JPH055051Y2 - - Google Patents

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JPH055051Y2
JPH055051Y2 JP1986022032U JP2203286U JPH055051Y2 JP H055051 Y2 JPH055051 Y2 JP H055051Y2 JP 1986022032 U JP1986022032 U JP 1986022032U JP 2203286 U JP2203286 U JP 2203286U JP H055051 Y2 JPH055051 Y2 JP H055051Y2
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JP
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window panel
rear window
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back door
panel
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JP1986022032U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車体に設けた案内レールによつてリ
アウインドウパネルを後部デツキ上に移動して格
納できる開閉式リアウインドウのウインドウパネ
ルの格納時における支持構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、自動車のリアウインドウは、山海堂発行
「自動車工学全書13乗用車の車体」に示されるよ
うに、車体の後部開口に透明なリアウインドウパ
ネルを装着し、その周囲をゴム製のウエザストリ
ツプでシールしてなるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで、このような従来のリアウインドウ構
造にあつては、リアウインドウパネルは、サイド
ウインドウパネルのようには開閉動させることが
できず、車室内の換気の向上及び後席搭乗者の開
放感にはおのずと限界がある。
そこで、リアウインドウパネルを車体後方に移
動して車体の後部開口を開放することが望まれ
る。この開閉式リアウインドウを実現するため
に、第7図に示すような開閉式リアウインドウの
構造が考えられる。
これは例えば後部開口にリアウインドウパネル
5を係脱自在に装着するとともに、該リアウイン
ドウパネル5の両側部に2本のアーム6,7を左
右対称に取付ける一方、該アーム6,7を他端を
開口側部8の車室内側に配設した案内レール9に
摺動自在に嵌入し、該アーム6,7を車体のルー
フ10等に配設した図外の駆動モータを介してス
ライドさせることによりリアウインドウパネル5
を車体後部のデツキ11上に移動させるものであ
る。
ところが、前記アーム6,7のリンクのさせ方
によつては前記アーム6,7とリアウインドウパ
ネル5との連結部をリアウインドウパネル5の後
端部に設けることができない場合がある。このよ
うな場合、リアウインドウパネル5をデツキ11
上に格納したまま車両が走行すると、支持されて
いないリアウインドウパネル5の後端部ががたつ
いて不快な振動音を生じてしまつたり、また、振
動によつてリアウインドウパネルを支持するアー
ムの取付剛性が低下するという問題がある。
そこで本考案の課題は、開閉式リアウインドウ
のウインドウパネルの後端部を格納時に確実に支
持する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決してその課題を達成するた
め、本考案は車体の後部ウインドウパネルを、車
体側に設けた案内レールで車体の後部デツキ上に
移動可能に設けた開閉式リアウインドウを備えた
車両であつて、前記後部デツキ上に、前記ウイン
ドウパネルの開口移動が完了したときに、該ウイ
ンドウパネルの後端部に係合すると共に少なくと
も該ウインドウパネルの上下移動及び後方移動を
規制し得る係止部を有するストツパを設けたもの
である。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例を説
明する。
第1図および第2図は本考案の第一の実施例で
あり、車体後方のデツキ部15にブラケツト16
を介してストツパ18を配設したものである。こ
のストツパ18はゴム又は樹脂等で断面略コ字状
に成形し、その取付位置は、リアウインドウパネ
ル20を全開したときに、当該リアウインドウパ
ネル20の端部がその凹部底面に当接する位置と
し、確実にリアウインドウパネル20の端部を支
持するようにする。
第3図は本考案の第二の実施例を示すものであ
り、車体のデツキ部15後方に設けたリアスポイ
ラ22の前方にゴム又は樹脂で断面略コ字状のス
トツパ部24を形成したものである。このストツ
パ部24はリアスポイラ22と一体に形成して
も、別体で取り付けても良い。この取付構造によ
れば、ストツパ部24を車体に取り付けるための
ブラケツトが不要となり、相対的にコストの低減
を図ることができる。また車体外板にブラケツト
をスポツト溶接等の手段で固着する必要がないた
め、錆の発生を防止できる。
第4図は、本考案の第三の実施例を示すもので
ある。これは、開閉式リアウインドウ機構を有す
る車両のバツクドア30の外板を、第一の外板3
1と第二の外板32の2つに分割して形成した場
合におけるリアウインドウパネル20の支持構造
