JPH06278455A - 移動車輌の乗降用開閉ドア - Google Patents
移動車輌の乗降用開閉ドアInfo
- Publication number
- JPH06278455A JPH06278455A JP7133293A JP7133293A JPH06278455A JP H06278455 A JPH06278455 A JP H06278455A JP 7133293 A JP7133293 A JP 7133293A JP 7133293 A JP7133293 A JP 7133293A JP H06278455 A JPH06278455 A JP H06278455A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support frame
- glass body
- getting
- opening
- horizontal support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Window Of Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】移動車輌の側方に取り付けた、乗降用の開閉ド
ア6の上下に透明体から成る平板を備えるものにおい
て、上方の透明平板を後部と下部の支枠で支えるから、
前縁と上縁部の視界性能が向上する。 【構成】側面視略L字状後方の縦支枠1と前方に突設す
る横支枠2を主要部とし、この縦支枠1部に開閉時のヒ
ンジ3を設け、横支枠2の上方に上ガラス体4と下方に
下ガラス体5を配設する開閉ドア6であって、上ガラス
体4は縦支枠1と横支枠2で二辺を支持し、下ガラス体
5は一辺を横支枠2で残りの三辺を下部支枠7で支持し
たことを特徴とする移動車輌の乗降用開閉ドア。
ア6の上下に透明体から成る平板を備えるものにおい
て、上方の透明平板を後部と下部の支枠で支えるから、
前縁と上縁部の視界性能が向上する。 【構成】側面視略L字状後方の縦支枠1と前方に突設す
る横支枠2を主要部とし、この縦支枠1部に開閉時のヒ
ンジ3を設け、横支枠2の上方に上ガラス体4と下方に
下ガラス体5を配設する開閉ドア6であって、上ガラス
体4は縦支枠1と横支枠2で二辺を支持し、下ガラス体
5は一辺を横支枠2で残りの三辺を下部支枠7で支持し
たことを特徴とする移動車輌の乗降用開閉ドア。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動車輌の乗降用開
閉ドアに関するものである。
閉ドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の乗降用開閉ドアは、実開昭55−
8097号公報で示すように、上下のガラス体の四辺を
支枠で縁取り支持している。
8097号公報で示すように、上下のガラス体の四辺を
支枠で縁取り支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のもの
は、ガラス体の四辺を縁取り支持している支枠が運転者
の視界を邪魔したり、大きな支枠のため重量が重くなる
欠点を有していた。
は、ガラス体の四辺を縁取り支持している支枠が運転者
の視界を邪魔したり、大きな支枠のため重量が重くなる
欠点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来装置の
このような不具合を解消しようとするものであって、次
のような技術的手段を講じた。即ち、側面視略L字状後
方の縦支枠1と前方に突設する横支枠2を主要部とし、
この縦支枠1部に開閉時のヒンジ3を設け、横支枠2の
上方に上ガラス体4と下方に下ガラス体5を配設する開
閉ドア6であって、上ガラス体4は縦支枠1と横支枠2
で二辺を支持し、下ガラス体5は一辺を横支枠2で残り
の三辺を下部支枠7で支持したことを特徴とする移動車
輌の乗降用開閉ドアの構成とする。
このような不具合を解消しようとするものであって、次
のような技術的手段を講じた。即ち、側面視略L字状後
方の縦支枠1と前方に突設する横支枠2を主要部とし、
この縦支枠1部に開閉時のヒンジ3を設け、横支枠2の
上方に上ガラス体4と下方に下ガラス体5を配設する開
閉ドア6であって、上ガラス体4は縦支枠1と横支枠2
で二辺を支持し、下ガラス体5は一辺を横支枠2で残り
の三辺を下部支枠7で支持したことを特徴とする移動車
輌の乗降用開閉ドアの構成とする。
【0005】
【発明の作用効果】この発明は、前記の構成により、次
のような技術的効果を奏する。即ち、上ガラス体4を支
持する前方と上方の大きな支枠を取り去ったので、前方
と上方の視界を従来のように制限されなくなる。
のような技術的効果を奏する。即ち、上ガラス体4を支
持する前方と上方の大きな支枠を取り去ったので、前方
と上方の視界を従来のように制限されなくなる。
【0006】
【実施例】図例は農用トラクター8であって、この農用
トラクター8のキャビン室9乗降用の開閉ドア6に、こ
の発明を折り込んでいる。農用トラクター8は、前車輪
10,10間上方にエンジン12を搭載し、その上方を
ボンネット13で左右両側方をサイドカバー14,14
で覆っている。
トラクター8のキャビン室9乗降用の開閉ドア6に、こ
の発明を折り込んでいる。農用トラクター8は、前車輪
