JPH05201360A - トラクタキャビンの後部窓 - Google Patents
トラクタキャビンの後部窓Info
- Publication number
- JPH05201360A JPH05201360A JP1064092A JP1064092A JPH05201360A JP H05201360 A JPH05201360 A JP H05201360A JP 1064092 A JP1064092 A JP 1064092A JP 1064092 A JP1064092 A JP 1064092A JP H05201360 A JPH05201360 A JP H05201360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabin
- window
- fenders
- seat
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】キャビン後部窓部を広くして、後視を容易化
し、キャビン剛性を大きくする。 【構成】横方向の窓桟１で連結される左右両側部のキャ
ビンフェンダ２の下方部間を、操縦席３の底部のシート
フロア４で連結して囲繞する。該キャビンフェンダ２の
上方部間を、後部支柱５、側部支柱６、及びルーフフレ
ーム７等で連結して囲繞する。これら囲繞される各部に
は、透明で開閉自在の下部窓８、上部窓９を設ける。後
部支柱５と側部支柱６との間には透明なコーナガラス１
０を設ける。
し、キャビン剛性を大きくする。 【構成】横方向の窓桟１で連結される左右両側部のキャ
ビンフェンダ２の下方部間を、操縦席３の底部のシート
フロア４で連結して囲繞する。該キャビンフェンダ２の
上方部間を、後部支柱５、側部支柱６、及びルーフフレ
ーム７等で連結して囲繞する。これら囲繞される各部に
は、透明で開閉自在の下部窓８、上部窓９を設ける。後
部支柱５と側部支柱６との間には透明なコーナガラス１
０を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタキャビンの
後部窓に関し、車体後部のキャビン窓部を広くして、後
視を容易化すると共に、キャビン剛性を保持させようと
する。
後部窓に関し、車体後部のキャビン窓部を広くして、後
視を容易化すると共に、キャビン剛性を保持させようと
する。
【０００２】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタキャビンは、特に後視範囲を広くすることによって
作業状態を監視し易くする必要がある。従来の車体上部
にキャビンを搭載する形態では、キャビン後部の後部窓
を囲繞する後部窓枠が広くて、視界を邪魔し易い。そこ
で、この発明は、後車輪上を覆う後輪フェンダを、後部
窓枠の一部の構成部材をすることによって、窓枠構成の
剛性を維持し、視界を広く維持しようとするものであ
る。
クタキャビンは、特に後視範囲を広くすることによって
作業状態を監視し易くする必要がある。従来の車体上部
にキャビンを搭載する形態では、キャビン後部の後部窓
を囲繞する後部窓枠が広くて、視界を邪魔し易い。そこ
で、この発明は、後車輪上を覆う後輪フェンダを、後部
窓枠の一部の構成部材をすることによって、窓枠構成の
剛性を維持し、視界を広く維持しようとするものであ
る。
【０００３】
【課題を解決するための手段】この発明は、横方向の窓
桟１で連結される左右両側部のキャビンフェンダ２の下
方部間を、操縦席３の底部のシートフロア４で連結して
囲繞し、又該キャビンフェンダ２の上方部間を、後部支
柱５、側部支柱６、及びルーフフレーム７等で連結して
囲繞し、各々透明で開閉自在の下部窓８、上部窓９を設
け、この上部窓９両側方の後部支柱５と側部支柱６との
間には透明なコーナガラス１０を設けてなるトラクタキ
ャビンの後部窓の構成とする。
桟１で連結される左右両側部のキャビンフェンダ２の下
方部間を、操縦席３の底部のシートフロア４で連結して
囲繞し、又該キャビンフェンダ２の上方部間を、後部支
柱５、側部支柱６、及びルーフフレーム７等で連結して
囲繞し、各々透明で開閉自在の下部窓８、上部窓９を設
け、この上部窓９両側方の後部支柱５と側部支柱６との
間には透明なコーナガラス１０を設けてなるトラクタキ
ャビンの後部窓の構成とする。
【０００４】
【作用、及び発明の効果】トラクタ作業時は、車体の後
側に作業装置を連結して、走行しながら所定の作業を行
う。運転者は、操縦席３に着座した姿勢で、後側の上、
下部窓９，８やコーナガラス１０部から透視しながら作