である。
第5図に示すようにノツチバツクタイプの自動
車のバツクドア30にあつては、リアウインドウ
パネル20を装着すべきフレーム部34と車体後
方のデツキ部35の接続部位Jの成形が一枚パネ
ルでは難しくなるため、外板を2つに分割して成
形することが考えられる。この場合、第一の外板
31と第二の外板32とを接合するための接合フ
ランジ部ができるから、この接合フランジ部を利
用してストツパを取り付けることができるわけで
ある。すなわち、第4図に示すように、第一の外
板31と第二の外板32の接合フランジ部37を
車幅方向かつ上向きに突出させるとともに、この
接合フランジ部37を覆うようにゴム又は樹脂等
の弾性体でストツパ38を取り付ける。このスト
ツパ38は、接合フランジ部37と係合する溝3
9およびリアウインドウパネル20を挟持する凹
部40を有してなるものである。従つて、かかる
構造によれば、ストツパ38を取り付けるための
ブラケツトが不要となりコストの相対的低減化を
図ることができることになる。
尚、バツクドア30の両側部にあつては、第6
図に示すように接合フランジ部41を下向きにし
て外観品質を損なうことのないようにする。42
は内板、43はシール材である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は開閉式リアウイ
ンドウ機構を備えた車両のデツキ上に車体開口の
全開時におけるリアウインドウパネルの後端部を
支持する係止部を有するストツパを設けたから、
リアウインドウパネルは確実に支持されて開口全
開中の車両走行時にあつてもリアウインドウパネ
ルががたついて不快な振動音を生ずることがな
い。また、リアウインドウパネルの振動による支
持アームの取付剛性の低下を防止することができ
る。
さらに、車両後方からの衝撃を受けた際に、リ
アウインドウパネルの移動を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の第一の実施例を
示す斜視図及び断面図、第3図は本考案の第二の
実施例を示す断面図、第4図は本考案の第三の実
施例を示す第5図の−線断面図、第5図はノ
ツチバツクタイプの車両のバツクドアを示す斜視
図、第6図は第5図の−線断面相当図、第7
図は開閉式リアウインドウを示す構成図である。 15,35……デツキ部、20……リアウイン
ドウパネル、18,38……ストツパ、22……
リアスポイラ、24……ストツパ部、30……バ
ツクドア、37……接合フランジ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体の後部ウインドウパネルを、車体側に設け
    た案内レールで車体の後部デツキ上に移動可能に
    設けた開閉式リアウインドウを備えた車両であつ
    て、 前記後部デツキ上に、前記ウインドウパネルの
    開口移動が完了したときに、該ウインドウパネル
    の後端部に係合すると共に少なくとも該ウインド
    ウパネルの上下移動及び後方移動を規制し得る係
    止部を有するストツパを設けたことを特徴とする
    開閉式リアウインドウのウインドウパネル支持構
    造。
JP1986022032U 1986-02-20 1986-02-20 Expired - Lifetime JPH055051Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986022032U JPH055051Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986022032U JPH055051Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62137709U JPS62137709U (ja) 1987-08-31
JPH055051Y2 true JPH055051Y2 (ja) 1993-02-09

Family

ID=30819025

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986022032U Expired - Lifetime JPH055051Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

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JP (1) JPH055051Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248822B2 (ja) * 1981-12-15 1987-10-15 Asahi Chemical Ind

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0410097Y2 (ja) * 1985-09-17 1992-03-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248822B2 (ja) * 1981-12-15 1987-10-15 Asahi Chemical Ind

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Publication number Publication date
JPS62137709U (ja) 1987-08-31

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