10,10間上方にエンジン12を搭載し、その上方を
ボンネット13で左右両側方をサイドカバー14,14
で覆っている。
【0007】15はフロントグリルである。前後車輪1
0,11間から後車輪11上方にわたって、キャビン室
9が設けられる。キャビン室9は運転者の周囲を覆うも
のであって、内部に運転座席16やハンドル17を備
え、外部が見えるように透明のガラス板や樹脂板等で覆
っている。
0,11間から後車輪11上方にわたって、キャビン室
9が設けられる。キャビン室9は運転者の周囲を覆うも
のであって、内部に運転座席16やハンドル17を備
え、外部が見えるように透明のガラス板や樹脂板等で覆
っている。
【0008】図2斜視図で示すように、前方左右の前支
柱19,19間にフロントガラス18を取り付け、左右
の側支柱20,20から後背面にわたってリヤーガラス
21を取り付け、天井部にはルーフ30を備えている。
フロントガラス18の下部には下部開放の略コ字状の開
口部22が設けられ、この開口部22に前述のボンネッ
ト13とサイドカバー14,14が入り込む。
柱19,19間にフロントガラス18を取り付け、左右
の側支柱20,20から後背面にわたってリヤーガラス
21を取り付け、天井部にはルーフ30を備えている。
フロントガラス18の下部には下部開放の略コ字状の開
口部22が設けられ、この開口部22に前述のボンネッ
ト13とサイドカバー14,14が入り込む。
【0009】開口部22の左右部には側下方フロントガ
ラス23,23が取り付けられ、前車輪10,10近傍
部を運転座席16から見ることが出来る。フロントガラ
ス18と側下方フロントガラス23の接合部は、図5断
面図で示すように、内方透明モール24と外方透明モー
ル25で内外を挟持固定しており、視界性の低下を防止
している。
ラス23,23が取り付けられ、前車輪10,10近傍
部を運転座席16から見ることが出来る。フロントガラ
ス18と側下方フロントガラス23の接合部は、図5断
面図で示すように、内方透明モール24と外方透明モー
ル25で内外を挟持固定しており、視界性の低下を防止
している。
【0010】キャビン室9の左右両側方には開閉ドア
6,6が設けられ、運転者乗降時にはどちらか一方を開
閉して乗降する。開閉ドア6は、側面視略L字状の後方
縦支枠1と前方に突設する横支枠2を主要フレームと
し、この縦支枠1部に開閉時のヒンジ3を取り付け、横
支枠2の上方に上ガラス体4と下方に下ガラス体5を配
設している。
6,6が設けられ、運転者乗降時にはどちらか一方を開
閉して乗降する。開閉ドア6は、側面視略L字状の後方
縦支枠1と前方に突設する横支枠2を主要フレームと
し、この縦支枠1部に開閉時のヒンジ3を取り付け、横
支枠2の上方に上ガラス体4と下方に下ガラス体5を配
設している。
【0011】上ガラス体4は、縦支枠1と横支枠2で下
部と後部の二辺を支持され、下ガラス体5は上方の一辺
を横支枠2で残りの三辺は下部支枠7で支持している。
次に、一方にのみガラス体4または5のある、縦支枠1
部と下部支枠7部の断面を図3で示す。ガラス体4また
は5と縦支枠1または下部支枠7は、接着剤26を介し
て一体に固着され、取付間隙部はモール27でカバーさ
れると共に、開閉ドア6の前支柱19や側支柱20や他
の機枠への接当面にはシールのためのインシュレータ2
8を取り付けている。
部と後部の二辺を支持され、下ガラス体5は上方の一辺
を横支枠2で残りの三辺は下部支枠7で支持している。
次に、一方にのみガラス体4または5のある、縦支枠1
部と下部支枠7部の断面を図3で示す。ガラス体4また
は5と縦支枠1または下部支枠7は、接着剤26を介し
て一体に固着され、取付間隙部はモール27でカバーさ
れると共に、開閉ドア6の前支柱19や側支柱20や他
の機枠への接当面にはシールのためのインシュレータ2
8を取り付けている。
【0012】横支枠2部の断面を図4で示す。この部分
は、上下のガラス体4,5を別の接着剤26,26を介
して横支枠2の上下に固着し、取付間隙部は別のモール
27,27でカバーする。横支枠2は、前方に位置する
ほど前下がりとして視界性を向上しており、前端部に開
閉用の取っ手29を設けている。
は、上下のガラス体4,5を別の接着剤26,26を介
して横支枠2の上下に固着し、取付間隙部は別のモール
27,27でカバーする。横支枠2は、前方に位置する
ほど前下がりとして視界性を向上しており、前端部に開
閉用の取っ手29を設けている。
【0013】図例のガラス体は、透明であって視界が明
瞭であれば、樹脂材等の軽量材でも良い。図8で示す簡
易キャビン31は別形態のものであって、図7で示すよ
うに、前方支柱32,32の上端部を略U字状の天井枠
33で一体とした片持ち支持枠とし、天井枠33下部に
レール枠34を設け、このレール枠34に透明ビニール
カーテン35の上端を移動自在に取り付ける。
瞭であれば、樹脂材等の軽量材でも良い。図8で示す簡
易キャビン31は別形態のものであって、図7で示すよ
うに、前方支柱32,32の上端部を略U字状の天井枠
33で一体とした片持ち支持枠とし、天井枠33下部に
レール枠34を設け、このレール枠34に透明ビニール
カーテン35の上端を移動自在に取り付ける。
【0014】前方支柱32,32間にはフロント透明体
36を、天井枠33上には傘状の薄板から成るルーフ3
