JPH1111155A - トラクタ等のキャビン - Google Patents
トラクタ等のキャビンInfo
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- JPH1111155A JPH1111155A JP17052497A JP17052497A JPH1111155A JP H1111155 A JPH1111155 A JP H1111155A JP 17052497 A JP17052497 A JP 17052497A JP 17052497 A JP17052497 A JP 17052497A JP H1111155 A JPH1111155 A JP H1111155A
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- hatch
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- roof
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Abstract
とするときの、雨水の浸入の防止をはかる。 【解決手段】 キャビン6のルーフ11に開口12を形
成し、この開口12には開閉自在なハッチ16を設ける
キャビンルーフであって、この開口12には雨水を受け
る凹部13,18,18を形成し、当該凹部18,18
にはキャビン6外に通じる排水孔19,19を連通さ
せ、ハッチ16を閉じるときはその裏面が凹部13の折
り曲げ上縁に圧着状態になし得て、凹部13,18,1
8に溜ろうとする雨水のキャビン内への浸入を防ぎつ
つ、これら雨水を排水孔19,19から忽ち機外へ排出
させる。
Description
ビンに関する。
ンのルーフに窓を形成した構成は公知である(例えば実
開昭58−50012号)。ところが、上記公知例で
は、サンルーフの外周に設ける凹部に排水用切欠きを設
ける旨の開示はあるが、開閉機構およびそれに伴う雨水
処理に関する事項の開示はない。
構成を採用しながらも、雨水の浸入を防止でき、然も雨
水溜りを防止しようとするもので、キャビン6のルーフ
11に開口12を形成し、この開口12には開閉自在な
ハッチ16を設けるキャビンルーフであって、この開口
12周縁には雨水を受ける凹部13,18,18を形成
し、当該凹部18,18にはキャビン6外に通じる排水
孔19,19を連通させてなるトラクタ等のキャビンの
構成とする。
を形成し、この開口12には開閉自在なハッチ16を設
けるキャビンルーフであって、この開口12周縁には雨
水を受ける凹部13,18,18を形成し、当該凹部1
8,18にはキャビン6外に通じる排水孔19,19を
連通させると共に、この凹部19,19内にハッチ16
を開状態に保持する伸縮可能なダンパー17,17を縮
小姿勢で収容すべく構成してなるトラクタ等のキャビン
の構成とするものである。
裏面が、凹部13の折り曲げ上縁に圧着状態になし得
て、凹部13に溜ろうとする雨水のキャビン6内への浸
入を防止しつつ、一方ではこれらの雨水は凹部18,1
8に設けた排水孔19,19から忽ちキャビン外に排出
案内されてしまうから、簡単な構成で、雨水浸入の防止
がはかれる。
部19,19内に収容できるため、外部の特に上面に突
出物がなく全高が嵩張らない。
る。1はトラクタ機体で、前後部に前輪2と後輪3とを
備え、エンジン4の回転動力をミッションケース5内の
変速装置で適宜減速し、減速した回転動力を該前輪2,
後輪3に伝達すべく構成している。上記機体1には、キ
ャビン6が搭載されている。このキャビン6は、左右
に、前支柱7,7、後支柱8,8を配置すると共に、こ
れら支柱7,7,8,8の上端を上部枠9で連結構成し
てなるキャビンフレームによって骨組される。
ラスが、左右後支柱8,8間には左右側を曲面に形成し
たリヤガラスが、前・後支柱7,8間には、枠無しの1
枚ガラスで形成された乗降ドア10が夫々設けられてい
る。キャビン6の上部には、ルーフ11が設けられる。
このルーフ11は、前後左右を上記前支柱7,7及び後
支柱8,8に溶接により固定されてなり、中央部には長
方形状の開口12を有する。この開口12の周縁部全周
に亘って、凹部13を形成する。即ち、雨水が開口12
内に浸入できないような案内用溝に形成すべく、内周縁
断面がU型になるよう折り曲げ形成するものである。1
4はこの凹部13の折り曲げ縁に嵌着する弾性シールで
ある。
ンジ15で接続してハッチ16を設ける。このハッチ1
6は、その外周縁が下向きに折り曲げ形成され、当該折
り曲げ部が前記凹部13内に入り込むように閉じること
ができる構成である。このハッチ16の内側左右にはハ
ッチ開き状態を維持するダンパー17,17の一端を回
動自在に設ける。これらダンパー17,17の他端は、
