JPH054513A - キヤビン装置 - Google Patents

キヤビン装置

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JPH054513A
JPH054513A JP15710391A JP15710391A JPH054513A JP H054513 A JPH054513 A JP H054513A JP 15710391 A JP15710391 A JP 15710391A JP 15710391 A JP15710391 A JP 15710391A JP H054513 A JPH054513 A JP H054513A
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JP
Japan
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cabin
roof
columns
upper member
air conditioner
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Application number
JP15710391A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiko Onbe
光彦 遠部
Katsushi Fukawatase
克志 深渡瀬
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH054513A publication Critical patent/JPH054513A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 キャビン枠27の前後支柱28,29 は、キャビン
有効高さH1まで突出されていて該突出部分内に前記収容
空間37を設けるとともに、前記有効高さH1位置で収容空
間37を開閉自在とする平板状のアウタルーフ36を取付け
ている。 【効果】 屋根部分38をキャビン枠37から前後左右に張
り出さなく、上方視界を良くしてコンパクトに形成で
き、アウタルーフ36を開閉することでエアコン装置39の
メンテナンスが容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の走行車両
に搭載されているキャビン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトラクタのキャビン装置は、図1
1に示すように、左右の前支柱1 と後支柱2 とを備え、
左右前支柱1 の上端間を前上部材3 で、左右後支柱2 の
上端間を後上部材4 で連結するとともに前後支柱1,2 の
上端間を横上部材5 で連結して箱形枠形状に構成したキ
ャビン枠6 で、操縦部7 、運転席8 等を取囲むととも
に、キャビン枠6 の上部に、アウタルーフ9 とインナル
ーフ10よりなる屋根部分11を設け、該屋根部分11の両ル
ーフ9,10間の空間12にエアコン装置 (エアコンデショ
ナ) 13を配置している。
【0003】この従来のキャビン装置ではキャビン有効
高さHにアウタルーフ9 があり、エアコン装置13を配置
するため、該アウタルーフ9を所謂帽子状の嵩高いもの
としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のキャビ
ン装置では、アウタルーフ9 が帽子状の嵩高いものであ
ることから、重量が相当重く、従って、エアコン装置13
をメンテナンスするとき、アウタルーフ9 をクレーン等
を吊上げて取外す必要があり、これはメンテナンスの困
難性と面倒さの要因となっていた。
【0005】また、空間12にエアコン装置13を配置し、
かつキャビン有効高さHを確保するため、前後支柱1,2
の高さは必然的に低くなり、前後上部材3,4 および左右
の横上部材5 が運転席8 における上方視界の障害となっ
ていた。本発明は、キャビン枠をキャビン有効高さに
し、これによるエアコン装置の装備空間はキャビン枠上
部で確保し、アウタルーフは平板状とすることにより、
キャビン枠上部の上方視界は充分に確保し、しかも、エ
アコン装置のメンテナンスも容易にできるようにしたこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右の前支柱
28と後支柱29とを備え、左右前支柱(28)の上端間を前上
部材31で、左右後支柱29の上端間を後上部材32で連結す
るとともに前後支柱28,29 の上端間を横上部材33で連結
することで箱形枠形状としたキャビン枠27の上部に、ア
ウタルーフ36とインナルーフ35よりなる屋根部分38を設
け、該屋根部分38の両ルーフ35,36 間に形成した収容空
間37にエアコン装置39を配置したキャビン装置におい
て、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を講
