JPH0558159A - 移動車両キヤビン室の換気装置 - Google Patents

移動車両キヤビン室の換気装置

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Publication number
JPH0558159A
JPH0558159A JP22022591A JP22022591A JPH0558159A JP H0558159 A JPH0558159 A JP H0558159A JP 22022591 A JP22022591 A JP 22022591A JP 22022591 A JP22022591 A JP 22022591A JP H0558159 A JPH0558159 A JP H0558159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabin
frame
parts
top plate
support frames
Prior art date
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Pending
Application number
JP22022591A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Matsuda
達也 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP22022591A priority Critical patent/JPH0558159A/ja
Publication of JPH0558159A publication Critical patent/JPH0558159A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】キャビン室の天板を後方にスライドして開ける
ことにより、天板の前縁部と後縁部に同時に開口部を生
じさせ、キャビン室内部の換気をする。 【構成】運転者の廻りに外気と遮断するキャビン室1を
設けたものにおいて、該キャビン室1の天井部左右に前
後方向に側部支枠2,2を設け、この側部支枠2,2の
前端部間を前枠3で左右一体的に連結し、また、側部支
枠2,2の後端部間の一段低位部を、上部空隙5を有し
た後枠4で左右連結して上部枠体Aとすると共に、前述
の側部支枠2,2から内方に受部6,6を突設し、この
受部6,6間上部に、前縁が前枠3部から後縁が後枠4
部に達する天板7を前後方向スライド自在に取付け、天
板7を後方にスライドしたとき、天板7の前端部と後端
部に外気出入りの開口部を生じるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動車両キャビン室
の換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、キャビン室内を換気するため天板部を開閉するもの
はあったが、天板部を開けたのみでは、キャビン室内に
流入する外気が外部に逃げないから換気効率が悪かった
り、他の窓を開けて換気性を向上しようとすると、操作
部分が増えて煩わしかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来装置
の、このような欠点を解消しようとするものであって、
次のような技術的手段を講じた。即ち、運転者の廻りに
外気と遮断するキャビン室1を設けたものにおいて、該
キャビン室1の天井部左右に前後方向に側部支枠2,2
を設け、この側部支枠2,2の前端部間を前枠3で左右
一体的に連結し、また、側部支枠2,2の後端部間の一
段低位部を、上部空隙5を有した後枠4で左右連結して
上部枠体Aとすると共に、前述の側部支枠2,2から内
方に受部6,6を突設し、この受部6,6間上部に、前
縁が前枠3部から後縁が後枠4部に達する天板7を前後
方向スライド自在に取付けたことを特徴とする移動車両
キャビン室の換気装置の構成とした。
【0004】
【発明の作用効果】この発明は、前記の構成により、次
のような技術的効果を奏する。即ち、換気のために天板
7を上部枠体Aの受部6,6間で後方にスライドする
と、天板7の前縁部と前枠3間に外気の流入開口部と、
天板7の後縁部と後枠4上の上部空隙5間に外気の排出
開口部とが、一操作で前後に同時開口するので換気のた
めの操作部が減って、操作容易と成った。
【0005】
【実施例】以下に、図面を参照して、この発明の実施例
をくわしく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、
特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそ
れらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例
にすぎない。
【0006】図例は、農用トラクター8のキャビン室1
であって、このキャビン室1の天板7廻りに、この発明
を折り込んだものである。農用トラクター8のキャビン
室1は、運転者用の座席9とハンドル10廻りを覆って
おり、通常形態の農用トラクター8では機体の中央から
後部に亘って配設される。
【0007】機体の前後四隅には、前後車輪11,1
1,12,12が設けられ、後車輪12,12後方に
は、作業具13がトップリンク14と左右のロワーリン
ク15,15により吊持される。キャビン室1は前後四
隅部に、前後の支柱16,16,17,17を設け、そ
の上端部を、夫れ夫れ前後の枠3,4と側部支枠2,2
で一体的に連結して、上部枠体Aを構成している。
【0008】上部枠体Aの中央部分は、中央開口部Bと
なっている。図2で示すように、側部支枠2,2から上
述の中央開口部Bである内方に向かって平板状の受部
6,6が突設し、この受部6,6に取付けた下部シール
18,18上に天板7をスライド自在に載置している。
天板7は、図1で示すように前縁部から後部まで略平面
状であって、後縁部を下方に向かって垂下した湾曲部1
9としており、この湾曲部19で後枠4と天板7の平面
部間の上部空隙5部分を覆っている。
【0009】受部6の上部には、平板状の押部20が対
向して内方に突設し、この押部20と受部6で天板7の
案内としている。21は押部20に取付けた上部シール
であって、天板7からの防水と、走行使用時の防振,防
音や、スライド移動時の摩擦軽減等を図る。前枠3から
も、上部枠体Aの中央開口部Bに向かって前押部22を
突設している。
【0010】前押部22下面の天板7接当側には、前部
シール23が取付けられている。24は係止金具であっ
て、天板7前端部に設けたボルト等の係止具25を着脱
自在としており、係止具25を係止金具24から外し、
この係止具25部を後方に操作すると、天板7は左右の
受部6,6上をスライドし、天板7の前端縁部と前枠3
の後端部間に前方開口部が生じると共に、天板7の後端
の湾曲部19の下縁部と後枠4の上面部間に後方開口部
が生じる。このように、天板7を後方に移動操作する
と、天板7の前後に開口が生じ、外気がキャビン室1内