業状態を監視しながら作業を行うことができる。又、必
要によりこれら上部窓９や下部窓８等の開閉を行うこと
もできる。
側に作業装置を連結して、走行しながら所定の作業を行
う。運転者は、操縦席３に着座した姿勢で、後側の上、
下部窓９，８やコーナガラス１０部から透視しながら作
業状態を監視しながら作業を行うことができる。又、必
要によりこれら上部窓９や下部窓８等の開閉を行うこと
もできる。
【０００５】トラクタキャビンは、底部乃至下半分に亘
って左右両側のキャビンフェンダ２部がシートフロア４
で一体的に連結され、ルーフフレーム７等の上半分が、
後部支柱５及び側部支柱６で一体的に連結されて、これ
らの左右キャビンフェンダ２部が横方向の窓桟１で連結
されるために、この上下の上部窓９や下部窓８等が開閉
自在であっても、又後部支柱５と側部支柱６との間にコ
ーナガラス１０を設けて、キャビン剛性を高く維持する
ことができ、視界を広くすることができる。該窓桟１や
後部支柱５等の厚さを狭くして視界を遮断し難く、コー
ナガラス１０に無理な外力を働かせない。
って左右両側のキャビンフェンダ２部がシートフロア４
で一体的に連結され、ルーフフレーム７等の上半分が、
後部支柱５及び側部支柱６で一体的に連結されて、これ
らの左右キャビンフェンダ２部が横方向の窓桟１で連結
されるために、この上下の上部窓９や下部窓８等が開閉
自在であっても、又後部支柱５と側部支柱６との間にコ
ーナガラス１０を設けて、キャビン剛性を高く維持する
ことができ、視界を広くすることができる。該窓桟１や
後部支柱５等の厚さを狭くして視界を遮断し難く、コー
ナガラス１０に無理な外力を働かせない。
【０００６】
【実施例】トラクタ車体１１は、前部から後部に亘っ
て、エンジンＥ、クラッチハウジング１２、前部伝動ケ
ース１３、及び後部伝動ケース１４等を一体的に連結し
てなり、前部の前輪ブラケット１５には、前車輪１６を
軸装するフロントアクスルハウジング１７を支架し、後
部伝動ケース１４の左右両側部には、後車輪１８を軸装
するリヤアクスルハウジング１９を設け、該エンジンＥ
の駆動によって前、後車輪１６，１８を伝動する四輪駆
動走行形態の構成とする。
て、エンジンＥ、クラッチハウジング１２、前部伝動ケ
ース１３、及び後部伝動ケース１４等を一体的に連結し
てなり、前部の前輪ブラケット１５には、前車輪１６を
軸装するフロントアクスルハウジング１７を支架し、後
部伝動ケース１４の左右両側部には、後車輪１８を軸装
するリヤアクスルハウジング１９を設け、該エンジンＥ
の駆動によって前、後車輪１６，１８を伝動する四輪駆
動走行形態の構成とする。
【０００７】操縦席３を設けるシートフロア４は、該後
部伝動ケース１４上に位置し、又ステップフロア２０
は、クラッチハウジング１２上から前部伝動ケース１３
上に亘って各々設けられ、両フロア４，２０は連結し
て、キャビンのフロアを構成する。２１はクラッチハウ
ジング１２上方のダッシュボード２２部上に位置するス
テアリングハンドルである。２３はボンネット、２４は
後部伝動ケース１４上において上下回動されるリフトア
ームで、後部に三点リンク等を介して連結する作業装置
を昇降する。
部伝動ケース１４上に位置し、又ステップフロア２０
は、クラッチハウジング１２上から前部伝動ケース１３
上に亘って各々設けられ、両フロア４，２０は連結し
て、キャビンのフロアを構成する。２１はクラッチハウ
ジング１２上方のダッシュボード２２部上に位置するス
テアリングハンドルである。２３はボンネット、２４は
後部伝動ケース１４上において上下回動されるリフトア
ームで、後部に三点リンク等を介して連結する作業装置
を昇降する。
【０００８】この車体１１上に搭載するキャビン２５の
構成は、底部を、該ステップフロア２０、シートフロア
４、及びこれらの左右両側に一体的に連結するキャビン
フェンダ２等で構成し、上部を、ステップフロア２０前
部の前部支柱２６、左右のキャビンフェンダ２後部の側
部支柱６、及び後部支柱５等でルーフフレーム７と連結
して、剛性的に構成している。このキャビン２５の左右
前部支柱２６間は、前記クラッチハウジング１２上を覆
うようにダッシュボード２２で連結され、このダッシュ
ボード２２上は、キャビン２５内へ開口されていて、ス
テアリングハンドル２１のステアリングポスト等を位置
させることができる。
構成は、底部を、該ステップフロア２０、シートフロア
４、及びこれらの左右両側に一体的に連結するキャビン
フェンダ２等で構成し、上部を、ステップフロア２０前
