JPH0410097Y2 - - Google Patents

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JPH0410097Y2
JPH0410097Y2 JP1985140688U JP14068885U JPH0410097Y2 JP H0410097 Y2 JPH0410097 Y2 JP H0410097Y2 JP 1985140688 U JP1985140688 U JP 1985140688U JP 14068885 U JP14068885 U JP 14068885U JP H0410097 Y2 JPH0410097 Y2 JP H0410097Y2
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rear window
opening
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window opening
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動車の車体後部の窓開口を閉塞す
るリヤウインドウパネルを開閉することができる
自動車の開閉式リヤウインドウ構造に関する。
〔従来の技術〕
従来より自動車の車体後部に設けられるリヤウ
インドウの構造は、車体後部の開口にウインドウ
パネルを固定的に取付けるものであつた。即ち、
これは、第4図に示すように、車体1後部に設け
られた窓開口2に透明なリヤウインドウパネル3
を嵌挿して、車体1とリヤウインドウパネル3と
の間にはゴム製のウエザーストリツプ4を設け、
これらの間をシールするようにしたものである
(株式会社山海堂発行「自動車工学全書13巻」参
照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した従来の自動車のリヤウイン
ドウ構造にあつては、リヤウインドウパネル3
は、サイドウインドウパネルのように開放するこ
とはできず、車室内の換気の向上、及び後席搭乗
者の開放感を向上させることはできない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述した問題点を解決して車室内の換
気性能を向上させると共に、乗員の開放感を向上
させるため、自動車の後部窓開口を閉塞するリヤ
ウインドウパネルと、この後部窓開口の後方に位
置し窓開口の下端より後部に延びて前記リヤウイ
ンドウパイプとで側面視略く字状に形成される車
体後部と、前記後部窓開口の両側部外側から前記
車体後部の両側部外側にかけて設けた略く字状の
2本の案内レールと、上記リヤウインドウパネル
の両側部に設けられると共に上記案内レールに沿
つて移動するスライダ。
〔実施例〕
以下本考案に係る自動車のリヤウインドウ構造
の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は本考案に係る自動車のリヤ
ウインドウ構造の実施例を示すものである。
本実施例において、自動車のリヤウインドウ構
造は車体10の後部に設けられた後部窓開口11
を閉塞するリヤウインドウパネル12と、この後
部窓開口の後部に位置し、窓開口の下端より、後
方に延びてリヤウインドウパネルとで側方から見
た形状が略く字状に形成される車体後部と、上記
リヤウインドウパネルを上記車体後部上で窓開口
11の下部にまで移動する移動装置を設けてな
る。この移動装置は第1図に示すように、リヤピ
ラー13の後方部から窓開口11の後部に位置す
る車体(リヤフエンダ)の後方の側端部にかけて
略く字状に湾曲した案内レール14を設け、リヤ
ウインドウパネル12の上下側端部に設けたスラ
イダ15を、この案内レール14に沿つて移動さ
せることによつてリヤウインドウパネル12の開
閉を行なう。本実施例において、この案内レール
14を第2図に示すように、車体の内方に向け開
口16を有すると共に、この開口に沿つてワイヤ
貫通孔17を設けるようにしたもので、その周囲
に合成樹脂製の整流フイン18を形成している。
また本実施例において、上記のスライダ15はモ
ータで駆動され、上記ワイヤ貫通孔17に挿入し
たワイヤ19に接続され、駆動するものとしてい
る。
このスライダは第2図に示すように案内レール
14から突出するアーム20をリヤウインドウパ
ネル12に固定したガイド部材21に取付けるよ
うにしたものである。ガイド部材21は湾曲した
アーム20の先端の取付け部20aを車体幅方向
に移動可能な状態でリヤウインドウパネル12に
取付けるようにしている。この車体幅方向の移動
は窓開口11が台形になつており、2本の案内レ
ール14の間隔が下方に行くほど広がるため、こ
の上下の間隔差を吸収するために設けられてい
る。
従つて本実施例によれば、リヤウインドウパネ
ル12が窓開口11を閉塞した状態から、モータ
でワイヤ19を駆動して、スライダ15を案内レ
ール14にそつて後方に移動させれば、第3図に
示すように、リヤウインドウパネル12は後方に
向け移動して窓開口11は開放される。また窓開
口11が開放状態になつているときから窓開口1
1を閉塞するには、モータを逆転すれば、リヤウ
インドウパネル12は前方に移動して窓開口11
を閉塞する。そして本実施例によれば、リヤウイ
ンドウパネル12を移動させるための装置等は全
て車室外に設けているから、車室のスペースを犠
牲にすることなく開放感及び車室内の換気の向上
を図ることができる。更に本実施例においては、
案内レールに整流フインを形成したから、車体の
空力特性を向上させることができる。
尚、本実施例では、案内レールには整流フイン
を形成したが、これは必ずしも必要ではないこと
は言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、車室内
に特別な装置を配置することなく、よつて車室ス
ペースを犠牲にすることなくリヤウインドウパネ
ルを開放することができ、車室内の換気を良好に
することができ、また車室内の開放感も向上させ
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車のリヤウインドウ
構造の実施例を示す斜視図、第2図は第1図に示
した自動車のリヤウインドウ構造を示す第1図
−線断面図、第3図は第1図に示した自動車の
リヤウインドウ構造の側面図、第4図は従来の自
動車のリヤウインドウ構造を示す自動車の斜視図
である。 11……後部窓開口、12……リヤウインドウ
パネル、14……案内レール、15……スライ
ダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の後部窓開口を閉塞するリヤウインドウ
    パネルと、この後部窓開口の後部に位置し窓開口
    の下端より後方に延びて前記リヤウインドウパネ
    ルとで側面視略く字状に形成される車体後部と、
    前記後部窓開口の両側部外側から前記車体後部の
    両側部外側にかけて設けた略く字状の2本の案内
    レールと、上記リヤウインドウパネルの両側部に
    設けられると共に上記案内レールに沿つて移動す
    るスライダとからなることを特徴とする自動車の
    開閉式リヤウインドウ構造。
JP1985140688U 1985-09-17 1985-09-17 Expired JPH0410097Y2 (ja)

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JP1985140688U JPH0410097Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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JP1985140688U JPH0410097Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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JPS6248822U JPS6248822U (ja) 1987-03-26
JPH0410097Y2 true JPH0410097Y2 (ja) 1992-03-12

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ID=31047771

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JP1985140688U Expired JPH0410097Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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JPH055051Y2 (ja) * 1986-02-20 1993-02-09

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JPS6248822U (ja) 1987-03-26

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