上記凹部13の2ケ所に設けた深凹部18,18内にお
いて回動自在に設けられていて、ダンパー17,17を
弾性に抗する縮小姿勢で上記深凹部18内に収容できる
構成としている。
用の排水孔19,19を穿設している。この排水孔1
9,19には、後方に向けてドレンパイプ20,20を
接続し、さらにこれらドレンパイプ20,20端には、
前記後支柱8,8近傍において、ドレンホース21,2
1に接続させている。このドレンホース21,21下端
側開放部はキャビン6構成枠外、例えばフェンダ下方に
のぞませてある。即ち、このドレンホース21,21は
後支柱8,8内壁と、これら後支柱8,8に内側から覆
うように嵌め合わせる後記装飾用内装材34との間に位
置して配設される。26は電装用ケーブル束である。
ック23をルーフ11側適所に係合し得てハッチ16を
閉じ姿勢に維持し、近傍のハッチレバー24の操作に基
づきフック23のルーフ11との係合を解くと、ダンパ
ー17,17に付勢されつつ、ハッチ16を開くことが
できる。
ハッチ16内側等に設けられる。トラクターキャビン6
の外回りには、各種付属品が配設されるが、このうち、
ランプ30,30の取付けは次のように構成している。
即ち、通常キャビン6フレームの上部4隅部には、キャ
ビン吊り上げ用のフック(図示せず)係合環を設ける
が、この係合環として適宜太さの棒材31を横U状に折
り曲げてこれらをつなぐように連繋プレート32を溶接
し、このプレート32の外寄りにやや上方に向き膨出状
に形成する部分にフック(図示せず)を係合しうるべ
く、当該棒材31をキャビン6フレーム左右に張出状に
溶接固定してなる。そして上記連繋プレート32にラン
プ30,30の取付孔33,33を形成している。従っ
て、ランプ30の装着状態では、棒材31を遮蔽して外
観を損ねない(図6)。
材34,34を張付けて仕上げ構成しているが、当該内
側には、その前後幅を有効利用するため、支柱8,8内
側上部位置においては、オーディオ用等スピーカ35,
35が配設され、下部位置においては、小物入れ36や
ジュースホルダ37を有する。つまり、支柱内側の非開
閉部分を利用して、主たる運転操作以外の補助的あるい
は備品類の設置や、それらの操作スイッチ類を配設する
スペースとして有効利用しようとするものである。な
お、後部支柱8,8の外側は、オーディオ用等のアンテ
ナ38を収容しうる空間を形成すべく、凹部39に形成
されている。凹部39内に収容されたアンテナ38は他
物との衝突を免れ破損等の防止がはかれる。
例を示す。天井内装材25をルーフ11内側に装着する
にあたり、運転者の頭部前上方に位置する空間部に、主
に電装品41、例えばラジオ,エアコンコントロールパ
ネル,ルームランプ,各スイッチ類を収容乃至支持でき
るように、該内装材25の一部を電装品収容スペース用
に膨出状に形成すると共に、ルーフ11を開口12の前
側も開口42して、該開口12,42を一挙に開閉する
ハッチ16’を設け、所定の蓋部材43を着脱すること
により、上記電装品41のメンテナンスを実行できる構
成としている。このため、従来のように、当該電装品4
1等を点検する際にはキャビン内側の狭い空間側にて内
装材25他を取外しながらの作業から開放され、ハッチ
16’の開閉によって、外部から点検実施でき、作業の
改善につながる。
め、ハッチ16を開けようとするときは、ハッチレバー
24を操作すると、出退フック23がルーフ11の係合
から解かれ、ダンパー17,17に付勢されつつ、開閉
ヒンジ15を支点にしてハッチ16を上方に開けること
ができる。この状態で作業を行うと適宜に外部の空気が
取り入れることができる。なお、このようにハッチ16
が開いた状態では、内部空気の出入りが自由であるた
め、乗降ドア10を閉じるときの空気抵抗を無くすた
め、当該ドア10の操作が無理なく行えることとなり、
頻繁にドアの開閉操作を必要とする作業等に適する。
は、ハッチ16を閉じる。ダンパー17,17に抗して
閉じ、フック23を係合状態にしておく。降雨や洗車に
よる雨水がルーフ11に降り掛かり、それらが凹部13
に浸入しても、凹部13の弾性シール14にハッチ16
裏面が圧着状態となっていて、気密が保たれ、凹部3内
の雨水は容易にキャビン6内に浸入し得ない。然も、雨
水は凹部13から更に深溝状に形成した深凹部18,1
8内に至り、ここでそれぞれの排水孔19,19からド
レンパイプ20,20、ドレンホース21,21を経て
地面に排出される。
のために深凹部18,18を形成し、この深凹部18,
18に排水孔19,19を形成するものであるから、雨
水の流れ込み易い箇所に開口させることができ、雨水溜
りを生じさせない。なお、排水孔は深凹部18を形成し
ない場合には、凹部13適所に設けるもよいものであ
る。
ン、5…ミッションケース、6…キャビン、7,7…前