部の前部支柱２６、左右のキャビンフェンダ２後部の側
部支柱６、及び後部支柱５等でルーフフレーム７と連結
して、剛性的に構成している。このキャビン２５の左右
前部支柱２６間は、前記クラッチハウジング１２上を覆
うようにダッシュボード２２で連結され、このダッシュ
ボード２２上は、キャビン２５内へ開口されていて、ス
テアリングハンドル２１のステアリングポスト等を位置
させることができる。
【０００９】ルーフフレーム７、前部支柱２６、及びダ
ッシュボード２２等で囲繞されるキャビン２５前面は、
フロントガラス２８を嵌合させて、左右両側面は側部支
柱６部をヒンジ４０として開閉自在のドア２９を設け
る。側部支柱６と後部支柱５との間のコーナ部に設ける
コーナガラス１０は固定とする。左右の後部支柱５と窓
桟１とルーフフレーム７との間で囲繞される後面は、上
部窓９が該ルーフフレーム７部をヒンジ３０として上下
に開閉自在である。又、この窓桟１と左右のキャビンフ
ェンダ２と下辺のシートフロア４とで囲繞される後下面
は、下部窓８が上部の窓桟１側をヒンジ３１として内側
上方へ開くことができる。又、ルーフフレーム７上に
は、ルーフ３２が、前側をヒンジとして後側が上下に開
閉できる構成としているが、着脱自在に設けるもよい。
該フロントガラス２８、ドア２９のガラス、上部窓９や
下部窓８のガラス、及びコーナガラス１０等は透明とす
る。
ッシュボード２２等で囲繞されるキャビン２５前面は、
フロントガラス２８を嵌合させて、左右両側面は側部支
柱６部をヒンジ４０として開閉自在のドア２９を設け
る。側部支柱６と後部支柱５との間のコーナ部に設ける
コーナガラス１０は固定とする。左右の後部支柱５と窓
桟１とルーフフレーム７との間で囲繞される後面は、上
部窓９が該ルーフフレーム７部をヒンジ３０として上下
に開閉自在である。又、この窓桟１と左右のキャビンフ
ェンダ２と下辺のシートフロア４とで囲繞される後下面
は、下部窓８が上部の窓桟１側をヒンジ３１として内側
上方へ開くことができる。又、ルーフフレーム７上に
は、ルーフ３２が、前側をヒンジとして後側が上下に開
閉できる構成としているが、着脱自在に設けるもよい。
該フロントガラス２８、ドア２９のガラス、上部窓９や
下部窓８のガラス、及びコーナガラス１０等は透明とす
る。
【００１０】ルーフフレーム７は、側部支柱６、後部支
柱５、窓桟１等は、板金成形によって、中空状にして合
せ、この接合縁部を溶接して剛性を保持させたものであ
る。これら各ルーフフレーム７、側部支柱６、後部支柱
５、窓桟１の外側、又は内側のガラス縁の接当される部
分には、各ルーフシール３３、ウインドシール３４、ガ
ラスシール３５等を受けるシール面を形成している。３
６はルーフフレーム７の内側に設けたレザーカバー、３
７は窓桟１の内側に設けたレザーカバー、３８はキャビ
ンフェンダ２の内上面に設けたレザーカバーである。３
９はルーフ３２の下面に設けたレザーカバーである。
柱５、窓桟１等は、板金成形によって、中空状にして合
せ、この接合縁部を溶接して剛性を保持させたものであ
る。これら各ルーフフレーム７、側部支柱６、後部支柱
５、窓桟１の外側、又は内側のガラス縁の接当される部
分には、各ルーフシール３３、ウインドシール３４、ガ
ラスシール３５等を受けるシール面を形成している。３
６はルーフフレーム７の内側に設けたレザーカバー、３
７は窓桟１の内側に設けたレザーカバー、３８はキャビ
ンフェンダ２の内上面に設けたレザーカバーである。３
９はルーフ３２の下面に設けたレザーカバーである。
【図面の簡単な説明】 図はこの発明の一実施例を示す。
【図１】トラクタキャビンの一部断面せる斜面図。
【図２】トラクタキャビン後部の一部断面せる斜面図。
【図３】トラクタの全体側面図。
１ 窓桟 ２ キャビンフェンダ ３ 操縦席 ４ シートフロア ５ 後部支柱 ６ 側部支柱 ７ ルーフフレーム ８ 下部窓 ９ 上部窓 １０ コーナガラス
Claims (1)
- 【請求項１】 横方向の窓桟１で連結される左右両側部
のキャビンフェンダ２の下方部間を、操縦席３の底部の
シートフロア４で連結して囲繞し、又該キャビンフェン
ダ２の上方部間を、後部支柱５、側部支柱６、及びルー
フフレーム７等で連結して囲繞し、各々透明で開閉自在
の下部窓８、上部窓９を設け、この上部窓９両側方の後
部支柱５と側部支柱６との間には透明なコーナガラス１