7を取り付ける。前方支柱32の後面と透明ビニールカ
ーテン35の前縁間に磁石38を取り付けると、簡易キ
ャビン31が構成され、機体後部の薬剤タンク39から
液状薬剤を圃場に散布するとき、人体に直接薬剤が付着
しないから安全に作業できる。
36を、天井枠33上には傘状の薄板から成るルーフ3
7を取り付ける。前方支柱32の後面と透明ビニールカ
ーテン35の前縁間に磁石38を取り付けると、簡易キ
ャビン31が構成され、機体後部の薬剤タンク39から
液状薬剤を圃場に散布するとき、人体に直接薬剤が付着
しないから安全に作業できる。
【図1】開閉ドアの斜視図である。
【図2】キャビン室の斜視図である。
【図3】図1のS−S断面図である。
【図4】図1のT−T断面図である。
【図5】図2のU−U断面図である。
【図6】全体側面図である。
【図7】別図例の、要部斜視図である。
【図8】別図例簡易キャビンの全体斜視図である。
1 縦支枠 2 横支枠 3 ヒンジ 4 上ガラス体 5 下ガラス体 6 開閉ドア 7 下部支枠
Claims (1)
- 【請求項1】 側面視略L字状後方の縦支枠1と前方に
突設する横支枠2を主要部とし、この縦支枠1部に開閉
時のヒンジ3を設け、横支枠2の上方に上ガラス体4と
下方に下ガラス体5を配設する開閉ドア6であって、上
ガラス体4は縦支枠1と横支枠2で二辺を支持し、下ガ
ラス体5は一辺を横支枠2で残りの三辺を下部支枠7で
支持したことを特徴とする移動車輌の乗降用開閉ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7133293A JPH06278455A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 移動車輌の乗降用開閉ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7133293A JPH06278455A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 移動車輌の乗降用開閉ドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06278455A true JPH06278455A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13457476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7133293A Pending JPH06278455A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 移動車輌の乗降用開閉ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06278455A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1332901A2 (en) | 2002-02-02 | 2003-08-06 | Cnh U.K. Limited | Frameless and transparent vehicle door |
JP2008522901A (ja) * | 2004-12-14 | 2008-07-03 | サン−ゴバン グラス フランス | 少なくとも2つの隣接するガラス要素から成る複合仕切りガラス、および前記複合仕切りガラスを製造するための方法 |
JP2021094866A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械のドア |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP7133293A patent/JPH06278455A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1332901A2 (en) | 2002-02-02 | 2003-08-06 | Cnh U.K. Limited | Frameless and transparent vehicle door |
EP1332901A3 (en) * | 2002-02-02 | 2008-08-13 | Cnh U.K. Limited | Frameless and transparent vehicle door |
EP2202109A1 (en) * | 2002-02-02 | 2010-06-30 | Cnh U.K. Limited | Frameless and transparent vehicle door |
JP2008522901A (ja) * | 2004-12-14 | 2008-07-03 | サン−ゴバン グラス フランス | 少なくとも2つの隣接するガラス要素から成る複合仕切りガラス、および前記複合仕切りガラスを製造するための方法 |
JP2021094866A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械のドア |
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