JP2016063979A - 生体機能計測装置及び生体機能計測用車両 - Google Patents

生体機能計測装置及び生体機能計測用車両 Download PDF

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Abstract

【課題】車両シートの内部に生体機能計測用の検知部や計測部を収容することにより、車両内の空きスペースを装置で占めることなく有効に活用でき、被験者への検知部の取り付けを迅速かつ容易に行うことができ、車両内での装置の操作性をより向上させることができる生体機能計測装置及び生体機能計測用車両を提供する。
【解決手段】生体機能計測用車両A内の車両シート2に着座している被験者H(運転者や同乗者)に装着され、被験者Hの生体機能を検知するための検知部3と、検知部3によって検知された検知情報に基づいて、被験者Hの生体機能を計測する計測部4とを有し、検知部3は車両シート2の内部に出し入れ可能に収容されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、生体機能計測装置及び生体機能計測用車両に関し、特に、自動車等の車両内にいる被験者(運転者や同乗者)の脳機能等の生体機能を計測するための生体機能計測装置及び生体機能計測用車両に関する。
近年、自動車等の車両内にいる被験者(運転者や同乗者)の脳機能等の生体機能を計測し、その計測情報に基づいて運転者や同乗者の挙動を評価したり、車両の位置情報、速度情報、運転者の運転動作等との同期をとって交通安全対策や道路環境の改善に役立てることが期待されている。
従来、車両内にいる運転者や同乗者の脳機能等の生体機能を計測する場合、既存の車両にfNIRS(functional near-infrared spectroscopy:機能的近赤外線スペクトロスコピィ)装置、脳波計装置、筋電図計測装置等を搭載して、計測実験を行っていた(以下、従来例1という)。
また、特許文献1には、車両の運転者の脳活動(脳磁図、脳波等)を測定する測定手段と、運転者の身体状態を判定するための参考データを記憶する記憶手段と、検知手段により計測された計測データと記憶手段により記憶された参考データとから運転者の身体状態を判定する演算手段とを有し、演算手段により判定された運転者の身体状態に応じて、身体状態を賦活する賦活装置を有する車両内生体状態監視及び制御システムが提案されている(以下、従来例2という)。
また、特許文献2には、車両シートのヘッドレストに静電結合型電極からなる脳波センサが設置されている技術が提案されている(以下、従来例3という)。
さらに、特許文献3には、車両シートのヘッドレストに脳波検知用の光電界センサが設置されている技術が提案されている(以下、従来例4という)。
なお、特許文献4には、車両シートのヘッドレストの内部にスピーカーユニットが配置された技術が提案され(以下、従来例5という)、特許文献5には車両の運転席のヘッドレストの内部にエアバック装置が配置された技術が提案されている(以下、従来例6という)。
特開2008−6007号公報 特開2011−248535号公報
特開2011−136158号公報 特開2000−323853号公報 特開平10−329636号公報
従来例1では、既存の車両内に計測装置をそのまま搭載しているため、車両内の空きスペースの多くを計測装置で占めてしまい、計測装置の被験者への取り付けに時間や労力を要したり、車両内での計測装置の操作性が悪くなるという課題があった。
また、後側の車両シートに着座している計測者は、計測装置によって視界が遮断され、進行方向の視野が十分に確保できず、計測時に車酔いする等の課題があった。
従来例2においても、従来例と同様に車両内に計測装置をそのまま搭載しているため従来例1と同様な課題があった。また、車両の運転席に振動発生器を設置しているが、車両シートに計測装置を出し入れ可能に収容する点については何ら開示されておらず、それを示唆する記載もない。
従来例3及び従来例4では、被験者の頭部がヘッドレストに設置された脳波センサに常に接触していないと、計測データを得ることができないという課題があった。また、車両シートに計測装置を出し入れ可能に収容する点については何ら開示されておらず、それを示唆する記載もない。
