共に、前下方に向けて
傾斜状に形成した点にある。
成するために講じた技術的手段は、ルーフ8の側部の乗
降ドア9の上方位置に、該乗降ドア9の前後幅に亘って
樋部19を設けたキャビンにおいて、前記樋部19を乗
降ドア9より前方に突出させると共に、前下方に向けて
傾斜状に形成した点にある。
【0006】
【作用】ルーフ上面をつたって樋部へと流れ落ちてきた
雨水等は、樋部によって乗降ドアの前方に案内され、該
乗降ドア前方位置にて落下する。
雨水等は、樋部によって乗降ドアの前方に案内され、該
乗降ドア前方位置にて落下する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、1はトラクタの車体で、エンジン
2,ミッションケース3等を直結して構成され、その後
部にはキャビン4が搭載されている。このキャビン4
は、前支柱5と後支柱とそれらの間の中間支柱7とを左
右両側に有し、上部にはルーフ8が設けられている。左
右の前支柱5と中間支柱7との間には乗降ドア9が設け
られ、左右の中間支柱7と後支柱6との間にはサイドガ
ラス10が設けられ、後部左右両側には後輪11を覆う
フェンダ12が設けられている。
する。図1において、1はトラクタの車体で、エンジン
2,ミッションケース3等を直結して構成され、その後
部にはキャビン4が搭載されている。このキャビン4
は、前支柱5と後支柱とそれらの間の中間支柱7とを左
右両側に有し、上部にはルーフ8が設けられている。左
右の前支柱5と中間支柱7との間には乗降ドア9が設け
られ、左右の中間支柱7と後支柱6との間にはサイドガ
ラス10が設けられ、後部左右両側には後輪11を覆う
フェンダ12が設けられている。
【0008】前記ルーフ8は、外方側のアウタールーフ
13を有し、このアウタールーフ13の下方にインナー
ルーフ(図示省略)が配置されて、内部にエアコン装置
等を収容可能な空間部を有するように構成されている。
アウタールーフ13は、図2乃至図9に示すように、上
壁14と、この上壁14の外周縁全周縁から下方に延設
された側壁15と、側壁15の下端から内方に延設され
た底壁16とから主構成されており、底壁16の内周側
は取付部16aとされていて、キャビン4のフレーム側
に取付固定されるようになっている。
13を有し、このアウタールーフ13の下方にインナー
ルーフ(図示省略)が配置されて、内部にエアコン装置
等を収容可能な空間部を有するように構成されている。
アウタールーフ13は、図2乃至図9に示すように、上
壁14と、この上壁14の外周縁全周縁から下方に延設
された側壁15と、側壁15の下端から内方に延設され
た底壁16とから主構成されており、底壁16の内周側
は取付部16aとされていて、キャビン4のフレーム側
に取付固定されるようになっている。
【0009】前面側の側壁15の左右両側には作業灯を
収納するための凹部17が形成されており、左右両側部
の底壁16後部には、エアコン装置に外気を取入れるた
めの開口部18が形成されており、この開口部18の上
方側にはフィルタ等が収納されるようになっている。な
お、このフィルタ収納部分は、前記アウタールーフ13
を安全フレームの日除けとして利用した場合に、側方か
らの雨よけとしての機能を発揮する。
収納するための凹部17が形成されており、左右両側部
の底壁16後部には、エアコン装置に外気を取入れるた
めの開口部18が形成されており、この開口部18の上
方側にはフィルタ等が収納されるようになっている。な
お、このフィルタ収納部分は、前記アウタールーフ13
を安全フレームの日除けとして利用した場合に、側方か
らの雨よけとしての機能を発揮する。
【0010】アウタールーフ13の前端側は乗降ドア9
及び前支柱5より前方に突出されており、アウタールー
フ13の左右両側面の側壁15下端部には樋部19が前
端側から中間支柱7に至るまで一体形成されている。こ
の樋部19は前方に向けて開放状に形成されていると共
に、前下方にむけて傾斜状に形成されていて、アウター
ルーフ13上面側を流れる雨水等が乗降ドア9の前方位
置で排水されるようになっている。
及び前支柱5より前方に突出されており、アウタールー
フ13の左右両側面の側壁15下端部には樋部19が前
端側から中間支柱7に至るまで一体形成されている。こ
の樋部19は前方に向けて開放状に形成されていると共
に、前下方にむけて傾斜状に形成されていて、アウター
ルーフ13上面側を流れる雨水等が乗降ドア9の前方位
置で排水されるようになっている。
【0011】前記乗降ドア9は後端側が上下一対の枢支
具20を介して中間支柱7に若干前傾状の上下軸廻り回
動自在に支持されている。前記枢支具20は、図10に
示すように、中間支柱7の内面側に枢軸21を介して回
動自在に支持された回動片22と、ドアフレーム23に
固着された連結片24とをボルト25,26によって連
結固定してなり、中間支柱7の内面側を覆うピラーカバ
ー27内に収納されている。
具20を介して中間支柱7に若干前傾状の上下軸廻り回
動自在に支持されている。前記枢支具20は、図10に
示すように、中間支柱7の内面側に枢軸21を介して回
動自在に支持された回動片22と、ドアフレーム23に
固着された連結片24とをボルト25,26によって連
結固定してなり、中間支柱7の内面側を覆うピラーカバ
ー27内に収納されている。
【0012】また、回動片22と連結片24とを連結す
るボルト25,26の内、一方のボルト25は、乗降ド
ア9を開放した時に、中間支柱7に設けた当板28に接
当して乗降ドア9の開放側への動作を規制するストッパ
