JPH0626206Y2 - 自動車用シートのヘッドレスト構造 - Google Patents
自動車用シートのヘッドレスト構造Info
- Publication number
- JPH0626206Y2 JPH0626206Y2 JP2838789U JP2838789U JPH0626206Y2 JP H0626206 Y2 JPH0626206 Y2 JP H0626206Y2 JP 2838789 U JP2838789 U JP 2838789U JP 2838789 U JP2838789 U JP 2838789U JP H0626206 Y2 JPH0626206 Y2 JP H0626206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- skin
- pillow speaker
- seat
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は自動車用シートのヘッドレスト構造の改良に関
する。
する。
（従来の技術） 従来、自動車用シートのヘッドレストに、ピロスピーカ
を組込んだものが幾種か実用化されている。
を組込んだものが幾種か実用化されている。
そして、ユーザーの好みに応じてピロスピーカ有りのタ
イプと無しのタイプとが選択できるようになっている。
イプと無しのタイプとが選択できるようになっている。
（考案が解決しようとする課題） ところが、メーカー側でヘッドレストにピロスピーカを
予め組込んでおくものであるから、ユーザーの好みに応
じて選択する場合、シートバックに対してヘッドレスト
が分離できるシートではヘッドレストを、シートバック
にヘッドレストが一体形成されたシートではシートを、
それぞれ交換しなければならず、交換の手間が煩わしい
という問題があった。
予め組込んでおくものであるから、ユーザーの好みに応
じて選択する場合、シートバックに対してヘッドレスト
が分離できるシートではヘッドレストを、シートバック
にヘッドレストが一体形成されたシートではシートを、
それぞれ交換しなければならず、交換の手間が煩わしい
という問題があった。
なお、メーカーでは、標準化のために、全てのヘッドレ
ストの内部にピロスピーカを取付け可能な凹部を形成
し、ピロスピーカ無しのタイプでは、この凹部に別体の
詰め物を嵌め込んでいた。
ストの内部にピロスピーカを取付け可能な凹部を形成
し、ピロスピーカ無しのタイプでは、この凹部に別体の
詰め物を嵌め込んでいた。
本考案は上記問題を解決するためになされたもので、ピ
ロスピーカをディラーあるいはユーザーが簡単に着脱で
きるようにして、煩わしいヘッドレストやシートの交換
を不要にすることを目的とするものである。
ロスピーカをディラーあるいはユーザーが簡単に着脱で
きるようにして、煩わしいヘッドレストやシートの交換
を不要にすることを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） このため本考案は、シートバックの上部にヘッドレスト
が設けられた自動車用シートにおいて、上記ヘッドレス
トの表皮に、該表皮を開閉自在なファスナーが設けら
れ、上記ヘッドレストの内部に、ピロスピーカが取付け
可能な凹部が形成され、該凹部と上記表皮との間に、形
状出しカバーが介設されていることを特徴とするもので
ある。
が設けられた自動車用シートにおいて、上記ヘッドレス
トの表皮に、該表皮を開閉自在なファスナーが設けら
れ、上記ヘッドレストの内部に、ピロスピーカが取付け
可能な凹部が形成され、該凹部と上記表皮との間に、形
状出しカバーが介設されていることを特徴とするもので
ある。
（作用） そしてヘッドレスト表皮のファスナーを開き、ヘッドレ
スト内の凹部にピロスピーカを取付け、あるいは凹部か
らピロスピーカを取外し、該凹部に形状出しカバーを当
てがって表皮を被せ、ファスナーを閉じる。
スト内の凹部にピロスピーカを取付け、あるいは凹部か
らピロスピーカを取外し、該凹部に形状出しカバーを当
てがって表皮を被せ、ファスナーを閉じる。
（考案の効果） 本考案によれば、ヘッドレスト表皮のファスナーの開閉
でピロスピーカの着脱が簡単に行え、従来のようなヘッ
ドレストやシートの交換が不要となる。
でピロスピーカの着脱が簡単に行え、従来のようなヘッ
ドレストやシートの交換が不要となる。
また、ピロスピーカを取外すと、ヘッドレスト内の凹部
を小物入れとして活用できる。
を小物入れとして活用できる。
さらに、凹部に形状出カバーを当てがっているから、ピ
ロスピーカ無しのタイプでも、この凹部に別体の詰め物
を嵌め込む必要がなく、該カバーにより、ヘッドレスト
の剛性が向上し、着座者の頭部の衝撃も緩和することが
できる。
ロスピーカ無しのタイプでも、この凹部に別体の詰め物
を嵌め込む必要がなく、該カバーにより、ヘッドレスト
の剛性が向上し、着座者の頭部の衝撃も緩和することが
できる。
（実施例） 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
る。
第５図に示すように、自動車用シート１０のシートバッ
ク１１の上部には、ヘッドレスト１２が一体形成されて
いる。
ク１１の上部には、ヘッドレスト１２が一体形成されて
いる。
該ヘッドレスト１２の前面表皮１３と後面表皮１４との
間の三周囲にはファスナー１５ａ，１５ｂがそれぞれ設
けられ、ファスナー１５ａ，１５ｂを閉じたときは、前
面表皮１３が閉じられ（第１図参照）、ファスナー１５
ａ，１５ｂを開いたときには前面表皮１３がシートバッ
ク１１の表皮１６との縫着部１７を支点にして下方に開
かれる（第２図参照）。