従来例5及び従来例6では、車両シートに計測装置を出し入れ可能に収容する点については何ら開示されておらず、それを示唆する記載もない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、車両シートの内部に生体機能計測用の検知部や計測部を収容することにより、車両内の空きスペースを装置で占めることなく有効に活用でき、被験者への検知部の取り付けを迅速かつ容易に行うことができ、車両内での装置の操作性をより向上させることができる生体機能計測装置及び生体機能計測用車両を提供することを目的とする。
本発明の生体機能計測装置は、車両内の車両シートに着座している被験者に装着され、前記被験者の生体機能を検知するための検知部と、前記検知部によって検知された検知情報に基づいて、前記被験者の生体機能を計測する計測部とを有する生体機能計測装置であって、前記検知部は前記車両シートの内部に出し入れ可能に収容されている、ことを特徴とするものである。
前記計測部は前記車両シートの内部に収容されていてもよい。
前記計測部は、前記車両シートのヘッドレストの内部に収容されていてもよい。
前記車両シートには、前記車両の振動を緩衝して前記計測部を保護する緩衝部が設けられていてもよい。
前記車両シートには、前記計測部の温度を調整する温度調整部が設けられていてもよい。
前記車両シートには、前記計測部に電力を供給するための計測用電源部が設けられていてもよい。
前記検知部は、少なくとも前記被験者の脳の部位に装着されていてもよい。
前記検知部は、前記被験者の脳の部位に装着される第1の検知部と、前記被験者の筋肉の部位に装着される第2の検知部とを有してもよい。
前記第1の検知部は、前記車両シートのヘッドレストの内部に出し入れ可能に収容されていてもよい。
前記ヘッドレストには、蝶番を支点として回動可能な蓋部を有するとともに、前記第1の検知部のファイバーが挿入され、前記蓋部を閉じた時に前記ファイバーを固定する挿入固定穴が形成されていてもよい。
前記車両の天井部には、前記被験者が前記第1の検知部を装着するためのスペースを広げるための開閉窓が設けられていてもよい。
前記蓋部の開閉状態を検知するセンサを有し、前記センサにより前記蓋部が開いた状態であると検知された場合、前記開放窓を開放し、前記センサにより前記蓋部が閉じた状態であると検知された場合、前記開放窓を閉鎖するように制御されてもよい。
本発明の生体機能計測用車両は前記生体機能計測装置を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)車両シートの内部に生体機能計測用の検知部や計測部を収容することにより、車両内の空きスペースを装置で占めることなく有効に活用できる。
(2)車両内の空きスペースが広くなるので、被験者への検知部の取り付けを迅速かつ容易に行うことができる。
(3)車両内の空きスペースが広くなるので、車両内での装置の操作性をより向上させることができる。
(4)車両内の空きスペースが広くなるので、後側の車両シートに着座している計測者の視野を通常の車両と同程度に確保でき、計測時の車酔い等の問題を防止できる。
本発明の第1の実施形態例に係る生体機能計測装置及び生体機能計測用車両の内部を概略的に示す側面図である。 本発明の第1の実施形態例に係る生体機能計測装置の構成を示すブロック図である。 (A)は本発明の第1の実施形態例に係る生体機能計測装置の第1の検知部を被験者の頭部に装着している状態を示す斜視図、(B)は他の形態に係る第1の検知部を被験者の頭部に装着している状態を示す斜視図である。 車両シートのヘッドレストの構成を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態例に係る生体機能計測装置の表示部の表示例を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態例に係る生体機能計測装置を示す側面図である。 (A)〜(C)は、頭髪かき分け具の例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態例に係る生体機能計測装置及び生体機能計測用車両の内部を概略的に示す側面図、図2は本発明の第1の実施形態例に係る生体機能計測装置の構成を示すブロック図、図3(A)は本発明の第1の実施形態例に係る生体機能計測装置の第1の検知部を被験者の頭部に装着している状態を示す斜視図、(B)は他の形態に係る第1の検知部を被験者の頭部に装着している状態を示す斜視図、図4は車両シートのヘッドレストの構成を示す正面図、図5は本発明の第1の実施形態例に係る生体機能計測装置の表示部の表示例を示す説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態例に係る生体機能計測装置1は、生体機能計測用車両A内の車両シート2に着座している被験者H(運転者や同乗者)に装着され、被験者Hの生体機能を検知するための検知部3と、検知部3によって検知された検知情報に基づいて、被験者Hの生体機能を計測する計測部4と、計測部4によって計測された各種データを表示するモニタ、ディスプレイ等の表示部5と、計測部4に電力を供給するための計測用電源部6(バッテリ)とを有する。
