JPH059012U - 自動車用アンテナ - Google Patents

自動車用アンテナ

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JPH059012U
JPH059012U JP6137991U JP6137991U JPH059012U JP H059012 U JPH059012 U JP H059012U JP 6137991 U JP6137991 U JP 6137991U JP 6137991 U JP6137991 U JP 6137991U JP H059012 U JPH059012 U JP H059012U
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JP
Japan
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glass lid
opening
roof
antenna
antenna element
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Pending
Application number
JP6137991U
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English (en)
Inventor
弘 今井
Original Assignee
株式会社城南製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車用アンテナが車体から外方に突出しない
ようにして走行時の風切音発生のおそれをなくする。 【構成】ルーフ1の開口部2に設けたガラスリッド3が
開口部2の後方のルーフ1上にスライドして開となる形
式のサンルーフ装置を装備した自動車において、上記ガ
ラスリッド3にアンテナ素子4を印刷,貼着等の手段で
取付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車用アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車に装備されているラジオのアンテナは、一般に棒状のアンテナが使用さ れ運転席側のフロントピラー上部に出没可能に取付けられるのが普通であり、又 助手席側のフロントピラーとフロントフェンダとの交点付近或はリヤピラーの下 部つけ根部付近に設けられているものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように棒状アンテナを車体外部に突出させる従来のものは、出没機構を 必要とするので構造が複雑である上に、突出した使用状態では走行時風切音が発 生するという課題を有している。
【0004】 このような課題に対処する方法として、自動車のリヤウインドウガラスにアン テナ素子を印刷若しくは貼着して設けることが考えられるが、リヤウインドウガ ラスには通常曇り防止のための熱線が設けられているので、それに更にアンテナ 素子を設けることはなかなか困難であり、後方視界確保の面からもあまり好まし くない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ルーフの一部に設けた開口部にガラスリッドを摺動して開閉作動す るよう取付けたサンルーフタイプの自動車において、該ガラスリッドにアンテナ 素子を印刷若しくは貼着等の手段にて取付けたことを特徴とするものであり、こ れにより上記従来の課題を解消したものである。
【0006】
【実施例】 以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0007】 図において、1はルーフ、2はルーフ1の一部に設けた開口部であり、該開口 部2にはガラスリッド3が設けられる。
【0008】 ガラスリッド3は、開口部2の左右両側下部に前後方向に配設した左右のガイ ドレールにシュー及びリンク機構を介して支持され、該シューには駆動ワイヤの 一端部が固定され、図示のガラスリッド全閉状態から開閉用スイッチを開方向操 作すると駆動モータが一方向に回転し駆動ワイヤが作動してシューを後方へ移動 させ、該シューの後方移動にて先ずリンク機構が作動してガラスリッド3の後部 を所定量上方へ変位させた後、ガラスリッド3は開口部2後方のルーフ上に沿っ て後方へ移動して開となり、上記開閉用スイッチを閉方向操作すると駆動モータ が前記とは反対方向に回転し駆動ワイヤが前記とは逆に作動してガラスリッド3 は前方へ移動した後、上記リンク機構が作動してガラスリッド3の後部を下降さ せ全閉とするものである。
【0009】 上記ガラスリッド3の開閉機構は、例えば特開昭60−248430号公報, 特開昭60−248431号公報,特開昭63−170127号公報等にて従来 より公知の任意のガラスリッド開閉機構を採用できるので、詳しい図示及び説明 は省略する。
【0010】 本考案は上記のようにガラスリッド3がルーフ開口部後方のルーフ面上にスラ イドして開となるようになっているサンルーフ装置を装備した自動車において、 上記ガラスリッド3の上面又は下面にアンテナ素子4を印刷,金属溶射めっき或 は貼着等の手段にて取付けたものである。ガラスリッド3が合せガラスである場 合は合せ面にアンテナ素子4を取付けても良い。
【0011】 該アンテナ素子4のリード線は、例えばガラスリッド3を開閉作動させる駆動 ワイヤの芯線の中に撚り込まれ、該リード線の一端部は駆動ワイヤのシューとの 結合部より延びて上記アンテナ素子4に連結され、該リード線の他端部は駆動ワ イヤの自由端部からガラスリッド3の前後移動ストローク分のたるみをもって車 体内を引きまわされ車載ラジオのアンテナ端子に接続される。尚アンテナ素子と 車載ラジオのアンテナ端子との接続は上記以外の任意の構成を採用できる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上記のようにガラスリッドがルーフ上にスライドして開となる形式の サンルーフ装置装備車において、該ガラスリッドにアンテナ素子を印刷,貼着等 の手段にて取付けたことにより、従来の棒状アンテナを車外に突設したものに比 し走行時の風切音の発生という不具合は完全に解消でき、又リヤウインドウガラ スに設けるものに比し熱線との干渉といった問題は一切なく、構造簡単且つ低コ ストですむという利益をもたらし得ると共に、アンテナ素子が屋根上に位置して いるので機能も良好であり、該アンテナ素子がサンルーフ本来の機能にほとんど 悪影響を与えることがないことと相俟って、実用上多大の効果をもたらし得るも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 ルーフ 2 開口部 3 ガラスリッド 4 アンテナ素子

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ルーフに開口部を設け、該開口部にガラ
    スリッドを設け、該ガラスリッドが上記開口部後方のル
    ーフ上にスライドして開となるサンルーフ装置を装備し
    た自動車において、上記ガラスリッドにアンテナ素子を
    設けたことを特徴とする自動車用アンテナ。
JP6137991U 1991-07-09 1991-07-09 自動車用アンテナ Pending JPH059012U (ja)

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