間の三周囲にはファスナー１５ａ，１５ｂがそれぞれ設
けられ、ファスナー１５ａ，１５ｂを閉じたときは、前
面表皮１３が閉じられ（第１図参照）、ファスナー１５
ａ，１５ｂを開いたときには前面表皮１３がシートバッ
ク１１の表皮１６との縫着部１７を支点にして下方に開
かれる（第２図参照）。
第１図及び第２図に示すように、上記ヘッドレスト１２
の内部の芯材２３には、第７図にも示すように、前面側
に開口した凹部１８が形成され、該凹部１８には、第６
図に示すように、ピロスピーカ１９のボードを嵌め込ん
でねじ２０，２０で取り付けるようになっている。
の内部の芯材２３には、第７図にも示すように、前面側
に開口した凹部１８が形成され、該凹部１８には、第６
図に示すように、ピロスピーカ１９のボードを嵌め込ん
でねじ２０，２０で取り付けるようになっている。
上記前面表皮１３には、閉じられたときにピロスピーカ
１９のスピーカ面に対向する多数の小孔１３ａ，…，１
３ａが明けられている。
１９のスピーカ面に対向する多数の小孔１３ａ，…，１
３ａが明けられている。
上記ヘッドレスト１２の芯材２３の凹部１８の三周囲に
は、凹段部２１が形成され、該凹段部２１には、形状出
しカバー２２が着脱可能に嵌り合う。該カバー２２は、
凹段部２１に嵌り合った状態では、芯材２３の外形状の
一部を形成する。
は、凹段部２１が形成され、該凹段部２１には、形状出
しカバー２２が着脱可能に嵌り合う。該カバー２２は、
凹段部２１に嵌り合った状態では、芯材２３の外形状の
一部を形成する。
該カバー２２は、第３図及び第４図に示すように、合成
樹脂製の形状出しプレート２２ａと、該プレート２２ａ
の前面に貼り付けられたパッド２２ｂとで構成され、形
状出しプレート２２ａはヘッドレスト１２の剛性向上と
衝撃受材として作用し、パッド２２ｂはフィーリング向
上と衝撃緩衝材として作用する。
樹脂製の形状出しプレート２２ａと、該プレート２２ａ
の前面に貼り付けられたパッド２２ｂとで構成され、形
状出しプレート２２ａはヘッドレスト１２の剛性向上と
衝撃受材として作用し、パッド２２ｂはフィーリング向
上と衝撃緩衝材として作用する。
上記カバー２２には、該カバー２２を凹段部２１に嵌め
合わせたときに、ピロスピーカ１９のスピーカ面に対向
する多数の小孔２２ｃ，…，２２ｃが明けられている。
合わせたときに、ピロスピーカ１９のスピーカ面に対向
する多数の小孔２２ｃ，…，２２ｃが明けられている。
上記のような構成であれば、ヘッドレスト１２の前面表
皮１３のファスナー１５ａ，１５ｂを開いて、芯材２３
の凹部１８にピロスピーカ１９をねじ２０で取付ける
か、あるいは、ねじ２０を抜いてピロスピーカ１９を凹
部１８から取外す。
皮１３のファスナー１５ａ，１５ｂを開いて、芯材２３
の凹部１８にピロスピーカ１９をねじ２０で取付ける
か、あるいは、ねじ２０を抜いてピロスピーカ１９を凹
部１８から取外す。
その後、凹部１８の凹段部２１に形状出しカバー２２を
嵌め合わせ、前面表皮１３を被せて、ファスナー１５
ａ，１５ｂを閉じる。
嵌め合わせ、前面表皮１３を被せて、ファスナー１５
ａ，１５ｂを閉じる。
このように、ファスナー１５ａ，１５ｂの開閉のみでピ
ロスピーカ１９の着脱が簡単に行える。
ロスピーカ１９の着脱が簡単に行える。
また、ピロスピーカ１９を取外した場合には、芯材２３
の凹部１８を小物入れとして活用できる。
の凹部１８を小物入れとして活用できる。
第１図は本考案に係るヘッドレスト構造の表皮閉止時の
略画的断面図、第２図は第１図の表皮開放時の略画的断
面図、第３図は形状出しカバーの斜視図、第４図は形状
出しカバーの要部拡大断面図、第５図はシートの斜視
図、第６図はピロスピーカを取付けた表皮開放時のシー
トの斜視図、第７図はピロスピーカを取外した表皮開放
時のシートの斜視図である。 １０……自動車用シート、１１……シートバック、 １２……ヘッドレスト、１３……前面表皮、 １５ａ，１５ｂ……ファスナー、１８……凹部、 １９……ピロスピーカ、２２……形状出しカバー、 ２３……芯材。
略画的断面図、第２図は第１図の表皮開放時の略画的断
面図、第３図は形状出しカバーの斜視図、第４図は形状
出しカバーの要部拡大断面図、第５図はシートの斜視
図、第６図はピロスピーカを取付けた表皮開放時のシー
トの斜視図、第７図はピロスピーカを取外した表皮開放
時のシートの斜視図である。 １０……自動車用シート、１１……シートバック、 １２……ヘッドレスト、１３……前面表皮、 １５ａ，１５ｂ……ファスナー、１８……凹部、 １９……ピロスピーカ、２２……形状出しカバー、 ２３……芯材。
Claims (1)
- 【請求項１】シートバックの上部にヘッドレストが設け
られた自動車用シートにおいて、 上記ヘッドレストの表皮に、該表皮を開閉自在なファス
ナーが設けられ、上記ヘッドレストの内部に、ピロスピ
ーカが取付け可能な凹部が形成され、該凹部と上記表皮
との間に、形状出しカバーが介設されていることを特徴
とする自動車用シートのヘッドレスト構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2838789U JPH0626206Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 自動車用シートのヘッドレスト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2838789U JPH0626206Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 自動車用シートのヘッドレスト構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02119840U JPH02119840U (ja) | 1990-09-27 |