計測部4は、前側車両シート2(2a)の下方内部に収容されており、その収容部分には車両の振動を緩衝して計測部4を保護する緩衝材7や緩衝バネ8等からなる緩衝部が設けられている。緩衝部の緩衝材7や緩衝バネ8によって車両の上下左右の振動による計測部4への付加を吸収することが可能となる。
また、計測部4の収容部分には計測部4を所定の温度に調整するためのファン等の温度調整部9が設けられている。
また、車両シート2内は加熱しやすいため、車両シート2内の熱を排出する換気部を設けるのが好ましい。
計測用電源部6は、後側車両シート2bの下方内部に設けられており、車両用電源(図示せず)とは独立して、計測部4だけに電力を供給する専用の電源(バッテリ)である。
これによって、車両の電源を入れていなくても計測作業が可能となり、計測の効率を向上させることが可能となる。なお、検知部3及び表示部5は計測部4を介して電力が供給される。
検知部3は、被験者Hの脳の部位に装着される第1の検知部3aと、被験者Hの筋肉の部位に装着される第2の検知部3bとを有する。
第1の検知部3aは、例えば図3(A)に示すように、被験者Hの前頭部を覆い、後頭部で装着固定できるように帯び状に構成されている。
第1の検知部3aは、例えば被験者Hの脳の所定部位(例えば脳の前頭葉)に光を照射する第1の発光部10(発光素子)と、被験者H内から出射する光を受光し検知する第2の受光部11(受光素子)とを備えている。
第2の検知部3bは、例えば被験者Hの筋肉の所定部位(例えば脚部や腕部)に光を照射する第2の発光部12(発光素子)と、被験者H内から出射する光を受光し検知する第2の受光部13(受光素子)とを備えている。
第1の検知部3aは、図3(B)に示すように、被験者Hの頭部に装着されるホルダ40を有し、そのホルダ40に第1の発光部10を備えた第1のプローブ41と第2の受光部11を備えた第2のプローブ42を取り付けるためのプローブ取付孔40aが所定間隔を隔てて複数形成されているものでもよい。
計測部4は、例えば第1の検知部3a及び第2の検知部3bによって検知された検知情報に基いて、酸化型ヘモグロビンの変化量及び還元型ヘモグロビンの変化量、それらの和である総ヘモグロビン変化量、酸化型ヘモグロビンの変化量と還元型ヘモグロビンの変化量の差である酸素交換変化量等を算出する算出部14と、その算出部14によって算出されたデータを記憶する記憶部15と、算出されたデータに基づいてグラフや表を作成して表示部5に表示させる画像処理部16と有する。
第1の検知部3aは、車両シート2のヘッドレスト17の内部に出し入れ可能に収容されている。
図4に示すように、ヘッドレスト17には、蝶番17a(図1参照)を支点として回動可能な蓋部17bを有するとともに、第1の検知部3aのファイバー18が挿入され、蓋部17bを閉じた時にファイバー18を固定する挿入固定穴17cが形成されている。
生体機能計測用車両Aの天井部には、被験者Hが第1の検知部3aを装着するためのスペースを広げるための開閉窓19が設けられている。
ヘッドレスト17には、蓋部17bの開閉状態を検知するセンサ20を有する(図4参照)。センサ20により蓋部17bが開いた状態であると検知された場合、開閉窓19を開放し、センサ20により蓋部17bが閉じた状態であると検知された場合、開閉窓19を閉鎖するように制御されている。これによって、被験者が第1の検知部3aを装着する時に、開閉窓19が開放されるので、装着作業を迅速かつ容易に行うことが可能となる。
車両シート2にはリール部21が設けられ、リール部21のボタン21aを押すことにより、第1の検知部3aのファイバー18を自動的に巻き取ることが可能である。
第2の検知部3bは、車両シート2の下方内部に開閉扉22を介して出し入れ可能に収容されている。
表示部5は、前側車両シート2の背面側に設けられている。表示部5では、例えば図5に示すように、第1の検知部3a又は第2の検知部3bの各チャンネルのグラフ5a、車両の移動地点や時間との同期を示すグラフ5b、2種類の異なるデータの相関関係を示す二次元ダイアグラム5c等が表示される。