じている。
【0007】すなわち、請求項1に係る本発明では、前
記キャビン枠27の前後支柱28,29 は、キャビン有効高さ
H1まで突出されていて該突出部分内に前記収容空間37を
設けるとともに、前記有効高さH1位置で収容空間37を開
閉自在とする平板状のアウタルーフ36を取付けているこ
とを特徴とするものである。また、請求項2に係る本発
明では、左右の前支柱28と前上部材31とを曲成して正背
面視で門形に一体形成するとともに、左右の後支柱29と
後上部材32とを曲成して正背面視で門形に一体形成して
いることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】キャビン枠27の前後支柱28,29 はキャビン有効
高さH1まで突出されているので、前後上部材31,32 およ
び横上部材33が上方視界の障害とならない。一方、前後
支柱28,29 の突出部分内に収容空間37を設けてエアコン
装置39を配置でき、前記空間37は平板状のアウタルーフ
36で開閉自在であることから、エアコン装置39のメンテ
ナンスも容易となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。第1実施例を示す図1〜6において、20はトラク
タ21の後上部に搭載されたキャビン装置で、操縦装置2
2、フロアシート23、左右フェンダ24、左右ステップ25
及び運転席26等を有し、独立して組立られて、トラクタ
21に搭載されている。
【0010】前記左右フェンダ24及びステップ25から立
設されたキャビン枠27は、左右の前支柱28と、左右の後
支柱29と、それらの間の中途支柱30とを有し、左右前支
柱28の上端間を前上部材31で連結し、左右後支柱29の上
端間を後上部材32で連結し、前、後、中途の支柱28,29,
30の上端を横上部材33で連結して、箱形枠形状にしてい
る。
【0011】左右前支柱28と前上部材31および左右後支
柱29と後上部材32はそれぞれ図6で示す如く段部34を有
する異型材を曲成することにより、正背面視で門形に一
体成形されており、前記段部34はシール材の嵌合部であ
る。左右前支柱28と左右後支柱29はキャビン有効高さH1
まで突出されていて、該突出部分にインナルーフ35を嵌
合するとともに、アウタルーフ36を開閉自在に設けて収
容空間37を有する屋根部材38が形成され、前記収容空間
37にエアコン装置39が配置されている。
【0012】40は左右脚ガラス40a を有するフロントガ
ラス、41はシール41A を有するアッパリヤガラス、42は
ロウリヤガラス、43はシール43A を有するサイドガラ
ス、44はシール44A を有するドアをそれぞれ示してい
る。ロウリヤガラス42はハーフミラー又は濃色ガラスで
形成され、キャビン装置20内から外の後部作業機の作業
状況は見えるが、外部から内部は見え難くなっている。
【0013】前記屋根部分38の前部において、前上部材
31の前面には取付板45を介して作業灯46が配置され、こ
の作業灯46は前カバー47で覆われている。前カバー47は
金属又は強化プラスチックで形成され、前上部材31に固
定されている。作業灯46はこの前カバー47又は前上部材
31に取り付けられており、前輪付近などのトラクタ21の
左右前側方を照射する前照灯になっており、トラクタヘ
ッドランプの補助もする。
【0014】前記屋根部分38の後部においても前部と同
様に、後カバー48内には後作業灯49が配置されている。
前後上部材31,32 間にはアウタルーフ36とインナルーフ
35とが配置され、その間の空間がエアコン収容空間37と
なっていて、エアコン装置39が配置されると共にエアコ
ン装置39への外気導入路が形成されている。
【0015】前記アウタルーフ36はシール53を有する平
板の内面に前後方向の補強板49を取り付けたもので、そ
の前部は枢支軸50を介して前カバー47又は前上部材31に
枢支連結されている。アウタルーフ36の後部には後上部
材32に形成した係合部に係合可能なフック具51が設けら
れており、枢支軸50を中心に回動することにより、エア
コン空間37を開閉可能になっている。52はアウタルーフ
36の開放状態を保持するための支持棒である。
【0016】アウタルーフ36は閉鎖状態で、その左右側
部はシール材53を介して左右横上部材33に当接し、キャ
ビン枠27より上方向へ余り突出しない構造となってい
る。即ち、キャビン装置20はアウタルーフ36を平板で形
成し、上向拡開のキャビン枠27を法定高さまで高くし、
インナルーフ35をその中央部が図3で示す如く傾斜周縁
部35A を介して下方に膨出した形状にし、そのインナル
ーフ35内にエアコン装置39を配置しており、この構成に
よって、フロントガラス40、アッパリヤガラス41、サイ
ドガラス43及びドア44のガラスの上限が高くなり、上方
視界が良くなるようにしている。
【0017】図7〜図10は本発明の第2実施例を示
し、前述した第1実施例と共通する部分は共通符号で示