支柱、8,8…後支柱、9…上部枠、10…乗降ドア、
11…ルーフ、12…開口、13…凹部、14…弾性シ
ール、15…開閉ヒンジ、16…ハッチ、17,17…
ダンパー、18,18…深凹部(凹部)、19,19…
排水孔、20,20…ドレンパイプ、21,21…ドレ
ンホース、22…ロック機構、23…出退フック、24
…ハッチレバー、25…装飾用内装材
Claims (2)
- 【請求項1】 キャビン6のルーフ11に開口12を形
成し、この開口12には開閉自在なハッチ16を設ける
キャビンルーフであって、この開口12周縁には雨水を
受ける凹部13,18,18を形成し、当該凹部18,
18にはキャビン6外に通じる排水孔19,19を連通
させてなるトラクタ等のキャビン。 - 【請求項2】 キャビン6のルーフ11に開口12を形
成し、この開口12には開閉自在なハッチ16を設ける
キャビンルーフであって、この開口12周縁には雨水を
受ける凹部13,18,18を形成し、当該凹部18,
18にはキャビン6外に通じる排水孔19,19を連通
させると共に、この凹部19,19内にハッチ16を開
状態に保持する伸縮可能なダンパー17,17を縮小姿
勢で収容すべく構成してなるトラクタ等のキャビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17052497A JP3959787B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | トラクタ等のキャビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17052497A JP3959787B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | トラクタ等のキャビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1111155A true JPH1111155A (ja) | 1999-01-19 |
JP3959787B2 JP3959787B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=15906544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17052497A Expired - Fee Related JP3959787B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | トラクタ等のキャビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3959787B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002002536A (ja) * | 2000-06-15 | 2002-01-09 | Komatsu Ltd | 作業用車両 |
JP2012129667A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 作業車両における作業灯及びアンテナの配置構造 |
US9496087B2 (en) | 2012-06-21 | 2016-11-15 | Kyocera Corporation | Multilayer ceramic capacitor |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP17052497A patent/JP3959787B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002002536A (ja) * | 2000-06-15 | 2002-01-09 | Komatsu Ltd | 作業用車両 |
JP2012129667A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 作業車両における作業灯及びアンテナの配置構造 |
US9496087B2 (en) | 2012-06-21 | 2016-11-15 | Kyocera Corporation | Multilayer ceramic capacitor |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3959787B2 (ja) | 2007-08-15 |
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A521 | Written amendment |
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