また、生体機能計測用車両Aの車内の画像、外の景色の画像、車両の位置情報、速度情報、運転手の動作情報等のデータを表示部5で表示できるようにしてもよい。
なお、表示部5は車両シート2から着脱可能に取り付けられて、取り外して持ち運びできるようにしてもよい。
前側車両シート2の背面側には蝶番23aを支点として回動可能な操作台23が取り付けられている。この操作台23上にマウスやキーボード等を設置して、各種データを入力したり、操作することができる。
車両シート2には、ノートパソコン等の計測作業に必要な備品を収納するための備品収納室24が設けられていてもよい。
本発明の第1の実施形態例によれば車両シート2の内部に生体機能計測用の検知部3や計測部4を収容することにより、生体機能計測用車両A内の空きスペースを装置で占めることなく有効に活用できる。
また、生体機能計測用車両A内の空きスペースが広くなるので、被験者Hへの検知部3の装着を迅速かつ容易に行うことができる。特に、運転席側と後部座席側のスペースが確保できるため、前側車両シート2aを後側に傾斜させて倒すことにより、検知部3の装着がより容易になる。なお、前側車両シート2aを倒しても車両Aの機能が制限されるものではない。
また、被験者Hの姿勢を自由に設定することができるため、被験者Hが疲れることなく脳計測時間を長くとれるとともに、被験者Hのストレスを軽減して、運転以外の脳反応の混入を軽減できる。
また、生体機能計測用車両A両内の空きスペースが広くなるので、車両内での装置の操作性をより向上させることができる。
さらに、生体機能計測用車両A内の空きスペースが広くなるので、後側車両シート2b席に着座している計測者の視野を通常の車両と同程度に確保でき、計測時の車酔い等の問題を防止できる。
図6は本発明の第2の実施形態例に係る生体機能計測装置を示す側面図である。
図6に示すように、本発明の第2の実施形態例に係る生体機能計測装置30によれば、計測部4が車両シート2のヘッドレスト17の内部に収容されている。これによって、さらに車両シート2を有効に活用することが可能となる。また、ヘッドレスト17には、車両の振動を緩衝して計測部4を保護する緩衝材7や緩衝バネ8等からなる緩衝部が設けられている。
図7(A)〜(C)は、頭髪かき分け具の例を示す斜視図である。
被験者Hの頭部に第1の検知部3aを装着する際、頭髪が遮光になるので、被験者Hの頭髪をかき分けて、毛穴と毛穴の間の頭髪のない状態で、第1の発光部10や第1の受光部11を備えたプローブを設置する必要がある。
従来では、カメラ(内視鏡)でみながらかき分けていたが、内視鏡と、頭髪をかき分ける耳かきや櫛とが分離していたため、両手でそれぞれを持つ必要があったり、助手の補助が必要になる。
そこで、例えば、図7(A)に示すように、ライトアップ可能なカメラ(内視鏡)43の先端に耳かきのような刷毛部44aを一体に取り付けた頭髪かき分け具45を用いてもよい。
また、図7(B)に示すように、ライトアップ可能なカメラ(内視鏡)43の先端に櫛部44bを一体に取り付けた頭髪かき分け具46を用いてもよい。
さらに、図7(C)に示すように、ライトアップ可能なカメラ(内視鏡)43の先端に左右に開閉する開閉部44cを一体に取り付けた頭髪かき分け具47を用いてもよい。
これらの頭髪かき分け具45〜47を用いることにより、第1の検知部3aの装着作業をより効率的に行うことができる。
また、表示部5として車両シート2に設けられたメインモニタとは別にサブモニタを有してもよい。サブモニタは、例えば、図7(A)〜(C)に示したライトアップ可能なカメラ(内視鏡)43に接続することにより、狭いスペースであっても被験者Hの頭部の画像をサブモニタで確認しながら装着作業を行うことができる。この場合、サブモニタは、車両Aの窓ガラス等に接着して設置されたり、被験者Hの左腕などに巻き付けてサブモニタを見ながら右手で操作できるようにしたり、運転席側のドアを開けて装着する場合には、ハンドルに巻き付けて設置されたりしてもよい。
また、モニタは、車両Aの室内、特に被験者Hの運転状況(体の動き、ハンドル操作、アクセル、ブレーキの操作をする下半身の動き)や眼球の動き等の画像を表示して監視したり、自動車走行中の車外の景観の画像を表示して監視するために用いられる。この場合、サブモニタは操作台23に設置されてもよい。
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。