し、以下相違点を説明する。図7〜図10は本発明の第
2実施例を示し、せぢした第1実施例と共通する部分は
共通符号で示し、以下相違点を説明する。前記サイドガ
ラス43は後支柱29と中途支柱30との間で、それらに両端
が連結された上下窓桟54,55 にネジ止めされており、上
窓桟54は横上部材33より下方に間隔をおいて位置し、そ
れらの間に開口56を形成している。この開口56は前記エ
アコン空間37と連通していて、外気取り入れ用になって
いる。
【0018】57は上窓桟54は横上部材33とに設けたフィ
ルタで、開口56からエアコン空間37内に入る外気を浄化
する。このフィルタ57のエレメントの取り替えは、アウ
タルーフ36を開放して、エアコン空間37を上方に開放
し、キャビン装置の上方から行う。58は開口56の外側に
配置した鎧戸で、開口56から雨水が浸入するのを防止す
る。この鎧戸58は後支柱29、中途支柱30、横上部材33又
は上窓桟54に取り付けられ、横上部材33の上側まで回り
込んでシール59材を介して当接しており、アウタルーフ
36の側縁との間に溝60を形成している。この溝60は雨樋
になっていて、アウタルーフ36とドア44の上縁との間に
も形成され、その雨樋の前後端は前後支柱28,29 内に連
通し、雨水を前後支柱28,29 の下方へ排出可能になって
いる。
【0019】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、アウタ
ルーフ36は、前部をキャビン枠 (前カバーを含む) に対
して係脱自在に係合し、後部をキャビン枠 (後カバーを
含む) に対してネジ止めして、着脱自在に取り付けても
よい。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、キャビン
枠27の前後支柱28,29 は、キャビン有効高さH1まで突出
されていて該突出部分内に前記収容空間37を設けるとと
もに、前記有効高さH1位置で収容空間37を開閉自在とす
る平板状のアウタルーフ36を取付けているので、キャビ
ン枠27の上部周縁の上方視界は充分にとれるし、また、
エアコン装置39のメンテナンスも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の分解斜視図で
ある。
【図2】キャビン装置の側面図である。
【図3】同屋根前部分の断面正面図である。
【図4】同外形斜視図である。
【図5】同背面図である。
【図6】図2のA−A断面図である。
【図7】第2実施例の分解斜視図である。
【図8】同屋根部分の断面図である。
【図9】キャビン装置の側面図である。
【図10】同外形斜視図である。
【図11】従来技術の側面図である。
【符号の説明】
20 キャビン装置 21 トラクタ 27 キャビン枠 28 前支柱 29 後支柱 30 中途支柱 31 前上部材 32 後上部材 33 横上部材 35 インナルーフ 36 アウタルーフ 37 エアコン空間 38 屋根部分 39 エアコン装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の前支柱(28)と後支柱(29)とを備
    え、左右前支柱(28)の上端間を前上部材(31)で、左右後
    支柱(29)の上端間を後上部材(32)で連結するとともに前
    後支柱(28)(29)の上端間を横上部材(33)で連結すること
    で箱形枠形状としたキャビン枠(27)の上部に、アウタル
    ーフ(36)とインナルーフ(35)よりなる屋根部分(38)を設
    け、該屋根部分(38)の両ルーフ(35)(36)間に形成した収
    容空間(37)にエアコン装置(39)を配置したキャビン装置
    において、前記キャビン枠(27)の前後支柱(28)(29)は、
    キャビン有効高さ(H1)まで突出されていて該突出部分内
    に前記収容空間(37)を設けるとともに、前記有効高さ(H
    1)位置で収容空間(37)を開閉自在とする平板状のアウタ
    ルーフ(36)を取付けていることを特徴とするキャビン装
    置。
  2. 【請求項2】 左右の前支柱(28)と前上部材(31)とを曲
    成して正背面視で門形に一体形成するとともに、左右の
    後支柱(29)と後上部材(32)とを曲成して正背面視で門形
    に一体形成していることを特徴とする請求項1記載のキ
    ャビン装置。
JP15710391A 1991-06-27 1991-06-27 キヤビン装置 Pending JPH054513A (ja)

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JP15710391A JPH054513A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 キヤビン装置

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