| JPH0626206Y2 true JPH0626206Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31251712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2838789U Expired - Lifetime JPH0626206Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 自動車用シートのヘッドレスト構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626206Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016063979A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 俊徳 加藤 | 生体機能計測装置及び生体機能計測用車両 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4546945B2 (ja) * | 2006-09-06 | 2010-09-22 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用乗員シート |
| JP5118892B2 (ja) * | 2007-05-29 | 2013-01-16 | 株式会社イノアックコーポレーション | ヘッドレストの製造方法 |
| JP5253002B2 (ja) * | 2008-06-06 | 2013-07-31 | 株式会社イノアックコーポレーション | スピーカ付きヘッドレスト |
| JP5313753B2 (ja) * | 2009-04-20 | 2013-10-09 | パナソニック株式会社 | リラックス装置 |
| JP6224430B2 (ja) * | 2013-11-19 | 2017-11-01 | 株式会社タチエス | ヘッドレスト、車両用シート及びヘッドレスト一体型車両用シート |
| US20160100250A1 (en) * | 2014-10-02 | 2016-04-07 | AISIN Technical Center of America, Inc. | Noise-cancelation apparatus for a vehicle headrest |
| US9403454B2 (en) * | 2014-11-17 | 2016-08-02 | Bose Corporation | External attachments for speakers in seats |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP2838789U patent/JPH0626206Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016063979A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 俊徳 加藤 | 生体機能計測装置及び生体機能計測用車両 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02119840U (ja) | 1990-09-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3779172B2 (ja) | 車両用シートの製造方法 | |
| JPH01145416U (ja) | ||
| JPS6454848U (ja) | ||
| JPH0626206Y2 (ja) | 自動車用シートのヘッドレスト構造 | |
| JP5435554B2 (ja) | シートバックのトランクスルー部構造 | |
| JP3729238B2 (ja) | 車両用シートのフレーム構造 | |
| JPH0721162Y2 (ja) | 自動車用ヘッドレスト | |
| JP2535062Y2 (ja) | ヘッドレスト | |
| JPH0434743Y2 (ja) | ||
| JPH0226369Y2 (ja) | ||
| JP4101440B2 (ja) | 車両用シートのガーニッシュ取付構造 | |
| KR102167692B1 (ko) | 벨크로 결합을 이용한 차량용 탈착식 암레스트 | |
| KR102167691B1 (ko) | 밴드부를 구비한 차량용 탈착식 암레스트 | |
| JP2531681Y2 (ja) | ヘッドレスト | |
| JP3396093B2 (ja) | ヘッドレストのホルダー | |
| JPH08117055A (ja) | ヘッドレスト | |
| JP2531679Y2 (ja) | ヘッドレスト | |
| JPS6348232Y2 (ja) | ||
| JPH0642514Y2 (ja) | ヘッドレスト一体シートバック | |
| JPS6314687Y2 (ja) | ||
| JPH0631999Y2 (ja) | 車輌用シートバック | |
| JPH038202B2 (ja) | ||
| KR200193662Y1 (ko) | 자동차용 지압시트커버커버 | |
| JP2536175Y2 (ja) | 自動車用シートにおけるシートバックのパッド | |
| JPH0529592B2 (ja) |