の天井部で前後に流れる。
【0011】図3は天板部の別図例であって、側部支枠
2から上部枠体Aの中央開口部Bに向かって突設する受
部6に取付ける下部シール18aに、前後方向の案内溝
26を設けると共に、天板7aの両側端部に回転車輪2
7,27を取付けて、該案内溝26に沿って天板7aの
前後移動操作をさらに軽く移動させる。さらに、案内溝
26の外方側にはリップ部28を設けて、天板7aとの
シール性を向上している。
【0012】図4は前枠3部の詳細断面図であって、左
右の前方支柱16,16と左右側部支枠2,2の重合部
を左右連結する前枠3は、板金性の箱状支枠と成ってい
る。前枠3は、外部カバー板30と内部カバー板31と
から成っており、その前方壁面32から、さらに前方突
出状に、塵埃除去用のフイルター33とカバー34を締
付具35により取付けている。36は取付金具であっ
て、前枠3の前方壁面32から前方に突設する、フイル
ター33取付用の部材である。
【0013】箱状に組合わさって成る、外部カバー板3
0と内部カバー板31の上下中間部には、隔壁37が設
けられて上部に吸気通路29を構成し、この吸気通路2
9入口側にヒーター38と後部側にファン39を取付け
ている。該、ファン39をモーター等で駆動回転するこ
とにより、外気は、フイルター33から吸気通路29内
のヒーター38を経てファン39に達し、隔壁37の空
気孔40から、内部カバー板31に取り付けた方向案内
具41を経て、キャビン室1の上部前方に吹き出す。
【0014】この場合、締付具35を取付金具36から
外すと、カバー34とフイルター33を簡単に取外すこ
とができる。また、フイルター33部が外方に突出して
いるので、フイルター33の目詰まり点検等が容易であ
る。隔壁37で仕切られる下部室は、後部には前述した
空気通路が設けられているが、前部にはワイパー52駆
動用のモーター53が取付けられ、揺動軸54を機体外
に突設している。
【0015】左右の前支柱16,16間にはフロントガ
ラス51が設けられており、このフロントガラス51外
面部に前述のワイパー52が取付けられている。左右の
フェンダー42,42後部から上方に後支柱17,17
は突設されており、この左右フェンダー42,42間を
デッキ44で連結している。後枠4下部とこのデッキ4
4間の後面部に、後部の開閉窓である後部ガラス43が
取付けられる。
【0016】後支柱17と下部の伝動ケース45やアク
スルケース46等の機枠間は、下部支柱47,47で連
結される。前後支柱16,17間には、左右夫れ夫れド
ア48,48が設けられている。ドア48は、後支柱1
7に設けた上下のヒンジ49,49を回動中心として開
閉される。50は開閉握り部である。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の実施例を示す。
【図1】要部全体の後方斜視図である。
【図2】要部の背断面図である。
【図3】別実施例の、要部の背断面図である。
【図4】別要部の側断面図である。
【図5】全体側面図である。
【符号の説明】
1 キャビン室 2 側部支枠 3 前枠 4 後枠 5 上部空隙 6 受部 7 天板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者の廻りに外気と遮断するキャビン
    室1を設けたものにおいて、該キャビン室1の天井部左
    右に前後方向に側部支枠2,2を設け、この側部支枠
    2,2の前端部間を前枠3で左右一体的に連結し、ま
    た、側部支枠2,2の後端部間の一段低位部を、上部空
    隙5を有した後枠4で左右連結して上部枠体Aとすると
    共に、前述の側部支枠2,2から内方に受部6,6を突
    設し、この受部6,6間上部に、前縁が前枠3部から後
    縁が後枠4部に達する天板7を前後方向スライド自在に
    取付けたことを特徴とする移動車両キャビン室の換気装
    置。
JP22022591A 1991-08-30 1991-08-30 移動車両キヤビン室の換気装置 Pending JPH0558159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22022591A JPH0558159A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 移動車両キヤビン室の換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22022591A JPH0558159A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 移動車両キヤビン室の換気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0558159A true JPH0558159A (ja) 1993-03-09

Family

ID=16747846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22022591A Pending JPH0558159A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 移動車両キヤビン室の換気装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0558159A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6524550B1 (en) 1999-05-03 2003-02-25 Prashant S. Chintawar Process for converting carbon monoxide and water in a reformate stream
US20090192682A1 (en) * 2008-01-30 2009-07-30 Caterpillar Inc. Operator enclosure including movable top and machine using same
WO2019082822A1 (ja) 2017-10-23 2019-05-02 櫻護謨株式会社 電源を備えた送水ホース及び媒介ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6524550B1 (en) 1999-05-03 2003-02-25 Prashant S. Chintawar Process for converting carbon monoxide and water in a reformate stream
US20090192682A1 (en) * 2008-01-30 2009-07-30 Caterpillar Inc. Operator enclosure including movable top and machine using same
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