例えば、fNIRS(functional near-infrared spectroscopy:機能的近赤外線スペクトロスコピィ)装置だけでなく、脳波計装置や筋電図計測装置等を車両シート2に収容してもよい。
また、開閉扉19の代わりに、被験者Hの頭部の状態をみることができるようにサブモニタや鏡を設けてもよい。
さらに、検知部3によって検知された検知情報を無線で受信して計測部4に送信するための無線受信システムを車両シート2内に設けてもよい。
本発明の生体機能計測装置及び生体機能計測用車両は、自動車等の車両内にいる被験者(運転者や同乗者)の脳機能等の生体機能を計測するために用いられる。
A:生体機能計測用車両
H:被験者
1:生体機能計測装置
2:車両シート
3:検知部
3a:第1の検知部
3b:第2の検知部
4:計測部
5:表示部
6:計測用電源部
7:緩衝材(緩衝部)
8:緩衝バネ(緩衝部)
9:温度調整部
10:第1の発光部
11:第2の受光部
12:第2の発光部
13:第2の受光部
14:算出部
15:記憶部
16:画像処理部
17:ヘッドレスト
18:ファイバー
19:開閉窓
20:センサ
21:リール部
22:開閉扉
23:操作台
24:備品収納室
30:生体機能計測装置
40:ホルダ
41:第1のプローブ
42:第2のプローブ
43:ライトアップ可能なカメラ(内視鏡)
45〜47:頭髪かき分け具

Claims (12)

  1. 車両内の車両シートに着座している被験者に装着され、前記被験者の生体機能を検知するための検知部と、前記検知部によって検知された検知情報に基づいて、前記被験者の生体機能を計測する計測部とを有する生体機能計測装置であって、
    前記検知部は前記車両シートの内部に出し入れ可能に収容されている、
    ことを特徴とする生体機能計測装置。
  2. 前記計測部は前記車両シートの内部に収容されていることを特徴とする請求項1に記載の生体機能計測装置。
  3. 前記計測部は、前記車両シートのヘッドレストの内部に収容されていることを特徴とする請求項2に記載の生体機能計測装置。
  4. 前記車両シートには、前記車両の振動を緩衝して前記計測部を保護する緩衝部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の生体機能計測装置。
  5. 前記車両シートには、前記計測部の温度を調整する温度調整部が設けられていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1つの項に記載の生体機能計測装置。
  6. 前記車両シートには、前記計測部に電力を供給するための計測用電源部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つの項に記載の生体機能計測装置。
  7. 前記検知部は、少なくとも前記被験者の脳の部位に装着されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つの項に記載の生体機能計測装置。
  8. 前記検知部は、前記被験者の脳の部位に装着される第1の検知部と、前記被験者の筋肉の部位に装着される第2の検知部とを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つの項に記載の生体機能計測装置。
  9. 前記第1の検知部は、前記車両シートのヘッドレストの内部に出し入れ可能に収容されていることを特徴とする請求項8に記載の生体機能計測装置。
  10. 前記ヘッドレストには、蝶番を支点として回動可能な蓋部を有するとともに、前記第1の検知部のファイバーが挿入され、前記蓋部を閉じた時に前記ファイバーを固定する挿入固定穴が形成されている、ことを特徴とする請求項9に記載の生体機能計測装置。
  11. 前記車両の天井部には、前記被験者が前記第1の検知部を装着するためのスペースを広げるための開閉窓が設けられ、
    前記蓋部の開閉状態を検知するセンサを有し、前記センサにより前記蓋部が開いた状態であると検知された場合、前記開放窓を開放し、前記センサにより前記蓋部が閉じた状態であると検知された場合、前記開放窓を閉鎖するように制御される、ことを特徴とする請求項10に記載の生体機能計測装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1つの項に記載の生体機能計測装置を有することを特徴とする生体機能計測用車両
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