ーとして利用されている。そして、このボルト25を軸
心方向に進退させることで、乗降ドア9の開き具合を調
節できるようになっている。
るボルト25,26の内、一方のボルト25は、乗降ド
ア9を開放した時に、中間支柱7に設けた当板28に接
当して乗降ドア9の開放側への動作を規制するストッパ
ーとして利用されている。そして、このボルト25を軸
心方向に進退させることで、乗降ドア9の開き具合を調
節できるようになっている。
【0013】前記左右のフェンダ12の後面には、図1
1に示すように、左右方向外側方に制動灯29(赤)
が、制動灯29の内側方には方向指示灯30(橙)が、
方向指示灯30の内側方上位には車体1の後部に3点リ
ンクを介して装着される作業機の昇降用油圧装置の外部
操作スイッチ30が、下位には作業機水平制御機構の外
部操作スイッチ31が夫々設けられている。
1に示すように、左右方向外側方に制動灯29(赤)
が、制動灯29の内側方には方向指示灯30(橙)が、
方向指示灯30の内側方上位には車体1の後部に3点リ
ンクを介して装着される作業機の昇降用油圧装置の外部
操作スイッチ30が、下位には作業機水平制御機構の外
部操作スイッチ31が夫々設けられている。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ルーフの側部の乗降ド
アの上方位置に設けられる樋部を乗降ドアより前方に突
出させると共に、前下方に向けて傾斜状に形成したの
で、ルーフの上面側を流れる雨水等は乗降ドアの前方に
案内されて、乗降ドアの前方側で下方に落下されること
となり、乗降ドアを開けた際に室内に雨水等が浸入する
のを防止することができる。
アの上方位置に設けられる樋部を乗降ドアより前方に突
出させると共に、前下方に向けて傾斜状に形成したの
で、ルーフの上面側を流れる雨水等は乗降ドアの前方に
案内されて、乗降ドアの前方側で下方に落下されること
となり、乗降ドアを開けた際に室内に雨水等が浸入する
のを防止することができる。
【図1】全体側面図である。
【図2】アウタールーフの正面図である。
【図3】アウタールーフの平面図である。
【図4】アウタールーフの底面図である。
【図5】図3のA−A線矢示断面図である。
【図6】図4のB−B線矢示断面図である。
【図7】図4のC−C線矢示断面図である。
【図8】図4のD−D線矢示断図である。
【図9】図4のE−E線矢示断図である。
【図10】図1のF−F線矢示断面図である。
【図11】フェンダ後部の斜視図である。
8 ルーフ 9 乗降ドア 19 樋部
Claims (1)
- 【請求項1】 ルーフ(8)の側部の乗降ドア(9)の
上方位置に、該乗降ドア(9)の前後幅に亘って樋部
(19)を設けたキャビンにおいて、 前記樋部(19)を乗降ドア(9)より前方に突出させ
ると共に、前下方に向けて傾斜状に形成したことを特徴
とするキャビンのルーフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15940693A JPH0710036A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | キャビンのルーフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15940693A JPH0710036A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | キャビンのルーフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710036A true JPH0710036A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15693074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15940693A Pending JPH0710036A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | キャビンのルーフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710036A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010189001A (ja) * | 2010-06-09 | 2010-09-02 | Kubota Corp | キャビン装置 |
JP2015009596A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 三菱農機株式会社 | 作業車両 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP15940693A patent/JPH0710036A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010189001A (ja) * | 2010-06-09 | 2010-09-02 | Kubota Corp | キャビン装置 |
JP2015009596A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 三菱農機株式会社 | 作業車両 |
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