０を設けてなるトラクタキャビンの後部窓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1064092A JPH05201360A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | トラクタキャビンの後部窓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1064092A JPH05201360A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | トラクタキャビンの後部窓 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05201360A true JPH05201360A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11755815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1064092A Pending JPH05201360A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | トラクタキャビンの後部窓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05201360A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007022459A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Kubota Corp | キャビン装置 |
| JP2007022455A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Kubota Corp | キャビン装置 |
| US20120212008A1 (en) * | 2011-02-21 | 2012-08-23 | Dalibor Kanovsky | Vehicle cab |
| JP2014000957A (ja) * | 2013-08-22 | 2014-01-09 | Kubota Corp | トラクタのキャビン |
| CN103753037A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-04-30 | 安徽好运机械有限公司 | 一种叉车驾驶室整体框架的焊接方法 |
| JP2015083470A (ja) * | 2015-01-22 | 2015-04-30 | 株式会社クボタ | トラクタのキャビン |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP1064092A patent/JPH05201360A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007022459A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Kubota Corp | キャビン装置 |
| JP2007022455A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Kubota Corp | キャビン装置 |
| JP4545060B2 (ja) * | 2005-07-20 | 2010-09-15 | 株式会社クボタ | キャビン装置 |
| US20120212008A1 (en) * | 2011-02-21 | 2012-08-23 | Dalibor Kanovsky | Vehicle cab |
| JP2014000957A (ja) * | 2013-08-22 | 2014-01-09 | Kubota Corp | トラクタのキャビン |
| CN103753037A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-04-30 | 安徽好运机械有限公司 | 一种叉车驾驶室整体框架的焊接方法 |
| CN103753037B (zh) * | 2013-12-25 | 2015-08-12 | 安徽好运机械有限公司 | 一种叉车驾驶室整体框架的焊接方法 |
| JP2015083470A (ja) * | 2015-01-22 | 2015-04-30 | 株式会社クボタ | トラクタのキャビン |
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